JP2016060581A - レバー支点ピン抜き治具 - Google Patents

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文昭 大友
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Abstract

【課題】レバー支点ピンを手で握って引っ張る作業を要することなく、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取ることができるレバー支点ピン抜き治具の提供。
【解決手段】本発明は、ブレーキに備えられるレバー3a,3bを支持部材4に回動可能に連結し、ピン本体5a1等と、このピン本体5a1等の一端部に設けられたつば部5a2等とを有するレバー支点ピン5a,5bを抜き取る際に用いられるレバー支点ピン抜き治具において、レバー支点ピン5a,5bのつば部5a2等に係合し、つば部5a等の引き抜きが可能な係合体10と、この係合体10が移動可能に収容され、支持部材4に当接可能な端部11a1,11b1を有する枠体11と、一端が係合体10に一体に設けられ、枠体11に設けた挿入穴11c1に挿入されるねじ棒12と、スパナ20による回転が可能にねじ棒12に螺合され、枠体11に当接可能なナット14とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータ用巻上機を制動するブレーキに備えられるレバー支点ピンを抜き取る際に用いられるレバー支点ピン抜き治具に関する。
この種の従来技術が特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された従来技術は、エレベータ用巻上機を制動するブレーキに備えられたレバー支点ピンを抜き取る際に用いられるものである。ブレーキは、巻上機に一体に設けられるブレーキドラムと、このブレーキドラムに当接可能な一対のシューと、これらのシューを保持する一対のレバーと、これらのレバーを支持部材に回動可能に連結する一対のレバー支点ピンとを備えている。ブレーキの分解作業が必要なときには、一対のレバー支点ピンを抜き取ることにより一対のレバーのそれぞれを支持部材から取り外す作業が行われる。
特許文献1に開示された従来技術は、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取る際に、レバー支点ピンとほぼ同一の外径を有する筒体を用い、この筒体の一端側をレバー支点ピンの端面に対向させ、筒体の他端側をハンマーで強く叩くようにしている。これによりレバー支点ピンがレバーに形成された穴部、及び支持部材に形成された穴部から突出する。この状態において、レバー支点ピンを手で握って引っ張ることにより、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取るようにしている。
特開2000−38262号公報
前述した特許文献1に開示された従来技術は、筒体を用い、この筒体をハンマーで強く叩くことにより、ある程度はレバー支点ピンをレバーに形成された穴部、及び支持部材に形成された穴部から突出させることができる。しかしながら、その後は、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取るために、レバー支点ピンを手で握って引っ張る煩雑な作業が必要になる。このために従来技術にあっては、レバー支点ピンの抜き取り作業、すなわちレバーの取り外し作業を含むブレーキの分解作業に時間がかかり、このブレーキの分解作業の能率の向上を見込めない問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、レバー支点ピンを手で握って引っ張る作業を要することなく、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取ることができるレバー支点ピン抜き治具を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るレバー支点ピン抜き治具は、エレベータ用巻上機を制動するブレーキに備えられるレバーを支持部材に回動可能に連結し、ピン本体と、このピン本体の一端部に設けられたつば部とを有するレバー支点ピンを抜き取る際に用いられるレバー支点ピン抜き治具において、前記レバー支点ピンの前記つば部に係合し、前記つば部の引き抜きが可能な係合体と、前記係合体が移動可能に収容され、所定部材に当接可能な端部を有する収容体と、一端が前記係合体に一体に設けられ、前記収容体に設けた挿入穴に挿入されるねじ棒と、所定の工具による回転が可能に前記ねじ棒に螺合され、前記収容体に当接可能な螺合体とを備えたことを特徴としている。
