JP2016058363A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし燃料電池セルの電圧は、例えば燃料ガス中のCOの存在等、様々な要因によって低下するため、燃料電池セルの電圧に基づいて水の量を予測することは困難である。また圧力測定による方法も、微少な圧力変動の計測は難しい上に、燃料電池システムの運転負荷の変動によっても圧力は変化するため、水の量の予測は困難である。
前記オフガス供給路の途中の特定部位の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサが検出した前記特定部位の温度に基づいて、オフガスに含まれる水蒸気が凝縮して発生する凝縮水が前記オフガス供給路の前記特定部位を通過したか否かを判定する凝縮水通過判定部とを備える点にある。
前記凝縮水低減処理実行部は、前記凝縮水低減処理として前記加熱部を作動させて前記オフガス供給路を構成する管を加熱する点にある。
前記凝縮水低減処理実行部は、前記凝縮水低減処理として前記水分除去部を作動させてオフガスから水分を除去する点にある。
ステップ#10において運転制御装置Cは、凝縮水通過の判定の基準となる基準温度T0を設定する。例えば、燃料電池システムの運転開始時において基準温度T0が未設定の場合、運転制御装置Cは、温度センサT2から送られる特定部位50の温度Tを監視し、単位時間当たりの温度Tの変化率が所定の範囲内となった時点で、過去10分間の温度Tの平均値を基準温度T0として設定する。また、基準温度T0が設定済みで燃料電池システムの運転が継続している間は、運転制御装置Cは、過去10分間の温度Tの変化率が所定の範囲内であることを条件に、過去10分間の温度Tの平均値を新たな基準温度T0として設定(更新)する。
位置Bにおける温度センサT2の出力は、温度が低下した時間帯を除き、平均的には約58℃である。温度低下に関して、1時間当たり0.5〜1回の頻度で2℃〜4℃程度発生している。温度の低下幅は位置Aよりも小さいが、温度低下の時刻が位置Aの場合とほぼ同じであるため、この温度低下は位置Bを凝縮水が通過したことによるものと考えられる。すなわち、位置Bも温度センサT2を設ける位置として用いることができると考えられる。
<1>
上述の実施形態では、ステップ#11において低下幅ΔTが温度低下幅閾値TSを超えた場合、凝縮水がオフガス供給路5の特定部位50を通過したと判定していたが、当該条件に加えて、低下幅ΔTが温度低下幅閾値TSを超える状態が予め設定された温度低下時間閾値tsを超えて継続した場合に、凝縮水がオフガス供給路5の特定部位50を通過したと判定してもよい。
上述の実施形態では、凝縮水通過判定部C1が凝縮水が通過したと判定する頻度Fが予め設定された通過頻度閾値FSを超えた場合に、凝縮水低減処理実行部C2が凝縮水低減処理を実行するが、凝縮水通過判定部C1が凝縮水が通過したと判定した場合に直ちに凝縮水低減処理を実行するよう構成してもよい。この場合は、凝縮水低減処理を行う頻度が高くなり、燃焼部32への凝縮水の流入をより強く抑止することができる。
上述の実施形態では、加熱部43および水分除去部Dが温度センサT2の上流側に設けられたが、加熱部43と水分除去部Dの一方だけを設ける構成としてもよく、また設置位置は適宜変更可能である。さらに、加熱部43と水分除去部Dのいずれか一方、あるいは両方を温度センサT2の下流側に設けてもよい。この場合は、温度センサT2が設けられた特定部位50を通過した凝縮水に対して、加熱部43による気化、あるいは水分除去部Dによるオフガスからの除去を行うことができるので、燃焼部32への凝縮水の流入をより強く抑止することができる。
ステップ#11において、低下幅Δtが大きいほど凝縮水低減の能力が大きくなる制御を行うよう、凝縮水低減処理実行部C2を構成してもよい。例えば、低下幅Δtが大きいほど加熱部43のヒーターへの通電量(発熱量)が大きくなる制御を行ってもよい。低下幅Δtが大きいほど水分除去部Dへの冷媒の通流量が大きくなる制御を行ってもよい。
上述の実施形態では、温度センサT2を1つ設けていたが、オフガス供給路5に温度センサT2を2つ以上設けてもよい。この場合、少なくとも1つの温度センサT2の出力に基づく凝縮水通過の判定がなされた場合に凝縮水低減処理を行うように、凝縮水低減処理実行部C2を構成してもよい。また、隣接する温度センサT2の出力に基づく凝縮水通過の判定が所定の時間間隔をおいて連続してなされた場合に凝縮水低減処理を行うように、凝縮水低減処理実行部C2を構成してもよい。前者の場合は、凝縮水をより確実に低減することができる。後者の場合は、燃料電池システムの運転をより省エネルギーで行うことができる。
