JP2016065336A - ロープ把持補助具 - Google Patents

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道明 杉木
Michiaki Sugiki
道明 杉木
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【課題】複連式梯子の上位梯子を昇降させるために手でロープを手繰るといった操作を行う場合に、ロープ操作をより楽にかつ安全に行いうるロープ把持補助具を提供する。【解決手段】ロープ把持補助具1は、全体が弾性変形可能な耐摩耗性材料で一体に成形された横断面略L形のカバー体2を備えている。カバー体は、掌の母指球から第1指の付け根側部分までを覆う第1カバー部21と、掌の母指球以外の部分から第2ないし第5指の付け根側部分までを覆う第2カバー部22とが、両カバー部の境界部分の内面側にロープ受け部23が形成されるように約90°の角度で連なっている横断面略L形のものである。カバー体の外面側に、カバー体を手で保持するためのバンド部24が設けられている。【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、ロープを手繰ったり、あるいはロープがその一端に繋がれた物品の自重等によって移動する際にロープを把持して移動速度をコントロールするといったロープ操作を行うに当たり、手とロープの間に介在させて、ロープの把持を補助するために用いられるロープ把持補助具に関する。
ロープを手で操作することによって所定の動作を行う機構には、従来より種々のものがある。その一例として、複数の梯子を伸縮自在に組み合わせた複連式梯子において、梯子の伸縮、すなわち上位の梯子の昇降をロープ操作によって行う機構を有するものが知られている。
図8には、2連式梯子(5)の一例が示されている(下記の特許文献1参照)。この2連式梯子(5)は、下梯子(50A)と、下梯子(50A)の裏側に上下スライド自在に組み合わせられた上梯子(50B)と、上梯子(50B)を昇降させる昇降装置(6)とを備えている。昇降装置(6)は、下梯子(50A)の一方の支柱(51)の上端部に取り付けられた滑車(61)と、一端が上梯子(50B)の一方の支柱(51)の下部に繋ぎ止められかつ滑車(61)に巻き掛けられる昇降操作用ロープ(62)とを有している。上梯子(50B)の両支柱(51)の下部には、上梯子(50B)を所要の昇降位置で下梯子(50A)に固定するための止め金具(7)が揺動可能に取り付けられている。また、下梯子(50A)の所定高さ位置には、垂直棒状の取っ手(8)が、上下2つの踏ざん(52)に跨がって取り付けられている。
上記の2連式梯子(5)を伸ばす場合、まず、片手で取っ手(8)を持ち、下梯子(50A)の支柱(51)の下端を足で踏みながら、梯子(5)全体をほぼ垂直に立てた状態とする。この状態で、昇降操作用ロープ(62)の他端側をもう一方の手で掴んで上から下に手繰り寄せると、その力が滑車(61)を介して上梯子(50B)に伝わり、上梯子(50B)が上昇させられる。上梯子(50B)は、通常、踏ざん(52)2〜3段分ずつ上昇させられ、その都度、止め金具(7)が踏ざん(52)に掛け止められてロックされるようになっている。そして、上記の操作を繰り返すことにより、梯子(5)を所要の長さまで伸ばすことができる。
一方、2連式梯子(5)を縮める場合、上記と同じように梯子(5)全体をほぼ垂直に立てた状態で、ロープ(62)の他端側を手で把持しながら、止め金具(7)のロックを解除する操作を行う。そして、ロープ(62)の他端側を把持している手の力を緩めると、上梯子(50B)が自重により下降し、それに伴ってロープ(62)の他端側が垂直上向きに移動する。この際、ロープ(62)の他端側に掌や指を所要の力加減で当てることにより、ロープ(62)の移動速度、ひいては上梯子(50B)の下降速度をコントロールすることができる。
しかしながら、複連式梯子(5)の昇降操作用ロープ(62)は、一般に直径7mm程度の細いものであるため、手で掴んでも力が入り難い。
