JP2016062222A - 着物オーナーズシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】着物を預けてくれたオーナーに対して、当該着物に関する保管や着付けなどのサービスを提供するだけでなく、寄託(保管委託)に対して金銭的なメリットをも提供できる着物オーナーズシステムを提供する。【解決手段】システムがオーナーから寄託を受けたとき、寄託された着物に関する画像等の情報をインターネット等の通信ネットワーク上でレンタル可能な商品の情報として公開し、公開された着物に関して、第三者から送信されたレンタルによる利用の注文を受け付け、注文した第三者との間で、レンタル料金について決済したとき、決済されたレンタル料金の一部を、オーナーに支払う。【選択図】図1
Description
本発明は着物をオーナーから預かって保管しながらビジネスに活用するシステムに関する。
従来より、衣服をインターネット等の通信ネットワークを介して一般のユーザーにレンタルするシステムが提案されている。例えば特許文献1は、ICカードを使用してログインしたユーザーがインターネット経由で表示される多種類の衣服の画像(3D画像)を閲覧しながら、気に入った衣服のレンタルを画面上で注文できるシステムを提案している。
また、特許文献2は、一般ユーザーから衣服を預かって、倉庫での保管、自宅への配送、クリーニング、リフォーム、リサイクルショップへの出品、廃棄処分などの各種サービスを行ってもらうように、ユーザーがインターネット経由で指示できるシステムを提案している。
しかしながら、特許文献1のシステムは、ユーザーがレンタルする衣服をインターネット経由で閲覧、選択し注文できるというものであり、既存のリアルなレンタルショップの業態をそのまま単純にサーバー空間に移行したものに過ぎず、新たなビジネスモデルを提案するものではない。
また、特許文献2のシステムは、ユーザーが自分が所有している衣服を預けて、それについて、倉庫での保管、自宅への配送、クリーニング、リフォーム、リサイクルショップへの出品、廃棄処分などのサービスを指示できるようにするものであるが、当該ユーザーにとっては預けた衣服に関して様々なサービスを指示すればするだけ当該サービスの手数料が掛かるだけのものであり、預けたユーザー側にとって、保管(寄託)したことに対する金銭的メリットなどは全くないものであった。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目して為されたものであって、着物を預けてくれた(着物の保管を委託してくれた)オーナー(寄託者)に対して、当該着物に関する保管や着付けなどのサービスを提供するだけでなく、寄託をして頂いたことに対する金銭的なメリットをも提供することができる、着物オーナーズシステムを提供することを目的とするものである。
以上のような課題を解決するための本発明による着物オーナーズシステムは、着物を所有するオーナーから着物を寄託(保管の委託)をされたとき、その寄託された着物に関する情報と当該着物のオーナー(所有者)に関する情報とを互いに関連付けて記録する着物オーナー情報記録手段と、前記寄託された着物に関する画像等の情報をインターネット等の通信ネットワーク上の情報として公開するWeb情報等提供手段と、前記Web情報等提供手段により公開された着物等に関して、第三者からのレンタルによる利用の注文を受け付ける注文受付手段と、前記レンタルの注文をした第三者との間で、レンタル料金について決済するレンタル料金決済手段と、オーナー側との間で、着物の保管に関する手数料、会費、又は返礼金などを決済する返礼金等決済手段であって、前記決済されたレンタル料金の一部を、寄託に対する一種の返礼のような趣旨で当該着物のオーナー側に支払う返礼金等決済手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による着物オーナーズシステムにおいては、前記着物オーナー情報記録手段は、各着物とそれとのコーディネートに適合した草履又はバッグ(袋物)等を記録するものであり、前記Web情報等提供手段は、各着物の情報とそれとのコーディネートに適合した草履又はバッグ等の情報とを互いに関連付けてインターネット等の通信ネットワーク上に公開するものであり、前記注文受付手段は、前記着物とそれとのコーディネートに適した草履又はバッグ等とのレンタルによる利用の注文をも受け付けるものであってもよい。
また、本発明による着物オーナーズシステムにおいては、前記注文受付手段は、第三者からの前記着物のレンタルの注文であって、少なくとも前記レンタル利用する着物を特定する着物識別データと、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う店舗を特定する店舗識別データと、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データとを含むレンタルの注文を受け付けるものであり、前記注文受付手段がレンタルの注文を受け付けたとき、前記受け付けたレンタルの注文に関する情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを、前記店舗識別データにより特定される店舗内のスケジュール管理部に送信するレンタル予約情報送信手段をさらに備えるようにしてもよい。
