JP2016066924A - 通信装置、サーバ装置、提供装置および視聴データ収集システム - Google Patents

通信装置、サーバ装置、提供装置および視聴データ収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を効果的に測定する視聴データ提供システムを提供する。
【解決手段】視聴データ収集システムは、コンテンツを受信及び再生する手段と、ユーザによる端末への操作内容を示す機器操作情報を記録する手段と、コンテンツの再生時における、機器操作情報に示されるユーザの操作内容に基づいて、ユーザがコンテンツを視聴したか否かを判断し、その判断結果を視聴データとして記録する手段とを有する。視聴データ収集システムは、複数の端末に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザによるコンテンツの視聴可否を判断し、判断結果を視聴データとして記録する。視聴データ収集システムは、収集した視聴データに基づき、複数のユーザの視聴傾向に応じて、コンテンツの視聴を促すリコメンド情報を配信する。
【選択図】図8

Description

本開示は、テレビ放送などのコンテンツを視聴している視聴者の視聴状況を収集するための視聴データ収集システムに関し、特に、視聴者がコンテンツを視聴していることをより詳細に収集するための技術に関する。
近年、情報通信技術の発展に伴って、テレビジョン放送などのコンテンツを視聴するための機器が広く普及している。例えば、視聴者は、ワンセグ受信機能を備えた携帯電話機、タブレット端末、ラップトップ型のPC(Personal Computer)、デジタル放送を受信可能なテレビ受信機、表示装置とともに使用されるSTB(Set Top Box)などを利用して、例えば放送局等から送信される映像コンテンツを視聴することができる。
これらテレビジョン放送などのコンテンツは、配信事業者によって視聴者に配信される。コンテンツを視聴する視聴者の数が多いほど、配信事業者によって広告を配信するスポンサーにとっては、広告を配信する価値が高まると考えられている。例えば、スポンサーにとっては、コンテンツの視聴状況を把握することで、広告を配信するか否かを決定するための判断材料を得ることができる。また、コンテンツを制作する番組制作会社などの制作事業者にとっても、コンテンツの視聴状況を把握することで、例えば、制作したコンテンツの商業的な価値を推定すること、より創作的価値の高いコンテンツ制作のためのフィードバックを得られること等の利点がある。
従来から、テレビジョン放送では視聴率の調査が行われており、このような視聴率の調査に加えて、視聴者がどの程度、集中して番組を見ているかという、より詳細な視聴情報を取得するために、様々な技術が検討されている。例えば、特開2003−111106号公報(特許文献1)は、視聴者に生体センサを装着して視聴者の生体情報を計測し、生体センサからの生体情報の変化の状態から、視聴者の視聴対象に対する集中度を判定することで、視聴者の実際の視聴状況(興味の度合い等)を調べることができる技術を記載している。
特開2003−111106号公報
特許文献1に記載された技術によると、生体情報の変化による視聴者の集中度を利用して、視聴者の実際の視聴状況を判定している。しかし、視聴者が集中していることと、生体情報の変化とに相関が成り立たないことがあり、その結果、視聴者の実際の視聴状況を収集しているとは言えない場合があり得る。例えば、視聴者の体質によっても生体情報の計測結果が異なり得ること、生体情報が変化していなくても視聴者が集中していることがある。
したがって、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を効果的に測定する別の技術が必要とされている。
一実施形態によると、視聴データ収集システムが提供される。視聴データ収集システムは、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される。通信装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された送信部とを備える。サーバ装置は、記憶部と、通信装置から通信網を介して機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。
別の実施形態に従うと、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。サーバ装置は、記憶部と、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、通信装置から通信網を介して受信するように構成された通信部と、サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。
別の実施形態に従うと、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置が提供される。サーバ装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、通信装置から通信網を介して受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。通信装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された送信部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。通信装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、通信装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置が提供される。通信装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された通信部と、通信装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する送信部とを含む。
別の実施形態に従うと、通信装置およびサーバ装置を含み、通信装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。通信装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、通信装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける提供装置が提供される。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する送信部とを含む。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置が提供される。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。表示装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。提供装置は、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける提供装置が提供される。表示装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。提供装置は、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する送信部とを含む。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置が提供される。表示装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。提供装置は、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。表示装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。提供装置は、通信網を介してサーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を第2の通信部により受信し、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、受信した機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、受信した機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置が提供される。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、受信した機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。
別の実施形態に従うと、通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける提供装置が提供される。通信装置は、通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、サーバ装置の動作を制御する制御部とを備える。制御部は、機器操作情報に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、判断処理部による判断結果を示す視聴データを記憶部により記憶するように構成されている。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、放送波の受信時における通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、受信した機器操作情報をサーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含む。
別の実施形態に従うと、複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。複数の通信装置の各々は、各通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、複数の通信装置それぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
別の実施形態に従うと、複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける提供装置が提供される。複数の通信装置の各々は、各通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、複数の通信装置それぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。
別の実施形態に従うと、複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける複数の通信装置が提供される。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、複数の通信装置それぞれから受信するように構成された通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備える。制御部は、複数の通信装置それぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。複数の通信装置の各々は、各通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。
別の実施形態に従うと、複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、提供装置とサーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおけるサーバ装置が提供される。複数の通信装置の各々は、各通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された機器操作情報を提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える。提供装置は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備える。第1の制御部は、複数の通信装置それぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、判断処理部による判断結果を示す視聴データをサーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む。サーバ装置は、記憶部と、提供装置から通信網を介して視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、受信した視聴データを記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える。
一実施形態に従う視聴データ収集システムによると、ユーザが操作する対象となる機器への操作状況に応じて、ユーザがコンテンツを視聴しているか否かを判定することができ、視聴状況を効果的に測定することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施の形態1の視聴データ収集システム1の構成を示す図である。 無線通信装置10の構成を示すブロック図である。 サーバ20の構成を示すブロック図である。 機器操作情報261のデータ構造と、視聴チャネル情報262のデータ構造とを示す図である。 視聴データ263のデータ構造を示す図である。 視聴割合データ265のデータ構造を示す図である。 番組視聴状況データ266のデータ構造を示す図である。 視聴データ収集システム1において、無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20が判断し、判断結果を示す視聴データを生成する処理を示すフローチャートである。 放送局93がサーバ20から視聴割合データ265を取得する処理を示すフローチャートである。 番組製作会社95がサーバ20から番組視聴状況データ266を取得する処理を示すフローチャートである。 機器操作情報261に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20が判断するための判断基準274Aを示す図である。 実施の形態2の無線通信装置10Bの構成を示すブロック図である。 実施の形態2のサーバ20Bの構成を示すブロック図である。 無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を受信したか否かを無線通信装置10が判断し、判断結果を示す視聴データを生成し、生成した視聴データを無線通信装置10がサーバ20へ送信する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の視聴データ収集システム3の構成を示す図である。 実施の形態3の無線通信装置10Cの構成を示すブロック図である。 実施の形態3の視聴データ提供装置40の構成を示すブロック図である。 実施の形態3のサーバ20Cの構成を示すブロック図である。 視聴データ263Zのデータ構造を示す図である。 視聴データ提供装置40の制御部407が、無線通信装置10Cの機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。 実施の形態4の視聴データ提供システム4の構成を示す図である。 実施の形態4の無線通信装置10Dの構成を示す図である。 実施の形態4の視聴データ提供装置40Dの構成を示すブロック図である。 実施の形態4のサーバ20Dの構成を示すブロック図である。 視聴データ提供装置40Dの制御部407が、無線通信装置10Dの機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。 実施の形態5の操作情報提供装置40Eの構成を示すブロック図である。 サーバ20Eの構成を示すブロック図である。 無線通信装置10Cの機器操作情報を操作情報提供装置40Eが収集し、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20Eが判断し、判断結果を示す視聴データを生成する処理を示すフローチャートである。 実施の形態6の視聴データ収集システム6の構成を示す図である。 実施の形態6の視聴データ提供装置40Fの構成を示すブロック図である。 機器操作情報463のデータ構造を示す図である。 視聴データ提供装置40Fの制御部407が、複数の無線通信装置の機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。 機器操作情報463に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを視聴データ提供装置40Fが判断するための判断基準を示す図である。 視聴データ提供装置40Fの制御部407が、無線通信装置それぞれの機器操作情報に基づいて、ユーザによる放送番組の視聴可否を判断し、その判断結果に重みづけをして、放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。 複数の無線通信装置のそれぞれに割り当てられた重みづけ係数と、各無線通信装置についての視聴可否の判断結果とを用いた演算の演算結果を示す図である。 実施の形態7のサーバ20Gの構成を示す図である。 サーバ20Gが番組リコメンド情報267を生成して視聴データ提供装置へ配信する処理を示すフローチャートである。 サーバ20Gが視聴データ提供装置40Fへ送信する番組リコメンド情報267に示されるおすすめの番組を、視聴データ提供装置40Fのディスプレイ404に表示する一例を示す図である。 実施の形態8の視聴データ収集システム8の構成を示す図である。 実施の形態8の無線通信装置10Hの構成を示す図である。 実施の形態8のサーバ20Hの構成を示す図である。 サーバ20Hは番組リコメンド情報267を生成して視聴データ提供装置へ配信する処理を示すフローチャートである。 サーバ20Hが視聴データ提供装置40Fへ送信する番組リコメンド情報267に示されるおすすめの番組を、視聴データ提供装置40Fのディスプレイ404に表示する一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.実施の形態1>
図1は、実施の形態1の視聴データ収集システム1の構成を示す図である。図1に示すように、視聴データ収集システム1は、無線通信装置10と、サーバ20とを含む。視聴データ収集システム1において、無線通信装置10は、視聴者が操作する端末である。また、無線通信装置10は、放送送信所91から送出される放送波を受信して、放送番組をディスプレイに表示する。無線通信装置10は、視聴者であるユーザの操作内容を記録し、その操作内容を示す機器操作情報を、通信網90を介してサーバ20へ送信する。サーバ20は、無線通信装置10から機器操作情報を受信する。サーバ20は、機器操作情報に示されるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断し、判断結果を視聴データとして記録する。このようにして、視聴データ収集システム1は、ユーザが操作する対象となる無線通信装置10への操作状況に応じて、ユーザが放送番組などのコンテンツを視聴しているか否かを判定し、判定結果を記録することができる。
コンテンツにかかわる事業者にとっては、これらコンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているかは重要な指標となる。例えば、コンテンツの視聴状況を測定することで、番組製作会社95にとっては、より良いコンテンツの制作へのフィードバックを得ることができる。また、放送局93にとっては、コンテンツの視聴状況を測定することにより、放送波によってどのようなコンテンツを配信すべきかの判断をすることができ、また、広告主への広告効果の説明に役立てることができる。各放送受信機によって放送番組が表示されている割合は、例えば視聴率として測定されている。しかし、視聴者が放送受信機によって放送番組を表示していても、実際に放送番組を視聴しているとは限らない。そこで、視聴データ収集システム1では、ユーザが無線通信装置10などの端末に対して行う操作状況に基づいて、実際にユーザがコンテンツを視聴しているか否かを判定し、判定結果を視聴データとして記録する。
視聴データ収集システム1の構成について説明すると、通信網90に、無線基地局92、放送局93、番組製作会社95およびサーバ20等の各装置が接続されている。放送局93は、放送番組を編成する機能を有し、ユーザの視聴の対象となる放送番組などのコンテンツを、放送送信所91から放送波として送出する。番組製作会社95は、放送番組などのコンテンツを制作する事業者である。
無線通信装置10は、移動体通信システムにおける無線通信端末として機能し、例えばLTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、およびWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの規格に従って無線基地局92と無線通信する。また、無線通信装置10は、例えばワンセグ放送などのデジタル放送の放送波を受信する機能を有し、受信した放送波に示される放送番組をディスプレイ104により表示する。
<A1.構成>
図2と図3とを参照して、視聴データ収集システム1に含まれる無線通信装置10およびサーバ20の構成を説明する。
