JP2016051664A - スライドスイッチおよび楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケース本体にその形状に追従させて配置でき、ケース本体の形状に応じて安定した状態で良好にスライド操作ができるスライドスイッチおよび楽器を提供する。【解決手段】 長手方向の両側部にガイド保持部11を有する帯状のガイド部10と、このガイド保持部10によってスライド可能に保持されたスライド操作部12と、ガイド部10の長手方向に沿って配置され、当該ガイド部10上におけるスライド操作部12の位置を検出する検出素子13と、を備えている。従って、ガイド部10および検出素子13を楽器ケース1の形状に沿わせて配置できるので、スライド操作部12を楽器ケース1の形状に沿って安定した状態で良好にスライドさせることができ、これによりスライド操作部12のスライド位置を検出素子13で正確に検出できる。【選択図】 図5

Description

この発明は、楽器、携帯電話機、携帯情報処理装置などの電子機器に用いられるスライドスイッチおよびそれを備えた楽器に関する。
例えば、携帯情報処理装置のスライドスイッチにおいては、特許文献1に記載されているように、機器ケースの開口部にスライド操作板をスライド可能に配置し、このスライド操作板を機器ケース内に設けられた可変抵抗器の操作子に連結させることにより、スライド操作板のスライド操作に応じて可変抵抗器の操作子をスライドさせるように構成されたものが知られている。
特開平08−78211号公報
この種のスライドスイッチは、可変抵抗器を機器ケース内に配置するために、機器ケース内に支持板を取り付け、この支持板上に可変抵抗器を固定する必要があり、また可変抵抗器の操作子と機器ケースのスライド操作板とを連結するために、スライド操作板を弾性材で形成し、このスライド操作板に可変抵抗器の操作子を連結させるように構成されている。
しかしながら、このようなスライドスイッチでは、機器ケースの形状に沿って弾性材のスライド操作板をスライドさせることができても、機器ケース内に取り付けられた支持板、およびこの支持板上に設けられた可変抵抗器を、機器ケースの形状に追従させて配置することができない場合がある。
このため、このスライドスイッチでは、機器ケースのスライド操作板の移動軌跡と、可変抵抗器の操作子の移動軌跡とが、必ずしも平行にならない場合がある。このような場合には、スライド操作板をスライド操作する際に、スライド操作板によって可変抵抗器の操作子を安定した状態でスライドさせることができないという問題が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、ケース本体にその形状に追従させて配置することができ、ケース本体の形状に応じて安定した状態で良好にスライド操作することができるスライドスイッチおよびそれを備えた楽器を提供することである。
この発明は、長手方向の両側部にガイド保持部を有する帯状のガイド部と、前記ガイド保持部によってスライド可能に保持されたスライド操作部と、前記ガイド部の長手方向に沿って配置され、当該ガイド部上における前記スライド操作部の位置を検出する検出素子と、を備えていることを特徴とするスライドスイッチである。
この発明によれば、ガイド部、ガイド保持部、および検出素子をケース本体の形状に沿わせて配置することができるので、ガイド部のガイド保持部に沿ってスライド操作部をスライドさせる際に、スライド操作部をケース本体の形状に沿って安定した状態で良好にスライドさせることができ、このためスライド操作部のスライド位置を検出素子によって正確に検出することができる。これにより、ケース本体にその形状に追従させてガイド部および検出素子を配置することができると共に、ケース本体の形状に応じて安定した状態でスライド操作部を良好にスライド操作することができる。
この発明を電子鍵盤楽器に適用した第1実施形態を示した平面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器のA−A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図1に示されたスライドスイッチを示した拡大平面図である。 図3に示されたスライドスイッチのB−B矢視における断面図である。 図3に示されたスライドスイッチのC−C矢視における拡大断面図である。 この発明を電子鍵盤楽器に適用した第2実施形態における要部を示した拡大断面図である。 図6に示されたスライドスイッチのD−D矢視における拡大断面図である。 この発明のスライドスイッチの変形例を示した要部の拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した第1実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1および図2に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、下部ケース2と上部ケース3とを備え、下部ケース2内に鍵盤部4が上方に露呈した状態で設けられるように構成されている。
