JP2016066846A - 画像表示装置を備えたウェアラブルデバイス - Google Patents

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岩井 順一
Junichi Iwai
順一 岩井
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Abstract

【課題】ユーザの頭部に装着され、該ユーザの眼に画像データに基づく画像光を虚像として外界の視野像と共にユーザに視認されるように表示する画像表示装置を備え、ユーザの正面視野を確保して安全性を高めたウェアラブルデバイスを提供する。【解決手段】本発明のウェアラブルデバイスは、画像データに基づく画像光を射出する表示光学系と、表示光学系から射出された画像光をユーザの眼に導く接眼光学系と、表示光学系と接眼光学系とが自由空間を経由する光経路に沿って配置されるように支持する支持部と、から成る画像表示部を備え、画像表示部は、ウェアラブルデバイスの筐体に連結されてユーザの頭部に保持され、画像表示部の接眼光学系は、ユーザがウェアラブルデバイスを頭部に装着した状態で正面を見たときに視野の中心から外れると共に、ユーザが視線を正面から横方向に移動したときに視野に入る位置に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェアラブルデバイスに係り、より詳しくは、ユーザの頭部に装着され、ユーザに対して画像データに基づく画像光による画像を外界の視野像と共にユーザに視認される構成の画像表示装置を備えたウェアラブルデバイスに関する。
近年、ユーザの身体に取り付けて使用することのできるウェアラブルデバイスへの需要が高まりつつある。特に頭部に装着して使用するヘッドマウントディスプレイ(HMD)では、ユーザがHMDを装着した状態で活動を行うときに、必要な情報を確認したり、他のユーザと情報交換を行ったりする利用形態をサポートするため、ユーザが外界光による外界の実像を認識しながら、画像データに基づく画像光をユーザの眼に虚像として表示するタイプのものが提案されている。
例えば、特許文献1〜3には、従来のHMDが開示されている。
特許文献1には、画像リレー・システムと機械式サポートを眼鏡または他のヘッドギヤに取り付けることができる簡単な装着システムと結合する頭部装着ディスプレイ・デバイスが開示されている。このディスプレイ・デバイスは、ユーザの目に細長い部材の延長方向を横切って周囲の光を通過することができるように構成された上記細長い部材からなるサポートを含み、このサポートに支持された液晶ディスプレイからの画像を、接眼レンズ組立体を介してユーザの眼に送るもので、接眼レンズは取付け具によりユーザの眼の前に装着される。
特許文献2には、網膜走査型であって、虚像と実像とを同時に視認させる画像表示装置が記載されている。画像光が入射される第1のレンズと、画像光が射出される第2のレンズとの間に第1のレンズを経由して入射された画像光を全反射して第2のレンズに射出する反射ミラーと、を備え、第2のレンズを、その光軸が観察者の瞳孔と交差するように配置し、反射ミラーを、その反射面が第2のレンズの光軸と交差するように配置することが開示されている。
また、特許文献3には、画像光を射出する画像射出部と、該画像射出部から射出された画像光を入射させ、内部で複数回反射させて射出する導光部と、該導光部の画像光を射出する面に配置された接眼レンズと、画像射出部、導光部および接眼レンズのうちの少なくとも一つを移動させることによって、接眼レンズから射出される画像光の射出角度を調整する移動機構とを備ええる頭部装着型画像表示装置が記載されている。
特許文献1〜3に記載されたHMDは、いずれもユーザの眼の正面に接眼レンズを保持する構造を備え、このため、ユーザの正面視野に表示装置から射出された画像光が虚像として視認される。
しかし、正面視野の一部が虚像によって遮られるため、ユーザがHMDを装着した状態で活動を行うときには、視認する外界に死角が生じ、ユーザに煩わしさを感じさせたり、障害物に気づかなかったりといった安全上の問題が発生する。また、ユーザに相対する人からは、装着者の視線が見えなくなり、表情も判りにくくなる。
また、ユーザの眼前に接眼光学系を構成するレンズあるいは反射板等が配置されるため、外圧が加わったときに、この部分がユーザの眼に接触する危険性が高いという問題がある。
