JP2016064749A - 自動車用ウインドモール - Google Patents

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Abstract

【課題】車体パネルの窓枠開口部に固定したウインドガラスの周縁と車体パネルの窓枠開口部の周縁との間の隙間に、脚部を容易に正しく挿入することができるウインドモールの提供を目的とする。【解決手段】頭部11の裏面から延設された脚部21の一側にウインドガラス嵌合溝23が形成され、反対側には脚部21の先端側からウインドガラス嵌合溝23とは反対方向へ延びるリップ41が形成されると共に、リップ41と頭部11との間に脚部21からウインドガラス嵌合溝23とは反対方向へ延びて先端側が頭部11の裏面へ向けて屈曲した押圧受け部31が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車体パネルの窓枠開口部にウインドガラスを固定した後にウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との間の隙間に挿入される自動車用ウインドモールに関する。
従来、自動車においては、図8及び図9に示すように、ウインドガラスGの周縁と車体パネルの窓枠開口部Fの周縁F1との隙間Sに自動車用ウインドモール100が装着され、前記ウインドモール100によって前記隙間Sを覆うことが行われている。符号Aは前記ウインドガラスGの縁を窓枠開口部Fに固定する接着剤である。
前記ウインドモール100は、プラスチックあるいはゴム等の変形可能な材質を用いて押出成形により、頭部101と前記頭部101の裏面から延びる脚部105と前記脚部105から延びるリップ111が一体に形成されている。前記頭部101は、前記隙間Sを覆う部分であり、前記ウインドガラスGの周縁の外面G1から前記隙間Sを覆って前記車体パネルの天井面Pに至る幅を有する。前記脚部105は、前記隙間Sに挿入される部分であり、該脚部105のウインドガラス側の側面にはウインドガラスGの周縁が嵌まるウインドガラス嵌合溝107を有する。前記リップ111は、前記ウインドガラス嵌合溝107とは反対側に脚部105の先端付近から前記窓枠開口部Fの周縁F1に届く長さで形成されている。前記リップ111は、前記隙間Sに装着された脚部105をウインドガラスG側へ押して、ウインドガラスGの周縁とウインドガラス嵌合溝107との嵌合を確実にし、ウインドモール100が浮き上がるのを防止する。符号108は脚部105に埋設された金属製の芯材である。
前記ウインドモール100の取付方法として、図10の(10−1)に示すように、先にウインドガラスGを窓枠開口部Fに固定しておき、その後に前記ウインドモール100の脚部105を、前記ウインドガラスGの周縁と窓枠開口部Fの周縁F1との隙間Sへ向けた状態で、前記ウインドモール100の頭部101を押してウインドモール100の脚部105を前記隙間Sに挿入し、前記ウインドガラスGの周縁を前記ウインドガラス嵌合溝107に嵌合させる方法がある。
しかし、前記ウインドモール100の頭部101を押して脚部105を前記隙間Sに挿入する際に、図10の(10−2)に示すように、前記リップ111の先端側が前記窓枠開口部Fの周縁F1と接触してウインドモール100の頭部101側がウインドガラスG側へ傾き易く、正しく挿入するのに手間取っていた。また、前記頭部101の押す位置を、該頭部101における窓枠開口部の周縁F1寄りにしてウインドモール100の傾きを抑えようとしても、その場合には頭部101が押されて変形するだけであって脚部105には押す力が加わり難いため、却って脚部105の隙間Sへの挿入が難しくなり、前記ウインドモール100の傾きを抑えることができなかった。
特開平5−177690号公報 特開平8−142662号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、車体パネルの窓枠開口部に固定したウインドガラスの周縁と車体パネルの窓枠開口部の周縁との間の隙間に、脚部を容易に正しく挿入することができ、正しく装着できる自動車用ウインドモールの提供を目的とする。
