JP2016062237A - リスク評価票作成システム及びリスク評価票作成方法 - Google Patents

リスク評価票作成システム及びリスク評価票作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】評価対象の状態に応じた評価項目を有するリスク評価票を作成する。
【解決手段】リスク評価票生成システムは、プロジェクトにおけるリスク評価のための評価項目および評価項目に対応する評価値を格納する評価項目定義情報DB、評価項目と他の評価項目と間の親子関係を格納する因果構造定義情報DB、プロジェクトの過去の評価結果を格納する評価結果情報DB、および、評価項目定義情報DBに格納された評価項目を選択し、選択した評価項目が、評価結果情報DBに格納されたプロジェクトの過去の評価結果として発現しているとき、選択した評価項目に対する親子関係の子項目に相当する他の評価項目を因果構造定義情報DBから選択し、選択した他の評価項目を評価項目に置き換えて新たな評価項目として評価票を作成する評価処理部を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定期的に実行するリスク評価における評価票の作成システム及び作成方法に関する。
特許文献1には、「リスク評価票を、評価対象の実情に応じた項目群として作成することができるリスク評価票作成技術を提供する」ことを目的として「属性の指定を受け付ける手段と、前記指定を受け付けた属性について、前記項目データベースに、評価票に載せるべき評価項目データの検索を指示する手段と、前記項目データベースから、前記指示した属性について該当する評価項目データを取得する手段と、取得した評価項目データに基づいてリスク評価票を作成し、前記端末装置に送る」方法が記載されている。
特許文献2には、「提案されたシステムの運用時のリスクを判断できるようにする。要望受付手段(1)に、構築するシステムに関する顧客の要望が入力されると、項目抽出手段(2)によりリスク管理情報(3)から、要望受付手段(1)で受け付けた顧客の要望に応じて発生する可能性のあるリスク項目が抽出される。そして、リスク一覧生成手段(4)により、項目抽出手段(2)で抽出されたリスク項目の一覧を含むリスク一覧(4a)が生成され、表示される。」と記載されている。
特許文献3には、「利用者のリスクを診断し、これに基づく最適な保険商品を紹介する。」課題を解決するために「診断システムは、利用者に関する情報を記憶した利用者データベース、保険商品の情報を格納する保険商品データベース、利用者データベースの基本テーブルに記憶された利用者のログイン回数にしたがって、利用者データベースから、質問項目を選択して、これらを提示する入力項目提示部、提示された項目に対する回答を受理し、これらを予め設定されたリスクカテゴリーに分類し、当該各リスクカテゴリーに関連して数値化し、リスクカテゴリーごとの統計データと比較することにより、各リスクカテゴリーに関連する危険度を算出して、当該危険度を含む診断結果を利用者に提示するリスク診断部、および、診断結果を参照して、保険商品データベースから保険商品を選択して提示する保険診断部とを備えている。」方法が記載されている。
特許文献4には、「監査において、アセスメントの出題アルゴリズムを自動生成するとともに、重み付け集計により複数のアルゴリズム結果の適切な比較表示を行う。」課題を解決するために「通信ネットワークを介して接続された監査用端末とISO監査サーバを有するISO監査システムであって、ISO監査サーバが、アセスメントの実施にあたり、履歴DBに登録されている当該アセスメントの情報と質問DBに登録されているISO条文に関連する質問情報とにもとづいて、質問の出題アルゴリズムを組み立て、監査用端末から受信した回答に対し、この回答に対応する質問の配点と、その質問に設定された重み付け配点と、ISO条文の章または節ごとに設定された重み付け配点と、にもとづいて得点を計算し、かつ、質問DBに登録されている各質問の評価軸ごとに、得点を集計するISO監査システム。」が記載されている。
