JP2016053680A - 画像表示再生装置および射出瞳拡大方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マイクロレンズアレイを利用する走査型の画像表示装置において、光源の光を効率よく用いる技術を提供する。【解決手段】画像表示装置において、走査光学系170は、干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせる。NA(Numerical Aperture)変換素子16は、中間像が生じる位置において、ビームの発散角を拡大する。光学素子19は、NA変換素子16の外周部の外側に設けられ、集光作用を持つ。光検出器20は、光学素子19が集光したビームの光を検出する。ここで光学素子19は、NA変換素子16と一体に設けられる。【選択図】図3
Description
本発明は、画像表示再生装置および射出瞳拡大方法に関し、特に走査型の画像表示装置と、当該装置が実行する出射瞳拡大方法に関する。
近年、半導体レーザ光源の光をコリメータレンズで細いビームにし、これを小型の走査ミラーで二次元に走査して中間像を造り、その中間像を結像光学系で瞳孔に投影し、目のレンズ作用で網膜上に像を作る走査型の画像表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
走査型の画像表示装置の例として、のヘッドアップディスプレイ(HUD)やヘッドマウントディスプレイ(HMD)がある。この中で、レーザ光源を使った網膜スキャンタイプのヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイにおいては、視聴ポイントを拡大して見やすくするために、中間像位置にマイクロレンズアレイを置いて光束を広げる手法が用いられることがある。このとき、光源の光を効率よく瞳孔方向に導き、解像度の低下や混色を避けるために、マイクロレンズアレイに対する光スポットの位置をできるだけ正確に合わせることが求められる。
本発明のある目的は、マイクロレンズアレイを利用する走査型の画像表示装置において、光源の光を効率よく用いる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の画像表示装置は、干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせる走査光学系と、集光作用を持つ光学素子と、光学素子が集光したビームの光を検出する光検出器と、中間像が生じる位置において、ビームの発散角を拡大するNA(Numerical Aperture)変換素子とを備える。光学素子は、NA変換素子の外周部の外側に設けられ、NA変換素子と一体に設けられる。
本発明の別の態様は、射出瞳拡大方法である。この方法は、走査型の画像表示装置が実行する射出瞳拡大方法であって、当該方法は、干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせるステップと、中間像が生じる位置において、NA変換素子を用いてビームの発散角を拡大するステップと、NA変換素子の外周部の外側に一体に設けられた光学素子が集光したビームの光を検出するステップと、光学素子が集光したビームの光に基づき、ビームの走査位置を修正するステップとを備える。
本発明の別の態様は、射出瞳拡大方法である。この方法は、走査型の画像表示装置が実行する射出瞳拡大方法であって、当該方法は、干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせるステップと、中間像が生じる位置において、NA変換素子を用いてビームの発散角を拡大するステップと、NA変換素子の外周部の外側に一体に設けられた光学素子が集光したビームの光を検出するステップと、光学素子が集光したビームの光に基づき、ビームの走査位置を修正するステップとを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現の少なくとも一部を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、マイクロレンズアレイを利用する走査型の画像表示装置において、光源の光を効率よく用いることができる。
図1は、実施の形態に係る画像表示システム1の全体構成を模式的に示す図である。実施の形態に係る画像表示システム1は、自動車等の車両に搭載されるヘッドアップディスプレイであり、ウィンドシールド25をコンバイナ(combiner)として用いる画像表示装置10を備える。画像表示装置10は、画像光射出ユニット100、平面ミラー11、マイクロレンズアレイ12、平面ミラー13、および凹面ミラー14を備え、これらが筐体15に収容されている。画像表示装置10は、例えば車のダッシュボード内に設置されたり、ルームミラー(不図示)に取り付けられたりする。
