JP2016067248A - クコの実の乳酸菌発酵物、該発酵物を含む化粧品、飲食品、医薬品、並びにdna修復促進剤 - Google Patents

クコの実の乳酸菌発酵物、該発酵物を含む化粧品、飲食品、医薬品、並びにdna修復促進剤 Download PDF

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Abstract

【課題】DNAの修復促進剤を提供することを課題とする。
【解決手段】クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られることを特徴とする発酵物。
【選択図】なし

Description

本発明は、クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られる発酵物、該発酵物を含む化粧品、飲食品、医薬品、並びにDNA修復促進剤に関する。
老化の原因は、代謝機能の低下、DNA損傷蓄積及び不安定化、酸化的ストレス等であると考えられている。その中でもDNAの損傷蓄積及び不安定化は、老化との関連性が特に高いことが示されている。たとえば、早老症として知られているウェルナー症候群やハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群、コケイン症候群や色素性乾皮症は、いずれも遺伝子異常によってDNAの損傷蓄積及び不安定化がおこりやすくなっているために発症することが知られている。
紫外線等の外部刺激によって表皮細胞や線維芽細胞のDNAに損傷が生じると、皮膚のシワ、しみ、たるみ等が生じ、皮膚の老化が起こると考えられている。
表皮細胞や線維芽細胞のDNAに損傷が生じると、速やかにDNA修復機構が働き損傷DNAの修復がはかられるが、修復機能の低下等により徐々にDNA損傷は蓄積していき、皮膚組織の代謝や再生能力が低下する。そして、DNAダメージ修復の遅延や不完全な修復により、細胞老化が促進する。従って、表皮細胞や線維芽細胞のDNAの修復促進が、皮膚組織の恒常性維持のために非常に重要であり、その方法が必要とされている。
一方、クコ(学名:Lycium chinense)は、ナス科クコ属の落葉低木であり、化粧品材料として使用されることが知られている(特許文献1)。
特公平6−86388号公報
本発明は、上記現状に鑑み、DNAの修復促進剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られる発酵物が、優れたDNA修復促進作用を有することを見出した。
本発明者らは、上記以外にも下記するように種々の新知見を得て、さらに鋭意検討を重ねて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、以下の発酵物等に関する。
[1]クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られることを特徴とする発酵物。
[2]乳酸菌が、DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)である前記[1]に記載の発酵物。
[3]前記[1]又は[2]に記載の発酵物を含有することを特徴とする化粧品。
[4]前記[1]又は[2]に記載の発酵物を含有することを特徴とする飲食品。
[5]前記[1]又は[2]に記載の発酵物を含有することを特徴とする医薬品。
[6]前記[1]又は[2]に記載の発酵物を含有することを特徴とするDNA修復促進剤。
本発明によれば、DNAの修復を促進することができる。
クコの実の乳酸菌発酵物がヒト皮膚細胞株であるHaCaT細胞のDNA損傷レベルへ及ぼす影響を示す試験例1のデータである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の発酵物は、クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られることを特徴とする。該発酵物は、本明細書中において、クコの実の乳酸菌発酵物ともいう。
<クコの実の乳酸菌発酵物>
本発明において使用されるクコとしては、特に限定されないが、例えば、クコ、ナガバクコ等が挙げられ、通常は、従来公知の取得方法により得られるものを使用することができる。クコは、日本、朝鮮、中国、台湾等に分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。
本発明において、クコの実として、クコの実の処理物が使用されてよい。すなわち、本発明において使用されるクコの実としては、例えば、従来公知の採取方法により得られるものをそのまま使用することができるし、従来公知の方法により得られるものを、水洗いしただけのもの、水洗いしてさらに乾燥したもの、水洗いして蒸した後乾燥したもの、それらを任意の大きさに裁断、粉砕、又はペースト状化したもの等を使用することができる。
また、クコの実としては、天然品、栽培品もその加工品も支障なく本発明で使用できる。加工品としては、例えば、クコの実の乾燥物、裁断物、粉砕物、抽出物、ペースト等が挙げられる。前記乾燥方法、裁断方法、粉砕方法、抽出方法、ペースト化方法としては、従来公知の方法を使用することができる。
本発明において使用されるクコの実としては、クコの実と抽出溶媒との混合物に加熱等の処理を施して得られる、クコの実の抽出物が好ましい。該抽出物の作製において、クコの実と抽出溶媒の配合割合は、特に限定されないが、例えば、クコの実/抽出溶媒の重量比が約1/2〜1/10となるように混合することが好ましい。
前記加熱温度は、前記混合物の重量等により適宜選択され得るが、例えば、約40〜100度である。前記加熱時間は、前記混合物の重量等により適宜選択され得るが、例えば、約10〜120分間である。また、作製した抽出物を、常法を用いて滅菌することが好ましい。滅菌方法は、特に限定されないが、例えば、加熱滅菌、高圧滅菌、濾過滅菌等を使用することができる。
また、前記抽出溶媒としては、特に限定されないが、例えば、蒸留水、イオン交換水、生理食塩水等の水、有機溶媒等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を組合せて使用することができる。前記有機溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、t−ブタノール等の低級アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン等のケトン類;酢酸エチルエステル等のエステル類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を組合せて使用することができる。前記抽出溶媒は、好ましくは、水、エタノール、イソプロパノール、1,3−ブチレングリコール等であり、より好ましくは、水、エタノール等である。
前記クコの実の抽出物の中でも、クコの実を含有する水を加熱することにより得られる熱水抽出物(以下、クコの実の熱水抽出物ともいう)が好ましい。該熱水抽出方法は、特に限定されず、従来公知の植物の熱水抽出物作製方法に従ってよい。
