JP2016065569A - 建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法及び、これによる建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構造と、これに用いる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせ - Google Patents

建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法及び、これによる建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構造と、これに用いる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせ Download PDF

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Abstract

【課題】簡単、容易、迅速に開口部閉塞工程を行うことができ、確実な漏水止めシールを実現する、開口部閉塞構法を提供する。【解決手段】建物の床スラブに形成されている配管孔に配管を配設した後、開口部閉塞部材を床スラブの下側面に接着し、配管の外周面と、配管孔の内周面との間に配管孔の上側から閉塞材を充填して配管貫通部を閉塞する。配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、緩衝材を、前記配管孔の上側から充填する。前記緩衝材が充填された後の、前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、セメントモルタルを、前記配管孔の上側から前記床スラブの上側面の高さまで充填して硬化させる。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物等の床スラブなどに形成されている配管孔に配管を配設した後、配管孔の開口部をモルタル等の閉塞材により閉塞する配管貫通部のモルタル埋戻し構法と、これによる建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構造に関する。また、これに用いる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせに関する。
建築物等の床スラブ(コンクリートスラブ)などには、上下水道や電気、ガス等の配管が配設される。この場合、配管の大きさは種々であるので、配管が配設される床スラブ、等にあらかじめ配管より大きい配管孔を形成しておく。そして、配管孔に配管を配設後、配管孔の開口部をモルタル等の閉塞材により閉塞する開口部閉塞が行われるのが一般的である。
このような開口部閉塞工程を簡易かつ迅速に行うことを目的にして、本願出願人は、開口部閉塞構法に使用する開口部閉塞部材を提案している(特許文献1)。
特許文献1によれば、容易かつ迅速、確実に開口部閉塞を行うことが可能になっている。
特開平9−280426号公報 特開2005−89288号公報
構築物に形成されている配管孔に配管を配設後、当該配管孔の開口部をモルタル等の閉塞材により閉塞する開口部閉塞は、特許文献1で提案された開口部閉塞部材を使用することにより簡易性、迅速性、確実性が格段に向上している。
しかし、建築現場での一層の作業性向上が要請される今日、開口部閉塞工程のより一層の簡易性・容易性、迅速性が要請されている。
また、床スラブを形成しているコンクリートと、閉塞材に使用するセメントモルタルとの接着界面が密着不良であると、透水による下階への水漏れが生じるおそれがあることから、より確実な漏水止めシールを実現する、等の確実性の向上が要請されている。
そこで、この発明は、建築物等の床スラブなどに形成されている配管孔に配管を配設した後、配管孔の開口部をモルタル等の閉塞材により閉塞する開口部閉塞構法において、より簡単、より容易、より迅速に開口部閉塞工程を行うことができ、更に、より確実な漏水止めシールを実現する、等の確実性がより向上している開口部閉塞構法と、これによる建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構造を提案することを目的にしている。
また、このような開口部閉塞構法に用いる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせを提案することを目的にしている。