画像光射出ユニット100は、運転者である画像表示システム1のユーザPの眼PEに対して画像光を射出する。詳細は後述するが、画像光射出ユニット100は光源としてレーザダイオードを備える。
マイクロレンズアレイ12は、マイクロレンズをマトリックス状に配列した光透過型の光学部品である。このため、マイクロレンズアレイ12は周期構造を持つ。マイクロレンズアレイ12は、レーザ特有のスペックルを低減する効果があり、レーザダイオードが照射するレーザ光の放射角や色ムラを考慮して設計されている。マイクロレンズアレイ12はレーザ光を拡散(放射)する。これにより、単位面積当たりのレーザ光の強度が小さくなる。したがって、ユーザPが表示画像光を観察可能な範囲を拡大することができる。またユーザPの眼PEに対する画像光の負担が軽くなり、画像表示システム1の安全性をより高めることもできる。
画像光射出ユニット100が射出した画像光束Lは平面ミラー11で反射され、マイクロレンズアレイ12上で中間像を結ぶ。中間像を形成した画像光束Lは、その後、平面ミラー13、凹面ミラー14、およびウィンドシールド25で反射され、ユーザPの眼PEに届く。ユーザPには、ウィンドシールド25を介した外の実景と、画像光束Lが形成する画像とが重畳(オーバーレイ)されて観察される。平面ミラー13、凹面ミラー14、およびウィンドシールド25は、画像表示装置10における結像光学系を構成する。なお、画像光束Lの反射は必ずしもウィンドシールド25ではなくてもよく、例えばコンバイナであってもよい。
図2は、実施の形態に係る画像光射出ユニット100の機能構成を模式的に示す図である。画像光射出ユニット100は、制御部110、DDR(Double Data Rate)メモリ150、フラッシュメモリ152、マイコン154、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)156、レーザ光源部164、走査光学系170、およびスキャナドライバ173を備える。レーザ光源部164は、レーザドライバ160とレーザダイオード162とを備える。走査光学系170は、水平走査ミラー178と垂直走査ミラー179とを備える。スキャナドライバ173は、水平スキャナドライバ176と垂直スキャナドライバ177とを備える。
制御部110は、画像処理部120、レーザ光制御部130、および走査制御部140を備え、これらはCPU(Central Processing Unit)およびFPGA(Field Programmable Gate Array)等がプログラムを実行することによって実現される。制御部110は、フラッシュメモリ152やEEPROM156などに記憶されたプログラムを実行し、画像処理、レーザ光制御、操作制御などの各種処理を行う。制御部110には、表示画像データが入力される。
DDRメモリ150はフレームバッファであり、画像処理部120に入力される画像データを一時的に保存する。DDRメモリ150は、DDR2やDDR3、その他のSDRAMであってもよい。
フラッシュメモリ152は不揮発性記憶部であり、画像処理部120の動作に必要なデータやプログラムなどを記憶する。
マイコン154は、走査制御部140に、スキャナドライバ173を動作させるための駆動信号を生成させる。EEPROM156は、走査制御部140の動作に必要なデータやプログラムなどを記憶する不揮発性記憶部である。
画像処理部120は、DDRメモリ150から入力された画像データを、所定のドットクロックに合わせて、レーザ光制御部130および走査制御部140に出力する。これにより、レーザ光制御部130は、取得した画像データに基づいて、レーザ光を駆動することができる。
レーザ光制御部130は、DDRメモリ150から入力された画像データに基づいて、レーザ光源部164中のレーザドライバ160を制御する。これにより、レーザドライバ160は、レーザダイオード162からレーザ光が適切に出力されるように、レーザダイオード162を制御することができる。
具体的には、レーザ光制御部130は、画像データに基づく画像が描画されるようにレーザドライバ160を制御して、レーザダイオード162をオン・オフさせたり、レーザ出力値の制御をさせたりする。またレーザ光制御部130は、走査光学系170の走査範囲200より狭い範囲において表示画像が描画されるように、レーザドライバ160を制御する。
走査制御部140は、走査光学系170を構成する水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の各々の振れ角および走査周波数等の制御を行う。走査制御部140は、走査光学系170が所望の振れ角および周波数等を得られるように、駆動電圧の波形の生成を行い、スキャナドライバ173に供給する。