鍵盤部4は、図1および図2に示すように、鍵盤シャーシ5aと、この鍵盤シャーシ5a上に並列に配列された複数の鍵5bと、を備えている。鍵盤シャーシ5aは、楽器ケース1の下部ケース2内に設けられている。複数の鍵5bは、白鍵と黒鍵とを有し、鍵盤シャーシ5aの鍵支持部5cに上下方向に回転可能に設けられている。
この場合、上部ケース3は、図1および図2に示すように、鍵盤部4の後方(図1では上辺側)に位置する個所、および鍵5bの配列方向(図1では左右方向)における鍵盤部4の両側部に位置する個所において、下部ケース2上に設けられている。これにより、鍵盤部4は、その後端部を除いて、上部ケース3で覆われることなく、上側に露出するように構成されている。
また、上部ケース3には、図1に示すように、スピーカ部6、押釦スイッチ7、およびスライドスイッチ8が設けられている。スピーカ部6は、複数のスピーカを備え、これらが上部ケース3の後部側における鍵5bの配列方向の両側にそれぞれ配置されている。押釦スイッチ7は、電源のオン―オフ、モード切替などを行うスイッチであり、上部ケース3の上面における中央より左側に複数配置されている。
スライドスイッチ8は、図1に示すように、音量を調整するための音量スイッチ、音色のパラメータを選択する音色スイッチ、演奏中の楽音に効果を付与するピッチベンドスイッチなどの各種のスイッチであり、上部ケース3の上面における中央より右側に複数配置されている。
これらのスライドスイッチ8それぞれは、図2〜図5に示すように、一対のガイド保持部11を有する帯状のガイド部10と、このガイド部10のガイド保持部11にスライド可能に保持されたスライド操作部12と、このスライド操作部12のスライド位置を検出する検出素子13と、を備えている。
この場合、上部ケース3は、図2に示すように、その上面が前側(図2では左側)から後側(図2では右側)に向けて次第に高くなる傾斜面に形成されている。ガイド部10は、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エラストマー、ゴムなどの可撓性を有する材料からなり、図3〜図5に示すように、全体がほぼ帯状板に形成されている。
このガイド部10は、図1および図2に示すように、楽器ケース1の上部ケース3の上面に、その前後方向(図2では左右方向)に沿って、両面接着テープや接着剤などの接着材14によって接着されている。すなわち、このガイド部10は、その下面に接着材14が設けられ、この接着材14によって上部ケース3の上面に接着された際に、上部ケース3の上面の形状に沿って配置されるように構成されている。
この場合、上部ケース3の上面は、この第1実施形態では平らな形状の傾斜面に形成されているが、例えば上部ケース3の上面が湾曲面に形成されている場合には、ガイド部10が、上部ケース3の上面の湾曲面の形状に沿って屈曲することにより、上部ケース3の上面の湾曲面と同じ形状に追従して湾曲した状態で、上部ケース3の上面に配置される。
また、このガイド部10の長手方向の両側部には、図3〜図5に示すように、一対のガイド保持部11がガイド部10の長手方向に沿って設けられている。これら一対のガイド保持部11は、ガイド部10が上部ケース3の上面にその形状に沿って配置されることにより、このガイド部10と共に上部ケース3の上面にその形状に沿って配置されるように構成されている。
これら一対のガイド保持部11は、図5に示すように、ガイド部10の長手方向の両側部にそれぞれ起立して設けられた各垂直部11aと、これら各垂直部11aの上端部からガイド部10の上方に向けてそれぞれ突出した各水平部11bと、を備えている。この場合、ガイド部10の長手方向に位置する両端部には、ストッパ部11cが設けられている。また、垂直部11aと水平部11bとが交差する内面は、円弧状に形成されている。
一方、スライド操作部12は、図2〜図5に示すように、縦長で中空状の操作本体部12aと、この操作本体部12aの両側下部に設けられた一対のスライド突起部12bと、操作本体部12aの内部中心に垂下された接触部12cと、を備えている。操作本体部12aは、その下部が一対のガイド保持部11における互いに対向する各水平部11b間に配置され、上部が一対のガイド保持部11の上方に突出するように構成されている。
この操作本体部12aは、図2〜図5に示すように、その上部が上方に向けて次第に狭くなるほぼ三角形の箱形状に形成されている。一対のスライド突起部12bは、一対のガイド保持部11内に配置され、この状態で一対のガイド保持部11に沿ってスライドするように構成されている。すなわち、スライド突起部12bは、その下面がガイド部10の上面に配置された状態で、外端面がガイド保持部11の垂直部11aの内面に対面し、上面がガイド保持部11の水平部11bの下面に対面するように構成されている。
これにより、スライド突起部12bは、図3〜図5に示すように、一対のガイド保持部11内にそれぞれ配置されることにより、一対のガイド保持部11に保持され、この状態で一対のガイド保持部11に沿ってガイドされて、ガイド部10の長手方向に沿ってスライドするように構成されている。この場合、一対のスライド突起部12bの全表面には、一対のガイド保持部11に対して滑り易くするために、グリスなどの潤滑剤(図示せず)が塗布されていることが望ましい。