本発明において使用されるラクトバチルス属の乳酸菌としては、特に限定されないが、例えば、ラクトバチルス・ブフネリ(Lactobacillus buchneri)、ラクトバチルス・パラブフネリ(Lactobacillus parabuchneri)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)、ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバチルス・デルブリュッキイ(Lactobacillus delbrueckii)、ラクトバチルス・ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)、ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)、ラクトバチルス・ケフィア(Lactobacillus kefir)、ラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・ラムノーサス(Lactobacillus rhamnosus)、ラクトバチルス・サリバリウス(Lactobacillus salivarius)等が挙げられ、好ましくは、ラクトバチルス・ブフネリ(Lactobacillus buchneri)、ラクトバチルス・パラブフネリ(Lactobacillus parabuchneri)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)、ラクトバチルス・ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)、ラクトバチルス・ケフィア(Lactobacillus kefir)、ラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・ラムノーサス(Lactobacillus rhamnosus)等、より好ましくは、(ラクトバチルス・ブフネリ(Lactobacillus buchneri)、ラクトバチルス・パラブフネリ(Lactobacillus parabuchneri)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)等である。これらはいずれも公知の乳酸菌であり、公知の細胞供給施設(例えばATCC(American Type Culture Collection))より入手可能である。
前記ラクトバチルス属の乳酸菌の中でも、DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)が好ましい。DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)は、独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許微生物寄託センター(住所:郵便番号292−0818 日本国 千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に寄託されている(受託日:平成26年(2014年)8月19日、受託番号:NITE P―01918)。尚、該DNBL04045D株は、ラクトバチルス・ブフネリである。
本発明において、クコの実を、ラクトバチルス属の乳酸菌を用いて発酵する方法は、クコの実とラクトバチルス属の乳酸菌を接触させて発酵する方法であれば特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。乳酸菌を用いた発酵方法は、従来十分に確立されていて、本発明もそれに従ってよい。
前記乳酸菌発酵方法としては、例えば、ラクトバチルス属の乳酸菌を含有する培地に、前記クコの実の抽出物等のクコの実を添加し、培養する方法が挙げられる。該発酵方法としては、さらに詳細には、乳酸菌を培地に接種して培養し、遠心分離により菌体を得た後、該菌体を水(例えば、滅菌蒸留水、滅菌リン酸緩衝生理食塩水等)に懸濁し、該懸濁液に前記クコの実の抽出物等のクコの実を加えて発酵する方法等を使用することができる。また、前記滅菌方法としては、特に限定されないが、例えば、加熱滅菌、高圧滅菌、濾過滅菌等が挙げられ、従来公知の方法を使用することができる。
尚、前記乳酸菌発酵に用いる乳酸菌は生菌体のままでもよい。生菌体としては、増殖期の菌体でも良いし、休止菌体を用いても良い。あるいは、適宜溶媒により固定・乾燥を経た死滅粉体を用いても良いが、生菌体が好ましい。死滅粉体は、従来公知の方法を用いて取得することができる。
前記乳酸菌発酵において使用される培地としては、特に限定されないが、例えば、乳酸菌の培養に通常使用される炭素源、窒素源、ミネラル源等を含むもの等を使用することができ、天然培地又は合成培地等を用いることができる。該培地は、好ましくは、液体培地である。
炭素源としては、特に限定されないが、例えば、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、ラクトース、スクロース、セロビオース、廃糖蜜、グリセロール等が挙げられ、好ましくは、グルコースである。
窒素源としては、特に限定されないが、無機態窒素源としては、例えば、アンモニア、アンモニウム塩等が挙げられ、有機態窒素源としては、例えば、ペプトン、ポリペプトン、尿素、アミノ酸、タンパク質、大豆ペプチド等のペプチド類等が挙げられる。窒素源は、好ましくは、ペプトン、ポリペプトン、ペプチド、アミノ酸等である。
ミネラル源としては、特に限定されないが、酵母エキスや肉エキスの他、K、P、Mg、S等を含む、例えば、リン酸一水素カリウム、リン酸二水素カリウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。これらの炭素源、窒素源、ミネラル源は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
培地中の炭素源及び窒素源の濃度は、乳酸菌が生育できる通常の濃度であればよく、特に限定されない。
前記培地は、前記の窒素源、炭素源、ミネラル源に加えて、さらに、無機質、有機質、pH緩衝剤等を添加しても良い。無機質や有機質としては、特に限定されないが、例えば、硫酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、リン酸カリウム、塩化マグネシウム、酢酸ナトリウム、食塩、鉄、マンガン、モリブデン、各種ビタミン類等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を組合せて使用することができる。
pH緩衝剤としては、特に限定されないが、例えば、炭酸カルシウム等が好ましく挙げられる。
前記培地のpHは、例えば約3〜7とすることが好ましく、約5〜7とすることがより好ましい。pHを制御してもよく、酸又はアルカリを用いてpHの調整を行うことができる。
また、前記培地は、本発明の効果を奏する限り、上述したクコの実以外の成分や添加剤を含んでもよい。
また、培地として、前記クコの実の抽出物や、該抽出物以外のクコの実と水との懸濁液を使用することもでき、常法を用いて該培地を減菌した後、該培地に乳酸菌を直接接種して培養することにより、クコの実の乳酸菌発酵物を取得することもできる。
前記乳酸菌発酵において、前記クコの実の抽出物等のクコの実の使用量は、特に限定されないが、クコの実の乾燥重量として、培地全量に対して、例えば約1〜50重量%であり、好ましくは約5〜40重量%であり、より好ましくは約10〜30重量%である。尚、該使用量は、クコの実の抽出物の場合は、該抽出物の乾燥重量に換算した値である。
前記乳酸菌発酵において、発酵温度は、発酵が効率的に実施できれば特に限定されないが、例えば約4〜50℃であり、約25〜37℃が好ましい。
また、発酵時間は、前記培地の組成、該培地の乳酸菌接種量、前記発酵温度等に応じて適宜設定され得るが、例えば約12〜336時間であり、約24〜168時間が好ましい。乳酸菌発酵は、好気条件下で行ってもよく、嫌気条件下で行っても良い。
本発明のクコの実の乳酸菌発酵物としては、上述のようにしてクコの実を乳酸菌発酵して得られた生産物をそのまま使用することができるし、該生産物を、抽出溶媒を用いた抽出、ろ過、遠心分離等によって粗精製又は精製したものを使用することができるし、該粗精製又は精製後にさらに滅菌又は殺菌(加熱殺菌等)、希釈、濃縮、乾燥(凍結乾燥等)、結晶化、再結晶等を行ったものを使用することもできる。該抽出、ろ過、遠心分離、粗精製又は精製、滅菌又は殺菌、希釈、濃縮、乾燥、凍結乾燥、結晶化、再結晶の方法は、特に限定されず、常法に従ってよい。また、前記抽出溶媒としては、上述したクコの実の抽出物を作製する際に使用可能な抽出溶媒を使用することができる。
<化粧品>
本発明は、上述した本発明の発酵物を含有する化粧品も含む。本発明の発酵物はDNAの修復促進作用を有するため、本発明の発酵物を含有する本発明の化粧品はDNAの修復促進作用を有し、本発明の化粧品は、皮膚のシワ、しみ、たるみ等の皮膚の老化を予防、改善することができる。
本発明における化粧品としては、本発明の発酵物を含有するものであれば特に限定されず、薬用化粧品等の薬事法における定義では医薬部外品に分類されるものも含む。
