JP2014186811A - 調光システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
異種の光源を有する、または調光制御信号が異なる伝送経路で伝送される複数の照明器具の点灯タイミングの不一致を抑制可能な調光システムを提供する。
【解決手段】
調光システム1は、調光信号を出力する操作装置10,11と、複数の照明器具2〜6と、個々の照明器具2〜6による照度を測定する照度測定手段9と、調光信号出力装置12とを備え、調光信号出力装置12は、調光信号に応じた調光制御信号を出力する主制御部18と、照明器具2〜6毎に調光制御信号の出力時点から特定の照度比に到達するまでの遅延時間を演算し、選択された照明器具3の遅延時間を基準値として、照明器具2〜6に対する遅延時間と基準値との差分を補正用テーブルデータとして作成し保存する補正用テーブルデータ作成手段23と、調光制御信号を照明器具2〜6側にそれぞれ補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力する出力制御手段24と、を有してなる。
【選択図】図1

Description

本発明の一実施形態は、調光信号の伝送経路が異なるか、または異種の光源が配設される複数の照明器具を備える調光システムに関する。
舞台やスタジオ等の演出用の照明として、消費電力が小さく、長寿命であり、色光の選択ができる発光ダイオードを光源とする照明装置が用いられている。また、ハロゲンランプ(白熱ランプ)を光源とする照明装置も用いられている。そして、発光ダイオードおよびハロゲンランプは、操作器(操作装置)から出力される調光信号に応じて調光点灯されている。また、発光ダイオードおよびハロゲンランプは、それぞれの調光器を用いて調光点灯されている。
発光ダイオードおよびハロゲンランプを同一の場所で調光点灯させて使用する場合、発光ダイオードおよびハロゲンランプのそれぞれの調光曲線は異なっているので、ハロゲンランプの調光レベルの光出力比と同一となるように、発光ダイオードに流れる電流を調整して発光ダイオードの調光レベルを変更している(例えば特許文献1参照。)。
特開2004−327152号公報(第7頁、第7図)
しかしながら、発光ダイオードおよびハロゲンランプのそれぞれの立ち上がり曲線は異なり、また、それぞれの調光器により調光点灯されるので、操作器から調光信号が出力された時点から発光ダイオードおよびハロゲンランプが点灯開始するまでの時間および所定の照度比までの立ち上がり時間がそれぞれ異なり、点灯タイミングの不一致が発生するという問題がある。特に、通信の多様化に伴い、操作器から照明器具の間に、例えばイーサネット(登録商標)とRS485の通信変換器やデータプロトコル、信号の合成装置などの中間機器が複数介在しており、照明器具毎に介在数が異なることにより、上記点灯タイミングの不一致が顕著に現れている。
本発明の実施形態は、異種の光源を有する、または調光制御信号が異なる伝送経路で伝送される複数の照明器具の点灯タイミングの不一致を抑制可能な調光システムを提供することを目的とする。
本実施形態の調光システムは、操作装置、複数の照明器具、照度測定手段および調光信号出力装置を有して構成される。
操作装置は、操作によって調光操作レベルに応じた調光信号を出力するものである。複数の照明器具は、操作装置から出力された調光信号に応じた調光制御信号が異なる伝送経路を介して伝送され、それぞれの光源の光出力が制御されものであり、または異種の光源を有するものである。照度測定手段は、個々の照明器具による被照射面の照度を測定可能なものであり、例えば照度計である。
調光信号出力装置は、主制御部、補正用テーブルデータ作成手段および出力制御手段を有して形成される。主制御部は、操作装置から出力された調光信号に応じた調光制御信号を生成して、当該調光制御信号を複数の照明器具側に出力するものである。
補正用テーブルデータ作成手段は、操作装置から出力された調光信号に応じてそれぞれの照明器具の光源を点灯したときに照度測定手段が測定した照度に基づいて調光制御信号の出力時点から特定の照度比に到達するまでの遅延時間を演算し、選択された照明器具の遅延時間を基準値として、複数の照明器具に対する遅延時間と基準値との差分を補正用テーブルデータとして作成し保存するものである。