そして、梯子(5)を伸ばす際、梯子(5)の重量や滑車(61)の条件等によっては、細いロープ(62)が手に及ぼす負荷が高く、特に3連式梯子のように持ち上げるべき上位の梯子の重量が大きくなると、手の握力だけではロープ(62)を掴んで引っ張ることが困難となるため、例えばロープ(62)を手首に巻き付けた状態で引っ張るといった身体的負担の大きい作業が必要になることもあった。
また、梯子(5)を縮める際には、梯子(5)の自重により比較的速い速度で移動するロープ(62)を掴むと、ロープ(62)との間の摩擦力によって掌や指が痛んだり傷を負ったりすることがあり、それを避けるためには、いちいち軍手等の手袋を嵌めて作業を行う必要がある上、軍手等は耐摩耗性に欠けるため、すぐに破れて使えなくなるという問題があった。
特開2001−20645号公報
この発明の目的は、例えば複連式梯子の上位梯子を昇降させるために手でロープを操作する場合等において、ロープ操作をより楽にかつ安全に行うことを可能にするロープ把持補助具を提供することにある。
この発明によるロープ把持補助具は、全体が弾性変形可能な耐摩耗性材料で一体に成形されているカバー体を備えている。カバー体は、掌の母指球から第1指の少なくとも付け根側部分までを覆う第1カバー部と、掌の母指球以外の部分から第2ないし第5指の少なくとも付け根側部分までを覆う第2カバー部とが、両カバー部の境界部分の内面側にロープ受け部が形成されるように所定角度で連なっている横断面略L形のものである。そして、カバー体の外面側に、カバー体を手で保持するための保持手段が設けられている(請求項1)。
上記のロープ把持補助具にあっては、ロープを把持する手の掌側部分が、第1カバー部および第2カバー部よりなる弾性変形可能なカバー体で覆われるので、このカバー体を保持手段によって手で保持しながら、ロープ受け部でロープを受けてこれを掴むようにすれば、例えばロープが細いような場合であっても、比較的少ない握力でロープをしっかりと把持することができる。また、ロープを把持している手を開けば、カバー体がそれ自体の弾性復元力によって元の形態に速やかに戻るため、ロープを繰り返し把持することも容易に行いうる。さらに、カバー体は、耐摩耗性材料よりなるので、移動するロープを掴む際にも、ロープとの間の摩擦力によって掌や指を痛めたり傷付けたりするおそれがない。
従って、この発明のロープ把持補助具によれば、ロープ操作をより楽にかつ安全に行うことが可能である。
この発明によるロープ把持補助具において、カバー体の内面に、ロープに対するグリップ力を高めるための複数の凹部および複数の凸部のうち少なくとも一方が形成されている場合がある(請求項2)。
上記の場合、カバー体の内面に形成された複数の凹部および/または凸部によって、ロープに対するグリップ力が高められているため、ロープを把持する際に滑り難く、より確実にロープ操作を行うことができる。
また、この発明によるロープ把持補助具において、カバー体に、ロープに対するグリップ力を高めると共にカバー体の変形容易性を高めるための複数の貫通孔が形成されている場合がある(請求項3)。
カバー体を、例えばウレタンゴムのように耐摩耗性は高いが比較的硬度が大きい材料によって形成する場合、カバー体の変形容易性が不十分となり、ロープが掴み難くなるおそれがあるが、上記構成のようにカバー体に複数の貫通孔をあければ、それによってカバー体全体の変形容易性が高められ、カバー体を介してのロープの把持が容易となる。また、カバー体の複数の貫通孔の縁がロープと接触することによって、ロープに対するグリップ力も高められるので、ロープを把持する際に滑り難く、より確実にロープ操作を行うことができる。
この発明によるロープ把持補助具において、カバー体における第1カバー部と第2カバー部との境界部分の両端のうち少なくともいずれか一方に、不使用時にロープを差し込んでカバー体をロープに取り付けるためのスリットが形成されているのが好ましい(請求項4)。
上記のようなスリットがカバー体に形成されていれば、ロープ把持補助具を使用しない時に、スリットにロープを差し込んで、カバー体をロープに着脱自在に取り付けておくことができるので、ロープ把持補助具の保管が容易となり、紛失等のおそれもなくなる上、スリットからロープを外せば、直ちにロープ把持補助具を使用することができるので、利便性も向上する。