特表2003−502713号公報 特開2008−216599号公報 特開2012−63638号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ユーザの頭部に装着され、該ユーザの眼に画像データに基づく画像光を虚像として外界の視野像とともにユーザに視認されるように表示する画像表示装置を備え、該画像表示装置の構成及び配置をユーザの側方視野に対応させて、ユーザの正面視野を確保し、安全性を高めたウェアラブルデバイスを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるウェアラブルデバイスは、ユーザの頭部に装着されて該ユーザの眼に画像データに基づく画像光を外界の視野像と共にユーザに視認されるように投影する画像表示部を備えたウェアラブルデバイスであって、画像データに基づく画像光を射出する表示光学系と、前記表示光学系から射出された画像光をユーザの眼に導く接眼光学系と、前記表示光学系と前記接眼光学系とが自由空間を経由する光経路に沿って配置されるように支持する支持部と、から成る画像表示部を備え、前記画像表示部は、ウェアラブルデバイスの筐体に連結されてユーザの頭部に保持され、前記画像表示部の前記接眼光学系は、ユーザが前記ウェアラブルデバイスを頭部に装着した状態で正面を見たときに視野の中心から外れると共に、前記ユーザが視線を正面から横方向に移動したときに視野に入る位置に配置されることを特徴とする。
前記画像表示部の接眼光学系は、ユーザが前記ウェアラブルデバイスを頭部に装着した状態で視線を正面から外側方向(頭部とは反対側の方向)に20°以上45°以下に移動したときに視野に入る位置に配置され得る。
前記接眼光学系は、前記表示光学系から射出された画像光を反射させてユーザの眼に導くプリズムを有し得る。
前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面とが隣接し、前記入射面と前記射出面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記射出面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される反射面を含む、少なくとも5面を有し得る。
前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面に接合された接眼レンズを有し、該接眼レンズと一体化され得る。
前記接眼光学系のプリズムは、前記画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面に接合された接眼レンズを有し、該接眼レンズと一体化され得る。
前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面とが隣接し、前記入射面と前記射出面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記射出面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される反射面を含む、少なくとも5面を有し得る。
また、前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光を反射してユーザの眼に導くための反射面とが隣接し、前記入射した画像光を前記反射面に向かって反射させるエアギャップを有し、前記入射面と前記反射面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記反射面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される射出面を含む、少なくとも5面を有し得る。
前記接眼光学系の前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光を反射してユーザの眼に導くための反射面とが隣接し、前記入射面と前記反射面とがなす角度が90°より小さく、前記入射面に接続されて前記反射面に平行な一面と前記反射面とに接続される射出面を含む、少なくとも4面を有し得る。
前記接眼光学系のプリズムの画像光の入射面と前記表示光学系の画像光の射出面とが隣接して配置され得る。
前記プリズムは、前記表示光学系から射出された画像光を反射させてユーザの眼に導くと共に外界光を透過させ得る。
前記ウェアラブルデバイスは、前記画像表示部をユーザの頭側部に固定するための保持部を更に備え、前記画像表示部は、前記保持部を介してウェアラブルデバイスの筐体に連結されて、前記筐体に対して任意に調整された角度で保持され得る。
本発明のウェアラブルデバイスによれば、画像表示部を小型化でき、ユーザの正面視野を確保し、安全性を高めたウェアラブルデバイスを提供することができる。
本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスのユーザが装着した状態における各構成要素を概略的に示す図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部の構成を概略的に示す図であり、(a)は画像表示部100の平面図、(b)は画像表示部100の正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの本体部と画像表示部との連結部分を概略的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図1及び図3に示した本体部内に具備される制御部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部とユーザの眼との間の光軸経路を説明する図である。 