JP2016062874A - 画像表示装置及びその製造方法、並びに画像表示装置の検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置の画素領域に設けられる電極の膜厚評価を行うには、破壊検査をしなければならない。破壊検査をすることなく、簡便に膜厚評価ができる画像表示装置を提供することを目的の一つとする【解決手段】複数の画素が配列した画素領域と、画素領域の外側に設けられた端子領域とを有し、画素領域は、画素のそれぞれが、光反射面を有する第1電極、第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層、有機エレクトロルミネセンス層上の透光性を有する第2電極、を有し、端子領域は、第1配線層と、第1配線層上の第2配線層とを有し、第1電極と第2導電層とは同じ層構造を有する画像表示装置が提供される。【選択図】図3

Description

本発明は、発光素子を用いて構成される画像表示装置に係り、開示される発明の一実施形態は発光素子が形成されるパネルの構造に関する。
発光素子の一種である有機エレクトロルミネセンス素子(以下、「有機EL素子」ともいう。)を各画素に設け、薄膜トランジスタによって構成された画素回路によって画素ごとに発光制御される画像表示装置が開発されている。
有機EL素子は、陽極と陰極と呼ばれる一対の電極で、有機エレクトロルミネセンス材料(以下、「有機EL材料」ともいう。)で形成される有機エレクトロルミネセンス層(以下、「有機EL層」ともいう。)を挟んだ構造を有している。有機EL素子の発光は、陽極及び陰極の双方から出射させることが可能であるが、当該電極の一方を反射電極、他方を透光性電極とすることで光の出射方向を設定することが可能である。有機EL素子を用いた画像表示装置は、画素を構成する有機EL素子の光出射方向により、トップエミッション型及びボトムエミッション型として区別されている。すなわち、有機EL素子の上方に光を出射する構成をトップエミッション型とし、有機EL素子の下方(薄膜トランジスタが設けられる側)に出射するのをボトムエミッション型としている。
このような画像表示装置を駆動するには、映像信号源から映像信号を入力し、回路を動作させ有機EL素子の発光をするための電力を印加する接続端子が必要となる。接続端子は、画素回路や有機EL素子を形成するときに基板上に形成する導電膜を使って基板の一端に設けられている。
接続端子は低抵抗であることが望まれるので、通常は画素回路の配線材料と同じアルミニウム(Al)を用いて形成するのが好ましいと考えられるが、接続端子は大気に露出される部分であるためアルミニウム(Al)の表面酸化や腐食による接触抵抗の増加を防ぐことが必要とされている。例えば、画像表示装置の接続端子として、アルミニウム(Al)を主成分とする端子上に、チタン(Ti)及び銀(Ag)等の高融点金属層、ITO(酸化インジウムスズ:Indium-Tin Oxide)層、およびマグネシウム(Mg)・インジウム(In)合金層を積層させた構造が開示されている(特許文献1参照)。また、接続端子の他の形態として、AlまたはAl合金を主成分とする第1の導体層と、第1の導体層の上にニッケル(Ni)−モリブデン(Mo)合金を主成分とするキャップ層とを設けた構造が開示されている(特許文献2参照)。
特開2001−282136号公報 特開2004−158422号公報
ところで、画像表示装置に設けられる有機EL素子は、多くの場合、画素回路を形成する薄膜トランジスタを埋設する絶縁層の上に陽極、有機EL層及び陰極を、この順に積層された構造を有している。トップエミッション型の画像表示装置では、陽極を光反射電極とするために、アルミニウム(Al)又は銀(Ag)などの光反射性を有する金属層と、ITOなどの透光性導電層とを積層した構造(例えば、ITO/Ag/ITO)が用いられている。ここで、金属層の上側(有機EL層側)に設けられる透光性導電層は光学設計に係わるため、その膜厚管理が重要となっている。当該透光性導電層の膜厚が製造ロット内、または製造ロット間でばらついていると、画素から出射される光の強度や色調がばらついてしまうため、品質を維持するためには製造段階のみならず、完成品での膜厚管理が重要な課題となる。
しかしながら、画素に設けられる有機EL素子は封止材によって封入されてしまうので、表示パネルの完成後に陽極に設けた透光性導電層の厚さを知るには、(1)パネルを分解し陰極及び有機EL層を除去して陽極を露出させた状態でエリプソメータを使用して膜厚測定をするか、(2)パネルを分解し、パネルの断面構造を透過電子顕微鏡で観察して陽極の透光性導電層の膜厚を評価するか、(3)マザーガラスの一部にテストサンプル用の領域を設けておく必要がある。
上記(1)及び(2)の手法は破壊検査であり、表示パネルを破壊しなければならない。それでは完成品を無駄にしてしまうばかりか、膜厚評価をするための作業が繁雑になり工程数が増加してしまう。上記(3)の手法は、マザーガラスにおけるレイアウトの制約や、表示パネルの取り数から、常にテストサンプル用の領域を設けておくことができるとは限らないという問題がある。