無線通信装置10は、放送番組を視聴するユーザが操作する端末であり、放送を受信する放送受信機としての機能と、インターネットへ接続する通信機能とを有する。無線通信装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット、テレビ放送受信機その他の無線通信端末である。
実施の形態1において、無線通信装置10は、放送と通信とを組み合わせたサービスを利用することができる端末であるものとして説明するが、これに限られない。放送と通信とを組み合わせたサービスとは、例えば、インターネットから取得できる情報や、放送中の番組と連動するコンテンツや、放送中の番組に関連するコンテンツなどをインターネット経由でサーバ等から受信し、放送番組と同時にこれらコンテンツをディスプレイに表示させるサービスなどである。例えば、放送中の番組の番組冒頭からの映像データをインターネット経由で端末が受信することにより、放送済みのシーンなどをさかのぼってディスプレイに表示させる巻き戻しサービスをユーザに提供することができる。また、放送中の番組と連動するサービスとして、例えば、番組中に視聴者に対して選択肢を提示するなどし、視聴者がインターネット経由で選択結果を送信することで、コンテンツの再生結果が変化していくサービスを視聴者に提供することができる。ユーザは、このようなインターネット経由で提供されるサービスを利用する手続をする(例えば、サーバ20がサービスを提供するためのサーバとして機能し、ユーザがサーバ20にユーザの情報を登録する等)ことで、放送番組をより一層楽しむことができる。例えば、このような放送と通信とを組み合わせたサービスをサーバ20がユーザに提供することにより、ユーザに対し、無線通信装置10とサーバ20とを通信させることを促すことができる。
図2は、無線通信装置10の構成を示すブロック図である。図2を参照して、無線通信装置10は、アンテナ101A,101Bと、放送波受信部102Aと、無線通信部102Bと、入力操作受付部103と、ディスプレイ104と、スピーカ105と、記憶部106と、制御部107とを含む。
アンテナ101Aは、放送送信所91から送出される放送波を受信して、受信信号を放送波受信部102Aへ与える。放送波受信部102Aは、放送波を受信するためのモジュールであり、無線通信装置10が受信する放送波の変復調等を行い、受信信号を制御部107へ与える。
アンテナ101Bは、無線通信装置10が発する信号を電波として空間へ放射する。また、アンテナ101Bは、空間から電波を受信して受信信号を無線通信部102Bへ与える。無線通信部102Bは、無線通信装置10が他の通信機器と通信するため、アンテナ101B等を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。無線通信部102Bは、チューナー、高周波回路などを含む無線通信用の通信モジュールであり、無線通信装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部107へ与える。
入力操作受付部103は、ユーザの入力操作を受け付けるための部材であり、例えば静電容量型のタッチパネルなどにより実現される。
ディスプレイ104は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等によって実現され、制御部107の制御に従って、映像信号に基づき映像を表示する。例えば、ディスプレイ104は、無線通信装置10がアンテナ101A等を介して受信する放送波に示される放送番組を表示する。スピーカ105は、音声信号に基づき音声を出力する。
記憶部106は、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成され、無線通信装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部106は、機器識別情報161と、連動アプリケーション162と、機器操作情報163とを記憶する。
機器識別情報161は、無線通信装置10の機器そのものを識別する情報である。例えば、無線通信装置10の製造者によって付与された、機器に固有のIDである。連動アプリケーション162は、例えば、放送番組と連動したサービスを利用するためのアプリケーションである。ユーザは、放送番組を視聴する際に、連動アプリケーション162を利用することで、放送と通信とが連携したサービスを利用することができる。機器操作情報163は、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す情報である。
制御部107は、記憶部106に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、無線通信装置10の動作を制御する。制御部107は、例えばプロセッサにより実現される。制御部107は、プログラムに従って動作することにより、放送受信再生部171と、操作情報送信部172と、通信コンテンツ受信再生部173としての機能を発揮する。
放送受信再生部171は、放送送信所91から送出される放送波を受信して、受信信号に示される放送番組をディスプレイ104によって再生する。放送受信再生部171は、受信している放送波のチャネルを示す視聴チャネル情報を取得する。
操作情報送信部172は、無線通信装置10の入力操作受付部103に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163をサーバ20へ送信する。また、操作情報送信部172は、放送受信再生部171によって取得される視聴チャネル情報と、機器操作情報163とをサーバ20へ送信する。
通信コンテンツ受信再生部173は、放送と通信とを組み合わせたサービスを利用するため、連動アプリケーション162を実行し、連動アプリケーション162の処理により、インターネット経由でサーバ20からコンテンツ(通信コンテンツ)を受信する処理と、受信した通信コンテンツを再生してディスプレイ104に表示する処理とを行う。例えば、放送送信所91が送出する放送波に、起動すべき連動アプリケーションを指定した制御信号が含まれている。無線通信装置10は、制御信号により指定される連動アプリケーションを起動して、放送番組と連動した通信コンテンツを利用するための処理を行う。
図3は、サーバ20の構成を示すブロック図である。図3を参照して、サーバ20は、通信部202と、記憶部206と、制御部207と、データ保持部208とを含む。
通信部202は、サーバ20が他の通信機器と通信するための変復調処理などを行う通信インターフェースである。通信部202は、無線通信装置10から、機器操作情報163と、視聴チャネル情報とを受信する。サーバ20が受信した機器操作情報163は、機器操作情報261として記憶部206に記憶される。サーバ20が受信した視聴チャネル情報は、視聴チャネル情報262として記憶部206に記憶される。
記憶部206は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、RAM等により構成され、サーバ20が使用するプログラムを記憶し、サーバ20が使用する各種のデータを蓄積する。ある局面において、記憶部206は、機器操作情報261と、視聴チャネル情報262と、視聴データ263と、番組表情報264と、視聴割合データ265と、番組視聴状況データ266とを記憶する。サーバ20は、複数の無線通信装置と、通信網90を介して通信接続する場合に、各無線通信装置から機器操作情報を受信して、記憶部206に機器操作情報261として記憶させる。
機器操作情報261は、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す情報である。視聴チャネル情報262は、各無線通信装置から受信する視聴チャネル情報である。
視聴データ263は、機器操作情報261に示される、無線通信装置10における放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かの判断結果を示すデータである。記憶部206は、この視聴したか否かの判断結果と、ユーザによる無線通信装置10への操作がなされた時の視聴チャネル情報262とを対応付けた情報を視聴データ263として記憶している。サーバ20が複数の無線通信装置と接続する場合、これら複数の無線通信装置から受信する機器操作情報261に基づいて、各無線通信装置のユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを無線通信装置それぞれについて判断する。サーバ20は、各無線通信装置についての判断結果を示す視聴データ263を記憶部206に記憶させる。番組表情報264は、放送送信所91から送出される放送波に示される放送番組の番組表の情報を示す。サーバ20は、例えば、放送番組の番組表の情報を放送局93から受信することにより、記憶部206に番組表情報264を記憶させる。
視聴割合データ265は、サーバ20が複数の無線通信装置と接続する場合に、視聴データ263に基づいて、複数の無線通信装置のユーザのうち、放送波に示される放送番組を視聴している割合を、各チャネルについて算出した算出結果を示す情報である。
番組視聴状況データ266は、機器操作情報261に基づいて、番組単位で、無線通信装置のユーザが放送番組を視聴していると判定された割合を示す情報である。すなわち、番組視聴状況データ266は、ある番組について、ユーザがどの程度の割合で視聴しているかを時系列に沿って機器操作情報261に基づいて判定した判定結果を示す。
制御部207は、記憶部206に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、サーバ20の動作を制御する。制御部207は、例えば複数のプロセッサによって実現される。制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、操作情報受信部273と、視聴判断処理部274と、データ解析配信部275との各機能を発揮する。
ストリームデータ送信部271は、放送番組と連動したサービスを無線通信装置10に提供するため、インターネットを介して、放送番組と連動して無線通信装置10において再生される通信コンテンツ281を無線通信装置10に送信する。例えば、ストリームデータ送信部271は、放送中の番組の進行にあわせて映像データを無線通信装置10に送信する処理、放送中の番組の巻き戻しサービスを提供するための映像データを無線通信装置10に送信する処理、視聴者の番組参加を目的としたコンテンツを無線通信装置10に送信する処理その他の処理を行う。
アプリケーション送信部272は、無線通信装置10が放送番組と連動したサービスを利用するための連動アプリケーション282を無線通信装置10へ送信する処理を行う。例えば、無線通信装置10が、放送波に含まれる制御信号に基づいて、通信コンテンツを利用するための連動アプリケーション162を起動させる。このとき、無線通信装置10は、例えば制御信号において指定されるURL(Uniform Resource Locator)へアクセスし、このURLから連動アプリケーション162をダウンロードすることにより、通信コンテンツの利用を開始する。
操作情報受信部273は、無線通信装置10との通信により、無線通信装置10から機器操作情報を受信して、機器操作情報261として記憶部206に記憶させる処理を行う。サーバ20が複数の無線通信装置と接続する場合、操作情報受信部273は、各無線通信装置から機器識別情報161と、機器操作情報163と、視聴チャネル情報とを受信し、これらの情報を記憶部206に記憶させる。
視聴判断処理部274は、機器操作情報261に示される、放送波の受信時における無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する。制御部207は、この視聴判断処理部274による判断結果を視聴データ263として記憶部206に記憶させる。
データ解析配信部275は、視聴データ263を解析して視聴割合データ265および番組視聴状況データ266を生成する処理と、生成した視聴割合データ265と番組視聴状況データ266とを他の通信装置へ通信網90を介して送信する処理とを行う。例えば、データ解析配信部275は、放送局93からの視聴割合データ265の要求を受け付けて視聴割合データ265を生成し、生成した視聴割合データ265を放送局93へ送信する。また、例えば、データ解析配信部275は、番組製作会社95から、番組製作会社95において制作された番組を示す制作番組情報を受信することにより、制作番組情報と番組表情報264とを照合して、番組が放送された時間帯を特定する。データ解析配信部275は、特定された時間帯に基づいて番組視聴状況データ266を生成し、生成された番組視聴状況データ266を番組製作会社95へ送信する。
データ保持部208は、HDD、RAM等により構成され、サーバ20が無線通信装置10へ配信するためのプログラムおよびデータ等を記憶する。データ保持部208は、通信コンテンツ281と、連動アプリケーション282とを記憶する。通信コンテンツ281は、放送番組と連動して無線通信装置10において再生されるデータである。通信コンテンツ281は、ストリームデータ送信部271によって無線通信装置10へ送信される。連動アプリケーション282は、放送番組と連動した通信コンテンツ281を無線通信装置10において利用するためのアプリケーションである。サーバ20は、例えば、無線通信装置10から連動アプリケーション282の取得要求を受け付けて、無線通信装置10に連動アプリケーション282を送信する。放送番組と連動して、様々なサービスを視聴者に提供するため、サービスに応じてアプリケーションが用意されている。
<A2.データ構造>
図4から図7を参照して、実施の形態1の視聴データ収集システム1で使用されるデータのデータ構造について説明する。
図4は、機器操作情報261のデータ構造と、視聴チャネル情報262のデータ構造とを示す図である。図4に示すように、サーバ20は、無線通信装置10に対するユーザの操作内容と、操作がなされた時刻とを対応付けて記憶部206に機器操作情報261として記憶させている。機器操作情報261の各レコードは、操作内容261Aと、操作時刻261Bとを含む。
操作内容261Aは、無線通信装置10の入力操作受付部103を介してユーザから受け付けた操作の内容を示す。操作の内容とは、例えば、無線通信装置10が連動アプリケーション162を起動する処理や、カレンダーを表示するアプリケーション、カメラモジュールを動作させるアプリケーションなど特定の処理を行うためのアプリケーションを起動する処理や、無線通信装置10がサーバ20から受信した通信コンテンツに対するユーザの入力操作を受け付ける処理などがある。操作時刻261Bは、操作内容261Aに示される操作が行われた時刻を示す。
視聴チャネル情報262の各レコードは、視聴チャネル262Aと、操作時刻262Bとを含む。視聴チャネル262Aは、無線通信装置10が受信する放送波のチャネルの情報を示す。操作時刻262Bは、視聴チャネル262Aに示されるチャネルの視聴が開始された時刻を示す。
図5は、視聴データ263のデータ構造を示す図である。無線通信装置10は、各無線通信装置から、機器識別情報161と、機器操作情報163と、視聴チャネル情報とを受信する。無線通信装置10は、各無線通信装置について、受信した機器操作情報163に基づき、視聴チャネル情報に示されるチャネルの放送番組を視聴したか否かを判断する。図5に示すように、無線通信装置10は、各無線通信装置についての判断結果を視聴データ263として記憶部206により記憶する。図5に示すように、視聴データ263の各レコードは、機器識別情報263Aと、視聴チャネル263Bと、視聴可否判断結果263Cと、時刻263Dとを含む。
機器識別情報263Aは、サーバ20が通信網90を介して接続する各無線通信装置の識別情報(機器識別情報161)を示す。視聴チャネル263Bは、各無線通信装置において受信した放送波のチャネルの情報を示す。視聴可否判断結果263Cは、サーバ20が、無線通信装置10から受信した機器操作情報261に基づいて、無線通信装置のユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理を行った結果を示す。図5に示すように、視聴可否判断結果263Cは、視聴したか否かの判断処理の結果として、判断結果「視聴している」または判断結果「視聴していない」を格納する。時刻263Dは、時刻を示す。サーバ20は、例えば、一定の時間間隔をあけた各時点について、機器操作情報261に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理を行う。図5の例では、サーバ20は、10秒ごとに、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理の結果を視聴データ263により記憶している。例えば、サーバ20は、時刻263Dに示される各時点に最も近い操作時刻と対応付けられている操作内容(操作内容261A)に基づいて、視聴チャネル262Aに示されるチャネルの放送番組を視聴したか否かを判断する。
図6は、視聴割合データ265のデータ構造を示す図である。サーバ20は、各無線通信装置から受信して記憶する機器操作情報261に基づいて、視聴データ263を生成する。この視聴データ263は、時刻263Dに示される各時点において、各無線通信装置の視聴チャネル情報と、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理の結果とを対応付けたものである。サーバ20が複数の無線通信装置から機器操作情報261を受信すると、各チャネルについて、無線通信装置10で表示されていた割合を示すチャネル選択割合の分布と、実際にユーザが放送番組を視聴していたと判断される割合を示す視聴割合とをサーバ20が算出することができる。このような算出処理を行うことにより、サーバ20は、視聴割合データ265を生成する。
図6(A)は、視聴割合データ265のデータ構造を示している。視聴割合データ265の各レコードは、時刻265Aと、チャネル265Bと、チャネル選択割合265Cと、チャネル視聴割合265Dとを含む。
時刻265Aは、各番組が放送される時刻を示す。チャネル265Bは、各時点において放送されているチャネルを示す。チャネル選択割合265Cは、複数の無線通信装置が各チャネルの放送番組を表示している割合を示す。例えば、サーバ20は、視聴データ263を参照し、各時点(時刻263D)における複数の無線通信装置それぞれの視聴チャネル(視聴チャネル263B)の分布を算出することでチャネル選択割合265Cを決定することができる。チャネル視聴割合265Dは、各チャネルの放送番組について、視聴可否判断結果263Cに基づいて、実際にユーザが放送番組を視聴していたと判断される割合を示す。例えば、サーバ20は、視聴データ263を参照し、それぞれの視聴チャネルについて、各時点(時刻263D)における視聴可否の判断結果の割合を算出することでチャネル視聴割合265Dを決定することができる。例えば、図6(A)に示すように、ある時点において、視聴チャネル「4ch」は、複数の無線通信装置のうちの25%の装置がディスプレイに表示している。そして、この視聴チャネル「4ch」をディスプレイに表示している無線通信装置のうち、機器操作情報261に基づいて、実際にユーザが放送番組を視聴していたと判断されるチャネル視聴割合は、72.0%である。
図6(B)は、視聴割合データ265に示される、各時点におけるチャネル選択割合265Cおよびチャネル視聴割合265Dが時系列に沿って変化していくことを示す図である。チャネル選択割合265C_1は、時刻「2015年8月8日 12時00分00秒」におけるチャネル選択割合265Cとチャネル視聴割合265Dとを視覚的に示す図である。またチャネル選択割合265C_2は、時刻「2015年8月8日 12時00分10秒」における例を示す図である。チャネル選択割合265C_1、265C_2において、実線は、チャネル選択割合265Cに示される各チャネルの選択割合を示す。また、チャネル選択割合265C_1、265C_2において、破線は、各チャネルにおけるチャネル視聴割合265Dを示す。
図6(B)に示すように、チャネル選択割合265Cおよびチャネル視聴割合265Dを、グラフ等で視覚的に示すことにより、視聴者がどのチャネルを無線通信装置10に表示しているのか、また、実際に視聴者が視聴していると判断される割合がどの程度かを容易に知ることができる。そのため、サーバ20は、放送局93等に対し、視聴割合データ265を提供することにより、各放送局において広告を配信することの価値を判断するための判断材料を放送局および広告主等に提供することができる。例えば、サーバ20が複数の無線通信装置から、逐次、機器操作情報を受信することで、視聴割合データ265を、放送番組の放送時間帯と連動してリアルタイムに近い時間間隔で生成することができる。これにより、サーバ20は、放送局に対し、実際にユーザが放送番組を視聴していると判断されるチャネル視聴割合265Dの情報等を、放送と連動してほぼリアルタイムにフィードバックすることもできる。
図7は、番組視聴状況データ266のデータ構造を示す図である。サーバ20は、視聴データ263に基づいて、番組単位で、実際にユーザが放送番組を視聴していると判断される割合の変化を示す番組視聴状況データ266を生成する。例えば、サーバ20は、番組製作会社95が制作した番組の情報を示す制作番組情報を受信し、番組表情報264と照合することで、制作番組情報に示される放送番組が放送された時間帯およびチャネルを抽出する。サーバ20は、抽出された時間帯およびチャネルに基づいて、視聴可否判断結果263Cに示される判断結果の割合を集計することで、番組視聴状況データ266を生成する。