図5に示した画像表示部の接眼光学系とユーザの眼との位置関係を説明するための模式図であり、(a)はユーザが前方を直視した状態で顔正面から見た接眼光学系とユーザの眼との重なり状態を示す図であり、(b)はユーザの頭上から見た接眼光学系とユーザの眼との位置関係を示す図である。 本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部とユーザの眼との間の光軸経路の他の例を説明する図である。 図7に示した画像表示部の接眼光学系とユーザの眼との位置関係を説明するための模式図であり、(a)はユーザが前方を直視した状態で顔正面から見た接眼光学系とユーザの眼との重なり状態を示す図であり、(b)はユーザの頭上から見た接眼光学系とユーザの眼との位置関係を示す図である。 画像表示部の表示光学系と接眼光学系、及び接眼光学系とユーザの眼との位置関係を説明するための他の例による模式図である。 図9に示した画像表示部のユーザが装着した状態を示す図である。 画像表示部の表示光学系と接眼光学系、及び接眼光学系とユーザの眼との位置関係を説明するための更に他の例による模式図である。 図11に示した画像表示部のユーザが装着した状態を示す図である。 本実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部の表示光学系と接眼光学系との配置構成、及びウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部とユーザの眼との位置関係を説明するための模式図である。 図13に示した画像表示部のユーザが装着した状態を示す図である。 本実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部の表示光学系と接眼光学系との配置構成、及びウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部とユーザの眼との位置関係を説明するための更に他の例による模式図である。 図15に示した画像表示部のユーザが装着した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスのユーザが装着した状態における各構成要素を概略的に示す図である。
ウェアラブルデバイス10は、画像表示部100、本体部200、及びバッテリー部300を備える。本体部200及びバッテリー部300は、その筐体内にそれぞれ電子部品及びバッテリー等が内蔵されて、ユーザの頭部に装着されるウェアラブルデバイス10のフレーム400の左右端に固定支持される。フレーム400は、プラスティック素材等から成る剛性構造体または可撓性を有する素材からなる柔構造物で構成される。
本体部200は、フレーム400の右端部からユーザの頭側に沿って前方へ延びる直方体様の筐体を有し、その先端には、保持部210を介して画像表示部100が取付けられる。画像表示部100は、保持部210を介して画像光がユーザの眼Eに入るように位置調整が可能である。
図2は、図1に示した本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部100の構成を概略的に示す図であり、図2の(a)及び(b)は、それぞれ画像表示部100の平面図及び正面図である。
図2に示すように、画像表示部100は、光源21と画像データを表示する表示部22とを備える表示光学系20、表示光学系20から射出された画像光Lをユーザの眼Eに導く接眼光学系30、及び表示光学系20と接眼光学系30とが自由空間を経由する光経路に沿って配置されるように支持する支持部50とを備える。
なお、画像表示部100の筐体内にカメラ23を組み込むことも可能である。
表示部22は、図示しないが、表示素子と偏光素子及び駆動回路などから構成され、画像データを画像光に変換して射出窓60から射出する。
表示素子は、例えば、光が通過する領域となる各画素がマトリクス状に配置された透過型の液晶表示素子(LCD)又は反射型の液晶表示素子(LCoS)で構成される。
光源21は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の各色の光を射出するものであり、例えばLED(発光ダイオード)から成る。なお、光源は、RGB一体型のLEDパネルで構成されることが好ましいが、単色光や白色光を射出するものであってもよい。光源21からの光は、集光レンズ(図示せず)を介して集光されて表示部22に供給される。
接眼光学系30は、表示光学系20から射出された画像光Lをユーザの眼Eに導く光学系である。接眼光学系30は、プリズム31及び接眼レンズ32を備える。
プリズム31は、表示光学系20から入射した画像光Lの光路をユーザの眼Eの方向に反射する手段として機能する導光部材である。プリズム31は、画像光の入射面31aと、反射面31bと、射出面31cとを有する形状となっている。
接眼レンズ32は、正のパワー(屈折力)を持ち、画像光Lをユーザの眼Eに集光する。 なお、プリズム31は、単一のプリズムで構成されるか、または複数プリズムを組み合わせて構成される。本実施形態では、プリズム31は、入射面31aに接合された接眼レンズ32と一体に形成される。プリズムの構成については後述する。