本発明が提案する建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法は、
建物の床スラブに形成されている配管孔に配管を配設した後、平板状の開口部閉塞部材を前記床スラブの下側面に接着し、前記配管の外周面と、前記配管孔の内周面との間に前記配管孔の上側から閉塞材を充填して配管貫通部を閉塞する埋戻し構法において、
一方の側縁に半円状の窪み部を有し、当該半円状の窪み部の周縁から半径方向で外側に向かって放射状に伸びる複数本の切り離し線を備えている平板状の2枚の開口部閉塞部材を用い、前記2枚の開口部閉塞部材の前記半円状の窪み部がそれぞれ前記配管の外周に向かうように前記配管を間に挟んで前記2枚の開口部閉塞部材を対向配置し、前記半円状の窪み部の前記配管に向かっている窪み部縁部を前記配管の下側方向に向けて折り曲げ、前記2枚の開口部閉塞部材における前記窪み部縁部の上側面を前記配管の外周に、前記窪み部縁部以外の領域の上側面を前記床スラブの下側面にそれぞれ接着させて、前記配管の外周面と前記配管孔の内周面との間に形成されている前記床スラブの下側の開口部を下側から閉鎖し、
前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、緩衝材を、前記配管孔の上側から充填し、
前記緩衝材が充填された後の、前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、セメントモルタルを、前記配管孔の上側から前記床スラブの上側面の高さまで充填して硬化させてなるものである。
本発明が提案する建物の配管貫通部埋戻し構造は、
床スラブに形成されている配管孔に配設されている配管を前記床スラブの下側において互いの半円状の窪み部の間に挟む2枚の板状の開口部閉塞部材の、前記配管を間に挟んで互いに対向している前記半円状の窪み部縁部における上側面が前記配管の外周面に、前記半円状の窪み部縁部以外の領域における上側面が前記床スラブの下側面にそれぞれ接着されていることにより、前記配管の外周面と前記配管孔の内周面との間に形成されている前記床スラブの下側の開口部が下側から閉鎖され、
前記2枚の開口部閉塞部材の上側における前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に緩衝材が充填され、
前記緩衝材の上側における前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間にセメントモルタルが前記床スラブの上側面の高さまで充填されて硬化しているものである。
本発明が提案する、開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせは、
前述した建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法に用いられるものであって、
前記開口部閉塞部材は、
中央線の位置で左右に分割されていて、当該中央線を挟んで左右対称になっている右側開口部閉塞板材と、左側開口部閉塞板材とからなり、
前記右側開口部閉塞板材及び、前記左側開口部閉塞板材は、それぞれ、合成樹脂製の発泡層を中心として、前記床スラブの下側面に当接する側である一方の面に接着剤塗布面を介して剥離紙が積層され、当該一方の面の反対側である他方の面にアルミニウム箔層が積層されている複合パッドであって、
前記右側開口部閉塞板材と、前記左側開口部閉塞板材とは、前記中央線の中央の位置に、それぞれ、半円状の左側窪み部と、右側窪み部とを有し、当該左側窪み部と、当該右側窪み部には、周方向に所定の間隔を空けて開口縁から放射状に伸びる複数本の切り離し線によって分割され、それぞれの開口縁部を前記床スラブの下側面から離れる方向に前記配管の外周に沿って折り曲げ可能な複数枚の折曲片部が備えられている
ものであり、
前記閉塞材製造キットは、
調合済のセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に分離部を介してそれぞれ封入されており、当該分離部を開放して前記包装容器内で前記セメントマトリックスと水とを混合して、前記緩衝材が充填された後の前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に充填するセメントモルタルを調製し、前記包装容器の所定の箇所を開封して、調製後の前記セメントモルタルを押し出すことのできるものである。