レーザドライバ160は、レーザ光制御部130の制御に基づき、レーザダイオード162を駆動する。具体的には、レーザ光制御部130の制御に基づく点灯タイミングおよび駆動電流でレーザダイオード162を駆動する。図2に示す例では、レーザ光制御部130は、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、および青色レーザダイオード162Bを備える。このように、レーザダイオード162が複数のレーザダイオードで構成される場合は、レーザドライバ160は各々のレーザダイオードを各々駆動する。
レーザダイオード162は、光源としてのレーザ光を出力する。レーザダイオード162は、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bにより構成されるが、他色のレーザ光を出力するレーザダイオードを加えてもよく、単一のレーザダイオードで構成されてもよい。
レーザ光源部164は、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bの各々から出力されたレーザ光を合成する。このため、図示はしないが、レーザ光源部164は、各レーザダイオード162から出力されたレーザ光を導くミラーや、走査光学系170へレーザ光を導くためのミラー、後述するコリメータレンズ等、および図示はしないが、レーザ光源部164からのレーザ光の出力光量を測定する測定部を備える。
レーザ光制御部130がレーザドライバ160を制御することにより、各レーザダイオード162の駆動電流および駆動時間が制御される。これにより、レーザダイオード162から出力されるレーザ光によって、様々な描画色や描画形態を提示することができる。
スキャナドライバ173は、走査制御部140の制御に基づき、走査光学系170を構成する各走査ミラーを動作させる。実施の形態に係る画像光射出ユニット100おいては、走査光学系170は、水平走査ミラー178と垂直走査ミラー179とを備える。このためスキャナドライバ173は、水平スキャナドライバ176と垂直スキャナドライバ177とを備える。
水平スキャナドライバ176は、走査制御部140の制御により、所定の駆動電圧を水平走査ミラー178に供給する。水平スキャナドライバ176が供給する駆動電圧は、水平走査ミラー178を所定の周波数で揺動させるための電圧である。同様に、垂直スキャナドライバ177は、走査制御部140の制御により、所定の駆動電圧を垂直走査ミラー179に供給する。垂直スキャナドライバ177が供給する駆動電圧は、垂直走査ミラー179を所定の周波数で揺動させるための電圧である。
走査光学系170は、表示画像の横方向に対応する走査を行う水平走査ミラー178、および表示画像の縦方向に対応する走査を行う垂直走査ミラー179を備える。走査光学系170は、所定の周波数で揺動しながら、レーザ光源部164から出力されたレーザ光を反射することにより、表示画像を描画させる。
水平走査ミラー178は、画像処理部120が供給した水平方向の駆動電圧に基づき、レーザ光源部164から出力されたレーザ光を、水平方向に走査する。水平走査ミラー178は、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板をエッチング等の処理を行うことにより形成されたMEMSミラー等で実現できる。水平走査ミラー178は、図示しない圧電素子を備える。水平走査ミラー178は、水平スキャナドライバ176から供給される駆動電圧によって駆動される圧電素子により、所定の周波数で揺動する。
垂直走査ミラー179は、画像処理部120が供給した垂直方向の駆動電圧に基づき、水平走査ミラー178が走査したレーザ光を、垂直方向に走査する。垂直走査ミラー179は、例えばフレキシブル基板上に、シリコンミラーおよび駆動コイルを備える構成によって実現される。垂直走査ミラー179は、垂直スキャナドライバ177から供給される駆動電圧が駆動コイルに印加され、図示しない磁石の磁力によって、所定の周波数で揺動する。
また、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179は、図示しない圧電膜やホール素子等を備え、揺動角や周波数を検出する。走査光学系170は、検出した揺動角や周波数を、走査制御部140にフィードバックする。
図2において、符号200で示す矩形領域は、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の走査により、レーザ光を走査可能となる走査範囲200を示す。走査範囲200において、表示画像を描画するための範囲を、描画エリア202とする。また、走査範囲200における描画エリア202以外の範囲を、ブランキングエリア204とする。
