JP2016062881A - 照明装置及び照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】適切に色温度を変化できる照明装置及び照明システムを提供する。
【解決手段】照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、電球色LED15の調光度が下限値未満になると、電球色LED15を間引き点灯制御するため、電球色LED15の調光度の限界まで色温度を出力できる。また、照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、昼光色LED16の調光度が下限値未満になると、昼光色LED16のLEDを間引き点灯制御するため、昼光色LED16の調光度の限界まで色温度を出力できる。よって、照明装置10は、従来よりも広い範囲の色温度に該当する電球色及び昼光色の混光色である照明光を生成することができる。
【選択図】図1
【解決手段】照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、電球色LED15の調光度が下限値未満になると、電球色LED15を間引き点灯制御するため、電球色LED15の調光度の限界まで色温度を出力できる。また、照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、昼光色LED16の調光度が下限値未満になると、昼光色LED16のLEDを間引き点灯制御するため、昼光色LED16の調光度の限界まで色温度を出力できる。よって、照明装置10は、従来よりも広い範囲の色温度に該当する電球色及び昼光色の混光色である照明光を生成することができる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明装置及び照明システムに関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)発光素子を光源とする照明装置が普及してきている。LED発光素子を光源とする照明装置は、電源回路から効率的に直流電流が供給されることで、安定的に発光する。さらに、異なる色温度の光を発する2種類のLED発光素子を光源とし、直流電源の供給制御により、各LED発光素子の調光度の制御を行って、装置全体として出射する照明光の色温度を変化させる照明装置がある。
かかる照明装置は、色温度を変化させる際に、直流電源の供給制御による各LED発光素子の調光度の下限値未満では各LED発光素子が安定して発光しないため、各下限値で各LED発光素子を点灯又は消灯させる。このため、例えば、電球色及び昼光色をそれぞれ発光する2種類のLED発光素子を混光して色温度を変化させる照明器具は、一方のLED発光素子の調光度が直流点灯による下限値未満になった場合にその一方のLED発光素子の点灯を継続すると、それ以上に色温度を変化させることができない。
また、例えば、電球色及び昼光色をそれぞれ発光する2種類のLED発光素子を混光して色温度を変化させる照明器具は、一方のLED発光素子の調光度が直流点灯による下限値未満になった場合にその一方のLED発光素子を消灯すると、急激に色温度が変化する。すなわち、従来の照明装置は、LED発光素子の調光度が直流点灯による下限値未満になった場合に、適切に色温度を変化させることができない。
本発明が解決しようとする課題は、適切に色温度を変化できる照明装置及び照明システムを提供することである。
実施形態の一例に係る照明装置は、複数の第1の発光素子、複数の第2の発光素子、制御部を具備する。第1の発光素子は、第1の発光色を発光する。第2の発光素子は、第2の発光色を発光する。制御部は、第1の調光信号及び第2の調光信号に応じて複数の第1の発光素子及び複数の第2の発光素子それぞれを調光制御するとともに、第1の調光信号が第1の閾値以下の調光制御量を指示する場合に第1の調光信号に応じた複数の第1の発光素子の総数に対する数だけ第1の発光素子を消灯制御し、第2の調光信号が第2の閾値以下の調光制御量を指示する場合に第2の調光信号に応じた複数の第2の発光素子の総数に対する数だけ第2の発光素子を消灯制御する。
実施形態の一例に係る照明装置及び照明システムによれば、適切に色温度を変化できる。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明装置及び照明システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明装置は、建物の天井に設置される、LED(Light Emitting Diode)発光素子を光源とする照明装置である。しかし、これに限らず、照明装置は、広く半導体発光素子一般を光源とするものであってもよい。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の第1の実施態様に係る照明装置は、複数の第1の発光素子、複数の第2の発光素子、制御部を具備する。複数の第1の発光素子は、第1の発光色を発光する。複数の第2の発光素子は、第2の発光色を発光する。制御部は、第1の調光信号及び第2の調光信号に応じて複数の第1の発光素子及び複数の第2の発光素子それぞれを調光制御するとともに、第1の調光信号が第1の閾値以下の調光量を指示する場合に第1の調光信号に応じた複数の第1の発光素子の総数に対する数だけ第1の発光素子を消灯制御し、第2の調光信号が第2の閾値以下の調光量を指示する場合に第2の調光信号に応じた複数の第2の発光素子の総数に対する数だけ第2の発光素子を消灯制御する。
また、以下の第2の実施態様に係る照明装置は、制御部は、第1の調光信号が第3の閾値以下の調光量を指示する場合に第3の調光信号に応じた複数の第1の発光素子の総数に対する数だけ第1の発光素子を消灯制御するとき、消灯制御しない第1の発光素子を第3の閾値に応じて調光制御し、第2の調光信号が第4の閾値以下の調光量を指示する場合に第4の調光信号に応じた複数の第2の発光素子の総数に対する数だけ第2の発光素子を消灯制御するとき、消灯制御しない第2の発光素子を第4の閾値に応じて調光制御する。