本発明の化粧品の形状は、特に限定されず、例えば、液体状、流動状、半固形状等が挙げられる。また、本発明の化粧品の形態は、特に限定されず、例えば、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、エアゾール剤、不織布に薬液を含浸させたシート剤等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤等であり、より好ましくは、液剤、乳剤、クリーム剤等である。
本発明の化粧品の具体的な用途は、特に限定されないが、例えば、化粧水、化粧用乳液、化粧用オイル、ジェル、クリーム、美容液、日焼け止め用化粧料、パック、マスク、ハンドクリーム、ボディローション、ボディークリーム等の基礎化粧品;洗顔料、メイク落とし、ボディーシャンプー、シャンプー、リンス、トリートメント等の洗浄用化粧品;化粧下地、ファウンデーション、フェイスパウダー、水おしろい、おしろい、ドーラン、アイシャドーベース、アイシャドー、ノーズシャドー、リップペンシル、口紅、リップグロス、頬紅、各種カラー等のメイクアップ化粧料;シャンプー、ドライシャンプー、コンディショナー、リンス、リンスインシャンプー、トリートメント、ヘアトニック、整髪料、髪油、ポマード、ヘアカラーリング剤などのヘアケア用品;歯磨剤、リップクリーム、石鹸、ボディソープ等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、化粧水、化粧用乳液、化粧用オイル、ジェル、クリーム、美容液、日焼け止め用化粧料等であり、より好ましくは、化粧水、化粧用乳液、クリーム、美容液等である。
本発明の化粧品が医薬部外品である場合の具体的な用途は、特に限定されないが、例えば、薬用化粧品、薬用石鹸、薬用歯磨剤、制汗剤、薬用クリーム、育毛剤、染毛剤、うがい薬、ドリンク剤、口中清涼剤、健胃薬、口腔咽頭薬、コンタクトレンズ装着薬、殺菌消毒薬、しもやけ用薬、消化薬、生薬含有保健薬、整腸薬、鼻づまり改善薬、ビタミン含有保健薬、入浴剤等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、薬用化粧品、薬用クリーム、育毛剤等である。
本発明の化粧品の製造方法は、本発明の発酵物を成分として使用する方法であれば特に限定されず、従来公知の方法を使用することができる。例えば、該発酵物を、常法により、化粧品の製造時にそのまま、あるいは乳化、可溶化、分散化して配合することにより製造することができる。
本発明の化粧品に含まれる本発明の発酵物の配合量は、化粧品の種類や配合成分等により適宜選択でき、特に限定されないが、例えば、該発酵物の乾燥重量に換算して、化粧品全量に対して、好ましくは約0.0001〜5重量%、より好ましくは約0.002〜0.1重量%、さらに好ましくは約0.005〜0.04重量%である。この配合量は、液剤、乳剤、クリーム剤等の形態又は基礎化粧品、洗浄用化粧品等の用途に限定されない。これらの範囲であれば、適量の使用によって十分なDNA修復促進効果を得ることができる。
本発明の化粧品は、本発明の効果を奏することになる限り、本発明の発酵物と共に、化粧品に一般的に使用され得る基剤又は担体、及び必要に応じて添加剤やその他の有効成分を配合することができる。
前記基剤又は担体としては、特に限定されないが、例えば、パラフィン、流動パラフィン、スクワラン、白ロウ、ゲル化炭化水素(プラスチベース等)、オゾケライト、セレシン、ワセリン、ハードファット、マイクロクリスタリンワックス、α−オレフィンオリゴマー、軽質流動パラフィン等の炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル(トリオクタノイン)、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のトリ脂肪酸グリセリド;セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニルポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキル変性シリコーン、デカメチルシクロペンタシロキサン、エチルトリシロキサン、メチルトリメチコン、メチルシロキサン網状重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、メチルハイドロジェンポリシロキサン、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルヘキシルジメチコン、ジメチルポリシロキサン等のシリコーン油;エチレングリコールモノアセタート、エチレングリコールジアセタート、トリエチレングリコールジアセタート、ヘキシレングリコールジアセタート、及び2−メチル−2−プロペン−1,1−ジオールジアセタート等のグリコールアセタート;トリエチレングリコールジバレラート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチラート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチラート等のグリコールエステル;エチレングリコールジアクリラート、ジエチレングリコールジアクリラート、プロピレングリコールモノアクリラート、2,2−ジメチル−トリメチレングリコールジアクリラート、及び1,3−ブチレングリコールジアクリラート等のグリコールアクリラート;エチレングリコールジニトラート、ジエチレングリコールジニトラート、トリエチレングリコールジニトラート、及びプロピレングリコールジニトラート等のグリコールジニトラート;2,2′−[1,4−フェニレンジオキシ]ジエタノール;エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体;ポリビニルピロリドン;カラギーナン;ポリビニルブチラート;ポリエチレングリコール;ジオキサン;ブチレングリコールアジピン酸ポリエステル;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスエリット等のエステル類;デキストリン、マルトデキストリン等の多糖類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等のグリコールエーテル;水等の水系基剤等が挙げられる。これらの基剤又は担体は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記添加剤としては、特に限定されないが、例えば、酸化防止剤、界面活性剤、増粘剤、保存剤、pH調整剤、安定化剤、防腐剤、着色剤、及び香料等が挙げられる。これらの添加剤は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ソルビン酸、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体(アスコルビン酸リン酸エステル等)、トコフェロール、トコフェロール誘導体、エリソルビン酸、L−システイン塩酸塩等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ステアリルアミン、オレイルアミン等のアミン類;ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等のシリコーン系界面活性剤等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、キサンタンガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリエチレングリコール、ベントナイト、アルギン酸、マクロゴール、並びにセルロース系増粘剤(メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びカルボキシエチルセルロース等)及びこれらの塩等が挙げられる。