出力制御手段は、主制御部から出力される調光制御信号を複数の照明器具側に、それぞれ補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力するものである。
本実施形態の調光システムによれば、調光信号出力装置の主制御部から出力される調光制御信号は、複数の照明器具側にそれぞれ補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力されるので、調光制御信号が異なる伝送経路を介して伝送されて光源の光出力が制御される、または異種の光源を有する複数の照明器具は、その光源が特定の照度比で点灯するタイミングを一致できることが期待できる。
本発明の一実施形態を示す調光システムの概略ブロック図である。 同じく、調光信号出力装置の概略ブロック図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態の調光システム1は、図1に示すように、複数の照明器具2〜6、調光制御装置7,8、照度測定手段としての照度計9、操作装置10,11および調光信号出力装置12を有して構成されている。
複数の照明器具2〜6は、少なくとも2個がそれぞれ異種の光源を有するものであり、本実施形態では、照明器具2および照明器具4〜6がそれぞれ光源として発光ダイオード13を有するLED照明器具に構成され、照明器具3が光源としてハロゲンランプ14を有する白熱用照明器具に構成され、それぞれ既知の構成により形成されている。また、複数の照明器具2〜6は、それぞれ1個または複数個が設けられている。また、本実施形態では、複数の照明器具2〜6にそれぞれチャンネル1〜5の番号が付与されている。
照明器具2および照明器具4〜6は、それぞれ内部に発光ダイオード13を点灯する図示しない点灯装置を配設している。発光ダイオード13は、電球や基板に実装された発光モジュールなど、その使用形態は問わない。そして、複数の照明器具2〜6は、それぞれ所定の色光を放射する。
調光制御装置7,8は、調光器とも称されているものであり、それぞれ照明器具3,4に対応して設けられている。すなわち、調光制御装置7は、照明器具3に接続され、調光制御装置8は、照明器具4に接続されている。そして、調光制御装置7,8は、調光信号出力装置12から出力された調光制御信号をDMX信号で入力している。
調光制御装置7は、調光制御信号に応じて、図示しない交流電源から入力する交流電圧を位相制御し、この位相制御した交流電圧をハロゲンランプ14に供給する既知の構成により形成されている。すなわち、調光制御装置7は、入力した調光制御信号に応じてハロゲンランプ14の光出力(調光レベル)を制御する。
また、調光制御装置8は、入力した調光制御信号に応じたオンデューティを有するPWM信号を生成して、照明器具4の不図示の点灯装置に出力する既知の構成により形成されている。点灯装置は、PWM信号のオンデューティに応じた調光レベルで発光ダイオード13を点灯する。すなわち、調光制御装置8は、入力した調光制御信号に応じて発光ダイオード13の光出力(調光レベル)を制御する。
なお、照明器具2、照明器具5および照明器具6は、それらの不図示の点灯装置が調光制御装置8と同様の機能を備えているものである。すなわち、照明器具2には、調光信号出力装置12から出力された調光制御信号がDMX信号で入力される。照明器具2の点灯装置は、入力したDMX信号に応じて発光ダイオード13の光出力(調光レベル)を制御して発光ダイオード13を点灯させる。また、照明器具5には、調光制御信号がDMX信号で入力され、その点灯装置がDMX信号に応じて発光ダイオード13の光出力(調光レベル)を制御して発光ダイオード13を点灯させる。また、照明器具6には、調光制御信号がイーサネットプロトコルの信号で入力される。照明器具6の点灯装置は、イーサネットプロトコルの信号に応じて発光ダイオード13の光出力(調光レベル)を制御して発光ダイオード13を点灯させる。このように、照明器具3,4に対応して調光制御装置7,8が設けられ、照明器具2および照明器具5,6にそれぞれ対応してそれらの点灯装置に調光制御装置8の機能が設けられている。