また、以下の第3の実施態様に係る照明装置は、第1の調光信号及び第2の調光信号は、照明装置と接続される制御装置へ入力された色温度指示に応じて制御装置により生成された信号である。
また、以下の第4の実施態様に係る照明システムは、第1の実施形態〜第3の実施形態のいずれか1つに記載の1つ以上の照明装置と、照明装置と接続され、入力された色温度指示に応じて第1の調光信号及び第2の調光信号を生成して照明装置へ入力する制御装置とを具備する。
[実施形態1]
(実施形態1に係る照明装置の構成)
図1は、実施形態1に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る照明装置10は、複数の電球色LED及び複数の昼光色LEDを備え、電球色LEDの色温度及び昼光色LEDの色温度それぞれの限界まで、色温度を制御可能とする。
(実施形態1に係る照明装置の構成)
図1は、実施形態1に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る照明装置10は、複数の電球色LED及び複数の昼光色LEDを備え、電球色LEDの色温度及び昼光色LEDの色温度それぞれの限界まで、色温度を制御可能とする。
照明装置10は、制御部11、複数の電球色LED15、複数の昼光色LED16を有する。複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16は、照明装置10の図示しないLED搭載面に略均等に混載され、全体として照明装置10の光源となる。
制御部11は、マイクロコンピュータ等の半導体処理装置である。制御部11は、電源部2から供給される直流電流を、複数の電球色LED15、複数の昼光色LED16へ給電する。制御部11は、電球色LED制御部12、昼光色LED制御部13を有する。電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13は、ユーザにより入力された色温度指定に対応する色温度の光を照明装置10が発光するように制御装置1が生成したPWM(Pulse Width Modulation)1及びPWN2に応じて、電源部2からの直流電流を制御して、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16へ供給する。
なお、PWMは、パルス変調により複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16の調光制御を行う制御信号である。PWMは、各電球色LED15及び各昼光色LED16の調光度を、それぞれの規定の最大発光出力の0%〜100%の範囲で指定する。ただし、電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13は、PWM1及びPWM2が低調光度(例えば、0%<調光度<5%)を指定する場合、それぞれの調光度の下限値(例えば、低調光度が0%<調光度<5%の場合、5%)で各電球色LED15及び各昼光色LED16を発光させる。
(実施形態1に係る調光制御処理)
図2は、実施形態1に係る照明装置における調光制御処理の一例を示すフローチャートである。電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13は、PWM1及びPWM2それぞれの入力を受け付け、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16それぞれに対して同様の調光制御を並列に行う。よって、図2の説明では、電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13が行う調光制御処理を同一のフローチャートで示す。図2の説明では、電球色LED制御部12がPWM1に応じて複数の電球色LED15の調光制御処理を行う場合を説明するが、昼光色LED制御部13がPWM2に応じて複数の昼光色LED16の調光制御処理を行う場合も同様である。なお、図2に示す調光制御処理は、周期的に実行される。
図2は、実施形態1に係る照明装置における調光制御処理の一例を示すフローチャートである。電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13は、PWM1及びPWM2それぞれの入力を受け付け、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16それぞれに対して同様の調光制御を並列に行う。よって、図2の説明では、電球色LED制御部12及び昼光色LED制御部13が行う調光制御処理を同一のフローチャートで示す。図2の説明では、電球色LED制御部12がPWM1に応じて複数の電球色LED15の調光制御処理を行う場合を説明するが、昼光色LED制御部13がPWM2に応じて複数の昼光色LED16の調光制御処理を行う場合も同様である。なお、図2に示す調光制御処理は、周期的に実行される。
先ず、電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)の入力があるか否かを判定する(ステップS11)。電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)の入力があると判定した場合(ステップS11Yes)、ステップS12へ処理を移す。一方、電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)の入力がないと判定した場合(ステップS11No)、調光制御処理を終了する。