そこで本発明は、簡便に膜厚評価ができる画像表示装置を提供することを目的の一つとする。また、画素領域内に封入される薄膜の評価を非破壊で行うことを目的の一つとする。
本発明の一実施形態によれば、複数の画素が配列した画素領域と、画素領域の外側に設けられた端子領域とを有し、画素領域は、画素のそれぞれが、光反射面を有する第1電極、第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層、有機エレクトロルミネセンス層上の透光性を有する第2電極、を有し、端子領域は、第1配線層と、第1配線層上の第2配線層とを有し、第1電極と第2導電層とは同じ層構造を有する画像表示装置が提供される。
本発明の一実施形態によれば、複数の画素が配列した画素領域と、画素領域の外側に設けられた端子領域とを有する画像表示装置の製造方法であって、画素領域において、画素に、光反射面を有する第1電極と、第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層と、有機エレクトロルミネセンス層上の透光性を有する第2電極を形成し、端子領域に、第1配線層、第1配線層上の第2配線層を形成し、第1電極と第2導電層とを同時に作製する像表示装置の製造方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の画素領域及び端子領域の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置であって、(A)は端子領域の平面図を示し、(B)は端子領域の断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置であって、(A)は画素の断面図を示し、(B)は接続端子の断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の製造方法を説明する断面図であって、(A)はソース・ドレイン電極及び端子領域に延びる第1導電層を形成する段階を示し、(B)は第2絶縁層及び第3絶縁層を形成する段階を示す。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の製造方法を説明する断面図であって、(A)は画素領域のコンタクトホールと端子領域の開口を形成する段階を示し、(B)は画素の第1電極及び接続端子の第2導電層を形成する段階を示す。
以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
本明細書において、ある部材又は領域が他の部材又は領域の「上に(又は下に)」あるとする場合、特段の限定がない限りこれは他の部材又は領域の直上(又は直下)にある場合のみでなく他の部材又は領域の上方(又は下方)にある場合を含み、すなわち、他の部材又は領域の上方(又は下方)において間に別の構成要素が含まれている場合も含む。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置100の構成を、図1を参照して説明する。画像表示装置100は、第1基板102に画素領域106が設けられている。画素領域106は複数の画素108が配列することによって構成されている。画素領域106の上面には封止材としての第1基板104が設けられている。第1基板104は画素領域106を囲むシール材110によって、第1基板102に固定されている。第1基板102に形成された画素領域106は、封止材である第1基板104とシール材110によって大気に晒されないように封止されている。このような封止構造により画素に設けられる有機EL素子の劣化を抑制している。
第1基板102は、一端部に端子領域114が設けられている。端子領域114は第1基板104の外側に配置されている。端子領域114は、複数の接続端子116によって構成されている。接続端子116は、映像信号を出力する機器や電源などと表示パネルを接続する配線基板との接点を形成する。接続端子116におけるこの接点は、外部に露出している。第1基板102には端子領域114から入力された映像信号を画素領域106に出力するドライバ回路112が設けられていてもよい。
画像表示装置100がトップエミッション型である場合、画素108の出力光は第1基板104を通して出射される。このため、第1基板104は透光性を有している。図示されないが、第1基板104には、画素領域106に対向する領域にカラーフィルタが設けられていてもよい。
図1で例示する画像表示装置100の詳細を、図2、図3及び図4(A)及び(B)を参照して説明する。図2は画像表示装置100の平面図を示す。画素領域106は複数の画素108の配列により構成され、シール材110によって囲まれる内側の領域に設けられている。端子領域114には複数の接続端子116が配列している。図2に示すA−B線に対応する断面構造を図3に示す。なお、図2で示すA−B線は、画素領域106、ドライバ回路112及び端子領域114を切断するが、図3で示す断面図はドライバ回路を省略している。また、図2に示す端子領域114の詳細を図4(A)に示し、図2に示すC−D線に対応する断面構造を図4(B)に示す。
