JP7366390B2 - 管理装置、及び管理プログラム - Google Patents

管理装置、及び管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7366390B2
JP7366390B2 JP2019071289A JP2019071289A JP7366390B2 JP 7366390 B2 JP7366390 B2 JP 7366390B2 JP 2019071289 A JP2019071289 A JP 2019071289A JP 2019071289 A JP2019071289 A JP 2019071289A JP 7366390 B2 JP7366390 B2 JP 7366390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
management
item
application
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019071289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020170335A (ja
Inventor
基臣 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019071289A priority Critical patent/JP7366390B2/ja
Publication of JP2020170335A publication Critical patent/JP2020170335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7366390B2 publication Critical patent/JP7366390B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 平成31年(2019年)1月4日、〈http://kauriru.com/〉のURLにて電気通信回線を通じて公開
本発明は、管理装置、及び管理プログラムに関する。
近年、インターネットに代表される通信網を用いた商取引が広く行われている。この通信網を用いた商取引では、従来のように商品のメーカや販売業者から個人が商品を購入するのみならず、個人間での商品売買も多く行われる。
このような、個人間での商品売買に関する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の技術では、販売者であるユーザに商品の出品時期を指定可能とさせることにより、個人間での売買を円滑化している。
特開2018-147298号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術等の一般的な技術は、個人間での売買に関するものであり、ユーザは、単に販売するあるいは購入するという方法しか選択することができなかった。そのため、ユーザにとってみれば、利便性に欠けているという側面があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって、より利便性に優れた商取引の方法を提供することが可能な、管理装置、及び管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の管理装置は、
第1ユーザから該第1ユーザが所有権を有する物品に関する管理依頼を取得する依頼取得手段と、
前記物品に関する情報を出力する出力手段と、
前記出力手段が出力した前記物品に関する情報を参照した第2ユーザから、前記物品の借入申し込み、及び前記物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する申込取得手段と、
前記申込取得手段が前記物品の借入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザが所有権を有しているが前記第2ユーザが借入をしている状態とする一方で、前記前記申込取得手段が前記物品の購入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザではなく前記第2ユーザが所有権を有する状態とする管理手段と、
を備える。
本発明によれば、ユーザにとって、より利便性に優れた商取引の方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る、管理システム全体の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、管理装置のハードウェアの構成と、各処理を実行するための機能的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、ユーザ端末のハードウェアの構成と、各処理を実行するための機能的構成を示すブロック図である。 図2の機能的構成を有する管理装置が実行する、依頼処理の流れを説明するフローチャートである。 図2の機能的構成を有する管理装置が実行する、申し込み処理の流れを説明するフローチャートである。 出品者が使用するユーザ端末における表示例の遷移を示す模式図である。 出品者が使用するユーザ端末における表示例の遷移を示す模式図である。 利用者が使用するユーザ端末における表示例の遷移を示す模式図である。 利用者が使用するユーザ端末における表示例の遷移を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[システムの全体構成]
本実施形態の全体構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る管理システムSの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、管理システムSは、管理サーバ1と、n台(nは、1以上の任意の整数値)のユーザ端末2と、ネットワークNとを含んで構成される。
管理システムSは、クライアントであるn台のユーザ端末2と、管理サーバ1とがネットワークNを介して相互に通信を行うことにより実現される。
管理装置1は、例えば、管理装置1を利用して管理システムSを運営する事業者が設置した、サーバ装置等の情報処理機能を備えた電子機器一般により実現される。また、ユーザ端末2は、例えば、ユーザが所有する、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等の情報処理機能を備えた電子機器一般により実現される。更に、ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットや、携帯電話網といったネットワーク、あるいはこれらを組み合わせたネットワークにより実現される。
なお、図中には、n台のユーザ端末2として、ユーザ端末2-1、ユーザ端末2-2、及びユーザ端末2-nを図示している。ただし、以下の説明において、これらn台のユーザ端末2を区別することなく説明する場合には、符号を一部省略して、単に「ユーザ端末2」と呼ぶ。
[本実施形態の概略]
本実施形態は、ユーザにとって、より利便性に優れた商取引の方法を提供することを目的とする。
そのために、本実施形態にかかる管理サーバ1は、何れかのユーザ端末2を使用する第1ユーザから該第1ユーザが所有権を有する物品に関する管理依頼を取得する。また、管理サーバ1は、物品に関する情報を出力する。更に、管理サーバ1は、出力した物品に関する情報を参照した何れかのユーザ端末2を使用する第2ユーザから、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する。
そして、管理サーバ1は、物品の借入申し込みを取得した場合に、物品の管理状態を第1ユーザが所有権を有しているが第2ユーザが借入をしている状態とする一方で、物品の購入申し込みを取得した場合に、物品の管理状態を第1ユーザではなく第2ユーザが所有権を有する状態とする。
