JP2016066210A - ファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラム - Google Patents

ファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】限られたユーザ間でファイルを適切に共有する。
【解決手段】ファイル共有システムSは、近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置1と、複数の携帯端末2と、サーバ3とを備える。複数の携帯端末2のそれぞれは、ビーコン発信装置1が発信したビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいてビーコン発信装置1との距離を推定し、推定した距離が所定距離未満である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストをサーバ3に送信し、グループに対応する記憶領域のアドレスをサーバ3から受信し、受信したアドレスに基づいて記憶領域にアクセスする。サーバ3は、携帯端末2から参加リクエストを受信したことに応じて、グループに対応する記憶領域のアドレスを生成し、参加リクエストを送信した携帯端末2に生成したアドレスを通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラムに関する。
従来、複数の端末の間でファイルを共有することが行われている。例えば、特許文献1には、端末が、当該端末の近距離に位置する複数の端末を示す画像を表示し、表示部に重ねて配置されているタッチパネルによって所定のジェスチャを検出すると、共有するファイル及び当該ファイルの送信先を決定して、当該ファイルを送信する技術が開示されている。
特表2013−506225号公報
端末から近距離に位置する複数の端末は、ファイルを送信する対象の端末であるとは限らない。特許文献1に記載の技術では、例えば、複数のグループが同一の居酒屋やカラオケ店に入店している場合、ユーザの端末に、当該ユーザが属していないグループに属しているユーザの端末を示す画像が表示される。このため、特許文献1に記載の技術では、意図しない端末に対してファイルを誤送信してしまうおそれがあるという問題がある。
また、特許文献1に記載の技術では、ファイルを共有する際に、ユーザの端末同士が近距離に位置していることが必要となる。このため、特許文献1に記載の技術では、ユーザが他のユーザと異なる位置に移動した場合には、他のユーザとファイルを共有できなくなるという問題が発生する。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、限られたユーザ間でファイルを適切に共有することができるファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るファイル共有システムは、近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置と、サーバと、複数の携帯端末とを備えるファイル共有システムであって、前記複数の携帯端末のそれぞれは、前記ビーコン発信装置が発信した前記ビーコン信号を受信するビーコン受信部と、前記ビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記ビーコン発信装置との距離を推定する推定部と、推定した距離が所定距離未満である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信部と、前記グループに対応する記憶領域のアドレスを前記サーバから受信するアドレス受信部と、前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするアクセス部とを有し、前記サーバは、前記携帯端末から前記参加リクエストを受信するリクエスト受信部と、前記参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する前記記憶領域の前記アドレスを生成する生成部と、前記参加リクエストを送信した前記携帯端末に前記アドレスを通知する通知部とを有する。
前記生成部は、所定期間内に複数の前記携帯端末から前記参加リクエストを受信すると、当該複数の携帯端末のユーザが属する前記グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成してもよい。
前記複数の携帯端末のそれぞれは、ユーザの操作を受け付ける入力部をさらに有し、前記ビーコン受信部は、前記入力部が所定の操作を受け付けると前記ビーコン信号の受信を開始してもよい。
前記生成部は、生成した前記アドレスの有効期間を設定し、前記サーバは、前記有効期間が経過すると前記アドレスを無効とする無効制御部をさらに有してもよい。
前記アクセス部は、ファイルの選択を受け付けると、選択されたファイルを前記記憶領域にアップロードし、前記通知部は、前記ファイルがアップロードされると、前記グループに属する複数の携帯端末のうち、ファイルをアップロードした携帯端末とは異なる携帯端末に前記ファイルがアップロードされたことを通知してもよい。