上述したように、マイクロレンズアレイ12はレーザ光を拡散する。ここでマイクロレンズアレイ12の個々のマイクロレンズ一つ一つにレーザ光のスポットの走査で作り出される画素が一致していれば、解像度の低下や混色は起きない。しかしながら、実際の系では、レーザ光のスポットをラスタスキャンして画像を生成すると、その軌跡は正弦波形状になる場合がある。さらにラスタスキャンには往復の走査が伴うため、特に縦方向ではどうしてもマイクロレンズ一つ一つとスポットにずれが生じやすい。
それでもできるだけ解像度の低下や混色を目立たなくするために、マイクロレンズアレイ12に対するレーザ光のスポットの位置をできるだけ正確に合わせ、特に画面中央部ではマイクロレンズ一つ一つとスポットにずれが生じないようにしすることが好ましい。このため実施の形態に係る画像表示装置10は、スキャンされている光スポットの位置を検出するように構成されている。以下実施の形態に係る画像表示システム1における、マイクロレンズアレイ12に対する光スポット位置の検出について説明する。
図3は、実施の形態に係る画像表示システム1に関し,主に光スポットの位置検出を説明するための構成を記載した模式図である。図3においては、簡略化のため、図1における平面ミラー11、平面ミラー13、凹面ミラー14、およびウィンドシールド25を、結像光学系18としてまとめて記載されている。また図3においては、マイクロレンズアレイ12はNA(Numerical Aperture;開口数)拡大素子16の一部を構成する。
コリメータレンズ165は、レーザ光源部164が射出した光を平行光に近いビームに変換する。コリメータレンズ165を出たビームは走査光学系170内のミラーで反射され、中間像面21に集光する。このビーム走査と、表示画像データに基づいて変調されたビーム光の明暗により、中間像面21に画像が作られる。中間像面21の位置でビームが最も細く絞られた状態となるように、中間像面21の位置が設定されている。
このため、仮にNA拡大素子16が無い場合には、中間像面21を過ぎたビームは中間像面21の前の収束角の開口数と同じ開口数で広がることになる。この場合、ユーザPが画像表示光を観察可能な範囲が狭まる。また中間像面21は、実際には走査ミラーを中心とした球面になるが、ビームの開口数が小さいので、中間像近傍のビームウエスト径の変化が小さく、平面で近似しても本発明の内容には差し支えない。
図3に示すように、NA拡大素子16は中間像面21の近傍に配置される。NA拡大素子16はマイクロレンズアレイ12を用いて構成される。またマイクロレンズアレイを構成するマイクロレンズは、入射ビームの開口数を拡大する。すなわち、NA拡大素子16は、コリメータレンズ165で決められた入射ビームの収束角の開口数を、マイクロレンズのレンズ作用により大きな発散角の開口数に変換して射出する。なお図3に示す例では、マイクロレンズアレイ12はNA拡大素子16の入射面側に設置されているが、出射面側に設置されてもよいし、入射面側と出射面側との両方に設置されていてもよい。
NA拡大素子16を射出したビームは、結像光学系18に入射する。上述したように、図3においては結像光学系18の作用を代表するために凸レンズ1個で表しているが、実際の光学系では、複数のレンズやミラーの組み合わせによって構成されてもよい。結像光学系18に入射したビームはほぼ平行なビームになり、射出瞳位置22に向かう。このとき、NA拡大素子16を射出したビームは発散角の開口数が拡大されているので太いビームになる。このため、射出瞳位置22におけるビーム径、すなわち射出瞳径も拡大される。この結果、ユーザPの眼PEに多少のずれがあっても画像が消失しない、見やすい光学系となる。
射出瞳位置22で瞳PEに入射したビームは、ユーザPの角膜や水晶体などの目の光学系で収束され、網膜上に集光する。走査光学系170内の走査ミラーによるビームの走査と、表示画像データに連動した各レーザダイオード162の明暗によってユーザPの網膜上に像が形成され、ユーザPは画像として認識することができる。
NA拡大素子16の外周部のさらに外側に、集光作用を持つ第1光学素子19aと第2光学素子19bとが備えられている。第1光学素子19aは、マイクロレンズアレイ12を構成するマイクロレンズと同様の部材を二つ組み合わせて実現される。第2光学素子19bも同様に、マイクロレンズアレイ12を構成するマイクロレンズと同様の部材を二つ並べて実現される。
第1光検出器20aは、ビームの進行方向に向かって第1光学素子19aの後ろ側に配置され、第1光学素子19aが集光した光を検出する。第2光検出器20bは、ビームの進行方向に向かって第2光学素子19bの後ろ側に配置され、第2光学素子19bが集光した光を検出する。以下、第1光学素子19aと第2光学素子19bとを区別する場合を除き、両者を「光学素子19」と総称する。また、第1光検出器20aと第2光検出器20bとを区別する場合を除き、両者を「光検出器20」と総称する。