このような管理装置1によれば、ユーザは、1つの物品について、単に販売するあるいは購入するという方法以外にも、物品の貸出をするあるいは物品の借入をするという方法での商取引が可能となる。また、これらの商取引を組み合わせることも可能となる。例えば、物品を所有していないユーザは、物品の借入をして気に入った場合に購入をし、気に入らなかった場合には購入を見送るというような方法での商取引を行なうことが可能となる。また、物品を所有しているユーザは、販売をした場合は販売についての料金を取得できるのはもちろんのこと、販売まで至らない場合であっても貸出についての料金を取得することができる。また、管理装置1を設置して、これらの商取引を仲介する事業者は、各商取引が発生する都度、手数料を徴収することができる。
このように、管理装置1によれば、ユーザにとって、より利便性に優れた商取引の方法を提供することができる。また、管理装置1によれば、このように様々な商取引を発生させることにより、ユーザを仲介する事業者に対し、より多くの手数料を徴収させることができる。すなわち、管理装置1によれば、各ユーザ及び仲介事業者それぞれに対して、従来に比して、より多くのメリットを提供することができる。
なお、以下の説明では、説明の便宜上、説明対象の物品を所有しているユーザを「出品者」と称する。また、説明対象の物品を所有していないユーザを「利用者」と称する。更に、管理装置1を設置して、これらの商取引を仲介する事業者を、単に「事業者」と称する。なお、当然のことながら、出品者は他の物品に関しては利用者となることもあり、利用者は他の物品に関しては出品者となることもある。
また、本実施形態において、商取引の対象となる物品は特に限定されないが、以下では、説明のための一例として、テント等に代表されるアウトドアグッズを商取引の対象とすることを想定する。
[管理装置1のハードウェア構成]
次に、本実施形態のハードウェアの構成及び機能的構成について図2を参照して説明する。ここで、図2は、本発明の実施形態に係る、管理装置1のハードウェアの構成及び機能的構成を示すブロック図である。
管理装置1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、通信部14と、記憶部15と、操作部16と、表示部17と、を備えている。また、管理装置1は、これら各部を接続するバス18を更に備えている。これら各部は、バス18を介して相互に通信可能に接続される。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部15からRAM13にロードされたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。RAM13には、かかるプログラム以外にも、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
通信部14は、他の装置との間で行う通信を実現する。他の装置は、例えば、各ユーザ端末2や、図示を省略したサーバ装置等である。
この通信は、上述したようにネットワークNクを介して行われる。また、この通信は、中継装置を介するものであってもよいし、中継装置を介することなく装置間で直接行われるものであってもよい。
記憶部15は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
操作部16は、各種釦や、外部接続されたキーボードやマウス等のデバイスで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
表示部17は、ディスプレイで構成され、画像を出力する。なお、例えば、タッチパネルにより操作部16と表示部17とを一体として実現するようにしてもよい。
なお、上述したハードウェア構成は一例に過ぎず、これに限らない。例えば、管理装置1は、音楽、効果音、及び音声を出力するスピーカを備えていてもよい。更に、他にも、管理装置1は、半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディアを装着可能なインターフェース等を備えており、このインターフェースを介して、各種データをリムーバブルメディアから読み込むようにしてもよい。
[管理装置1の機能的構成]
引き続き図2を参照して、管理装置1の機能的構成について説明をする。以下で説明する各機能的構成は、管理装置1の機能的構成のうち、依頼処理と、申し込み処理を実行するための機能的構成である。
ここで、依頼処理とは、出品者の依頼に基づいて、物品に関する商取引を管理するための一連の処理である。また、申し込み処理とは、利用者の依頼に基づいて、物品に関する商取引を管理するための一連の処理である。
これら各処理が実行される場合、図2に示すように、CPU11において、依頼取得部111と、申込取得部112と、管理部113と、出力部114とが機能する。これら機能ブロックは、以下で言及する以外にも、これら各処理を実行するために必要な演算処理や、機能ブロック間での情報の送受を、必要に応じて適宜行う。
また、記憶部15の一領域には、管理情報記憶部151が設定される。管理情報記憶部151は、物品の管理を行なうための管理情報を記憶する。この管理情報の詳細については、管理部113の説明の際に後述する。
依頼取得部111は、出品者が使用するユーザ端末2から、物品を事業者に委託する旨の依頼である管理依頼を取得する。管理依頼には、物品を識別するための情報(例えば、物品のカテゴリ、ブランド、製品名や型番)と、物品の品質状態(例えば、新品に近い、あるいは使い込んでいるという複数段階の状態)、出品者の氏名、出品者への料金の支払いに関する情報(例えば、出品者の銀行口座番号)、物品を集荷する場所(例えば、出品者の自宅)の住所、集荷希望日等が含まれる。出品者は、管理依頼をユーザ端末2から送信した後に、集荷にきた運送業者に対して出品する物品を引き渡す。そして、運送業者は、この物品を事業者の管理する倉庫等に運送する。この運送業者は、例えば、一般的な宅配便等の運送を行なう運送業者や、事業者が提携する運送業者である。このように、出品者は、例えば自宅にいながらにして、物品を出品することができる。
申込取得部112は、利用者が使用するユーザ端末2から、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する。
物品の借入申し込みには、借入をする物品の指定と、借入をする期間の指定(すなわち、借入日と、返却日の指定)と、利用者の氏名、利用者の利用料金の支払いに関する情報(例えば、利用者のクレジットカードに関する情報)、物品の送付先(例えば、利用者の自宅)の住所等が含まれる。
また、物品の購入申し込みには、購入する物品の指定と、利用者の氏名、利用者の利用料金の支払いに関する情報(例えば、利用者のクレジットカードに関する情報)、物品の送付先(例えば、利用者の自宅)の住所等が含まれる。事業者は、これら各申し込みの内容に基づいて、申し込みに対応する時期に、申し込みに対応する物品を、申込みに対応する住所に対して送付する。
送付する運送業者は、出品者の集荷の場合と同様に、例えば、一般的な宅配便等の運送を行なう運送業者や、事業者が提携する運送業者である。また、借入申し込みであった場合、運送業者は、返却日において再度この住所に赴く。そして、運送業者は、物品を集荷して事業者の管理する倉庫等に運送する。このように、利用者は、例えば自宅にいながらにして、物品を購入あるいは借入することができる。
なお、管理依頼、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みにて送受される、氏名や、住所や支払いに関する情報等については、予め会員情報として登録しておき、都度の送受を省略するようにしてもよい。
管理部113は、依頼取得部111が取得した管理依頼の内容や、申込取得部112が取得した各申し込みの内容に基づいて、管理情報記憶部151が記憶している管理情報を更新する。この管理情報は、各物品の管理を行なうための情報であり、各物品の管理状態を示す情報が含まれる。例えば、「出品準備中」、「出品中」、「レンタル中」、「返却中」及び「購入済み」といった管理状態を示す情報が含まれる。