この発明によれば、建築物等の床スラブなどに形成されている配管孔に配管を配設した後、配管孔の開口部をモルタル等の閉塞材により閉塞する開口部閉塞構法において、より簡単、より容易、より迅速に開口部閉塞工程を行うことができ、更に、より確実な漏水止めシールを実現する、等の確実性がより向上している開口部閉塞構法と、これによる建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構造を提供することができる。
また、このような開口部閉塞構法に用いる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせを提供することができる。
本発明の実施の一形態を説明する概略断面図。 本発明の実施に使用する閉塞材製造キットの一例について使用する状態を説明する参考写真であって、(a)は閉塞材製造キットを調合済のセメントマトリックスが封入されている側を上、水が封入されている側を下にして持った状態、(b)は調合済のセメントマトリックス封入部と、水封入部とを包装容器内において分離している分離部を開放して包装容器内でセメントマトリックスを水の側に強く押し出している状態、(c)は調合済のセメントマトリックスと水とを包装容器内において混合してセメントモルタルを調製している状態、(d)はセメントモルタル調製後、包装容器の所定の箇所を開封し、調製後のセメントモルタルを押し出している状態を表す参考写真。 本発明の方法に用いる平板状の開口部閉塞部材の一実施形態を表す平面図であって、(a)は中央の切断線で分割する前の平面図、(b)は中央の切断線で分割した後の平面図。 本発明の方法に用いる平板状の開口部閉塞部材の一実施形態に係る一部を省略した断面図。 図3(b)図示の状態の開口部閉塞部材の中央に形成されている開口部を説明する一部を省略した平面図。 本発明の実施工程の一実施形態を説明する図であって、(a)は配管孔に配管を配設した状態を説明する概略平面図、(b)は閉塞材を充填し開口部を閉塞する工程が完了した状態を説明する概略断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明が提案する建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法は、建物の床スラブ20に形成されている配管孔21に配管22を配設した後、平板状の開口部閉塞部材を床スラブ20の下側面に接着し、配管22の外周面と、配管孔21の内周面との間に配管孔21の上側から閉塞材を充填して配管貫通部を閉塞する埋戻し構法に関するものである。
図4図示のように、一方の側縁に半円状の窪み部5、6を有し、当該半円状の窪み部5、6の周縁から半径方向で外側に向かって放射状に伸びる複数本の切り離し線7a、7b、7c、9a、9b、9cを備えている平板状の2枚の開口部閉塞部材2、3を使用する。
2枚の開口部閉塞部材2、3の半円状の窪み部5、6がそれぞれ配管22(図4(b))の外周に向かうように配管22を間に挟んで2枚の開口部閉塞部材2、3を対向配置する。
半円状の窪み部5、6の配管22に向かっている窪み部縁部を配管22の下側方向に向けて折り曲げ、2枚の開口部閉塞部材2、3における窪み部縁部の上側面を配管22の外周に、窪み部縁部以外の領域の上側面を床スラブ20の下側面にそれぞれ接着させて、配管22の外周面と配管孔の内周面との間に形成されている床スラブ20の下側の開口部を下側から閉鎖する。
配管孔21の内周面と配管22の外周面との間に、緩衝材24を、配管孔21の上側から充填する。
緩衝材24が充填された後の、配管孔21の内周面と配管22の外周面との間に、セメントモルタル25を、配管孔21の上側から床スラブ20の上側面の高さまで充填して硬化させる。
このようにしてなる本発明の建物の配管貫通部埋戻し構造においては、床スラブ20に形成されている配管孔21に配設されている配管22を床スラブ20の下側において互いの半円状の窪み部5、6の間に挟む2枚の板状の開口部閉塞部材2、3の、配管22を間に挟んで互いに対向している半円状の窪み部5、6の縁部における上側面が配管22の外周面に、半円状の窪み部5、6縁部以外の領域における上側面が床スラブ20の下側面にそれぞれ接着されていることにより、配管22の外周面と配管孔21の内周面との間に形成されている床スラブ20の下側の開口部が下側から閉鎖されている。
そして、2枚の開口部閉塞部材2、3の上側における配管孔21の内周面と配管22の外周面との間に緩衝材24が充填され、緩衝材24の上側における配管孔21の内周面と配管22の外周面との間にセメントモルタル25が床スラブ20の上側面の高さまで充填されて硬化している構造である。