この発明の第1の実施形態を示すものであって、ロープ把持補助具を外面側から見た斜視図である。 同ロープ把持補助具を内面側から見た斜視図である。 同ロープ把持補助具の平面図である。 図3のIV−IV線に沿うロープ把持補助具の垂直断面図である。 同ロープ把持補助具をロープに取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態を示すものであって、ロープ把持補助具を内面側から見た斜視図である。 図6のVII−VII線に沿うロープ把持補助具の垂直断面図である。 2連式梯子を伸縮させる際の作業状態を示す斜視図である。
[第1の実施形態]
図1ないし図5は、この発明の第1の実施形態を示したものである。
この実施形態では、この発明を、特に、複連式梯子の昇降操作用ロープ(62)とこれを把持する手(H)との間に介在させてロープ操作を行うのに好適なロープ把持補助具に適用したものである(図8参照)。
これらの図に示すロープ把持補助具(1)は、全体が弾性変形可能な耐摩耗性材料で一体に成形されている横断面略L形のカバー体(2)を備えている。
カバー体(2)は、掌の母指球から第1指の付け根側部分までを覆う第1カバー部(21)と、掌の母指球以外の部分から第2ないし第5指の付け根側部分までを覆う第2カバー部(22)とを有している。
第1カバー部(21)は、縦方向に長い略四角形をしている。第2カバー部(22)は、やや横方向に長い略四角形をしている。
第1カバー部(21)および第2カバー部(22)は、所定角度、具体的には約90°の角度で連なるように設けられている。これにより、両カバー部(21)(22)の境界部分の内面側に、ロープ(62)の長さ方向に沿って伸びるロープ受け部(23)が形成されている。なお、上記角度は90°に限定されないが、ロープ受け部(23)へのロープ(62)の導入やカバー体(2)の開閉の容易性を考慮すると、90°から±20°の範囲内の角度とするのが好ましい。
また、第1カバー部(21)および第2カバー部(22)の厚みは、昇降操作用ロープ(62)の直径(約7mm)を考慮して、約6mm程度となされている。
なお、両カバー部(21)(22)の形状およびサイズは、手のサイズやロープの直径等に応じて適宜設定されるが、必ずしも上記のようなものには限定されない。
カバー体(2)の材質は、弾性変形可能であって耐摩耗性を有するものであれば特に限定されないが、例えば、EVAフォーム等の軟質樹脂発泡体や、ウレタンゴム等のエラストマーが用いられる。
図2および図4に示すように、カバー体(2)の第1カバー部(21)および第2カバー部(22)の内面には、ロープ受け部(23)と交差するように横方向にのびる複数の平行な溝(23)(凹部)が形成されている。
これらの溝(23)により、ロープ(62)に対するグリップ力が高められている。
溝(23)のサイズや断面形状等は特に限定されないが、例えば図示の溝(23)の場合、幅が約5mm、深さが約1mm、横断面が略コ字形となされる。
なお、グリップ力を高めるためにカバー体(2)の内面に形成される構成要素は、上記のような溝(23)に限られない。例えば、溝(23)に代えて、横方向にのびる複数の凸条(凸部)を形成するか、あるいは凸条と溝とを交互に形成してもよい。また、多数の略半球状の小突起(凸部)、多数のディンプル(凹部)、あるいは突起とディンプルの両方をカバー体(2)の内面に形成してもよい。これらの溝、凸条、小突起、ディンプル等は、カバー体(2)の内面全体のうち少なくともロープ(62)と接する部分に形成されていれば足りる。
カバー体(2)の第2カバー部(22)の外面側には、手(H)の第2指ないし第5指を差し込みうるバンド部(24)(保持手段)が形成されている。
バンド部(24)は、その一端が第2カバー部(22)の上縁に接続され、その他端が第2カバー部(22)の下縁に接続された略垂直帯状のものであって、カバー体(2)と一体に成形されている。