接触部12cは、図5に示すように、操作本体部12aの内側上部から垂下され、この垂下された下部が逆円錐状に形成され、この逆円錐部の下部がガイド部10の上面に配置された検出素子13に圧接し、この状態で検出素子13上をガイド部10の長手方向に沿って移動するように構成されている。
検出素子13は、図4および図5に示すように、スライド操作部12のスライド動作に応じて、スライド操作部12のスライド位置を検出するものである。すなわち、この検出素子13は、スライド操作部12の接触部12cが圧接した状態でスライドすることにより、スライド操作部12のスライド位置に対応する個所のひずみを電気的に検出する圧電素子である。
この検出素子13は、図4および図5に示すように、屈曲可能なシート状に形成され、ガイド部10の上面にガイド保持部11のガイド方向に沿って帯状に配置されている。この場合、検出素子13は、その長手方向の長さがガイド部10の上面における長手方向の長さと同じ長さに形成されている。
また、この検出素子13は、図4および図5に示すように、その長手方向と直交する方向の長さ(幅)が、スライド操作部12における一対のスライド突起部12b間の長さよりも少し短く形成されている。これにより、検出素子13は、一対のスライド突起部12bが接触することがなく、その上面の中間部上をスライド操作部12の接触部12cが圧接した状態で長手方向に沿ってスライドするように構成されている。
また、この検出素子13は、図2〜図4に示すように、接続部材15によって楽器ケース1内に設けられた回路基板16と電気的に接続されるように構成されている。この接続部材15は、図2〜図4に示すように、検出素子13の長手方向における一端部に接続されたフレキシブルな配線基板15aと、この配線基板15aにおける検出素子13と反対側に位置する端部に設けられたコネクタ部15bと、を備えている。
回路基板16は、図2に示すように、楽器ケース1内における鍵盤部4の後方に位置し、上部ケース3から垂下された取付リブ3aの下端部に取り付けられている。この回路基板16には、接続部材15のコネクタ部15bが接続されるコネクタ部16aが、楽器ケース1の背面、つまり上部ケース3の後部側に位置する背面から露出した状態で設けられている。
これにより、接続部材15は、図2に示すように、検出素子13に接続された配線基板15aのコネクタ部15bが回路基板16のコネクタ部16aに接続されることにより、検出素子13で検出した電気信号を楽器ケース1内の回路基板16の電子回路18に与えるように構成されている。
ところで、ガイド部10には、図3〜図5に示すように、防塵シート17が設けられている。この防塵シート17は、帯状の布であり、その周縁部がガイド保持部材11の水平部11bの下面およびストッパ部11cに接着され、ガイド部10の長手方向と直交する方向における中間部に切断部17aがガイド部10の長手方向に沿って設けられた構成になっている。
これにより、防塵シート17は、図3に示すように、切断部17aを通してスライド操作部12の操作本体部12aが防塵シート17の上方に突出し、この状態で操作本体部12aが切断部17aを押し広げながらスライドすると共に、押し広げられた切断部17aが操作本体部12aのスライド方向における前後部で、互いに接近して閉じるように構成されている。
次に、このような電子鍵盤楽器の作用について説明する。
この電子鍵盤楽器で演奏する場合には、まず、押釦スイッチ7の電源スイッチをオンさせ、この状態で楽器ケース1の上方に露呈している鍵盤部4の鍵5bを押鍵操作する。すると、鍵5bの押鍵操作に応じた楽音がスピーカ部6から放音される。このとき、音量を調整したい場合には、音量調整用のスライドスイッチ8を操作して、音量を調整する。
すなわち、スライドスイッチ8のスライド操作部12を指で摘んで、ガイド部10の長手方向に沿ってスライドさせる。例えば、スライド操作部12の操作本体部12aを楽器ケース1の前側から後側に向けて押すと、スライド操作部12の一対のスライド突起部12bがガイド部10の一対のガイド保持部11で保持された状態で、一対のガイド保持部11にガイドされて移動する。
この場合には、一対のスライド突起部12bがガイド部10の上面と一対のガイド保持部11の各水平部11bとの間に挟まれていることにより、上下方向にガタツクことなくスライドすると共に、一対のスライド突起部12bの各外端部が一対のガイド保持部11の各垂直部11a間に挟まれていることにより、ガイド部10の長手方向の左右方向にガタツクことなくスライドする。
このようにしてスライド操作部12がスライドする際には、スライド操作部12の操作本体部12aが防塵シート17をその切断部17aで押し広げながらスライドする。また、このときには、スライド操作部12の接触部12cがガイド部10の上面に設けられた検出素子13を押圧しながら検出素子13の長手方向に沿って移動する。
これにより、検出素子13は、スライド操作部12の接触部12cが圧接した状態でスライドすることにより、スライド操作部12の接触部12cによって検出素子13が部分的にひずみ、この検出素子13の部分的なひずみに応じて電気信号が出力され、この出力された電気信号がスライド操作部12のスライド位置情報として検出される。
