JP2005199837A - ラジエータグリル - Google Patents

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浩 潟上
Shigeru Ueda
繁 植田
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Abstract

【課題】 ラジエータグリル本体での反射光がカメラに入射するのを防ぐことのできるラジエータグリルを提供する。
【解決手段】 ラジエータグリル本体3に車両斜め前方に向けてカメラ8が取り付けられるラジエータグリルであって、ラジエータグリル本体3の前面のうちカメラ8の下方部分に、外光が前記下方部分で反射してカメラ8に入射するのを防止する黒色塗装面9を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の前部に設けられるラジエータグリルに関するものである。
自動車などの車両には前部にラジエータグリルが取り付けられている。一般にラジエータグリルは樹脂で形成されているが、見栄え良くするために、その表面はメッキが施され金属光沢面に仕上げられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両直前の空間はドライバから見て死角となり、車両発進時には前記死角内に子供や障害物が存在しないことの安全確認は重要である。
そこで、例えば図1に示すように、ラジエータグリル本体3に車両斜め前方に向けて小さなカメラ8を固定し、このカメラ8で撮影した画像を車室内のモニタ(図示省略)に表示して、車両発進時の安全確認を容易に行えるようにしたシステムが考えられている。最近は、カーナビゲイションシステムを購入するユーザが増加しており、このカーナビゲイションでは車室内前部にモニタが設置されるため、カメラで撮影した車両直前の画像を前記モニタに容易に表示することができる。
特開平6−316793号公報
しかしながら、上記従来技術のようにラジエータグリル本体3に車両斜め前方に向けてカメラ8を固定した場合、ラジエータグリル本体3での反射光がカメラに入射するいう問題がある。すなわち、ラジエータグリル本体3の表面は金属光沢を有しているために外光を反射しやすく、図6に示すように、ラジエータグリル本体3の前面のうちカメラ8の下方部分での反射光の一部が、車両斜め前方に向けて固定されたカメラ8に容易に入射してしまう。反射光がカメラ8に入射すると、車室内のモニタ上には、明るい部分が尾を引いたような、いわゆるスミヤ現象を起こした不明瞭な画像が表示され、ドライバにとって非常に見にくくなる。
本発明の課題は、ラジエータグリル本体での反射光がカメラに入射するのを防ぐことのできるラジエータグリルを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ラジエータグリル本体に車両斜め前方に向けてカメラが取り付けられるラジエータグリルであって、前記ラジエータグリル本体の前面のうち前記カメラの下方部分に、外光が前記下方部分で反射して前記カメラに入射するのを防止する反射防止処理が施されていることを特徴としている。
上記構成によれば、カメラの下方部分に反射防止処理が施されているので、この反射防止処理が施された部分では外光が反射されず、反射光がカメラに入射することはない。
反射防止処理としては、請求項2のようにカメラの下方部分を黒色に塗装してもよいし、請求項3のようにカメラの下方部分をローレット加工してもよいし、請求項4のようにカメラの下方部分を梨地加工してもよい。
本発明によれば、カメラの下方部分では外光が反射されないので、ラジエータグリル本体に車両斜め前方に向けてカメラが取り付けられていても、反射光がカメラに入射することはなく、車室内のモニタ上には車両直前の明瞭な画像が表示され、ドライバにとって非常に見やすくなる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は自動車1の前部を示しており、この自動車1の前部には本発明に係るラジエータグリル2が取り付けられている。ラジエータグリル2は、自動車1のエンジンルーム内に設けられたラジエータ(図示省略)の前側に配置されている。
ラジエータグリル2は、図2に示すようなラジエータグリル本体3を有している。ラジエータグリル本体3は、逆台形状の外枠部材4と、外枠部材4の内側に配列された複数の水平部材5と、外枠部材4の内側に配置された1つの垂直部材6とから構成されている。ラジエータグリル本体3は樹脂で形成されており、また見栄え良くするために、その表面はクロムメッキが施され金属光沢面に仕上げられている。
ラジエータグリル本体3の車幅方向中央、つまり垂直部材6が配置された部分にはエンブレム7が設けられている。そして、エンブレム7の下方には車両斜め前方に向けて小さなカメラ8が取り付けられる。カメラ8はエンブレム7に接近して配置され、斜め上方から見ただけではエンブレム7に隠れて見立たないようになっている。