本発明の第2の態様に係るサーバ装置は、ビーコン信号を発信するビーコン発信装置からの電波を受信した複数の携帯端末と通信可能に接続したサーバ装置において、前記ビーコン発信装置から前記ビーコン信号を受信した前記携帯端末から、前記ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて、グループへの参加を要求する参加リクエストを受信するリクエスト受信部と、前記参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する生成部と、前記参加リクエストを送信した前記携帯端末に前記アドレスを通知する通知部とを、有する。
本発明の第3の態様に係るファイル共有方法は、複数の携帯端末のそれぞれでファイルを共有するファイル共有方法であって、複数の携帯端末のそれぞれにおいて、近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置が発信した前記ビーコン信号を受信するステップと、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記携帯端末と前記ビーコン発信装置との距離を推定するステップと、推定した距離が所定距離未満である場合に、前記携帯端末のユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成するステップと、前記距離が所定距離未満の前記携帯端末に前記アドレスを通知するステップと、前記アドレスが通知された前記携帯端末において、前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係るファイル共有プログラムは、コンピュータを、近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置が発信したビーコン信号を受信するビーコン受信部、前記ビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記ビーコン発信装置との距離を推定する推定部、推定した距離が所定距離未満である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストをサーバに送信するリクエスト送信部、前記グループに対応する記憶領域のアドレスを前記サーバから受信するアドレス受信部、及び前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするアクセス部、として機能させる。
本発明によれば、限られたユーザ間でファイルを適切に共有することができるという効果を奏する。
本実施形態に係るファイル共有システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の機能構成図である。 ファイル共有プログラムを実行した際の初期画面の一例を示す図である。 記憶領域に記憶されているファイルを示すファイルリスト画面の一例を示す図である。 記憶領域にファイルがアップロードされている状態におけるファイルリスト画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るサーバの機能構成図である。 グループの生成を説明する図である。 グループの生成に係るシーケンスの一例を示す図である。 複数の携帯端末とビーコン発信装置との位置関係を示す図である。 グループ生成後の処理に係るシーケンスの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[ファイル共有システムSの概要]
図1は、本実施形態に係るファイル共有システムSの概要を示す図である。ファイル共有システムSは、ビーコン発信装置1と、複数の携帯端末2(例えば、携帯端末2A、2B、2C及び2D)と、サーバ3とを備えており、複数の携帯端末2の間でファイルを共有するためのシステムである。例えば、このファイル共有システムSは、ファイル共有サービスを提供するサービス事業者によって使用される。
ビーコン発信装置1は、例えば、カラオケ店の個室や居酒屋のテーブル等にそれぞれ設置されており、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)やNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信技術を使用してビーコン信号を発信する。このビーコン信号には、ビーコン発信装置1を識別するビーコンIDが含まれている。
携帯端末2は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機であり、ビーコン発信装置1が発信するビーコン信号を受信する。携帯端末2は、受信したビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいてビーコン発信装置1との距離を推定し、推定した距離が所定距離未満である場合に、グループに参加する参加リクエストをサーバ3に送信する。