図4は、実施の形態に係るNA拡大素子16の概略構成を模式的に示す図である。NA拡大素子16は中間像面21の近傍に配置され、その後のビームの発散角を大きくする。このため、NA拡大素子16は中間像と同じ大きさかやや大きく、例えば数ミリ角から数百ミリ角程度の大きさになる。またNA拡大素子16には、ほぼ全面にマイクロレンズアレイ12が形成されている。
以下本明細書において、図4における左右方向を「水平方向」とし、上下方向を「垂直方向」と記載することがある。光学素子19は、マイクロレンズを垂直方向(上下方向)に二つ並べて構成される。
実施の形態に係る画像表示システム1において、走査光学系170は、ビームを水平方向に走査して1次元の走査線を作り、その走査線をさらに垂直方向に走査するラスタスキャン方式でビームを走査する。より具体的には、実施の形態に係る画像表示システム1では、ビームのスポットは図4における右上側から左斜め下に向かって走査される。走査されるビームの軌道31は、入り口側に設置された第1光学素子19aの上側のマイクロレンズのやや下側を通過し、左側にある第1折り返し用ブランキングエリア204aの端で折り返す。ビームは折り返した後に右斜め下に向かって走査を始め、第1光学素子19aの下側のマイクロレンズのやや上側を通過する。
その後ビームは、右側にある第2折り返し用ブランキングエリア204bで折り返して左に向かって走査され、左端で折り返して第1画素32用のマイクロレンズの上側に入射する。その後順次右斜め下に向かってマイクロレンズアレイ12上を走査され、横方向の中央部では、マイクロレンズの真上を通過する。ビームはさらに順次走査され、マイクロレンズアレイ12の右下の最終画素34用のマイクロレンズ、出口側に設置された第2光学素子19bを通過して、1フレームの画像の走査が終わる。走査を終えたビームは、垂直走査ミラー179の反転動作により、NA拡大素子16の上部に戻って、次のフレームの画像の走査に入る。以上を繰り返すことにより画像が作られる。
画像を形成する画素のうち、ビームが最初に到達する画素は、図4における第1画素32である。第1画素32の上側に、第1光学素子19aが設置される。このとき、第1画素32と第1光学素子19aとの距離は、ビームの水平走査のピッチの整数倍である。この距離は、使用する光検出器20を実現するフォトディテクタのサイズを考慮して実験により定めればよい。
例えば、画像形成部のマイクロレンズアレイ12からの射出光を、光検出器20が遮らない距離に設定すればよい。マイクロレンズアレイ12の右下には、最終画素34用のマイクロレンズがあり、そのレンズの中心線上の下側で、水平走査の何ピッチ分(整数倍)か下に、出口側に設置された第2光検出器20b用のマイクロレンズが縦に並べて配置される。これらの光検出器20用のマイクロレンズとマイクロレンズアレイ12とは、一体に設けられており、両者の位置関係が正確に決められている。なお、左側走査ビーム35Lと右側走査ビーム35Rとについては後述する。
図5(a)−(d)は、第1光学素子19aに走査ビームが当たったときの様子を示す図であり、走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置に当たったときの様子を示す図である。
図5(a)は、第1光学素子19aに走査ビームが当たったときの様子を示す上面図である。上述したように、第1光学素子19aは、マイクロレンズを垂直方向(上下方向)に二つ並べて構成される。図5(a)において、左側走査ビーム35Lは、図4において右上側から左斜め下に向かって走査されるビームを示す。また、図5(a)において、右側走査ビーム35Rは、図4において左上側から右斜め下に向かって走査されるビームを示す。
図5(b)は、第1光学素子19aと第1光検出器20aとを、走査ビームの進行方向に平行な平面で切断した断面図である。図5(b)に示すように、第1光検出器20aは、第1検出器201aと、第1検出器201aに対して垂直方向下側に配置された第2検出器202aとを備える。この第1検出器201aと第2検出器202aとの2つの検出器202によって、第1光検出器20aが構成される。図5(b)において、矢印L1と矢印L2とで挟まれた実線は、左側走査ビーム35Lの光路を表す。また図5(b)において、矢印R1と矢印R2とで挟まれた破線は、右側走査ビーム35Rの光路を表す。