図3は、第1基板102上に画素領域106と端子領域114が設けられている態様を示す。画素領域106は複数の画素108から構成されるが、図3では、一つの画素108に含まれる有機EL素子146とトランジスタ118が第1基板102上に設けられている態様を示す。第1基板104は第1基板102上の画素領域106に対向して配置され、シール材110によって第1基板102と固定されている。画像表示装置100の画素領域106は、第1基板104及びシール材110によって封止され、有機EL素子146及びトランジスタ118は大気に直接晒されない構造を有している。なお、第1基板102と第1基板104は間隙をもって固定され、間隙部には充填材136が設けられていてもよい。
有機EL素子146は、第1電極148、有機EL層152、および第2電極154が積層された構造を有している。本実施形態において有機EL素子146の第1電極148は陽極であり、第2電極154は陰極に相当する電極であるものとする。また、本実施形態で説明する画像表示装置100はトップエミッション型であるため、有機EL層152の下層側に設けられる第1電極148は光反射面を有し、第2電極154は透光性を有している。有機EL層152は、有機エレクトロルミネセンス材料を含み、単一の層または複数の層が積層された構成を有している。有機EL層152の積層構造の一例は、有機EL層152をホール注入層と電子注入層とで挟んだ構造である。また、有機EL層152は、この積層構造に、ホール輸送層、電子輸送層、ホールブロック層、電子ブロック層などが適宜挿入されていてもよい。
有機EL層152がホール注入層、発光層、電子注入層の順に積層される場合、第1電極148は正孔注入性に優れるITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)を用いることが好ましい。しかし、陽極として用いられるITOは透光性導電材料の一種であり、可視光帯域の透過率が高い反面、反射率は極めて低い特性を有している。そのため第1電極148に光を反射する機能を付加するためにITOやIZO(Indium Zinc Oxide:酸化インジウム亜鉛)に代表される透光性導電膜と光反射膜との積層構造が適用される。光反射膜は、アルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)、またはアルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)の合金材料ないし化合物材料を用いて形成することが好ましい。例えば、光反射膜としてアルミニウム(Al)に数原子パーセントのチタン(Ti)を添加した合金材料ないし化合物材料を用いてもよい。これらの金属材料は、可視光帯域の光に対して高い反射率を有しているので、有機EL層152から第1電極148側に入射する光の反射光量を高めることができる。なお、光反射膜はこれらの金属に限定されず、前述の金属材料の他に、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)などを用いてもよい。いずれにしても、第1電極148を透光性導電材料による導電層と、光反射性の導電層とで構成することで、陽極としての機能を維持しつつ、光反射電極としての機能を付加することができる。
有機EL層152の上面側に設けられる第2電極154は透光性を有しつつ、陰極として電子注入性に優れることが求められる。このため、第2電極154は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む導電性材料を用いて形成される。例えば、第2電極154の材料として、リチウムまたはマグネシウムを含むアルミニウムが用いられる。この場合、第2電極154を透光性とするために、リチウムまたはマグネシウムを含むアルミニウムによる被膜は、光が透過する程度の厚さとすることが求められる。また、他の形態として、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む層を、第2電極154と有機EL層152(電子注入層)との間に設けてもよい。この場合、光透過性を有する限り第2電極154を形成する材料の選択肢は増加し、例えば、ITOやIZOなどの透光性導電材料を用いることができる。
なお、第1電極148の周縁部はバンク層150によって覆われていてもよい。有機EL層152及び第2電極154は、第1電極148の上面からバンク層150の表面に沿って設けられる。バンク層150により第1電極148の周縁部が覆われていることにより、第1電極148による段差部で第2電極154と短絡することとを防止している。
上記のように、光反射性を備えた第1電極148と、光透過性を備えた第2電極154の組み合わせにより、有機EL層152で発生する光は、第1基板104へ放射される。すなわち、画素108を構成する有機EL素子146の出力光は、第1基板104を通して出射される。なお、第2電極154の上層側には、有機EL素子146を保護するために透光性のパッシベーションとしての第4絶縁層134が設けられていてもよい。