ここで、「出品準備中」は、事業者が新規に出品する物品の出品準備を行っている状態を示す。出品準備とは、例えば、事業者が、新規に出品する物品を出品可能とするために、メンテナンス(例えば、物品の清掃、修理、消耗品の補充等)を行なうことである。
「出品中」は、物品を、購入あるいは借入ができる状態を示す。
「レンタル中」は、物品が何れかの利用者に借入されている状態を示す。「レンタル中」の状態にある物品は、その時点でその物品の借入をしている利用者のみに、その物品を購入する権利があり、他の利用者には、購入(及び借入)をする権利はない。すなわち、利用者は、一度借入をして使用している間は、他の利用者に購入されてしまう心配をすることなく、自分自身の考えで購入するか否かを決定することができる。
「返却中」は、事業者が借入をした利用者から返却された商品の再度の準備を行っている状態を示す。再度の出品準備とは、例えば、事業者が、返却された物品を再度出品可能とするために、上述した「出品準備中」と同様にメンテナンス(例えば、物品の清掃、修理、消耗品の補充等)を行なうことである。
なお、これら、「出品準備中」、「出品中」、「レンタル中」、及び「返却中」は、物品の所有者が出品者であり、事業者が管理委託されている状態であることも示す。
「購入済み」は、物品が何れかの利用者に購入され、物品の所有者が出品者から利用者に移った状態を示す。
また、管理情報では、これら各物品の管理状態を示す情報に加えて、各物品の所有者や利用者の情報や、管理依頼の内容、物品の借入申し込みの内容、及び物品の購入申し込みの内容といった商取引に関する情報が紐付けられる。なお、他にも、例えば、物品の外観を示す画像情報等が更に紐付けられる。
また、管理部113は、利用者に対して請求する利用料金や、出品者に対して支払う支払料金の算出も行なう。ここで、管理部113による料金の算出方法の一例について説明をする。まず、管理部113は、出品者から、物品の管理依頼を受け付けた場合に、この物品の市場相場データに基づいて、利用者の借入に対して請求する料金である「レンタル料金」と、利用者の購入に対して請求する料金である「販売料金」を決定する。これらの料金は、例えば、物品の市場相場データと、予め設定された所定の関数等に基づいて算出することができる。
また、管理部113は、更に他のデータに基づいて、この「レンタル料金」と「販売料金」を適宜修正する。例えば、管理部113は、物品の品質状態(上述したように、新品に近い、あるいは使い込んでいるという複数段階の状態)が良いほど料金が上昇し、悪いほど料金が下降するように修正する。
他にも、例えば、管理部113は、物品の需要を推定する指標となる季節データ(例えば、この物品は寒い時期に需要が高まる等)に基づいて、需要が高いほど料金が上昇し、需要が低いほど料金が下降するように修正する。
他にも、例えば、管理部113は、過去の実勢データ(例えば、この物品は人気があり借入申し込みがある頻度が高い)等のデータに基づいて、人気が高いほど料金が上昇し、人気が低いほど料金が下降するように修正する。
この修正後の料金は、例えば、物品の市場相場データと所定の関数等に基づいて算出した料金に、これらデータに基づいて上昇又は下降させるための所定の係数を乗算することにより、算出することができる。なお、この場合に、更に事業者の操作に基づいて、料金を更に修正してもよい。
管理部113は、このようにして「レンタル料金」と「販売料金」を算出することができる。また、管理部113は、全ての利用者に対して、一律に同額の料金を設定するのみならず、同じ利用者が借入をしている期間が長いほど、この利用者に対する「販売料金」が低額になるように設定する。
例えば、或る物品について、当初の「レンタル料金」が3000円であり「販売料金」が6800円と算出されたとする。この場合に、利用者が借入を申し込むと、管理部113は、この物品の「レンタル料金」を自動的に利用者に請求する。そして、請求した3000円をこの利用者が購入する場合の「販売料金」から差し引き、3800円と設定する。その後、利用者が、返却日を経過しても物品を返却しなかったとする。すると、管理部113は、この物品のレンタルを自動延長し、1泊分の「レンタル料金」を自動的に追加で利用者に請求する。そして、追加で請求した請求した3000円をこの利用者が購入する場合の「販売料金」から差し引き、800円と設定する。
なお、この説明では、利用者が、最初に借入申し込みした期間を一泊と想定しているが、これはあくまで一例であり、これに限定されない。例えば、利用者が、最初に借入申し込みをした期間が二泊であってもよい。あるいは、この場合に、最初に借入申し込み可能な期間をそもそも二泊以上からとしてもよい。例えば、この期間を二泊とした場合には、利用者が借入を申し込むと、管理部113は、この物品の「レンタル料金」二泊分の6000円を自動的に利用者に請求する。そして、請求した6000円をこの利用者が購入する場合の「販売料金」から差し引き、800円と設定する。
ここで、上述したように、「レンタル中」の状態にある物品は、その時点でその物品の借入をしている利用者のみに、その物品を購入する権利があり、他の利用者には、購入(及び借入)をする権利はない。すなわち、利用者は、一度借入をして使用している間は、他の利用者に購入されてしまう心配をすることなく、自分自身の考えで購入するか否かを決定することができる。また、この場合に、利用者は、自分自身に対して低額に設定された「販売料金」で購入をすることができる。本実施形態では、このような仕組みとすることにより、一度借入をした利用者の購買意欲を向上させ、購入に至る確率を上昇させることができる。これにより、物品の回転率を早めることができ、早期に売買が成立した出品者及び利用者のみならず、手数料を徴収する事業者にとっても利益となる。
また、その後、利用者が、自動延長された返却日を経過しても物品を返却しなかったとする。すると、管理部113は、この物品のレンタルを再度自動延長し、1泊分の「レンタル料金」を再度自動的に追加で利用者に請求する。そして、追加で請求した請求した3000円をこの利用者が購入する場合の「販売料金」から差し引くと、この時点で「販売料金」はゼロ円以下(ここでは、-2200円)となる。このように、「レンタル料金」の積算額が、物品の「販売料金」を超えた時点で、管理部113は、利用者が物品を購入したとみなす。そして、管理部113は、この物品の管理状態を「購入済み」に変更し、この物品が利用者に購入され、物品の所有者が出品者から利用者に移った状態とする。本実施形態では、このように「レンタル料金」の積算額により利益が確保できた時点で、利用者が購入したとみなす。この仕組みによっても、物品の回転率を早めることができ、早期に売買が成立した出品者及び利用者のみならず、手数料を徴収する事業者にとっても利益となる。
管理部113は、利用者から「販売料金」や「レンタル料金」の支払いを受けると、これらの料金から所定の割合の手数料を徴収する。そして、管理部113は、手数料を徴収後の差額を出品者に支払う。この場合に、この所定の割合は、「販売料金」と「レンタル料金」でそれぞれ一律であってもよく、それぞれ異なっていてもよい。例えば、貸出に伴うメンテナンス等の費用を考慮して、「販売料金」よりも「レンタル料金」の方が所定の割合が高くなるようにしてもよい。例えば、「販売料金」の場合は、徴収する手数料の割合を30[%]とし、「レンタル料金」の場合は、徴収する手数料の割合を50[%]としてもよい。また、この場合に、例えば、手数料を徴収するにあたり「販売料金」や「レンタル料金」から、所定の経費をまず差し引くようにしてもよい。例えば、「販売料金」や「レンタル料金」から、所定の経費として物品を集荷等するための経費である「送料」や、利用者が物品を破損した場合に破損代金を軽減するための経費である「保証料」等をまず差し引くようにしてもよい。そして、この差し引いた金額から、所定の割合の手数料を徴収するようにしてもよい。
このように管理部113が徴収した手数料や所定の経費は、事業者の運営費用及び利益となる。