ステップS12では、電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)<X[%]であるか否かを判定する。なお、Xは、電球色LED15の調光度の下限値(例えば、5%)である。電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)<X[%]であると判定した場合(ステップS12Yes)、ステップS13へ処理を移す。一方、電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)<X[%]でないと判定した場合(ステップS12No)、ステップS14へ処理を移す。
ステップS13では、電球色LED制御部12は、2/3*X[%]≦PWM(PWM1)<X[%]であるか否かを判定する。電球色LED制御部12は、2/3*X[%]≦PWM(PWM1)<X[%]であると判定した場合(ステップS13Yes)、ステップS15へ処理を移す。一方、電球色LED制御部12は、2/3*X[%]≦PWM(PWM1)<X[%]でないと判定した場合(ステップS13No)、ステップS16へ処理を移す。
ステップS14では、電球色LED制御部12は、PWM(PWM1)に従って複数の電球色LED15を調光制御する。ステップS14が終了すると、電球色LED制御部12は、ステップS11へ処理を移す。ステップS15では、電球色LED制御部12は、複数の電球色LED15の総数のうちの1/3の数に相当する電球色LED15を間引き点灯制御、すなわち、複数の電球色LED15の総数のうちの1/3の数に相当する電球色LED15をLED搭載面において略均等に消灯させる。ステップS15が終了すると、電球色LED制御部12は、ステップS11へ処理を移す。
ステップS16では、電球色LED制御部12は、1/3*X[%]≦PWM(PWM1)<2/3*X[%]であるか否かを判定する。電球色LED制御部12は、1/3*X[%]≦PWM(PWM1)<2/3*X[%]であると判定した場合(ステップS16Yes)、ステップS17へ処理を移す。一方、電球色LED制御部12は、1/3*X[%]≦PWM(PWM1)<2/3*X[%]でないと判定した場合(ステップS16No)、ステップS18へ処理を移す。
ステップS17では、電球色LED制御部12は、複数の電球色LED15の総数のうちの2/3の数に相当する電球色LED15を間引き点灯制御、すなわち、複数の電球色LED15の総数のうちの2/3の数に相当する電球色LED15をLED搭載面において略均等に消灯させる。ステップS17が終了すると、電球色LED制御部12は、ステップS11へ処理を移す。ステップS18では、電球色LED制御部12は、複数の電球色LED15の全てを消灯させる。ステップS18が終了すると、電球色LED制御部12は、ステップS11へ処理を移す。
(実施形態1に係る調光制御処理の態様)
図3A〜図3Dは、実施形態1に係る照明装置における調光制御処理の態様の一例を示す図である。図3A〜図3Dは、電球色LED15及び昼光色LED16が、LED搭載面に直線状に交互に配置される場合を示す。なお、図3A〜図3Dは、電球色LED15を“○”で示し、昼光色LED16を“△”で示す。また、図3A〜図3Dは、電球色LED15が間引き点灯制御される例を示すが、昼光色LED16が間引き点灯制御される場合も同様である。
図3A〜図3Dは、実施形態1に係る照明装置における調光制御処理の態様の一例を示す図である。図3A〜図3Dは、電球色LED15及び昼光色LED16が、LED搭載面に直線状に交互に配置される場合を示す。なお、図3A〜図3Dは、電球色LED15を“○”で示し、昼光色LED16を“△”で示す。また、図3A〜図3Dは、電球色LED15が間引き点灯制御される例を示すが、昼光色LED16が間引き点灯制御される場合も同様である。
図3Aは、電球色LED15及び昼光色LED16の全てが点灯状態であることを示す。図3Bは、図2に示すステップS15の処理により、電球色LED15の総数のうち、1/3の数に相当する電球色LED15が、間引き点灯制御された状態を示す。また、図3Cは、図2に示すステップS17の処理により、電球色LED15の総数のうち、2/3の数に相当する電球色LED15が、間引き点灯制御された状態を示す。さらに、図3Dは、図2に示すステップS18の処理により、電球色LED15の全てが消灯された状態を示す。
なお、図3A〜図3Dは、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16の配置の一例を示すに過ぎない。すなわち、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16は、LED搭載面に格子状に均等に配置されてもよい。または、複数の電球色LED15及び複数の昼光色LED16は、LED搭載面の同心円の円周上に交互に配置されてもよい。
(実施形態1に係る色温度及び照度の関係)
図4は、実施形態1に係る照明装置における色温度及び照度の関係の一例を示す図である。図4は、約3000[K]<色温度≦B[K]において、昼光色LED16を3段階に分けて段階的に間引き点灯制御することを示す。そして、図4は、色温度=約3000[K]において、昼光色LED16が全消灯となり、照明装置10の照度がL2[Lx]の電球色となることを示す。
図4は、実施形態1に係る照明装置における色温度及び照度の関係の一例を示す図である。図4は、約3000[K]<色温度≦B[K]において、昼光色LED16を3段階に分けて段階的に間引き点灯制御することを示す。そして、図4は、色温度=約3000[K]において、昼光色LED16が全消灯となり、照明装置10の照度がL2[Lx]の電球色となることを示す。