トランジスタ118は、半導体層120と、半導体層120を覆うゲート絶縁層122、およびゲート絶縁層122の上面に半導体層120と重なるように設けられたゲート電極124を含んで構成されている。半導体層120は、非晶質又は多結晶のシリコン若しくは酸化物半導体を用いて形成される。トランジスタ118は、ゲート電極124にゲート電圧が印加されることにより半導体層120にチャネルが形成される。半導体層120はチャネルが形成される領域の他に、トランジスタのソース及びドレインに相当する領域を含む。第1絶縁層126上に設けられるソース・ドレイン電極128は、半導体層120のソース領域及びドレイン領域に相当する領域とコンタクトしている。
ソース・ドレイン電極128は、アルミニウム(Al)などの金属材料による導電層によって形成されている。この導電層は、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)などの高融点金属層とアルミニウム(Al)との積層構造を有していてもよい。ソース・ドレイン電極128は、このような積層構造を有することにより、耐熱性を高め、また半導体層120と良好なオーミックコンタクトを形成することができる。
トランジスタ118と有機EL素子146との間には絶縁層が設けられている。絶縁層は複数の層で構成されていてもよい。図3では絶縁層として、第2絶縁層130と第3絶縁層132が設けられた態様を示す。このとき、第2絶縁層130はトランジスタ118を埋め込み、表面を平坦化する平坦化層としての機能を有していてもよい。また、第3絶縁層132は、トランジスタ118を保護するパッシベーションとしても機能を有していてもよい。有機EL素子146の第1電極148は、第2絶縁層130及び第3絶縁層132を貫通するコンタクトホールによってソース・ドレイン電極128と接続されている。
第1基板102の端部の設けられる端子領域114には接続端子116が設けられている。接続端子116は、画素領域106から延びる第1配線層142の一端に形成される。接続端子116には、第1配線層142の上面を覆う第2配線層144が設けられている。
第1配線層142は、トランジスタ118を形成するゲート電極124と同じ導電層、またはソース・ドレイン電極128を形成する層と同じ導電層によって形成される。これらの導電層のいずれかを流用して接続端子116に延びる第1配線層142を形成することで、製造工程の短縮を図ることができる。図3では、ソース・ドレイン電極128を形成する導電層によって第1配線層142が形成される態様を示す。
第1配線層142の上層には第2絶縁層130及び第3絶縁層132が形成されるので、端子領域114においてはこれらの絶縁層が除去されている。この場合、平坦化層として用いる第2絶縁層130は厚膜であるので、端子領域114においては接続端子116が露出するようにほぼ全てが除去される。一方、第3絶縁層132はトランジスタ118のパッシベーション層でもあるので、第1配線層142のパッシベーションを兼ねている。図4(A)及び(B)で示すように、第3絶縁層132は、第1配線層142の側面部及び上面部を覆い、端子領域114において第1配線層142が露出するように開口部140が設けられている。
第2配線層144は、第3絶縁層132の開口部140に重ねて設けられている。すなわち、第2配線層144は、開口部140において第1配線層142と接触し電気的に接続されている。第2配線層144は、第3絶縁層132の上層側に形成される導電層によって形成されれば良い。この場合、第2配線層144を、第1電極148を形成する導電層によって形成することで、第1電極148の構造を端子領域114に設けることができる。これにより、第1基板104とシール材110によって封入されてしまう第1電極148の構造を、画素領域106の外側に設けることができる。
本実施形態において、第1電極148は、ITOやIZOなどの透光性導電膜と、アルミニウム(Al)または銀(Ag)による金属膜との積層構造を有しているため、第2配線層144も同じ積層構造を有している。ITOやIZOなどの透光性導電膜は、アルミニウム(Al)に比べて硬質の導電膜であるため、第1配線層142の保護膜として用いることができる。
図5(A)及び(B)に画素108に設けられる第1電極148と、端子領域114に設けられる第2配線層144の詳細を示す。第1電極148は、下層側から順に第1導電層156a、第2導電層158aおよび第3導電層160aが積層された構造を有している。このうち、最上層にある第3導電層160aは、陽極としても機能を発現するためにITOやIZOなどの透光性導電材料によって形成されている。第3導電層160aの下層にある第2導電層158aは、光反射面を形成するためにアルミニウム(Al)または銀(Ag)などの金属材料で形成されている。また、第1導電層156aは、ソース・ドレイン電極128及び第1配線層142との密着性を高め、接触抵抗を低減するために適切な導電材料を用いて形成される。同時に、第1導電層156は、第2導電層158と第3絶縁層132との密着性が悪い場合に、密着性を補う機能を有する。例えば、第1導電層156aとして、ITOやIZOなどの透光性導電材料を用いて形成することができる。また、チタン(Ti)や窒化チタン(TiN)、あるいはモリブデン(Mo)・タングステン(W)合金などの金属材料を用いて形成することができる。