本発明が提案する、開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせは、前述した建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法に用いられるものである。
ここで、開口部閉塞部材は、中央線4の位置で左右に分割されていて、中央線4を挟んで左右対称になっている右側開口部閉塞板材3と、左側開口部閉塞板材2とからなる。
右側開口部閉塞板材3及び、左側開口部閉塞板材2は、それぞれ、合成樹脂製の発泡層11を中心として、床スラブ20の下側面に当接する側である一方の面に接着剤塗布面12を介して剥離紙13が積層され、当該一方の面の反対側である他方の面にアルミニウム箔層15が積層されている複合パッドである。
右側開口部閉塞板材3と、左側開口部閉塞板材2とは、中央線4の中央の位置に、それぞれ、半円状の左側窪み部5と、右側窪み部6とを有し、当該左側窪み部5と、当該右側窪み部6には、周方向に所定の間隔を空けて開口縁から放射状に伸びる複数本の切り離し線7a、7b、7c、9a、9b、9cによって分割され、それぞれの開口縁部を床スラブ20の下側面から離れる方向に配管22の外周に沿って折り曲げ可能な複数枚の折曲片部8a、8b、8c、8d、10a、10b、10c、10dからなる左側窪み部5縁部と、右側窪み部6縁部とが備えられている。
閉塞材製造キットは、調合済のセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に分離部を介してそれぞれ封入されており、当該分離部を開放して前記包装容器内で前記セメントマトリックスと水とを混合して、前記緩衝材が充填された後の前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に充填するセメントモルタルを調製し、前記包装容器の所定の箇所を開封して、調製後の前記セメントモルタルを押し出すことのできるものである。
前記において、緩衝材24は、配管22建物の床スラブ20わる振動を減少させる緩衝材であって、例えば、ロックウールなどの法定の不燃材が使用される。
これによって、従来のモルタル充填構法に比較して、躯体コンクリートに伝わる振動を減らすクッション効果を発揮させることができる。
緩衝材として不燃材を使用すれば、防火区画貫通部で火を遮断する効果を期待できる。
また、前記において、緩衝材24は、セメントモルタル25が、床スラブ20の上側面から配管孔21の下側に向かって少なくとも30mmの深さまで充填できる範囲で充填しておくことが望ましい。
セメントモルタルとして、質量比組成が、ポルトランドセメント:40〜50、シリカ:45〜55、炭酸カルシウム:2〜5のセメントマトリックスを用いることにより、漏水の原因となるひび割れの発生を抑え、埋戻し部の止水に優れた効果を発揮させることができるが、少なくとも30mmの深さにまで前記質量比組成のセメントモルタルを充填、硬化させることにより、効果的に止水を図ることができる。
前記質量比組成のセメントモルタルを用い、床スラブ20の上側面から配管孔21の下側に向かって少なくとも30mmの深さまで充填、硬化させることにより、従来のモルタル充填構法に比較して優れた止水効果を発揮させることができる。
このように、効果的に止水を図ることができるので、本発明の構法、構造によれば、埋戻し後の塗布防水工程を省略できる。
前記の閉塞材製造キットは、ポルトランドセメント:40〜50、シリカ:45〜55、炭酸カルシウム:2〜5の質量比で調合されているセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に4.5〜5.5:1の質量割合で、より好ましくは5:1の質量割合で、分離部を介してそれぞれ封入されている構成にすることができる。
前述した質量比組成のセメントマトリックスを用いることにより、漏水の原因となるひび割れの発生を抑え、埋戻し部の止水に優れた効果を発揮できるセメントモルタルを調整できる。
この際、単一の、例えば、合成樹脂などから形成されている単一の包装容器内に形成されている2つの空間部に4.5〜5.5:1の質量割合で分離部を介してセメントマトリックスと水とがそれぞれ封入されているので、施工現場において、前記分離部を開放して包装容器内でセメントマトリックスと水とを混合してセメントモルタルを調製することができる。