さらに、本発明による着物オーナーズシステムにおいては、オーナー自身からの着付け予約請求であって、当該オーナーが寄託している着物を特定する着物識別データと当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う店舗を特定する店舗識別データと当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データとを含む着付け予約請求を受け付けるオーナー着付け予約請求受付手段と、前記オーナー着付け予約請求受付手段が前記オーナーからの着付け予約請求を受け付けたとき、前記受け付けた着付け予約情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを前記店舗識別データにより特定された店舗内のスケジュール管理部に送信するオーナー着付け予約情報送信手段とをさらに備えたものであってもよい。
本発明においては、オーナーが預けた着物を第三者がインターネット等の通信ネットワーク経由で閲覧してレンタル利用を注文し、レンタル料金の決済が行われたとき、当該レンタル料金の一部の金額を、前記返礼金等決済手段により、当該オーナー側に(一種の返礼金のような趣旨で)支払うようにしている。すなわち、本発明においては、前記返礼金等決済手段により、本システム側とオーナー側との間で、着物の保管に関する手数料、会費、又は返礼金などを決済するだけでなく、第三者と本システム側との間で前記オーナーが寄託した着物のレンタル料金の決済が終了したとき、そのレンタル料金の一部を当該着物のオーナー側に支払うようにしている。よって、本発明によれば、着物を預けてくれたオーナーに対して、当該着物に関する保管や着付けなどのサービスを提供するだけでなく、保管の委託(寄託)をして頂いたことに対する金銭的なメリットをも提供することができるようになる。
また、本発明においては、前記Web情報等提供手段が、各着物とのコーディネートに適合した草履又はバッグ等を各着物と関連付けてインターネット等の通信ネットワーク上に公開、表示するようにしている。すなわち、本発明においては、第三者は、前記オーナーが預けた着物だけでなく、それとコーディネートし易い草履又はバッグ等をも一緒に閲覧することができるので、第三者は一度の閲覧で、着物だけでなくそれとコーディネートしやすい草履又はバッグ等をも一緒にレンタル利用の注文ができるようになり、レンタル利用の注文時の利便性を大幅に向上させることができる。
また、本発明においては、前記注文受付手段がレンタル利用の注文を受け付けたとき、レンタル予約情報送信手段が、前記受け付けたレンタル利用の注文に関する情報に基づいて、前記レンタル対象である着物の識別データ、及び注文主ユーザーが前記着物の着付け及び/又はヘアメイクを予定する日時データなどの情報を、注文主ユーザーが前記着付け及び/又はヘアメイクを行う予定の店舗内のスケジュール管理部に送信するようにしている。すなわち、本発明においては、前記注文受付手段が受け付けたレンタルの注文に関する情報(着物識別データ、店舗識別データ、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データ)が、当該注文主ユーザーが前記着付け及び/又はヘアメイクを希望する店舗のコンピュータ(スケジュール管理部)に、自動的に送信される。よって、本発明によれば、第三者が画面上で選択した着物(及びそれとのコーディネートに適した草履又はバッグ等)をレンタル注文するだけで、当該注文主ユーザーはその着物の着付け及び/又はヘアメイクを依頼する店舗とその時間帯の予約まで行えるようになり、レンタルした着物の着付け及び/又はヘアメイクのための店舗への予約などの処理を極めて容易に行えるようになる。
さらに、本発明においては、前記オーナー着付け予約請求受付手段が前記オーナー自身からの着付け予約請求を受け付けたとき、前記オーナー着付け予約情報送信手段が、前記受け付けた着付け予約情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを、前記店舗識別データにより特定された店舗内のスケジュール管理部に送信するようにしている。よって、本発明によれば、オーナーが預けている自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を予約請求するだけで、当該オーナーは自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を依頼する店舗とその時間帯の予約まで行えるようになり、自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)のための店舗への予約などの処理を極めて容易に行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る着物オーナーズシステムの概念構成を示す概略ブロックである。図1において、1はインターネット、2はインターネットに接続された本システム側(インターネット上の仮想レンタルショップ)のサーバー、3は第三者(一般ユーザー)がインターネット1にアクセスするために保有する第三者側端末、4は本システム側に着物を寄託したオーナーがインターネット1にアクセスするために保有するオーナー側端末、5は着物、草履、バッグ(袋物)などの寄託(保管)、レンタル、着付け、及びヘアセットなどのサービスを提供するために各地に立地された店舗内に備えられたコンピュータ(スケジュール管理部を含む)である。