また、図4は、色温度=A[K]において、電球色LED15及び昼光色LED16が全点灯となり、照明装置10の照度がL1[Lx]となることを示す。また、図4は、C[K]<色温度<約5000[K]において、電球色LED15を3段階に分けて段階的に間引き点灯制御することを示す。そして、図4は、色温度=約5000[K]において、電球色LED15が全消灯となり、照明装置10の照度がL2[Lx]の昼光色となることを示す。
(実施形態1による効果)
実施形態1に係る照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、電球色LED15の調光度が下限値未満になると、電球色LED15を間引き点灯制御するため、電球色LED15の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、実施形態1に係る照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、昼光色LED16の調光度が下限値未満になると、昼光色LED16のLEDを間引き点灯制御するため、昼光色LED16の調光度の限界まで色温度を出力できる。よって、実施形態1に係る照明装置10は、従来よりも広い範囲の色温度に該当する電球色及び昼光色の混光色である照明光を生成することができる。
実施形態1に係る照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、電球色LED15の調光度が下限値未満になると、電球色LED15を間引き点灯制御するため、電球色LED15の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、実施形態1に係る照明装置10は、色温度を変化させる際に、電球色LED15及び昼光色LED16のうち、昼光色LED16の調光度が下限値未満になると、昼光色LED16のLEDを間引き点灯制御するため、昼光色LED16の調光度の限界まで色温度を出力できる。よって、実施形態1に係る照明装置10は、従来よりも広い範囲の色温度に該当する電球色及び昼光色の混光色である照明光を生成することができる。
また、実施形態1に係る照明装置10は、例えば5%未満の直流電流では調光できないLEDであっても、例えば1/2の間引き点灯制御することで、5%×1/2=2.5%の調光ができるように、従来に比べ、より広い範囲で調光ができる。また、実施形態1に係る照明装置10は、LEDの間引き点灯制御により、発光の分解能をより細かく制御できる。
[実施形態2]
(実施形態2に係る照明装置の構成)
図5は、実施形態2に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態2に係る照明装置10−1は、複数の赤色LED、複数の緑色LED、及び複数の青色LEDを備え、赤色LEDの色温度、緑色LEDの色温度、及び青色LEDの色温度それぞれの限界まで、色温度を制御可能とする。
(実施形態2に係る照明装置の構成)
図5は、実施形態2に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態2に係る照明装置10−1は、複数の赤色LED、複数の緑色LED、及び複数の青色LEDを備え、赤色LEDの色温度、緑色LEDの色温度、及び青色LEDの色温度それぞれの限界まで、色温度を制御可能とする。
照明装置10−1は、制御部11−1、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19を有する。複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19は、照明装置10−1の図示しないLED搭載面に略均等に混載され、全体として照明装置10−1の光源となる。
制御部11−1は、マイクロコンピュータ等の半導体処理装置である。制御部11−1は、電源部2から供給される直流電流を、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19へ給電する。制御部11−1は、赤色LED制御部12−1、緑色LED制御部13−1、及び青色LED制御部14−1を有する。赤色LED制御部12−1、緑色LED制御部13−1、及び青色LED制御部14−1は、ユーザにより入力された色温度指定に対応する色温度の光を照明装置10−1が発光するように制御装置1が生成したPWM3、PWM4、及びPWN5に応じて、電源部2からの直流電流を制御して、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19へ供給する。
PWMは、各赤色LED17、各緑色LED18、及び各青色LED19の調光度を、それぞれの規定の最大発光出力の0%〜100%の範囲で指定する。ただし、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19は、PWM3、PWM4、及びPWN5が低調光度(例えば、0%<調光度<5%)を指定する場合、それぞれの調光度の下限値(例えば、低調光度が0%<調光度<5%の場合、5%)で各赤色LED17、各緑色LED18、及び各青色LED19を発光させる。なお、赤色LED制御部12−1、緑色LED制御部13−1、及び青色LED制御部14−1は、それぞれ、図2に示す実施形態1に係る調光制御処理を、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19に対してそれぞれ実行する。
例えば、制御装置1−1に対してユーザにより色温度指定が入力されると、制御装置1−1は、色温度指定に応じたPWM3、PWM4、及びPWM5を生成する。ここで、色温度指定は、例えば、図6に示す色度図における色温度である。また、色温度に代えて、図6に示す色度図上のx−y座標を以って指定してもよい。そして、制御装置1−1は、生成したPWM3、PWM4、及びPWM5を、照明装置10−1へ入力する。
(色度図について)