特開2009−176058号公報 WO2006/070454 特開2003−58710号公報 特開2004−295590号公報
プロジェクトのような任意の対象に対し定期的にリスクの評価を行う際に、リスクを特定するために網羅的に評価項目を提示する必要がある。しかしながら、網羅的にするには汎用的かつ多くの評価項目を持つ必要があるが、評価作業の負担が増加するとともに対象物に対して適切でない評価項目も含むことによる評価精度の悪化に繋がる。従来の方法として評価項目をカスタマイズする方法があるが以下の問題があった。特許文献1〜3では評価対象の特性に応じて評価対象範囲の絞込みや評価項目の詳細度の掘り下げを行うものであり、特許文献4は評価結果に応じてそれ以降の評価項目を組み直す仕組みを提供しているが、これらは一時的な評価時に閉じたものである。このように、特許文献1〜4は、一時的なリスク評価に関するものであり、同じ対象に対する定期的なリスク評価が考慮されていない。
開示するリスク評価票生成システムは、プロジェクトにおけるリスク評価のための評価項目および評価項目に対応する評価値を格納する評価項目定義情報DB、評価項目と他の評価項目と間の親子関係を格納する因果構造定義情報DB、プロジェクトの過去の評価結果を格納する評価結果情報DB、および、評価項目定義情報DBに格納された評価項目を選択し、選択した評価項目が、評価結果情報DBに格納されたプロジェクトの過去の評価結果として発現しているとき、選択した評価項目に対する親子関係の子項目に相当する他の評価項目を因果構造定義情報DBから選択し、選択した他の評価項目を評価項目に置き換えて新たな評価項目として評価票を作成する評価処理部を有する。
開示するリスク評価票生成システムによれば、評価対象の状態に応じた評価項目を有する評価票を作成できる。
リスク評価装置の構成図である。 事象間の原因と結果の関係の説明図である。 因果構造定義情報DBに格納される情報を可視化したものである。 評価項目情報の例である。 評価項目の推移の例である。 因果構造の定義情報の例である。 評価結果情報DBの例である。 評価項目定義処理部の処理フローチャートである。 評価処理部の処理フローチャートである。 評価項目情報登録画面の例である。 因果構造情報定義画面の例である。 評価対象プロジェクト選択画面の例である。 評価入力画面の例である。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本実施例では、定期的なリスク評価の対象の例としてプロジェクトを取り上げ、そのリスク評価の例を用いて説明する。ただし、下記説明から明らかになるように、本実施例は、一般的なアンケートや監査などにおける評価システムに適用してもよい。
プロジェクトにおけるリスク評価は、プロジェクトを成功に導くためにプロジェクトのリスクに繋がる事項を洗い出し、対処計画を立てるものである。具体的には、「リスク事象(損失を引き起こす出来事や状態)」を洗い出すために「リスク事象のドライバー(プロジェクト環境の中でリスク事象の発生へ導くもの)」を洗い出し、リスク事象への対処として対応策を立案する。プロジェクトにおけるリスク評価は、リスク事象のドライバーとなりうる情報を評価項目とし、プロジェクトマネージャに評価させることでリスクの洗い出しおよび対策に繋げていくアクティビティである。また、プロジェクトマネージャがリスク評価を行うことで任意の時点でのリスクを把握することや、リスクにスコアを紐付けることで定量的なリスクの把握やリスクの推移を認識することが可能となる。プロジェクトマネージャに評価させる評価項目は、PMO(Project Management Office)などのプロジェクトを組織的に支援する部門のメンバ(支援部門)が規定しプロジェクト開始前に登録する。このように、定期的なリスク評価を実行するプロジェクト管理などにおける評価項目の設定に際して、当初(プロジェクト開始前)は支援部門などによる規定が必要となる。しかし、定期的なリスク評価に対応するための評価項目の設定の繰り返しに際しては、リスク評価システムが評価項目を設定し、評価票として出力することが、プロジェクト管理などにとって有意である。