図7(A)は、番組視聴状況データ266のデータ構造を示している。番組視聴状況データ266の各レコードは、番組識別情報266Aと、視聴位置266Bと、視聴割合266Cとを含む。
番組識別情報266Aは、放送番組を識別するための情報である。視聴位置266Bは、放送番組におけるユーザの視聴位置を示す。視聴割合266Cは、視聴可否判断結果263Cに基づいて、実際にユーザが放送番組を視聴していると判断される割合を示す。
図7(B)は、番組視聴状況データ266に示される、各時点における視聴割合266Cが時系列に沿って変化していくことを示す図である。図7(B)に示すように、視聴割合266Cを、グラフ等で視覚的に示すことにより、放送番組において視聴者が実際に視聴していたと判断される割合の変化を容易に知ることができる。サーバ20は、番組製作会社95等に対し、番組視聴状況データ266を提供することにより、放送番組における視聴者の関心の変化や、放送番組のコンテンツとしての価値を判断するための判断材料を提供することができる。
<A3.動作>
図8から図11を参照して、実施の形態1の視聴データ収集システム1の動作を説明する。
図8は、視聴データ収集システム1において、無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20が判断し、判断結果を示す視聴データを生成する処理を示すフローチャートである。例えば、無線通信装置10のユーザが、ワンセグ放送を視聴するためのアプリケーションを起動する操作をすることにより、無線通信装置10が図8に示す処理を開始する。
ステップS111において、制御部107は、例えばワンセグ放送を受信するためのアプリケーションを起動することにより、放送波の受信と、受信した放送波に示される放送番組のディスプレイ104による表示を開始する。
ステップS113において、制御部107は、放送番組と連動した通信コンテンツを表示するための連動アプリケーション162を起動する。制御部107は、例えば、放送波の制御信号に含まれる、起動すべき連動アプリケーション162の情報に基づいて、記憶部106から連動アプリケーション162を読み出す。無線通信装置10において、起動すべき連動アプリケーション162が記憶部106から発見されない場合、制御部107は、制御信号に含まれる、連動アプリケーション162を取得するための情報(URL等)に基づいてインターネット等を介してサーバ20等の外部の通信装置と接続することにより、連動アプリケーション162を取得する。
ステップS115において、制御部107は、ユーザが指定するチャネルの放送番組をディスプレイ104に表示し、放送波の制御信号に従って連動アプリケーション162を起動する。制御部107は、連動アプリケーション162の処理により、放送番組と連動した通信コンテンツをサーバ20等の外部の通信装置から取得して、取得した通信コンテンツをディスプレイ104へ表示する。制御部107は、時刻と、受信している放送波のチャネルとを対応付けて視聴チャネル情報として記録する。また、制御部107は、時刻と、ユーザによる無線通信装置10への操作内容とを対応付けて機器操作情報163として記録する。
ステップS117において、制御部107は、ユーザによる無線通信装置10への操作内容の記録を一定時間にわたって行ったか、または、操作内容を記録したログが一定量に達したかを判定する。ステップS117において、肯定的な判定結果の場合は(ステップS117においてYES)、制御部107は、ステップS119の処理を行い、否定的な判定結果の場合は(ステップS117においてNO)、ステップS115の処理へ戻る。
ステップS119において、制御部107は、機器操作情報163と視聴チャネル情報とをサーバ20へ送信する。
ステップS211において、制御部207は、通信網90を介して無線通信装置10から機器操作情報を受信して記憶部206に機器操作情報261として記憶し、無線通信装置10から視聴チャネル情報を受信して記憶部206に視聴チャネル情報262として記憶する。
ステップS213において、制御部207は、機器操作情報261に基づいて、無線通信装置10のユーザが放送番組を視聴したか否かを無線通信装置ごとに判断し、判断結果を示す視聴データ263を記憶部206に記憶させる。
視聴データ収集システム1において、サーバ20が機器操作情報261に基づいて視聴データ263を生成することにより、無線通信装置10において、どの放送番組が表示されているかいう情報に加えて、ユーザが実際に放送番組を視聴していると判断されるか否かという情報を第三者等に提供することが可能となる。このような情報は、例えば、放送番組というコンテンツにかかわる事業者にとって有用なものである。
図9は、放送局93がサーバ20から視聴割合データ265を取得する処理を示すフローチャートである。図9では、放送局93からの要求に応じて、サーバ20が視聴割合データ265を放送局93へ送信する例を示しているが、放送局93が視聴割合データ265を要求する場合に限らず、サーバ20から放送局93へ視聴割合データ265を送信することとしてもよいし、サーバ20が視聴データ263を更新する都度、視聴割合データ265を生成し、生成した視聴割合データ265を放送局93へ送信することとしてもよい。
ステップS931において、放送局93の情報処理装置は、視聴割合データ265をサーバ20へ要求する。
ステップS291において、サーバ20の制御部207は、放送局93の情報処理装置から視聴割合データ265の要求を受信して、視聴データ263に基づき視聴割合データ265を生成する。
ステップS293において、制御部207は、生成した視聴割合データ265を放送局93の情報処理装置へ送信する。
ステップS933において、放送局93の情報処理装置は、サーバ20から視聴割合データ265を受信する。
図10は、番組製作会社95がサーバ20から番組視聴状況データ266を取得する処理を示すフローチャートである。図10では、番組製作会社95からの要求に応じて、サーバ20が番組視聴状況データ266を番組製作会社95へ送信する例を示しているが、この他にも、番組製作会社95が番組視聴状況データ266を要求する場合に限らず、サーバ20から番組製作会社95へ番組視聴状況データ266を送信すること等としてもよい。
ステップS951において、番組製作会社95の情報処理装置は、番組視聴状況データ266をサーバ20へ要求する。
ステップS295において、サーバ20の制御部207は、番組製作会社95の情報処理装置から番組視聴状況データ266の要求を受信して、視聴データ263に基づき番組視聴状況データ266を生成する。
ステップS297において、制御部207は、生成した番組視聴状況データ266を番組製作会社95の情報処理装置へ送信する。
ステップS953において、番組製作会社95の情報処理装置は、サーバ20から番組視聴状況データ266を受信する。
ここで、サーバ20が、機器操作情報261に基づいてユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理について詳しく説明する。
図11は、機器操作情報261に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20が判断するための判断基準274Aを示す図である。図8に示すステップS213の処理において、サーバ20の制御部207は、機器操作情報261に示される操作内容261Aと、判断基準274Aとを比較することにより、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する。
例えば、操作内容261Aにおいて、無線通信装置10に対するユーザの操作内容として、操作内容「連動アプリケーションに対する入力操作」が示されている場合に、制御部207は、判定結果「視聴している」を出力する。連動アプリケーションにより、放送番組と連動した通信コンテンツを無線通信装置10において表示することで、放送番組に関連するサービスをユーザに提供している。そのため、連動アプリケーションに対するユーザの入力操作がなされた場合に、ユーザが放送番組を視聴している、と判定するよう判断基準274Aにおいて定義されている。
他にも、放送番組とは連動しないサービスをユーザに提供するための非連動アプリケーションが無線通信装置10において動作している場合に、非連動アプリケーションへの入力操作がなされると、ユーザが放送番組を視聴していない、と判定するよう判断基準274Aにおいて定義されている。
このようにして、サーバ20は、機器操作情報261に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断し、判断結果を視聴データ263として記憶部206に記憶させる。
<B.実施の形態2>
図12から図14を参照して、実施の形態2の視聴データ収集システムについて説明する。
<B1.構成>
図12は、実施の形態2の無線通信装置10Bの構成を示すブロック図である。実施の形態1の視聴データ収集システム1では、機器操作情報に基づく視聴可否の判断をサーバ20が行っている。これに対し、実施の形態2では、機器操作情報に基づく視聴可否の判断を無線通信装置10Bが行い、無線通信装置10Bが視聴データを生成する。サーバ20Bは、無線通信装置10Bから視聴データを受信する。
図12に示すように、無線通信装置10Bの記憶部106は、機器識別情報161と、連動アプリケーション162と、機器操作情報163と、視聴データ164とを記憶する。制御部107は、プログラムに従って動作することにより、放送受信再生部171と、通信コンテンツ受信再生部173と、視聴判断処理部174と、視聴データ送信部175としての機能を発揮する。
視聴判断処理部174は、機器操作情報163に示される、放送波の受信時における無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する。制御部107は、この視聴判断処理部174による判断結果を視聴データ164として記憶部106に記憶させる。
視聴データ送信部175は、視聴データ164をサーバ20Bに送信する。
視聴データ164は、機器操作情報163に示される、無線通信装置10における放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かの判断結果を示すデータである。
図13は、実施の形態2のサーバ20Bの構成を示すブロック図である。実施の形態2では、サーバ20Bは、無線通信装置10によって生成された視聴データ164を、各無線通信装置から受信する。制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、データ解析配信部275と、視聴データ受信部276としての機能を発揮する。
視聴データ受信部276は、それぞれの無線通信装置で生成される視聴データ164を各無線通信装置から受信する。
<B2.動作>
図14を参照して、実施の形態2の視聴データ収集システムの動作を説明する。
図14は、無線通信装置10に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を受信したか否かを無線通信装置10が判断し、判断結果を示す視聴データを生成し、生成した視聴データを無線通信装置10がサーバ20へ送信する処理を示すフローチャートである。
ステップS111,S113,S115,S117の処理は、図8に示す実施の形態1の無線通信装置10の処理と同一であるため、詳細な説明は繰り返さない。
ステップS121において、無線通信装置10の制御部107は、機器操作情報163に基づいて、無線通信装置10のユーザが放送番組を視聴したか否かを判断し、判断結果を示す視聴データ164を記憶部106に記憶させる。
ステップS123において、制御部107は、視聴データ164をサーバ20へ送信する。
ステップS215において、制御部207は、通信網90を介して無線通信装置10から視聴データ164を受信する。制御部207は、サーバ20が接続する複数の無線通信装置のそれぞれから視聴データを受信して視聴データ263として記憶部206に記憶させる。
このようにして、ユーザの操作内容に応じて、放送番組をユーザが視聴したか否かの判断結果を無線通信装置側で行うこととしてもよい。この場合、無線通信装置10Bにおいて、放送番組をユーザが視聴しているか否かを判断しているため、判断結果に応じて、ユーザによる視聴を促す処理を無線通信装置10Bが行うことができる。例えば、無線通信装置10Bにおいて、機器操作情報163に基づき、ユーザが放送番組を視聴していないと判断される場合に、放送番組と連動するサービスをユーザが利用するための連動アプリケーションの利用を促す表示をディスプレイ104に行う等の、ユーザによる放送番組の視聴を促すための処理を、他の装置と通信することなく無線通信装置10Bが実行することができる。
<C.実施の形態3>
図15から図20を参照して、実施の形態3の視聴データ収集システム3について説明する。
<C1.構成>
図15は、実施の形態3の視聴データ収集システム3の構成を示す図である。図3に示すように、視聴データ収集システム3は、無線通信装置10Cと、視聴データ提供装置40と、サーバ20Cとを含む。視聴データ提供装置40はブロードバンドルータ30と接続しており、ブロードバンドルータ30を介して通信網90と接続されている。
実施の形態1および実施の形態2と比較すると、実施の形態3の視聴データ収集システム3では、視聴データ提供装置40が放送波を受信して、放送番組をディスプレイに表示する。視聴データ提供装置40は、放送と通信とを組み合わせたサービスをユーザに提供しており、連動アプリケーションを動作させることで、放送番組と連動した通信コンテンツをディスプレイに表示する。無線通信装置10Cは、視聴データ提供装置40と通信接続されており、視聴データ提供装置40に対する入力操作を受け付けて、視聴データ提供装置40に対するリモートコントロール機器として機能する。例えば、視聴データ提供装置40のメーカーにより、視聴データ提供装置40をリモートコントロールするためのアプリケーションが提供されており、このアプリケーションを無線通信装置10Cにインストールしておくことで、無線通信装置10Cは、視聴データ提供装置40のリモートコントロール機器として機能する。また、無線通信装置10Cは、視聴データ提供装置40と接続しているため、視聴データ提供装置40が受信する通信コンテンツを視聴データ提供装置40から受信して、無線通信装置10Cのディスプレイに通信コンテンツを表示することもある。これにより、ユーザは、例えば手元にある無線通信装置10Cにより、通信コンテンツを利用することができる。視聴データ提供装置40は、無線通信装置10Cへのユーザの操作内容を示す機器操作情報を無線通信装置10Cから受信して、受信した機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断し、判断結果を視聴データとして記録する。
図16は、実施の形態3の無線通信装置10Cの構成を示すブロック図である。無線通信装置10Cの記憶部106は、連携操作アプリケーション165を記憶している。
連携操作アプリケーション165は、無線通信装置10Cと視聴データ提供装置40とを接続し、視聴データ提供装置40に対する操作を無線通信装置10Cが受け付けて視聴データ提供装置40へ送信するためのアプリケーションである。すなわち、連携操作アプリケーション165は、無線通信装置10Cを視聴データ提供装置40のリモートコントロール機器として機能させるためのアプリケーションであり、無線通信装置10Cと視聴データ提供装置40とを連携させて、視聴データ提供装置40への入力操作を無線通信装置10Cによって受け付ける。また、無線通信装置10Cは、視聴データ提供装置40が放送番組と連動したサービスをユーザに提供するために受信する通信コンテンツなどの、放送番組に関する情報を視聴データ提供装置40から受信して、ディスプレイ104により表示する。
制御部107は、プログラムに従って動作することにより、操作情報送信部172と、機器発見処理部176と、連携操作処理部177としての機能を発揮する。
機器発見処理部176は、接続する対象となる視聴データ提供装置40を探索する。例えば、無線通信装置10Cは、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)規格などの近距離無線通信用の通信方式に従って、接続する対象となる視聴データ提供装置40を探索する。
連携操作処理部177は、無線通信装置10Cと視聴データ提供装置40とを連携させて、視聴データ提供装置40への入力操作を入力操作受付部103によって受け付けて、受け付けた操作内容を視聴データ提供装置40へ送信する。
操作情報送信部172は、入力操作受付部103に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40へ送信する。
図17は、実施の形態3の視聴データ提供装置40の構成を示すブロック図である。図17を参照して、視聴データ提供装置40は、アンテナ401A,401Bと、放送波受信部402Aと、無線通信部402Bと、入力操作受付部403と、ディスプレイ404と、スピーカ405と、記憶部406と、制御部407と、通信インターフェース408とを含む。
アンテナ401Aは、放送送信所91から送出される放送波を受信して、受信信号を放送波受信部402Aへ与える。放送波受信部402Aは、放送波を受信するためのモジュールであり、視聴データ提供装置40が受信する放送波の変復調等を行い、受信信号を制御部407へ与える。
アンテナ401Bは、視聴データ提供装置40が発する信号を電波として空間へ放射する。また、アンテナ401Bは、空間から電波を受信して受信信号を無線通信部402Bへ与える。無線通信部402Bは、視聴データ提供装置40が他の通信機器と通信するため、アンテナ401B等を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。無線通信部402Bは、チューナー、高周波回路などを含む無線通信用の通信モジュールであり、視聴データ提供装置40が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部407へ与える。
入力操作受付部403は、ユーザの入力操作を受け付けるための部材である。
ディスプレイ404は、例えばLCD等によって実現され、制御部407の制御に従って、映像信号に基づき映像を表示する。例えば、ディスプレイ404は、視聴データ提供装置40がアンテナ401A等を介して受信する放送波に示される放送番組などの映像信号を表示する。スピーカ405は、音声信号に基づき音声を出力する。
記憶部406は、RAM等により構成され、視聴データ提供装置40が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部406は、装置識別情報461と、連動アプリケーション462と、機器操作情報463と、視聴データ464とを記憶する。
装置識別情報461は、視聴データ提供装置40の機器そのものを識別する情報である。例えば、視聴データ提供装置40の製造者によって付与された、機器に固有のIDである。連動アプリケーション462は、例えば、放送番組と連動したサービスを利用するためのアプリケーションである。ユーザは、放送番組を視聴する際に、連動アプリケーション462を利用することで、放送と通信とが連携したサービスを利用することができる。機器操作情報463は、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す情報であり、無線通信装置10Cから受信した機器操作情報を、制御部407が記憶部406に記憶させたものである。視聴データ464は、機器操作情報463に示される、無線通信装置10Cにおける放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かの判断結果を示すデータである。
制御部407は、記憶部406に記憶される制御プログラムを読み込んで実行することにより、視聴データ提供装置40の動作を制御する。制御部407は、例えばプロセッサにより実現される。制御部407は、プログラムに従って動作することにより、放送受信再生部471と、端末連携処理部472と、通信コンテンツ受信再生部473と、視聴判断処理部474と、視聴データ送信部475としての機能を発揮する。
放送受信再生部471は、視聴データ提供装置40が放送送信所91から送出される放送波を受信して、受信信号に示される放送番組をディスプレイ404によって再生する。放送受信再生部471は、受信している放送波のチャネルを示す視聴チャネル情報を取得する。
端末連携処理部472は、視聴データ提供装置40のリモートコントロール機器として機能する無線通信装置10Cと信号を送受信する。端末連携処理部472は、例えば、無線通信装置10Cへのユーザの操作内容を示す機器操作情報163と、視聴データ提供装置40へのリモートコントロールによる操作を示す信号とを無線通信装置10Cから受信する。また、端末連携処理部472は、サーバ20Cから受信する通信コンテンツを無線通信装置10Cにおいても利用可能とするため、受信した通信コンテンツを無線通信装置10Cへ送信する。
通信コンテンツ受信再生部473は、放送と通信とを組み合わせたサービスを利用するため、連動アプリケーション462を実行し、連動アプリケーション462の処理により、インターネット経由でサーバ20Cからコンテンツ(通信コンテンツ)を受信する処理と、受信した通信コンテンツを再生してディスプレイ404に表示する処理とを行う。例えば、放送送信所91が送出する放送波に、起動すべき連動アプリケーションを指定した制御信号が含まれている。視聴データ提供装置40は、制御信号により指定される連動アプリケーションを起動して、放送番組と連動した通信コンテンツを利用するための処理を行う。