請求項1の発明は、頭部と該頭部の裏面から延設された脚部とを備え、車体パネルの窓枠開口部に固定されたウインドガラスの周縁と前記窓枠開口部の周縁との隙間に前記脚部が挿入されて前記隙間を車外側から前記頭部で覆う自動車用ウインドモールにおいて、前記頭部は前記脚部の両側へ張り出しており、前記脚部の一側にはウインドガラス嵌合溝が形成され、反対側には前記脚部の先端側から前記ウインドガラス嵌合溝とは反対方向へ延びるリップが前記窓枠開口部の周縁に届く長さで形成されると共に、前記リップと前記頭部との間に前記脚部から前記ウインドガラス嵌合溝とは反対方向へ延びて先端側が前記頭部の裏面へ向けて屈曲した押圧受け部が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記押圧受け部は、前記リップと対向する側の面が前記押圧受け部の先端側の屈曲位置から前記押圧受け部の基部側へ向かって前記リップに近づくように傾斜し、前記押圧受け部の厚みが前記押圧受け部の先端側の屈曲位置から前記押圧受け部の基部側へ徐々に増大していることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記頭部は、前記脚部一側の前記ウインドガラス嵌合溝側へ張り出したウインドガラス側頭部と、反対側の前記押圧受け部側へ張り出した押圧受け部側頭部とを有し、前記押圧受け部側頭部が前記ウインドガラス側頭部よりも柔軟な材質で形成され、前記脚部及び前記押圧受け部が、前記押圧受け部側頭部よりも硬い材質で形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記リップよりも前記脚部の先端側に設けられ、前記ウインドガラス嵌合溝とは反対側へ延び、かつ前記リップから遠ざかるように回転防止弾性突起が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ウインドモールの脚部を車体パネルの窓枠開口部に固定されたウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間に挿入する際の作業を、ウインドモールの押圧受け部側へ張り出している頭部の部分を押して行えば、押された頭部の部分は変形してその裏面が押圧受け部の先端と接触して支持され、押圧力が押圧受け部を介して脚部に伝わる。それにより、ウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間にウインドモールの脚部を挿入し易くなる。さらに、押圧力が押圧受け部の先端に加わることにより、押圧受け部には脚部側の基部を中心として窓枠開口部内へ回転させようとするモーメントが働き、前記脚部の挿入時にリップが前記窓枠開口部の周縁と接触することによるウインドモールの傾きを抑えることができ、正しく挿入することが容易になる。
請求項2の発明によれば、押圧受け部はリップと対向する側が補強されるため、頭部の押圧力を押圧受け部でより効果的に受けることができ、ウインドモールの脚部の挿入が容易となり、ウインドモールの傾きを効果的に抑えることができる。
請求項3の発明によれば、押圧受け部側頭部が押圧により変形し易くなって押圧受け部の先端と接触し易くなり、かつ押圧受け部側頭部よりも脚部及び押圧受け部が硬い材質からなるため、脚部及び押圧受け部が押圧で変形し難くなり、ウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間に脚部を正しく挿入し易くなる。
請求項4の発明によれば、前記リップよりも脚部の先端側にウインドガラス嵌合溝とは反対側へ延び、かつ前記リップから遠ざかるように形成された回転防止弾性突起が存在するため、ウインドモールの脚部を車体パネルの窓枠開口部に固定されたウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間に挿入する際に、回転防止弾性突起が隙間内の底部と接触して脚部を隙間内の正しい位置に誘導し、また、隙間に脚部を挿入した後は前記リップの復元による脚部の回転を防止して隙間内の正しい位置に、より確実に脚部を維持することができる。