支持部50は、上下方向(Z軸方向)に互いに対面する2枚の支持板で構成され、両支持板の間には空間が存在する。したがって、支持部50によってユーザの視線は遮られない。なお、両支持板を補強するために支持部50を透明な部材で覆うことも可能である。
図3は、図1に示した本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの本体部200と画像表示部100との連結部分を概略的に示す図であり、図3の(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び正面図である。本体部200は、一端部に画像表示部を取り付けるための凹形状の切り欠き部を備え、この切り欠き部に差し込まれた画像表示部をヒンジ211により連結する構成を備えた保持部210を有する。保持部210により画像表示部100は本体部200に対して予め設定された位置に保持される。画像表示部100と本体部200とがなす角度は、好適な位置に対応したストッパ機構を備えることで、使用中の位置ずれを防止することが可能である。
なお、保持部210による画像表示部100と本体部200との連結は本実施形態に限定されず多様に変更することが可能である。
本体部200の筐体内には、ウェアラブルデバイス10の機能及び動作を制御する制御部220が備えられる。制御部220は、プリント基板上に所望の集積回路チップ等を実装して構成される。
図4は、図1及び図3に示した本体部200内に具備される制御部220の機能ブロック図である。
制御部220は、ウェアラブルデバイス10の全般的な動作のために各構成要素を制御するCPU221、画像表示を制御する画像制御部222、及び入出力データの種別を判定して対応するインターフェイスと構成要素との接続切換え等を制御する入出力制御部223を備える。画像制御部222は表示する画像データに対応した画像信号及び制御信号を画像表示部100に供給し、画像表示部100はこれらの信号を受信して表示部22の表示素子及び光源21を駆動して画像光を射出する。
本体部200の筐体内には、制御部220の他に、無線通信部240及び記憶部250が内蔵される。
無線通信部240は、画像データ及び文字データを送受信するための通信チャネル形成などを制御部220の制御の下に行う。無線通信部240の運用により、ウェアラブルデバイス10は、画像以外の様々な情報を画像表示部100に出力するように制御する。無線通信部240は、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(登録商標)などで構成される。
記憶部250は、図示しないがフラッシュメモリ(フラッシュEEPROM)、RAM等で構成され、ウェアラブルデバイスの機能動作に必要な各種アプリケーションプログラムを保存するプログラム領域及び各種のデータを保存するデータ領域からなる。
このような構成により、ウェアラブルデバイス10は、無線通信部240を介して受信した画像データ及び文字データ、又はカメラ23で撮影した画像データに基づく画像光をユーザの眼に投影し、ユーザはこれを虚像として視認する。
以下、本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスの画像表示部の光学系の配置について説明する。
図5は、本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部100とユーザの眼Eとの間の光軸経路を説明する図である。なお、説明を簡潔にするため、画像表示部100以外のウェアラブルデバイスの構成要素は図示を省略する。
図5に示すように、画像表示部100の表示光学系20から射出した画像光は、光軸Lに沿って自由空間を伝播して接眼光学系30に入射し、接眼光学系30に具備されたプリズム(図示せず)で反射されて、ユーザの眼Eに対して正面右側斜め方向から射出される。すなわち、本実施形態では、画像表示部100の接眼光学系30は、ユーザの正面方向に向かう視軸Lから右側方に外れた位置に配置されて、ユーザが視線を正面から右横方向(+X方向)に移動したときにユーザの視線と接眼光学系30の反射面から射出面に向かう光軸Lとが一致する。
以下、接眼光学系30とユーザの視界との関係を図6〜8を参照して、より詳細に説明する。
図6は、図5に示した画像表示部100の接眼光学系30とユーザの眼との位置関係を説明するための模式図であり、(a)はユーザが前方を直視した状態で顔正面から見た接眼光学系30とユーザの眼(瞳)Eとの重なり状態を示す図であり、(b)はユーザの頭上から見た接眼光学系30とユーザの眼Eとの位置関係を示す図である。
図6の(a)を参照すると、ユーザが前方を直視した状態において、ユーザの眼Eと接眼光学系30とは、中心部(瞳の部分)では重畳せず、眼の端部の一部のみが重なる位置にあることを示している。この場合、ユーザの正面視界は概ね遮られない。この状態における接眼光学系30とユーザの眼Eとの位置関係は、図6の(b)に示すように、ユーザの正面方向への視線軸Lと接眼光学系30のプリズムの反射面31bから射出面31cに向かう光軸Lとがなす角度θが20°である。上記の角度θがこれより小さくなると、接眼光学系30がユーザの正面視野を塞ぐようになる。