サーバ3は、例えば、ストレージサーバであり、グループに属するユーザに、サーバ3の記憶領域の一部を公開し、ストレージサービスを提供する。サーバ3は、携帯端末2から参加リクエストを受信したことに応じて、グループGを生成するとともに、当該グループGに対応する記憶領域のアドレスを生成する。そして、サーバ3は、参加リクエストを送信した携帯端末2に、生成したアドレスを通知する。
携帯端末2は、アドレスが通知されると、当該アドレスに基づいて記憶領域にアクセスし、当該記憶領域にファイルをアップロードしたり、当該記憶領域に他のユーザが記憶したファイルをダウンロードしたりする。
以下、携帯端末2及びサーバ3が備える機能について詳細に説明する。
[携帯端末2の機能構成]
図2は、本実施形態に係る携帯端末2の機能構成図である。なお、複数の携帯端末2のそれぞれは、図2に示す機能構成を有しているものとする。
携帯端末2は、表示部21と、入力部22と、近距離無線通信部23と、無線通信部24と、記憶部25と、制御部26とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部21は、例えば、制御部26の制御に応じて、サーバ3に記憶され、携帯端末2がアクセス可能なファイルのリストを表示する。
入力部22は、例えば、タッチパネルやボタン等により構成されており、携帯端末2のユーザから操作入力を受け付ける。
近距離無線通信部23は、例えば、BLEやNFCを用いてビーコン発信装置1から発信されたビーコン信号を受信する。近距離無線通信部23は、受信したビーコン信号に対応する電波の電波強度を測定する。近距離無線通信部23は、測定された電波強度を示す情報と、ビーコン信号に含まれているビーコンIDとを制御部26に出力する。
無線通信部24は、制御部26から出力された信号を変調してRF(Radio Frequency)信号を生成し、当該RF信号を携帯端末2の基地局(不図示)や無線LANのアクセスポイントに無線送信する。また、無線通信部24は、アンテナを介して受信したRF信号を復調して、復調された信号を制御部26に出力する。
記憶部25は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部25は、携帯端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部25は、携帯端末2の制御部26を、後述するビーコン受信部261、推定部262、リクエスト送信部263、アドレス受信部264及びアクセス部265として機能させるファイル共有プログラムを記憶する。
制御部26は、例えば、CPUにより構成される。制御部26は、記憶部25に記憶されている各種プログラムを実行することにより、携帯端末2に係る機能を制御する。制御部26は、ビーコン受信部261と、推定部262と、リクエスト送信部263と、アドレス受信部264と、アクセス部265とを備える。
ビーコン受信部261は、ビーコン発信装置1が発信したビーコン信号を受信する。具体的には、ビーコン受信部261は、入力部22が所定の操作を受け付けるとビーコン信号の受信を開始する。
例えば、制御部26は、入力部22を介して、ファイル共有プログラムを実行する操作を受け付けると、ファイル共有プログラムを実行する。ファイル共有プログラムが実行されると、制御部26は、表示部21に例えば、図3Aに示すように、ファイル共有プログラムの初期画面を表示させる。
例えば、図3Aに示す画面が表示部21に表示されている状態において、所定の操作として、「グループ作成」ボタンを選択する操作が行われると、ビーコン受信部261は、近距離無線通信部23を動作させることによって、ビーコン信号の受信を開始する。ビーコン受信部261は、予め定められた第1時間(例えば、10秒)にわたって、ビーコン発信装置1から発信されたビーコン信号を受信する。
推定部262は、ビーコン受信部261がビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいてビーコン発信装置1との距離を推定する。例えば、推定部262は、近距離無線通信部23から取得した、ビーコン信号に対応する電波の電波強度を示す情報に基づいて、当該電波の電波強度を特定する。
推定部262は、特定した電波強度が第1の電波強度以上である場合、ビーコン発信装置1との距離が第1距離未満であると推定する。推定部262は、特定した電波強度が第1の電波強度未満、かつ、第2の電波強度以上である場合、ビーコン発信装置1との距離が第1距離以上かつ第2距離未満であると推定する。推定部262は、特定した電波強度が第2の電波強度未満、かつ、第3の電波強度以上である場合、ビーコン発信装置1との距離が第2距離以上かつ第3距離未満であると推定する。なお、推定部262は、ビーコン発信装置1との距離を、「近い」、「やや近い」、「遠い」といったように定性的に推定してもよい。
推定部262は、推定した距離が、第2距離以上かつ第3距離未満であると判定すると、ビーコン発信装置1との距離が遠く、グループに参加できない旨を示すエラー画面を表示部21に表示させる。また、推定部262は、ビーコン受信部261がビーコン信号の受付を開始してから所定期間内にビーコン信号を受信しなかった場合、ビーコン信号が受信できず、グループに参加できない旨を示すエラー画面を表示部21に表示させる。