この検出素子13で検出されたスライド位置情報の電気信号は、接続部材15によって楽器ケース1内の回路基板16の電子回路18に与えられ、この与えられた電気信号に基づいて回路基板16の電子回路18でスピーカ部6から放音される音量が制御され、これによりスライド操作部12のスライド操作に応じた音量の楽音がスピーカ部6から良好に放音される。
このように、この電子鍵盤楽器のスライドスイッチ8によれば、楽器ケース1の形状に沿い、かつ一対のガイド保持部11を有するガイド部10と、このガイド部10の一対のガイド保持部11にスライド可能に保持されたスライド操作部12と、ガイド部10に一対のガイド保持部11のガイド方向に沿って配置され、スライド操作部12のスライド動作に応じてスライド操作部12のスライド位置を検出する屈曲可能なシート状の検出素子13と、を備えていることにより、楽器ケース1にその形状に追従させてガイド部10を配置することができ、楽器ケース1の形状に応じて安定した状態で、スライド操作部12を良好に操作することができる。
すなわち、このスライドスイッチ8では、ガイド部10、一対のガイド保持部11、および検出素子13を楽器ケース1の形状に沿わせて配置することができるので、ガイド部10の一対のガイド保持部11に沿ってスライド操作部12をスライドさせる際に、スライド操作部12を楽器ケース1の形状に沿って安定した状態でスライドさせることができ、このためスライド操作部12のスライド位置を検出素子13によって正確にかつ良好に検出することができる。
これにより、このスライドスイッチ8では、楽器ケース1にその形状に追従させて、ガイド部10、一対のガイド保持部11、および検出素子13を配置することができると共に、楽器ケース1の形状に応じて安定した状態で、スライド操作部12を良好に操作することができる。
また、このスライドスイッチ8では、楽器ケース1の形状が、ガイド部10、一対のガイド保持部11、および検出素子13による影響を受けることがなく、楽器ケース1の形状が、ガイド部10、一対のガイド保持部11、および検出素子13によって制約を受けることがないので、楽器ケース1を自由な形状に形成でき、デザイン性に優れたものを提供することができる。
この場合、ガイド部10の一対のガイド保持部11は、ガイド部10の長手方向の両側部にそれぞれ起立して設けられた各垂直部11aと、これら各垂直部11aの上端部からガイド部10の上方に向けてそれぞれ突出した各水平部11bと、を備えており、スライド操作部12は、縦長で中空状の操作本体部12aの下部両側に設けられた一対のスライド突起部12bを備えていることにより、一対のガイド保持部11によってスライド操作部12の一対のスライド突起部12bを円滑にかつ良好にガイドすることができる。
すなわち、このスライドスイッチ8では、一対のスライド突起部12bがガイド部10の上面と一対のガイド保持部11の各水平部11bとの間に挟まれていることにより、上下方向にガタツクことなく、一対のスライド突起部12bを一対のガイド保持部11によって良好にスライドさせることができると共に、一対のスライド突起部12bの各外端部が一対のガイド保持部11の各垂直部11a間に挟まれていることにより、ガイド部10の長手方向の左右方向にガタツクことなく、一対のスライド突起部12bを一対のガイド保持部11によって良好にスライドさせることができる。
また、このスライドスイッチ8では、ガイド部10が、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エラストマー、ゴムなどの可撓性を有する材料によって、ほぼ帯状板に形成されていることにより、楽器ケース1の上面、つまり上部ケース3の上面にその形状に沿ってガイド部10を配置することができる。この場合、上部ケース3の上面が湾曲していても、また上部ケース3の上面から背面に亘って配置する場合においても、ガイド部10を上部ケース3の形状に沿って屈曲させて良好に配置することができる。
また、ガイド部10は、取付部材である接着材14によって楽器ケース1にその形状に沿って取り付けられていることにより、ガイド部10を楽器ケース1の上面である上部ケース3の上面に接着材14によって接着する際に、ガイド部10を上部ケース3の上面にその形状に沿って密着させた状態で確実にかつ良好に配置させることができる。このため、スライド操作部12を楽器ケース1の形状に沿ってスライドさせることができると共に、スライド操作部12のスライド位置を検出素子13によって正確にかつ良好に検出することができる。
また、このスライドスイッチ8の検出素子13は、スライド操作部12が圧接した状態でスライドする際に、スライド操作部12のスライド位置に対応する個所のひずみを電気的に検出する圧電素子であることにより、スライド操作部12をスライドさせた際に、スライド操作部12によって検出素子13が部分的にひずみ、この検出素子13の部分的なひずみによって出力される電気信号をスライド操作部12のスライド位置情報として正確に検出することができる。