一方、図6の(b)に示すように、ユーザが視線を右横(+X)方向に移動すると、接眼光学系30のプリズムの反射面31bから射出面31cに向かう光軸Lとユーザの視線(眼Eの方向)とが一致するため、ユーザは画像光を画像歪みのない本来の表示品質で視認することができる。
図7は、本実施形態よるウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部100とユーザの眼Eとの光軸経路の他の例を説明する図であり、図5に示した配置よりも、さらに接眼光学系30の位置をユーザの眼から右外側(+X)方向に配置した例を示す。図5で示した実施形態とは画像表示部の配置以外は同じであるので構成要素の説明は省略する。
図8は、図7に示した画像表示部100の接眼光学系30とユーザの眼との位置関係を説明するための模式図であり、(a)はユーザが前方を直視した状態で顔正面から見た接眼光学系30とユーザの眼(瞳)Eとの重なり状態を示す図であり、(b)はユーザの頭上から見た接眼光学系30とユーザの眼Eとの位置関係を示す図である。
図8の(a)を参照すると、ユーザが前方を直視した状態において、接眼光学系30はユーザの眼前には位置せず、前方の視界が遮られない。この状態における接眼光学系30とユーザの眼Eとの位置関係は、図8の(b)に示すようにユーザの正面方向への視線軸Lと接眼光学系30のプリズムの反射面31bから射出面31cに向かう光軸Lとがなす角度θが45°である。上記の角度θがこれより大きくなると、ユーザが接眼光学系30を注視するための負担が大きくなる。
一方、図8の(b)に示すように、ユーザが視線を右横(+X)方向に移動すると、接眼光学系30のプリズムの反射面31bから射出面31cに向かう光軸Lとユーザの視線(眼Eの方向)とが一致するため、ユーザは画像光を画像歪みのない本来の表示品質で視認することができる。
以上で説明したように、本実施形態によれば、接眼光学系の位置をユーザの眼の正面から外側方向(頭部とは反対側の方向)に視線軸の角度で20°以上45°以下の範囲に調節することで、ユーザの前方視界を妨げずに、ユーザ視野内の端に映像を視認させることができ、また、ユーザが視線を接眼光学系の方向に移動すれば、本来の表示品質の歪みのない画像を視認することができる(以下、上述した画像表示部の接眼光学系の配置をサイドビューと呼ぶ)。
上記本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスでは、図1に示すように、画像表示部100が本体部200の保持部210を介して可動であるため、画像表示部100の接眼光学系30の位置は、ユーザの眼Eに対して、上述した角度θ〜θ(20°〜45°)の範囲内で、ユーザにとって好適な位置に設定することができる。すなわち、個々のユーザの身体的特徴(頭部サイズや眼の位置)に合わせた設定が可能である。
次に、図9を参照して、本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスの画像表示部の接眼光学系の他の例について説明する。
図9は、画像表示部100の表示光学系20と接眼光学系30、及び接眼光学系30とユーザの眼Eとの位置関係を説明するための他の例による模式図である。表示光学系20と接眼光学系30とは支持部50により自由空間を経由する光経路に沿って配置されるが、説明を簡潔にするため図示を省略する。
図9に示す実施形態では、接眼光学系30に具備されるプリズム33として、図9に示す形状のプリズムを使用する。
プリズム33は、表示光学系20からの画像光が入射する入射面33aと入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面33cとが隣接し、入射面と射出面とがなす角度が90°より大きく、入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と射出面33cに接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続された反射面33bの5面から成る。なお、プリズム33は、入射面に接合された接眼レンズ32と一体に形成される。
ここで、表示光学系20から射出した画像光がプリズム33の入射面33aを介して反射面33bに至る光路の光軸Lと反射面33bで反射された画像光が射出面33cを介してユーザの眼Eに至る光路の光軸Lとが成す角度θは、上述したユーザに好適なサイドビューを提供することができる20°〜45°の範囲に設定する。
これにより、図10に示すように、画像表示部100をユーザの右頭側に沿って真っ直ぐに装着した状態で、ユーザが視線を正面から右横(+X)方向に移動したときに、図9に示すように、接眼光学系30のプリズム33の反射面から射出面に向かう光軸Lがユーザの視線に一致する位置に配置される。
したがって、上記のプリズム33を用いることにより、ユーザの眼に向かう画像光の射出角度を調整するために、画像表示部100を本体部200に対して大きく屈曲させる必要がなく、ユーザの前側方視界が更に開けるという利点がある。