このバンド部(24)に第2指ないし第5指を差し込むことにより、後述するロープ操作を行う際にも、カバー体(2)を手(H)で確実に保持しておくことが可能である。
なお、カバー体(2)を手(H)に保持するための保持手段は、上記のようなバンド部(24)に限定されない。例えば、第2カバー部(22)の外面に、第2指ないし第5指のうち隣り合う2本の指によって挟みうる断面略T形の保持用凸部を、カバー体(2)と一体または別体に設け、同凸部を保持手段とすることができる。また、第2カバー部(22)の外面側に、第2指ないし第5指を挿入しうる袋状部を形成するか、あるいは第1カバー部(21)および第2カバー部(22)の各外面側に、第1指および第2指ないし第5指のそれぞれを挿入しうる袋状部を形成して、同袋状部を保持手段としてもよい。
カバー体(2)における第1カバー部(21)と第2カバー部(22)との境界部分の上下両端には、それぞれスリット(26)が形成されている。
スリット(26)は、ほぼ垂直方向にのびており、ロープ(62)の直径よりも小さな幅を有している。スリット(26)の先端には、ロープ(62)の直径よりも僅かに大きい径を有する円形のロープ挿通孔部(261)が、スリット(26)と連通するように形成されている。
図5に示すように、ロープ把持補助具(1)を使用しない時には、カバー体(2)を弾性変形させながら、各スリット(26)にロープ(62)を差し込んで、ロープ挿通孔部(261)に挿通させる。これにより、ロープ把持補助具(1)が、ロープ(62)に着脱自在に取り付けられた状態となり、そのまま保管しておくことができる。
また、上記と逆の操作を行って、カバー体(2)をロープ(62)から取り外せば、ロープ把持補助具(1)をすぐに使用することができるので、便利である。
次に、上記のロープ把持補助具(1)を使用して、図8の2連式梯子(5)を伸縮させる手順を説明する。
まず、梯子(5)を伸ばす場合、バンド部(24)に片手(H)の第2指ないし第5指を差し込んで、ロープ把持補助具(1)を手(H)で保持する。この状態で、掌の母指球から第1指の付け根側部分までが第1カバー部(21)によって覆われており、また、掌の母指球以外の部分から第2ないし第5指の付け根側部分までが第2カバー部(22)によって覆われている。
そして、梯子(5)の昇降操作用ロープ(62)の他端側を、ロープ把持補助具(1)のカバー体(2)越しに手(H)で把持する。この際、カバー体(2)の内面側に予め形成された凹状のロープ受け部(23)でロープ(62)が受けられるので、スムーズにロープ(62)を把持することができる。また、カバー体(2)の第1カバー部(21)および第2カバー部(22)を介して、細いロープ(62)が把持されるので、比較的少ない握力でしっかりとロープ(62)を把持することができる。
ロープ(62)を把持したら、前述した通り、ロープ(62)を下向きに引っ張り、上梯子(50B)を所望の高さまで上昇させる。特に、この実施形態のロープ把持補助具(1)では、カバー体(2)内面に形成された溝(23)の縁がロープ(62)の表面と接し、それによってグリップ力が高められるので、上記操作が容易となり、作業性も向上する。また、ロープ(62)を把持している手(H)を開けば、カバー体(2)がそれ自体の弾性復元力によって元の形態に速やかに戻るため、ロープ(62)を早いピッチで連続して下向きに手繰ることができる。
一方、2連式梯子(5)を縮める場合、ロープ把持補助具(1)のカバー体(2)越しにロープ(62)の他端側を手(H)で把持しながら、止め金具(7)のロックを解除し、次いで、ロープ(62)を把持している手(H)の力を緩めると、上梯子(50B)が自重により下降し、それに伴ってロープ(62)の他端側が上方に引き上げられる。この際、移動中のロープ(62)にカバー体(2)の内面を所要の力加減で押し当てることにより、上梯子(50B)の下降速度をコントロールすることができる。したがって、この実施形態のロープ把持補助具(1)を使用すれば、掌や指は、移動するロープ(62)に対して直に接触しないので、摩擦によって痛めたり傷付けたりするおそれがなく、安全に操作を行うことができる。
[第2の実施形態]
