JP2016055847A - 車室内カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内に配置された複数のカメラ部の存在に乗員が気付きにくくなる車室内カメラ装置を提供する。
【解決手段】車室内カメラ装置5は、車室内10の複数箇所のトリム15A〜15Cに形成された凹部20A〜20Cにそれぞれ収容されたカメラ部30A〜30Cと、各々の凹部20A〜20Cの入口を覆うように嵌めこまれた目隠しパネル40A〜40Cとを有する。目隠しパネル40A〜40Cには、表裏を貫通する無数の細孔が形成される。カメラ部30は、目隠しパネル40の面に形成された無数の細孔を通して車室内10側の撮像範囲から入射する光を受光し、車室内10の画像を撮像する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内を撮像する車室内カメラ装置に関する。
従来、複数のカメラを車両の室内に設置し、車室内をさまざまな角度から撮像することで、後部座席を含む車室内を監視する車室内カメラ装置がある。
この種の先行技術として、例えば、車両のフロントウィンドウの上側に設けられたバックミラーの近傍に、2つのカメラユニットを設置したものがある(特許文献1参照)。2つのカメラユニットのうち、第1のカメラユニットは運転席に座る運転者を検知するように取り付けられ、第2のカメラユニットは助手席に座る乗員を検知するように取り付けられる。
また、運転席および助手席の前方上部の天井に配置され、運転席および助手席のヘッドレスト、シートバックまたはエアバッグ装置近傍を撮影するように設置された撮像装置がある(特許文献2参照)。
特開2007−316030号公報 特開2007−198929号公報
しかしながら、車室内にカメラが露出していると、乗員に不快感や圧迫感を与える可能性があった。特に、後部座席側にカメラが設置されると、その影響が増大するおそれがあった。また、カメラを設置することは、車室内の美観を損ねることにも繋がった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は車室内に配置されたカメラ部の存在に乗員が気付きにくくなる車室内カメラ装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車室内カメラ装置は、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 車室内を撮像する車室内カメラ装置であって、
車室を形成する内壁に設置されたカメラ部と、
前記カメラ部の前面を覆う目隠しパネルと、を備え、
前記目隠しパネルの表面は、前記内壁の表面の一部を構成し、
前記目隠しパネルには、撮像範囲から前記カメラ部の前面に向かう光を透過する複数の細孔が形成された、こと。
上記(1)の構成の車室内カメラ装置によれば、車室内の壁面にカメラが配置されても、目隠しパネルがカメラの前面を覆うので、車室内に配置されたカメラの存在に乗員が気付きにくくなる。従って、車室内にカメラを配置しても、通常の車室内と同様の雰囲気を作り出すことができ、乗員に不快感や圧迫感を与えることを抑制できる。
(2) 前記カメラ部を複数備え、
複数の前記カメラ部の前面それぞれが複数の前記目隠しパネルにより覆われること。
上記(2)の構成の車室内カメラ装置によれば、車室内の壁面に複数のカメラが配置されても、目隠しパネルがカメラの前面を覆うので、車室内に配置された複数のカメラの存在に乗員が気付きにくくなる。従って、車室内に複数のカメラを配置しても、通常の車室内と同様の雰囲気を作り出すことができる。
(3) 上記(1)又は(2)の構成の車室内カメラ装置であって、前記カメラ部は、前記内壁に形成された凹部に収容され、前記目隠しパネルは、前記凹部の入口を覆うこと。
上記(3)の構成の車室内カメラ装置によれば、車室内の壁面に形成された凹部にカメラが収容されるので、より一層、カメラの存在を気付きにくくすることができる。
(4) 上記(1)又は(2)の構成の車室内カメラ装置であって、前記カメラ部の前面に前記目隠しパネルが一体となるように取り付けられたこと。
