JP2016063925A - 感震式物品落下防止装置 - Google Patents
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Description
棚段の上下方向の少なくとも棚段上の物品の出し入れに影響しない下方位置と前記棚段上の物品の落下を阻止できる上方位置との間において昇降可能に設けられたストッパー部材と、前記ストッパー部材を前記上方位置側に付勢する付勢手段と、揺れに反応して作動する感震作動手段と、前記ストッパー部材における前記上方位置への移動力を規制するとともに、この規制の解除を可能とする規制部と、を有し、
前記規制部は、前記付勢手段により前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対しては固定的に規制するとともに、前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対して異なる方向から加わる前記感震作動手段の力によって屈曲または屈折するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、付勢手段によりストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対して異なる方向から加わる感震作動手段の力により規制部が屈曲または屈折されることで、規制部がストッパー部材に与えられた移動力のベクトルが異なる方向に分断される構造であるため、ストッパー部材の移動力の規制が高い感度で確実に解除されるとともに、高い付勢力を付与する付勢手段を用いて、ストッパー部材を上方位置まで迅速に移動させることができる。
この特徴によれば、巻バネは、筒状を呈することから、巻バネの他端側で受けるストッパー部材の上方位置への移動力を広い筒断面で安定して支持できるとともに、この移動力のベクトルに対して異なる方向から加わる力に対しては屈曲し易く、感震作動手段の力によるストッパー部材の移動力の規制を容易に解除できる。さらに屈曲した状態において復元力を有する巻バネを用いるとリセット時の操作が容易となる。
この特徴によれば、圧縮コイルバネまたは引張コイルバネである巻バネの線材同士が上下方向に当接していることから、巻バネの他端側で受けるストッパー部材の上方位置への移動力を安定して規制できる。
この特徴によれば、ストッパー部材の移動力を規制した状態において、巻バネの他端側が枢軸と略水平に近い位置でストッパー部材に接続されていることからストッパー部材の移動力のベクトルが略垂直にかかるようになるため、感震作動手段の力以外の外力によりストッパー部材に移動力が働いても、巻バネの他端側の位置の前後方向のずれが小さくなり、ストッパー部材の移動力が略垂直状態の巻バネにより安定して規制されることとなる。そのため、軽微な揺れなどによりストッパー部材の移動力の規制が誤って解除されることを防止できる。
この特徴によれば、巻バネが棚段の後方に向けて突出するように屈曲することにより、その引張力がストッパー部材の回動を加勢するように作用するため、ストッパー部材の回動が確実に遂行される。
この特徴によれば、ストッパー部材の移動力のベクトルが規制部に対して最適となるように選択的に設定できるとともに、ストッパー部材に与える付勢力の調整を容易に行うことができる。
2 物品収納棚
5 棚板(棚段)
6 ストッパー部材
7 支持体
7A 外側板
7B 内側板
8 アーム部
9 横杆部
12 ボス軸(位置調整手段)
14 屈曲片
14a 屈曲片下面
15 書籍(物品)
16 枢軸
19 アーム部屈曲片
19a アーム部屈曲片上面
20 巻バネ(規制部)
30 振り子部材(感震作動手段)
31 棒状体
32 ウエイト
33 揺動軸
X ストッパー部材の移動力のベクトル
Y 前後方向
Claims (6)
- 棚段の上下方向の少なくとも棚段上の物品の出し入れに影響しない下方位置と前記棚段上の物品の落下を阻止できる上方位置との間において昇降可能に設けられたストッパー部材と、前記ストッパー部材を前記上方位置側に付勢する付勢手段と、棚の揺れに反応して作動する感震作動手段と、前記ストッパー部材における前記上方位置への移動力を規制するとともに、この規制の解除を可能とする規制部と、を有し、
前記規制部は、前記付勢手段により前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対しては固定的に規制するとともに、前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対して異なる方向から加わる前記感震作動手段の力によって屈曲または屈折するようになっていることを特徴とする感震式物品落下防止装置。 - 前記規制部は、一端側が上方位置側に支持され、他端側が前記ストッパー部材の移動力を受けるように配置された巻バネからなることを特徴とする請求項1に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記巻バネは、該巻バネを構成する線材同士が上下方向に当接した状態で前記ストッパー部材に与えられた移動力を固定的に規制していることを特徴とする請求項2に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記ストッパー部材は、枢軸により軸支されて棚段の前方側で上下方向に回動するようになっており、前記巻バネは、前記他端側が前記枢軸と略水平に近い位置で前記ストッパー部材に接続されているとともに、略垂直に配置された状態で前記ストッパー部材における移動力を固定的に規制していることを特徴とする請求項2または3に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記巻バネは、引きバネであり、棚段の後方に向けて突出するように屈曲することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記付勢手段がバネであること特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の感震式物品落下防止装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107403032A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-11-28 | 广东省建筑设计研究院 | 基于敏感系数法的高层建筑结构抗震性能优化方法 |
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-
2014
- 2014-09-24 JP JP2014193993A patent/JP6360401B2/ja not_active Expired - Fee Related
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