JP2016054197A - トランス及びこのトランスを実装した電子モジュール - Google Patents

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Atsushi Oikawa
淳 及川
涼 竹井
Ryo Takei
涼 竹井
昌義 木村
Masayoshi Kimura
昌義 木村
敏夫 柴田
Toshio Shibata
敏夫 柴田
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Abstract

【課題】表面実装用の端子のコプラナリティを確保しつつ、全体としての薄型化を実現するトランスを提供する。【解決手段】トランス6Aは、平角導線からなる第1巻線及び第2巻線と、第1巻線の一方端部14aに接続されている一次側の一番L形ピン95a及び二番L形ピン95bと、第1巻線の他方端部14bに接続されている一次側の三番L形ピン95c及び四番L形ピン95dと、第2巻線の一方端部24aに接続されている二次側の一番L形ピン95e及び二番L形ピン95fと、第2巻線の他方端部24bに接続されている二次側の三番L形ピン95g及び四番L形ピン95hと、これらのピンを、それぞれ所定位置に位置付けるように保持しているピン保持具90と、を備える。これらのピンは、第1回路基板に設けられた対応するトランス用ランドと接続される端子となるべき平坦部97をそれぞれ有している。【選択図】図2

Description

本発明は、トランス及びこのトランスを実装した電子モジュールに関する。
基板に各種電子部品を実装して形成される電子モジュールの一種としてDC−DCコンバーターが知られている。一般的なDC−DCコンバーターは、基板上にトランス等の電子部品が表面実装されている。このようなDC−DCコンバーターに用いられるトランスには、例えば、平角導線により形成されたコイルが組み込まれている。このようにトランスに組み込まれるトランス用コイルにおいては、平角導線の端部がフォーミング加工され、このフォーミング加工された部分がトランスの表面実装用の端子として利用されている。このような表面実装用の端子を備えているトランスとしては、例えば、特許文献1に示されるトランスが知られている。
特開平10−303036号公報
電子部品を表面実装する場合、電子部品の端子においては、比較的高いコプラナリティが要求される。ここで、コプラナリティとは、取付面に対する電子部品の各端子や電極の最下面の均一性をいう。上記したトランスにおいては、コプラナリティを確保するために、平角導線の端部をフォーミング加工する際に所定の角度に精度良く折り曲げることが行われている。
ところで、昨今は、電子モジュールが組み込まれる製品自体の小型化が進められているため、電子モジュールにも小型化が望まれている。電子モジュールを小型化するには、電子モジュールに含まれる電子部品を小型化する必要がある。よって、上記したようなトランスにおいても小型化が進められている。トランスの小型化が進むと上記した平角導線のフォーミング加工がし辛くなり、トランスの端子におけるコプラナリティの管理が難しくなるといった問題がある。
また、トランスは、電子部品の中では、高さが比較的高い部品であるので、特に薄型化が望まれている。トランスの薄型化が図られると平角導線としては、従来よりも薄い平角導線を用いなければならない。特にコイルの巻数が多い場合は、より薄い平角導線を用いなければならなくなる。このように平角導線の厚さが薄くなると、平角導線自体が柔軟になり過ぎて、フォーミング加工を行った場合、形状を維持することが難しくなり、表面実装用の端子の形成が困難となるといった不具合が生じる。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、表面実装用の端子のコプラナリティを確保しつつ、全体としての薄型化を実現できるトランス及びこのトランスを実装した電子モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、平角導線からなる一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイルの一方端部に接続されている第1ピンと、前記一次コイルの他方端部に接続されている第2ピンと、前記二次コイルの一方端部に接続されている第3ピンと、前記二次コイルの他方端部に接続されている第4ピンと、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンを、それぞれ所定位置に位置付けるように保持しているピン保持具と、を備え、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンは、回路基板に設けられた対応する接続部と接続される端子となるべき脚部をそれぞれ有している、トランスが提供される。