視聴判断処理部474は、機器操作情報463に示される、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する。制御部407は、この視聴判断処理部474による判断結果と、視聴データ提供装置40が受信している放送波のチャネルを示す視聴チャネル情報とを対応付けて視聴データ464として記憶部406に記憶させる。
視聴データ送信部475は、視聴データ464をサーバ20Cに送信する。
通信インターフェース408は、通信規格に従って信号の入出力を行うためのインターフェースであり、例えば、ブロードバンドルータ30等の機器と信号を送受信するためのインターフェースとして機能する。
図18は、実施の形態3のサーバ20Cの構成を示すブロック図である。実施の形態3では、サーバ20Cは、視聴データ提供装置40によって生成された視聴データ464を、複数の視聴データ提供装置から受信する。
制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、データ解析配信部275と、視聴データ受信部276としての機能を発揮する。視聴データ受信部276は、それぞれの視聴データ提供装置で生成される視聴データ464を、各視聴データ提供装置から受信する。
記憶部206は、視聴データ263Zと、番組表情報264と、視聴割合データ265と、番組視聴状況データ266とを記憶する。視聴データ263Zは、それぞれの視聴データ提供装置における視聴チャネル情報と、視聴判断処理部474による判断結果とを時刻と対応付けた情報である。
<C2.データ構造>
図19を参照して、実施の形態3の視聴データ収集システム3で使用されるデータのデータ構造について説明する。
図19は、視聴データ263Zのデータ構造を示す図である。サーバ20Cは、各視聴データ提供装置から、視聴データ464を受信する。図19に示すように、視聴データ263Zの各レコードは、装置識別情報263Eと、視聴チャネル263Bと、視聴可否判断結果263Cと、時刻263Dとを含む。
装置識別情報263Eは、サーバ20Cが通信網90を介して接続する各視聴データ提供装置の識別情報(装置識別情報461)を示す。視聴チャネル263Bは、各視聴データ提供装置において受信した放送波のチャネルの情報を示す。視聴可否判断結果263Cは、視聴データ提供装置40が、機器操作情報463に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理を行った結果を示す。視聴データ提供装置40は、例えば、一定の時間間隔をあけた各時点について、機器操作情報463に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断処理を行う。
<C3.動作>
図20を参照して、実施の形態3の視聴データ収集システム3の動作を説明する。
図20は、視聴データ提供装置40の制御部407が、無線通信装置10Cの機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS131において、無線通信装置10Cの制御部107は、連携操作アプリケーション165を起動し、視聴データ提供装置40を探索して視聴データ提供装置40と接続する。
ステップS411において、視聴データ提供装置40の制御部407は、例えば地上波デジタル放送の受信と、受信した放送波に示される放送番組のディスプレイ404による表示を開始する。ステップS413において、制御部407は、放送番組と連動した通信コンテンツを表示するための連動アプリケーション462を起動する。ステップS415において、制御部407は、ユーザが指定するチャネルの放送番組をディスプレイ404に表示し、放送波の制御信号に従って連動アプリケーション462を起動する。制御部407は、連動アプリケーション462の処理により、放送番組と連動した通信コンテンツをサーバ20C等の外部の通信装置から取得して、取得した通信コンテンツをディスプレイ404へ表示し、無線通信装置10Cへ通信コンテンツを送信する。
ステップS133において、無線通信装置10Cの制御部107は、通信コンテンツなど、放送番組に関する情報を視聴データ提供装置40等から受信してディスプレイ104に表示する。ステップS135において、制御部107は、機器操作情報163を、逐次、記憶部106に記録して、機器操作情報163を視聴データ提供装置40へ送信する。
ステップS417において、視聴データ提供装置40の制御部407は、機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信して、時刻と対応付けて機器操作情報463として記憶部406に記録する。ステップS419において、制御部407は、機器操作情報463の記録を一定時間にわたって行ったか、または、機器操作情報463のログが一定量に達したかを判定する。ステップS419において、肯定的な判定結果の場合は(ステップS419においてYES)、制御部407は、ステップS421の処理を行い、否定的な判定結果の場合は(ステップS419においてNO)、ステップS415の処理へ戻る。ステップS421において、制御部407は、機器操作情報463に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断し、判断結果を示す視聴データ464を記憶部406に記憶させる。ステップS423において、制御部407は、サーバ20Cへ視聴データ464を送信する。
ステップS217において、サーバ20Cの制御部207は、視聴データ提供装置40から、視聴データ464を受信して記憶部206に記憶させる。
このようにして、視聴データ提供装置40は、無線通信装置10Cから受信する機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断し、判断結果を視聴データ464として記憶部406に記憶させる。視聴データ提供装置40において、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断しているため、例えば、ユーザが放送番組を視聴していないと判断される場合に、ユーザによる放送番組の視聴を促すための処理を視聴データ提供装置40が他の通信装置と通信することなく行うことができる。例えば、視聴データ提供装置40は、連動アプリケーションによる通信コンテンツの表示を、ユーザが放送番組を視聴しているか否かに応じて変化させることとしてもよい。これにより、ユーザによる放送番組の視聴を促すことができ、通信コンテンツなどのユーザによる利用を促進することができる。
<D.実施の形態4>
図21から図25を参照して、実施の形態4の視聴データ収集システム4について説明する。
図21は、実施の形態4の視聴データ提供システム4の構成を示す図である。実施の形態3の視聴データ収集システム3と比較すると、実施の形態4の視聴データ収集システム4において、視聴データ提供装置40D(例えば、STB(Set Top Box))は、テレビ放送の受信および再生の機能を有しておらず、TV放送表示装置50と接続する。TV放送表示装置50は、テレビ放送の受信機能を有している。
無線通信装置10Dは、TV放送表示装置50を遠隔操作するためのリモートコントロール機能を有する。また、無線通信装置10Dは、視聴データ提供装置40Dと接続する。放送番組は、TV放送表示装置50が放送送信所91から放送波を受信することでTV放送表示装置50のディスプレイに表示される。放送番組に連動するコンテンツは、視聴データ提供装置40Dがサーバ20Dと接続して、放送番組と連動する通信コンテンツをサーバ20Dから受信し、受信した通信コンテンツを視聴データ提供装置40Dが無線通信装置10Dへ送信することで、無線通信装置10Dのディスプレイに表示されることとして説明するが、これに限られない。例えば、無線通信装置10DがTV放送表示装置50と通信することにより、TV放送表示装置50が受信する放送波の制御信号に従って、通信コンテンツを受信するためのURL等を抽出し、抽出したURLに示されるアドレスへ、通信網90を介してアクセスすることで通信コンテンツを取得することとしてもよい。
視聴データ提供装置40Dは、無線通信装置10Dと接続し、無線通信装置10Dの機器操作情報を無線通信装置10Dから受信する。視聴データ提供装置40Dは、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断し、判断結果を示す視聴データを生成する。
<D1.構成>
図22は、実施の形態4の無線通信装置10Dの構成を示す図である。
連携操作アプリケーション165は、無線通信装置10DとTV放送表示装置50とを接続し、TV放送表示装置50に対する操作を無線通信装置10Dが受け付けてTV放送表示装置50へ送信するためのアプリケーションである。すなわち、連携操作アプリケーション165は、無線通信装置10DをTV放送表示装置50のリモートコントロール機器として機能させるためのアプリケーションであり、無線通信装置10DとTV放送表示装置50とを連携させて、TV放送表示装置50への入力操作を無線通信装置10Dによって受け付ける。
なお、実施の形態4において、無線通信装置10Dは、放送番組と連動したサービスをユーザに提供するための通信コンテンツなどの、放送番組に関する情報を視聴データ提供装置40Dから受信して、ディスプレイ104により表示する。すなわち、視聴データ提供装置40Dは、サーバ20D等の外部の機器と接続し、サーバ20D等から制御信号を受信して、制御信号に基づいて、放送番組と連動する通信コンテンツなどをサーバ20D等から受信する。視聴データ提供装置40Dは、受信した通信コンテンツなどを無線通信装置10D等に送信する。
機器発見処理部176は、接続する対象となるTV放送表示装置50と視聴データ提供装置40Dとを探索する。例えば、無線通信装置10Dは、Bluetooth(登録商標)、無線LAN規格などの近距離無線通信用の通信方式に従って、接続する対象となるTV放送表示装置50および視聴データ提供装置40Dを探索する。
連携操作処理部177は、無線通信装置10DとTV放送表示装置50とを連携させて、TV放送表示装置50への入力操作を入力操作受付部103によって受け付けて、受け付けた操作内容をTV放送表示装置50へ送信する。
操作情報送信部172は、入力操作受付部103に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Dへ送信する。
図23は、実施の形態4の視聴データ提供装置40Dの構成を示すブロック図である。図23を参照して、視聴データ提供装置40Dは、アンテナ401A,401Bと、無線通信部402Bと、無線通信部402Cと、入力操作受付部403と、記憶部406と、制御部407と、通信インターフェース408と、入出力インターフェース409とを含む。
無線通信部402Cは、視聴データ提供装置40が他の通信機器と通信するため、アンテナ401A等を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。
制御部407は、プログラムに従って動作することにより、端末連携処理部472と、通信コンテンツ受信再生部473と、視聴判断処理部474と、視聴データ送信部475としての機能を発揮する。
入出力インターフェース409は、視聴データ提供装置40Dが外部の機器と接続するためのインターフェースである。例えば、視聴データ提供装置40Dは、入出力インターフェース409によりTV放送表示装置50と接続して、TV放送表示装置50に通信コンテンツ等の映像信号を出力する。
図24は、実施の形態4のサーバ20Dの構成を示すブロック図である。サーバ20Dは、視聴データ提供装置40Dに対し制御信号を送信することにより、放送番組と連動するコンテンツを利用するための連動アプリケーションの情報などを視聴データ提供装置40Dへ通知する。
<D2.動作>
図25を参照して、実施の形態4の視聴データ収集システム4の動作を説明する。
図25は、視聴データ提供装置40Dの制御部407が、無線通信装置10Dの機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS130において、無線通信装置10Dの制御部107は、連携操作アプリケーション165を起動し、TV放送表示装置50と接続して、TV放送表示装置50で受信するチャネルを指定して、指定した視聴チャネルをTV放送表示装置50へ送信する。
ステップS132において、制御部107は、連携操作アプリケーション165を起動し、視聴データ提供装置40Dを探索して接続する。制御部107は、ステップS130で指定した視聴チャネル情報を視聴データ提供装置40Dへ送信する。
ステップS412において、視聴データ提供装置40Dの制御部407は、サーバ20Dと接続して、無線通信装置10Dから受信した視聴チャネル情報をサーバ20Dへ送信することにより、サーバ20Dから、視聴チャネル情報に示されるチャネルの放送番組と連動する通信コンテンツを表示するための連動アプリケーション462を取得する。制御部407は、連動アプリケーション462を起動する。
ステップS414において、制御部407は、サーバ20Dから受信する制御信号に従って、アプリケーションによる処理を実行し、通信コンテンツを無線通信装置10Dにより表示させるために無線通信装置10Dに通信コンテンツを送信する。
ステップS133において、無線通信装置10Dの制御部107は、視聴データ提供装置40Dから、放送番組に関連する情報(通信コンテンツなど)を受信してディスプレイ104に表示する。
実施の形態3では、視聴データ提供装置40Cが、放送波の受信機能と、視聴データの生成機能とを有している場合について説明した。実施の形態4で説明したように、放送波の受信機能と、視聴データの生成機能とが別々の装置によって発揮される場合においても、無線通信装置10D等の端末に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断することができる。例えば、各家庭において、デジタル放送を受信するテレビ受信機と、インターネットに接続して動画投稿サイトからの動画データを受信する機能等を有するSTBとが設置されている場合においても、端末に対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザがテレビの放送番組を視聴しているか否かを判断することができる。すなわち、STBに、視聴データ提供装置40Dとしての機能を発揮させるためのプログラムをインストールし、ユーザが操作する無線通信装置に、無線通信装置10Dとしての機能を発揮させるためのアップデートを行うことで、実施の形態4の視聴データ収集システム4を実現することもできる。
<E.実施の形態5>
図26から図28を参照して、実施の形態5の視聴データ収集システムについて説明する。実施の形態5の視聴データ収集システムの構成について説明すると、図15に示す実施の形態3の視聴データ収集システム3の構成における視聴データ提供装置40が、実施の形態5では操作情報提供装置40Eにより構成される。また、実施の形態3のサーバ20Cが、実施の形態5の視聴データ提供システムではサーバ20Eにより構成される。
実施の形態3の視聴データ収集システム3と比較すると、実施の形態3では、無線通信装置10Cへのユーザの操作内容を示す機器操作情報に基づいてユーザが放送番組を視聴したか否かの判断を、視聴データ提供装置40が行っている。これに対し、実施の形態5の視聴データ収集システムでは、操作情報提供装置40Eは、無線通信装置10Cへのユーザの操作内容を示す機器操作情報を無線通信装置10Cから受信して、受信した機器操作情報をサーバ20Eへ送信する。サーバ20Eは、機器操作情報に基づいてユーザが放送番組を視聴したか否かの判断を行い、判断結果を示す視聴データを記憶する。すなわち、機器操作情報に基づくユーザの視聴可否の判断を行う主体が、実施の形態3では視聴データ提供装置40であったのに対し、実施の形態5ではサーバ20Eとなる。
<E1.構成>
図26は、実施の形態5の操作情報提供装置40Eの構成を示すブロック図である。図26を参照して、操作情報提供装置40Eは、アンテナ401A,401Bと、放送波受信部402Aと、無線通信部402Bと、入力操作受付部403と、ディスプレイ404と、スピーカ405と、記憶部406と、制御部407と、通信インターフェース408とを含む。記憶部406は、ある局面において、装置識別情報461と、連動アプリケーション462と、機器操作情報463とを記憶する。制御部407は、プログラムに従って動作することにより、放送受信再生部471と、端末連携処理部472と、通信コンテンツ受信再生部473と、操作情報送信部476としての機能を発揮する。
操作情報送信部476は、無線通信装置10Cから受信して記憶部406に記憶される機器操作情報463を、サーバ20Eへ送信する。
図27は、サーバ20Eの構成を示すブロック図である。実施の形態5では、サーバ20Eは、複数の操作情報提供装置から、機器操作情報を受信する。
制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、操作情報受信部273と、視聴判断処理部274と、データ解析配信部275としての機能を発揮する。操作情報受信部273は、各操作情報提供装置から、機器操作情報を受信して、記憶部206に機器操作情報261として記憶させる。
記憶部206は、機器操作情報261と、視聴チャネル情報262と、視聴データ263Zと、番組表情報264と、視聴割合データ265と、番組視聴状況データ266とを記憶する。視聴データ263Zは、それぞれの操作情報提供装置における視聴チャネル情報と、視聴判断処理部274による判断結果とを時刻と対応付けた情報である。
<E2.動作>
図28を参照して、実施の形態5の視聴データ収集システムの動作を説明する。
図28は、無線通信装置10Cの機器操作情報を操作情報提供装置40Eが収集し、ユーザが放送番組を視聴したか否かをサーバ20Eが判断し、判断結果を示す視聴データを生成する処理を示すフローチャートである。
ステップS141において、無線通信装置10Cの制御部107は、連携操作アプリケーション165を起動し、操作情報提供装置40Eを探索して操作情報提供装置40Eと接続する。
ステップS411において、操作情報提供装置40Eの制御部407は、例えば地上波デジタル放送の受信と、受信した放送波に示される放送番組のディスプレイ404による表示を開始する。ステップS413において、制御部407は、放送番組と連動した通信コンテンツを表示するための連動アプリケーション462を起動する。ステップS415において、制御部407は、ユーザが指定するチャネルの放送番組をディスプレイ404に表示し、放送波の制御信号に従って連動アプリケーション462を起動する。制御部407は、連動アプリケーション462の処理により、放送番組と連動した通信コンテンツをサーバ20E等の外部の通信装置から取得して、取得した通信コンテンツをディスプレイ404へ表示する。
ステップS143において、無線通信装置10Cの制御部107は、通信コンテンツなど、放送番組に関する情報を操作情報提供装置40Eから受信してディスプレイ104に表示する。ステップS145において、制御部107は、機器操作情報163を、逐次、記憶部106に記録して、機器操作情報163を操作情報提供装置40Eへ送信する。
ステップS418において、操作情報提供装置40Eの制御部407は、機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信して、時刻と対応付けて機器操作情報463として記憶部406に記録する。また、制御部407は、操作情報提供装置40Eが受信している放送波のチャネルと、時刻とを対応付けて視聴チャネル情報として記憶部406等の記憶領域に記録する。
ステップS419において、制御部407は、機器操作情報463の記録を一定時間にわたって行ったか、または、機器操作情報463のログが一定量に達したかを判定する。ステップS419において、肯定的な判定結果の場合は(ステップS419においてYES)、制御部407は、ステップS425の処理を行い、否定的な判定結果の場合は(ステップS419においてNO)、ステップS415の処理へ戻る。
ステップS425において、制御部407は、機器操作情報463と視聴チャネル情報とをサーバ20Eへ送信する。
ステップS221において、サーバ20Eの制御部207は、通信網90を介して操作情報提供装置40Eから機器操作情報を受信して記憶部206に機器操作情報261として記憶させ、操作情報提供装置40Eから視聴チャネル情報を受信して記憶部206に視聴チャネル情報262として記憶させる。
ステップS223において、制御部207は、機器操作情報261に基づいて、無線通信装置10のユーザが放送番組を視聴したか否かを無線通信装置ごとに判断し、判断結果を示す視聴データ263Zを記憶部206に記憶させる。
このようにして、実施の形態5の視聴データ収集システムは、操作情報提供装置40Eにおいて、どの放送番組が表示されているかという情報に加えて、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、ユーザが実際に放送番組を視聴していると判断されるか否かという情報を第三者等に提供することが可能となる。
<F.実施の形態6>
図29から図35を参照して、実施の形態6の視聴データ収集システム6について説明する。実施の形態3の視聴データ収集システム3において、視聴データ提供装置40と接続する通信装置が無線通信装置10Cであるのに対し、実施の形態6では、視聴データ提供装置40Fが、複数の無線通信装置と接続し、これら複数の無線通信装置へのユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断する。