出力部114は、管理部113が更新した管理情報や、管理部113が算出した各料金を、出品者が使用するユーザ端末2及び利用者が使用するユーザ端末2に対して送信することにより出力する。出品者や利用者は、自身の使用するユーザ端末2を参照することにより、出力された管理情報や料金の内容を把握することができる。なお、出力部114は、ユーザ端末2に対して、管理装置1の115が記憶している管理情報の全てを出力するのではなく、出品中の物品の情報等の、ユーザ端末2のユーザが出品者または利用者として知り得るべき情報のみを出力する。例えば、出力部114は、他のユーザ端末2のユーザの個人情報や、出品前の「出品準備中」の物品の情報や、各料金を算出用するためのデータ等については、ユーザ端末2には出力しない。
また、出力部114は、管理部113が更新した管理情報や、管理部113が算出した各料金を、表示部17に表示したり、紙媒体に印刷したりすることにより、出力する。事業者は、これら出力された管理情報や各料金を参照することにより、物品の管理や、料金の請求や支払いや、手数料の徴収を確実に行なうことができる。なお、これらの出力は、事業者が参照するものなので、出力部114は、ユーザ端末2に送信する場合と異なり、管理装置1の115が記憶している全ての管理情報や、全ての算出された料金を出力する。
このように、管理装置10が適宜管理情報を更新し、この管理情報に基づいた出力等を行なうことにより、本実施形態における各商取引を実現することができる。
[ユーザ端末2のハードウェア構成]
次に、本実施形態のハードウェアの構成及び機能的構成について図3を参照して説明する。ここで、図3は、本発明の実施形態に係る、ユーザ端末2のハードウェアの構成及び機能的構成を示すブロック図である。
ユーザ端末2は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、通信部24と、記憶部25と、操作部26と、表示部27と、を備えている。また、ユーザ端末2は、これら各部を接続するバス28を更に備えている。これら各部は、バス28を介して相互に通信可能に接続される。
ここで、ユーザ端末2が備えるこれら各部は、上述した管理装置1が含む同名の各部と同等のハードウェアで実現される。そのため、重複する説明となる、ユーザ端末2のハードウェアの説明については省略する。
[ユーザ端末2の機能的構成]
引き続き図3を参照して、ユーザ端末2の機能的構成について説明をする。以下で説明する各機能的構成は、ユーザ端末2の機能的構成のうち、上述した管理装置1と同様に、依頼処理と、申し込み処理を実行するための機能的構成である。
これら各処理が実行される場合、図3に示すように、CPU21において、要求部211と、管理情報取得部212と、出力部213とが機能する。これら機能ブロックは、以下で言及する以外にも、これら各処理を実行するために必要な演算処理や、機能ブロック間での情報の送受を、必要に応じて適宜行う。
また、記憶部25の一領域には、管理情報記憶部251が設定される。管理情報記憶部251は、物品の管理を行なうための管理情報を記憶する。この管理情報は、上述した管理装置1の出力部114から受信した管理情報(すなわち、一部の管理情報)である。
要求部211は、ユーザからの操作に基づいて、管理依頼、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みを、管理装置1に対して送信する。これらに含まれる情報については、管理装置1の説明の際に上述した通りである。
管理情報取得部212は、管理装置1の出力部114が送信する管理情報を取得する。そして、管理情報取得部212は、取得した管理情報により、管理情報記憶部251の内容を更新する。この出力部114及び管理情報取得部212の間の管理情報の送受信、及び管理情報取得部212による管理情報記憶部251の更新は、管理情報に変化が発生した都度行われる。これにより、ユーザは、ユーザ端末2において、最新の管理情報を参照することができる。
出力部213は、管理情報記憶部251に記憶されている管理情報に基づいて、ユーザが、出品者又は利用者となって商取引を行なうための表示画面を生成する。この表示画面には、ユーザが商取引に関する操作を行なうためのユーザインタフェースが含まれる。そして、出力部213は、生成した表示画面を表示部27に表示する。この場合に、出力部213は、表示画面に関連した所定の音楽、効果音、及び音声を生成し、これらの音楽、効果音、及び音声を、図示を省略したスピーカから出力するようにしてもよい。なお、この表示画面の詳細については、[表示例]という項目で後述する。
[動作]
<依頼処理>
次に、管理装置1が実行する、依頼処理における動作について図4を参照して説明をする。図4は、依頼処理の流れを説明するフローチャートである。
依頼処理は、出品者となるユーザが、ユーザ端末2を用いて管理依頼を送信したことに伴い実行される。なお、以下の図4のフローチャートを参照した説明において特に言及しない処理も含め、上述した各機能ブロックは、依頼処理を行うために必要な処理を適宜実行する。例えば、管理部113は、特に言及しない場合であっても、管理情報記憶部151の内容を適宜最新の状態に更新する。他にも、例えば、管理部113は、古物営業法を遵守するための、出品者の本人確認手続きを行なう。
ステップS11において、依頼取得部111は、ユーザ端末2から管理依頼を取得する。
ステップS12において、管理部113は、管理依頼のあった物品が、事業者のもとに到着したか否かを判定する。例えば、管理部113は、物品の到着を確認した事業者が物品を到着した旨の操作を行ったか否かに基づいて、この判定を行なうことができる。物品が到着した場合は、ステップS12においてYesと判定され、処理はステップS13に進む。一方で、物品が未だ到着していない場合は、ステップS12においてNoと判定され、処理はステップS12の判定を繰り返す。
ステップS13において、管理部113は、到着した物品の管理状態を「出品準備中」にする。また、事業者は、到着した物品のメンテナンスを開始する。
ステップS14において、管理部113は、メンテナンスが行われ、物品を出品するための準備が完了したか否かを判定する。例えば、管理部113は、メンテナンスを行った事業者が物品を出品するための準備が完了した旨の操作を行ったか否かに基づいて、この判定を行なうことができる。物品を出品するための準備が完了した場合は、ステップS14においてYesと判定され、処理はステップS15に進む。一方で、未だ物品を出品するための準備が完了していない場合は、ステップS14においてNoと判定され、処理はステップS14の判定を繰り返す。
ステップS15において、管理部113は、出品するための準備が完了した物品の管理状態を「出品中」にする。
ステップS16において、出力部114は、出品するための準備が完了した物品の管理状態を含んだ管理情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力する。
以上説明した、依頼処理により、出品者の依頼に対応すると共に、「出品中」とした物品の情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力することができる。これにより、利用者となり得る各ユーザ端末2のユーザは、出品された物品の情報を参照することができる。
<申し込み処理>
次に、管理装置1が実行する、申し込み処理における動作について図5を参照して説明をする。図5は、申し込み処理の流れを説明するフローチャートである。
申し込み処理は、利用者となるユーザが、ユーザ端末2を用いて、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みの何れかの申し込みを送信したことに伴い実行される。なお、以下の図5のフローチャートを参照した説明において特に言及しない処理も含め、上述した各機能ブロックは、申し込み処理を行うために必要な処理を適宜実行する。例えば、管理部113は、特に言及しない場合であっても、管理情報記憶部151の内容を適宜最新の状態に更新する。
ステップS21において、申込取得部112は、ユーザ端末2から、物品の借入申し込み、及び物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する。