プロジェクトマネージャがリスクの洗い出しに用いる際の個々の評価内容を評価項目、評価項目の集合を評価項目群、評価項目群を用いておこなうチェックリストなどのツールを評価票と呼ぶこととする。評価項目の定義とは、評価項目の情報(評価項目情報)としてプロジェクトマネージャに評価させる設問内容および回答の選択肢、回答に対するスコアの定義などを規定することをいう。
図1は、本実施例のリスク評価装置の構成図である。評価項目を定義する際に用いる評価項目定義端末装置(111)とプロジェクトマネージャなどが評価時に用いる評価用端末装置(112)およびリスク評価システム(113)がネットワークを介して接続している。リスク評価システム(113)は、中央制御装置(103)と入力装置(104)と出力装置(105)とともに、評価項目定義処理部(101)、評価処理部(102)、評価項目情報DB(106)、因果構造定義情報DB(107)、評価結果情報DB(108)、評価項目変更情報DB(109)を持ち、通信インタフェース(110)を介して評価項目定義端末装置(111)や評価用端末装置(112)を情報のやり取りを行うコンピュータシステムである。
図8は、評価項目定義処理部(101)の処理フローチャートである。評価項目定義処理部(101)は、評価項目定義用端末装置(111)から入力された評価項目情報を読み込む(ステップ701)。評価項目情報は、図10に示す評価項目情報登録画面において定義される。評価項目情報登録画面は、設問内容(1001)と回答の選択肢(1003)、スコアの満点値(1002)、回答の選択肢における配点スコア(1004)と関連工程(1005)の入力項目からなる。
設問内容(1001)は、リスク評価時にプロジェクトマネージャに問う設問内容を規定するものであり、例えば「進捗に遅れが生じていないか?」や「プロジェクトメンバ内で意思疎通が図れているか?」などのプロジェクトにおける事実情報に対する確認内容が記載される。選択肢(1003)は、設問内容(1001)に対する回答が規定される。回答は例えば「仕様は曖昧ではないか?」という評価項目に対する回答して「曖昧でない」や「曖昧である」などであるが、回答は必ずしも選択肢である必要はない。「プロジェクトの規模は?」や「プロジェクトの進捗率は?」という評価項目に対してフリーテキストで入力させるものでも良い。各回答の選択肢や内容に応じてスコア(1004)が定義される。スコアは満点値(1002)を規定することで評価項目の重要度に応じた重み付けを定義できる。関連工程(1005)には、評価項目が関係するプロジェクトの開発工程など、何らかの評価項目の分類軸に応じたカテゴリわけを定義する。
評価項目定義処理部(101)は、評価項目情報登録画面において入力された情報を評価項目定義情報DB(106)に書き込む(ステップ702)。
図4は、評価項目定義情報DB(106)に書き込まれる評価項目情報の例である。評価項目情報は、項目ID(401)、設問内容(402)、回答選択肢(405)、設問の満点(406)および関連工程(407)を含む。設問内容(402)には、評価項目情報登録画面の設問内容(1001)の情報が格納される。設問内容(402)に応じて固有の項目ID(401)が自動的に割り振られている。回答選択肢(405)には、評価項目情報登録画面の選択肢(1003)やスコア(1004)の内容がそれぞれ格納される(403、404)。工程(407)には、評価項目情報登録画面の関連工程(1005)の情報が格納される。
評価項目定義処理部(101)は、評価項目を定義した後に、評価項目間の関係定義情報を読み込む(ステップ703)。評価項目間の関係定義情報とは、ステップ702で定義した評価項目と他の評価項目との関係を規定するものである。具体的には、評価項目の設問内容に関する事象と原因と結果の関係(因果関係)にある事象の発現の有無を問う設問内容を持つ評価項目との紐付けを定義する。