好ましくは、前記一次コイルの一方端部、前記一次コイルの他方端部、前記二次コイルの一方端部及び前記二次コイルの他方端部には、端部貫通孔がそれぞれ設けられており、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンは、それぞれ対応する前記端部貫通孔に挿通され、半田付けされている構成とする。
また、本発明によれば、第1回路基板と、前記第1回路基板に実装されている上記した本発明に係るトランスと、を備え、前記第1回路基板は、前記第1ピンの脚部と対応する第1接続部、前記第2ピンの脚部と対応する第2接続部、前記第3ピンの脚部と対応する第3接続部及び前記第4ピンの脚部と対応する第4接続部を有し、前記トランスは、前記第1ピンの脚部が前記第1接続部に、前記第2ピンの脚部が前記第2接続部に、前記第3ピンの脚部が前記第3接続部に、前記第4ピンの脚部が前記第4接続部に、それぞれ接続されている、電子モジュールが提供される。
また、前記トランスは、補助コイルと、前記補助コイルの一方端部に接続されている第1補助ピンと、前記補助コイルの他方端部に接続されている第2補助ピンと、を更に有しており、前記第1補助ピン及び前記第2補助ピンは、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンよりも長く、それぞれ所定位置に位置付けられるように前記ピン保持具に保持されており、前記第1回路基板の上方には、第2回路基板が更に配設されており、この第2回路基板には、前記第1補助ピンと対応する第1補助ピン用接続部及び前記第2補助ピンと対応する第2補助ピン用接続部が設けられており、前記第1補助ピンが前記第1補助ピン用接続部に、前記第2補助ピンが前記第2補助ピン用接続部に、それぞれ接続されている、構成とすることが好ましい。
本発明に係るトランスにおいては、コイルに接続されたピンがピン保持具に保持され、このピン保持具に保持されたピンの脚部が回路基板の接続部との接続に用いられる端子として機能する。ピン保持具に保持されたピンは、所定位置に固定されるので、端子としてのコプラナリティは高くなる。また、回路基板の接続部との接続には、ピンの脚部が用いられるので、従来のように回路基板の接続部と接続するための端子を巻線の端部に形成する必要はない。このため、コイルを構成する平角導線を従来よりも薄くすることが可能となる。
よって、本発明によれば、表面実装用の端子のコプラナリティを確保しつつ、全体としての薄型化を実現できるトランスを得ることができる。
また、前記一次コイルの一方端部、前記一次コイルの他方端部、前記二次コイルの一方端部及び前記二次コイルの他方端部には、端部貫通孔がそれぞれ設けられており、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンは、それぞれ対応する前記端部貫通孔に挿通され、半田付けされている構成とすることにより、平角導線が薄くなり柔軟になったとしても平角導線と各ピンとの接続を強固なものとすることができる。
また、本発明に係る電子モジュールは、上記したようなコプラナリティが高いトランスが実装されているので、電子モジュールの不良品の発生率が低くなる。また、本発明に係る電子モジュールは、上記したように、薄型化を実現できるトランスが実装されているので、電子モジュール全体としての薄型化、小型化を図ることができる。よって、本発明に係る電子モジュールは、かかる電子モジュール自体が組み込まれる装置の小型化に貢献する。
本発明の実施形態に係るDC−DCコンバーターを示した斜視図である。 トランスを斜め上方から見た斜視図である トランスを分解して示した斜視図である。 ピン保持具を示した斜視図である。 トランスを斜め下方から見た斜視図である。 DC−DCコンバーターの組立手順を示した斜視図である。
本発明を適用した電子モジュールとしてのDC−DCコンバーター(以下、単に、コンバーターという)2の形態について、図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示すように、コンバーター2は、第1回路基板104と、この第1回路基板104上に設けられた支柱166、166に支持され、第1回路基板104の上方に位置付けられた第2回路基板110とを含んでいる。
第1回路基板104には、電子部品6が実装されている。この電子部品6には、トランス6Aと、コンバーター2を構成するために必要な機能を備えた各種の電子機能部品(LSI等)6Bとが含まれている。
また、第2回路基板110には、他の電子モジュールとの接続に用いられる接続突起112が複数本設置されている。
ここで、図2に示すように、トランス6Aは、複数の巻線を有するコイル部120と、このコイル部120の巻線と電気的に接続されたピンを保持するピン保持具90と、これらコイル部120及びピン保持具90を重ね合わせた複合体124を、その重ね方向に挟み込んで保持するコア体126とを備えている。