照度計9は、個々の照明器具2〜6によって照明される被照射面の照度を測定する照度測定手段であり、照度を測定するときに、例えば照明器具2〜6の直下の被照射面に設置される。照度は、個々の照明器具2〜6毎に測定される。照度計9は、測定した照度を電圧値に変換して出力するように形成されている。そして、照度計9は、調光信号出力装置12に接続され、測定した照度を調光信号出力装置12に出力する。なお、照度計9に限らず、被照射面の照度と相関する測定値を検出するセンサ類を照度測定手段として用いてもよい。
操作装置10,11は、操作器とも称されるものであり、それぞれ手動操作される図示しないフェーダやエンコーダ等の操作子を備えている。そして、当該操作子の操作による調光操作レベルに応じた調光信号を調光信号出力装置12に出力するように形成されている。なお、調光信号出力装置12には、操作装置10,11のいずれか一方が接続されていてもよく、さらに、複数個の操作装置が接続されていてもよい。
操作装置10,11から出力される調光信号は、例えば256階調を有するDMX信号である。DMX信号は、米国劇場技術協会(USITT)が規格した演出分野などに用いられるデジタル信号であり、調光制御用の調光信号の規格として用いられているDMX512を指している。DMX信号の0〜255階調は、ハロゲンランプ14および発光ダイオード13の調光レベル0〜100%に対応している。
調光信号出力装置12は、操作装置10,11から出力された調光信号(DMX信号)を照明器具3のハロゲンランプ14および照明器具2,4〜6の発光ダイオード13を調光点灯させる調光制御信号に生成して、当該調光制御信号を出力するものである。ここで、調光制御信号は、操作装置10,11から出力されたDMX信号であってもよく、本実施形態では、調光制御信号としてDMX信号を出力する。
調光信号出力装置12から出力されたDMX信号は、照明器具2に直接的に入力される。また、調光信号出力装置12から出力されたDMX信号は、イーサネットプロトコルおよびDMX信号を双方向に変換するノード15に入力される。そして、ノード15から出力されたイーサネットプロトコルの信号(以下、イーサネット信号と称する。)は、スイッチングハブ16によって、照明器具6およびイーサネットプロトコルおよびDMX信号の双方向変換器であるノード17に入力される。ノード17から出力されたDMX信号は、調光制御装置7,8および照明器具5に入力される。照明器具2,5および調光制御装置7,8は、DMX信号を解析可能であり、照明器具6は、DMX信号を解析することができず、イーサネット信号を解析可能となっている。調光制御信号をイーサネット信号で伝送することにより、大容量の調光制御信号を速く送信可能となっている。
複数の照明器具2〜6は、調光信号出力装置12から出力される調光制御信号が異なる伝送経路で伝送されて、光源である発光ダイオード13およびハロゲンランプ14の光出力が制御されている。複数の照明器具2〜6は、既に設置されている、または適宜設置されるノード15、スイッチングハブ16およびノード17などの設備に対応して設けられている。
調光信号出力装置12は、図2に示すように、主制御部18、記憶部19、入力部20、出力部21および電源部22を有して形成されている。また、図示しないディスプレイ画面等の表示部などを備えている。そして、主制御部18、記憶部19および入力部20によって補正用テーブルデータ作成手段23が形成され、主制御部18、記憶部19および出力部21により出力制御手段24が形成されている。電源部22は、不図示の交流電源から直流電源を生成して、主制御部18などに駆動電源を供給している。
主制御部18は、マイコンを有して形成され、CPU(中央処理装置)25がROM26に記憶されているプログラムに基づいて各種演算や制御動作する。そして、主制御部18は、操作装置10,11から調光信号(DMX信号)を入力すると、当該調光信号に応じた調光制御信号、本実施形態ではDMX信号を出力部21から照明器具2およびノード15側に出力する。また、主制御部18は、補正用テーブルデータを作成し、記憶部19に記憶させる。補正用テーブルデータの作成は、当初に行われる。補正用テーブルデータは、個々の照明器具2〜6に対して操作装置10,11から出力された調光信号に応じた調光制御信号を出力部21から出力するタイミングである。