ステップS22において、管理部113は、取得した申し込みが何れの申し込みであるかを判定する。物品の購入申し込みである場合は、ステップS22において「購入」と判定され、処理はステップS30に進む。一方で、物品の借入申し込みである場合は、ステップS22において「借入」と判定され、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、管理部113は、借入申し込み対象の物品の管理状態を「レンタル中」にする。また、事業者は、この物品を利用者に対して送付する。
ステップS24において、出力部114は、借入申し込み対象の物品の管理状態を含んだ管理情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力する。
ステップS25において、管理部113は、「レンタル料金」を算出し、算出した「レンタル料金」を利用者に対して請求する。例えば、管理部113は、物品の借入申し込みに含まれる利用者の利用料金の支払いに関する情報(例えば、利用者のクレジットカードに関する情報)に基づいて請求する。
ステップS26において、依頼取得部111は、現在物品の借入をしている利用者から、購入申し込みを取得したか否かを判定する。購入申し込みを取得した場合は、ステップS26においてYesと判定され、処理はステップS30に進む。一方で、購入申し込みを取得していない場合は、ステップS26においてNoと判定され、処理はステップS27に進む。
ステップS27において、管理部113は、期限前に利用者から事業者のもとに物品が返却されたか否かを判定する。例えば、管理部113は、物品の返却を確認した事業者が、期限前に物品が返却された旨の操作を行ったか否かに基づいて、この判定を行なうことができる。期限前に物品が返却された場合は、ステップS27においてYesと判定され、処理はステップS33に進む。一方で、期限前に物品が返却されていない場合(すなわち、返却日を経過している場合)は、ステップS27においてNoと判定され、処理はステップS28に進む。
ステップS28において、管理部113は、追加の「レンタル料金」を算出し、算出した追加の「レンタル料金」を、ステップS25と同様にして、利用者に対して請求する。また、これに伴い管理部113は、返却期限を延長する。更に、管理部113は、追加の「レンタル料金」を差し引いて低額となった「販売料金」を利用者と新たな返却期限を知らせるために、この低額となった「販売料金」と新たな返却期限を利用者のユーザ端末2に対して出力する。
ステップS29において、管理部113は、今まで請求した「レンタル料金」の積算額が、物品の「販売料金」を超えたか否かを判定する。今まで請求した「レンタル料金」の積算額が、物品の「販売料金」を超えた場合は、ステップS29においてYesと判定され、処理はステップS38に進む。一方で、今まで請求した「レンタル料金」の積算額が、物品の「販売料金」を超えていない場合は、ステップS29においてNoと判定され、処理はステップS26に戻り、繰り返される。
ステップS30において、管理部113は、利用者が購入する物品の管理状態を「購入済み」にする。
ステップS31において、管理部113は、利用者が購入する物品の管理状態を含んだ管理情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力する。
ステップS32において、管理部113は、「販売料金」を算出し、算出した「販売料金」を、ステップS25と同様にして、利用者に対して請求する。また、事業者は、この物品を利用者に対して送付する。そして、処理は、ステップS37に進む。このステップS37において、管理部113は、利用者から支払われた「販売料金」から事業者の手数料を差し引くことにより、手数料を徴収する。そして、管理部113は、手数料を徴収後の差額を出品者に支払う。例えば、管理部113は、物品の管理依頼に含まれる出品者への料金の支払いに関する情報(例えば、出品者の銀行口座番号)に基づいて支払いをする。
ステップS33において、管理部113は、返却された物品の管理状態を「返却中」にする。また、事業者は、到着した物品のメンテナンスを開始する。
ステップS34において、管理部113は、メンテナンスが行われ、物品を出品するための準備が完了したか否かを判定する。例えば、管理部113は、メンテナンスを行った事業者が物品を出品するための準備が完了した旨の操作を行ったか否かに基づいて、この判定を行なうことができる。物品を出品するための準備が完了した場合は、ステップS34においてYesと判定され、処理はステップS35に進む。一方で、未だ物品を出品するための準備が完了していない場合は、ステップS34においてNoと判定され、処理はステップS34の判定を繰り返す。
ステップS35において、管理部113は、出品するための準備が完了した物品の管理状態を「出品中」にする。
ステップS36において、出力部114は、出品するための準備が完了した物品の管理状態を含んだ管理情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力する。そして、処理は、ステップS37に進む。このステップS37において、管理部113は、利用者から支払われた「レンタル料金」から事業者の手数料を差し引くことにより、手数料を徴収する。そして、管理部113は、手数料を徴収後の差額を出品者に支払う。例えば、管理部113は、物品の管理依頼に含まれる出品者への料金の支払いに関する情報(例えば、出品者の銀行口座番号)に基づいて支払いをする。
ステップS38において、管理部113は、利用者が購入する物品の管理状態を「購入済み」にする。
ステップS39において、管理部113は、利用者が購入する物品の管理状態を含んだ管理情報を、各ユーザ端末2に対して送信することにより出力する。なお、処理がステップS38及びステップS39に進んでいる場合は(すなわち、ステップS29においてYesと判定された場合は)、ステップS25及びステップS28において利用者に「レンタル料金」を請求しているため、物品の「販売代金」は実質的に支払い済みとなっている。そのため、この場合には、ステップS32のように「販売代金」を請求することなく、処理は、ステップS37に進む。このステップS37において、管理部113は、利用者から支払われた「販売料金」から事業者の手数料を差し引くことにより、手数料を徴収する。そして、管理部113は、手数料を徴収後の差額を出品者に支払う。例えば、管理部113は、物品の管理依頼に含まれる出品者への料金の支払いに関する情報(例えば、出品者の銀行口座番号)に基づいて支払いをする。
以上説明した動作により、依頼処理及び申し込み処理を実現することができる。これらの処理によれば、上述したような種々の効果を奏することができる。例えば、これらの処理によれば、ユーザにとって、より利便性に優れた商取引の方法を提供することができる。また、これらの処理によれば、このように様々な商取引を発生させることにより、ユーザを仲介する事業者に対し、より多くの手数料を徴収させることができる。すなわち、これらの処理によれば、各ユーザ及び仲介事業者それぞれに対して、従来に比して、より多くのメリットを提供することができる。
[表示例]
次に、図上述した依頼処理及び申し込み処理に関連して、ユーザ端末2に表示される表示例について、図6、図7、図8、及び図9を参照して説明する。ここで、図6及び図7は、出品者が使用するユーザ端末2における表示例の遷移を示す模式図である。また、図8及び図9は、利用者が使用するユーザ端末2における表示例の遷移を示す模式図である。
<出品者の表示例>
まず、出品者が、物品の管理依頼を行なうために図6(A)に示すような表示がされる。この場合、表示領域AR11に示すように、物品のカテゴリやブランド名等を選択するための表示がされる。この場合に、出品者は、「販売も可能」という設定を切り替えることで、利用者に借入はさせるが、利用者に購入はさせないという選択をすることもできる。また、表示領域AR12には、査定を行なうための操作ボタンが表示される。