コア体126は、いわゆるフェライトコアであり、図3に示すように、図3中上側に位置するトップコア128と、図3中下側に位置するボトムコア130とからなる。
トップコア128は、板状のフェライトからなる。このトップコア128の平面視形状は、図3から明らかなように、長方形の両長辺の中央が互いに近付くようにくびれた形状をなしている。
ボトムコア130は、以下のような形状のフェライトからなる。すなわち、ボトムコア130は、底板132と、この底板132の両端から上方へ突出した一対の側壁134、134と、底板132の中央部から上方へ突出した円柱状の中央磁脚136とが一体的に形成されてなる。ここで、両側壁134、134の互いに対向する対向面138、138は、中央磁脚136と同心円状に削られてなる周面となっている。また、このボトムコア130は、上記したトップコア128の平面視形状と合致する平面視形状をなしている。
このボトムコア130の両側壁134、134及び中央磁脚136の上にトップコア128が載置され、ボトムコア130とトップコア128とが組み合わされることによりコア体126が形成される。
次に、コイル部120は、メインコイル部140とサブコイル部142とを含んでいる。
メインコイル部140は、図3に示すように、下から、第1巻線10、第1絶縁シート50、第2巻線20、第3巻線30、第2絶縁シート60及び第4巻線40が、この順で重ねられて形成される。
第1巻線10は、絶縁材料で覆われた平角導線により形成されており、平角導線が捲回された環状部12と、平角導線の端部14が環状部12から引き出されてなる一方端部14a及び他方端部14bとを有している。この環状部12は、内径寸法が、ボトムコア130の中央磁脚136を、挿通できる寸法に設定され、外径寸法が、ボトムコア130の両側壁134、134に当接しない程度の寸法に設定される。
ここで、第1巻線10は、その径方向の内側と外側で2分割されている。詳しくは、第1巻線10は、その径方向内側に位置する内側第1巻線16と径方向外側に位置する外側第1巻線18とからなる二重構造をなしている。この第1巻線10の一方端部14aは、図3から明らかなように、外側第1巻線18の一方端に位置する外側一方端部18a及び内側第1巻線の一方端に位置する内側一方端部16aを含んでいる。また、この第1巻線10の他方端部14bは、外側第1巻線18の他方端に位置する外側他方端部18b及び内側第1巻線16の他方端に位置する内側他方端部16bを含んでいる。これら外側一方端部18a、外側他方端部18b、内側一方端部16a、内側他方端部16bには、端部貫通孔19a、19b、19c、19dがそれぞれ設けられている。なお、端部貫通孔19a、19b、19c、19dの内部及び周縁部の絶縁材料は剥離されている。
第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40は、基本的に第1巻線10と同じ構造をなしており、第1巻線10と同じ寸法に設定されている。すなわち、図3に示すように、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40は、絶縁材料で覆われた平角導線を捲回することにより形成された環状部22、32、42と、平角導線の端部24、34、44が環状部22、32、42から引き出されてなる一方端部24a、34a、44a及び他方端部24b、34b、44bとを有している。そして、第2巻線20は、内側第2巻線26、外側第2巻線28、外側一方端部28a、外側他方端部28b、内側一方端部26a、内側他方端部26b及び端部貫通孔29a、29b、29c、29dを備えている。第3巻線30は、内側第3巻線36、外側第3巻線38、外側一方端部38a、外側他方端部38b、内側一方端部36a、内側他方端部36b及び端部貫通孔39a、39b、39c、39dを備えている。第4巻線40は、内側第4巻線46、外側第4巻線48、外側一方端部48a、外側他方端部48b、内側一方端部46a、内側他方端部46b及び端部貫通孔49a、49b、49c、49dを備えている。
これら第1巻線10、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40のそれぞれの巻数は、組み立てられるトランスにおいて所望する特性を得るために必要な巻数に設定される。
ここで、第1巻線10及び第4巻線40は、一次コイルとして機能し、第2巻線20及び第3巻線30は、二次コイルとして機能する。図3から明らかなように、一次コイルとなる第1巻線10及び第4巻線40は、端部14、44を図3中の右側に突出するように配置され、二次コイルとなる第2巻線20及び第3巻線30は、端部24、34を図3中の左側に突出するように配置される。