図6は、色度図である。照明装置10−1は、調光制御により、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19の各発光出力が、PWM3、PWM4、及びPWM5により可変に制御され、図6に示す色度図の相関色温度の曲線における略任意の色温度に該当する赤、緑及び青の混光色である照明光を生成することができる。
図6は、色度図である。照明装置10−1は、調光制御により、複数の赤色LED17、複数の緑色LED18、及び複数の青色LED19の各発光出力が、PWM3、PWM4、及びPWM5により可変に制御され、図6に示す色度図の相関色温度の曲線における略任意の色温度に該当する赤、緑及び青の混光色である照明光を生成することができる。
(実施形態2による効果)
実施形態2によれば、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、赤色LED17の調光度が下限値未満になると、赤色LED17を間引き点灯制御するため、赤色LED17の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、緑色LED18の調光度が下限値未満になると、緑色LED18を間引き点灯制御するため、緑色LED18の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、青色LED19の調光度が下限値未満になると、青色LED19を間引き点灯制御するため、青色LED19の調光度の限界まで色温度を出力できる。このように、実施形態2に係る照明装置10−1は、図6に示す色度図の相関色温度の曲線において、従来よりも広い範囲の色温度に該当する赤、緑及び青の混光色である照明光を生成することができる。
実施形態2によれば、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、赤色LED17の調光度が下限値未満になると、赤色LED17を間引き点灯制御するため、赤色LED17の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、緑色LED18の調光度が下限値未満になると、緑色LED18を間引き点灯制御するため、緑色LED18の調光度の限界まで色温度を出力できる。同様に、照明装置10−1は、色温度を変化させる際に、赤色LED17、緑色LED18、及び青色LED19のうち、青色LED19の調光度が下限値未満になると、青色LED19を間引き点灯制御するため、青色LED19の調光度の限界まで色温度を出力できる。このように、実施形態2に係る照明装置10−1は、図6に示す色度図の相関色温度の曲線において、従来よりも広い範囲の色温度に該当する赤、緑及び青の混光色である照明光を生成することができる。
(照明システムについて)
図7及び図8は、実施形態1及び実施形態2に係る照明装置を有する照明システムの構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、照明システム100は、制御装置1(または制御装置1−1)に対して複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)を並列に接続し、各PWMを複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)へ並列入力するように構成できる。また、図8に示すように、照明システム100−1は、制御装置1(または制御装置1−1)に対して複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)を直列に接続し、単一のPWMを複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)へ直列入力するように構成できる。
図7及び図8は、実施形態1及び実施形態2に係る照明装置を有する照明システムの構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、照明システム100は、制御装置1(または制御装置1−1)に対して複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)を並列に接続し、各PWMを複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)へ並列入力するように構成できる。また、図8に示すように、照明システム100−1は、制御装置1(または制御装置1−1)に対して複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)を直列に接続し、単一のPWMを複数の照明装置10(または複数の照明装置10−1)へ直列入力するように構成できる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、照明装置10、10−1は、PWMが調光度の下限値未満である場合に、3段階に分けた調光度に応じて、総数のうちの1/3の数ずつ各種のLEDを間引き点灯させるとした。しかし、これに限らず、照明装置10、10−1は、PWMが調光度の下限値未満である場合に、n(2≦n:nは自然数)段階に分けた調光度に応じて、総数のうちの1/nの数ずつ各種のLEDを間引き点灯させるとしてもよい。または、照明装置10、10−1は、各PWMの値に、消灯させる各種のLEDの指定を対応付けたテーブルを図示しない記憶部に保持し、PWMが調光度の下限値未満である場合に、テーブルを参照して、PWMに対応して各種のLEDを消灯させるとしてもよい。