カメラ8にはCCDが内蔵され、このCCDで撮影した車両直前の画像信号は自動車1に搭載されたマイコンで画像処理されて、自動車1の車室内前部に設置されたモニタ(図示省略)に表示される。
本実施例では、ラジエータグリル本体3の前面のうちカメラ8の下方部分が、反射防止処理として黒色(艶消しされた黒色)に塗装されている。符号9は黒色塗装面を示している。上下方向についての塗装範囲は少なくとも、図3に示すように前方側へ突出した凸部3A,3Bである。勿論、その他の部分(3C,3D,3E,3Fの前面側)を黒色に塗装してもよい。
また、車幅方向についての塗装範囲は、カメラ8へ反射光が入射してしまうのを防ぐことができる範囲であればよく、例えば図2に示すようにエンブレム7の幅と同じ位あれば充分である。この塗装範囲が広すぎると、塗装が目立ってしまいラジエータグリル2の見栄えが悪くなる。
次に、本実施例の作用について説明する。
外光は黒色塗装面9に当たると、この黒色塗装面9で吸収されてしまい、カメラ8に向けて反射されることはない。その結果、車室内前部に設置されたモニタには、カメラ8で撮影した車両直前の明瞭な画像が表示されることになり、ドライバにとって非常に見やすい画像が得られる。
本実施例によれば、カメラ8の下方部分に黒色の塗装を施すだけでよいので、製造上の手間が掛からず、コストもあまり掛からない。
また、黒色塗装された範囲がエンブレム7の下方部分だけであるため、あまり目立たず、ラジエータグリル2の見栄えには問題がない。
図4は本発明の実施例2を示している。本実施例では、ラジエータグリル本体3の前面のうちカメラ8の下方部分が、反射防止処理としてローレット加工されている。符号10はローレット加工面を示している。
上下方向についてのローレット加工の範囲は少なくとも、図5に示すように前方側へ突出した凸部3A,3Bである。勿論、その他の部分(3C,3D,3E,3Fの前面側)をローレット加工してもよい。
車幅方向についてのローレット加工の範囲は、カメラ8へ反射光が入射してしまうのを防ぐことができる範囲であればよく、例えば図4に示すようにエンブレム7の幅と同じ位あれば充分である。このローレット加工の範囲が広すぎると、加工面が目立ってしまいラジエータグリル2の見栄えが悪くなる。
次に、本実施例の作用について説明する。
外光はローレット加工面10に当たると、図5に示すように散乱されてしまい、カメラ8に向けて反射されることはない。その結果、車室内前部に設置されたモニタには、カメラ8で撮影した車両直前の明瞭な画像が表示されることになり、ドライバにとって非常に見やすい画像が得られる。
本実施例によれば、カメラ8の下方部分にローレット加工を施すだけでよいので、実施例1の場合と同様、製造上の手間が掛からず、コストもあまり掛からない。
また、ローレット加工の範囲がエンブレム8の下方部分だけであるため、あまり目立たず、ラジエータグリル2の見栄えには問題がない。
なお、ローレット加工は、図5に示すように、山の高さHを1mm以下とする。山の高さが1mmを超えると加工面が目立ってしまい、この場合もラジエータグリル2の見栄えが悪くなる。
ローレット加工の代わりに、梨地加工を施してもよい。また、ラジエータグリル本体3の前面のうちカメラ8の下方部分に反射防止処理されたシールを貼り付けてもよい。ただし、シールは非常に剥がれにくいものでなければならない。
本発明に係るラジエータグリルが取り付けられた自動車の前部を示した斜視図である。 実施例1によるラジエータグリルの斜視図である。 図2において、カメラを含む面を切断面としたときのラジエータグリルの断面図である。 実施例2によるラジエータグリルの斜視図である。 図4において、カメラを含む面を切断面としたときのラジエータグリルの断面図である。 従来技術を示しており、カメラを含む面を切断面としたときのラジエータグリルの断面図である。
符号の説明
1 自動車
2 ラジエータグリル
3 ラジエータグリル本体
7 エンブレム
8 カメラ
9 黒色塗装面
10 ローレット加工面

Claims (4)

  1. ラジエータグリル本体に車両斜め前方に向けてカメラが取り付けられるラジエータグリルであって、
    前記ラジエータグリル本体の前面のうち前記カメラの下方部分に、外光が前記下方部分で反射して前記カメラに入射するのを防止する反射防止処理が施されていることを特徴とするラジエータグリル。
  2. 前記反射防止処理として、前記下方部分が黒色に塗装されていることを特徴とする請求項1に記載のラジエータグリル。
  3. 前記反射防止処理として、前記下方部分がローレット加工されていることを特徴とする請求項1に記載のラジエータグリル。
  4. 前記反射防止処理として、前記下方部分が梨地加工されていることを特徴とする請求項1に記載のラジエータグリル。

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