図2は、事象間の原因と結果の関係(因果関係又は親子関係)の説明図である。例えば、事象(201)の「仕様に関する要求が不明確」は事象(202)の「仕様に曖昧な部分が多い」の原因となる。逆に、事象(202)は事象(201)の結果の関係となる。また、事象(202)は事象(203)の「仕様変更が多発する」の原因となる。さらに、事象(203)が事象(204)の「コストの超過」に繋がるとすると、事象(201)、事象(202)、事象(203)、および事象(204)は、失敗に至る過程を構造化したものと考えることができる。なお、事象は、事象(201)、事象(202)、事象(203)のように損失を引き起こす出来事/状態(205)と、事象(204)のように損失が発生するもの(206)というように分類できる。また、それぞれの事象に対して、その時点での対策案(207)が紐付けられる。
評価項目間の関係定義情報は、図11に示す因果構造情報定義画面において定義される。因果構造情報定義画面は、上位項目(1101)と下位項目候補(1102)の表示項目を含む。上位項目(1101)にはステップ702で定義した評価項目の設問内容が表示(1103)され、下位項目候補(1102)にはそれまでに定義した評価項目の一覧が表示(1104)される。下位項目候補の表示内容は、評価項目定義情報DB(106)で格納する内容の左側に関連性(1105)としてチェックボックスを有する形で表示される。上位項目(1101)の評価項目が原因となり発生すると考える評価項目について関連性(1105)にチェックを入れ、登録することで、関連性が定義できる。例えば、「仕様は曖昧でないか?」(1103)という評価項目については「仕様に曖昧な部分が多いか?」(1106)が選択される。
評価項目定義処理部(101)は、関係項目定義画面において入力された情報を因果構造定義情報DB(107)に書き込む(ステップ704)。
図6は、因果構造定義情報DB(107)に格納される因果構造の定義情報の例である。因果構造の定義情報は、関連のある上位項目ID(601)と下位項目ID(602)の階層を示している。上位項目ID(601)にはステップ702で定義した評価項目の項目ID(401)が格納され、下位項目ID(602)にはステップ703の関連性(1005)で選択された評価項目の項目ID(401)が格納される。例えば、項目IDが“A”の「仕様に関する要求が不明確か?」に対し、関係項目定義画面にて、項目IDが“C”の「仕様に曖昧な部分が多いか?」が紐付けられたとすると、因果構造定義情報DB(107)の階層定義テーブルのレコード603のように情報を格納する。
図3は、因果構造定義情報DB(107)に格納される情報を可視化したものである。ノード301の項目ID“A”の下位にノード302の項目ID“C”が紐付けられている。なお、ノード303のようにノードから次のノードに矢印がないものは損失が発生するもの(206)となる。なお、ノード間には発生確率(304)を定義することも可能である。例えば、“B”から“E”に40%の確率で遷移するということも定義できる。また、ノード毎に損失期待値(305)とノード間の伝播係数(306)も定義されてもよい。
項目定義処理部(101)は、ステップ701〜704を全ての評価項目が登録し終えるまで繰り返す。なお、図8の例ではそれぞれの評価項目を定義(ステップ701、702)し、この評価項目の関係性を定義(ステップ703、704)する作業を繰り返しているが、先に全ての評価項目を定義した後に関係性の定義を行う処理でも良い。
評価処理部(102)は、評価結果情報DB(108)に格納されている同一プロジェクトの過去の評価結果を用いて作成した評価票を評価用端末装置(112)に表示し、評価用端末装置(112)から入力された情報を読み込み、評価結果情報DB(108)に書き込む。
図9は、評価処理部(102)の処理フローチャートである。評価処理部(102)は、評価対象となるプロジェクトの情報を読み込む。プロジェクトの情報は、評価用端末(112)において図12に示す評価対象プロジェクト選択画面にて入力される。