また、上記プリズム33を用いることで、画像表示部100と本体部200とを一体に形成することも可能である。この場合、接眼光学系30の位置をユーザ毎に細かく微調整することはできないが、上記角度θを標準的な角度(例えば、30°)に設定することで、ユーザの視界及び視認性を確保しつつ、構成部材が削減されてシンプルで製造コストの低いウェアラブルデバイスを提供することができる。
次に、図11を参照して、本発明の一実施形態よるウェアラブルデバイスの画像表示部の接眼光学系の更に他の例を説明する。
図11は、画像表示部100の表示光学系20と接眼光学系30、及び接眼光学系30とユーザの眼との位置関係を説明するための更に他の例による模式図である。表示光学系20と接眼光学系30とは支持部50により自由空間を経由する光経路に沿って配置されるが、説明を簡潔にするため図示を省略する。
図11に示す実施形態では、画像表示部100の表示光学系20から射出した画像光が接眼光学系30のプリズム34の入射面34aを介して反射面34bに至る光軸Lが、ユーザの正面方向の視線軸Lに対して直交するように配置され、図11に示す形状のプリズム34を使用する。
プリズム34は、ユーザが視線を正面(視線軸L)から右横(+X)方向に所定の角度θ移動したときに、プリズム34の反射面34bから射出面34cに向かう光軸Lがユーザの視線に一致するように調整された反射面34bを有し、反射面34bに対向して入射面34aと射出面34cとに接続された一面を含む4面から成る。なお、プリズム34は、射出面34cに接合された接眼レンズ32と一体に形成される。
プリズム34の入射面を基準にして、プリズム34の入射面34aと射出面34cとがなす角度θは(90−θ)に設定する。これにより、画像表示部100を本体部200に対して直交する位置に配置した状態で、接眼光学系30の位置をユーザの正面視野から右外側(+X)方向に外した位置に配置することができる。
また、上記プリズム34を用いることで、図12に示すように画像表示部100と本体部200とを一体に形成することも可能である。これにより、構成部材が削減されて、製造コストを低減することができる。
次に、図13及び図14を参照しながら、本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部の他の構成例を、詳細に説明する。
図13は、本実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部100の表示光学系20と接眼光学系30との配置構成、及びウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部100とユーザの眼Eとの位置関係を説明するための模式図である。表示光学系20と接眼光学系30とは支持部50により支持されるが、説明を簡潔にするため図示を省略する。
本実施形態では、接眼光学系30のプリズム33として、図13に示す形状のプリズムを使用し、表示光学系20の射出面とプリズム33の入射面とを近接させて配置する。
図13に示すプリズム33は、図9に示した構造に類似し、表示光学系20からの画像光が入射する入射面33aと入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面33cとが隣接し、これら入射面と射出面とがなす角度が90°より大きく、入射面33aに接続されて入射光軸Lに平行な一面と射出面33cに接続されて射出光軸Lに平行な他の一面とに接続された反射面33bの5面から成る。但し、プリズム33は、図9に示した構造とは異なり、射出面に接合された接眼レンズ32と一体に形成される。
ここで、表示光学系20から射出した画像光がプリズム33の入射面33aを介して反射面33bに至る光路の光軸Lと反射面33bで反射された画像光が射出面33cを介してユーザの眼Eに至る光路の光軸Lとが成す角度θは、上述したユーザに好適なサイドビューを提供することができる20°〜45°の範囲に設定する。
これにより、図14に示すように、画像表示部100をユーザの右頭側に沿って真っ直ぐに装着した状態で、ユーザが視線を正面から右横(+X)方向に移動したときに、図13に示すように、接眼光学系30のプリズム33の反射面から射出面に向かう光軸Lがユーザの視線に一致する位置に配置される。
本実施形態によれば、表示光学系20とプリズム33とが近接して配置されることにより、光軸Lに沿った自由空間が削除され、表示光学系20から射出された画像光をプリズム33の入射面に向かって集光する機構が不要になるため、画像表示部100を小型化できる。また、外光が入射し得る隙間をなくすことができるため迷光を防ぐことができ、ユーザが視認する画像画質が向上する。
また、画像表示部100を上記のように構成することにより、画像表示部100を本体部200に対して大きく屈曲させる必要がなく、画像表示部100と本体部200とを一体に形成することも可能である。この場合、図9で示した実施形態と同様に、接眼光学系30の位置をユーザ毎に細かく微調整することはできないが、上記角度θを標準的な角度(例えば、30°)に設定することで、ユーザの視界及び視認性を確保しつつ、構成部材が削減されてシンプルで製造コストの低いウェアラブルデバイスを提供することができる。