図2(a)は、上述した質量割合で調合されているセメントマトリックスが封入されている側を上、水が封入されている側を下にして本発明の閉塞材製造キットを持った状態の一例を表すものである。図2(b)は、図2(a)の状態から、調合済のセメントマトリックス封入部と、水封入部とを包装容器内において分離している分離部を開放して包装容器内でセメントマトリックスを水の側に強く押し出している状態を表すものである。図2(c)は、引き続いて、調合済のセメントマトリックスと水とを包装容器内において混合してセメントモルタルを調製している状態を表すものである。図2(d)は、セメントモルタル調製後、包装容器の所定の箇所を開封し、調製後のセメントモルタルを押し出している状態を表すものである。
このように、本発明の閉塞材製造キットでは、漏水の原因となるひび割れの発生を抑え、埋戻し部の止水に優れた効果を発揮させることができるようにセメントマトリックスが完全にプレミックスされている。更に、当該完全プレミックス後のセメントマトリックスと混合して安定した品質のセメントモルタルを提供することができ、スラリー状で、流動性が良く、狭い場所へも一か所からの注入できれいに充填を行うことができるセメントモルタルを調製できる所定配合量の水が、一つの合成樹脂製の包装容器内に、完全プレミックス後のセメントマトリックスと分離部を介して封入されている。そこで、当該分離部を開放して前記包装容器内で前記セメントマトリックスと水とを混合することにより、安定した品質のセメントモルタルを提供することができ、当該セメントモルタルは、スラリー状で、流動性が良く、狭い場所へも一か所からの注入できれいに充填を行うことができる。
すなわち、前記の閉塞材製造キットにより、練り水や、混ぜる道具が不要で、どこでも、すぐに、現場とその周辺を汚さずにセメントモルタルを調製することができ、段取り、清掃などの作業時間を大幅に短縮することができる。
<平板状の開口部閉塞部材>
図3〜図6を用いて、本発明に用いる平板状の開口部閉塞部材1の一実施形態を説明する。本発明に用いる平板状の開口部閉塞部材1は、特許出願人が特許文献1において提案しているものである。
平板状の開口部閉塞部材1は、中央線4の位置で左右に分割されていて、中央線4を挟んで左右対称になっている右側開口部閉塞板材3と、左側開口部閉塞板材2とからなる。
図5は、左側開口部閉塞板材2の積層構造を説明する一部を省略した断面図である。右側開口部閉塞板材2は、合成樹脂製の発泡層11を中心として、上側に上側接着剤塗層12を介して剥離紙13が積層され、下側に下側接着剤塗層14を介してアルミニウム箔層15が積層されている複合パッドである。
右側開口部閉塞板材3も同様の積層構造からなる複合パッドである。
本発明の方法に使用される際には、剥離紙13が剥がされて上側接着剤塗層12を建築物等の床スラブ20の下側面に当接、接着させる。
右側開口部閉塞板材3と、左側開口部閉塞板材2は、いずれも、中央線4の中央の位置に、それぞれ、半円状の左側窪み部5と、右側窪み部6とを備えている。
半円状の左側窪み部5、右側窪み部6の形状には、図1(a)図示のように、中心線4を挟んで隣接している右側開口部閉塞板材3と左側開口部閉塞板材2との左側窪み部5及び右側窪み部6が、平面視で、図3(a)図示のように、中心線4を挟んで左右方向に伸びる楕円形状になるものの他、真円状になるものも含まれる。
左側窪み部5は、周方向に所定の間隔を空けて開口縁から放射状に伸びる複数本の切り離し線7a、7b、7cによって分割され、それぞれの開口縁部を図3において上側から下側に向かう方向に折り曲げ可能な折曲片部8a、8b、8c、8dを備えている。右側窪み部6も、周方向に所定の間隔を空けて開口縁から放射状に伸びる複数本の切り離し線9a、9b、9cによって分割され、それぞれの開口縁部を図3において上側から下側に向かう方向に折り曲げ可能な折曲片部10a、10b、10、10dを備えている。
右側開口部閉塞板材3、左側開口部閉塞板材2は、いずれも、剥離紙13が剥がされ、上側接着剤塗層12を建築物等の床スラブ20の下側面に当接、接着させて使用される。
そこで、図5において上側から下側に向かう方向に折り曲げ可能な折曲片部8a〜8d、10a〜10dの開口縁部は、上側接着剤塗層12を建築物等の床スラブ20の下側面に当接、接着させて右側開口部閉塞板材3、左側開口部閉塞板材2を使用する際に、図6(b)図示のように、床スラブ20の下側面から離れる方向に折り曲げ可能になっている。
<閉塞材製造キット>