保存剤、防腐剤としては、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、クロロブタノール、ソルビン酸及びその塩、グルコン酸クロルヘキシジン、アルカンジオール、及びグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、無機酸(塩酸、硫酸等)、有機酸(乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウム等)、無機塩基(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等)、有機塩基(トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)等が挙げられる。
安定化剤としては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エデト酸塩等が挙げられる。
前記その他の有効成分としては、特に限定されないが、例えば、保湿成分、抗炎症成分、抗菌又は殺菌成分、ビタミン類、ペプチド又はその誘導体(エステル、アミド等)、細胞賦活化成分、血行促進成分、角質軟化成分、美白成分、収斂成分等が挙げられる。これらの有効成分は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
保湿成分としては、例えば、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、キチン、キトサン等の高分子化合物;乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子;セラミド、コレステロール、リン脂質等の脂質;カミツレエキス、ハマメリスエキス、チャエキス、シソエキス等の植物抽出エキス等が挙げられる。
抗炎症成分としては、例えば、植物(例えば、コンフリー)に由来する成分、アラントイン、グリチルリチン酸又はその誘導体、酸化亜鉛、塩酸ピリドキシン、酢酸トコフェロール、サリチル酸又はその誘導体、ε-アミノカプロン酸等が挙げられる。
抗菌又は殺菌成分としては、例えば、エタノール、クロルヘキシジン、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、アクリノール、イオウ、レゾルシン、塩化ベンゼトニウム、アダパレン、過酸化ベンゾイル、クリンダマイシン、クレゾール、グルコン酸及びその誘導体、ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素、イソプロピルメチルフェノール、トリクロカルバン、トリクロサン、感光素101号、感光素201号、パラベン、フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、塩酸アルキルジアミノグリシン、グルコン酸クロルヘキシジン、パラフェノールスルホン酸亜鉛等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のレチノール誘導体、レチナール、レチノイン酸、レチノイン酸メチル、レチノイン酸エチル、レチノイン酸レチノール、d−δ−トコフェリルレチノエート、α−トコフェリルレチノエート、β−トコフェリルレチノエート等のビタミンA類;dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロールカルシウム等のビタミンE類;リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンテトラ酪酸エステル、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、リボフラビンテトラニコチン酸エステル等のビタミンB2類;ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸β−ブトキシエチル、ニコチン酸1−(4−メチルフェニル)エチル等のニコチン酸類;アスコルビゲン−A、アスコルビン酸ステアリン酸エステル、アスコルビン酸パルミチン酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル等のビタミンC類;メチルヘスペリジン、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類;フィロキノン、ファルノキノン等のビタミンK類、γ−オリザノール、ジベンゾイルチアミン、ジベンゾイルチアミン塩酸塩;チアミン塩酸塩、チアミンセチル塩酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンラウリル塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンモノリン酸塩、チアミンリジン塩、チアミントリリン酸塩、チアミンモノリン酸エステルリン酸塩、チアミンモノリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル塩酸塩、チアミントリリン酸エステル、チアミントリリン酸エステルモノリン酸塩等のビタミンB1類;塩酸ピリドキシン、酢酸ピリドキシン、塩酸ピリドキサール、5’−リン酸ピリドキサール、塩酸ピリドキサミン等のビタミンB6類;シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、デオキシアデノシルコバラミン等のビタミンB12類;葉酸、プテロイルグルタミン酸等の葉酸類;ニコチン酸、ニコチン酸アミド等のニコチン酸類;パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)、D−パンテサイン、D−パンテチン、補酵素A、パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;ビオチン、ビオチシン等のビオチン類;アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸誘導体であるビタミンC類;カルニチン、フェルラ酸、α−リポ酸、オロット酸等のビタミン様作用因子等が挙げられる。
ペプチド又はその誘導体としては、例えば、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、エラスチン分解ペプチド、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、加水分解大豆蛋白、小麦蛋白、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド(パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等)等が挙げられる。
細胞賦活化成分としては、例えば、レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類等のビタミン類;グリコール酸、乳酸等のα-ヒドロキシ酸類;タンニン、フラボノイド、サポニン、アラントイン、感光素301号等が挙げられる。
老化防止成分としては、パンガミン酸、カイネチン、ウルソール酸、ウコンエキス、スフィンゴシン誘導体、ケイ素、ケイ酸、N−メチル−L−セリン、メバロノラクトン等が挙げられる。
血行促進作用成分としては、例えば、植物(例えば、オタネニンジン、アシタバ、アルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エンメイソウ、オランダカシ、カミツレ、ローマカミツレ、カロット、ゲンチアナ、ゴボウ、コメ、サンザシ、シイタケ、セイヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ニンニク、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、ローズマリー、ローズヒップ、モモ、アンズ、クルミ、トウモロコシ)に由来する成分;グルコシルヘスペリジン等が挙げられる。
角質軟化成分としては、例えば、サリチル酸、グリコール酸、フルーツ酸、フィチン酸、イオウ等が挙げられる。
美白成分としては、例えば、アスコルビン酸とその誘導体(リン酸エステル等)、アルブチン、トコフェロール等が挙げられる。
収斂成分としては、例えば、パラフェノールスルホン酸亜鉛、酸化亜鉛、メントール、エタノール等が挙げられる。
本発明の化粧品の使用方法は、特に限定されず、使用対象の皮膚の状態、年齢、性別等によって適宜選択することができるが、例えば、1日数回(例えば、1日1〜5回、好ましくは1日1〜3回)、適量(例えば、約0.005〜0.5g)を皮膚に適用(塗布、噴霧、貼付等)すれば良い。