この査定を行なうための操作ボタンが操作されると、図6(B)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR13に示すように、出品中の物品、取引中の物品、及び販売済みの物品それぞれの一覧を選択するための表示がなされる。また、表示領域AR14には、選択した一覧に対応する物品の情報や画像が表示される。これら各一覧の表示は、出力部114により出力された管理情報に基づいて実現される。
ここで、「査定結果」と表示されている物品を選択すると、図6(C)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR15に示すように、出品中の物品の査定結果が表示される。こここで、「レンタル料金」及び「販売料金」は上述したように、管理部113により、物品の市場相場データと所定の関数等に基づいて算出される。また、物品の品質状態、季節データ及び過去の実勢データ等の変化に伴い、料金が変動することから、表示される各料金は、上限及び下限の幅をもった料金となっている。また「保証料金」は、上述したように、出品をして、利用者との販売や借入を行なうのではなく、物品を事業者に今すぐ販売した場合の料金である。また、表示領域AR16には、出品をするための操作ボタンと、事業者に保証料金で今すぐ販売するための操作ボタンとが表示される。
この出品をするための操作ボタンが操作されると、図7(D)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR17に示すように、出品するために集荷する対象の物品の情報や画像が表示される。また、表示領域AR18に示すように、出品者の名前や集荷先(例えば、出品者の自宅)の住所といった集荷情報が表示されると共に、集荷を依頼するための操作ボタンが表示される。
この集荷を依頼するための操作ボタンが操作されると、図7(E)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR19に示すように、集荷手続きを受け付けた旨が表示される。これにより、ユーザ端末2からの管理依頼の送信は終了する。そして、管理装置1では、図4を参照して上述したような依頼処理を開始する。
そして、続いて行われる、図5を参照して上述したような申し込み処理において、利用者による借入が発生すると、図7(F)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR20に示すように、借入後に返却された物品についての各料金と、事業者に保証料金で今すぐ販売するための操作ボタンとが表示される。ここで、「保証料金」は、図6(C)を参照して上述したように、出品をして、利用者との販売や借入を行なうのではなく、物品を事業者に今すぐ販売した場合の料金である。また、表示領域AR21に示すように、今回の「レンタル料金」に対応する収益と、出品を取り止めて物品を出品者のもとに返品するための操作ボタンとが表示される。出品者は、これらの操作ボタンにより操作を行なうこともできるし、そのまま出品を継続することもできる。
一方で、申し込み処理において、利用者による購入が発生すると、図7(G)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR22に示すように、購入された物品についての情報うや画像が表示される。また、表示領域AR23に示すように、今回の「レンタル料金」及び「販売料金」に対応する収益が表示される。出品者は、この表示を参照することにより、今回の出品で得ることができた収益の金額及び内訳を知ることができる。
<利用者の表示例>
まず、利用者が、借入申し込みや、購入申し込みを行なうために図8(A)に示すような表示がなされる。この場合、表示領域AR31に示すように、出品されている物品をテキスト検索するための検索窓が表示される。また、表示領域AR32に示すように、出品されている物品の情報や画像が各料金と共に表示される。利用者は、これらの表示を参照して、利用する物品を選択する。
何れかの物品が選択されると、図8(B)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR33に示すように、現在選択している物品の情報や画像が各料金と共に表示される。また、表示領域AR34には、購入申し込みをするための操作ボタンと、借入申し込みをするための操作ボタンとが表示される。
この借入申し込みをするための操作ボタンが操作されると、図8(C)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR35に示すように、現在選択している物品の情報や画像が各料金と共に表示される。また、購入申し込みをするための操作ボタンが表示される。更に、表示領域AR36に示すように、借入をする期間の指定(すなわち、借入日と、返却日の指定)を行なうための表示がされる。
借入をする期間の指定後が操作されると、図8(C)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR37に示すように、現在選択している物品の情報や画像が「レンタル料金」と共に表示される。また、借入申し込みをするための操作ボタンが表示される。この借入申し込みをするための操作ボタンが操作されると、ユーザ端末2からの借入申し込みの送信は終了する。そして、管理装置1では、図5を参照して上述したような、申し込み処理を開始する。
一方で、申し込み処理において物品が借り入れされると、図9(E)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR38に示すように、現在借入をしている物品の情報や画像が各料金と共に表示される。また、表示領域AR39に示すように、借入により低額に設定された「販売料金」と、購入申し込みをするための操作ボタンと、返却日とが表示される。利用者は、この表示を参照して、物品を購入するか否かを判断することができる。
そして、利用者が返却を行なう場合、図9(F)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR40に示すように、現在借入をしている物品の情報や画像が「販売料金」と共に表示される。また、購入申し込みをするための操作ボタンが表示される。更に、表示領域AR41に示すように、利用者の名前や集荷先(例えば、利用者の自宅)の住所といった集荷情報が表示されると共に、集荷により物品の返却を依頼するための操作ボタンが表示される。この物品の返却を依頼するための操作ボタンが操作されると、物品の集荷が行われ、借入は終了する。
一方で、申し込み処理において物品が購入されると、図9(G)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR42に示すように、現在購入しようとしている物品の情報や画像が「購入料金」と共に表示される。また、表示領域AR43に示すように、ポイントの使用有無や、支払い方法と共に、購入にあたって最終確認を行なうための操作ボタンが表示される。
この最終確認を行なうための操作ボタンが操作されると、図9(H)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR44に示すように、現在購入しようとしている物品の情報や画像が「購入料金」と共に表示される。また、購入を実行するための操作ボタンが表示される。
この購入を実行するための操作ボタンが操作されると、図9(I)に示すような表示に遷移する。この場合、表示領域AR45に示すように、購入手続きを完了した旨が表示される。これにより、ユーザ端末2からの購入依頼の送信は終了する。そして、管理装置1では、図5を参照して上述したような申し込み処理を開始する。また、これに伴い、事業者は購入のための手続きを行なう。
出品者及び利用者は、これらの表示例のような表示を参照しながら、ユーザ端末2を操作することにより、各商取引を実行することができる。
[本実施形態の非限定性]
