JP2016063784A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 細胞におけるエキソサイトーシス関連因子の活性を指標として、色素沈着改善剤をスクリーニングする方法。
2. 前記エキソサイトーシス関連因子の活性が、エキソサイトーシス関連因子を構成するタンパク質をコードする遺伝子の発現量であり、
   被験物質を添加した細胞における前記遺伝子の発現量が、被験物質を添加しなかった細胞における該遺伝子の発現量と比較して小さい又は大きい場合に、前記被験物質は色素沈着改善作用を有すると判定する、請求項１に記載の方法。
3. 前記エキソサイトーシス関連因子が、ＶＡＭＰ−１、ｓｙｎｔａｘｉｎ−２、ｓｙｎｔａｘｉｎ−３、ｓｙｎｔａｘｉｎ−４、ＳＮＡＰ−２３、ａｎｎｅｘｉｎ−１、ａｎｎｅｘｉｎ−２、ｍｙｏｓｉｎ Ｖ、ｍｙｏｓｉｎ−１０、及びｍｙｏｓｉｎ２ａから選択される、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記エキソサイトーシス関連因子が、ｓｙｎｔａｘｉｎ−３又はＳＮＡＰ−２３である、請求項３に記載の方法。
5. 前記被験物質を添加した細胞におけるエキソサイトーシス因子を構成するタンパク質をコードする遺伝子の発現量が、被験物質を添加しなかった細胞における該遺伝子の発現量に対して１０％以上変動がある場合に、前記被験物質は色素沈着改善作用を有すると判定する、請求項２〜４のいずれか一項に記載の方法。
6. 請求項１〜５の何れか一項に記載の方法を行う工程、及び前記工程で色素沈着改善作用を有すると判定された物質を組成物に配合する工程を含むことを特徴とする組成物の設計方法。
7. 前記組成物が皮膚外用剤である、請求項６に記載の設計方法。
8. 前記組成物が化粧料（ただし、医薬部外品を含む）である、請求項６又は７に記載の設計方法。
9. 前記組成物が美白用である、請求項６〜８の何れか一項に記載の設計方法。