評価対象プロジェクト選択画面では、評価対象となるプロジェクト一覧(1201)と対象プロジェクトの開発工程を選択する項目(1202)が表示される。プロジェクト一覧(1201)ではプロジェクト名(1203)と前回評価時(1204)と前回評価時工程(1205)の情報と選択(1206)がラジオボタンで表示される。プロジェクトマネージャは自身が評価するプロジェクトを確認し、対象プロジェクトの選択(1206)に入力する。また、開発工程の選択項目(1202)にて対象プロジェクトの開発工程の情報を選択する。評価対象プロジェクト選択画面にて評価実施(1207)を押下すると、評価処理部(102)のステップ902の処理に移る。
評価処理部(102)は、評価結果情報DB(108)から対象プロジェクトにおける過去の評価結果の情報を読み込む(ステップ902)。図7は、評価結果情報DB(108)の例である。評価結果情報DB(108)は、プロジェクトID(801)、評価日(802)、および回答結果(803)を含む。プロジェクトID(801)には、それぞれのプロジェクトに対して割り振られている固有のIDが格納される。評価日(802)には、評価処理部(102)が実行した評価の日付が格納される。回答結果(803)には、評価票の設問内容における回答内容が格納される。例えば、レコード804、805、806、および807は同一プロジェクトにおける一ヶ月毎の評価結果データが格納されており、 “D”(808)のようにある評価項目における評価結果の推移を得ることもできる。
評価処理部(102)は、ステップ902で読み込んだ過去の評価結果データと因果構造定義情報DB(107)のデータを用いて、今回の評価票の評価項目を選択する(ステップ903)。評価項目の選択は前回評価に用いた全ての評価項目に紐付く上位項目および当該上位項目に紐付く下位項目に格納されている評価結果データを基に評価時の階層を挙げるか否かを判断する。例えば、項目ID“A”の下位項目として“C”が定義されているとする。評価結果情報DB(108)のレコード804において“A”の評価結果の値は「仕様に関する要求が不明確」とする。この時、レコード804の次の評価時であるレコード805では“A”は評価票に含まれず、下位項目である“C”が評価票に含まれ回答結果が格納される。この仕組みを直感的に理解するものとして図5に評価項目の推移の例を示す。“A”と“C”、“C”と“F”、“B”と“D”、“B”と“E”、“D”と“F”および“D”と“G”は親子関係にあり,N回目の評価票に含まれる“C”、“D”、および“E”の評価結果において“C” “D”は設問内容が発現した(事象が発生したと考えられる結果)場合に、N+1回目の評価票では“C”や“D”の評価項目に代えて“F”と“G”の評価項目を評価票に入れる。
評価処理部(102)は、生成した評価票を評価用端末装置(112)に表示する(ステップ904)。評価処理部(102)は、評価票の評価項目を、それに対応する対策案と対応させて表示する。また、評価項目が複数のときは、評価処理部(102)は、発生確率(304)又は損失期待値(305)の高い順に評価項目を表示する。
プロジェクトマネージャは、図13に示す評価入力画面に表示される評価票にて各設問内容へ回答する。評価入力画面は、設問内容(1301)と回答欄(1302)を含む。ステップ903により作成された評価票に含まれる評価項目について、設問内容(1301)には、評価項目定義情報DB(106)の項目定義テーブルの設問内容(402)の内容が記載され、回答欄(1302)には項目定義テーブルの回答選択(403)の情報が埋め込まれる。回答選択の場合、プルダウン(1303)で選択候補が表示される。
評価処理部(102)は、プロジェクトマネージャによる評価入力画面への入力後に、それぞれの設問内容(1301)に対する回答(1303)を評価結果として読み込む(ステップ905)。評価処理部(102)は、評価結果を、対象プロジェクトのID(801)と評価システムが取得した評価日(802)とともに評価結果情報DBに書き込む(ステップ905)。
本実施例によれば、評価対象であるプロジェクトの状態に応じた評価項目を有するリスク評価票を作成できる。
本実施例では、評価処理部(102)のステップ903における派生的な処理方法の例を説明する。なお、ステップ903以外の処理については実施例1と同様であるため、説明を省略する。