本発明に係るレバー支点ピン抜き治具を用いてレバー支点ピンを抜き取るに際しては、レバー支点ピンのつば部を係合体に係合させ、係合体が収容される収容体の端部を所定部材に当接させた状態で、所定の工具でねじ棒に螺合する螺合体を回転させてねじ棒及び係合体を、レバー及び支持部材から離れる方向へ移動させることにより、係合体に係合するつば部を介してレバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取ることができる。すなわち本発明は、従来のようにレバー支点ピンを手で握って引っ張る作業を要することなく、所定の工具で螺合体を回転させる操作によって、レバー支点ピンをレバー及び支持部材から抜き取ることができる。これにより本発明は、レバー支点ピンの抜き取り作業を短時間で行うことができ、レバーの取り外し作業を含むブレーキ分解作業の能率を従来に比べて向上させることができる。
本発明に係るレバー支点ピン抜き治具の一実施形態が活用されるエレベータ用巻上機のブレーキを示す正面図である。 図1に示すブレーキに備えられるレバー支点ピンを拡大して示す側面図である。 本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具を示す平面図である。 図3のA方向から見た図である。 本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具を用いてブレーキのレバー支点ピンを抜く作業を示す斜視図である。
以下、本発明に係るレバー支点ピン抜き治具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具が用いられるエレベータ用巻上機のブレーキは、図1に示すように、エレベータ用巻上機と一体に設けられるブレーキドラム1と、このブレーキドラム1に当接してブレーキドラム1を制動可能な一対のシュー2a,2bと、これらのシュー2a,2bを保持する一対のレバー3a,3bとを備えている。また、このブレーキは、レバー3a,3bを支持部材4に回動可能に連結する一対のレバー支点ピン5a,5bを備えている。
レバー支点ピン5aは、図2に示すように、軸体を構成するピン本体5a1と、このピン本体5a1の一端部に設けられたつば部5a2とを備えている。レバー支点ピン5bも、レバー支点ピン5aと同等の構成となっており、ピン本体と、つば部とを備えている。
また、ブレーキは、レバー3a,3bをそれぞれブレーキドラム1から離隔する方向へ押し開く電磁石装置6と、この電磁石装置6に形成された貫通穴、及びレバー3a,3bのそれぞれに形成された貫通穴に挿入されるロッド7とを備えている。さらに、このブレーキは、ロッド7の一端に設けられ、レバー3a,3bを閉じる方向に付勢する、すなわちシュー2a,2bがブレーキドラム1に当接するようにレバー3a,3bを付勢するばね8を備えている。
このように構成されるブレーキは、保守点検等に際して分解することが行われる。このブレーキの分解作業時には、レバー支点ピン5a,5bが、支持部材4の穴部4a,4b、及びレバー3a,3bの穴部から抜き取られ、レバー3a,3bを取り外す作業が行われる。本実施形態は、このようなレバー3a,3bの取り外し作業に際し、レバー支点ピン5a,5bを抜き取る際に用いられる。
本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具は、図3,4に示すように、レバー支点ピン5a,5bのつば部5a2等に係合し、これらのつば部5a2等からの引き抜きが可能な係合体10と、この係合体10が移動可能に収容され、所定部材に当接可能な端部を有する収容体、例えば枠体11と、一端が係合体10に一体に設けられ、枠体11に設けた挿入穴11c1に挿入されるねじ棒12と、所定の工具による回転が可能にねじ棒12に螺合され、枠体11に当接可能な螺合体、例えばナット14とを備えている。