第1電極148は、有機EL層152の発光を第2導電層158による光反射面で反射する機能を有している。第3導電層160aは、有機EL層から放射された光が入射し、第2導電層158による光反射面で反射した光が通過する光路になる。すなわち、第3導電層160aは入射光と反射光の光路になるため、光路長を決める膜厚の管理が重要となる。第3導電層160aは500nm以下、好ましくは5nmから200nm、例えば10nmの厚さに形成される。第3導電層160aをこの範囲より厚くすると光の吸収損失により光強度が減衰してしまい、この範囲より薄く形成しようとすると製造上、膜厚管理が困難になる。
第3導電層160aの膜厚が、パネルごと、および製造ロットごとにばらついていると、光の干渉効果の影響により、画素から出射される光の光量が変化してしまう。また画素から出射される光としてR(赤)、G(緑)、B(青)各色の出射光強度が変わり、色調が変化してしまう。このため、製造されたパネルにおける第3導電層160aの膜厚を非破壊で検査することは、工程管理および品質管理の上できわめて重要な要素となる。
本実施形態に係る画像表示装置では、第1電極148と同じ構造は、第1基板102の端部である端子領域114において、第2配線層144として露出した状態で設けられる。図5(B)で示すように、第2配線層144は、第1電極148と同じ第1導電層156b、第2導電層158bおよび第3導電層160bの積層構造を有している。
本実施形態において、第1電極148の膜厚評価は、外部に露出する第2配線層144の第3導電層160bの膜厚を測定し、評価することで行うことができる。これにより、パネル内部に封入されてしまう第1電極148の第3導電層160aの厚さを知ることができる。第3導電層160bは光反射面を形成する第2導電層158bの上面に設けられているので、第3導電層160bの膜厚は、エリプソメータにより光学的に測定することができる。また、第3導電層160bの膜厚評価は、蛍光X線膜厚測定器を用いて行うことができる。
また、第2配線層144における第1導電層156bは、第1電極148の第1導電層156aと同じ材質であるので、第1配線層142との密着性を高め、接触抵抗を低減することができる。
本実施形態に係る画像表示装置によれば、画素領域106に設けられる第1電極148と、端子領域114に設けられる第2配線層144を同じ層構造とすることで、第1電極148の膜厚を評価したい場合、第2配線層144の膜厚を評価することによって代用することができる。それにより、第1電極の膜厚管理を非破壊で行うことができる。
次に、本実施形態に係る画像表示装置の製造方法の一例を説明する。図6(A)および(B)、並びに図7(A)および(B)は、本実施形態に係る画像表示装置100の製造工程を説明する断面図を示す。図6(A)は、第1絶縁層126の上面にソース・ドレイン電極128と端子領域114に延びる第1配線層142とを形成する段階を示す。この段階では第1絶縁層126およびゲート絶縁層122を貫通するコンタクトホールを形成した後、第1絶縁層126上に導電層を形成する。導電層は、アルミニウム(Al)またはアルミニウム(Al)にチタン(Ti)などの高融点金属元素が添加されたアルミニウム合金による単層、あるいはチタン(Ti)、モリブデン(Mo)、モリブデン−タングステン合金による第1層とアルミニウムまたはアルミニウム合金による第2層が積層することで形成される。ソース・ドレイン電極128は、この導電層をパターニングして形成する。同じ導電層を用いて、端子領域114に延びる第1配線層142を形成する。
図6(B)は、第2絶縁層130及び第3絶縁層132を形成する段階を示す。第2絶縁層130は、絶縁性の有機樹脂材料を用いて形成する。有機樹脂材料としてはポリイミド樹脂またはアクリル樹脂などが用いられる。第2絶縁層130は、有機樹脂材料を第1基板102の上面に塗布し、所定の温度で焼成することで形成される。第2絶縁層130としての有機樹脂層は500nmから5000nm、例えば1500nmの厚さで形成する。第2絶縁層130として用いる有機樹脂層をこの膜厚で塗布形成することにより、トランジスタ118及び第1配線層142は有機樹脂層に埋設される。第1配線層142は端子領域において露出させるため、端子領域114における有機樹脂層をエッチングにより除去する必要がある。このようにして形成される第2絶縁層130は、有機樹脂層を形成したときのレベリングの効果により表面が平坦化されている。また、端子領域114においては、第2絶縁層130が存在しないように除去されている。