図5(c)は、図5(b)における第1検出器201aと第2検出器202aとに入射する走査ビームを示す上面図であり、図5(d)は、図5(c)に示す第1検出器201aと第2検出器202aとのそれぞれの出力を模式的に示す図である。より具体的に、図5(d)は、第1検出器201aと第2検出器202aとのそれぞれの中央部における位置を縦軸、その位置におけるビームの光量を横軸とするグラフである。ただし、第1検出器201aにビームが入射するタイミングと、第2検出器202aにビームが入射するタイミングはずれているため、それぞれの検出器に入射した光量を加算したものが図5(d)の状態である。
図5(c)に示すように、走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置に当たる場合、左側走査ビーム35Lおよび右側走査ビーム35Rの光量を加算すると、第1検出器201aと第2検出器202aとに当たる光量が均等になる。このため、図5(d)に示すように、第1検出器201aの出力のグラフと第2検出器202aの出力のグラフは同様の形状となる。すなわち、第1検出器201aの出力のグラフの形状と、第2検出器202aの出力のグラフの形状とは、線対称の関係となる。
図6(a)−(d)は、第1光学素子19aに走査ビームが当たったときの別の様子を示す図であり、走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置からずれて当たったときの様子を示す図である。
図6(a)は、第1光学素子19aに走査ビームが当たったときの別の様子を示す上面図であり、図5(a)に示す例と比較して、走査ビームが垂直方向上側にずれて第1光学素子19aに当たったときの様子を示す図である。また図6(b)は、図5(b)と同様に、第1光学素子19aと第1光検出器20aとを、走査ビームの進行方向に平行な平面で切断した断面図である。図6(b)に示すように、左側走査ビーム35Lのほとんどは第1検出器201aに入射し、第2検出器202aにはほとんど入射しない。一方、図6(b)に示す例では、右側走査ビーム35Rは、第1検出器201aと第2検出器202aとにほぼ均等に入射する。
図6(c)は、図6(b)における第1検出器201aと第2検出器202aとに入射する走査ビームを示す上面図であり、図6(d)は、図6(c)に示す第1検出器201aと第2検出器202aとのそれぞれの出力を模式的に示す図である。図6(c)に示すように、左側走査ビーム35Lおよび右側走査ビーム35Rの光量を加算すると、第1検出器201aの方が第2検出器202aよりも当たる光量が多くなる。この結果、図6(d)に示すように、第1検出器201aの出力の方が、第2検出器202aの出力と比較して増加する。
そこで走査制御部140は、第1検出器201aの出力と第2検出器202aの出力とを取得する。走査制御部140は、第1検出器201aの出力と第2検出器202aの出力との差を取ることによって、いわば光ディスクのトラッキングにおけるプッシュプル信号のように、上下方向のビームのずれを信号に置き換える。なおこの場合、第1検出器201aにビームが入射するタイミングと、第2検出器202aにビームが入射するタイミングがずれるため、出力をいったんDDRメモリ150等の作業用メモリに蓄えて加算してから、差を取って信号に置き換える。
走査制御部140は、ビームの走査の垂直方向のずれ量を解消するように走査光学系を制御して、ビームの走査位置を修正させる。具体的には、マイコン154は、走査制御部140に、検出したずれ量を解消するように垂直走査ミラー179を駆動させる駆動電圧(駆動信号)にプラスまたはマイナスのバイアスを印加させる。図6に示す例では、ビームの走査は垂直方向上側にずれているため、走査制御部140は、垂直走査ミラー179を駆動させる駆動電圧にマイナスのバイアスを印加し、ビームの走査を下側にずらす。これにより、図5に示すように走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置に当たるように修正することができる。
なお、上記では走査ビームの入り口側に設置された第1光検出器20aについて説明したが、出口側に設置された第2光検出器20bについても同様であることは、当業者であれば容易に理解されることである。
走査ビームの横方向のタイミングについては、走査ビームが入射した信号を検出後、所定の時間経過した時点で光源を発光させるように制御すればよい。特に図4および図5に示す例では、入り口側に設置された第1光学素子19aの横方向位置が、第1画素32用マイクロレンズと同じ横方向位置にあるので、第1光検出器20aで検出されたタイミングと同じタイミングで光源を発光させれば、画素とマイクロレンズの位置が合う。出口側に設置された第2光検出器20bについても同様である。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る画像表示装置10によれば、マイクロレンズアレイ12と走査ビームの走査位置とを正確に合わせることができる。これにより、レーザ光源部164の光を効率よくユーザPの眼PEの方向に導きくことができる。さらに、ビームの走査で形成する画像の解像度を抑制したり、混色の少ない画像を提供したりすることができる。