補正用テーブルデータは、個々の照明器具2〜6の調光信号に対する照度をそれぞれ測定して作成される。まず、操作装置10または操作装置11において、複数の照明器具2〜6の一を選択する。例えば、最初に照明器具2を選択し、照明器具2の発光ダイオード13を全光(100%)点灯する調光信号(DMX信号)を出力する。このとき、照度計9は、選択された照明器具2の直下の被照射面に設置される。
調光信号出力装置12の主制御部18は、プログラムに基づいて、調光制御信号として例えば255階調のDMX信号を出力部21から出力させる。当該DMX信号は、直接的に照明器具2に入力する。ここで、調光制御信号の一周期時間は、例えば20msである。
照明器具2の点灯装置は、入力したDMX信号に応じて、発光ダイオード13に全光点灯させる電流を供給する。発光ダイオード13は、点灯し、調光レベル0%から100%に立ち上がる。照明器具2の直下の照度は、発光ダイオード13の調光レベルの立ち上がりに伴って増加していき、調光レベル100%のときに最大の照度値になる。
そして、照明器具2の直下の照度は、照度計9により測定されて調光信号出力装置12の入力部20に入力され、入力部20から主制御部18に入力される。主制御部18に入力される照度は、出力部21からDMX信号(調光制御信号)を出力した時点から増加していき、前記最大の照度となる。
主制御部18は、発光ダイオード13の特定の調光レベルに対する照度比を当該調光レベル時に入力した照度を前記最大の照度で除して求めるとともに、調光制御信号(DMX信号)を出力部21から出力した時点から特定した調光レベルの照度比に到達するまでの遅延時間をそれぞれ演算する。ここで、特定の調光レベルは、例えば、0%から10%間隔の調光レベルまたは20%間隔の調光レベルとすることができる。また、特定の調光レベルは、100%の調光レベルとしてもよい。また、主制御部18は、照度比の演算において、入力した照度から調光レベル0%のときの照度を差し引く。すなわち、調光レベル0%のときは、発光ダイオード13が消灯している状態であり、このときに照度計9が測定する照度値は、外光等であるので、特定の調光レベル毎に外光等による照度を入力した測定値から差し引くものである。そして、主制御部18は、入力した照度をRAM27に記憶させるとともに、演算した演算値もRAM27に記憶させる。
こうして、照明器具2に対して、調光制御信号の出力部21からの出力時点から発光ダイオード13の特定の調光レベル(特定の照度比)に到達するまでの遅延時間が算出される。照明器具2は、調光制御信号が直接的に点灯装置に入力される。また、発光ダイオード13は、消灯(調光レベル0%)から全光点灯(調光レベル100%)にほぼ瞬時に立ち上がる。したがって、調光制御信号の出力時点から発光ダイオード13が特定の調光レベル100%に到達するまでの遅延時間は、点灯装置が調光制御信号を入力した時点から発光ダイオード13に全光点灯させる電流を供給するまでの駆動時間とほぼ同一となり、本実施形態では、例えば10ミリ秒(ms)である。
次に、操作装置10または操作装置11において、例えば、照明器具3を選択し、照明器具3のハロゲンランプ14を全光(100%)点灯する調光信号(DMX信号)を出力する。このとき、照度計9は、選択された照明器具3の直下の被照射面に設置される。
主制御部18は、照明器具2のときと同様にして照明器具3に対して、調光制御信号の出力時点からハロゲンランプ14の特定の調光レベル(特定の照度比)に到達するまでの遅延時間を算出する。照明器具3は、図1に示すように、調光信号出力装置12との間にノード15、スイッチングハブ16、ノード17および調光制御装置7が介在している。
ノード15は、例えば遅延時間20msを要してDMX信号をイーサネット信号に変換して出力する。スイッチングハブ16は、イーサネット信号をノード17および照明器具6に分配して出力するのに例えば10msを要している。ノード17は、例えば遅延時間20msを要してイーサネット信号をDMX信号に変換して出力する。また、調光制御装置7は、DMX信号の入力後、例えば10msを要してハロゲンランプ14を点灯制御する。そして、ハロゲンランプ14は、消灯(調光レベル0%)から全光点灯(調光レベル100%)に例えば30msを要して立ち上がる。したがって、照明器具3において、調光制御信号の出力時点からハロゲンランプ14が特定の調光レベル100%(特定の照度比100%)に到達するまでの遅延時間は、本実施形態において90msとなっている。