本発明に用いる閉塞材製造キットは、その基本構造を特許出願人が特許文献2において提案しているものである。
閉塞材製造キットは、調合済のセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に分離部を介してそれぞれ封入されているものである。分離部を開放して包装容器内でセメントマトリックスと水とを混合してセメントモルタルを調製する。その後、包装容器の所定の箇所を開放して、調製後の前記セメントモルタルを押し出し、前記緩衝材が充填された後の前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に充填することに用いられる。
封入されているセメントマトリックスは、ポルトランドセメント:40〜50、シリカ:45〜55、炭酸カルシウム2〜5の質量比で調合されている。
このようにして調合されているセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に4.5〜5.5:1の質量割合で分離部を介してそれぞれ封入されている。
<開口部を閉塞する工程>
本発明の方法の一実施形態を説明する。
本発明の構法は、建築物のコンクリートスラブである床スラブ20(図6)に形成されている配管孔21に、硬質塩化ビニール管などの配管22を配設した後、平板状の開口部閉塞部材1を床スラブ20の下側面に当接させ、配管22の外周面22aと、配管孔21の内周面21aとの間に形成されている開口部23に閉塞材を充填し、開口部23を閉塞するものである。
上述した平板状の開口部閉塞部材1を用い、剥離紙13を開口部閉塞部材1から引き剥がして、床スラブ20に形成されている配管孔21に配設されている配管22に対し、右側開口部閉塞板材3と、左側開口部閉塞板材2とを中心線4の位置で図3(b)図示のように分割し、右側開口部閉塞板材3の開口部6と、左側開口部閉塞板材2の開口部5とで配管22を囲む。
右側開口部閉塞板材3の開口部6に配備されている折曲片部10a〜10d及び、左側開口部閉塞板材2の開口部5に配備されている折曲片部8a〜8dを、それぞれ、図3における下側方向、すなわち、床スラブ20の下側面から離れる方向に折り曲げ、配管22の外周面22aに接着させると共に、右側開口部閉塞板材3の上側接着剤塗層12の上側面及び、左側開口部閉塞板材2の上側接着剤塗層12の上側面を床スラブ20の下側面に接着させる。
なお、右側開口部閉塞板材3の開口部6に配備されている折曲片部10a〜10dの中の周方向における一方の端にある折曲片部10dは、図4図示のように、左右方向で左側開口部閉塞板材2の方向へ延びている。対称的に、左側開口部閉塞板材2の開口部5に配備されている、折曲片部8a〜8dの中の周方向における一方の端にある折曲片部8dは、図4図示のように、左右方向で右側開口部閉塞板材3の方向へ延びている。
そこで、上述した接着が行われる際に、図6(b)図示のように、右側開口部閉塞板材3の折曲片部10dを、配管22の外周に接着している左側開口部閉塞板材2の折曲片部8aの外周から重ねて接着する重ね代部にすることができる。
同様に、図示していないが、左側開口部閉塞板材2の折曲片部8dを、配管22の外周に接着している右側開口部閉塞板材3の折曲片部10aの外周から重ねて接着する重ね代部にすることができる。
次に、配管孔21の内周面と配管22の外周面との間に、ロックウールなどの不燃性の緩衝材を配管孔の上側から充填する。
その後、前述した閉塞材製造キットを用い、包装用容器の内部を2つの空間部に分けている分離手段を除去又は解除し、混練、調製した後の閉塞材(セメントモルタル)を、包装用容器の排出口から、配管孔22の外周面22aと、配管孔21の内周面21aとの間に形成されている開口部23に少なくとも30mmの深さ充填し、開口部23を閉塞する。
このように、本発明が提案する開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせを用いることにより、開口部閉塞工程を、より簡単、より容易、より迅速に行うことが可能になる。
特に、前述した閉塞材製造キットを用いることにより、特殊な機械や道具や水を用いることなしに、早く、簡単に閉塞材を施工現場で調製することができるので、開口部閉塞工程を、より簡単、より容易、より迅速に行うことができる。
更に、前述した閉塞材製造キットにより調製されるセメントモルタルを用いることにより、コンクリートとセメントモルタルの接着界面の密着性を向上させ、漏水止めのシールをより確実に行うことが可能になる。