上記実施形態では、照明装置10、10−1は、PWMが調光度の下限値未満である場合に、3段階に分けた調光度に応じて、総数のうちの1/3の数ずつ各種のLEDを間引き点灯させるとした。しかし、これに限らず、照明装置10、10−1は、PWMが調光度の下限値未満である場合に、n(2≦n:nは自然数)段階に分けた調光度に応じて、総数のうちの1/nの数ずつ各種のLEDを間引き点灯させるとしてもよい。または、照明装置10、10−1は、各PWMの値に、消灯させる各種のLEDの指定を対応付けたテーブルを図示しない記憶部に保持し、PWMが調光度の下限値未満である場合に、テーブルを参照して、PWMに対応して各種のLEDを消灯させるとしてもよい。
上記実施形態では、Xは、照明装置10、10−1の各LEDの調光度の下限値であるとした。しかし、これに限らず、Xは、照明装置10、10−1の各LEDの調光度の下限値より大の値であってもよい。例えば、Xは、照明装置10、10−1の各LEDを最大限に間引き点灯させても発光の分解能が所定値以上となる調光度の最大値であってもよい。すなわち、照明装置10、10−1の調光制御において、下限値より大の調光度において、供給電流の制御と、間引き点灯とを併用することにより、よりきめ細やかに発光の色温度を制御できる。
上記実施形態では、電球色LDE及び昼光色LED、又は、赤色LED、緑色LED及び青色LEDの各光色のLEDの組合せで光源を構成するとした。しかしこれに限らず、所望の光色を得るため、電球色LDE、昼光色LED、昼白色LED、赤色LED、緑色LED、青色LED、その他の光色のLEDのうちの1又は複数種類のLEDを組合せて光源を構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1−1 制御装置
2 電源部
10、10−1 照明装置
11、11−1 制御部
12 電球色LED制御部
12−1 赤色LED制御部
13 昼白色LED制御部
13−1 緑色LED制御部
15 電球色LED
14−1 青色LED制御部
16 昼光色LED
17 赤色LED
18 緑色LED
19 青色LED
100、100−1 照明システム
2 電源部
10、10−1 照明装置
11、11−1 制御部
12 電球色LED制御部
12−1 赤色LED制御部
13 昼白色LED制御部
13−1 緑色LED制御部
15 電球色LED
14−1 青色LED制御部
16 昼光色LED
17 赤色LED
18 緑色LED
19 青色LED
100、100−1 照明システム
Claims (4)
- 第1の発光色を発光する複数の第1の発光素子と;
第2の発光色を発光する複数の第2の発光素子と;
第1の調光信号及び第2の調光信号に応じて前記複数の第1の発光素子及び前記複数の第2の発光素子それぞれを調光制御するとともに、該第1の調光信号が第1の閾値以下の調光量を指示する場合に該第1の調光信号に応じた前記複数の第1の発光素子の総数に対する数だけ前記第1の発光素子を消灯制御し、該第2の調光信号が第2の閾値以下の調光量を指示する場合に該第2の調光信号に応じた前記複数の第2の発光素子の総数に対する数だけ前記第2の発光素子を消灯制御する制御部と;
を具備する照明装置。 - 前記制御部は、前記第1の調光信号が第3の閾値以下の調光量を指示する場合に該第3の調光信号に応じた前記複数の第1の発光素子の総数に対する数だけ前記第1の発光素子を消灯制御するとき、消灯制御しない前記第1の発光素子を該第3の閾値に応じて調光制御し、前記第2の調光信号が第4の閾値以下の調光量を指示する場合に該第4の調光信号に応じた前記複数の第2の発光素子の総数に対する数だけ前記第2の発光素子を消灯制御するとき、消灯制御しない前記第2の発光素子を該第4の閾値に応じて調光制御する
請求項1に記載の照明装置。 - 前記第1の調光信号及び前記第2の調光信号は、前記照明装置と接続される制御装置へ入力された色温度指示に応じて前記制御装置により生成された信号である
請求項1又は2に記載の照明装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の1つ以上の前記照明装置と;
前記照明装置と接続され、入力された色温度指示に応じて前記第1の調光信号及び前記第2の調光信号を生成して前記照明装置へ入力する制御装置と;
を具備する照明システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014192707A JP2016062881A (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 照明装置及び照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014192707A JP2016062881A (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 照明装置及び照明システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016062881A true JP2016062881A (ja) | 2016-04-25 |
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ID=55796193
Family Applications (1)
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JP2014192707A Pending JP2016062881A (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 照明装置及び照明システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016062881A (ja) |
-
2014
- 2014-09-22 JP JP2014192707A patent/JP2016062881A/ja active Pending
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