以下、順次、上記同様に、照明器具4〜6に対して、調光制御信号の出力時点から発光ダイオード13の特定の調光レベル(特定の照度比)に到達するまでの遅延時間を算出する。照明器具4は、調光信号出力装置12との間にノード15、スイッチングハブ16、ノード17および調光制御装置8が介在している。調光制御装置8は、DMX信号をPWM制御信号に変換して出力するのに例えば5msを要している。また、照明器具4の点灯装置は、例えば5msを要して発光ダイオード13を点灯制御する。したがって、照明器具4において、調光制御信号の出力時点から発光ダイオード13が特定の調光レベル100%(特定の照度比100%)に到達するまでの遅延時間は、本実施形態において60msとなっている。
また、照明器具5は、調光信号出力装置12との間にノード15、スイッチングハブ16およびノード17が介在し、その点灯装置が例えば5msを要して発光ダイオード13を点灯制御する。したがって、照明器具5において、調光制御信号の出力時点から発光ダイオード13が特定の調光レベル100%(特定の照度比100%)に到達するまでの遅延時間は、本実施形態において55msとなっている。また、照明器具6は、調光信号出力装置12との間にノード15およびスイッチングハブ16が介在し、その点灯装置が例えば10msを要して発光ダイオード13を点灯制御する。したがって、照明器具6において、調光制御信号の出力時点から発光ダイオード13が特定の調光レベル100%(特定の照度比100%)に到達するまでの遅延時間は、本実施形態において40msとなっている。以下、特定の調光レベルを特定の照度比に読み替える。
こうして、複数の照明器具2〜6に対して、個々に特定の照度比(特定の調光レベル)に対する遅延時間が演算される。そして、本実施形態では、主制御部18は、特定の照度比100%に対する遅延時間において、最長の遅延時間を基準値とする。すなわち、複数の照明器具2〜6のうち、ハロゲンランプ14を有する照明器具3が選択されて、この選択された照明器具3の遅延時間90msを基準値とする。そして、主制御部18は、個々の照明器具2〜6の遅延時間と基準値との差分を演算し、表1に示すように、当該差分を複数の照明器具2〜6に対する補正用テーブルデータとして作成し、記憶部19に記憶させている。照明器具2〜6に対する差分は、それぞれ80ms、0ms、30ms、35ms、50msとなっている。表1において、複数の照明器具2〜6は、チャンネル1〜5で表記している。
Figure 2014186811
こうして、補正用テーブルデータ作成手段23により、補正用テーブルデータが作成される。この作成後、照度計9と調光信号出力装置12の入力部20との接続が外される。
そして、主制御部18は、操作装置10,11から調光信号が入力されると、調光信号に応じた調光制御信号、本実施形態ではDMX信号を生成し、記憶部19から補正用テーブルデータを読み出して、生成した調光制御信号を補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力する。すなわち、照明器具3(チャンネル2)に対して調光制御信号を出力した後に、30msの経過後に照明器具4(チャンネル3)に対する調光制御信号を出力し、35msの経過後に照明器具5(チャンネル4)に対する調光制御信号を出力し、50msの経過後に照明器具6(チャンネル5)に対する調光制御信号を出力し、80msの経過後に照明器具2(チャンネル1)に対する調光制御信号を出力するように形成されている。
なお、上述したように、補正用テーブルデータ作成手段23および出力制御手段24は、主制御部18(マイコン)を有して形成されるので、本発明の複数の照明器具2〜6の制御は、照明された結果で判断される。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