本発明の化粧品は、顔、首、手、足、指、胴、頭皮等のどのような皮膚にでも適用することができる。
本発明の化粧品の適用量は、特に限定されず、化粧品の種類や成分等により適宜変更され得るが、本発明の発酵物によるDNA修復促進効果を効果的に得られる点で、本発明の発酵物の乾燥重量に換算して、例えば、成人1日当たり、好ましくは約0.001〜10mg/cm(皮膚面積)であり、より好ましくは、約0.01〜1mg/cm(皮膚面積)である。
<飲食品>
本発明は、上述した本発明の発酵物を含有する飲食品も含む。本発明において、飲食品とは、経口的に摂取されるものを意味する。
本発明における飲食品としては、特に限定されないが、例えば、健康食品、サプリメント、食品添加物、飲料、半固形食品、固形食品、粉末又は顆粒食品等が挙げられ、好ましくは、健康食品、サプリメント、飲料等、より好ましくは、健康食品等である。
前記健康食品とは、保健、健康維持・増進等の目的とした食品組成物を意味し、認可された特定機能性食品や、特定機能性食品として認可のないいわゆる健康食品が含まれる。前記健康食品は、特に限定されないが、液体、半固形、固形、粉末又は顆粒の製品等が挙げられ、例えば、クッキー、せんべい、ゼリー、ようかん、ヨーグルト、まんじゅう等の菓子類、清涼飲料、栄養飲料、スープ等が挙げられる。粉末の場合は、そのままお湯や水に溶かして飲用しても良い。
前記サプリメントとは、栄養素等を補うための栄養補助食品、栄養機能食品等を意味するだけではなく、健康の保持・回復・増進等のために役立つ機能等を有する健康補助食品、健康機能食品等をも意味する。サプリメントの形状としては、特に限定されないが、例えば、タブレット状、丸状、カプセル(ハードカプセル、ソフトカプセル、マイクロカプセルを含む)状、粉末状、顆粒状、細粒状、トローチ状、液状(シロップ状、乳状、懸濁状を含む)等が挙げられる。
前記食品添加物とは、特に限定されないが、例えば、乳糖、デキストリン、コーンスターチ、結晶セルロース等の賦形剤;ステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の滑沢剤;カルボキシメチルセルロースカルシウム、無水リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム等の崩壊剤;デンプン糊液、ヒドロキシプロピルセルロース液、アラビアガム液等の結合剤;アラビアガム、ポリソルベート80等の溶解補助剤、砂糖、果糖、ブドウ糖液糖、ハチミツ、アスパルテーム等の甘味料;β−カロテン、食用タール色素、リボフラビン等の着色料;ソルビン酸、パラオキシ安息香酸メチル、亜硫酸ナトリウム等の保存料;アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム等の増粘剤;BHT、BHA、アスコルビン酸、トコフェロール等の酸化防止剤;ハッカ、ストロベリー香料等の香料;クエン酸、乳糖、DL−リンゴ酸等の酸味料;DL−アラニン、5´−イノシン酸ナトリウム、L−グルタミン酸ナトリウム等の調味料;グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤;クエン酸、クエン酸三ナトリウム等のpH調整剤;ビタミン類;ミネラル類;アミノ酸類等に本発明のクコの実の乳酸菌発酵物を配合したものでよく、種々の食品に添加される。食品添加物は、好ましくは、種々の公知の食品、飲料等に添加するのがよい。
前記飲料としては、特に限定されないが、例えば、スープ、味噌汁等の飲食品;インスタントコーヒー、インスタント紅茶、インスタントミルク、インスタントスープ、インスタント味噌汁等の粉末飲食品;ウイスキー、バーボン、スピリッツ、リキュール、ワイン、果実酒、日本酒、中国酒、焼酎、ビール、アルコール度数1%以下のノンアルコールビール、発泡酒、酎ハイ等のアルコール飲料;果汁(例えば、リンゴ、ミカン、ブドウ、バナナ、ナシ、ウメの果汁等)入り飲料、野菜汁(例えば、トマト、ニンジン、セロリ、キュウリ、スイカの野菜汁等)入り飲料、果汁および野菜汁入り飲料、清涼飲料水、牛乳、豆乳、乳飲料、ドリンクタイプのヨーグルト、コーヒー、ココア、茶飲料(紅茶、緑茶、麦茶、玄米茶、煎茶、玉露茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ウコン茶、プーアル茶、ルイボスティー茶、ローズ茶、キク茶、ハーブ茶(例えば、ミント茶、ジャスミン茶)等)、栄養ドリンク、スポーツ飲料、ミネラルウォーター等の非アルコール飲料等が挙げられる。
前記の半固形食品又は固形食品としては、特に限定されないが、例えば、ドロップ、キャンディー、チューインガム等の菓子類;クッキー、クラッカー、ビスケット、ポテトチップス、パン、ケーキ、チョコレート、ドーナツ、プリン、ゼリー等の洋菓子;煎餅、羊羹、大福、おはぎ、饅頭、カステラ等の和菓子;アイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベット、ジェラート等の冷菓;うどん、そば、きしめん等の麺類;かまぼこ、魚肉ソーセージ等の魚肉練り製品;ハム、ソーセージ、ハンバーグ、コーンビーフ等の畜肉製品;塩、胡椒、みそ、しょう油、ソース、ドレッシング、マヨネーズ、ケチャップ、甘味料、辛味料等の調味類;明石焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば、焼きうどん等の鉄板焼き食品;チーズ、ヨーグルト等の乳製品;納豆、厚揚げ、豆腐、こんにゃく、団子、漬物、佃煮、餃子、シューマイ、コロッケ、サンドイッチ、ピザ、ハンバーガー、サラダ等の各種総菜;ビーフ、ポーク、チキン等の畜産物;海老、帆立、蜆、昆布等の水産物等が挙げられる。
前記粉末又は顆粒食品としては、特に限定されないが、例えば、野菜・果実類、植物、酵母、藻類等を粉末にした各種粉末;油脂類・香料類(バニラ、柑橘類、かつお等)を粉末固形化したもの等が挙げられる。
本発明の飲食品の製造方法は、本発明の発酵物を原料として含有する方法であれば特に限定されず、従来公知の方法を使用することができる。本発明の発酵物は、本発明の飲食品の製造過程において、常法により添加又は配合され得る。
本発明の飲食品に含まれる本発明の発酵物の配合量は、特に限定されず、飲食品の種類や成分等により適宜変更され得るが、例えば、飲食品が液体状の場合は、特に限定されないが、前記発酵物の乾燥重量に換算して、飲食品全量に対して、約0.0001〜40重量%が好ましく、約0.001〜0.5重量%がより好ましい。前記配合量は、飲食品が粉末状又は顆粒状の場合は、特に限定されないが、前記発酵物の乾燥重量に換算して、例えば、約0.0001〜40重量%が好ましく、約0.001〜0.5重量%がより好ましい。前記配合量は、飲食品が固形又は半固形状の場合は、特に限定されないが、前記発酵物の乾燥重量に換算して、例えば、約0.0001〜40重量%が好ましく、約0.001〜0.5重量%がより好ましい。これらの範囲であれば、適量の使用によって十分なDNA修復促進効果を得ることができる。
本発明の飲食品の摂取において、本発明の発酵物の摂取量は、特に限定されず、飲食品の種類や成分等により適宜変更され得るが、該発酵物によるDNA修復促進効果を効果的に得られる点で、該発酵物の乾燥重量に換算して、例えば、成人1日当たり、好ましくは約0.001〜300mg/kg(体重)であり、より好ましくは、約0.1〜100mg/kg(体重)である。
本発明の飲食品は、本発明の発酵物以外の成分1種又は2種以上を、飲食品の種類に合わせて適宜含有することができる。前記発酵物以外の成分としては、特に限定されず、飲食品に一般的に使用される成分を、本発明の飲食品の製造過程において、所望により、公知方法に従って、適宜添加又は配合することができる。
<医薬品>
本発明は、本発明の発酵物を含有する医薬品も含有する。
本発明の医薬品は、ヒトや他の哺乳動物(例えば、ラット、マウス、ウサギ、ヒツジ、ブタ、ウシ、ネコ、イヌ、サル等)に対して投与することができる。
本発明の医薬品の製造方法は、本発明の発酵物を原料に含んで製造されるものであれば、特に限定されず、従来公知の方法に従って製造することができる。