前述した係合体10は、レバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等が挿入される穴部10aを有し、レバー支点ピン5a,5bのつば部5a1等が係合する係合壁10bと、つば部5a1等の収容が可能な空間部10eとを有している。
前述した枠体11は、係合体10を案内可能な一対の案内壁11a,11bと、これらの案内壁11a,11bを連結し、前述した挿入穴11c1が設けられた連結壁11cとを含んでいる。一対の案内壁11a,11bのそれぞれは、前述した所定部材に当接可能な端部11a1,11b1を有し、これらの端部11a1,11b1間に、レバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等の移動を許容させる開放部11dを形成してある。また、一対の案内壁11a,11b間の係合体10の係合壁10bの穴部10aに対向する部分に、前述した開放部11dに連通し、レバー支点ピン5a,5bのつば部5a2等の係合壁10bへの係合、及びレバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等の係合壁10bの穴部10aへの挿入を許容させる開放空間を形成してある。
枠体11の端部11a1,11b1が当接する前述の所定部材は、ブレーキの前述した支持部材4から成っている。なお、支持部材4に一体にボス等の部材が設けられている場合には、前述の所定部材がボス等の部材であってもよい。
係合体10は、係合壁10bに対向して設けられ、ねじ棒12の一端が螺合するねじ穴10dが形成された固定壁10cを有している。係合体10の固定壁10cのねじ穴10dからねじ棒12の前述した一端を突出させた状態で、ねじ棒12のその一端に螺合する固定ナット13を備えている。ねじ棒12の一端と、固定ナット13と、係合体10の固定壁10cとは、溶接により一体に固定してある。
ここで、本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具は、
レバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等の長さ寸法をL0、
枠体11の長さ寸法をL1、
枠体11の連結壁11cの厚さ寸法をt1、
係合体10の全体の厚さ寸法をT1、
係合体10の固定壁10cの厚さ寸法をt2、
ねじ棒12の長さ寸法をL2、
所定の工具による回転が可能な螺合体を構成するナット14の厚さ寸法をT2、
ねじ棒12の一端に一体に設けた固定ナット13の厚さ寸法をT3としたとき、
L1−t1−T1>L0 (1)
L2>L1−T1+t2+T2+T3 (2)
の関係を満足するように、レバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等の長さ寸法L0、枠体11の長さ寸法L1、枠体11の連結壁11cの厚さ寸法t1、係合体10の全体の厚さ寸法T1、係合体10の固定壁10cの厚さ寸法t2、ねじ棒12の長さ寸法L2、ナット14の厚さ寸法T2、及び固定ナット13の厚さ寸法T3のそれぞれを設定してある。
このように構成した本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具を用いて、レバー支点ピン5a,5bを抜き取る作業について図5を用いて説明する。なお図5では、レバー支点ピン5aを抜き取る作業について示してあるが、レバー支点ピン5bの抜き取り作業も同様にして行われる。以下にあっては、レバー支点ピン5aの抜き取り作業を例に挙げて説明する。
レバー3aを支持部材4に回動可能に連結していたレバー支点ピン5aを抜き取るに際しては、まず、レバー支点ピン5aのつば部5a2の反対側に位置するピン本体5a1の端面を、例えば前述した従来技術におけるのと同様の筒体を用い、ハンマーで強く叩く。これにより、レバー支点ピン5aがレバー3aに形成された穴部、及び支持部材4に形成された穴部4aから突出し、レバー支点ピン5aのつば部5a1を、一対の案内壁11a,11bの端部11a1,11b1間に形成される開放部11d、及びこの開放部11dに連通する前述の開放空間を介して係合体10の空間部10e内に位置させ、係合壁10bに係合させすることができる。