この場合、検出素子13は、屈曲性を有するシート状に形成されていることにより、ガイド部10が上部ケース3の上面の形状に沿って配置されていても、ガイド部10の上面にその形状に応じて検出素子13を屈曲させて配置することができ、これによりスライド操作部12のスライド操作に応じて検出素子13を安定した一定の状態で部分的にひずませることができるので、スライド操作部12のスライド位置を正確に検出することができる。
さらに、このスライドスイッチ8では、検出素子13を楽器ケース1内に設けられた回路基板16の電子回路18と電気的に接続する接続部材15を備えていることにより、検出素子13で検出されたスライド操作部12のスライド位置情報の電気信号を、接続部材15によって楽器ケース1内の回路基板16の電子回路18に与えることができる。これにより、スライド操作部12のスライド位置情報に基づいて、回路基板16の電子回路18によって例えばスピーカ部6から放音される音量を正確に調整することができる。
なお、上述した第1実施形態では、ガイド部10を上部ケース3の上面に両面接着テープや接着剤などの接着材14によって接着した場合について述べたが、必ずしも接着材14で接着する必要はなく、例えば複数のビスなどの締結部材によってガイド部10を上部ケース3の上面にその形状に追従させて取り付けるように構成しても良い。
(第2実施形態)
次に、図6および図7を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図5に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子鍵盤楽器は、図6および図7に示すように、スライドスイッチ20が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、このスライドスイッチ20は、図6および図7に示すように、楽器ケース1にガイド部21を一体に形成した構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。この場合、楽器ケース1は、第1実施形態と同様、下部ケース2と上部ケース3とで構成されている。
この上部ケース3は、図6に示すように、その上面と背面とが交差する後端上部の角部が円弧状に湾曲して形成されている。この上部ケース3には、図6および図7に示すように、開口部22がその上面手前(図6では上面の左側部)から後端上部の円弧部を経て背面下部(図6では右側面の下部)に亘って細長く設けられている。この開口部22の周縁部には、上部ケース3の内部に向けて突出するガイドリブ22aが一体に形成されている。
ガイド部21は、図6および図7に示すように、上部ケース3の開口部22に対応する形状で、上部ケース3のガイドリブ22aに一体的に形成されている。すなわち、このガイド部21は、上部ケース3の上面手前から後端上部の円弧部を経て背面下部に亘る上部ケース3の形状と同じ形状で、上部ケース3の開口部22に設けられたガイドリブ22aの内端部に一体に形成されている。
このガイド部21の中央部には、図6および図7に示すように、スライド操作部12をガイドするための一対のガイド保持部23がガイド部21の上方に突出して形成されている。すなわち、これら一対のガイド保持部23は、その間隔がスライド操作部12の一対のスライド突起部12bを両側から挟む間隔で、ガイド部21上に上部ケース3の上面手前から後端上部の円弧部を経て背面下部に亘って設けられている。
この場合、上部ケース3の開口部22には、図6および図7に示すように、カバー部材24がガイド部21に対応して取り付けられている。すなわち、このカバー部材24は、その外周縁が上部ケース3の開口部22の内周縁に嵌着した状態で取り付けられている。また、このカバー部材24の中央部には、スライド操作部12の操作本体部12aが挿入した状態でガイド部21の長手方向に沿って移動するガイド孔24aが設けられている。
このガイド孔24aは、図6および図7に示すように、その長手方向と直交する方向の長さ(幅)が、操作本体部12aのスライド方向と直交する方向の長さとほぼ同じ長さで、ガイド部21の長手方向に沿って設けられている。これにより、スライド操作部12は、その操作本体部12aがカバー部材24のガイド孔24a内に下側から挿入されてカバー部材24の上方に突出し、この状態で操作本体部12aがガイド孔24a内をガイド部21の長手方向に沿ってスライドするように構成されている。
また、このカバー部材24のガイド孔24aの縁部には、図6および図7に示すように、スライド操作部12の一対のスライド突起部12bの各上面をスライド可能な状態で押えるガイド押え部24bが設けられている。これにより、スライド操作部12は、一対のスライド突起部12bが一対のガイド保持部23間に配置され、かつ一対のスライド突起部12bがガイド押え部24bとガイド部21の上面との間に配置され、この状態で一対のスライド突起部12bがガイドされるように構成されている。
すなわち、このスライド操作部12は、図6および図7に示すように、一対のスライド突起部12bがガイド部21とカバー部材24の各ガイド押え部24bとの間に挟まされていることにより、上下方向にガタツクことなく、ガイド部21の長手方向に沿ってスライドするように構成されている。