<F1.構成>
図29は、実施の形態6の視聴データ収集システム6の構成を示す図である。図29に示すように、視聴データ収集システム6は、無線通信装置10Cと、視聴データ提供装置40Fと、サーバ20Cとを含む。視聴データ提供装置40Fはブロードバンドルータ30と接続しており、ブロードバンドルータ30を介して通信網90と接続されている。視聴データ提供装置40Fは、無線通信装置10Cの他に、複数の無線通信装置11(図29では、無線通信装置11として、照明装置11A、リモコン11B、鏡11C、パーソナルコンピュータ11D、ソファ11EおよびWebカメラ11Fを示す)と通信接続する。各無線通信装置は、無線通信装置へのユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成した機器操作情報を視聴データ提供装置40Fへ送信する。視聴データ提供装置40Fは、これら複数の無線通信装置から機器操作情報を受信して、複数の無線通信装置へのユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断する。
図30は、実施の形態6の視聴データ提供装置40Fの構成を示すブロック図である。図30に示すように、視聴データ提供装置40Fは、無線通信装置10cおよび無線通信装置11など、複数の無線通信装置から、各無線通信装置における機器操作情報163を受信して、記憶部406に機器操作情報463として記憶させる。
<F2.データ構造>
図31を参照して、実施の形態6の視聴データ収集システム6で使用されるデータのデータ構造について説明する。
図31は、機器操作情報463のデータ構造を示す図である。図31に示すように、視聴データ提供装置40Fは、複数の無線通信装置(無線通信装置10Cおよび無線通信装置11)それぞれについて、各無線通信装置へのユーザの操作内容と、操作がなされた時刻とを対応付けて記憶部406に機器操作情報463として記憶させている。機器操作情報463の各レコードは、操作内容463Aと、操作時刻463Bと、機器識別情報463Cとを含む。
操作内容463Aは、無線通信装置10または無線通信装置11の入力操作受付部を介してユーザから受け付けた操作の内容を示す。操作時刻463Bは、操作内容463Aに示される操作が行われた時刻を示す。機器識別情報463Cは、無線通信装置それぞれを識別するための情報である。
<F3.動作>
図32から図35を参照して、実施の形態6の視聴データ提供装置40Fが、複数の無線通信装置と通信することにより、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理について説明する。視聴データ提供装置40Fは、通信対象となる複数の無線通信装置のそれぞれについて、機器操作情報に基づいて、ユーザの視聴可否を判断する。視聴データ提供装置40Fは、これら各無線通信装置についてのユーザの視聴可否の判断結果を用いて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する。
図32は、視聴データ提供装置40Fの制御部407が、複数の無線通信装置の機器操作情報に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS441において、制御部407は、複数の無線通信装置それぞれについて、各無線通信装置から受信した機器操作情報に基づいて、ユーザによる放送番組の視聴可否を判断する。すなわち、制御部407は、無線通信装置それぞれについて、機器操作情報に基づき、ユーザが放送番組を視聴したか否かの判断結果を出力する。
ステップS443において、制御部407は、視聴データ提供装置40Fが通信する複数の無線通信装置のうち、ユーザが放送番組を視聴していると判断される無線通信装置の数が、視聴していないと判断される無線通信装置の数より多いか否かを判断する。ステップS443において、視聴していると判断される無線通信装置の数が、視聴していないと判断される無線通信装置の数より多いと判断される場合(ステップS443においてYES)、制御部407は、ステップS445の処理を行い、そうでない場合(ステップS443においてNO)、ステップS447の処理を行う。
ステップS445において、制御部407は、ユーザが放送番組を視聴していると判断し、判断結果を示す視聴データ464を生成して記憶部406に記憶させる。
ステップS447において、制御部407は、ユーザが放送番組を視聴していないと判断し、判断結果を示す視聴データ464を生成して記憶部406に記憶させる。
ステップS441で説明したように、制御部407は、複数の無線通信装置のそれぞれについて、ユーザの視聴可否を判断する。図29に示したように、無線通信装置には様々なものがあるため、各無線通信装置について、無線通信装置への操作内容と、放送番組の視聴可否の判断結果とを対応付けた判断基準があることが望ましい。
図33は、機器操作情報463に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを視聴データ提供装置40Fが判断するための判断基準を示す図である。図33の例では、複数の無線通信装置それぞれに応じた判断基準として、照明装置(照明装置11A)への操作内容についての、放送番組の視聴可否の判断基準となる判断基準474A_1と、Webカメラ(Webカメラ11F)への操作内容についての、放送番組の視聴可否の判断基準となる判断基準474A_2とを示している。ステップS441において、制御部407は、機器操作情報463に基づいて、それぞれの無線通信機器の識別情報に対応した判断基準を参照することにより、各無線通信装置について、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する。
なお、無線通信装置の機器操作情報に応じて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断する方法は、様々なものがあり、これらに限られない。例えば、無線通信装置が、ユーザからの入力操作を受け付けた場合に、ユーザが放送番組を視聴していると判断し、無線通信装置がユーザからの入力操作を検出しない場合に、ユーザが放送番組を視聴していないと判断することとしてもよい。
また、無線通信装置の機器操作情報に応じて、無線通信装置がユーザからの入力操作を受け付けていない場合に、ユーザが放送番組を視聴していると判断し、無線通信装置がユーザからの入力操作を検出する場合に、ユーザが放送番組を視聴していないと判断することとしてもよい。
また、制御部407は、複数の無線通信装置それぞれの機器操作情報に基づいて、複数の無線通信装置それぞれについて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断し、これら各無線通信装置についての視聴可否の判断結果を、各無線通信装置について重みづけすることとしてもよい。制御部407は、この重みづけ後の無線通信装置についての視聴可否の判断結果に基づいて、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断することとしてもよい。この重みづけによる、ユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する処理を詳細に説明する。
図34は、視聴データ提供装置40Fの制御部407が、無線通信装置それぞれの機器操作情報に基づいて、ユーザによる放送番組の視聴可否を判断し、その判断結果に重みづけをして、放送番組を視聴したか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS442において、制御部407は、複数の無線通信装置のそれぞれに割り当てられた重みづけ係数と、各無線通信装置についての視聴可否の判断結果とを用いて演算し、演算結果が閾値を上回るか否かを判断する。ステップS442において、演算結果が閾値を上回る場合(ステップS442においてYES)、制御部407は、ステップS445の処理を行い、そうでない場合(ステップS442においてNO)、ステップS447の処理を行う。
ここで、ステップS442の処理について、より詳細に説明する。
図35は、複数の無線通信装置のそれぞれに割り当てられた重みづけ係数と、各無線通信装置についての視聴可否の判断結果とを用いた演算の演算結果を示す図である。図35に示すように、例えば、ユーザによる放送番組の視聴可否の判断結果において、判断結果「視聴している」を、点数「1」とし、判断結果「視聴していない」を、点数「マイナス1(−1)」とする。また、例えば、視聴可否の判断に影響が比較的大きい無線通信装置については、重みづけ係数を大きくし、視聴可否の判断への影響が比較的小さい無線通信装置については、重みづけ係数を小さくする。図35の例では、機器識別情報「機器C」と、機器識別情報「機器E」とが、最も大きい重みづけ係数「4」と設定されている。
図35に示すように、制御部407は、各無線通信装置についての視聴可否の判断結果と、重みづけ係数とを用いて演算する。図35の例では、各無線通信装置についての視聴可否の判断結果に応じた点数(点数「1」または点数「−1」)と、重みづけ係数とを乗算し、各無線通信装置についての乗算結果を合計した合計値を、閾値と比較する。なお、図35の例では、ステップS442において、制御部407は、例えば閾値を閾値「0」として、合計値が閾値を超えた場合に、ユーザが放送番組を視聴していると判断し、合計値が閾値を超えない場合に、ユーザが放送番組を視聴していないと判断する。
このように、実施の形態6では、視聴データ提供装置40Fが、複数の無線通信装置と接続し、これら複数の無線通信装置へのユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断する。そのため、1つの無線通信装置への操作内容に応じてユーザが放送番組を視聴したか否かを判断する場合と比較すると、実施の形態6では、複数の無線通信装置へのユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断する。そのため、例えばユーザが滞在する室内に設置される家電、(通信機能を有する)家具、その他の機器への操作内容に基づいて、ユーザが放送番組を視聴しているか否かを判断することで、ユーザのライフスタイルに応じて、放送番組の視聴可否の判断の精度を高めることができる。
<G.実施の形態7>
図36から図38を参照して、実施の形態7の視聴データ収集システムについて説明する。実施の形態7において、視聴データ収集システムは、ユーザがどのチャネルの放送番組を視聴データ提供装置40Fに表示させているか、また、放送番組をユーザが視聴したか否かの判断結果に基づいてユーザの視聴傾向を推定し、これにより、おすすめの番組を示すリコメンド情報をユーザに通知する。
実施の形態7の視聴データ収集システムは、図29に示す実施の形態6のサーバ20Cが、実施の形態7では、リコメンド情報を視聴データ提供装置40Fへ配信するためのサーバ20Gに置き換わったものである。
<G1.構成>
図36は、実施の形態7のサーバ20Gの構成を示す図である。図36に示すように、サーバ20Gは、視聴データ提供装置40Fから視聴データを受信し、視聴データ提供装置40Fに対し、番組リコメンド情報267を送信する。サーバ20Gの制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、データ解析配信部275と、視聴データ受信部276と、リコメンド情報生成部277と、リコメンド情報配信部278としての機能を発揮する。
リコメンド情報生成部277は、視聴データ263Zに基づき、各視聴データ提供装置における番組の視聴傾向(視聴データ提供装置40Fで表示されているチャネルの情報、および、機器操作情報に基づくユーザの視聴可否の判断結果)を解析する。リコメンド情報生成部277は、各視聴データ提供装置の視聴傾向の解析結果を比較して、視聴傾向の相関が一定値を超えるユーザ同士を、視聴傾向が近いユーザとして抽出する。リコメンド情報生成部277は、第1のユーザと視聴傾向が近い第2のユーザの視聴データに基づいて、第1のユーザにおすすめする番組の情報を生成して記憶部206に番組リコメンド情報267として記憶させる。
リコメンド情報配信部278は、各視聴データ提供装置について生成される番組リコメンド情報267を、視聴データ提供装置それぞれに対し通信網90を介して送信する。
サーバ20Gの記憶部206は、ある局面において、視聴データ263Zと、番組表情報264と、視聴割合データ265と、番組視聴状況データ266と、番組リコメンド情報267とを記憶する。
<G2.動作>
図37を参照して、実施の形態7のサーバ20Gが、ユーザに対し、おすすめの番組の情報を通知する処理について説明する。
図37は、サーバ20Gが番組リコメンド情報267を生成して視聴データ提供装置へ配信する処理を示すフローチャートである。
ステップS251において、制御部207は、視聴データ263Zに示される視聴チャネルの情報と、ユーザによる視聴可否の判断結果とに基づいて、複数の視聴データ提供装置のそれぞれについて、番組の視聴傾向を解析する。制御部207は、例えば、番組の視聴傾向として、番組のジャンル、ユーザによる視聴時間帯などを解析する。
ステップS253において、制御部207は、視聴データ提供装置それぞれについて、番組リコメンド情報267を生成する。ステップS255において、制御部207は、各視聴データ提供装置に、番組リコメンド情報267を送信する。
<G3.表示例>
図38を参照して、番組リコメンド情報267を視聴データ提供装置40Fで表示する一例を示す。
図38は、サーバ20Gが視聴データ提供装置40Fへ送信する番組リコメンド情報267に示されるおすすめの番組を、視聴データ提供装置40Fのディスプレイ404に表示する一例を示す図である。図38に示すように、視聴データ提供装置40Fのディスプレイ404に、ユーザの視聴傾向に基づいて、視聴傾向が一定程度、重複している他のユーザも視聴している番組「ZZZ」等の視聴をユーザに促すための表示がなされている。また、制御部407は、これらおすすめの番組の視聴開始をユーザに促すため、ボタン「視聴開始」、ボタン「いますぐ視聴する」などをディスプレイ404に表示する。
実施の形態7の視聴データ提供装置によると、サーバ20Gが、複数の視聴データ提供装置の視聴データに基づき、視聴傾向が近いユーザに対して、番組リコメンド情報267を送信する。これにより、視聴データ収集システムは、放送番組などのコンテンツがユーザによって利用される機会を拡大することができ、放送局93や番組製作会社95にとっては、コンテンツが視聴される可能性を高めることができる。また、ユーザにとっては、興味あるコンテンツを視聴する機会が拡大する。
<H.実施の形態8>
図39から図43を参照して、実施の形態8の視聴データ収集システム8について説明する。実施の形態8において、視聴データ収集システム8は、ユーザが、放送番組についての話題をもとに他のユーザとコミュニケーションを行うためのプラットフォームとして機能する。これにより、放送局93や番組製作会社95にとっては、コンテンツが視聴される可能性が高まる。また、ユーザにとっては、放送番組の話題をもとに他のユーザとのコミュニケーションの機会を増やして、知人や家族などの他のユーザとの人間的なつながりを強めることができる。視聴データ収集システム8は、サーバ20Hにより、放送番組についてのコメントを書き込むためのプラットフォームとして機能する。これにより、放送番組についての視聴者のクチコミ情報が集積し、ユーザ同士のコミュニケーションを促すとともに、放送局93等に対し、視聴者の感想等を提供することができる。
視聴データ収集システム8は、複数のユーザが互いにコミュニケーションを行うためのプラットフォームとして機能し、ユーザが指定している他のユーザの放送番組の視聴傾向に基づいて、ユーザの無線通信装置10Hに対し、放送番組の視聴を促すための番組リコメンド情報267をサーバ20Hから送信する。
<H1.構成>
図39は、実施の形態8の視聴データ収集システム8の構成を示す図である。図39に示すように、視聴データ収集システム8において、複数組の無線通信装置10Hおよび視聴データ提供装置40Fが通信網90を介してサーバ20Hと接続されている。これら無線通信装置10Hおよび視聴データ提供装置40Fの組のそれぞれは、複数のユーザのそれぞれと対応する。すなわち、複数のユーザが、無線通信装置10Hおよび視聴データ提供装置40Fを用いて視聴データ収集システム8を利用している。
複数の無線通信装置のそれぞれは、サーバ20Hと通信網90を介して接続しており、互いにメッセージデータを送受信する機能を有する。すなわち、ユーザは、各ユーザが無線通信装置10Hを操作することにより、ユーザ間でメッセージデータを送受信することができる。例えば、ユーザ間で、日常的な会話や、放送番組に関するメッセージデータを送受信することができる。
図40は、実施の形態8の無線通信装置10Hの構成を示す図である。無線通信装置10Hは、予めサーバ20Hにユーザの情報を登録することにより、他のユーザとメッセージデータを送受信する。記憶部106は、ある局面において、機器識別情報161と、機器操作情報163と、連携操作アプリケーション165と、ユーザ識別情報167と、登録ユーザ情報168とを記憶する。ユーザ識別情報167は、無線通信装置10Hを操作するユーザを識別するための情報である。登録ユーザ情報168は、無線通信装置10Hのユーザが登録する他のユーザの情報である。無線通信装置10Hは、例えば、無線通信装置10Hのユーザがメッセージデータを送受信する対象とする他のユーザの識別情報を指定する操作を受け付けて、記憶部106に登録ユーザ情報168として記憶させる。
制御部107は、プログラムに従って動作することにより、操作情報送信部172と、機器発見処理部176と、連携操作処理部177と、メッセージ送受信部178としての機能を発揮する。メッセージ送受信部178は、サーバ20Hと接続することにより、無線通信装置10Hのユーザによる他のユーザとのメッセージデータの送受信を行う。
図41は、実施の形態8のサーバ20Hの構成を示す図である。図41に示すように、サーバ20Hは、無線通信装置間でのメッセージデータの送受信を行う。
データ保持部208は、通信コンテンツ281と、連動アプリケーション282と、ユーザ管理情報283と、メッセージデータ284とを記憶する。ユーザ管理情報283は、ユーザを管理するための情報であり、ユーザの識別情報と、ユーザが使用する無線通信装置10Hの識別情報と、ユーザが使用する視聴データ提供装置40Fの識別情報と、ユーザが予め指定する他のユーザの識別情報とを対応付けた情報である。メッセージデータ284は、サーバ20Hを介してユーザが送受信する、テキスト等により構成されるデータである。
制御部207は、プログラムに従って動作することにより、ストリームデータ送信部271と、アプリケーション送信部272と、データ解析配信部275と、視聴データ受信部276と、リコメンド情報生成部277と、リコメンド情報配信部278と、メッセージング処理部279としての機能を発揮する。メッセージング処理部279は、無線通信装置から、ユーザを指定したメッセージデータの送信要求を受け付けて、他のユーザの無線通信装置へメッセージを送信する。メッセージング処理部279は、無線通信装置間で送受信されるメッセージデータをメッセージデータ284としてデータ保持部208に蓄積する。これにより、例えば、ユーザは、ユーザ識別情報をサーバ20Hへ送信することにより、ユーザが所有する端末のいずれを用いても、サーバ20Hから、過去にユーザが送受信したメッセージデータを取得することができる。
<H2.動作>
図42を参照して、実施の形態8のサーバ20Hが、ユーザに対し、ユーザが指定する他のユーザの視聴傾向に基づき、おすすめの番組の情報を通知する処理について説明する。
図42は、サーバ20Hは番組リコメンド情報267を生成して視聴データ提供装置へ配信する処理を示すフローチャートである。
ステップS252において、制御部207は、ユーザ管理情報283を参照し、番組リコメンド情報267を送信する対象となるユーザが指定している他のユーザの情報を取得する。制御部207は、この他のユーザの視聴データに基づく視聴傾向の解析結果に基づいて、一定割合を超える視聴傾向にある番組の視聴を提案する番組リコメンド情報267を生成する。
ステップS256において、制御部207は、ユーザの視聴データ提供装置40Fおよび/または無線通信装置10Hに対し、番組リコメンド情報267を送信する。
<H3.表示例>
図43を参照して、番組リコメンド情報267を視聴データ提供装置40Fで表示する一例を示す。
図43は、サーバ20Hが視聴データ提供装置40Fへ送信する番組リコメンド情報267に示されるおすすめの番組を、視聴データ提供装置40Fのディスプレイ404に表示する一例を示す図である。図43の例において、視聴データ提供装置40Fのユーザは、予め他のユーザの識別情報(例えば、ユーザ識別情報「AB」、ユーザ識別情報「BC」など)をサーバ20Hに登録している。図43に示すように、視聴データ提供装置40Fのユーザは、サーバ20Hを介してユーザ「AB」等の視聴データ提供装置または無線通信装置とメッセージを送受信する。視聴データ提供装置40Fは、ディスプレイ404において、サーバ20Hから受信した番組リコメンド情報267に基づいて、ユーザが予め登録している他のユーザが視聴している割合が一定割合を超えるコンテンツである番組「ZZZ」を視聴することを促す表示をしている。