この状態で枠体11の端部11a1,11b1を所定部材、すなわち支持部材4に当接させ、ねじ棒12に螺合するナット14を枠体11の連結壁11cに当接させる。
このような状態において、所定の工具、例えばスパナ20によってナット14を回転させる。これにより、枠体11はナット14によって締め付けられ、枠体11は端部11a1,11b1が支持部材4に押圧された状態となり、係合体10にレバー支点ピン5aに対する引き抜き力を生じさせることができる。したがって、スパナ20でナット14を回転させることにより、ねじ棒12をレバー3a及び支持部材4から離れる方向に移動させることができる。
すなわち、ねじ棒12と一体に設けられ、レバー支点ピン5aのつば部5a1が係合する係合体10を、レバー3a及び支持部材4から離れる方向へ移動させることができる。この係合体10によって、つば部5a1を介してレバー支点ピン5aを、レバー3a及び支持部材4から抜き取ることができる。レバー支点ピン5bの抜き取り作業も前述と同様にして行うことができる。
このように構成した本実施形態に係るレバー支点ピン抜き治具によれば、前述した従来技術におけるようにレバー支点ピン5a,5bを手で握って引っ張る作業を要することなく、スパナ20でナット14を回転させる操作によって、レバー支点ピン5a,5bをレバー3a,3b及び支持部材4から抜き取ることができる。これにより本実施形態は、レバー支点ピン5a,5bの抜き取り作業を短時間で行うことができ、レバー3a,3bの取り外し作業を含むブレーキ分解作業の能率を向上させることができる。
また、本実施形態は、係合体10が、レバー支点ピン5a,5bのつば部5a2等が係合する係合壁10bに、ピン本体5a1等が挿入される穴部10aを設けたことから、レバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等を穴部10aに挿入させた状態で安定して係合壁10bに係合させることができ、レバー支点ピン5a,5bの偏りを生じさせずにレバー支点ピン5a,5bを精度良く抜き取ることができる。
また、本実施形態は、枠体11が係合体10を案内可能な一対の案内壁11a,11bを含むことから、係合体10を揺れ等を生じさせることなく円滑に枠体11内を移動させることができる。これによっても、レバー支点ピン5a,5bの偏りを生じさせずに、レバー支点ピン5a,5bを精度良く抜き取ることができる。
また、本実施形態は、ねじ棒12に螺合する螺合体が、入手が簡単なナットから成り、入手が簡単な固定ナット13も含めてねじ棒12の一端と係合体10の固定壁10cとを一体に溶接固定した構成にしてあることから、製作が容易で実用性に富む。
また、本実施形態は、枠体11の長さ寸法L1、枠体11の連結壁11cの厚さ寸法t1、係合体10の全体の厚さ寸法T1、及びレバー支点ピン5a,5bのピン本体5a1等の長さ寸法L0のそれぞれを、前述した不等式(1)で示す関係に設定したことから、ナット14の回転に伴うねじ棒12及び係合体10の移動によって、レバー支点ピン5a,5bの全体をレバー3a,3b、及び支持部材4から確実に抜き取ることができる。
また、本実施形態は、ねじ棒12の長さ寸法L2、枠体11の長さ寸法L1、係合体10の全体の厚さ寸法t1、係合体10の固定壁10cの厚さ寸法t2、ナット14の厚さ寸法T2、及び固定ナット13の厚さ寸法T3のそれぞれを、前述した不等式(2)で示す関係に設定したことから、ねじ棒12、ナット14、及び係合体10を枠体11から離脱させることなく、レバー支点ピン5a,5bの抜き取り作業を実施でき、常に安定した形態に保持できる。
なお、前述した実施形態では、ねじ棒12に螺合する螺合体をナット14によって構成したが、本発明は、螺合体をナット14によって構成することには限られない。例えばナット14と同程度の厚さを有し、全体形状がスパナ20によって回転させることが可能な角形、例えば正方形で、中央部分にねじ棒12と螺合するねじ穴を有する部材によって螺合体を構成してもよい。
また、前述した実施形態では、枠体11を一対の案内壁11a,11bと、連結壁11cとを有する構成にしてあるが、例えば係合体10の底部を案内する案内面も設けた構成とすることができる。