本発明の医薬品の投与方法は、特に限定されず、経口投与、非経口投与のいずれであっても良く、動脈内、静脈内、筋肉内、皮下、腹腔内、直腸内へ、又は経呼吸、経皮、経鼻、経眼等による全身又は局所への投与等の方法により行うことができる。投与経路は、本発明の剤を使用する投与対象の種、年齢、体重等に応じて適宜選択することができる。投与方法は、好ましくは、経口投与、静脈内投与等である。
経口投与の場合の剤型としては、特に限定されないが、例えば、錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、丸剤、トローチ剤、カプセル剤等の固形剤;エリキシル、シロップ、懸濁液等の液剤等が挙げられる。非経口投与の場合の剤型としては、特に限定されないが、例えば、注射剤、経皮剤、経腸剤、点滴剤、外用剤、坐剤等が挙げられる。
本発明の医薬品の形状は、特に限定されないが、例えば、液体状、流動状、ゲル状、半固形状、固体状等が挙げられる。また、用時調製により、液体状、流動状、ゲル状、半固形状、固体状等になったものも含まれる。
本発明の医薬品中に含まれる本発明の発酵物の含有量は、特に限定されないが、該発酵物の乾燥重量に換算して、医薬品の全量に対して、例えば約0.001〜50重量%であり、好ましくは約0.05〜5重量%である。これらの範囲であれば、適量の使用によって十分なDNA修復促進効果を得ることができる。
本発明の医薬品の投与量は、剤型、投与ルート、投与対象の種、年齢、体重等に応じて適宜選択されるが、経口投与の場合、本発明の発酵物の乾燥重量に換算して、成人1日当たり、例えば約0.001〜1000mgであり、好ましくは約0.05〜500mgであり、より好ましくは約0.5〜100mgである。
非経口投与の場合は、その1回投与量は、投与対象の状態、症状、投与方法などによっても異なるが、例えば注射剤では、通常例えば体重1kg当たり約0.001〜1000mg、好ましくは約0.01〜50mg、より好ましくは約0.01〜20mgを静脈に投与する。1日当たりの総投与量は、単一投与量であっても分割投与量であってもよい。これらの範囲であれば、適量の使用によって十分なDNA修復促進効果を得ることができる。
また、投与回数も、剤型、投与対象等に応じて適宜選択され、1回投与とするか、ある間隔をおいて持続投与とすることもできる。持続投与の場合、投与間隔は1日1回から数ヶ月に1回でも良い。
本発明の医薬品は、何れの剤型の場合も、本発明の発酵物に加えて、薬学的に許容される基剤又は担体、薬学的に許容される添加剤、本発明の発酵物以外の生理活性成分又は薬理活性成分等を含むことができる。
本発明の医薬品に使用される基剤又は担体は、特に限定されないが、例えば、水、エタノール等の極性溶媒の水溶液のような水性溶媒;デンプン、乳糖、白糖、マンニトール、セルロース、コーンスターチ、無機塩等の固形担体;多価アルコール;植物油;油性基剤等が挙げられる。注射剤の基剤又は担体としては、注射用蒸留水、生理用食塩水等が挙げられる。
基剤又は担体は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明の医薬品に使用される薬学的に許容される添加剤としては、例えば、界面活性剤、香料又は清涼化剤、防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤、pH調節剤、等張化剤、キレート剤、緩衝剤、安定化剤、抗酸化剤、及び粘稠化剤等が挙げられる。添加剤は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
薬学的に許容される添加剤の具体例を以下に例示する。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン(以下、「POE」ということもある)−ポリオキシプロピレン(以下、「POP」ということもある)ブロックコポリマー(例えば、ポロクサマー407、ポロクサマー235、ポロクサマー188)、エチレンジアミンのPOE-POPブロックコポリマー付加物(例えば、ポロキサミン)、POEソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ポリソルベート20、ポリソルベート60、ポリソルベート80(TO−10等))、POE硬化ヒマシ油(例えば、POE(60)硬化ヒマシ油(HCO−60等))、POEヒマシ油、POEアルキルエーテル(例えば、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル)、及びステアリン酸ポリオキシルのような非イオン性界面活性剤;グリシン型両性界面活性剤(例えば、アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルポリアミノエチルグリシン)、及びベタイン型両性界面活性剤(例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、イミダゾリニウムベタイン)のような両性界面活性剤;並びにアルキル4級アンモニウム塩(例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム)のような陽イオン界面活性剤等が挙げられる。尚、括弧内の数字は付加モル数を示す。
香料又は清涼化剤としては、例えば、カンフル、ボルネオール、テルペン類(これらはd体、l体又はdl体のいずれでも良い)、ハッカ水、ユーカリ油、ベルガモット油、アネトール、オイゲノール、ゲラニオール、メントール、リモネン、ハッカ油、ペパーミント油、及びローズ油のような精油等が挙げられる。
防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤としては、例えば、塩化ポリドロニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、安息香酸ナトリウム、エタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、クロロブタノール、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、硫酸オキシキノリン、フェネチルアルコール、ベンジルアルコール、ビグアニド化合物(具体的には、ポリヘキサメチレンビグアニド又はその塩酸塩等)、及びグローキル(ローディア社製)等が挙げられる。
pH調節剤としては、例えば、塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、硫酸、及びリン酸等が挙げられる。
等張化剤としては、例えば、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、グリセリン、及びプロピレングリコール等が挙げられる。
キレート剤としては、例えば、アスコルビン酸、エデト酸四ナトリウム、エデト酸ナトリウム、及びクエン酸等が挙げられる。
緩衝剤としては、例えば、リン酸緩衝剤;クエン酸、クエン酸ナトリウムのようなクエン酸緩衝剤;酢酸、酢酸カリウム、酢酸ナトリウムのような酢酸緩衝剤;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムのような炭酸緩衝剤;ホウ酸、ホウ砂のようなホウ酸緩衝剤;タウリン、アスパラギン酸及びその塩類(カリウム塩等)、イプシロン−アミノカプロン酸のようなアミノ酸緩衝剤等が挙げられる。
安定化剤としては、例えば、トロメタモール、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート(ロンガリット)、トコフェロール、ピロ亜硫酸ナトリウム、モノエタノールアミン、モノステアリン酸アルミニウム、及びモノステアリン酸グリセリン等が挙げられる。
抗酸化剤としては、例えば、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体(アスコルビン酸-2-硫酸2ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸-2-リン酸マグネシウム、アスコルビン酸-2-リン酸ナトリウム等)、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等の水溶性抗酸化剤等が挙げられる。