第1絶縁シート50及び第2絶縁シート60は、例えば、エポキシ樹脂からなる薄い円環状の部材である。これら第1絶縁シート50及び第2絶縁シート60は、内径寸法が、ボトムコア130の中央磁脚136を挿通できる程度の寸法に設定され、外径寸法が、ボトムコア130の両側壁134、134に当接しない程度の寸法に設定される。
第1絶縁シート50は、第1巻線10と第2巻線20との間に位置付けられ、第2絶縁シート60は、第3巻線30と第4巻線40との間に位置付けられ、これにより、一次側コイルと二次側コイルとの間の絶縁性の確保をより確実にしている。
次に、サブコイル部142は、第1補助巻線(一次補助コイル)70及び第2補助巻線(二次補助コイル)80を含んでいる。ここで、図3から明らかなように、第1補助巻線70は所定寸法の直径を有し、第2補助巻線80は第1補助巻線70の直径よりも大きい寸法の直径を有している。
第1補助巻線70は、断面が円形の銅線に絶縁被膜を三重に被覆した三層絶縁線を円環状に捲回して形成されている。この第1補助巻線70は、三層絶縁線が所定回数捲回されて形成された円環部72と、この円環部72から延びるリード部74とを有している。リード部74は、上記した円環部72を形成する際に捲回せずに残した三層絶縁線の一方端部及び他方端部を利用して形成されており、三層絶縁線の一方端部からなる一方端リード線部74a及び三層絶縁線の他方端部からなる他方端リード線部74bとを有している。また、これら一方端リード線部74a及び他方端リード線部74bの先端には、接続用リング76、76が設けられている。この接続用リング76、76は、一方端リード線部74a及び他方端リード線部74bの先端が、リング状に捲回されることにより形成されている。なお、接続用リング76、76の部分の絶縁被膜は剥離されている。
ここで、円環部72は、内径寸法が、ボトムコア130の中央磁脚136を挿通できる程度の寸法に設定され、外径寸法が、ボトムコア130の両側壁134、134に当接しない程度の寸法に設定される。
第2補助巻線80は、図3に示すように、第1補助巻線70と同様に、円環部82、リード部84(一方端リード線部84a及び他方端リード線部84b)及び接続用リング86、86を有しており、第1補助巻線70と直径の寸法が異なるだけで、基本的な構造は同じであることから、詳しい説明は省略する。
次に、ピン保持具90は、環状の枠体91と、この枠体91の両側部に一体的に設けられた直線状の台座部92、93と、この台座部92、93に固定された複数のピン94とを有している。
ピン94は、金属製であり、上記した枠体91及び台座部92、93は、絶縁材料、例えば、エポキシ樹脂からなる。
ピン94は、図4に示すように、下端がL字状に折り曲げられたL形ピン95と、L形ピン95よりも長く、全体としてストレート形状のストレートピン(補助ピン)96とを含む。L形ピン95は、メインコイル部140との接続に用いられ、ストレートピン96は、サブコイル部142との接続に用いられる。
本実施形態においては、図4に示すように、ピン保持具90には、図4中における右側及び左側にそれぞれ1個ずつ台座部92、93が設けられており、各台座部92、93には、4個のL形ピン95及び2個のストレートピン96が一列に並んで設置されている。
L形ピン95は、ピンの下端部がL字状に折り曲げられて形成された所定長さの平坦部(脚部)97と、この平坦部97から上方に向かって延びる本体部98とを有している。このL形ピン95は、その本体部98が台座部92、93の下面99から上面100に向かって貫くように設置されている。そして、L形ピン95の平坦部97が台座部92、93の下面99と当接している。ここで、L形ピン95は、台座部92、93において、上述した第1巻線10、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40の対応する端部14、24、34、44と重なり合う位置にそれぞれ位置付けられている。
一方、L形ピン95の平坦部97は、トランス6Aの表面実装用の端子として機能する。L形ピン95については、予め折り曲げ加工を精度良く施して形成することにより、平坦部97の形状安定性を優れたものとすることができる。また、L形ピン95の平坦部97は、上述したように、台座部92、93の下面99と当接していることから、L形ピン95の平坦部97の浮き上がりは抑制される。このため、表面実装用の端子として機能するL形ピン95の平坦部97のコプラナリティは、従来のような平角導線の端部をフォーミング加工したものに比べて高いものとなる。
ストレートピン96は、台座部92、93に埋め込まれた基端部101と、この基端部101から延びる本体部102とを有している。ここで、ストレートピン96は、図4から明らかなように、L型端子95に隣接した領域で、且つ、上述した第1巻線10、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40の端部14、24、34、44が存在する領域から外れた領域に位置付けられている。また、ストレートピン96の本体部102は、図4から明らかなように、L形ピン95の本体部98に比べて長い。つまり、ストレートピン96は、L形ピン95よりも長く、ストレートピン96の上端部は、L形ピン95の上端部よりも上方に延びている。