上記(4)の構成の車室内カメラ装置によれば、カメラ部の前面に目隠しパネルが一体となるように取り付けられるので、カメラユニットをコンパクトに製造することができ、また、コンパクトに製造されても、加工された孔の傾斜角度によって撮像範囲を特定した撮像が可能となる。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに構成の車室内カメラ装置であって、前記細孔の軸線は、撮像範囲の方向に傾斜して形成されたこと。
上記(5)の構成の車室内カメラ装置によれば、目隠しパネルに形成された孔の向きによって、不必要な領域を撮像しないように設定できる。従って、不必要な領域を撮像しないことで、プライバシーを保護できる。
(6) 上記(1)〜(5)の構成の車室内カメラ装置であって、前記カメラ部は、前記車室内の後部座席の周辺を前記撮像範囲とするよう設置されたこと。
上記(6)の構成の車室内カメラ装置によれば、車室内の壁面の複数箇所にそれぞれ設定された複数のカメラによって、後部座席を撮像できるので、車室内の犯罪が発生した場合、撮像画像を証拠映像として活用できる。
本発明によれば、車室内に配置されたカメラの存在に乗員が気付きにくくし、かつ、車室内の意匠性を向上できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1の実施形態における車室内カメラ装置5が設置された車室内10の外観を示す図である。 図2(A)は目隠しパネル40の正面図であり、図2(B)は目隠しパネル40の一部である領域aを拡大して示す図である。 図3(A)、(B)、(C)は目隠しパネル40に形成された細孔41の形状を説明する図である。 図4(A)はカメラユニット60の構造を示す断面図であり、図4(B)は車室内のトリム15にカメラユニット60を取り付ける様子を示す図である。 図5(A)及び図5(B)は変形例のカメラユニット60Aを示す図である。
以下、本実施形態に係る車室内カメラ装置について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態における車室内カメラ装置5が設置された車室内10の外観を示す図である。車室内カメラ装置5は、車室内10の壁面である内張り(以下、トリム15という。)に複数箇所(本実施形態では3箇所)に亘って取り付けられる。つまり、トリム15は車室の内壁を形成する。
車室内カメラ装置5は、図3(A)に示すように、各トリム15に形成された凹部20にそれぞれ収容される複数のカメラ部30と、各凹部20の入口20zを覆うように嵌めこまれた複数の目隠しパネル40とを有する。
目隠しパネル40の面には、パネルの表裏を貫通する無数の細孔41が形成されている。カメラ部30は、目隠しパネル40の表(おもて)面に形成された無数の細孔41を通して車室内10側から入射する光(光像)を受光することにより、車室内10の所定範囲の画像を撮像する。
図1では、3台のカメラ部30が設置された場合を示す。3台のカメラ部30は、いずれも、その前面に撮像素子(CCDセンサ、MOSイメージセンサ)有し、レンズを通して入射した光が結像した光学像を電気信号に変換し、信号処理を施して、撮像信号を出力する。
3台のカメラ部のうち、カメラ部30Aは、車室内の斜め前方から後部座席の上方にかけてを撮像範囲18Aとするものであり、運転席側の上部にあるトリム15Aに形成された凹部20Aに収容され、目隠しパネル40Aに覆われる。カメラ部30Bは、後部座席の斜め上方から下方にかけてを撮像範囲18Bとするものであり、後部座席の上部にあるトリム15Bに形成された凹部20Bに収容され、目隠しパネル40Bに覆われる。カメラ部30Cは、運転席と助手席の間から後部座席にかけてを撮像範囲18Cとするものであり、インストルメントパネルの中央部にあるトリム15Cに形成された凹部20Cに収容され、目隠しパネル40Cに覆われる。なお、本実施形態では、3台のカメラ部が設置されたが、4台以上のカメラ部が設置されてもよいことは勿論である。また、これらのカメラ部を特に区別する必要が無い場合、単にカメラ部30と総称する。このことは、凹部20、トリム15、撮像範囲18、目隠しパネル40についても同様である。
図2は目隠しパネル40を示す図である。図2(A)は目隠しパネル40の正面図である。目隠しパネル40の外形は、車室内10のトリム15に形成された凹部20の入口(開口部)20zを覆うような形状に成形される。また、目隠しパネル40は、入口20zの周縁部に当たるトリム15に、ねじ、専用の取付金具、接着剤、あるいは嵌め込み等により固定される。目隠しパネル40が固定されると、目隠しパネル40の表面とトリム15の表面とが同一平面となり、目隠しパネル40の表面がトリム15の表面の一部を構成する。