なお、上記の例では、第1光検出器20aと第2光検出器20bとの二つの光検出器を設ける場合について説明した。しかしながら、どちらか一方を省いて、片方の光検出器だけで用いることも可能である。また、マイクロレンズアレイ12の横方向中央上部や下部に、上下方向のレンズピッチの整数倍プラス0.5ピッチ離れた位置に、光検出器20用のマイクロレンズを一個、マイクロレンズアレイ12と一体に設置しても、上述と同様の方法で、走査ビームの位置を検出することができる。
以上、走査型の画像表示装置10のNA拡大素子16周辺の構成に的を絞って説明したが、これを搭載する走査型の画像表示装置10は、画像信号に同期して走査ミラーを駆動する回路、同じく同期して光源を駆動する回路、カラー画像の場合には複数の波長の光源、それらの光源を混合して概ね平行ビームにする光学系などを備える。しかしながら、これらの部分は公知の技術を用いることができ、本発明の要旨ではないので、詳細な説明を省いた。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能である。例えば、マイクロレンズアレイのレンズ一つ一つにフレネルレンズや、レンズ効果を持つ回折型の光学素子を用いて、そのフレネルレンズや、レンズ効果を持つ回折型の光学素子を検出部マイクロレンズやMLAのレンズの代わりに設置することにより、本実施の形態と同じ効果を得られる。そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(第1の変形例)
図7は、第1の変形例に係るNA拡大素子16の概略構成を模式的に示す図である。第1の変形例に係るNA拡大素子16においては、図4に示すNA拡大素子16とは異なり、第1光学素子19aを一つだけ備える。この場合、図4に示す第1光検出器20aに対応する検出部マイクロレンズの上下方向の中間の位置、すなわち、マイクロレンズアレイの上下方向のレンズピッチの整数倍プラス0.5ピッチ離れた位置に、第1光学素子19aをマイクロレンズアレイ12と一体に設置している。
図7は、第1の変形例に係るNA拡大素子16の概略構成を模式的に示す図である。第1の変形例に係るNA拡大素子16においては、図4に示すNA拡大素子16とは異なり、第1光学素子19aを一つだけ備える。この場合、図4に示す第1光検出器20aに対応する検出部マイクロレンズの上下方向の中間の位置、すなわち、マイクロレンズアレイの上下方向のレンズピッチの整数倍プラス0.5ピッチ離れた位置に、第1光学素子19aをマイクロレンズアレイ12と一体に設置している。
図8(a)−(h)は、第1の変形例に係るNA拡大素子16において、第1光学素子19aに走査ビームが当たったときの様子を示す図である。具体的に、図8(a)−(d)は走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置に当たったときの様子を示し、図8(e)−(h)は走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置からずれて当たったときの様子を示す図である。
図8(a)に示すように、走査ビームが第1光学素子19aの上下方向の望ましい位置に当たると、図8(b)および(c)に示すように、左側走査ビーム35Lおよび右側走査ビーム35Rの光量を加算すると、第1検出器201aおよび第2検出器202bの上下に均等に光が当たる。このため図8(d)に示すように、第1検出器201aおよび第2検出器202bは、共に同じ出力が得られる。一方、図8(e)の場合は、走査ビームが垂直方向上側にずれている。この結果、図8(f)および(g)に示すように、左側走査ビーム35Lおよび右側走査ビーム35Rの光量を加算すると、第2検出器202aの方が、第1検出器201aと比較して、多くの光が当たる。これにより、図8(h)に示すように、第2検出器202a側の出力が増える。これらの出力の差を取ることによって、上述の方法と同じように、走査ビームの垂直方向のずれを検出することができる。出口側に設置された第2光検出器20bについても同様である。
(第2の変形例)
図9は、第2の変形に係るNA拡大素子16の概略構成を模式的に示す図である。第2の変形例に係るNA拡大素子16も、第1の変形例に係るNA拡大素子16と同様に、第1光検出器20aに対応するマイクロレンズを一つだけ備える。しかしながら、第2の変形例に係るNA拡大素子16は、第1の変形例に係るNA拡大素子16とは異なり、入り口側に設置された第1光学素子19aは、第1画素32のすぐ手前に一つだけ設置される。また第1光学素子19aは、第1画素32に対して、上下方向に0.5ピッチ分ずれて配置される。