評価処理部(102)は、ステップ902で読み込んだ過去の評価結果データと評価項目情報DB(108)、およびステップ901で読み込んだ開発工程(1202)のデータを用いて、今回の評価票の評価項目を選択する。評価項目は今回の評価時の開発工程の情報に基づいて選択される。
本実施例によれば、プロジェクトの開発工程に応じた評価項目を有するリスク評価票を作成できる。
説明した実施形態によれば、評価対象であるプロジェクトの状態に応じた評価項目を有するリスク評価票を作成できる。
101:評価項目定義処理部、102:評価処理部、103:中央制御装置、104:入力装置、105:出力装置、106:評価項目定義情報DB、107:因果構造定義情報DB、108:評価結果情報DB、110:通信インタフェース、111:評価項目定義端末装置、112:評価用端末装置。

Claims (8)

  1. プロジェクトにおけるリスク評価のための評価項目および前記評価項目に対応する評価値を格納する評価項目定義情報DB、
    前記評価項目と他の評価項目との親子関係を格納する因果構造定義情報DB、
    前記プロジェクトの過去の評価結果を格納する評価結果情報DB、および
    前記評価項目定義情報DBに格納された前記評価項目を選択し、
    選択した前記評価項目が、前記評価結果情報DBに格納された前記プロジェクトの過去の評価結果として発現しているとき、選択した前記評価項目に対する親子関係の子項目に相当する前記他の評価項目を前記因果構造定義情報DBから選択し、選択した前記他の評価項目を前記評価項目に置き換えて新たな評価項目として評価票を作成する評価処理部を有することを特徴とするリスク評価票生成システム。
  2. 前記評価処理部は、前記新たな評価項目と前記新たな評価項目に対応する対策案を端末に表示することを特徴とする請求項1に記載のリスク評価票生成システム。
  3. 前記評価処理部は、前記他の評価項目が複数のとき、発生確率の高い順に前記他の評価項目を前記端末に表示することを特徴とする請求項2に記載のリスク評価票生成システム。
  4. 前記評価処理部は、前記他の評価項目が複数のとき、前記評価項目の損失期待値と伝播係数を基に前記他の評価項目の損失期待値を求め、求めた前記損失期待値の高い順に前記他の評価項目を前記端末に表示することを特徴とする請求項2に記載のリスク評価票生成システム。
  5. プロジェクトにおけるリスク評価のための評価項目および前記評価項目に対応する評価値を格納する評価項目定義情報DB、前記評価項目と他の評価項目と間の親子関係を格納する因果構造定義情報DB、および前記プロジェクトの過去の評価結果を格納する評価結果情報DBを有するリスク評価票生成システムにおけるリスク評価票生成方法であって、 前記リスク評価票生成システムは、
    前記評価項目定義情報DBに格納された前記評価項目を選択し、
    選択した前記評価項目が、前記評価結果情報DBに格納された前記プロジェクトの過去の評価結果として発現しているとき、選択した前記評価項目に対する前記親子関係の子項目に相当する前記他の評価項目を前記因果構造定義情報DBから選択し、
    選択した前記他の評価項目を前記評価項目に置き換えて新たな評価項目として評価票を作成することを特徴とするリスク評価票生成方法。
  6. 前記リスク評価票生成システムは、前記新たな評価項目と前記新たな評価項目に対応する対策案を端末に表示することを特徴とする請求項5に記載のリスク評価票生成方法。
  7. 前記リスク評価票生成システムは、前記他の評価項目が複数のとき、発生確率の高い順に前記他の評価項目を前記端末に表示することを特徴とする請求項6に記載のリスク評価票生成方法。
  8. 前記リスク評価票生成システムは、前記他の評価項目が複数のとき、前記評価項目の損失期待値と伝播係数を基に前記他の評価項目の損失期待値を求め、求めた前記損失期待値の高い順に前記他の評価項目を前記端末に表示することを特徴とする請求項6に記載のリスク評価票生成方法。
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