また、このスライド操作部12は、図6および図7に示すように、一対のスライド突起部12bの各外端部が一対のガイド保持部23間に挟まれていることにより、ガイド部21の長手方向の左右方向にガタツクことなく、ガイド部21の長手方向に沿ってスライドするように構成されている。この場合、一対のスライド突起部12bの全表面には、第1実施形態と同様、一対のガイド保持部23に対して滑り易くするために、グリスなどの潤滑剤(図示せず)が塗布されていることが望ましい。
一方、ガイド部21の上面には、第1実施形態と同様、検出素子13がガイド部21の長手方向に沿って設けられている。この検出素子13は、スライド操作部12の接触部12cが圧接した状態でスライドすることにより、スライド操作部12のスライド位置に対応する個所のひずみを電気的に検出する圧電素子である。この検出素子13は、屈曲可能なシート状に形成され、ガイド部21の上面にガイド保持部23のガイド方向に沿って帯状に配置されている。
また、この検出素子13は、図6および図7に示すように、その長手方向の長さがガイド部21の上面における長手方向の長さと同じ長さで形成されている。すなわち、この検出素子13は、上部ケース3の上面手前から後端上部の円弧部を経て背面下部に亘って、ガイド部21上に設けられている。また、この検出素子13は、その長手方向と直交する方向の長さ(幅)が、スライド操作部12における一対のスライド突起部12b間の長さよりも少し短く形成されている。
これにより、検出素子13は、第1実施形態と同様、一対のスライド突起部12bが接触することがなく、その上面の中間部上をスライド操作部12の接触部12cが圧接した状態で長手方向に沿ってスライドするように構成されている。また、この検出素子13は、第1実施形態と同様、接続部材15によって楽器ケース1内に設けられた回路基板16と電気的に接続されるように構成されている。
ところで、カバー部材24には、図6および図7に示すように、そのスライド孔24aをスライド操作部12のスライド動作に応じて開閉自在に塞ぐ防塵シート17が設けられている。この防塵シート17は、第1実施形態と同様、切断部17aを通してスライド操作部12の操作本体部12aが防塵シート17の上方に突出し、この状態で操作本体部12aが切断部17aを押し広げながらスライドすると共に、押し広げられた切断部17aが操作本体部12aのスライド方向における前後部で、互いに接近して閉じるように構成されている。
次に、このような電子鍵盤楽器のスライドスイッチ20の作用について説明する。
このスライドスイッチ20で、第1実施形態と同様、例えば音量を調整する場合には、スライドスイッチ20のスライド操作部12を指で摘んで、ガイド部21の長手方向に沿ってスライドさせる。
例えば、スライド操作部12の操作本体部12aを楽器ケース1の前側から後側に向けてスライドさせると、スライド操作部12の一対のスライド突起部12bがガイド部21の一対のガイド保持部23で保持された状態で、一対のガイド保持部23にガイドされて移動する。
この場合には、一対のスライド突起部12bがガイド部21の上面とカバー部材24の各ガイド押え部24bとの間に挟まれていることにより、上下方向にガタツクことなくスライドすると共に、一対のスライド突起部12bの各外端部が一対のガイド保持部23間に挟まれていることにより、ガイド部21の長手方向の左右方向にガタツクことなくスライドする。
このときには、スライド操作部12の操作本体部12aが、第1実施形態と同様、防塵シート17をその切断部17aで押し広げながらスライドする。また、このときには、スライド操作部12の接触部12cがガイド部21の上面に設けられた検出素子13の上面に圧接しながら検出素子13の長手方向に沿って移動する。
これにより、検出素子13は、第1実施形態と同様、スライド操作部12の接触部12cが圧接した状態でスライドする際に、スライド操作部12の接触部12cによって検出素子13が部分的にひずみ、この検出素子13の部分的なひずみによって電気信号が出力され、この出力された電気信号がスライド操作部12のスライド位置情報として検出される。
そして、検出素子13で検出されたスライド位置情報の電気信号は、第1実施形態と同様、接続部材15によって楽器ケース1内の回路基板16の電子回路18に与えられ、この与えられたスライド位置情報の電気信号に基づいて、回路基板16の電子回路18でスピーカ部6から放音される音量が制御され、これによりスライド操作部12のスライド操作に応じた音量で楽音がスピーカ部6から良好に放音される。
この場合、ガイド部21、一対のガイド保持部23、検出素子13、およびカバー部材24が楽器ケース1の上部ケース3における上面手前側から後端上部の円弧部を経て上部ケース3の背面下部に亘って設けられていることにより、スライド操作部12を上部ケース3の上面手前側から後端上部の円弧部を経て上部ケース3の背面下部に亘って移動させることができる。
このため、この第2実施形態のスライドスイッチ20は、第1実施形態に比べて、スライド操作部12のスライド長さが大幅に長くなり、検出素子13によってスライド操作部12のスライド位置を検出する検出長さが大幅に長くなる。これにより、検出素子13で検出されたスライド位置情報がきめ細かく検出され、このスライド位置情報によって音量がきめ細かく調整される。