図9は、第2の変形に係るNA拡大素子16の概略構成を模式的に示す図である。第2の変形例に係るNA拡大素子16も、第1の変形例に係るNA拡大素子16と同様に、第1光検出器20aに対応するマイクロレンズを一つだけ備える。しかしながら、第2の変形例に係るNA拡大素子16は、第1の変形例に係るNA拡大素子16とは異なり、入り口側に設置された第1光学素子19aは、第1画素32のすぐ手前に一つだけ設置される。また第1光学素子19aは、第1画素32に対して、上下方向に0.5ピッチ分ずれて配置される。
なお、第2の変形例に係る構成においても、走査ビームの垂直方向のずれの検出方法は、第1の変形例に係る構成と同様である。第2の変形例に係る構成は、実施の形態に係るNA拡大素子16や第1の変形例に係るNA拡大素子16と比較して、NA拡大素子16全体の高さを低くすることができるので、特に高さ方向に余裕のないシステムでも設置しうる点で有利である。
また、第1、第2の変形例において、走査ビームの垂直方向のずれの検出方法として、検出器を四分割して、光ディスクのトラッキング信号検出方法であるDPD法(Differential Phase Detection)を用いることも考えられる。この方法は、走査ビームの位置を検出するために集光作用を持つ光学素子をNA変換素子と一体に設けることにおいて、本質的に本はつん名と同じである。さらに、四分割検出器の縦方向即ち走査ビーム進行方向に直角な方向の分割を利用して、ビームの進行方向の位置の検出に利用することも考えられるが、これも本質的に本発明と同じである。
1 画像表示システム、 10 画像表示装置、 12 マイクロレンズアレイ、 16 NA拡大素子、 18 結像光学系、 19 光学素子、 20 光検出器、 21 中間像面、 22 射出瞳位置、 100 画像光射出ユニット、 110 制御部、 120 画像処理部、 130 レーザ光制御部、 140 走査制御部、 150 メモリ、 154 マイコン、 160 レーザドライバ、 162 レーザダイオード、 164 レーザ光源部、 165 コリメータレンズ、 170 走査光学系、 173 スキャナドライバ。
Claims (5)
- 干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせる走査光学系と、
集光作用を持つ光学素子と、
前記光学素子が集光した前記ビームの光を検出する光検出器と、
前記中間像が生じる位置において、前記ビームの発散角を拡大するNA(Numerical Aperture)変換素子とを備え、
前記光学素子は、前記NA変換素子の外周部の外側に設けられ、前記NA変換素子と一体に設けられることを特徴とする画像表示装置。 - 前記走査光学系は、前記ビームを水平方向に走査して得られる走査線をさらに垂直方向に走査するラスタスキャン方式でビームを走査し、
前記光検出器は、第1検出器と、前記第1検出器に対して垂直方向下側に配置された第2検出器との、2つの検出器を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記走査光学系の動作を制御する走査制御部をさらに備え、当該走査制御部は、
前記光検出器の検出結果をもとに、前記光源が照射するビームの走査の垂直方向のずれ量を取得し、取得したずれ量を解消するように前記走査光学系を制御して、前記光源が照射するビームの走査位置を修正させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。 - 前記NA変換素子は、マイクロレンズアレイであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
- 走査型の画像表示装置が実行する射出瞳拡大方法であって、当該方法は、
干渉性を持つ光を照射する光源が照射するビームを走査して中間像を生じさせるステップと、
前記中間像が生じる位置において、NA(Numerical Aperture)変換素子を用いて前記ビームの発散角を拡大するステップと、
前記NA変換素子の外周部の外側に一体に設けられた光学素子が集光した前記ビームの光を検出するステップと、
前記光学素子が集光した前記ビームの光に基づき、前記ビームの走査位置を修正するステップと
を備えることを特徴とする射出瞳拡大方法。
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- 2014-09-04 JP JP2014180054A patent/JP2016053680A/ja active Pending
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