粘稠化剤としては、例えば、グアーガム、ヒドロキシプロピルグアーガム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムのようなセルロース系高分子化合物、アラビアゴム、カラヤガム、キサンタンガム、寒天、アルギン酸、α−シクロデキストリン、デキストリン、デキストラン、ヘパリン、ヘパリノイド、ヘパリン硫酸、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸塩(ナトリウム塩等)、コンドロイチン硫酸ナトリウム、デンプン、キチン及びその誘導体、キトサン及びその誘導体、カラギーナン、ソルビトール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリビニルメタアクリレートのようなポリビニル系高分子化合物、ポリアクリル酸のアルカリ金属塩(ナトリウム塩、及びカリウム塩等)、ポリアクリル酸のアミン塩(モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等)、ポリアクリル酸のアンモニウム塩のようなカルボキシビニルポリマー、カゼイン、ゼラチン、コラーゲン、ペクチン、エラスチン、セラミド、流動パラフィン、グリセリン、ポリエチレングリコール、マクロゴール、ポリエチレンイミンアルギン酸塩(ナトリウム塩等)、アルギン酸エステル(プロピレングリコールエステル等)、トラガント末、並びにトリイソプロパノールアミン等が挙げられる。
これらの添加剤は、医薬組成物のみならず、食品、食品添加剤、健康食品、サプリメントにも使用可能である。
本発明の医薬品は、本発明の発酵物以外の他の生理活性成分又は薬理活性成分も配合されてよく、例えば、ビタミン類、アミノ酸類、抗菌薬成分又は殺菌薬成分、糖類、高分子化合物、セルロース又はその誘導体、及び局所麻酔薬成分等が挙げられる。これらの薬剤の具体例を以下に例示する。
ビタミン類としては、例えば、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、塩酸ピリドキシン、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、リン酸ピリドキサール、シアノコバラミン、パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、アスコルビン酸、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、コハク酸トコフェロール、コハク酸トコフェロールカルシウム、及びユビキノン誘導体等が挙げられる。
アミノ酸類としては、例えば、アミノエチルスルホン酸(タウリン)、グルタミン酸、クレアチニン、アスパラギン酸ナトリウム、アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸マグネシウム・カリウム混合物、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸マグネシウム、イプシロン−アミノカプロン酸、グリシン、アラニン、アルギニン、リジン、γ−アミノ酪酸、γ−アミノ吉草酸、及びコンドロイチン硫酸ナトリウム等が挙げられる。これらはd体、l体又はdl体のいずれでも良い。
抗菌薬成分又は殺菌薬成分としては、例えば、アルキルポリアミノエチルグリシン、クロラムフェニコール、スルファメトキサゾール、スルフイソキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム、スルフイソキサゾールジエタノールアミン、スルフイソキサゾールモノエタノールアミン、スルフイソメゾールナトリウム、スルフイソミジンナトリウム、オフロキサシン、ノルフロキサシン、レボフロキサシン、塩酸ロメフロキサシン、及びアシクロビル等が挙げられる。
糖類としては、例えば、単糖類、二糖類、具体的にはグルコース、マルトース、トレハロース、スクロース、シクロデキストリン、キシリトール、ソルビトール、マンニトール等が挙げられる。
高分子化合物としては、例えば、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、デキストリン、デキストラン、ペクチン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ポリビニルアルコール(完全、または部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、マクロゴールおよびその薬学的に許容される塩類等が挙げられる。
セルロース又はその誘導体としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシエチルセルロース、ニトロセルロース等が挙げられる。
局所麻酔薬成分としては、例えば、クロロブタノール、塩酸プロカイン、塩酸リドカイン等が挙げられる。
上述した本発明の化粧品、飲食品及び医薬品は、通常、常法により、容器又は袋に収容することができる。容器又は袋は、化粧品、飲食品及び医薬品の容器として使用可能なものであれば特に限定されず、本発明の発酵物、化粧品、飲食品及び医薬品の形態、形状、剤型に応じて、従来公知のものを適宜選択して使用することができる。
<DNA修復促進剤>
本発明は、本発明の発酵物を含有するDNA修復促進剤も含む。
本発明の発酵物は、DNA修復促進成分である。
本発明において、「DNA修復促進剤」とは、損傷DNAの修復を促進する剤をいう。また、「損傷DNA」とは、DNA損傷によって生成した修飾ヌクレオシド及び該修飾ヌクレオシド残基を含むポリヌクレオチドをいう。前記修飾ヌクレオシド残基としては、例えば、シクロブタン型ピリミジンダイマー(CPD)、6−4光産物(6−4PP)等が挙げられる。DNA損傷は、細胞の正常なDNAが、例えば、紫外線、活性酸素、変異原性物質等に曝露されること等により起こる。
本発明において、損傷DNAの修復に対する促進性は、例えば、コントロールの細胞における損傷DNAの損傷レベル(シクロブタン型ピリミジンダイマー量)を100%として換算した、本発明のDNA修復促進剤を添加した細胞におけるDNA損傷レベルが、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下、さらに好ましくは75%以下となるように、損傷DNAの修復を促進することをいう。前記換算は、後述の実施例の方法を用いて行うことができる。
本発明のDNA修復促進剤は、上述した本発明の化粧品、飲食品、及び医薬品等として使用することができる。また、該DNA修復促進剤の摂取において、本発明の発酵物の摂取量は、特に限定されず、化粧品、飲食品、及び医薬品等の用途によって適宜変更され得るが、例えば、成人1日当たり、本発明の発酵物の乾燥重量に換算して、好ましくは約0.0001〜100mg/kg(体重)であり、より好ましくは約0.01〜10mg/kg(体重)である。
本発明のDNA修復促進剤は、所望に応じて、損傷DNAの修復促進性を発現するための助剤等を含有していてもよい。該助剤は、特に限定されず、従来公知のものを使用することができる。
本発明を以下の実施例及び比較例によって具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
<クコの実の乳酸菌発酵物>
(実施例1)
クコの実200gに水800mLを添加しミキサーで粉砕した後、90℃1時間抽出処理を行った。それをろ過して得られたろ液を121℃10分間オートクレーブし滅菌したものを、クコの実の熱水抽出物(クコエキス)とした。
乳酸菌DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)を一般乳酸菌接種用培地(ニッスイ)45mLに接種し、3日間37℃にて静置培養を行った。3000rpm、15分の条件で遠心分離処理し集菌した後、これを水45mLに懸濁した。クコエキス45mLに乳酸菌水懸濁液を5mLを添加し、37℃にて2日間発酵させた。その後、発酵液20mLに対してエタノールを30mL加えよく撹拌した後、ろ過し、クコの実の乳酸菌発酵物(クコ発酵エキス)を得た。
(実施例2〜4)