このようにして、実施の形態8の視聴データ収集システム8は、ユーザによる放送番組の視聴傾向に基づいて、予め登録しておいたユーザ同士で話題となる番組の情報を共有することを容易にしている。また、サーバ20Hは、ユーザ同士が送受信するメッセージデータをメッセージデータ284として蓄積しているため、放送番組についてのユーザ同士のテキストによるコミュニケーションの履歴を蓄積していることとなる。したがって、これらメッセージデータ284に示される、放送番組に対するユーザの感想等を解析することにより、放送局93や番組製作会社95等にとっては、コンテンツ制作および配信に対するユーザの行動を検知することができる。
<まとめ>
上記のように、実施の形態1から実施の形態8の視聴データ収集システムについて説明した。これらの各実施の形態を組み合わせることとしてもよい。各実施の形態で説明したように、本実施の形態に係る無線通信装置、視聴データ提供装置、操作情報提供装置、およびサーバは、プロセッサと、その上で実行されるプログラムにより実現される。本実施の形態を実現するプログラムは、通信インターフェースを介してネットワークを利用した送受信等により提供される。各実施の形態で説明した視聴データ収集システムは、以下の構成を有する。
(1)無線通信装置10およびサーバ20を含み、無線通信装置10とサーバ20とが通信網90を介して接続される視聴データ収集システム1が提供される。無線通信装置10は、放送波を受信するように構成された放送波受信部102Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ104と、通信網90を介してサーバ20と通信するように構成された無線通信部102Bと、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163をサーバ20へ送信するように構成された操作情報送信部172とを備える。サーバ20は、記憶部206と、無線通信装置10から通信網90を介して機器操作情報163を受信するように構成された通信部202と、サーバ20の動作を制御するように構成された制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報261に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データ263を記憶部206により記憶するように構成されている。
これにより、放送番組などのコンテンツが無線通信装置10によって表示されていることに加えて、ユーザによる無線通信装置10への操作内容に応じてユーザがコンテンツを視聴したか否かの判断結果を視聴データ263として生成することができ、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(2)上記の(1)において、無線通信装置10の放送波受信部102Aは、受信している放送波のチャネル情報を取得するように構成されている。操作情報送信部172は、放送波のチャネル情報と、機器操作情報163とをサーバ20へ送信するよう構成されている。サーバ20の通信部202は、機器操作情報163と、チャネル情報とを受信するように構成されている。制御部207は、機器操作情報261に基づく視聴判断処理部274の判断結果と、機器操作情報261に示される操作がなされた時のチャネル情報とを対応付けて視聴データ263として記憶部206に記憶させるよう構成されている。
これにより、チャネル情報に基づいて、どの放送番組が視聴者によってどの程度視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(3)上記の(1)において、サーバ20は、複数の無線通信装置10と通信網90を介して接続する。サーバ20の通信部202は、複数の無線通信装置10からそれぞれ機器操作情報163を受信する。視聴判断処理部274は、複数の各無線通信装置10から受信する機器操作情報163に基づいて、各無線通信装置10のユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを無線通信装置10それぞれについて判断する。制御部207は、各無線通信装置10についての判断結果を示す視聴データ263を記憶部206に記憶させるように構成されている。制御部207は、さらに、視聴データ263に基づいて、複数の無線通信装置10のユーザのうち放送波に示される放送番組を視聴している割合を算出し、算出結果を視聴割合データ265として記憶部206に記憶させるデータ解析配信部275を含む。
これにより、複数のユーザのうち、どの程度の割合のユーザが、放送番組などのコンテンツを視聴しているかを測定することができ、例えば放送局や番組製作会社など、コンテンツにかかわる事業者にとって、コンテンツ制作に有益なデータを提供することができる。
(4)上記の(2)において、サーバ20の通信部202は、複数の無線通信装置10からそれぞれ機器操作情報163とチャネル情報とを受信する。視聴判断処理部274は、複数の各無線通信装置10から受信する機器操作情報163に基づいて、各無線通信装置10のユーザがチャネル情報に示される放送波の放送番組を視聴したか否かを無線通信装置10それぞれについて判断する。制御部207は、各無線通信装置10についての判断結果と、各無線通信装置10で受信したチャネル情報とを対応付けて視聴データ263として記憶部206に記憶させるように構成されている。制御部207は、さらに、視聴データ263に基づいて、放送波の各チャネルの視聴割合の分布と、放送波の各チャネルそれぞれについて、複数の無線通信装置10のユーザのうちチャネルを視聴している割合とを算出し、算出結果を視聴割合データ265として記憶部206に記憶させるデータ解析配信部275を含む。
これにより、放送波の各チャネルが視聴されている割合と、各チャネルについてユーザが視聴している割合とを算出することができ、放送局にとっては、自局が放送する番組コンテンツが、他の放送局との関係で、どの程度視聴されているかを推定することができる。すなわち、放送番組がユーザによってどの程度、視聴されているかを、例えば他の放送局との比較によって測定することができる。
(5)上記の(1)に示す視聴データ収集システムにおけるサーバ20であって、記憶部206と、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、無線通信装置10から通信網90を介して受信するように構成された通信部202と、サーバ20の動作を制御するように構成された制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報261に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データ263を記憶部206により記憶するように構成されている。
これにより、ユーザによる無線通信装置10への操作内容に応じてユーザがコンテンツを視聴したか否かの判断結果を視聴データ263として生成することができ、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(6)上記の(1)に示す視聴データ収集システムにおける無線通信装置10であって、サーバ20は、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、無線通信装置10から通信網90を介して受信するように構成された通信部202と、サーバ20の動作を制御するように構成された制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報261に示される、放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データ263を記憶部206により記憶するように構成されている。無線通信装置10は、放送波を受信するように構成された放送波受信部102Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ104と、通信網90を介してサーバ20と通信するように構成された無線通信部102Bと、無線通信装置10に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163をサーバ20へ送信するように構成された操作情報送信部172とを備える。
これにより、ユーザによる無線通信装置10への操作内容に応じてユーザがコンテンツを視聴したか否かの判断結果を視聴データ263として生成することができ、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。また、ユーザの操作内容に基づくユーザの視聴可否の判断をサーバ20で行っているため、無線通信装置10は、機器操作情報163を生成してサーバ20へ送信する機能を有していればよい。
(7)別の実施の形態に従うと、無線通信装置10Bおよびサーバ20Bを含み、無線通信装置10Bとサーバ20Bとが通信網90を介して接続される視聴データ収集システムが提供される。無線通信装置10Bは、放送波を受信するように構成された放送波受信部102Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ104と、通信網90を介してサーバ20Bと通信するように構成された無線通信部102Bと、無線通信装置10Bの動作を制御するように構成された制御部107とを備える。制御部107は、放送波の受信時における無線通信装置10Bに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部174と、視聴判断処理部174による判断結果を示す視聴データ164をサーバ20Bへ送信する視聴データ送信部175とを含む。サーバ20Bは、記憶部206と、無線通信装置10Bから通信網90を介して視聴データ164を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ164を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。また、無線通信装置10Bにおいて視聴データ164を生成するため、無線通信装置10Bにおいて、ユーザによる視聴状況の変化に応じた画面の表示処理、例えば、放送番組に関連するコンテンツの利用を促す処理など、放送局やユーザにとって利点のある処理を行うことができる。
(8)上記(7)に示す視聴データ収集システムにおける無線通信装置10Bであって、放送波を受信するように構成された放送波受信部102Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ104と、通信網90を介してサーバ20Bと通信するように構成された無線通信部102Bと、無線通信装置10Bの動作を制御するように構成された制御部107とを備える。制御部107は、放送波の受信時における無線通信装置10Bに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部174と、視聴判断処理部174による判断結果を示す視聴データ164をサーバ20Bへ送信する視聴データ送信部175とを含む。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。また、無線通信装置10Bにおいて視聴データ164を生成するため、無線通信装置10Bにおいて、ユーザによる視聴状況の変化に応じた画面の表示処理、例えば、放送番組に関連するコンテンツの利用を促す処理など、放送局やユーザにとって利点のある処理を行うことができる。
(9)上記(7)に示す視聴データ収集システムにおけるサーバ20Bであって、無線通信装置10Bは、放送波を受信するように構成された放送波受信部102Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ104と、通信網90を介してサーバ20Bと通信するように構成された無線通信部102Bと、無線通信装置10Bの動作を制御するように構成された制御部107とを備える。制御部107は、放送波の受信時における無線通信装置10Bに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部174と、視聴判断処理部174による判断結果を示す視聴データ164をサーバ20Bへ送信する視聴データ送信部175とを含む。サーバ20Bは、記憶部206と、無線通信装置10Bから通信網90を介して視聴データ164を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ164を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(10)別の実施の形態に従うと、無線通信装置10C、視聴データ提供装置40、およびサーバ20Cを含み、視聴データ提供装置40とサーバ20Cとが通信網90を介して接続される視聴データ収集システム3であって、無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40へ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。視聴データ提供装置40は、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、通信網90を介してサーバ20Cと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40の動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Cは、記憶部206と、視聴データ提供装置40から通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、視聴者であるユーザが無線通信装置10Cに対して行う操作内容に応じて、視聴データ提供装置40に表示される放送番組などのコンテンツが、視聴者によってどの程度視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(11)上記(10)の視聴データ収集システム3における視聴データ提供装置40であって、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、通信網90を介してサーバ20Cと通信するように構成された通信インターフェース408と、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40の動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる視聴データ提供装置を実現することができる。
(12)上記(10)の視聴データ収集システム3における無線通信装置10Cであって、視聴データ提供装置40は、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、通信網90を介してサーバ20Cと通信するように構成された通信インターフェース408と、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40の動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40へ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる視聴データ提供装置とともに用いられる無線通信装置10Cを実現することができる。
(13)上記(10)の視聴データ収集システム3におけるサーバ20Cであって、無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40へ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。視聴データ提供装置40は、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、通信網90を介してサーバ20Cと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40の動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Cは、記憶部206と、視聴データ提供装置40から通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、コンテンツがどの程度、ユーザによって視聴されているか、その視聴状況を示す視聴データをサーバ20Cにおいて蓄積することができ、例えば放送局や番組製作会社等のリクエストに応じて、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているかを応答することができる。
(14)無線通信装置10D、視聴データ提供装置40D、TV放送表示装置50、およびサーバ20Dを含み、視聴データ提供装置40Dとサーバ20Dとが通信網90を介して接続される視聴データ収集システム4であって、無線通信装置10Dは、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Dへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。TV放送表示装置50は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。視聴データ提供装置40Dは、通信網90を介してサーバ20Dと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Dから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Dの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Dへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Dは、記憶部206と、視聴データ提供装置40Dから通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、放送受信機能を有する表示装置と、通信網90に接続可能な視聴データ提供装置40Dとが別々の装置として利用される場合においても、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容に応じて、表示装置において表示されるコンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。例えば、既に放送受信機能を有する表示装置がユーザの部屋等に設置されている場合に、視聴データ提供装置40Dを導入する、または視聴データ提供装置40Dのソフトウェアをアップデートすること等により、視聴データ収集システムを実現することができる。
(15)上記(14)の視聴データ収集システム4における視聴データ提供装置40Dであって、TV放送表示装置50は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。視聴データ提供装置40Dは、通信網90を介してサーバ20Dと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Dから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Dの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Dへ送信する送信部とを含む。
これにより、放送受信機能を有する表示装置と、通信網90に接続可能な視聴データ提供装置40Dとが別々の装置として利用される場合においても、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容に応じて、表示装置において表示されるコンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(16)上記(14)の視聴データ収集システム4における無線通信装置10Dであって、TV放送表示装置50は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。視聴データ提供装置40Dは、通信網90を介してサーバ20Dと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Dから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Dの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Dへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Dは、記憶部206と、視聴データ提供装置40Dから通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。無線通信装置10Dは、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Dへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。