本発明における第1実施例の自動車用ウインドモールの断面図である。 第1実施例のウインドモールの脚部を隙間に挿入する際の押圧状態を示す断面図である。 第1実施例のウインドモールの脚部を隙間に挿入した際の押圧状態を示す断面図である。 第1実施例のウインドモールの脚部を隙間に挿入した後の断面図である。 本発明における第2実施例の自動車用ウインドモールの断面図である。 第2実施例のウインドモールの脚部を隙間に挿入する際の押圧状態を示す断面図である。 第2実施例のウインドモールの脚部を隙間に挿入した後の断面図である。 自動車の一部を示す斜視図である。 図8の9−9断面図であり、従来のウインドモールを示す図である。 従来のウインドモールの脚部を隙間に挿入する際の断面図である。
以下、本発明における実施例について図面を用いて説明する。図1に示す第1実施例のウインドモール10は、図4に示すように自動車の車体パネルの窓枠開口部Fに固定されたウインドガラスGの周縁と前記窓枠開口部Fの周縁F1との隙間Sに挿入されて前記隙間Sを車外から覆うものである。
前記ウインドモール10は、頭部11、脚部21、押圧受け部31、リップ41及び回転防止弾性突起51が一体に押出成形されている。
前記頭部11は、図4に示すウインドガラスGの周縁外面G1から前記隙間Sを覆って前記車体パネルの天井部外面Pに至る幅を有する。前記頭部11はウインドガラス側の頭部13と押圧受け部側の頭部15を有する。
前記ウインドガラス側の頭部13は、後述する脚部21の一側のウインドガラス嵌合溝23側へ張り出した部分である。一方、前記押圧受け部側の頭部15は、反対側すなわち後述の押圧受け部31側へ張り出した部分である。なお、前記ウインドガラス側の頭部13は、基部側の裏面から前記脚部21が延設されている。
前記頭部11の材質はプラスチックまたはゴムからなり、前記押圧受け部側の頭部15が、前記ウインドガラス側の頭部13よりも柔軟な材質で構成されている。前記押圧受け部側の頭部15はショア硬度Aスケール(以下、HsAと略す)で75〜85度、前記ウインドガラス側の頭部13はHsAで85〜95度のものが好ましい。前記硬度範囲とすることにより、前記押圧受け部の頭部15を弾性変形可能とし、一方、前記ウインドガラス側の頭部13を変形性が低く硬いものとすることができる。具体的な材質として、前記押圧受け部の頭部15をHsAで75〜85度の軟質塩化ビニル樹脂で構成し、前記ウインドガラス側の頭部13をHsAで85〜95度の硬質塩化ビニル樹脂で構成する例を挙げる。
前記脚部21は、前記ウインドガラス側の頭部15の基部側の裏面から延設され、該脚部21の先端に前記ウインドガラス側の頭部15側へ突出した突出部22を有する略J字形状で構成されている。前記ウインドガラス側の頭部15と前記脚部21の先端の突出部22との間の部分が、ウインドガラス嵌合溝23を構成する。前記ウインドガラス嵌合溝23は、ウインドガラスGの周縁が挿入可能な溝幅に設定されている。なお、前記脚部21には、金属製の芯材27が埋設されている。
前記押圧受け部31は、前記脚部21において前記ウインドガラス嵌合溝23とは反対側に、かつ前記頭部11における押圧受け部側の頭部15と後述のリップ41との間の位置に形成されている。前記押圧受け部31は、前記脚部21から前記ウインドガラス嵌合溝23の反対方向へ延びて先端側が前記押圧受け部側頭部15の裏面へ向けて屈曲し、前記押圧受け部側の頭部15の裏面に接近している。前記押圧受け部31の屈曲した先端34と、前記押圧受け部側の頭部15の裏面との間隔は、適宜の値に設定されるが、1〜3mmがより好ましい。また、前記押圧受け部31の長さは、前記ウインドモール10を、前記車体パネルの窓枠開口部Fに固定されたウインドガラスGの周縁と前記窓枠開口部Fの周縁F1との隙間Sに挿入する際に、前記押圧受け部31が前記窓枠開口部Fの周縁F1と干渉しない長さとするのが好ましい。
前記脚部21と前記押圧受け部31は、前記押圧受け部側の頭部15よりも硬い材質で構成され、変形性が低く設定されている。前記脚部21と前記押圧受け部31の硬度は、HsAで85〜95度が好ましい。前記脚部21A及び前記押圧受け部31の具体的な材質としてHsAで85〜95度の硬質塩化ビニル樹脂を挙げる。なお本実施例では、前記ウインドガラス側の頭部15と前記脚部21及び前記押圧受け部31は、同一材質及び同一硬度で一体に形成されているが、互いに別部材あるいは異なる硬度としてもよい。