このように、この電子鍵盤楽器のスライドスイッチ20によれば、第1実施形態と同様の作用効果がるほか、ガイド部21が楽器ケース1の上部ケース3にその形状に沿って一体に形成されていることにより、一対のガイド保持部23および検出素子13を上部ケース3にその形状に追従させて配置することができると共に、スライド操作部12を上部ケース3の形状に応じて安定させた状態で円滑にかつ良好にスライド操作させることができる。
この場合、一対のガイド保持部23は、ガイド部21の長手方向の両側部にそれぞれ起立して設けられており、スライド操作部12は、その操作本体部12aの下部両側に設けられた一対のスライド突起部12bの各外端部が、ガイド部21の一対のガイド保持部23間に挟まれた状態で、上部ケース3の開口部22に取り付けられたカバー部材24の各ガイド押え部24bとガイド部21との間に挟まれていることにより、一対のガイド保持部23によってスライド操作部12の一対のスライド突起部12bを円滑にかつ良好にガイドすることができる。
すなわち、このスライドスイッチ20では、一対のスライド突起部12bがガイド部21の上面とカバー部材24の各ガイド押え部24bの下面との間にスライド可能に挟まれていることにより、上下方向にガタツクことなく、一対のスライド突起部12bを一対のガイド保持部23によってガイド部21の長手方向に沿って円滑にかつ良好にスライドさせることができる。
また、このスライドスイッチ20では、一対のスライド突起部12bの各外端部が一対のガイド保持部23間にスライド可能に挟まれていることにより、ガイド部21の長手方向の左右方向にガタツクことなく、一対のスライド突起部12bを一対のガイド保持部23によってガイド部21の長手方向に沿って円滑にかつ良好にスライドさせることができる。
さらに、このスライドスイッチ20では、ガイド部21が上部ケース3における上面手前側から後端上部の円弧部を経て上部ケース3の背面下部に亘って設けられているので、これに伴って一対のガイド保持部23および検出素子13を上部ケース3における上面手前側から後端上部の円弧部を経て上部ケース3の背面下部に亘って設けることができ、これによりスライド操作部12を上部ケース3の上面手前側から後端上部の円弧部を経て上部ケース3の背面下部に亘って移動させることができる。
このため、このスライドスイッチ20では、スライド操作部12のスライド長さを、第1実施形態に比べて、大幅に長くすることができるので、検出素子13によってスライド操作部12のスライド位置を検出する検出長さを大幅に長くすることができる。これにより、検出素子13で検出されるスライド位置情報をきめ細かく検出することができ、この検出されたスライド位置情報に基づいて例えば音量などをきめ細かく調整することができる。
なお、上述した第1、第2の各実施形態では、検出素子13が圧電素子である場合について述べたが、これに限らず、例えば図8に示す変形例のように、検出素子30は、スライド操作部12が接触した状態でスライドする際に、スライド操作部12を介して指先Fに微弱電流が流れることにより、スライド操作部12のスライド位置を電気的に検出する静電素子であっても良い。
この場合には、図8に示すように、スライド操作部12に金属や導電性ゴムなどの導電体31を設け、この導電体31の下端部を検出素子30にスライド可能に接触させ、導電体31の上端部をスライド操作部12の上部に露出させ、この露出した導電体31の上端部に指先Fを接触させた状態で、スライド操作部12をスライドさせるように構成されていれば良い。また、この検出素子30も、第1実施形態と同様、屈曲性を有するシート状に形成されている。
また、この検出素子30が配置されるガイド部は、図8では、上部ケース3に一体に形成されたガイド部21であるが、これに限らず、図5に示された第1実施形態のガイド部10であっても良い。このような静電素子の検出素子30を用いても、第1実施形態および第2実施形態と同様、スライド操作部12のスライド位置を正確にかつ良好に検出することができる。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、スライド操作部12の一対のスライド突起部12bにおける各外端部側に位置する各上部角部が円弧状に形成されている場合について述べたが、これに限らず、一対のスライド突起部12bにおける各外端部をその下部から上部に亘って円弧状に形成しても良く、また一対のスライド突起部12bを球状に形成しても良い。このような形状で一対のスライド突起部12bを形成すれば、ガイド保持部11、23に対して、より一層、円滑にスライドさせることができる。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、スライドスイッチ8、20が楽音の音量を調整する音量スイッチである場合について述べたが、これに限らず、例えば音色のパラメータを選択する音色スイッチ、あるいは演奏中の楽音に効果を付与するピッチベンドスイッチなどの各種のスイッチであっても良く、このようなスイッチであっても、音量スイッチの場合と同様に、スライド操作することができる。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、電子鍵盤楽器に適用した場合について述べたが、必ずしも電子鍵盤楽器である必要はなく、例えば電子ギターなどの電子弦楽器、または電子管楽器などにも適用することができる。また、必ずしも楽器である必要はなく、例えば携帯電話機、携帯情報処理装置などの各種の電子機器にも広く適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、長手方向の両側部にガイド保持部を有する帯状のガイド部と、