これにより、放送受信機能を有する表示装置と、通信網90に接続可能な視聴データ提供装置40Dとが別々の装置として利用される場合においても、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容に応じて、表示装置において表示されるコンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(17)上記(14)の視聴データ収集システム4におけるサーバ20Dであって、無線通信装置10Dは、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Dへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。TV放送表示装置50は、放送波を受信するように構成された放送波受信部と、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備える。視聴データ提供装置40Dは、通信網90を介してサーバ20Dと通信するように構成された通信インターフェース408と、機器操作情報163を無線通信装置10Dから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Dの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、放送波の受信時における無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信部402Bにより受信し、受信した機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Dへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Dは、記憶部206と、視聴データ提供装置40Dから通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、放送受信機能を有する表示装置と、通信網90に接続可能な視聴データ提供装置40Dとが別々の装置として利用される場合においても、無線通信装置10Dに対するユーザの操作内容に応じて、表示装置において表示されるコンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(18)別の実施の形態に従うと、無線通信装置10C、操作情報提供装置40E、およびサーバ20Eを含み、操作情報提供装置40Eとサーバ20Eとが通信網90を介して接続される視聴データ収集システムであって、無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を操作情報提供装置40Eへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。操作情報提供装置40Eは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、受信した機器操作情報163をサーバ20Eへ送信するように構成された操作情報送信部476とを含む。サーバ20Eは、記憶部206と、操作情報提供装置40Eから通信網90を介して機器操作情報463を受信するように構成された通信部202と、サーバ20Eの動作を制御する制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報463に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データを記憶部206により記憶するように構成されている。
これにより、視聴者であるユーザが無線通信装置10Cに対して行う操作内容に応じて、操作情報提供装置40Eに表示される放送番組などのコンテンツが、視聴者によってどの程度視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(19)上記(18)に示す視聴データ収集システムにおけるサーバ20Eであって、無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を操作情報提供装置40Eへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。
操作情報提供装置40Eは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、受信した機器操作情報163をサーバ20Eへ送信するように構成された操作情報送信部476とを含む。サーバ20Eは、記憶部206と、操作情報提供装置40Eから通信網90を介して機器操作情報463を受信するように構成された通信部202と、サーバ20Eの動作を制御する制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報163に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データを記憶部206により記憶するように構成されている。
これにより、コンテンツがどの程度、視聴者によって視聴されているか、その視聴状況を測定することができる操作情報提供装置を提供することができる。
(20)上記(18)に示す視聴データ収集システムにおける無線通信装置10Cであって、操作情報提供装置40Eは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、受信した機器操作情報163をサーバ20Eへ送信するように構成された操作情報送信部476とを含む。サーバ20Eは、記憶部206と、操作情報提供装置40Eから通信網90を介して機器操作情報463を受信するように構成された通信部202と、サーバ20Eの動作を制御する制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報163に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含み、視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データを記憶部206により記憶するように構成されている。無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を操作情報提供装置40Eへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。
これにより、コンテンツが、視聴者によってどの程度視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(21)上記(18)に示す視聴データ収集システムにおける操作情報提供装置40Eであって、無線通信装置10Cは、無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を操作情報提供装置40Eへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。サーバ20Eは、記憶部206と、操作情報提供装置40Eから通信網90を介して機器操作情報463を受信するように構成された通信部202と、サーバ20Eの動作を制御する制御部207とを備える。制御部207は、機器操作情報163に示される放送波の受信時におけるユーザの操作内容に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部274を含む。視聴判断処理部274による判断結果を示す視聴データを記憶部206により記憶するように構成されている。操作情報提供装置40Eは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、放送波の受信時における無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を無線通信装置10Cから受信するように構成された無線通信部402Bと、受信した機器操作情報163をサーバ20Eへ送信するように構成された操作情報送信部476とを含む。
これにより、コンテンツが、視聴者によってどの程度視聴されているか、その視聴状況を測定することができる。
(22)別の実施の形態に従うと、複数の無線通信装置10C、視聴データ提供装置40F、およびサーバ20Cを含み、視聴データ提供装置40Fとサーバ20Cとが通信網90を介して接続される視聴データ収集システム6であって、複数の無線通信装置10Cの各々は、各無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Fへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。視聴データ提供装置40Fは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、複数の無線通信装置10Cそれぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Fの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Cは、記憶部206と、視聴データ提供装置40Fから通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
これにより、複数の無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているか、その視聴状況を測定することができ、視聴されているか否かの判断処理の精度を高め得る。
(23)上記(22)において、制御部407の視聴判断処理部474は、機器操作情報163において、ユーザが無線通信装置10Cを操作した場合に、ユーザが放送波の放送番組を視聴したと判断し、無線通信装置10Cを操作していない場合に、ユーザが放送波の放送番組を視聴していないと判断する。
これにより、ユーザが放送番組などのコンテンツとともに操作することが想定される無線通信装置10Cへの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているかを測定することができる。
(24)上記(22)において、制御部407の視聴判断処理部474は、機器操作情報163において、ユーザが無線通信装置10Cを操作していない場合に、ユーザが放送波の放送番組を視聴したと判断し、無線通信装置10Cを操作した場合に、ユーザが放送波の放送番組を視聴していないと判断する。
これにより、ユーザが放送番組などのコンテンツとともに操作することが想定されていない無線通信装置10Cへの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているかを測定することができる。
(25)上記(22)において、制御部407の視聴判断処理部474は、複数の無線通信装置10Cそれぞれの機器操作情報163に基づいて、放送波の放送番組の視聴可否の判断を複数の無線通信装置10Cそれぞれについて行い、各無線通信装置10Cの機器操作情報163に対応する視聴可の判断結果の数および視聴不可の判断結果の数との比較により、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する。
これにより、複数の無線通信装置へのユーザの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているかを測定することができる。
(26)上記(22)において、制御部407の視聴判断処理部474は、複数の無線通信装置10Cそれぞれの機器操作情報163に基づいて、放送波の視聴可否の判断を複数の無線通信装置10Cそれぞれについて行い、各無線通信装置10Cの機器操作情報163に対応する視聴可否の判断結果を、各無線通信装置10Cについて重みづけをし、重みづけ後の各無線通信装置10Cについての視聴可否の判断結果に基づいて、ユーザが放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する。
これにより、よりコンテンツの視聴可否との相関が大きい無線通信装置についての判断結果を重視して、コンテンツが視聴者によって視聴されているか否かを判断することができる。
(27)上記(22)に示す視聴データ収集システム6における視聴データ提供装置40Fであって、複数の無線通信装置10Cの各々は、各無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Fへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。視聴データ提供装置40Fは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、複数の無線通信装置10Cそれぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Fの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。
これにより、複数の無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているか、その視聴状況を測定することができ、視聴されているか否かの判断処理の精度を高め得る。
(28)上記(22)に示す視聴データ収集システム6における複数の無線通信装置10Cであって、視聴データ提供装置40Fは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、複数の無線通信装置10Cそれぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Fの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。複数の無線通信装置10Cの各々は、各無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Fへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。
これにより、複数の無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているか、その視聴状況を測定することができ、視聴されているか否かの判断処理の精度を高め得る。
(29)上記(22)に示す視聴データ収集システム6におけるサーバ20Cであって、複数の無線通信装置10Cの各々は、各無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を生成し、生成された機器操作情報163を視聴データ提供装置40Fへ送信するように構成された操作情報送信部172を備える。視聴データ提供装置40Fは、放送波を受信するように構成された放送波受信部402Aと、受信する放送波に示される放送番組を表示するように構成されたディスプレイ404と、複数の無線通信装置10Cそれぞれに対するユーザの操作内容を示す機器操作情報163を、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信するように構成された無線通信部402Bと、視聴データ提供装置40Fの動作を制御するように構成された制御部407とを備える。制御部407は、複数の無線通信装置10Cそれぞれから受信した、放送波の受信時における機器操作情報163に基づいて、ユーザが放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する視聴判断処理部474と、視聴判断処理部474による判断結果を示す視聴データ464をサーバ20Cへ送信する視聴データ送信部475とを含む。サーバ20Cは、記憶部206と、視聴データ提供装置40Fから通信網90を介して視聴データ464を受信するように構成された通信部202と、受信した視聴データ464を記憶部206により記憶するように構成された制御部207とを備える。
複数の無線通信装置10Cに対するユーザの操作内容に基づいて、コンテンツが視聴者によってどの程度、視聴されているか、その視聴状況を測定することができ、視聴されているか否かの判断処理の精度を高め得る。
(30)別の実施の形態に従うと、上記(22)において、視聴データ提供装置40Fの視聴データ送信部475は、視聴データ464と、視聴データ提供装置40Fの装置識別情報461とをサーバ20Gへ送信するよう構成されている。サーバ20Gの通信部202は、複数の視聴データ提供装置40Fから、視聴データ464と、視聴データ提供装置40Fの装置識別情報461とを受信するように構成されている。制御部207は、視聴データ提供装置40Fの装置識別情報461と、視聴データ464とを対応付けて記憶部206に記憶させる。さらに、視聴データ263Zに基づいて、各視聴データ提供装置40Fにおける番組の視聴傾向を解析し、解析された視聴傾向に基づいて、各視聴データ提供装置40Fに対し、視聴すべき番組の情報を通知するリコメンド情報配信部278を含む。
これにより、それぞれの視聴データ提供装置40Fの視聴傾向をサーバ20Gで解析することができ、ある視聴データ提供装置に対し、他の視聴データ提供装置において視聴された番組などの情報を通知することで、番組の利用を促すことができる。
(31)別の実施の形態に従うと、上記(22)において、視聴データ提供装置40Fの視聴データ送信部475は、視聴データ464と、ユーザの識別情報とをサーバ20Hへ送信するよう構成されている。サーバ20Hの通信部202は、複数の視聴データ提供装置40Fから、視聴データ464と、ユーザの識別情報とを受信するように構成されている。制御部207は、ユーザの識別情報と、視聴データ464とを対応付けて記憶する。さらに、1以上のユーザの視聴データ263Zに基づいて、ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された視聴傾向に基づいて、各視聴データ提供装置40Fに対し、視聴すべき番組の情報を通知するリコメンド情報配信部278を含む。
これにより、それぞれのユーザの視聴傾向をサーバ20Gで解析することができ、あるユーザに対し、他のユーザにおいて視聴された番組などの情報を通知することで、ユーザ間でのコミュニケ―ションおよび番組の利用を促すことができる。
(32)上記(31)において、サーバ20Hの通信部202は、各ユーザの通信装置または視聴データ提供装置40Fの少なくともいずれかから、他のユーザの識別情報を指定した指定情報を受信する。サーバ20Hの記憶部206は、ユーザそれぞれが指定した指定情報をユーザ管理情報283として記憶する。リコメンド情報配信部278は、ユーザの識別情報に基づいて、ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された視聴傾向に基づいて、視聴すべき番組の情報を、ユーザが指定情報により指定したユーザの無線通信装置10Hまたは視聴データ提供装置40Fの少なくともいずれかへ通知する。
これにより、あるユーザに対し、ユーザ同士で指定した、他のユーザの視聴傾向に基づいて、あるユーザに対し、視聴を提案する情報が送信される。
(33)上記(31)において、サーバ20Hの通信部202は、各ユーザの無線通信装置10Hまたは視聴データ提供装置40Fの少なくともいずれかから、放送番組についてのメッセージ情報を受信する。サーバ20Hの制御部207は、ユーザの識別情報と、視聴データ464とを対応付けて記憶し、各ユーザのメッセージ情報を記憶するよう構成されている。
これにより、ユーザ間でのコミュニケーションを支援しつつ、サーバ20Hにおいて、ユーザ間のメッセージの送受信の履歴を保持することができる。例えば、ユーザに対しては、サーバ20Hに接続することにより、過去に他のユーザと送受信したメッセージを受信することができ、ユーザにとっては、複数の端末を使用して、いずれの端末でも他のユーザとのメッセージを同期させることができる。
(34)上記(33)において、サーバ20Hのリコメンド情報配信部278は、1以上のユーザのメッセージ情報に基づいて、ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された視聴傾向に基づいて、各視聴データ提供装置40Fまたは各ユーザの通信装置の少なくともいずれかに対し、視聴すべき番組の情報を通知する。
これにより、ユーザ間でのコミュニケーションを支援することにより、コンテンツの視聴を提案する情報が送受信され、コンテンツの利用を促すことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
101A,101B アンテナ、102A 放送波受信部、102B,102C 無線通信部、103 入力操作受付部、104 ディスプレイ、105 スピーカ、106 記憶部、107 制御部、171 放送受信再生部、172 操作情報送信部、173 通信コンテンツ受信再生部、174 視聴判断処理部、175 視聴データ送信部、176 機器発見処理部、177 連携操作処理部、178 メッセージ送受信部、202 通信部、206 記憶部、261 機器操作情報、262 視聴チャネル情報、263,263Z 視聴データ、264 番組表情報、265 視聴割合データ、266 番組視聴状況データ、267 番組リコメンド情報、207 制御部、271 ストリームデータ送信部、272 アプリケーション送信部、273 操作情報受信部、274 視聴判断処理部、275 データ解析配信部、276 視聴データ受信部、277 リコメンド情報生成部、278 リコメンド情報配信部、279 メッセージング処理部、208 データ保持部、281 通信コンテンツ、282 連動アプリケーション、283 ユーザ管理情報、284 メッセージデータ、401A,401B アンテナ、403 入力操作受付部、404 ディスプレイ、405 スピーカ、406 記憶部、461 装置識別情報、462 連動アプリケーション、463 機器操作情報、464 視聴データ、407 制御部、471 放送受信再生部、472 端末連携処理部、473 通信コンテンツ受信再生部、474 視聴判断処理部、475 視聴データ送信部、476 操作情報送信部、408 通信インターフェース、409 入出力インターフェース、10 無線通信装置、11 無線通信装置、20 サーバ、30 ブロードバンドルータ、40 視聴データ提供装置、40E 操作情報提供装置、50 TV放送表示装置、90 通信網、91 放送送信所、92 無線基地局、93 放送局、95 番組製作会社。