また図1において、11は本システム側の前記サーバー1に備えられた着物レンタル等データベースである。前記データベース11には、着物を本システム側に寄託したオーナーに関するID、氏名、住所、クレジットカード番号、銀行口座番号その他の情報、オーナーから寄託された着物に関するID、画像、サイズ、製作技法、製作者名、製作年月日、レンタル料金その他の情報、オーナーからの最寄りの店舗での着付け(及び/又はヘアメイク)の予約に関する店舗や予約日時などの情報、第三者(一般ユーザー)からのレンタル注文(着付け及び/又はヘアメイクの注文などをも含む)の内容に関する情報(レンタルする着物その他の草履やバッグ等のアイテムを特定するためのデータ、レンタルする日時、レンタルする着物の着付け及び/又はヘアメイクの予約に関する店舗や日時等の情報)、レンタル注文した第三者に関するID、氏名、住所、クレジットカード番号その他の情報などの各データが、それぞれ発生する毎に互いに関連付けられて記録される。
また12は、前記データベース11に記録された着物に関するID、画像、サイズ、製作技法、製作者名、製作年月日、レンタル料金その他の情報をWeb情報としてインターネット上に公開、表示するWeb情報提供部(Webサーバー部)、13は前記Web情報提供部12により公開された着物のレンタル情報を閲覧した第三者(一般ユーザー)側の端末3から送信されたレンタル注文を受け付けるレンタル注文処理部(注文サーバー部)である。前記レンタル注文処理部13は、第三者がレンタルを注文した着物のID、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを予約する店舗のID、当該予約の日時などのデータを、前記第三者(一般ユーザー)側端末3から受け付けて、前記データベース11に記録する。
また図1において、14は前記レンタル注文処理部13からの信号を受けて前記受け付けられたレンタル注文に関する料金の支払いを前記第三者から受領するなどの決済処理を行う決済処理部(決済サーバー部)である。前記決済処理部14は、前記第三者からのレンタル料金の決済処理が終了したとき、そのデータを前記データベース11に記録する。
また図1において、15はオーナー側の端末4から送信されるオーナーが本システム側に寄託している着物に関する着付け及び/又はヘアメイクの予約の注文を受け付けるオーナー予約処理部である。前記オーナー予約処理部15は、オーナーが着付けを注文した着物のID、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを予約する店舗のID、当該予約の日時などのデータを、前記オーナー側端末4から受け付けて、前記データベース11に記録する。
また前記決済処理部14は、前記オーナー予約処理部15からの信号を受けて、前記受け付けられたオーナーからの着付け及び/又はヘアメイクの予約に関する料金の支払いを前記オーナーから受領するなどの決済処理をも行って、決済処理が終了したときはそのデータを前記データベース11に記録する。また、前記決済処理部14は、前記オーナーから本システム側への着物の保管(寄託)手数料(年会費などの名目となっている場合もある)の支払いを受けて決済を行い、その決済データを前記データベース11に記録する。
また図1において、16は、前記レンタル注文処理部13からの信号を受けて、前記第三者(一般ユーザー)からレンタル注文された着物等の当該店舗での着付け及び/又はヘアメイクの予約に関する情報を当該店舗用のスケジュール情報として当該店舗内コンピュータ(スケジュール管理部)5に送信するスケジュール送信部である。また前記スケジュール送信部16は、前記オーナー予約処理部15からの信号を受けて、前記オーナーから注文された自己所有の着物等の当該店舗での着付け及び/又はヘアメイクの予約に関する情報をも、当該店舗用のスケジュール情報として当該店舗内コンピュータ5に送信する。
また図1において、前記決済処理部14は、前記着物のレンタル料金が前記第三者から支払われて決済が終了したとき、その決済したレンタル料金の一部(例えば所定割合の金額又は一定の固定額)を、当該着物の寄託への返礼金として(当該着物の寄託に対する一種の返礼のような趣旨で)、当該オーナーの銀行口座へ振り込み処理する。