操作装置10または操作装置11から操作子の調光操作レベルに応じた調光階調を有する調光信号(DMX信号)が出力されると、調光信号出力装置12の主制御部18は、当該調光信号に応じた調光制御信号、本実施形態ではDMX信号を演算するとともに、記憶部19から補正用テーブルデータを読み出す。そして、演算した調光制御信号を出力部21から補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力する。すなわち、照明器具3に対する調光制御信号を出力し、この時点から30ms、35ms、50msおよび80msの経過後に、それぞれ照明器具4、照明器具5、照明器具6および照明器具2に対する調光制御信号を出力する。
調光制御信号が調光レベル100%の信号であると、複数の照明器具2〜6に対する調光制御信号の出力時点から照度比100%(調光レベル100%)に到達するまでの遅延時間は、表1に示したように、それぞれ10ms、90ms、60ms、55ms、40msである。すなわち、照明器具4は、照明器具3よりも30ms早く照度比100%に到達し、同じく、照明器具5,6,2は、それぞれ35ms、50ms、80ms早く照度比100%に到達する。したがって、照明器具4,5,6,1に対するそれぞれの調光制御信号を照明器具3に対する調光制御信号の出力時点からそれぞれ30ms、35ms、50ms、80ms遅延させて出力することにより、複数の照明器具2〜6は、ほぼ同じタイミングで照度比100%に到達する。これにより、複数の照明器具2〜6の照度変化による違和感などが抑制される。
そして、調光制御信号が調光レベル100%(照度比100%)以外の信号であっても、複数の照明器具2〜6における当該照度比での点灯タイミングの不一致が抑制される。すなわち、特定の照度比100%において、複数の照明器具2〜6自体は、照明器具4,5が最も短い前記遅延時間5msであり、照明器具3が最も長い前記遅延時間30msであるので、照明器具2〜6自体間は、最大25msの遅延時間差となっている。
これに対し、調光信号出力装置12と複数の照明器具2〜6との間に介在するノード15、スイッチングハブ16、ノード17、調光制御装置7または調光制御装置8のそれぞれの前記遅延時間は、例えば20ms、10ms、20ms、10ms、5msとなっており、それらの合計遅延時間は、複数の照明器具2〜6自体間の遅延時間差よりもかなり大きく、また、固定値となっている。したがって、複数の照明器具2〜6の点灯タイミングのばらつきは、調光制御信号が調光レベル100%(照度比100%)であるときと、大きく異なるものではない。
本実施形態の調光システム1によれば、調光制御信号は、複数の照明器具2〜6側にそれぞれ補正用テーブルデータの差分に基づいたタイミングで出力されるので、異種の光源である発光ダイオード13またはハロゲンランプ14を有するとともに、調光制御信号が異なる伝送経路を介して伝送される複数の照明器具2〜6は、変化される調光レベルでの点灯タイミングの不一致を抑制することができるという効果を有する。
なお、本実施形態において、補正用テーブルデータ作成手段23は、特定の照度比100%のときの差分を補正用テーブルデータとして、出力制御手段24は、当該差分のタイミングで出力部21から調光制御信号を出力させているが、これに限らず、補正用テーブルデータ作成手段23は、例えば特定の照度比として10%、20%、…、70%、80%、90%、100%を設定し、それらのときの差分を算出して補正用テーブルデータとしてもよい。そして、出力制御手段24は、調光制御信号に付与されている照度比(調光レベル)に最も近い特定の照度の差分に基づいたタイミングで調光制御信号を出力するものであってもよい。
また、複数の照明器具2〜6は、異種の光源である発光ダイオード13およびハロゲンランプ14を有しているが、これに限らず、同種の光源を有していて、当該光源の光出力を制御する調光制御信号が異なる伝送経路を介して伝送されるものであってもよい。すなわち、複数の照明器具2〜6は、少なくとも2個が調光制御信号の出力時点から特定の照度比までに到達する遅延時間が異なっているものであればよい。