Claims (34)

  1. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記通信装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された送信部とを備え、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記通信装置から前記通信網を介して前記機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される、前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されている、視聴データ収集システム。
  2. 前記通信装置の前記放送波受信部は、受信している放送波のチャネル情報を取得するように構成されており、
    前記送信部は、前記放送波の前記チャネル情報と、前記機器操作情報とを前記サーバ装置へ送信するよう構成されており、
    前記サーバ装置の前記第2の通信部は、前記機器操作情報と、前記チャネル情報とを受信するように構成されており、
    前記制御部は、前記機器操作情報に基づく前記判断処理部の判断結果と、前記機器操作情報に示される操作がなされた時の前記チャネル情報とを対応付けて前記視聴データとして前記記憶部に記憶させるよう構成されている、請求項1に記載の視聴データ収集システム。
  3. 前記サーバ装置は、複数の前記通信装置と前記通信網を介して接続し、
    前記サーバ装置の前記第2の通信部は、複数の前記通信装置からそれぞれ前記機器操作情報を受信し、
    前記判断処理部は、複数の各前記通信装置から受信する前記機器操作情報に基づいて、各前記通信装置のユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを前記通信装置それぞれについて判断し、
    前記制御部は、各前記通信装置についての判断結果を示す前記視聴データを前記記憶部に記憶させるように構成されており、
    前記制御部は、さらに、
    前記視聴データに基づいて、前記複数の通信装置のユーザのうち前記放送波に示される放送番組を視聴している割合を算出し、算出結果を視聴割合データとして前記記憶部に記憶させるデータ解析部を含む、請求項1に記載の視聴データ収集システム。
  4. 前記サーバ装置の前記第2の通信部は、複数の前記通信装置からそれぞれ前記機器操作情報と前記チャネル情報とを受信し、
    前記判断処理部は、複数の各前記通信装置から受信する前記機器操作情報に基づいて、各前記通信装置のユーザが前記チャネル情報に示される前記放送波の放送番組を視聴したか否かを前記通信装置それぞれについて判断し、
    前記制御部は、各前記通信装置についての判断結果と、各前記通信装置で受信した前記チャネル情報とを対応付けて前記視聴データとして前記記憶部に記憶させるように構成されており、
    前記制御部は、さらに、
    前記視聴データに基づいて、前記放送波の各チャネルの視聴割合の分布と、前記放送波の各チャネルそれぞれについて、前記複数の通信装置のユーザのうち前記チャネルを視聴している割合とを算出し、算出結果を視聴割合データとして前記記憶部に記憶させるデータ解析部を含む、請求項2に記載の視聴データ収集システム。
  5. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    記憶部と、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、前記通信装置から前記通信網を介して受信するように構成された通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される、前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されている、サーバ装置。
  6. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける通信装置であって、
    前記サーバ装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を、前記通信装置から前記通信網を介して受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される、前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されており、
    前記通信装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された送信部とを備える、通信装置。
  7. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記通信装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記通信装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、視聴データ収集システム。
  8. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記通信装置であって、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された通信部と、
    前記通信装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する送信部とを含む、通信装置。
  9. 通信装置およびサーバ装置を含み、前記通信装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    前記通信装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記通信装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、サーバ装置。
  10. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、視聴データ収集システム。
  11. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記提供装置であって、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する送信部とを含む、提供装置。
  12. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記通信装置であって、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える、通信装置。
  13. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、サーバ装置。
  14. 通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記表示装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備え、
    前記提供装置は、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、視聴データ収集システム。
  15. 通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記提供装置であって、
    前記表示装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備え、
    前記提供装置は、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する送信部とを含む、提供装置。
  16. 通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記通信装置であって、
    前記表示装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備え、
    前記提供装置は、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備え、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える、通信装置。
  17. 通信装置、提供装置、表示装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記表示装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部とを備え、
    前記提供装置は、
    前記通信網を介して前記サーバ装置と通信するように構成された第1の通信部と、
    前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第2の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記第2の通信部により受信し、受信した前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第3の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、サーバ装置。
  18. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、
    前記受信した前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されている、視聴データ収集システム。
  19. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、
    前記受信した前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されている、サーバ装置。
  20. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記通信装置であって、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、
    前記受信した前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されており、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える、通信装置。
  21. 通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記提供装置であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記機器操作情報を受信するように構成された第2の通信部と、
    前記サーバ装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記機器操作情報に示される前記放送波の受信時における前記ユーザの操作内容に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部を含み、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記記憶部により記憶するように構成されており、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記放送波の受信時における前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を前記通信装置から受信するように構成された第1の通信部と、
    前記受信した前記機器操作情報を前記サーバ装置へ送信するように構成された第2の送信部とを含む、提供装置。
  22. 複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムであって、
    前記複数の通信装置の各々は、
    各前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を、前記複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記複数の通信装置それぞれから受信した、前記放送波の受信時における前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、視聴データ収集システム。
  23. 前記第1の制御部の前記判断処理部は、前記機器操作情報において、ユーザが前記通信装置を操作した場合に、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したと判断し、前記通信装置を操作していない場合に、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴していないと判断する、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  24. 前記第1の制御部の前記判断処理部は、前記機器操作情報において、ユーザが前記通信装置を操作していない場合に、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したと判断し、前記通信装置を操作した場合に、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴していないと判断する、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  25. 前記第1の制御部の前記判断処理部は、前記複数の通信装置それぞれの前記機器操作情報に基づいて、前記放送波の放送番組の視聴可否の判断を前記複数の通信装置それぞれについて行い、各通信装置の前記機器操作情報に対応する前記視聴可の判断結果の数および視聴不可の判断結果の数との比較により、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  26. 前記第1の制御部の前記判断処理部は、前記複数の通信装置それぞれの前記機器操作情報に基づいて、前記放送波の視聴可否の判断を前記複数の通信装置それぞれについて行い、各通信装置の前記機器操作情報に対応する前記視聴可否の判断結果を、各通信装置について重みづけをし、前記重みづけ後の各通信装置についての前記視聴可否の判断結果に基づいて、前記ユーザが前記放送波の放送番組を視聴したか否かを判断する、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  27. 複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記提供装置であって、
    前記複数の通信装置の各々は、
    各前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を、前記複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数の通信装置それぞれから受信した、前記放送波の受信時における前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含む、提供装置。
  28. 複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記複数の通信装置であって、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を、前記複数の通信装置それぞれから受信するように構成された通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数の通信装置それぞれから受信した、前記放送波の受信時における前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記複数の通信装置の各々は、
    各前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備える、通信装置。
  29. 複数の通信装置、提供装置、およびサーバ装置を含み、前記提供装置と前記サーバ装置とが通信網を介して接続される視聴データ収集システムにおける前記サーバ装置であって、
    前記複数の通信装置の各々は、
    各前記通信装置に対するユーザの操作内容を示す機器操作情報を生成し、生成された前記機器操作情報を前記提供装置へ送信するように構成された第1の送信部を備え、
    前記提供装置は、
    放送波を受信するように構成された放送波受信部と、
    前記受信する前記放送波に示される放送番組を表示するように構成された表示部と、
    前記複数の通信装置それぞれに対するユーザの操作内容を示す前記機器操作情報を、前記複数の通信装置それぞれから受信するように構成された第1の通信部と、
    前記提供装置の動作を制御するように構成された第1の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、
    前記複数の通信装置それぞれから受信した、前記放送波の受信時における前記機器操作情報に基づいて、前記ユーザが前記放送波に示される放送番組を視聴したか否かを判断する判断処理部と、
    前記判断処理部による判断結果を示す視聴データを前記サーバ装置へ送信する第2の送信部とを含み、
    前記サーバ装置は、
    記憶部と、
    前記提供装置から前記通信網を介して前記視聴データを受信するように構成された第2の通信部と、
    前記受信した前記視聴データを前記記憶部により記憶するように構成された第2の制御部とを備える、サーバ装置。
  30. 前記提供装置の前記第2の送信部は、前記視聴データと、前記提供装置の識別情報とを前記サーバ装置へ送信するよう構成されており、
    前記サーバ装置の前記第2の通信部は、複数の前記提供装置から、前記視聴データと、前記提供装置の識別情報とを受信するように構成されており、
    前記第2の制御部は、前記提供装置の識別情報と、前記視聴データとを対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    さらに、前記視聴データに基づいて、各前記提供装置における番組の視聴傾向を解析し、解析された前記視聴傾向に基づいて、各前記提供装置に対し、視聴すべき番組の情報を通知する情報配信部を含む、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  31. 前記提供装置の前記第2の送信部は、前記視聴データと、前記ユーザの識別情報とを前記サーバ装置へ送信するよう構成されており、
    前記サーバ装置の前記第2の通信部は、複数の前記提供装置から、前記視聴データと、前記ユーザの識別情報とを受信するように構成されており、
    前記第2の制御部は、前記ユーザの識別情報と、前記視聴データとを対応付けて記憶し、
    さらに、1以上の前記ユーザの前記視聴データに基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された前記視聴傾向に基づいて、各前記提供装置に対し、視聴すべき番組の情報を通知する情報配信部を含む、請求項22記載の視聴データ収集システム。
  32. 前記サーバ装置の前記第2の通信部は、各前記ユーザの前記通信装置または前記提供装置の少なくともいずれかから、他のユーザの識別情報を指定した指定情報を受信し、
    前記サーバ装置の前記記憶部は、前記ユーザそれぞれが指定した前記指定情報をユーザ管理情報として記憶し、
    前記情報配信部は、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された前記視聴傾向に基づいて、視聴すべき番組の情報を、前記ユーザが前記指定情報により指定したユーザの前記通信装置または前記提供装置の少なくともいずれかへ通知する、請求項31記載の視聴データ収集システム。
  33. 前記サーバ装置の前記第2の通信部は、各前記ユーザの前記通信装置または前記提供装置の少なくともいずれかから、前記放送番組についてのメッセージ情報を受信し、
    前記サーバ装置の前記第2の制御部は、前記ユーザの識別情報と、前記視聴データとを対応付けて記憶し、前記各ユーザの前記メッセージ情報を記憶するよう構成されている、請求項31記載の視聴データ収集システム。
  34. 前記サーバ装置の前記情報配信部は、
    1以上の前記ユーザの前記メッセージ情報に基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾向を解析し、解析された前記視聴傾向に基づいて、各前記提供装置または各前記ユーザの通信装置の少なくともいずれかに対し、視聴すべき番組の情報を通知する、請求項33記載の視聴データ収集システム。
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