ここで、一方側(図4中における右側)の台座部92は一次側の台座部92とし、この一次側の台座部92に設置されたピン94は、図3中手前側から奥側に向かって、一次側の一番L形ピン95a、二番L形ピン95b、三番L形ピン95c、四番L形ピン95d、一番ストレートピン96a及び二番ストレートピン96bとする。また、他方側(図4中における左側)の台座部93は二次側の台座部93とし、この二次側の台座部93に設置されたピン94は、図3中奧側から手前側に向かって、二次側の一番L形ピン95e、二番L形ピン95f、三番L形ピン95g、四番L形ピン95h、一番ストレートピン96c及び二番ストレートピン96dとする。
次に、図3に示すように、ボトムコア130の中央磁脚136と各巻線との間には、円筒状の絶縁材(以下、円筒絶縁材という)103が配置される。円筒絶縁材103は、エポキシ樹脂製のシートを円筒状に丸めて形成したものである。
更に、複合体124には、キャップ状絶縁材104が被せられる。このキャップ状絶縁材104は、エポキシ樹脂からなり、図3に示すように、平板部105と、この平板部105の周縁の一部から下方に向けて延びる周板部106とを有している。
上記した平板部105は、円形の板材が、上記したトップコア128の平面視形状とほぼ合致するように部分的に切り欠かれた形状をなし、その中央に上記した円筒絶縁材103が嵌められたボトムコア130の中央磁脚136を挿通可能な中央貫通孔107を有している。
周板部106は、平板部105の切り欠かれた部分を除いた周縁において形成されており、上記した第1〜第4巻線10、20、30、40の外周部とボトムコア130の側壁134との間に介在する。
次に、トランス6Aの組立手順について、図3を参照しながら説明する。
まず、ボトムコア130の中央磁脚136に第1補助巻線70を嵌め込む。このとき、第1補助巻線70の一方端リード線部74a及び他方端リード線部74bは、ボトムコア130の図3中における左側に位置するように配置する。次いで、ボトムコア130の中央磁脚136に第2補助巻線80を嵌め込む。このとき、第2補助巻線80の一方端リード線部84a及び他方端リード線部84bは、ボトムコア130の図3中における右側に位置するように配置する。
そして、ピン保持具90を、その枠体91の部分をボトムコア130の中央磁脚136に嵌め込むとともに第1補助巻線70及び第2補助巻線80の上に重ねる。
次いで、ピン保持具90の各ストレートピン96に第1補助巻線70及び第2補助巻線80の接続用リング76、76、86、86が嵌め込まれる。詳しくは、第1補助巻線70の一方端リード線部74aの接続用リング76は、ピン保持具90における二次側の二番ストレートピン96dに係合され、第1補助巻線70の他方端リード線部74bの接続用リング76は、ピン保持具90における二次側の一番ストレートピン96cに係合される。また、第2補助巻線80の一方端リード線部84aの接続用リング86は、ピン保持具90における一次側の二番ストレートピン96bに係合され、第2補助巻線80の他方端リード線部84bの接続用リング86は、ピン保持具90における一次側の第一ストレートピン96aに係合される。係合後は、半田付けがなされ、第1補助巻線70は二次側の一番ストレートピン96c及び二番ストレートピン96dに電気的に接続され、第2補助巻線80は一次側の一番ストレートピン96a及び二番ストレートピン96bに電気的に接続される。
次いで、第1巻線10、第1絶縁シート50、第2巻線20、第3巻線30、第2絶縁シート60及び第4巻線40が、この順でピン保持具90の上に重ね合わされるとともに、ボトムコア130の中央磁脚136に嵌め込まれる。
そして、一次側の一番L形ピン95aには、第1巻線10の外側一方端部18a及び第4巻線40の外側一方端部48aが、端部貫通孔19a及び端部貫通孔49aを介して係合され、半田付けされる。一次側の二番L形ピン95bには、第1巻線10の内側一方端部16a及び第4巻線40の内側一方端部46aが、端部貫通孔19b及び端部貫通孔49bを介して係合され、半田付けされる。一次側の三番L形ピン95cには、第1巻線10の内側他方端部16b及び第4巻線40の内側他方端部46bが、端部貫通孔19c及び端部貫通孔49cを介して係合され、半田付けされる。一次側の四番L形ピン95dには、第1巻線10の外側他方端部18b及び第4巻線40の外側他方端部48bが、端部貫通孔19d及び端部貫通孔49dを介して係合され、半田付けされる。