リクエスト送信部263は、推定した距離が第2距離未満(所定距離未満)である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストを、無線通信部24を介してサーバ3に送信する。ここで、参加リクエストには、ビーコン信号に含まれているビーコンIDと、携帯端末2のユーザを識別するユーザIDが含まれている。ユーザIDは、例えば、ファイル共有プログラムの利用開始時に予め設定されるユニークIDであるものとするが、これに限らない。ユーザIDは、携帯端末2の電話番号やメールアドレスといった、携帯端末2のユーザを識別可能な情報であってもよい。
サーバ3では、参加リクエストを受信すると、グループを生成するとともに、グループに対応する記憶領域のアドレスを生成し、参加リクエストを送信した携帯端末2に対して当該アドレスを通知する。
アドレス受信部264は、グループに対応する記憶領域のアドレスをサーバ3から受信する。アドレス受信部264は、記憶領域のアドレスをサーバ3から受信すると、図3Bに示すように、グループに対応する記憶領域に記憶されているファイルのリストを表示するファイルリスト画面を表示部21に表示させる。図3Bに示すファイルリスト画面の状態は、グループが生成された直後の状態であることから、グループに対応する記憶領域にはファイルがアップロードされておらず、ファイルが表示されていない。
アクセス部265は、アドレスに基づいて記憶領域にアクセスする。例えば、アクセス部265は、ファイルの選択を受け付けると、選択されたファイルを記憶領域にアップロードする。具体的には、アクセス部265は、図3Bに示される画面が表示部21に表示されている状態において、「アップロード」ボタンを選択する操作が行われると、アップロードするファイルを選択するための選択画面を表示させ、アップロードするファイルの選択を受け付ける。そして、アップロードするファイルが選択されると、アクセス部265は、グループに対応する記憶領域のアドレスにアクセスし、当該記憶領域にファイルをアップロードする。
ここで、アクセス部265は、記憶領域にアクセスする際に、携帯端末2のユーザを識別するユーザIDをサーバ3に送信する。これにより、サーバ3では、当該ユーザIDに基づいて、携帯端末2のユーザが記憶領域にアクセス可能なユーザか否かを判定し、アクセス可能であると判定した場合に、当該記憶領域に対する当該携帯端末2のアクセスが許可される。
記憶領域にファイルがアップロードされると、例えば、図3Cに示すように、アップロードされたファイルのファイル名がリスト表示される。表示されているファイル名の横には、例えば、ファイル名に対応するファイルを選択するためのチェックボックスが設けられている。
また、アクセス部265は、ファイルが選択された状態で「ダウンロード」ボタンを選択する操作が行われると、選択されたファイルの取得リクエストをサーバ3に送信する。例えば、アクセス部265は、図3Cに示すようにファイル「CCCC」がチェックされている状態で「ダウンロード」ボタンを選択する操作が行われると、ファイル「CCCC」の取得リクエストをサーバ3に送信する。ここで、取得リクエストには、ファイル名等のファイルを識別する情報が含まれているものとする。サーバ3は、取得リクエストを受信したことに応じて、取得リクエストに含まれているファイル名のファイルを携帯端末2に送信する。アクセス部265は、サーバ3から送信されたファイルを受信すると、記憶部25に記憶させる。
[サーバ3の機能構成]
続いて、サーバ3の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るサーバ3の機能構成図である。
サーバ3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33を備える。
通信部31は、インターネット等の通信ネットワークを介して、携帯端末2と通信を行う。
記憶部32は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部32は、サーバ3を機能させるための各種プログラムを記憶する。また、記憶部32は、ファイル共有サービスにおいて複数の携帯端末2がファイルの共有を行うための記憶領域を備えている。記憶部32は、携帯端末2からアップロードされたファイルを記憶領域に記憶する。
制御部33は、例えば、CPUにより構成される。制御部33は、記憶部32に記憶されている各種プログラムを実行することにより、サーバ3に係る機能を制御する。制御部33は、リクエスト受信部331と、生成部332と、通知部333と、アクセス制御部334と、無効制御部335とを備える。
リクエスト受信部331は、携帯端末2からグループへの参加を要求する参加リクエストを受信する。
生成部332は、参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する。具体的には、生成部332は、所定期間内に複数の携帯端末2から参加リクエストを受信すると、当該複数の携帯端末2のユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する。ここで、生成部332は、生成したアドレスの有効期間を設定する。