前記リップ41は、前記脚部21における前記ウインドガラス嵌合溝23とは反対側に、前記脚部21の先端側(すなわち前記頭部11とは反対側)から前記ウインドガラス嵌合溝23とは反対方向へ延びている。前記リップ41は、前記押圧受け部31よりも長く形成されており、前記脚部21を前記隙間Sに挿入した際に、前記窓枠開口部Fの周縁F1の内面に先端側が接触して屈曲し、前記脚部21をウインドガラスGの周縁へ押し付けるように構成されている。前記リップ41は、弾性変形可能な柔軟な材質で構成され、HsAで60〜70度の材質が好ましい。例として、HsAで60〜70度の軟質塩化ビニル樹脂を挙げる。
前記回転防止弾性突起51は、前記脚部21を前記隙間Sに挿入する際に前記隙間S内の底部と接触して前記脚部21を隙間S内の正しい位置に誘導し、また、前記隙間Sに脚部21を挿入した後は、前記リップ41の復元による前記脚部21の回転を防止して隙間S内の正しい位置に、より確実に前記脚部21を維持するためのものである。前記回転防止弾性突起51は、前記リップ41よりも前記脚部21の先端側に設けられ、前記ウインドガラス嵌合溝23とは反対側へ延び、かつ前記リップ41から遠ざかるように形成されている。前記回転防止弾性突起51は、弾性変形可能な柔軟な材質で構成され、HsAで60〜70度の材質が好ましい。例として、HsAで60〜70度の軟質塩化ビニル樹脂を挙げる。なお、前記回転防止弾性突起51は設けない場合もある。
前記ウインドモール10は、図2に示すように、自動車の車体パネルの窓枠開口部Fに固定されたウインドガラスGの周縁と前記窓枠開口部Fの周縁F1との隙間Sに装着される際、前記ガラス嵌合溝23がウインドガラスG側とされ、かつ前記脚部21の先端が前記隙間Sの外側に位置合わせされて、前記ウインドモール10の頭部11における押圧受け部側の頭部15が車外側から前記隙間Sへ向けて押圧される。
前記押圧受け部側の頭部15は、押圧により前記押圧受け部31側へ変形して裏面が前記押圧受け部31の屈曲した先端34に接触し、前記押圧受け部31の屈曲した先端34に押圧力が加わる。それによって、前記押圧力が前記押圧受け部31を介して前記脚部21に加わり、該脚部21が前記隙間Sに挿入される。
前記押圧による前記脚部21の前記隙間Sへの挿入時、前記リップ41は先端側が、前記窓枠開口部Fの周縁F1と接触して前記押圧受け部31側及び前記押圧受け部側の頭部15側へ屈曲し、該屈曲したリップ41の復元力によって前記脚部21の頭部側を前記ウインドガラスG側へ傾斜させる力が働く。しかしながら、前記押圧受け部31の先端34に加わった押圧力によって、前記押圧受け部31にその基部を中心とする回転モーメントが前記押圧方向に働くため、前記押圧受け部31及び前記脚部21が前記ウインドガラスGへ傾斜するのが妨げられる。それにより、図3に示すように前記脚部21が前記隙間Sに正しく挿入され、前記ガラス嵌合溝23に前記ウインドガラスGの周縁が嵌合する。また、前記脚部21が前記隙間Sへ挿入される際、前記弾性回転防止突起51が、前記押圧力によるモーメントを補助的に応答する役割を成しており、その後、前記押圧を解除することにより、図4に示すように、前記隙間Sへの前記ウインドモール10の装着が完了する。
図5から図7に示す第2実施例のウインドモール10Aは、前記第1実施例のウインドモール10とは押圧受け部31Aの構成が相違し、他の構成については同一としたものである。前記第2実施のウインドモール10Aの説明では、前記第1実施例のウインドモール10と同一構成部分については同一の符号を用い、また再度の説明を省略し、相違する部分のみを説明する。
第2実施例のウインドモール10Aの押圧受け部31Aは、前記リップ41と対向する側の面35Aが、前記押圧受け部31Aの先端側の屈曲位置32Aから前記押圧受け部の基部33A側へ向かって前記リップ41に近づくように傾斜し、前記押圧受け部31Aの厚みが前記押圧受け部31Aの先端側の屈曲位置32Aから前記押圧受け部31Aの基部33A側へ向けて徐々に増大している。それにより、前記押圧受け部31Aの前記リップ41側が厚みの増大した補強支持部37Aを構成している。