実施例1において、乳酸菌を、表1に記載の各種乳酸菌に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行い、クコ発酵エキスを得た。尚、実施例2〜4で使用された各種乳酸菌は、菌株系統保存機関から購入したものを使用した。表1において、実施例2のJCM1559は、ラクトバチルス・ブレビスJCM1559株を示す。実施例3のNBRC12005は、ラクトバチルス・ブレビスNBRC12005株を示す。実施例4のNBRC15883は、ラクトバチルス・カゼイNBRC15883株を示す。
<DNA損傷修復効果>
(試験例1)
HaCaT細胞を2×10個ずつ6ウェルプレートに10%FBS−DMEM培地を用いて播種した。24時間後、紫外線UVB(10J/m^2)照射し、直ちに実施例1〜4で各種乳酸菌を用いて作製したクコ発酵エキスを、又は実施例1で作製したクコエキスを(比較例1)、最終濃度0.1(w/w)%になるように添加した。18時間後、リン酸緩衝生理食塩水(PBS(−))で細胞をリンスした後、0.4N水酸化ナトリウム 10mM エデト酸ナトリウム溶液を1mLずつ各ウェルに加えることによって細胞溶解液を得た。スロットブロッティングの装置(バイトラッド)を用い、各細胞溶液を1000倍希釈したものを0.5mLずつブロッティングし、抗シクロブタン型ピリミジンダイマー抗体(フナコシ)を反応させた後、西洋ワサビペルオキシダーゼ標識2次抗体を反応させた。ECL検出キット(アマシャム)を用いて発光させシクロブタン型ピリミジンダイマーレベルを検出器LAS−4000(フジフィルム)を用いて測定した。エキスを添加していないもの(コントロール)の損傷レベル(シクロブタン型ピリミジンダイマー量)を100%として、エキス添加したもののDNA損傷レベルを換算した。結果を表1及び図1に示す。
表1及び図1の結果から、コントロール及び乳酸菌未発酵のクコエキスを用いて処理した比較例1との間では、DNA損傷レベルに大きな差が見られなかった。一方、クコ発酵エキスを用いて処理した実施例1〜4では、コントロール及び比較例1に対して顕著なDNA損傷レベルの減少が確認された。すなわち、実施例1〜4では、損傷DNAが修復された。
この結果から、クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌を用いて発酵して得られる発酵物は、DNA修復促進作用を有することがわかった。
(実施例5)
クコの実200gに水800mLを添加しミキサーで粉砕した後、90℃1時間抽出処理を行った。それをろ過して得られたろ液を121℃10分間オートクレーブし滅菌したものをクコエキスとした。
乳酸菌DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)を一般乳酸菌接種用培地(ニッスイ)45mLに接種し、3日間37℃にて静置培養を行った。3000rpm、15分の条件で遠心分離処理し集菌した後、これを水50mLに懸濁した。クコエキス450mLに乳酸菌水懸濁液50mLを添加し、37℃にて2日間発酵させた。その後、発酵液500mLに対してエタノールを500mL加えよく撹拌した後、ろ過し、クコ発酵エキスを得た。
上記で得られたクコ発酵エキス500mLをロータリーエバポレーターで100mLにまで濃縮した後、凍結乾燥することによって、クコ発酵エキス乾燥物11.2gを得た。
<処方例>
以下に、本発明の処方例を示す。
(処方例1:顆粒食品の製造)
下記組成の顆粒食品を、以下の調製法に従って製造した。
成分 重量(g)
クコ発酵エキス乾燥物(実施例5) 1.0
大豆サポニン 3.0
黒酢エキス 2.0
リンゴファイバー 2.0
レシチン 1.0
フラクトオリゴ糖 2.0
果糖 1.0
粉末酢 0.1
シクロデキストリン 1.0
蜂蜜 1.0
骨粉 1.0
デキストリン 4.9
各成分を混合した後、水を噴霧して造粒を行い、入風温度80℃で乾燥して、顆粒状食品を得た。
(処方例2:硬ゼラチンカプセルの製造)
下記組成の硬ゼラチンカプセルを、以下の調製法に従って製造した。
成分 重量(mg/カプセル)
クコ発酵エキス乾燥物(実施例5) 20
デンプン 100
セルロース 100
各成分を混合し均一に混合した後、ゼラチンカプセルに封入し、硬ゼラチンカプセルを得た。
(処方例3:錠剤の製造)
下記組成の錠剤を、以下の調製法に従って製造した。
成分 重量(mg/錠剤)
クコ発酵エキス乾燥物(実施例5) 100
セルロース 400
二酸化ケイ素 10
ステアリン酸 5
各成分を混合し均一に混合した後、打錠し、錠剤を得た
(処方例4:洗顔クリームの製造)
下記組成の洗顔クリームを、以下の調製法に従って製造した。
成分A、成分B及び成分Cの合計が100重量%となるように、各成分A〜Cを以下の割合で処方した。まず、成分Aの混合物を加熱溶解して80℃に保持した。次いで、別途80℃で加熱溶解した成分Bの混合物を成分Aの混合物に添加して充分撹拌した。その後、撹拌しながら冷却を行い、50℃にて成分Cの混合物を加え、洗顔クリームを得た
「成分A」
成分 重量%
ミリスチン酸 14.0
ステアリン酸 12.0
ラウリン酸 3.5
オレイルアルコール 1.5
ヤシ油脂脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.5
「成分B」
成分 重量%
濃グリセリン 18.0
水酸化カリウム 7.0
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残部
「成分C」
成分 重量%
クコ発酵エキス(実施例1) 0.5
香料 適量
(処方例5:化粧水の製造)
下記組成の化粧水を、以下の調製法に従って製造した。
合計が100重量%となるように以下の成分を処方した。全ての成分を室温にて混合及び撹拌して均一な溶液とし、pHを5.5に調整して、化粧水を得た
成分 重量%
濃グリセリン 4.0
ソルビット 4.0
クエン酸ナトリウム 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
クコ発酵エキス(実施例1) 0.2
エタノール 15.0
香料 0.005
クエン酸 適量
精製水 残部
(処方例6:乳液の製造)
下記組成の乳液を、以下の調製法に従って製造した。
成分D、成分E及び成分Fの合計が100重量%となるように、各成分D〜Fを以下の割合で処方した。まず、成分Dの混合物を加熱溶解して80℃に保持した。次いで、別途80℃で加熱溶解した成分Eの混合物を成分Dの混合物に添加して充分撹拌した。その後、撹拌しながら冷却を行い、50℃にて成分Fの混合物を加え、乳液を得た。
「成分D」
成分 重量%
ショ糖脂肪酸エステル 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.06
水酸化カリウム 0.028
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残部
「成分E」
成分 重量%
オリーブ油 4.0
ホホバ油 4.0
乳酸ミリスチル 2.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5
親油型モノステアリン酸グリセリン 1.5
「成分F」
成分 重量%
クコ発酵エキス(実施例1) 0.5
香料 0.2
本発明の発酵物、化粧品、飲食品及び医薬品は、DNA修復促進作用を有するため、表皮細胞や線維芽細胞のDNA損傷によって発生する皮膚のシワ、しみ、たるみ等の皮膚の老化を予防、改善することができる。

Claims (6)

  1. クコの実をラクトバチルス属の乳酸菌で発酵して得られることを特徴とする発酵物。
  2. 乳酸菌が、DNBL04045D株(受託番号:NITE P―01918)である請求項1に記載の発酵物。
  3. 請求項1又は2に記載の発酵物を含有することを特徴とする化粧品。
  4. 請求項1又は2に記載の発酵物を含有することを特徴とする飲食品。
  5. 請求項1又は2に記載の発酵物を含有することを特徴とする医薬品。
  6. 請求項1又は2に記載の発酵物を含有することを特徴とするDNA修復促進剤。
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