例えば、生成部332は、携帯端末2から参加リクエストを受信すると、当該参加リクエストに含まれるビーコンIDに関連するグループへの参加を受け付けていないか否かを判定する。生成部332は、当該ビーコンIDに関連するグループへの参加を受け付けていないと判定すると、当該参加リクエストに対応する携帯端末2のユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する。
生成部332は、参加リクエストに含まれるビーコンIDと、グループを識別するグループIDと、当該グループに属するユーザのユーザIDと、当該グループに対応する記憶領域のアドレスとを関連付けたグループ情報を生成し、記憶部32に記憶させる。ここで、記憶領域は、記憶部32の一部の記憶領域であり、アドレスは、携帯端末2が当該記憶領域にアクセスするためのURLである。
そして、生成部332は、グループを生成してから所定期間内において、当該グループに参加するユーザを受け付ける。生成部332は、グループを生成してから所定期間内に、先に受信した参加リクエストに含まれているビーコンIDと同一のビーコンIDを含む参加リクエストを受信すると、当該参加リクエストに対応する携帯端末2のユーザを、生成したグループに参加させる。具体的には、生成部332は、生成されたグループに対応するグループ情報に、新たにグループに参加したユーザのユーザIDを関連付けて記憶させる。
図5は、グループの生成を説明する図である。まず、生成部332が、グループへの参加を受け付けていない時刻t1において、携帯端末2Aから参加リクエストReq2Aを受信したとすると、グループGAを生成する。そして、生成部332は、時刻t1から所定期間が経過する時刻t2までに当該グループGAに参加する他のユーザの携帯端末2から参加リクエストを受け付ける。
ここでは、時刻t1から時刻t2までの間に、リクエスト受信部331が、携帯端末2B、2C、2Dから、それぞれ、参加リクエストReq2B、Req2C、Req2Dを受信したとする。すると、生成部332は、携帯端末2B、2C、2Dのユーザを、グループGAに参加させる。生成部332は、時刻t2になると、グループGAへの参加の受付を終了する。続いて、リクエスト受信部331が、時刻t2の後に携帯端末2Eから参加リクエストReq2Eを受信すると、生成部332は、携帯端末2EのユーザをグループGAに参加させず、新たなグループGBを生成し、当該ユーザを新たなグループGBに参加させる。
このようにすることで、サーバ3は、例えば、居酒屋やカラオケ店のように、同一の場所に異なる時間帯ごとに異なるグループのユーザが来店した場合であっても、それぞれのグループに対応して記憶領域のアドレスを生成することができる。
なお、本実施形態では、グループが生成された時間から所定期間内に複数の携帯端末2から参加リクエストを受信すると、当該複数の携帯端末2のユーザを当該グループに所属させたが、これに限らない。例えば、生成部332は、店舗において顧客の入店時に予め定めた利用時間に受信した参加リクエストに対応する複数のユーザを、一のグループに所属するようにグループを生成してもよい。例えば、カラオケ店の店舗において19時に顧客が来店して1時間の利用を申請した場合、生成部332は、19時から20時までに受信した参加リクエストに対応する複数のユーザを、一のグループに所属するようにグループを生成してもよい。
通知部333は、参加リクエストを送信した携帯端末2に、生成部が生成したアドレスを通知する。例えば、生成部332がグループへの参加の受付を終了すると、通知部333は、その時点においてグループに参加しているユーザの携帯端末2に対して記憶領域のアドレスを通知する。なお、通知部333は、グループへの参加の受付を終了した後に記憶領域のアドレスを通知せずに、グループへの参加が決定したユーザの携帯端末2に対して、グループへの参加が決定した時点でアドレスを順次通知してもよい。
また、通知部333は、記憶領域にファイルがアップロードされると、当該記憶領域に対応するグループに属する複数の携帯端末2のうち、ファイルをアップロードした携帯端末2とは異なる携帯端末2にファイルがアップロードされたことを通知する。例えば、ファイル共有プログラムの画面等を介して、携帯端末2のユーザのメールアドレスの登録を予め受け付けておき、登録されたメールアドレスと当該携帯端末2のユーザのユーザIDとを関連付けて記憶部32に記憶しておく。
そして、通知部333は、記憶領域にファイルがアップロードされると、グループ情報を参照し、当該記憶領域に対応するグループに属する複数の携帯端末2のうち、ファイルをアップロードした携帯端末2とは異なる携帯端末2のユーザIDを特定する。そして、通知部333は、特定したユーザIDに関連付けられて記憶部32に記憶されているメールアドレスを特定し、当該メールアドレスを宛先として、ファイルがアップロードされた旨をメッセージに含むメールを送信する。