更に、二次側の一番L形ピン95eには、第2巻線20の外側一方端部28a及び第3巻線30の外側一方端部38aが、端部貫通孔29a及び端部貫通孔39aを介して係合され、半田付けされる。二次側の二番L形ピン95fには、第2巻線20の内側一方端部26a及び第3巻線30の内側一方端部36aが、端部貫通孔29b及び端部貫通孔39bを介して係合され、半田付けされる。二次側の三番L形ピン95gには、第2巻線20の内側他方端部26b及び第3巻線30の内側他方端部36bが、端部貫通孔29c及び端部貫通孔39cを介して係合され、半田付けされる。二次側の四番L形ピン95hには、第2巻線20の外側他方端部28b及び第3巻線30の外側他方端部38bが、端部貫通孔29d及び端部貫通孔39dを介して係合され、半田付けされる。
このようにしてコイル部120及びピン保持具90を組み合わせた複合体124が得られる。
次に、円筒絶縁材103がボトムコア130の中央磁脚136に嵌め込まれ、更に、キャップ状絶縁材104が複合体124に被せられる。
その後、ボトムコア130の両側壁134、134及び中央磁脚136の上部にトップコア128が載置され、コア体126が形成される。そして、図2に示すように、コア体126の側面150における角部に近い4箇所に接着剤108が供給され、ボトムコア130とトップコア128とが接着固定される。詳しくは、接着剤108は、ボトムコア130とトップコア128との境界に跨るようにボトムコア130及びトップコア128の周辺部に半球状に盛られる。このとき、コア体126の側面150からの接着剤の高さは、1mm以下とすることが好ましい。ここで、接着剤108としては、熱硬化型のエポキシ系接着剤を用いることが好ましい。
以上のようにして、本発明に係るトランス6Aが得られる。
このトランス6Aにおいては、ピン保持具90に保持されたL形ピン95の平坦部97が表面実装用の端子として機能する。L形ピン95は、図5に示すように、ピン保持具90に保持されることにより所定位置に整然と固定されるので、その平坦部97(表面実装用の端子)のコプラナリティは高くなる。つまり、このL形ピン95は、従来のような巻線の端部をフォーミング加工して形成した端子に比べてコプラナリティは高くなる。また、L形ピン95は、予め曲げ加工により形成されるので、この曲げ加工の際に精度良く曲げ加工を施すことにより、コプラナリティをより向上させることができる。更に、本発明に係るトランス6Aは、第1巻線10、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40の端部14、24、34、44がL形ピン95の本体部98と電気的に接続されるので、第1巻線10、第2巻線20、第3巻線30及び第4巻線40の端部14、24、34、44により表面実装用の端子を形成する必要がない。このため、平角導線を従来よりも薄くすることができるのでコイルの薄型化を図ることができ、トランス全体の薄型化に貢献する。
次に、得られたトランス6Aは、図6に示すように、第1回路基板104及び第2回路基板110に組み合わされる。これによりコンバーター2が形成される。
まず、第1回路基板104は、支持板116と、この支持板116上に載置された絶縁基板114と、この絶縁基板114上に銅箔により形成された所定形状の第1配線パターン144と、この第1配線パターン144及び絶縁基板114を覆う半田レジスト118とを有しており、全体としては、ほぼ矩形状をなしている。
上記した半田レジスト118は、配線パターン上の所定箇所が剥離されており、部分的に配線パターンが露出している。この露出した部分は、実装されるトランス6Aや電子機能部品6Bの電極端子が半田付けされるランド(接続部)となる。つまり、このランドにトランス6Aや電子機能部品6Bの電極端子が電気的に接続され、トランス6Aや電子機能部品6Bが回路基板4に実装される。
ここで、第1回路基板104にトランス6Aを実装する態様について詳しく説明する。
まず、絶縁基板114においては、トランス6Aを配設すべき箇所にトランス6Aの平面視形状よりも僅かに大きい矩形の切欠160が設けられている。そして、絶縁基板114の下側には、上述したように支持板116が存在しているので、切欠160の下側は塞がれている。よって、第1回路基板104においては、トランス6Aを配設すべき箇所に絶縁基板114の厚さ分に相当する深さの凹み162が存在している。
トランス6Aは、その下端部がこの凹み162に嵌め込まれると、ピン保持具90における台座部92、93の下面99に配列されたL形ピン95の平坦部97が、凹み162の周縁部164に当接する。ここで、凹み162の周縁部164には、トランス6AのL形ピン95の平坦部97と対応する位置にトランス用ランド220が形成されている。詳しくは、トランス6Aにおける一次側の一番L形ピン95a、二番L形ピン95b、三番L形ピン95c、四番L形ピン95dに対応する位置に、一次側の一番トランス用ランド220a、二番トランス用ランド220b、三番トランス用ランド220c及び四番トランス用ランド220dがそれぞれ形成されており、トランス6Aにおける二次側の一番L形ピン95e、二番L形ピン95f、三番L形ピン95g、四番L形ピン95hに対応する位置に、二次側の一番トランス用ランド220e、二番トランス用ランド220f、三番トランス用ランド220g及び四番トランス用ランド220hがそれぞれ形成されている。