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。例えば、以下に示す変形例のような変形を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
[変形例]
<第1変形例>
上述の実施形態において、管理部113は、物品の市場相場データ、物品の品質状態、季節データ及び過去の実勢データ等に基づいて、「レンタル料金」と「販売料金」とを決定していた。また、同じ利用者が借入をしている期間が長いほど、この利用者に対する「販売料金」が低額になるように設定していた。
これに限らず、他の方法で「販売料金」を決定するようにしてもよい。例えば、出品者からの物品の管理依頼において、出品者が希望する「最終利益額」の指定を受け付け、この「最終利益額」が確保されるように、「レンタル料金」と「販売料金」とを決定してもよい。例えば、或る物品について、出品者が「最終利益額」を30000円と指定したとする。この場合、管理部113は、この30000円を「販売料金」とする。また、この30000円より低額な例えば、5000円を「レンタル料金」とする。
その後、利用者が5000円で借入をしたとする。すると、管理部113は、この「最終利益額」が確保されるように、「レンタル料金」と「販売料金」とを再決定する。例えば、30000円から5000円を差し引いた25000円「販売料金」とする。また、この25000円より低額な例えば、5000円を「レンタル料金」とする。
その後、更に利用者が借入をしたとする。すると、管理部113は、この「最終利益額」が確保されるように、「レンタル料金」と「販売料金」とを再決定する。例えば、30000円から9000円を差し引いた21000円「販売料金」とする。また、この25000円より低額な例えば、4000円を「レンタル料金」とする。
管理部113は、このようにして各料金の再設定を繰り返すことにより、何れの段階においても、物品が購入されると「最終利益額」が確保されるようにする。これにより、出品者の希望する「最終利益額」に基づいて、各料金を設定することができる。なお、出品者が「最終利益額」を、事業者に任せることもできる。この場合、管理部113は、物品の市場相場データ、物品の品質状態、季節データ及び過去の実勢データ等に基づいて、最初の「販売料金」を決定する。そして、この最初の「販売料金」を、上述の「最終利益額」とみなして同じ処理を行なうことによっても、「最終利益額」を確保することができる。
なお、本変形では、「最終利益額」を確保することを目的としているので、最初に借入を行った利用者と、次回に借入を行った利用者が、同一の人物であるか別の人物であるかを問うことなく、上述の処理を実行するようにしてもよい。
また、上述の処理では、説明を簡略とするべく、事業者が徴収する手数料について説明を省略したが、実際には、利用者が指定する「最終利益額」そのものではなく、これに、手数料を加えた額が「最終利益額」となるように処理を行なう。
本変形例のようにすることにより、出品者は、自身が納得する金額にて出品を行なうことができる。
<第2変形例>
上述の実施形態では、同じ利用者が借入をしている期間が長いほど、この利用者に対する「販売料金」が低額になるように設定していた。この場合に、物品を連続して延長しながら借入をすることを想定していたが、これに限らず、一度返却した後に、同じ物品について日を空けて再度借入をした場合も、前回の借入時に低額に設定した「販売価格」で販売するようにしてもよい。
また、他にも、「販売料金」が低額になるように設定した場合に、他の代替品(例えば、借入をした物品と同じ型番の新品)の「販売料金」も値引くようにしてもよい。
<他の変形例>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2や図3に示した機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。すなわち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が管理装置1やユーザ端末2に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2や図3の例に限定されない。また、他にも、例えば、管理装置1が単一のサーバ装置で実現されもよいが、いわゆるクラウドサーバ等のように複数のサーバ装置が協働することにより管理装置1が実現されてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布されるリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディアは、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM22や、図2の記憶部25や、図3のROM12や、図3の記憶部15に含まれる半導体メモリ等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。また、記録媒体に記録されるプログラムにより実行されるステップは、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、任意の順番に実行されてよい。
1・・・管理装置,2・・・ユーザ端末,11,21・・・CPU,12,22・・・ROM,13,23・・・RAM,14,24・・・通信部,15,25・・・記憶部,16,26・・・操作部,17,27・・・表示部,18,28・・・バス,111・・・依頼取得部,112・・・申込取得部,113・・・管理部,114・・・出力部,151・・・管理情報記憶部,211・・・要求部,212・・・管理情報取得部,213・・・出力部,251・・・ユーザ情報記憶部

Claims (4)

  1. 第1ユーザから該第1ユーザが所有権を有する物品に関する管理依頼を取得する依頼取得手段と、
    前記物品に関する情報をユーザ端末に出力する出力手段と、
    前記出力手段が出力した前記物品に関する情報を参照した第2ユーザから、前記物品の借入申し込み、及び前記物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する申込取得手段と、
    前記申込取得手段が前記物品の借入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザが所有権を有しているが前記第2ユーザが借入をしている状態とする一方で、前記申込取得手段が前記物品の購入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザではなく前記第2ユーザが所有権を有する状態とする管理手段と、
    を備え
    前記第1ユーザに対して、前記ユーザ端末に、査定結果として、レンタル料金、販売料金、および保証料金が示され、前記第1ユーザは、示された前記査定結果に基づいて、前記管理依頼を行う、
    管理装置。
  2. 前記申込取得手段は、前記借入申し込みで指定されている使用期間については、前記第2ユーザ以外の他のユーザからの前記物品についての申し込みを取得しない、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理手段は、前記物品の管理状態を前記第1ユーザが所有権を有しているが前記第2ユーザが借入をしている状態としている期間が長くなるに伴って、前記申込取得手段が該第2ユーザから前記物品の購入申し込みを取得した場合に該第2ユーザに対して請求する請求額をより低額に設定する、
    請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 第1ユーザから該第1ユーザが所有権を有する物品に関する管理依頼を取得する依頼取得機能と、
    前記物品に関する情報をユーザ端末に出力する出力機能と、
    前記出力機能が出力した前記物品に関する情報を参照した第2ユーザから、前記物品の借入申し込み、及び前記物品の購入申し込みの何れかの申し込みを取得する申込取得機能と、