また、目隠しパネル40は、アルミニウム、ステンレス、合金等の金属材料で成形されるが、アクリルや繊維強化プラスチック等の樹脂材料で成形されてもよい。図2(B)は目隠しパネル40の一部である領域aを拡大して示す図である。目隠しパネル40には、無数の細孔41が形成されている。細孔41の面内における形状は円形である。
図3は目隠しパネル40に形成された細孔41の形状を説明する図である。図3(A)に示すように、車室内10のトリム15の表面から斜めに形成された凹部20の底面には、カメラ部30が配置される。なお、図3では、説明を分かり易くするために、各要素は模式的に描かれている。車室内10側から導かれる外光Lは、細孔41を通して、凹部20の傾斜方向に沿うように入射する。つまり、細孔41の軸線は、目隠しパネル40の厚さt方向に対し、車室内10側の撮像範囲18からの光が入射するように、傾斜して形成される。
また、目隠しパネル40に形成される細孔41の傾斜角度は、目隠しパネル40に対するカメラ部30の位置関係によって異なる。言い換えると、複数の細孔41は、目隠しパネル40の厚さ方向に対し、撮像範囲に合わせて個々に異なる角度だけ傾斜している。
図3(B)は車室内10のトリム15Dの表面から垂直方向に形成された凹部20Dの底面に、カメラ部30Dが配置される場合を示す。この場合、撮像範囲18Dからの光を入射するように、細孔41Dの傾斜角度は、全体的に小さく、特に中央付近では角度0である。
図3(C)はトリム15Eの表面から大きく斜めに形成された凹部20Eの底面に、カメラ部30Eが配置される場合を示す。この場合、比較的狭い撮像範囲18Eからの光を入射するように、細孔41Eの傾斜角度は、全体的に大きな角度である。この場合、凹部20Eの入口を覆う目隠しパネル40Eの正面(図中、上側)から、細孔41Eを通してその内側を見ても、カメラ部30Eの存在は分からない。
なお、図3(A)ないし(C)における目隠しパネル40の光像は一例であり、目隠しパネル40の設置される向きおよび撮像範囲の位置に応じて細孔の傾斜角度が設定される。また、傾斜角度は、図3(B)の説明にもあるように、0°となる場合を含んでいる。
このように、車室内カメラ装置5では、カメラ部30は、車室内10のトリム15に形成された凹部20の底面に収容されるので、凹部20の入口を覆うように取り付けられた目隠しパネル40によって見えにくくなる。さらに、凹部20は、トリム15の表面から斜めに形成されるので、正面から目隠しパネル40を見た場合、カメラ部30の存在は分からなくなる。また、凹部20は目隠しパネル40に覆われることにより、車室内10よりも暗くなるため、乗員側から目隠しパネル内40のカメラ部30が見えにくくなる。
また、例えばドア近傍のトリム15にカメラ部30が設置されても、カメラ部30がトリム15から露出しないので、乗員が目隠しパネル40の方向を眺めても、その内側にカメラ部30が存在することは気づかれにくい。従って、乗員が設置されているカメラを見て不快感や圧迫感を覚えることを抑制できる。
また、乗員に不快感や圧迫感を与えないので、車室内10に多くのカメラ部30を配置することも可能となり、車室内の防犯性を高めることができる。つまり、車室内に複数のカメラ部を配置しても、通常の車室内と同様の雰囲気を作り出すことができる。
以上のように、本実施形態に係る車室内カメラ装置では、車室内に配置された複数のカメラ部の存在に乗員が気付きにくく、乗員に不快感や圧迫感を与えることを抑制できる。
また、車室内の壁面に形成された凹部にカメラ部が収容され、目隠しパネルの表面とトリムの表面とを同一平面とし、車室内の表面を滑らかに仕上げることも可能となる。この結果、より一層、カメラ部の存在を意識させなくて済み、かつ、車室内の意匠性を向上させることができる。
また、目隠しパネルに形成された細孔の向き(目隠しパネルの厚さ方向に対する傾斜角度)によって、不必要な領域を撮像しないように設定し、プライバシーを保護することもできる。
また、インストルメントパネル以外にも、車室内のトリムの複数箇所に設置さたれ複数のカメラ部によって後部座席を多角度から撮像できるので、タクシーなどの車室内で犯罪が発生した場合、証拠映像として活用できる撮像画像が増加する。