このようにすることで、サーバ3は、同じグループに属するユーザの携帯端末2が、それぞれ離れた場所に位置しているときでも、当該ユーザにファイルがアップロードされたことをメールによって把握させることができる。なお、本実施形態では、ファイルがアップロードされたことをメールで通知することとしたが、これに限らない。例えば、SNSのグルーピング機能を利用して通知する等、他の手段によって通知してもよい。
アクセス制御部334は、生成したアドレスに対応する記憶領域への携帯端末2からのアクセスを制御する。具体的には、アクセス制御部334は、携帯端末2が記憶領域にアクセスする際に、携帯端末2からユーザIDを受信する。アクセス制御部334は、記憶部32に記憶されているグループ情報を参照し、受信したユーザIDが、携帯端末2がアクセスしようとしている記憶領域のアドレスに関連付けて記憶されているか否かを判定する。アクセス制御部334は、ユーザのユーザIDがアドレスに関連付けて記憶されていると判定すると、当該携帯端末2が当該記憶領域にアクセスすることを許可する。また、アクセス制御部334は、ユーザのユーザIDがアドレスに関連付けて記憶されていないと判定すると、当該携帯端末2が当該記憶領域にアクセスすることを拒否する。
無効制御部335は、生成部332がグループの生成時に記憶領域のアドレスに対して設定した有効期間が経過すると、当該アドレスを無効とする。例えば、無効制御部335は、定期的にグループ情報を参照し、有効期間が経過したアドレスと、当該アドレスに関連付けられているグループID及びユーザIDとを消去する。また、無効制御部335は、アドレスに対応する記憶領域に記憶されているファイルを消去する。このようにすることで、サーバ3は、生成されてから長い時間が経過したアドレスに対応する記憶領域を、他のグループ用の記憶領域として利用することができ、記憶領域を節約することができる。
[グループの生成に係るシーケンス]
続いて、ファイル共有システムSにおける、グループの生成に係る処理の流れについて説明する。図6は、グループの生成に係るシーケンスの一例を示す図である。なお、複数の携帯端末2(携帯端末2A、2B、2C、2D、2E)とビーコン発信装置1との位置関係が、図7に示すものであるとして、シーケンスの説明を行う。
ここで、図7に示すエリアA1は、ビーコン発信装置1からの距離が第1距離未満の範囲を示し、エリアA2は、ビーコン発信装置1からの距離が第2距離未満の範囲を示し、エリアA3は、ビーコン発信装置1からの距離が第3距離未満の範囲を示すものとする。これらエリアA1、A2、A3に位置する携帯端末2は、ビーコン発信装置1から発信されたビーコン信号を受信できるものとし、これらのエリアに位置していない携帯端末2は、当該ビーコン発信装置1からビーコン信号を受信できないものとする。
まず、携帯端末2A、2B、2C、2D、2Eにおいて、ファイル共有プログラムが実行されたとする。すると、携帯端末2A、2B、2C、2D、2Eは、ビーコン信号の受信を開始する。ここで、携帯端末2A、2B、2C、2Dは、ビーコン発信装置1からの距離が第3距離未満であることから、ビーコン発信装置1から発信されたビーコン信号を受信することができる。また、携帯端末2Eは、ビーコン発信装置1からの距離が第3距離以上であることから、ビーコン発信装置1から発信されたビーコン信号を受信することができない。
携帯端末2A、2B、2C、2Dのそれぞれは、ビーコン信号を受信すると、ビーコン信号に対する電波の電波強度に基づいて、ビーコン発信装置1との距離を推定し、当該距離が第2距離未満(所定距離未満)であるか否かを判定する(S1〜S4)。図7に示すように、携帯端末2A、2B、2Cは、エリアA1又はエリアA2に位置しており、ビーコン発信装置1との距離が第2距離未満であることから、参加リクエストをサーバ3に送信する。
他方、携帯端末2Dは、エリアA3に位置しており、ビーコン発信装置1との距離が第2距離以上かつ第3距離未満であることから、ビーコン発信装置1との距離が遠く、同一のグループに参加できない旨を示すエラー画面を表示部21に表示させる(S5)。
また、携帯端末2Eは、ファイル共有プログラムが実行されてから所定期間内にビーコン信号を受信しない場合(S6においてYESと判定された場合)、ビーコン信号を受信できず、グループに参加できない旨を示すエラー画面を表示部21に表示させる(S7)。
サーバ3は、携帯端末2Aから参加リクエストを受信すると、当該参加リクエストに対応する携帯端末2Aのユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する(S8)。そして、生成部332は、グループを生成してから所定期間内にわたって、当該グループに参加するユーザを受け付ける。
その後、サーバ3は、携帯端末2B、2Cから参加リクエストを受信すると、S8において生成したグループに対して、携帯端末2B、2Cのそれぞれに対応するユーザを追加する(S9、S10)。
続いて、サーバ3は、S8において生成したアドレスを示すアドレス情報を、参加リクエストを送信した携帯端末2A、2B、2Cに送信する。これにより携帯端末2Aは、図3Bに示すファイルリスト画面を表示部21に表示させる。
[グループ生成後の処理に係るシーケンス]