上記したように、各トランス用ランド220a、220b、220c、220d、220e、220f、220g、220hと各L形ピン95a、95b、95c、95d、95e、95f、95g、95hの平坦部97とが半田付けされることにより、トランス6Aは第1回路基板104に表面実装される。
トランス6Aが表面実装された第1回路基板104上には、図6に示すように、第1回路基板104の対角の位置に一対の支柱166、166が設けられている。そして、これら支柱166、166を介して第2回路基板110が第1回路基板104の上方に配設される。ここで、これらの支柱166、166は、円柱形状をなしており、第2回路基板110が配設されるべき高さの位置から上部が縮径されている。つまり、この部分に段差168、168が設けられている。また、第1回路基板104上には、各種の電子機能部品6Bも表面実装されている。
第2回路基板110は、絶縁基板170と、この絶縁基板170上に銅箔により形成された所定形状の第2配線パターン146と、この第2配線パターン146及び絶縁基板170を覆う半田レジスト172とを有しており、全体としては、ほぼ矩形状をなしている。
上記した半田レジスト172は、配線パターン上の所定箇所が剥離されているため、配線パターンが部分的に露出している。この露出した部分はランドとなる。
この第2回路基板110においては、トランス6Aに対応する箇所にトランス6Aの平面視形状よりも僅かに大きい矩形状の切欠174が設けられている。そして、この切欠174の周縁部176には、トランス6Aのストレートピン96に対応する部分にランド(ストレートピン用ランド)178が設けられている。このストレートピン用ランド178は円形状をなしている。そして、このストレートピン用ランド178の中央部分には、絶縁基板170及びストレートピン用ランド178を貫くストレートピン用貫通孔180が設けられている。詳しくは、トランス6Aの一次側の一番ストレートピン96aに対応する一番ストレートピン用ランド178aには一番ストレートピン用貫通孔180aが設けられ、二番ストレートピン96bに対応する二番ストレートピン用ランド178bには二番ストレートピン用貫通孔180bが設けられ、トランス6Aの二次側の一番ストレートピン96cに対応する一番ストレートピン用ランド178cには一番ストレートピン用貫通孔180cが設けられ、二番ストレートピン96dに対応する二番ストレートピン用ランド178dには二番ストレートピン用貫通孔180dが設けられている。
また、第2回路基板110には、第1回路基板104に設けられた支柱166、166に対応する位置に、これら支柱166、166を挿通するための支柱用貫通孔182、182が設けられている。この支柱用貫通孔182の内径寸法は、上記した支柱166の縮径した部分の外径と同じ寸法に設定されている。更に、図6から明らかなように、第2回路基板110には、他のデバイスとの接続に用いられる接続突起112が複数設けられている。これら接続突起112は、第2配線パターン146と所定位置で電気的に接続されている。
このような第2回路基板110は、トランス6Aが表面実装された第1基板104上に配設される。詳しくは、以下の通りである。
第2回路基板110につき、切欠174が第1回路基板104上のトランス6Aに、ストレートピン用貫通孔178がトランス6Aのストレートピン96に、支柱用貫通孔182が第1回路基板104上の支柱166に、それぞれ対応するように位置決めし、この状態で、第2回路基板110と第1回路基板104とを互いに近付ける。これにより、トランス6Aの頭部が第2回路基板110の切欠174内に位置付けられ、支柱166が支柱用貫通孔182に挿通され、一番ストレートピン96aが一番ストレートピン用貫通孔180aに、二番ストレートピン96bが二番ストレートピン用貫通孔180bに、一番ストレートピン96cが一番ストレートピン用貫通孔180cに、二番ストレートピン96dが二番ストレートピン用貫通孔180dにそれぞれ挿通される。この後、各ストレートピン用貫通孔180a、180b、180c、180dから突出した各ストレートピン96a、96b、96c、96dの頭部と、各ストレートピン用貫通孔180a、180b、180c、180dの周縁に位置する各ストレートピン用ランド178a、178b、178c、178dとを半田付けして電気的に接続する。また、支柱166と支柱用貫通孔182の内面とを接着剤で固定する。これにより、第1回路基板104と第2回路基板110とは組み合わされ、図1に示すような本発明に係るコンバーター2が形成される。