第3絶縁層132は無機絶縁材料で形成する。無機絶縁材料としては窒化シリコンが好ましく、その他に酸窒化シリコン、酸化シリコンなどを用いて形成してもよい。第3絶縁層132は、第2絶縁層130及び端子領域114の領域を覆うように形成する。第3絶縁層132は100nmから500nmの厚さで形成することが好ましい。このような膜厚で第3絶縁層132を形成することで、水蒸気などを遮断するパッシベーション層として機能させることができる。
図7(A)は画素領域106においてコンタクトホールを形成し、端子領域114において第1配線層142を露出させる開口部を形成する段階を示す。コンタクトホール138は、第3絶縁層132および第2絶縁層130をエッチングし、トランジスタ118のソース・ドレイン電極128が露出するように形成する。開口部140は、第3絶縁層132をエッチングし第1配線層142の上面が露出するように形成する。コンタクトホール138及び開口部140は、ドライエッチングにより形成することができる。
図7(B)は、画素領域106において第1電極148を形成し、端子領域114において第2配線層144を形成する段階を示す。第1電極148及び第2配線層144は同じ導電層で形成する。この導電層は、前述のように第1導電層、第2導電層および第3導電層を積層して形成する。第1導電層は、ITOやIZOなどの透光性導電材料、またはチタン(Ti)や窒化チタン(TiN)、あるいはモリブデン(Mo)・タングステン(W)合金などの金属材料を用いて形成する。第2導電層は光反射面を形成するためにアルミニウム(Al)または銀(Ag)などの金属材料で形成する。第2導電層の膜厚は、トップエミッション型の表示装置の場合は、第一に光透過を十分に抑えた反射面が形成できる程度の膜厚、一方で十分な低抵抗と、パターニング時の加工性を考慮すると、50nmから200nm程度が好ましく、例えば130nmの膜厚で形成される。第3導電層はITOやIZOなどの透光性導電材料を用い、500nm以下、好ましくは50nmから200nm、例えば10nmの厚さで形成する。
第1導電層乃至第3導電層はスパッタリング法により形成することができる。第1基板102の全面に形成された導電層をエッチング加工することによって、第1電極148と第2導電層144を形成する。第1電極148及び第2導電層144は同じ導電層から形成するので、エッチングにより同時に形成することができる。
その後、有機EL層152、第2電極154、第4絶縁層134を順次形成し、シール材110を用いて第1基板104を貼り合わせることにより、図3で示す画像表示装置100を作製することができる。
本実施形態に係る画像表示装置の製造方法によれば、画素領域106に設けられる第1電極148と、端子領域114に設けられる第2配線層144を同時に形成することができる。第1電極148と第2配線層144は同じ導電層を用いて作製することができる。第1導電層156と第2配線層144は同じ積層構造を有している。そのため、第1電極148の膜厚を評価したい場合、第2配線層144の膜厚を評価することによって代用することができる。
例えば、第1電極148が、第1導電層、第2導電層及び第3導電層による積層構造を有している場合において、第3導電層の膜厚を評価したい場合、第2配線層144の第3導電層の膜厚を測定すれば、間接的に第1電極148における第3導電層の膜厚を知ることができる。すなわち、本実施形態に係る製造方法によれば、画像表示装置の製造工程が終了した後の段階において、パネル内に封止される第1電極148の膜厚評価を、パネルを破壊することなく、第2配線層144の膜厚を評価することによって行うことができる。
本発明の他の一実施形態によれば、上述のように、画素領域106に設けられる第1電極148と、端子領域114に設けられる第2導電層158とを同じ層構成で形成することで、第1電極148の膜厚を検査することができる。すなわち、第1電極148における第3導電層160aの膜厚を検査するために、同じ層構造を有する第2導電層158の第3導電層160bの膜厚を代用特性として用いて検査をすることができる。それにより、画像表示装置において光学特性に影響を与える電極部材の検査を非破壊で行うことができる。
なお、本実施形態はトップエミッション型の画像表示装置について例示したが、本発明はこれに限定されず、ボトムエミッション型の画像表示装置に適用することができる。ボトムエミッション型の画像表示装置は画素に設けられる第1電極が透光性を有するように透光性導電材料によって形成される。本実施形態によれば、画素における第1電極と、端子領域において接続端子を構成する第2導電層は同じ層構造で設けられる。そのため第2導電層の膜厚を測定すれば、第1電極の膜厚を評価することができる。ボトムエミッション型では有機EL層で発光した光が、第1電極を透過して出射されるため、第1電極の膜厚評価することで、出射光強度及び出射光の色調などの管理をすることができる。