止水性を向上させることにより、止水塗料を塗布する工程を省くことが可能になり、より簡単、より容易、より迅速に開口部閉塞工程を行うと共に、より確実な漏水止めシールを実現することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明したが本発明はこれらに限られるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1 平板状の開口部閉塞部材
2 左側開口部閉塞板材
3 右側開口部閉塞板材
4 中央線
5 左側窪み部
6 右側窪み部
7a、7b、7c 切り離し線
8a、8b、8c、8d 折曲片部
9a、9b、9c 切り離し線
10a、10b、10、10d 折曲片部
11 合成樹脂製の発泡層
12 上側接着剤塗層
13 剥離紙
14 下側接着剤塗層
15 アルミニウム箔層
20 床スラブ
21 配管孔
22 配管
22a 配管の外周面
21a 配管孔の内周面
23 開口部
24 緩衝材
25 セメントモルタル

Claims (12)

  1. 建物の床スラブに形成されている配管孔に配管を配設した後、平板状の開口部閉塞部材を前記床スラブの下側面に接着し、前記配管の外周面と、前記配管孔の内周面との間に前記配管孔の上側から閉塞材を充填して配管貫通部を閉塞する埋戻し構法において、
    一方の側縁に半円状の窪み部を有し、当該半円状の窪み部の周縁から半径方向で外側に向かって放射状に伸びる複数本の切り離し線を備えている平板状の2枚の開口部閉塞部材を用い、前記2枚の開口部閉塞部材の前記半円状の窪み部がそれぞれ前記配管の外周に向かうように前記配管を間に挟んで前記2枚の開口部閉塞部材を対向配置し、前記半円状の窪み部の前記配管に向かっている窪み部縁部を前記配管の下側方向に向けて折り曲げ、前記2枚の開口部閉塞部材における前記窪み部縁部の上側面を前記配管の外周に、前記窪み部縁部以外の領域の上側面を前記床スラブの下側面にそれぞれ接着させて、前記配管の外周面と前記配管孔の内周面との間に形成されている前記床スラブの下側の開口部を下側から閉鎖し、
    前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、緩衝材を、前記配管孔の上側から充填し、
    前記緩衝材が充填された後の、前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に、セメントモルタルを、前記配管孔の上側から前記床スラブの上側面の高さまで充填して硬化させてなる、
    建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法。
  2. 前記緩衝材は、前記配管から前記建物の床スラブに伝わる振動を減少させる緩衝材であることを特徴とする請求項1記載の建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法。
  3. 前記緩衝材は、前記セメントモルタルが、前記床スラブの上側面から前記配管孔の下側に向かって少なくとも30mmの深さまで充填できる範囲で充填されることを特徴とする請求項1又は2記載の建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法。
  4. 前記セメントモルタルは、質量比組成が、ポルトランドセメント:40〜50、シリカ:45〜55、炭酸カルシウム2〜5であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法。
  5. ポルトランドセメント:40〜50、シリカ:45〜55、炭酸カルシウム:2〜5の質量比で調合されているセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に4.5〜5.5:1の質量割合で分離部を介してそれぞれ封入されており、当該分離部を開放して前記包装容器内で前記セメントマトリックスと水とを混合して前記セメントモルタルを調製した後、前記包装容器を開封して調製後の前記セメントモルタルが押し出され、前記緩衝材が充填された後の、前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に前記配管孔の上側から充填される、
    請求項1乃至3のいずれか一項記載の建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法。