上述の実施形態では、ステップ#13において加熱部43と水分除去部Dは、予め定められた時間、または頻度Fに応じて決まる時間動作する。ここで、燃料電池システムに外気温(燃料電池システムの設置場所における気温)を計測する温度センサを設け、測定された外気温に基づいて加熱部43と水分除去部Dの動作時間を決定してもよい。例えば、外気温が低いほど動作時間が長くなるように構成してもよい。あるいは、加熱部43と水分除去部Dが動作を開始した時点の外気温から、例えば2℃外気温が上昇するまで加熱部43と水分除去部Dの動作を継続するように構成してもよい。
32 :燃焼部
33 :改質部
43 :加熱部
50 :特定部位
C1 :凝縮水通過判定部
C2 :凝縮水低減処理実行部
D :水分除去部
FC :燃料電池発電装置
T2 :温度センサ
Claims (9)
- 原燃料ガスを水蒸気改質して水素を含む燃料ガスに変化させる改質部と、前記改質部からの燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電する燃料電池発電装置と、前記燃料電池発電装置から排出されるオフガスを燃焼する燃焼部と、前記燃料電池発電装置から前記燃焼部へオフガスを供給するオフガス供給路とを備えた燃料電池システムであって、
前記オフガス供給路の途中の特定部位の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサが検出した前記特定部位の温度に基づいて、オフガスに含まれる水蒸気が凝縮して発生する凝縮水が前記オフガス供給路の前記特定部位を通過したか否かを判定する凝縮水通過判定部とを備える、燃料電池システム。 - 前記凝縮水通過判定部の判定結果に基づいて、前記オフガス供給路の凝縮水を低減させる凝縮水低減処理を実行する凝縮水低減処理実行部とを備える、請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記温度センサは、前記オフガス供給路を構成する管の下方面の温度を検出するよう構成されている請求項1または2に記載の燃料電池システム。
- 前記特定部位は、前記燃焼部の作動中であって前記特定部位を凝縮水が通過していない期間の平均温度である基準温度が60℃以上となる部位である請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記凝縮水通過判定部は、前記温度センサが検出した温度の前記基準温度からの低下幅が予め設定された温度低下幅閾値を超えた場合に、凝縮水が前記オフガス供給路の特定部位を通過したと判定する、請求項1〜4のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記凝縮水通過判定部は、前記温度センサが検出した温度の前記基準温度からの低下幅が予め設定された温度低下幅閾値を超え、かつ、前記低下幅が前記温度低下幅閾値を超える状態が予め設定された温度低下時間閾値を超えて継続した場合に、凝縮水が前記オフガス供給路の特定部位を通過したと判定する、請求項1〜4のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記凝縮水低減処理実行部は、前記凝縮水通過判定部が凝縮水が通過したと判定する頻度が予め設定された通過頻度閾値を超えた場合に、前記凝縮水低減処理を実行する、請求項2〜6のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記オフガス供給路を構成する管を加熱する加熱部が前記オフガス供給路に設けられ、
前記凝縮水低減処理実行部は、前記凝縮水低減処理として前記加熱部を作動させて前記オフガス供給路を構成する管を加熱する、請求項2〜7のいずれか1項記載の燃料電池システム。 - 前記オフガス供給路を流れるオフガスから水分を除去する水分除去部が前記オフガス供給路に設けられ、
前記凝縮水低減処理実行部は、前記凝縮水低減処理として前記水分除去部を作動させてオフガスから水分を除去する、請求項2〜8のいずれか1項記載の燃料電池システム。
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