前記第2実施例のウインドモール10Aは、図6に示すように、前記脚部21が前記隙間Sに挿入される際、前記頭部11における押圧受け部側の頭部15が車外側から押圧されると、前記押圧受け部側の頭部15が前記押圧受け部31A側へ変形し、前記押圧受け部31Aの屈曲した先端34Aに前記押圧受け部側の頭部15の裏面が接触し、前記押圧受け部31Aの屈曲した先端34Aに押圧力が加わる。その際、前記押圧受け部31Aの前記リップ41側が厚みの増大した補強支持部37Aとなっているため、前記押圧受け部31Aの変形を抑えて前記押圧力を確実に前記脚部21に伝えることができる。
また、前記脚部21が前記隙間Sへ挿入される際には、前記窓枠開口部Fの周縁F1と接触して屈曲した前記リップ41の復元力により、前記脚部21の頭部側をウインドガラスG側へ傾斜させようとする力が働く。しかし、前記押圧受け部31Aの先端34に加わった押圧力は、前記補強支持部37Aの存在により、前記押圧受け部31Aの変形に使われるのが抑えられ、前記押圧受け部31Aにその基部33Aを中心とする回転モーメントを、前記押圧方向に確実に生じさせることができる。その結果、前記脚部21がウインドガラスG側へ傾斜するのを、より確実に防ぐことができ、前記脚部21をより正しく、かつ容易に前記隙間Sに挿入することができるようになる。その後、前記押圧を解除することにより、図7に示すように、前記隙間Sへの前記ウインドモール10Aの装着が完了する。
前記のように、本発明によれば、ウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間にウインドモールの脚部を挿入し易くなり、さらにウインドモールの傾きを抑えることができ、ウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間に正しく挿入することが容易になる。
10、10A ウインドモール
11 頭部
21 脚部
23 ウインドガラス嵌合溝
31、31A 押圧受け部
32A 押圧受け部の先端側の屈曲位置
33A 押圧受け部の基部
34、34A 屈曲した先端部
35 リップと対向する側の面
41 リップ
51 回転防止弾性突起
F 車体パネルの窓枠開口部
G ウインドガラス
S ウインドガラスの周縁と窓枠開口部の周縁との隙間

Claims (4)

  1. 頭部と該頭部の裏面から延設された脚部とを備え、車体パネルの窓枠開口部に固定されたウインドガラスの周縁と前記窓枠開口部の周縁との隙間に前記脚部が挿入されて前記隙間を車外側から前記頭部で覆う自動車用ウインドモールにおいて、
    前記頭部は前記脚部の両側へ張り出しており、
    前記脚部の一側にはウインドガラス嵌合溝が形成され、反対側には前記脚部の先端側から前記ウインドガラス嵌合溝とは反対方向へ延びるリップが前記窓枠開口部の周縁に届く長さで形成されると共に、前記リップと前記頭部との間に前記脚部から前記ウインドガラス嵌合溝とは反対方向へ延びて先端側が前記頭部の裏面へ向けて屈曲した押圧受け部が形成されていることを特徴とする自動車用ウインドモール。
  2. 前記押圧受け部は、前記リップと対向する側の面が前記押圧受け部の先端側の屈曲位置から前記押圧受け部の基部側へ向かって前記リップに近づくように傾斜し、前記押圧受け部の厚みが前記押圧受け部の先端側の屈曲位置から前記押圧受け部の基部側へ徐々に増大していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウインドモール。
  3. 前記頭部は、前記脚部一側の前記ウインドガラス嵌合溝側へ張り出したウインドガラス側頭部と、反対側の前記押圧受け部側へ張り出した押圧受け部側頭部とを有し、前記押圧受け部側頭部が前記ウインドガラス側頭部よりも柔軟な材質で形成され、
    前記脚部及び前記押圧受け部が、前記押圧受け部側頭部よりも硬い材質で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ウインドモール。
  4. 前記リップよりも前記脚部の先端側に設けられ、前記ウインドガラス嵌合溝とは反対側へ延び、かつ前記リップから遠ざかるように回転防止弾性突起が形成されていることを特徴とする、請求項1から3の何れか一項に記載の自動車用ウインドモール。
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