次に、図15及び図16を参照ながら、本発明の一実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部の更に他の構成例を、詳細に説明する。
図15は、本実施形態によるウェアラブルデバイスの画像表示部100の表示光学系20と接眼光学系30との配置構成、及びウェアラブルデバイスのユーザが頭部に装着した状態における画像表示部100とユーザの眼Eとの位置関係を説明するための更に他の例による模式図である。表示光学系20と接眼光学系30とは支持部50により支持されるが、説明を簡潔にするため図示を省略する。
本実施形態では、接眼光学系30のプリズム35として、図15に示す形状のプリズムを使用し、表示光学系20の射出面とプリズム35の入射面とを近接させて配置する。
プリズム35は、表示光学系20からの画像光が入射する入射面35aと入射した画像光を反射してユーザの眼に導くための反射面35bとが隣接し、入射した画像光を反射面35bに向かって反射させるエアギャップGを有し、入射面35aと反射面35bとがなす角度が90°より大きく、入射面35aに接続されて入射光軸Lに平行な一面と反射面35bに接続されて射出光軸Lに平行な他の一面とに接続される射出面35cの5面から成る。また、プリズム35は、射出面35cに接合された接眼レンズ32と一体に形成される。
ここで、表示光学系20は、図15に示すように、射出する画像光が接眼光学系30のプリズム35に向かう光軸Lがユーザの正面方向の視線軸Lに対して直交する方向に配置される。
プリズム35は、その内部に入射した画像光を反射面35bに向かって反射させる入射光軸Lに対して45°の傾きを有するエアギャップ層Gを有する。プリズム35に入射した画像光が、エアギャップGで反射されて反射面35bに至る光路の光軸Lと反射面35bで反射された画像光が射出面35cを介してユーザの眼Eに至る光軸Lとが成す角度θは、上述したユーザに好適なサイドビューが提供できる20°〜45°の範囲に設定する。
なお、エアギャップGはこれを代替する誘電体多層膜で具現することも可能である。
これにより、図16に示すように、画像表示部100の表示光学系20が、ユーザの右頭側に沿って装着された本体部200に対して直交した状態で、ユーザが視線を正面から右横(+X)方向に移動したときに、図15に示すように、接眼光学系30のプリズム35の反射面から射出面に向かう光軸Lがユーザの視線に一致する位置に配置される。
本実施形態によれば、表示光学系20とプリズム35とが近接して配置されることにより、光軸Lに沿った自由空間が削除され、表示光学系20から射出された画像光をプリズム35の入射面に向かって集光する機構が不要になるため、画像表示部を小型化することができる。また、外光が入射し得る隙間をなくすことができるため迷光を防ぐことができ、ユーザが視認する画像画質が向上する。
また、プリズム35を用いて画像表示部100を上記のように構成することにより、ユーザの眼に向かう画像光の射出角度を調整するために、画像表示部100を本体部200に対して大きく屈曲させる必要がなく、画像表示部と本体部とを一体に形成することが可能である。
なお、図16に示すように、画像表示部100の表示光学系20を、本体部200に対して左右横(+X/−X)方向にスライドさせる機構を取り付けることで、個々のユーザの身体的特徴(頭部サイズや眼の位置)に合わせた設定が行えるようにすることも可能である。
更に、画像表示部100を本体部200に対して前後(+Y/−Y)方向に微調整するための補助部材110に取り付けて、これをスライドさせる機構を備えることも可能である。
なお、図16を参照しながら説明した上記の調整機構を有する画像表示部100に対して、プリズム35に替えて、図11で示したプリズム34を適用することも可能である。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの前方視界を確保して、ウェアラブルデバイスを装着した状態での活動における安全性を向上させた、低コストで好適な表示画像の視認環境を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
10 ウェアラブルデバイス
20 表示光学系
21 光源
22 表示部
23 カメラ
30 接眼光学系
31、33、34、35 プリズム
31a、33a、34a、35a 入射面
31b、33b、34b、35b 反射面
31c、33c、34c、35c 射出面
32 接眼レンズ
50 支持部
60 射出窓
100 画像表示部
110 補助部材
200 本体部
210 保持部
211 ヒンジ
220 制御部
221 CPU
222 画像制御部
240 無線通信部
250 記憶部
300 バッテリー部
400 フレーム

Claims (12)

  1. ユーザの頭部に装着されて該ユーザの眼に画像データに基づく画像光を外界の視野像と共にユーザに視認されるように投影する画像表示部を備えたウェアラブルデバイスであって、
    画像データに基づく画像光を射出する表示光学系と、