(第2の実施形態)
前記第1の実施形態では、車室内のトリムに形成された凹部にカメラ部が収容され、凹部の入口に目隠しパネルが嵌め込まれた(取り付けられた)場合を示したが、第2の実施形態では、カメラ部の前面に目隠しパネルが一体となるように取り付けられたカメラユニットを示す。
図4は第2の実施形態の車室内カメラ装置であるカメラユニット60の構成を示す図である。図4(A)はカメラユニット60の構造を示す断面図である。カメラユニット60は、カメラ部30Fの前面に目隠しパネル40Fが固定された構造を有する。例えば、目隠しパネル40Fの裏側に突設したフック40zを、カメラ部30Fの側面に形成された係止部30zに引っ掛けることで、カメラ部30Fの前面に目隠しパネル40Fは固定される。なお、目隠しパネルの裏面(カメラ側)に雌ねじを形成しておき、カメラ部のフランジ部に形成されたねじ孔を挿通するように、雄ねじで螺合することで、カメラ部の前面を目隠しパネルの裏側に固定してもよい。この固定方法は特に限定されない。
また、目隠しパネル40Fには、多数の細孔41Fが形成されている。細孔41Fは、目隠しパネル40Fの厚さ方向に対し、前記第1の実施形態と同様、撮像範囲からの光Lが入射する方向に傾斜して形成される。
図4(B)は車室内のトリム15にカメラユニット60を取り付ける様子を示す図である。カメラユニット60は、例えば後部座席側のドアノブ近傍のトリム15に取り付けられる。カメラユニット60が取り付けられるトリム15には、カメラユニット60の裏側が埋没するように、凹部20yが形成されている。なお、カメラユニット60の取付に際し、凹部20yは必ずしも必要ではないが、凹部20yを形成しておくことで、カメラユニット60の前面をトリム15の面に揃え、平坦な面にすることができる。
カメラユニット60の裏側の突出した部分を凹部20yに埋没させた状態で、カメラユニット60の周縁部(フランジ部)に形成されたねじ孔60zに、雄ねじ71を挿通し、この雄ねじ71をトリム15の内側に形成された雌ねじに螺合することで、カメラユニット60はトリム15に固定される。
このように、本実施形態に係る車室内カメラ装置は、カメラ部と目隠しパネルとが一体化してカメラユニットを形成しているので、トリムへの取付作業が簡単である。特に、トリムに形成される凹部は浅くてもよくなり、穴あけ加工が容易である。
また、カメラユニットをコンパクトに製造することができ、また、コンパクトに製造されても、加工された孔の傾斜角度によって撮像範囲を特定した撮像が可能となる。
また、前記第1の実施形態と同様、乗員に不快感や圧迫感を与えないことで、車室内に多くのカメラユニットを配置することも可能となり、車室内の防犯性を高めることができる。つまり、車室内に複数のカメラ部を配置しても、意匠性を向上できるので通常の車室内と同様の雰囲気を作り出すことができる。
(変形例)
図5は変形例のカメラユニット60Aを示す図である。カメラユニット60Aは、車室内10の天井部分のトリム15Gに取り付けられる。図5(A)は天井部分のトリム15Gに取り付けられたカメラユニット60Aの取付状態を示す図である。カメラユニット60Aをトリム15Gに取り付ける方法は、前述した第2の実施形態と同様である。
図5(B)は目隠しパネル40Gに形成された無数の細孔41Gの形状を示す図である。目隠しパネル40Gが一体となるように取り付けられたカメラ部30Gの前面に、撮像範囲からの光が届くように、細孔41Gは形成されている。つまり、細孔41Gは、目隠しパネル40Gの中央部から広がるように、傾斜している。
これにより、全方位カメラのように、車室内全体を撮像範囲として撮像することができる。なお、車室内の特定の領域を撮像しないように設定する場合、特定の領域に対応する細孔41Gの傾斜角度を変更することで、あるいはその領域に対応する細孔を形成しないことで、対応可能である。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、特定の方向における撮像範囲は固定であったが、カメラ部にズームレンズを搭載してもよく、ズームアップあるいはズームダウンを行うことで、撮像範囲を可変させることも可能である。この場合、目隠しパネルに形成される細孔の傾斜角度に余裕を持たせることで、撮像範囲は拡縮自在となる。