  6. 床スラブに形成されている配管孔に配設されている配管を前記床スラブの下側において互いの半円状の窪み部の間に挟む2枚の板状の開口部閉塞部材の、前記配管を間に挟んで互いに対向している前記半円状の窪み部縁部における上側面が前記配管の外周面に、前記半円状の窪み部縁部以外の領域における上側面が前記床スラブの下側面にそれぞれ接着されていることにより、前記配管の外周面と前記配管孔の内周面との間に形成されている前記床スラブの下側の開口部が下側から閉鎖され、
    前記2枚の開口部閉塞部材の上側における前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に緩衝材が充填され、
    前記緩衝材の上側における前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間にセメントモルタルが前記床スラブの上側面の高さまで充填されて硬化している
    建物の配管貫通部埋戻し構造。
  7. 前記緩衝材は、前記配管から前記床スラブに伝わる振動を減少させる緩衝材であることを特徴とする請求項6記載の建物の配管貫通部埋戻し構造。
  8. 前記緩衝材は、前記セメントモルタルが、前記床スラブの上側面から前記配管孔の下側に向かって少なくとも30mmの深さまで充填される範囲で、前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に充填されていることを特徴とする請求項6又は7記載の建物の配管貫通部埋戻し構造。
  9. 前記セメントモルタルは、質量比組成が、ポルトランドセメント:40〜50%、シリカ:45〜55%、炭酸カルシウム:2〜5%であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の建物の配管貫通部埋戻し構造。
  10. 請求項1乃至5のいずれか一項記載の建物の配管貫通部のモルタル埋戻し構法に用いられる開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせであって、
    前記開口部閉塞部材は、
    中央線の位置で左右に分割されていて、当該中央線を挟んで左右対称になっている右側開口部閉塞板材と、左側開口部閉塞板材とからなり、
    前記右側開口部閉塞板材及び、前記左側開口部閉塞板材は、それぞれ、合成樹脂製の発泡層を中心として、前記床スラブの下側面に当接する側である一方の面に接着剤塗布面を介して剥離紙が積層され、当該一方の面の反対側である他方の面にアルミニウム箔層が積層されている複合パッドであって、
    前記右側開口部閉塞板材と、前記左側開口部閉塞板材とは、前記中央線の中央の位置に、それぞれ、半円状の左側窪み部と、右側窪み部とを有し、当該左側窪み部と、当該右側窪み部には、周方向に所定の間隔を空けて開口縁から放射状に伸びる複数本の切り離し線によって分割され、それぞれの開口縁部を前記床スラブの下側面から離れる方向に前記配管の外周に沿って折り曲げ可能な複数枚の折曲片部が備えられている
    ものであり、
    前記閉塞材製造キットは、
    調合済のセメントマトリックスと、水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に分離部を介してそれぞれ封入されており、当該分離部を開放して前記包装容器内で前記セメントマトリックスと水とを混合して、前記緩衝材が充填された後の前記配管孔の内周面と前記配管の外周面との間に充填するセメントモルタルを調製し、前記包装容器の所定の箇所を開封して、調製後の前記セメントモルタルを押し出すことのできる閉塞材製造キット
    であることを特徴とする開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせ。
  11. 前記調合済のセメントマトリックスは、質量比組成が、ポルトランドセメント:40〜50%、シリカ:45〜55%、炭酸カルシウム:2〜5%であることを特徴とする請求項10記載の開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせ。
  12. 前記調合済のセメントマトリックスと、前記水とが、1つの包装容器内に形成されている2つの空間部に4.5〜5.5:1の質量割合で分離部を介してそれぞれ封入されていることを特徴とする請求項10又は11記載の開口部閉塞部材と閉塞材製造キットとの組み合わせ。
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