上記したように、トランス6Aにおいては、ストレートピン96を備えることにより、第1回路基板104の上方に位置する第2回路基板110との接続も精度良く容易に行うことができる。
なお、第2回路基板110には、必要に応じて各種電子部品を実装しても構わない。
本発明に係るコンバーター2は、トランス6Aのピン94がピン保持具90により保持され、表面実装用の端子(平坦部97)が所定位置に位置付けられていることから、表面実装用の端子(平坦部97)のコプラナリティが優れており、第1回路基板104への表面実装がし易く組立作業性に優れており、製品における不良品の発生率も低く抑えることができる。また、ピン保持具90の働きにより、L形ピン95よりも長いストレートピン(補助ピン)96が設計通りの所定位置に位置付けられるので、上方の第2回路基板110との接続も容易に行うことができる。このように、ストレートピン96を有する本発明に係るトランス6Aによれば、複数の回路基板が多段階に重ねられる構造のコンバーター2の製造も容易に行うことができる。
2 コンバーター
6 電子部品
6A トランス
6B 電子機能部品
10 第1巻線
20 第2巻線
30 第3巻線
40 第4巻線
90 ピン保持具
91 枠体
92、93 台座部
95a 一番L形ピン(一次側)
95b 二番L形ピン(一次側)
95c 三番L形ピン(一次側)
95d 四番L形ピン(一次側)
95e 一番L形ピン(二次側)
95f 二番L形ピン(二次側)
95g 三番L形ピン(二次側)
95h 四番L形ピン(二次側)
96a 一番ストレートピン(一次側)
96b 二番ストレートピン(一次側)
96c 一番ストレートピン(二次側)
96d 二番ストレートピン(二次側)
97 平坦部(脚部)
120 コイル部
126 コア体
128 トップコア
130 ボトムコア

Claims (4)

  1. 平角導線からなる一次コイル及び二次コイルと、
    前記一次コイルの一方端部に接続されている第1ピンと、
    前記一次コイルの他方端部に接続されている第2ピンと、
    前記二次コイルの一方端部に接続されている第3ピンと、
    前記二次コイルの他方端部に接続されている第4ピンと、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンを、それぞれ所定位置に位置付けるように保持しているピン保持具と、を備え、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンは、回路基板に設けられた対応する接続部と接続される端子となるべき脚部をそれぞれ有している、トランス。
  2. 前記一次コイルの一方端部、前記一次コイルの他方端部、前記二次コイルの一方端部及び前記二次コイルの他方端部には、端部貫通孔がそれぞれ設けられており、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンは、それぞれ対応する前記端部貫通孔に挿通され、半田付けされている、請求項1に記載のトランス。
  3. 第1回路基板と、
    前記第1回路基板に実装されている請求項1又は2に記載のトランスと、を備え、
    前記第1回路基板は、前記第1ピンの脚部と対応する第1接続部、前記第2ピンの脚部と対応する第2接続部、前記第3ピンの脚部と対応する第3接続部及び前記第4ピンの脚部と対応する第4接続部を有し、
    前記トランスは、前記第1ピンの脚部が前記第1接続部に、前記第2ピンの脚部が前記第2接続部に、前記第3ピンの脚部が前記第3接続部に、前記第4ピンの脚部が前記第4接続部に、それぞれ接続されている、電子モジュール。
  4. 前記トランスは、
    補助コイルと、
    前記補助コイルの一方端部に接続されている第1補助ピンと、
    前記補助コイルの他方端部に接続されている第2補助ピンと、
    を更に有しており、
    前記第1補助ピン及び前記第2補助ピンは、前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン及び前記第4ピンよりも長く、それぞれ所定位置に位置付けられるように前記ピン保持具に保持されており、
    前記第1回路基板の上方には、第2回路基板が更に配設されており、この第2回路基板には、前記第1補助ピンと対応する第1補助ピン用接続部及び前記第2補助ピンと対応する第2補助ピン用接続部が設けられており、前記第1補助ピンが前記第1補助ピン用接続部に、前記第2補助ピンが前記第2補助ピン用接続部に、それぞれ接続されている、請求項3に記載の電子モジュール。
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