ここで、上述した本発明に係る車室内カメラ装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車室内(10)を撮像する車室内カメラ装置(5)であって、
車室を形成する内壁(トリム15)に設置されたカメラ部(30)と、
前記カメラ部(30)の前面を覆う目隠しパネル(40)と、を備え、
前記目隠しパネル(40)の表面は、前記内壁(トリム15)の表面の一部を構成し、
前記目隠しパネル(40)には、撮像範囲(18)から前記カメラ部(30)の前面に向かう光を透過する複数の細孔(41)が形成された、
ことを特徴とする車室内カメラ装置(5)。
[2] 前記カメラ部(30)を複数備え、
複数の前記カメラ部(30)の前面それぞれが複数の前記目隠しパネル(40)により覆われる、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車室内カメラ装置(5)。
[3] 前記カメラ部(30)は、前記内壁(トリム15)に形成された凹部(20)に収容され、
前記目隠しパネル(40)は、前記凹部(20)の入口を覆う、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車室内カメラ装置。
[4] 前記カメラ部(30F)の前面に前記目隠しパネル(40F)が一体となるように取り付けられた、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車室内カメラ装置(5)。
[5] 前記細孔(41)の軸線は、撮像範囲(18)の方向に傾斜して形成された、
ことを特徴とする上記[1]ないし[4]の何れかに記載の車室内カメラ装置(5)。
[6] 前記カメラ部(30)は、前記車室内(10)の後部座席の周辺を前記撮像範囲(18)とするよう設置された、
ことを特徴とする上記[1]ないし[5]の何れかに記載の車室内カメラ装置(5)。
5 車室内カメラ装置
10 車室内
15、15A、15B、15C、15D、15E、15F、15G トリム
20、20A、20B、20C、20D、20E、20F、20y 凹部
18、18A、18B、18C、18D、18E 撮像範囲
20z 入口(開口部)
30、30A、30B、30C、30D、30E、30F、30G カメラ部
30z 係止部
40、40A、40B、40C、40D、40E、40F、41G 目隠しパネル
40z フック
41、41D、41E、41G 細孔
60、60A カメラユニット
60z ねじ孔
71 雄ねじ
特開2007−316036号公報 特開2007−198929号公報

Claims (6)

  1. 車室内を撮像する車室内カメラ装置であって、
    車室を形成する内壁に設置されたカメラ部と、
    前記カメラ部の前面を覆う目隠しパネルと、を備え、
    前記目隠しパネルの表面は、前記内壁の表面の一部を構成し、
    前記目隠しパネルには、撮像範囲から前記カメラ部の前面に向かう光を透過する複数の細孔が形成された、
    ことを特徴とする車室内カメラ装置。
  2. 前記カメラ部を複数備え、
    複数の前記カメラ部の前面それぞれが複数の前記目隠しパネルにより覆われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車室内カメラ装置。
  3. 前記カメラ部は、前記内壁に形成された凹部に収容され、
    前記目隠しパネルは、前記凹部の入口を覆う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車室内カメラ装置。
  4. 前記カメラ部の前面に前記目隠しパネルが一体となるように取り付けられた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車室内カメラ装置。
  5. 前記細孔の軸線は、撮像範囲の方向に傾斜して形成された、
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の車室内カメラ装置。
  6. 前記カメラ部は、前記車室内の後部座席の周辺を前記撮像範囲とするよう設置された、
    ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の車室内カメラ装置。
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