    前記申込取得機能が前記物品の借入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザが所有権を有しているが前記第2ユーザが借入をしている状態とする一方で、前記申込取得機能が前記物品の購入申し込みを取得した場合に、前記物品の管理状態を前記第1ユーザではなく前記第2ユーザが所有権を有する状態とする管理機能と、
    をコンピュータに実現する管理プログラムであって、
    前記第1ユーザに対して、前記ユーザ端末に、査定結果として、レンタル料金、販売料金、および保証料金が示され、前記第1ユーザは、示された前記査定結果に基づいて、前記管理依頼を行う、
    管理プログラム
JP2019071289A 2019-04-03 2019-04-03 管理装置、及び管理プログラム Active JP7366390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019071289A JP7366390B2 (ja) 2019-04-03 2019-04-03 管理装置、及び管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019071289A JP7366390B2 (ja) 2019-04-03 2019-04-03 管理装置、及び管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020170335A JP2020170335A (ja) 2020-10-15
JP7366390B2 true JP7366390B2 (ja) 2023-10-23

Family

ID=72746136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019071289A Active JP7366390B2 (ja) 2019-04-03 2019-04-03 管理装置、及び管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7366390B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220350A (ja) 2003-01-15 2004-08-05 Music Lease Kk 賃貸・販売管理方法、賃貸・販売管理装置およびプログラム
JP2007004622A (ja) 2005-06-24 2007-01-11 Nec Fielding Ltd レンタルシステム
JP2011123711A (ja) 2009-12-11 2011-06-23 Cimax Kk 商品の販売管理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220350A (ja) 2003-01-15 2004-08-05 Music Lease Kk 賃貸・販売管理方法、賃貸・販売管理装置およびプログラム
JP2007004622A (ja) 2005-06-24 2007-01-11 Nec Fielding Ltd レンタルシステム
JP2011123711A (ja) 2009-12-11 2011-06-23 Cimax Kk 商品の販売管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020170335A (ja) 2020-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11315069B2 (en) Systems and methods for facilitating e-commerce product returns using orders for returned items
US8423461B2 (en) Advanced payment management system
KR101572305B1 (ko) 디지털 아이템들의 추천, 대여, 및 재판매
KR101020628B1 (ko) 인터넷을 이용한 전자상거래에서의 묶음할인 상품 판매방법및 이를 실행하기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을수 있는 기록매체
JP4590954B2 (ja) 電子商取引システム,電子商取引サーバ,およびコンピュータプログラム。
US20080015980A1 (en) System and method for managing targeted donations and giving
US11386488B2 (en) System and method for combining product specific data with customer and merchant specific data
JPWO2004010356A1 (ja) 決済システム、決済装置、決済プログラム、および決済プログラム記憶媒体
US20220147988A1 (en) Creating a smart contract on a blockchain ledger
WO2019035459A1 (ja) 情報流通方法、情報流通サーバ装置、端末装置、及びコンピュータプログラム
US11153256B2 (en) Systems and methods for recommending merchant discussion groups based on settings in an e-commerce platform
US20120215615A1 (en) Conditional Partial Refund Based on Units Sold
CN109325797A (zh) 联合及多租户电子商务平台
US20100082456A1 (en) Tools in support of e-commerce including inventoryless e-commerce
US20080177635A1 (en) Method, system, and apparatus for suggesting or requesting a proxy transaction
EP3757932A1 (en) Systems and methods for facilitating e-commerce product returns using orders for returned items
KR20120113975A (ko) 수익 분배 시스템 및 방법
US20150154687A1 (en) Reseller sales force
JP2019095899A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20130060645A1 (en) Generating fees and revenues from modified logos
US20200402118A1 (en) Systems and methods for recommending merchant discussion groups based on merchant categories
KR20160123611A (ko) 마일리지 적립 활용 전자상거래 시스템 및 전자상거래 방법과 이를 위한 프로그램 기록매체
JP2001319102A (ja) コンピュータ通信網を利用した販売者中心双方向競売方法及び装置
KR20130106165A (ko) 일체형 마켓플레이스에서 상품들의 통합 결제를 위한 인터페이스를 제공하는 광고 제공 시스템 및 방법
CN113900551A (zh) 位置特定用户界面的动态生成

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20190416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7366390

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150