100・・・画像表示装置、102・・・第1基板、104・・・第1基板、106・・・画素領域、108・・・画素、110・・・シール材、112・・・ドライバ回路、114・・・端子領域、116・・・接続端子、118・・・トランジスタ、120・・・半導体層、122・・・ゲート絶縁層、124・・・ゲート電極、126・・・第1絶縁層、128・・・ソース・ドレイン電極、130・・・第2絶縁層、132・・・第3絶縁層、134・・・第4絶縁層、136・・・充填材、138・・・コンタクトホール、140・・・開口部、142・・・第1配線層、144・・・第1配線層、146・・・有機EL素子、148・・・第1電極、150・・・バンク層、152・・・有機EL層、154・・・第2電極、156・・・第1導電層、158・・・第2導電層、160・・・第3導電層。

Claims (12)

  1. 複数の画素が配列された画素領域と、前記画素領域の外側に設けられた端子領域とを有し、
    前記画素領域は、前記画素のそれぞれが、第1電極、前記第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層、前記有機エレクトロルミネセンス層上の透光性を有する第2電極、を有し、
    前記端子領域は、第1配線層と、前記第1配線層上の第2配線層とを有し、
    前記第1電極と前記第2配線層とは同じ層構造を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第1電極及び前記第2配線層は、少なくとも2つの導電層が積層された構造を有し、前記2つの導電層の内一方は光反射性の金属層であり、他方は、前記一方上に積層された透光性導電層であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記金属層は、アルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)、またはアルミニウム(Al)若しくは銀(Ag)の合金材料から選ばれた金属層であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記透光性導電層は、酸化インジウムスズ(ITO)層または酸化インジウム亜鉛(IZO)層であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記画素領域は、その周囲をシール材によって封止され、前記端子領域が前記シール材の外側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 複数の画素が配列された画素領域と、前記画素領域の外側に設けられた端子領域とを有する画像表示装置の製造方法であって、
    前記画素領域において、前記画素に、光反射面を有する第1電極と、前記第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層と、前記有機エレクトロルミネセンス層上の透光性を有する第2電極を形成し、
    前記端子領域に、第1配線層、前記第1配線層上の第2配線層を形成し、
    前記第1電極と前記第2配線層とを同時に作製することを特徴とする画像表示装置の製造方法。
  7. 前記第1電極および前記第2配線層は、少なくとも2つの導電層を積層し、前記2つの導電層の内一方を光反射性の金属材料で形成し、他方を透光性導電材料で、前記一方上に積層して形成することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置の製造方法。
  8. 前記第2導電層は、アルミニウム(Al)または銀(Ag)、若しくはアルミニウム(Al)または銀(Ag)の合金材料でから選ばれる材料で形成することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置の製造方法。
  9. 前記第3導電層は、酸化インジウムスズ(ITO)層または酸化インジウム亜鉛(IZO)層で形成することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置の製造方法。
  10. 前記第1電極と前記第2導電層は、同じ導電層を同時にエッチングして形成することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置の製造方法。
  11. 複数の画素が配列された画素領域と、前記画素領域の外側に設けられた端子領域とを有する画像表示装置の検査方法であって、
    前記画素領域において、前記画素に、第1電極と、前記第1電極上の有機エレクトロルミネセンス層と、前記有機エレクトロルミネセンス層上の第2電極を形成し、
    前記端子領域に、第1配線層、前記第1配線層上の第2配線層を形成し、
    前記第1電極と前記第2配線層とを、同時に形成し、
    前記第2配線層の膜厚を代用特性として、前記第1電極の検査を行うことを特徴とする画像表示装置の検査方法。
  12. 前記第1電極および前記第2配線層は、少なくとも2つの導電層を積層し、前記2つの導電層の内一方を光反射性の金属材料で形成し、他方を透光性導電材料で、前記一方上に積層して形成することを特徴とする請求項11に記載の画像表示装置の検査方法。
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