図6および図7は、この発明の第2の実施形態を示したものである。
この実施形態のロープ把持補助具(10)は、以下の点を除いて、図1〜図5に示す第1の実施形態のロープ把持補助具(1)と同一である。
すなわち、図6および図7に示すロープ把持補助具(10)では、カバー体(2)の内面に溝が形成されていない。また、カバー体(2)は、例えばウレタンゴムのような、耐摩耗性は高いが、比較的硬度が大きい材料から成形されている。そして、このカバー体(2)に、カバー体(2)の厚さ方向にのびる複数の貫通孔(271)(272)が形成されている。より詳細に言うと、第2カバー部(22)のほぼ全面部分および第1カバー部(21)と第2カバー部(22)との境界部分(ロープ受け部(23)付近)に、複数の断面円形の貫通孔(271)が千鳥配置状に形成されている。また、第2カバー部(22)の上縁部分からバンド部(24)の上端部分にかけて、縦長の貫通孔(272)が形成されており、同様に、第2カバー部(22)の下縁部分からバンド部(24)の下端部分にかけて、縦長の貫通孔(272)が形成されている。
カバー体(2)にこれらの貫通孔(271)(272)が形成されることによって、カバー体(2)の変形容易性が高められ、カバー体(2)を介してのロープ(62)の把持が容易となされている。また、カバー体(2)の各貫通孔(271)(272)の内面側の縁がロープ(62)の表面と接触することによって、ロープ(62)に対するグリップ力も高められる。
したがって、第1の実施形態のような溝や小突起等がなくても、ロープ(62)を把持する際に滑り難くなり、確実にロープ操作を行うことができる。但し、貫通孔と、溝や小突起等とを併設することも可能である。
上記の各実施形態はあくまでも例示にすぎず、特許請求の範囲に記載された要旨を逸脱しない範囲内で適宜に変更を加えた形態として、この発明を実施することも勿論可能である。
(1)(10):ロープ把持補助具
(2):カバー体
(21):第1カバー部
(22):第2カバー部
(23):ロープ受け部
(24):バンド部(保持手段)
(25):溝(凹部)
(26):スリット
(271)(272):貫通孔
(5):2連式梯子
(50A):下梯子
(50B):上梯子
(6):昇降装置
(62):昇降操作用ロープ(ロープ)

Claims (4)

  1. 全体が弾性変形可能な耐摩耗性材料で一体に成形されているカバー体を備えており、
    前記カバー体は、掌の母指球から第1指の少なくとも付け根側部分までを覆う第1カバー部と、掌の母指球以外の部分から第2ないし第5指の少なくとも付け根側部分までを覆う第2カバー部とが、両カバー部の境界部分の内面側にロープ受け部が形成されるように所定角度で連なっている横断面略L形のものであり、
    前記カバー体の外面側に、前記カバー体を手で保持するための保持手段が設けられている、ロープ把持補助具。
  2. 前記カバー体の内面に、ロープに対するグリップ力を高めるための複数の凹部および複数の凸部のうち少なくとも一方が形成されている、請求項1記載のロープ把持補助具。
  3. 前記カバー体に、ロープに対するグリップ力を高めると共に前記カバー体の変形容易性を高めるための複数の貫通孔が形成されている、請求項1または2記載のロープ把持補助具。
  4. カバー体における第1カバー部と第2カバー部との境界部分の両端のうち少なくともいずれか一方に、不使用時にロープを差し込んでカバー体をロープに取り付けるためのスリットが形成されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載のロープ把持補助具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6260844B1 (ja) * 2017-04-30 2018-01-17 株式会社古屋興産 荷降ろしロープ掴み用の補助マット
JP6379420B1 (ja) * 2018-01-10 2018-08-29 株式会社古屋興産 ロープ掴み用の手嵌め具
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