次に本実施形態の動作を図2〜6を参照して説明する。図2は、ある一般ユーザーが、本システムを提供するネット上の仮想店舗(本システム側)において、オーナーが寄託した着物等についてレンタル注文した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態においては、オーナーが着物をショップ側に寄託すると、当該着物をリアル店舗で実際に保管すると共に、仮想店舗側(本システム側)においては前記Web情報提供部12が、当該着物の画像その他のレンタルに必要な情報(当該着物とコーディネート可能な草履、バッグ、扇子などの小物アイテムのデータなどをも含む)を、インターネット上のホームページ(仮想店舗であるレンタルショップ)に公開する。図3はこのようにして本システム側が公開したホームページの画面例(第三者である一般ユーザーが閲覧する画面例)を示している。
図3において、21はレンタル対象となっている着物(オーナーが本システム側に寄託した着物)の画像、21aは一般ユーザーが当該着物のレンタルを希望するときに画面上で操作する注文ボタン、22,23,及び24は、それぞれ、同時に表示されている着物とのコーディネートに適した草履、バッグ、及び扇子の画像、22a,23a,24aは、それぞれ、一般ユーザーが当該草履22、バッグ23、及び扇子24のレンタルを希望するときに操作する注文ボタンである。
今、図3の画面を閲覧した一般ユーザーが着物21の注文ボタン21aと、草履22の注文ボタン22aと、バッグ23の注文ボタン23aと、扇子24の注文ボタン24aとを押したとする。すると、図2のステップS1がYESと判定されるので、前記レンタル注文処理部13が前記各注文をいったん受け付けて前記データベース11に記録する(図2のステップS2)と共に前記決済処理部14に決済に必要なデータを送信する。前記決済処理部14は、前記注文ユーザーとの間で、当該注文を完結させるために必要なレンタル料金の決済(クレジットカード払いなどの方法による決済)を行う(なお、この場合において、レンタル料金の決済が完了できなかった場合は、決済未了の画面をホームページ上に表示すると共に略同一内容のメールを当該ユーザーに送信する。図2のステップS4)。前記決済処理部14は、当該レンタル注文の決済が完了して図2のステップS3がYESと判定されたとき、そのことを示す信号をレンタル注文処理部13に送信する。前記レンタル注文処理部13は、この決済完了を示す信号を受けると、前記Web情報提供部12に所定の信号を送信して、例えば図4に示すようなレンタル注文受付の画面をホームページ上に表示させると共に、略同一内容の確認メールを当該注文ユーザーに送信する(図2のステップS5)。
また、前記レンタル注文処理部13は、前記決済完了を示す信号を受けたとき、前記スケジュール送信部16に所定の信号を送信する。前記スケジュール送信部16は、この信号を受けると、前記データベース11から必要なスケジュールデータを取得して、当該レンタル注文された着物の着付け及び/又はヘアメイクの予約に関するスケジュールデータを対応の店舗内コンピュータ(スケジュール管理部)5に送信する(図2のステップS6)。
さらに、前記決済処理部14は、当該レンタル注文の決済が完了すると、当該レンタル料金の一部を寄託返礼金としてオーナーの銀行口座に振り込み処理し(図2のステップS7)、その旨のメールをオーナーに送信する(図2のステップS8)。図5は前記決済処理部14がオーナーに送信する寄託返礼金の振込みのお知らせメールの一例を示す図である。
以上が、ある一般ユーザーが本システム側の提供するネット上の仮想レンタルショップでオーナーが寄託した着物等についてレンタル注文した場合の処理の流れである。なお、図6は、オーナーからの自らが所有し寄託している着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を本システム側のホームページ上で予約しそれを前記オーナー予約処理部15が受け付けたときに、前記オーナー予約処理部15からの所定の信号に基づいて、前記Web情報提供部12が同ホームページ上に表示する確認画面の一例を示す図である。
以上のように、本実施形態においては、前記決済処理部14が、オーナー側端末4との間で、着物の保管に関する手数料、会費、又は返礼金などの決済を行うだけでなく、一般ユーザーとの間で決済されたレンタル料金の一部を、一種の寄託への返礼の趣旨で当該着物のオーナー側に支払うようにしている。すなわち、本実施形態においては、オーナーが預けた着物を一般ユーザーがインターネット経由でレンタルの注文をし、レンタル料金の決済が行われたとき、前記決済処理部14が、当該レンタル料金の一部の金額を当該オーナー側の前記データベース11に登録された銀行口座に振り込むようにしている。よって、本実施形態によれば、着物を預けてくれたオーナーに対して、当該着物に関する保管や着付けなどのサービスを提供するだけでなく、本システム側に保管の委託(寄託)をして頂いたことに対する金銭的なメリットをも提供することができるようになる。