続いて、ファイル共有システムSにおける、グループ生成後の処理の流れについて説明する。図8は、グループ生成後の処理に係るシーケンスの一例を示す図である。図8では、携帯端末2A、2B、2Cのユーザが同一のグループGに属しているものとして説明を進める。
まず、携帯端末2Aにおいて、図3Bに示す「アップロードボタン」が選択されたものとする。すると、携帯端末2Aは、ファイルの選択を受け付け、選択されたファイルをサーバ3に送信する。サーバ3は、ファイルを受信すると、当該ファイルを、グループGに対応する記憶領域に格納する(S11)。
サーバ3は、ファイルを格納したことに応じて、ファイルがアップロードされた旨を示すアップロード情報を携帯端末2B、2Cに送信する。
携帯端末2B、2Cのユーザのそれぞれが、アップロード情報を確認し、図3Cに示すように、アップロードされたファイルがチェックされている状態で「ダウンロード」ボタンを選択する操作を行う。すると、携帯端末2B、2Cは、当該ファイルの取得リクエストをサーバ3に送信する。サーバ3は、取得リクエストを受信したことに応じて、取得リクエストに含まれているファイル名のファイルを携帯端末2B、2Cに送信する。これにより、携帯端末2A〜2Cの間でファイルの共有が行われる。
その後、サーバ3は、生成部332がグループの生成時に記憶領域のアドレスに対して設定した有効期間が経過した場合(S12においてNOと判定された場合)、当該アドレスを無効とする(S13)。
[本実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るファイル共有システムSは、携帯端末2が、ビーコン発信装置1との距離が所定距離未満である場合に参加リクエストをサーバ3に送信し、サーバ3が、参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成し、参加リクエストを送信した携帯端末2に当該アドレスを送信する。そして、携帯端末2は、当該アドレスに基づいて記憶領域にアクセスし、ファイルのアップロード及びダウンロードを行う。
したがって、ファイル共有システムSでは、参加リクエストを送信したユーザに限定したグループが生成されるので、当該グループに属するユーザ間に限定してファイルを共有することができる。また、ファイル共有システムでは、携帯端末2に対してグループに対応する記憶領域のアドレスが通知されることから、携帯端末2がビーコン発信装置1から離れた後であっても、当該アドレスに基づいて記憶領域にアクセスすることで、ファイルを共有することができる。したがって、ファイル共有システムでは、限られたユーザ間でファイルを適切に共有することができる。実際の一例として、カラオケBOXで歌唱しているユーザを、視聴している他のユーザが携帯端末2で撮影し、その写真や動画を、グループに対応する記憶領域にアップロードすることで、歌唱したユーザやその他のユーザが、その写真や動画を視聴することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記実施の形態では、ビーコン発信装置1がビーコン信号を発信したが、これに限らず、ビーコン発信装置1の代わりに携帯端末2がビーコン信号を発信するようにしてもよい。例えば、グループのマスターとなるユーザの携帯端末2が、予め参加リクエストをサーバ3に送信し、サーバ3側でグループ及び記憶領域のアドレスを生成させておく。そして、当該携帯端末2がビーコン信号を発信し、当該グループに参加する他の携帯端末2が、ビーコン信号を受信したことに応じて、参加リクエストをサーバ3に送信し、生成されたグループに参加するようにしてもよい。
また、上記の実施形態においては、ビーコン発信装置1と携帯端末2との距離を、携帯端末2において推定するものとして説明したが、携帯端末2が取得したビーコン信号の電波強度を示す情報を携帯端末2からサーバ3に送信し、サーバ3においてビーコン発信装置1と携帯端末2との距離を推定してもよい。この場合、サーバ3は、推定した距離が所定距離未満の携帯端末2が存在する場合に、当該携帯端末2のユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成し、推定した距離が所定距離未満の携帯端末2にアドレスを通知してもよい。
1・・・ビーコン発信装置、2・・・携帯端末、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・近距離無線通信部、24・・・無線通信部、25・・・記憶部、26・・・制御部、261・・・ビーコン受信部、262・・・推定部、263・・・リクエスト送信部、264・・・アドレス受信部、265・・・アクセス部、3・・・サーバ、31・・・通信部、32・・・記憶部、33・・・制御部、331・・・リクエスト受信部、332・・・生成部、333・・・通知部、334・・・アクセス制御部、335・・・無効制御部、S・・・ファイル共有システム

Claims (8)

  1. 近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置と、サーバと、複数の携帯端末とを備えるファイル共有システムであって、
    前記複数の携帯端末のそれぞれは、
    前記ビーコン発信装置が発信した前記ビーコン信号を受信するビーコン受信部と、