また、操作装置10,11および調光信号出力装置12は、一体の調光操作装置例えば調光卓に構成してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、第1の実施形態において、主制御部18は、最長の遅延時間を有する照明器具3に対して、特定の照度比として100%よりも低い照度比例えば70%を設定し、調光制御信号の出力時点から照度比70%に到達するまでの遅延時間例えば70msを基準値とするものである。ここで、基準値は、他の照明器具2,4〜6の特定の照度比100%における遅延時間よりも長くなるように設定される。すなわち、そのように、照明器具3の特定の照度比が設定される。そして、補正用テーブルデータ手段23は、表2に示すように、個々の照明器具2〜6の遅延時間と基準値(70ms)との差分を補正用テーブルデータとするものである。
Figure 2014186811
本実施形態によれば、調光制御信号の照度比に対する複数の照明器具2〜6の点灯タイミングのばらつきを抑制し、基準値が設定される最長の遅延時間を有する照明器具3を除いた他の照明器具2,4〜6に対して、調光制御信号の照度比で点灯するまでの時間を短くすることができるという効果を有する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、第1の実施形態において、主制御部18は、特定の照度比100%における複数の照明器具2〜6の遅延時間において、最長の遅延時間90msよりも短い遅延時間を基準値とするものである。すなわち、本実施形態では、照明器具3〜5は、最長側の遅延時間を有する照明器具であり、照明器具3〜5の中で最も短い遅延時間を有する照明器具5が選択され、この選択された照明器具5の遅延時間55msを基準値とする。そして、基準値よりも長い遅延時間を有する照明器具3,4に対して、それらの遅延時間を基準値とみなす。そして、補正用テーブルデータ手段23は、表3に示すように、個々の照明器具2〜6の遅延時間と基準値(55ms)との差分を複数の照明器具2〜6に対する補正用テーブルデータとするものである。
Figure 2014186811
本実施形態によれば、調光制御信号の照度比に対する複数の照明器具2〜6の点灯タイミングのばらつきを抑制し、最長側の遅延時間を有する照明器具3〜5を除く他の照明器具2,6に対して、調光制御信号の照度比で点灯するまでの時間をさらに短くすることができるという効果を有する。
なお、本発明の上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…調光システム、 2〜6…照明器具、 9…照度測定手段としての照度計、 10,11…操作装置、 12…調光信号出力装置、 18…主制御部、 23…補正用テーブルデータ作成手段、 24…出力制御手段

Claims (3)

  1. 調光操作レベルに応じた調光信号を出力する操作装置と;
    この操作装置から出力された調光信号に応じた調光制御信号が異なる伝送経路を介して伝送されて光源の光出力が制御される、または異種の光源を有する複数の照明器具と;
    個々の前記照明器具による被照射面の照度を測定可能な照度測定手段と;
    前記操作装置から出力された調光信号に応じた調光制御信号を出力する主制御部と、前記調光信号に応じてそれぞれの前記照明器具の光源を点灯したときに前記照度測定手段が測定した照度に基づいて前記調光制御信号の出力時点から特定の照度比に到達するまでの遅延時間を演算し、選択された前記照明器具の前記遅延時間を基準値として、前記複数の照明器具に対する前記遅延時間と前記基準値との差分を補正用テーブルデータとして作成し保存する補正用テーブルデータ作成手段と、前記調光制御信号を前記複数の照明器具側にそれぞれ補正用テーブルデータの前記差分に基づいたタイミングで出力する出力制御手段と、を有して形成されている調光信号出力装置と;
    を具備していることを特徴とする調光システム。
  2. 前記補正用テーブルデータ作成手段は、最長の遅延時間よりも短い遅延時間を有する前記照明器具の遅延時間を基準値とし、この基準値よりも長い遅延時間を当該基準値とみなして前記差分を作成することを特徴とする請求項1記載の調光システム。
  3. 前記補正用テーブルデータ作成手段は、最長の遅延時間に対応する前記照明器具において、特定の照度比よりも低い照度比に対する遅延時間を基準値とすることを特徴とする請求項1記載の調光システム。
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