また、本実施形態においては、前記Web情報提供部12が、レンタル対象として、オーナーが寄託した着物だけでなく、それとのコーディネートに適合した草履、バッグ、扇子などのアイテムをも、各着物と関連付けて同じホームページ上に公開、表示するようにしている。すなわち、本実施形態においては、一般ユーザーは、同じホームページ上で、前記オーナーが預けた着物だけでなく、それとコーディネートし易い草履、バッグ、扇子などのアイテムをも一緒に閲覧することができる。したがって、一般ユーザーは一度の閲覧で、着物とそれとコーディネートしやすい草履、バッグ、扇子等のアイテムを一緒に選択してレンタルの注文ができるようになり、レンタル注文時の利便性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態においては、前記レンタル注文処理部13がレンタルの注文を受け付けたとき、スケジュール送信部16が、前記受け付けたレンタルの着付け(及び/又はヘアメイク)の予約に関して必要な情報、すなわち前記着物識別データ及び前記日時データなどを、前記店舗識別データにより特定される店舗内のスケジュール管理部に送信するようにしている。すなわち、本実施形態においては、前記レンタル注文処理部13が受け付けたレンタルの注文に関する情報(着物識別データ、店舗識別データ、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データ)が、当該注文ユーザーがレンタル注文した着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を希望する店舗のコンピュータ(スケジュール管理部)5に、自動的に送信される。よって、本実施形態によれば、注文ユーザーが画面上で選択した着物(及びそれとコーディネートし易い草履、バッグ、扇子などのアイテム)をレンタル注文するだけで、当該注文ユーザーはその着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を依頼する店舗とその時間帯の予約まで行えるようになり、レンタルした着物の着付け(及び/又はヘアメイク)のための店舗への予約などの処理を極めて容易に行えるようになる。
さらに、本実施形態においては、前記オーナー予約処理部15が前記オーナー自身からの着付け(及び/又はヘアメイク)の予約請求を受け付けたとき、前記スケジュール送信部16が、前記受け付けた着付け(及び/又はヘアメイク)の予約情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを、前記店舗識別データにより特定された店舗内のスケジュール管理部5に送信するようにしている。よって、本実施形態によれば、オーナーが預けている自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を予約請求するだけで、当該オーナーは自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)を依頼する店舗とその時間帯の予約まで行えるようになり、自らが所有する着物の着付け(及び/又はヘアメイク)のための店舗への予約などの処理を極めて容易に行えるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施形態においては、同じホームページ上でオーナーが寄託した着物と一緒に表示するアイテムとして、草履、バッグ、扇子などを示したが、本発明ではこれに限られるものではなく、例えば袋帯、帯枕、足袋などの様々なアイテムを一緒に表示するようにしてもよいことはもちろんである。
1 インターネット
1 本システム側サーバー
3 第三者(一般ユーザー)側端末
4 オーナー側端末
5 店舗内コンピュータ(スケジュール管理部)
11 着物レンタル等データベース
12 Web情報提供部
13 レンタル注文処理部
14 決済処理部
15 オーナー予約処理部
16 スケジュール送信部
21 着物の画像
21a 着物の注文ボタン
22 草履の画像
22a 草履の注文ボタン
23 バッグの画像
23a バッグの注文ボタン
24 扇子の画像
24a 扇子の注文ボタン
1 本システム側サーバー
3 第三者(一般ユーザー)側端末
4 オーナー側端末
5 店舗内コンピュータ(スケジュール管理部)
11 着物レンタル等データベース
12 Web情報提供部
13 レンタル注文処理部
14 決済処理部
15 オーナー予約処理部
16 スケジュール送信部
21 着物の画像
21a 着物の注文ボタン
22 草履の画像
22a 草履の注文ボタン
23 バッグの画像
23a バッグの注文ボタン
24 扇子の画像
24a 扇子の注文ボタン
Claims (4)
- 着物を所有するオーナーから着物を寄託されたとき、その寄託された着物に関する情報と当該着物のオーナーに関する情報とを互いに関連付けて記録する着物オーナー情報記録手段と、
前記寄託された着物に関する画像等の情報をインターネット等の通信ネットワーク上の情報として公開するWeb情報等提供手段と、
前記Web情報等提供手段により公開された着物等に関して、第三者からのレンタルによる利用の注文を受け付ける注文受付手段と、
前記レンタルの注文をした第三者との間で、レンタル料金について決済するレンタル料金決済手段と、
オーナー側との間で、着物の保管に関する手数料、会費、又は返礼金などを決済する返礼金等決済手段であって、前記第三者との間で決済されたレンタル料金の一部を、寄託に対する一種の返礼のような趣旨で当該着物のオーナー側に支払う返礼金等決済手段と