1 ブレーキドラム
2a シュー
2b シュー
3a レバー
3b レバー
4 支持部材
4a 穴部
4b 穴部
5a レバー支点ピン
5a1 ピン本体
5a2 つば部
5b レバー支点ピン
10 係合体
10a 穴部
10b 係合壁
10c 固定壁
10d ねじ穴
10e 空間部
11 枠体(収容体)
11a 案内壁
11a1 端部
11b 案内壁
11b1 端部
11c 連結壁
11c1 挿入穴
11d 開放部
12 ねじ棒
13 固定ナット
14 ナット(螺合体)
20 スパナ(所定の工具)
L0 ピン本体5a1等の長さ寸法
L1 枠体11の長さ寸法
t1 連結壁11cの厚さ寸法
T1 係合体10の全体の厚さ寸法
t2 固定壁10cの厚さ寸法
T2 ナット14の厚さ寸法
T3 固定ナット13の厚さ寸法
L2 ねじ棒12の長さ寸法

Claims (5)

  1. エレベータ用巻上機を制動するブレーキに備えられるレバーを支持部材に回動可能に連結し、ピン本体と、このピン本体の一端部に設けられたつば部とを有するレバー支点ピンを抜き取る際に用いられるレバー支点ピン抜き治具において、
    前記レバー支点ピンの前記つば部に係合し、前記つば部の引き抜きが可能な係合体と、
    前記係合体が移動可能に収容され、所定部材に当接可能な端部を有する収容体と、
    一端が前記係合体に一体に設けられ、前記収容体に設けた挿入穴に挿入されるねじ棒と、
    所定の工具による回転が可能に前記ねじ棒に螺合され、前記収容体に当接可能な螺合体とを備えたことを特徴とするレバー支点ピン抜き治具。
  2. 請求項1に記載のレバー支点ピン抜き治具において、
    前記係合体は、前記レバー支点ピンの前記ピン本体が挿入される穴部を有し、前記レバー支点ピンの前記つば部が係合する係合壁と、前記つば部の収容が可能な空間部とを有することを特徴とするレバー支点ピン抜き治具。
  3. 請求項2に記載のレバー支点ピン抜き治具において、
    前記収容体は、枠体から成り、
    前記枠体は、前記係合体を案内可能な一対の案内壁と、これらの案内壁を連結し、前記挿入穴が設けられた連結壁とを含み、
    前記一対の案内壁のそれぞれは、前記所定部材に当接可能な前記端部を有し、これらの端部間に前記レバー支点ピンの前記ピン本体の移動を許容させる開放部を形成するとともに、前記一対の案内壁間の前記係合体の前記係合壁の前記穴部に対向する部分に、前記開放部に連通し、前記レバー支点ピンの前記つば部の前記係合壁への係合、及び前記レバー支点ピンの前記ピン本体の前記係合壁の前記穴部への挿入を許容させる開放空間を形成したことを特徴とするレバー支点ピン抜き治具。
  4. 請求項3に記載のレバー支点ピン抜き治具において、
    前記螺合体は、前記ねじ棒に螺合するナットから成り、
    前記枠体の端部が当接する所定部材は、前記支持部材、または前記支持部材に一体に設けられた部材から成り、
    前記係合体は、前記係合壁に対向して設けられ、前記ねじ棒の前記一端が螺合するねじ穴が形成された固定壁を有し、
    前記係合体の前記固定壁の前記ねじ穴から前記ねじ棒の前記一端を突出させた状態で前記ねじ棒の前記一端に螺合する固定ナットを備え、
    前記ねじ棒の前記一端と、前記固定ナットと、前記係合体の前記固定壁とを溶接により一体に設けたことを特徴とするレバー支点ピン抜き治具。
  5. 請求項4に記載のレバー支点ピン抜き治具において、
    前記レバー支点ピンの前記ピン本体の長さ寸法をL0、
    前記枠体の長さ寸法をL1、
    前記枠体の前記連結壁の厚さ寸法をt1、
    前記係合体の全体の厚さ寸法をT1、
    前記係合体の前記固定壁の厚さ寸法をt2、
    前記ねじ棒の長さ寸法をL2、
    前記所定の工具による回転が可能な前記螺合体を構成する前記ナットの厚さ寸法をT2、
    前記ねじ棒の前記一端に一体に設けた前記固定ナットの厚さ寸法をT3としたとき、
    L1−t1−T1>L0 の関係、及び
    L2>L1−T1+t2+T2+T3 の関係に設定したことを特徴とするレバー支点ピン抜き治具。
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