    前記表示光学系から射出された画像光をユーザの眼に導く接眼光学系と、
    前記表示光学系と前記接眼光学系とが自由空間を経由する光経路に沿って配置されるように支持する支持部と、から成る画像表示部を備え、
    前記画像表示部は、ウェアラブルデバイスの筐体に連結されてユーザの頭部に保持され、
    前記画像表示部の前記接眼光学系は、ユーザが前記ウェアラブルデバイスを頭部に装着した状態で正面を見たときに視野の中心から外れると共に、前記ユーザが視線を正面から横方向に移動したときに視野に入る位置に配置されることを特徴とするウェアラブルデバイス。
  2. 前記画像表示部の接眼光学系は、ユーザが前記ウェアラブルデバイスを頭部に装着した状態で視線を正面から外側方向(頭部とは反対側の方向)に20°以上45°以下に移動したときに視野に入る位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
  3. 前記接眼光学系は、前記表示光学系から射出された画像光を反射させてユーザの眼に導くプリズムを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のウェアラブルデバイス。
  4. 前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面とが隣接し、前記入射面と前記射出面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記射出面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される反射面を含む、少なくとも5面を有することを特徴とする請求項3に記載のウェアラブルデバイス。
  5. 前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面に接合された接眼レンズを有し、該接眼レンズと一体化されることを特徴とする請求項3又は4に記載のウェアラブルデバイス。
  6. 前記接眼光学系のプリズムは、前記画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面に接合された接眼レンズを有し、該接眼レンズと一体化されることを特徴とする請求項3に記載のウェアラブルデバイス。
  7. 前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光をユーザの眼に向かって射出する射出面とが隣接し、前記入射面と前記射出面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記射出面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される反射面を含む、少なくとも5面を有することを特徴とする請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
  8. 前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光を反射してユーザの眼に導くための反射面とが隣接し、前記入射した画像光を前記反射面に向かって反射させるエアギャップを有し、前記入射面と前記反射面とがなす角度が90°より大きく、前記入射面に接続されて入射光軸に平行な一面と前記反射面に接続されて射出光軸に平行な他の一面とに接続される射出面を含む、少なくとも5面を有することを特徴とする請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
  9. 前記プリズムは、前記表示光学系からの画像光が入射する入射面と該入射した画像光を反射してユーザの眼に導くための反射面とが隣接し、前記入射面と前記反射面とがなす角度が90°より小さく、前記入射面に接続されて前記反射面に平行な一面と前記反射面とに接続される射出面を含む、少なくとも4面を有することを特徴とする請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
  10. 前記接眼光学系のプリズムの画像光の入射面と前記表示光学系の画像光の射出面とが隣接して配置されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のウェアラブルデバイス。
  11. 前記プリズムは、前記表示光学系から射出された画像光を反射させてユーザの眼に導くと共に外界光を透過させることを特徴とする請求項3乃至10のいずれかに記載のウェアラブルデバイス。
  12. 前記画像表示部をユーザの頭側部に固定するための保持部を更に備え、
    前記画像表示部は、
    前記保持部を介してウェアラブルデバイスの筐体に連結されて、前記筐体に対して任意に調整された角度で保持されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウェアラブルデバイス。
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