を備えたことを特徴とする着物オーナーズシステム。 - 前記着物オーナー情報記録手段は、各着物と関連付けて各着物とのコーディネートに適合した草履又はバッグ等をも記録するものであり、
前記Web情報等提供手段は、各着物の情報とそれとのコーディネートに適した草履又はバッグ等の情報を互いに関連付けてインターネット等の通信ネットワーク上で公開するものであり、
前記注文受付手段は、前記着物とそれとのコーディネートに適した草履又はバッグ等とについてのレンタルによる利用の注文をも受け付けるものである、請求項1に記載の着物オーナーズシステム。 - 前記注文受付手段は、第三者からの前記着物のレンタルの注文であって、少なくとも前記レンタル利用する着物を特定する着物識別データと、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う店舗を特定する店舗識別データと、当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データとを含むレンタルの注文を受け付けるものであり、
前記注文受付手段がレンタルの注文を受け付けたとき、前記受け付けたレンタルの注文に関する情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを、前記店舗識別データにより特定される店舗内のスケジュール管理部に送信するレンタル予約情報送信手段、をさらに備えた請求項1に記載の着物オーナーズシステム。 - オーナー自身からの着付け予約請求であって、当該オーナーが寄託している着物を特定する着物識別データと当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う店舗を特定する店舗識別データと当該着物の着付け及び/又はヘアメイクを行う日時を特定する日時データとを含む着付け予約請求を受け付けるオーナー着付け予約請求受付手段と、
前記オーナー着付け予約請求受付手段が前記オーナー自身からの着付け予約請求を受け付けたとき、前記受け付けた着付け予約情報に基づいて、前記着物識別データ及び前記日時データを前記店舗識別データにより特定された店舗内のスケジュール管理部に送信するオーナー着付け予約情報送信手段と、
をさらに備えた請求項1に記載の着物オーナーズシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014188658A JP2016062222A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 着物オーナーズシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014188658A JP2016062222A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 着物オーナーズシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016062222A true JP2016062222A (ja) | 2016-04-25 |
Family
ID=55797907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014188658A Pending JP2016062222A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 着物オーナーズシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016062222A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021241119A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社トゥトゥモロウ | ファッションデータベースシステム、ファッションデータベースの制御方法、およびファッションデータベースプログラム |
-
2014
- 2014-09-17 JP JP2014188658A patent/JP2016062222A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021241119A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社トゥトゥモロウ | ファッションデータベースシステム、ファッションデータベースの制御方法、およびファッションデータベースプログラム |
JP2021189769A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 株式会社トゥトゥモロウ | ファッションデータベースシステム、ファッションデータベースの制御方法、およびファッションデータベースプログラム |
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