前記ガイド保持部によってスライド可能に保持されたスライド操作部と、前記ガイド部の長手方向に沿って配置され、当該ガイド部上における前記スライド操作部の位置を検出する検出素子と、を備えていることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部は、可撓性を有していることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部は、取付部材によってケース本体にその形状に沿って取り付けられていることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部と前記ケース本体とが一体に形成されていることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子は、前記スライド操作部が圧接した状態でスライドすることにより、前記スライド操作部のスライド位置上に発生するひずみを検出する圧電素子であることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子は静電素子で構成され、前記スライド操作部は導電体を備え、前記導電体の下端部を前記検出素子にスライド可能に接触させ、かつ前記導電体の上端部を前記スライド操作部の上端部に露出させることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子を前記ケース本体内の電子回路と接続する接続部材を備えていることを特徴とするスライドスイッチである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載されているスライドスイッチを備えていることを特徴とする楽器である。
1 楽器ケース
2 下部ケース
3 上部ケース
4 鍵盤部
8、20 スライドスイッチ
10、21 ガイド部
11、23 ガイド保持部
12 スライド操作部
12a 操作本体部
12b スライド突起部
12c 接触部
13、30 検出素子
14 接着材
15 接続部材
15a 配線基板
15b コネクタ部
16 回路基板
17 防塵シート
18 電子回路
22 開口部
24 カバー部材
24a ガイド孔
24b ガイド押え部
31 導電体

Claims (8)

  1. 長手方向の両側部にガイド保持部を有する帯状のガイド部と、
    前記ガイド保持部によってスライド可能に保持されたスライド操作部と、
    前記ガイド部の長手方向に沿って配置され、当該ガイド部上における前記スライド操作部の位置を検出する検出素子と、
    を備えていることを特徴とするスライドスイッチ。
  2. 請求項1に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部は、可撓性を有していることを特徴とするスライドスイッチ。
  3. 請求項2に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部は、取付部材によってケース本体にその形状に沿って取り付けられていることを特徴とするスライドスイッチ。
  4. 請求項1に記載のスライドスイッチにおいて、前記ガイド部と前記ケース本体とが一体に形成されていることを特徴とするスライドスイッチ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子は、前記スライド操作部が圧接した状態でスライドすることにより、前記スライド操作部のスライド位置上に発生するひずみを検出する圧電素子であることを特徴とするスライドスイッチ。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子は静電素子で構成され、前記スライド操作部は導電体を備え、前記導電体の下端部を前記検出素子にスライド可能に接触させ、かつ前記導電体の上端部を前記スライド操作部の上端部に露出させることを特徴とするスライドスイッチ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスライドスイッチにおいて、前記検出素子を前記ケース本体内の電子回路と接続する接続部材を備えていることを特徴とするスライドスイッチ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載されているスライドスイッチを備えていることを特徴とする楽器。

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