    前記ビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記ビーコン発信装置との距離を推定する推定部と、
    推定した距離が所定距離未満である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信部と、
    前記グループに対応する記憶領域のアドレスを前記サーバから受信するアドレス受信部と、
    前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするアクセス部とを有し、
    前記サーバは、
    前記携帯端末から前記参加リクエストを受信するリクエスト受信部と、
    前記参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する前記記憶領域の前記アドレスを生成する生成部と、
    前記参加リクエストを送信した前記携帯端末に前記アドレスを通知する通知部とを有する、
    ファイル共有システム。
  2. 前記生成部は、所定期間内に複数の前記携帯端末から前記参加リクエストを受信すると、当該複数の携帯端末のユーザが属する前記グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する、
    請求項1に記載のファイル共有システム。
  3. 前記複数の携帯端末のそれぞれは、ユーザの操作を受け付ける入力部をさらに有し、
    前記ビーコン受信部は、前記入力部が所定の操作を受け付けると前記ビーコン信号の受信を開始する、
    請求項1又は2に記載のファイル共有システム。
  4. 前記生成部は、生成した前記アドレスの有効期間を設定し、
    前記サーバは、前記有効期間が経過すると前記アドレスを無効とする無効制御部をさらに有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のファイル共有システム。
  5. 前記アクセス部は、ファイルの選択を受け付けると、選択されたファイルを前記記憶領域にアップロードし、
    前記通知部は、前記ファイルがアップロードされると、前記グループに属する複数の携帯端末のうち、ファイルをアップロードした携帯端末とは異なる携帯端末に前記ファイルがアップロードされたことを通知する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のファイル共有システム。
  6. ビーコン信号を発信するビーコン発信装置からの電波を受信した複数の携帯端末と通信可能に接続したサーバ装置において、
    前記ビーコン発信装置から前記ビーコン信号を受信した前記携帯端末から、前記ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて、グループへの参加を要求する参加リクエストを受信するリクエスト受信部と、
    前記参加リクエストを受信したことに応じて、グループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成する生成部と、
    前記参加リクエストを送信した前記携帯端末に前記アドレスを通知する通知部とを、
    有するサーバ装置。
  7. 複数の携帯端末のそれぞれでファイルを共有するファイル共有方法であって、
    複数の携帯端末のそれぞれにおいて、近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置が発信した前記ビーコン信号を受信するステップと、
    当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記携帯端末と前記ビーコン発信装置との距離を推定するステップと、
    推定した距離が所定距離未満である場合に、前記携帯端末のユーザが属するグループを生成するとともに、当該グループに対応する記憶領域のアドレスを生成するステップと、
    前記距離が所定距離未満の前記携帯端末に前記アドレスを通知するステップと、
    前記アドレスが通知された前記携帯端末において、前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするステップと、
    を備えるファイル共有方法。
  8. コンピュータを、
    近距離無線通信によりビーコン信号を発信するビーコン発信装置が発信したビーコン信号を受信するビーコン受信部、
    前記ビーコン信号を受信すると、当該ビーコン信号に対応する電波の電波強度に基づいて前記ビーコン発信装置との距離を推定する推定部、
    推定した距離が所定距離未満である場合に、グループへの参加を要求する参加リクエストをサーバに送信するリクエスト送信部、
    前記グループに対応する記憶領域のアドレスを前記サーバから受信するアドレス受信部、及び
    前記アドレスに基づいて前記記憶領域にアクセスするアクセス部、
    として機能させるファイル共有プログラム。

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