JP2016049723A - 記録装置、記録装置の制御方法、及び、記録システム - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイスが接続された記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行する。
【解決手段】記録装置11は、記録するプリンターユニット21と、タブレット端末10から受信した制御データに基づいてプリンターユニット21を制御し、また、タブレット端末10から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定されたデバイスの使用可否の問い合わせを受信し、問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とをタブレット端末10に送信する制御部20と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】記録装置11は、記録するプリンターユニット21と、タブレット端末10から受信した制御データに基づいてプリンターユニット21を制御し、また、タブレット端末10から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定されたデバイスの使用可否の問い合わせを受信し、問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とをタブレット端末10に送信する制御部20と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、及び、記録システムに関する。
従来、POSシステムについて、デバイスの状況を取得する技術について開示がある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、バーコードリーダー等のデバイスが接続された記録装置に、複数の外部装置(POS端末等)が制御可能に構成されたPOSシステムでは、記録装置は、複数の制御装置から制御されることを踏まえて、自身にデバイスが接続された構成に対応した処理を実行する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行することを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、記録する記録部と、外部装置から受信した制御データに基づいて前記記録部を制御し、また、前記外部装置から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定された前記デバイスの使用可否の問い合わせを受信し、前記問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記外部装置に送信する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
また、本発明の記録装置は、前記制御部は、前記問い合わせで指定された前記デバイスと通信可能か否かを判別し、通信可能な場合は使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報を前記外部装置に送信する一方、通信不可の場合は使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、前記デバイスと通信不可であるため前記デバイスが使用不可であることを示す情報とを前記外部装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスが通信不能であり、外部装置による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由を外部装置に対して通知できる。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスが通信不能であり、外部装置による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由を外部装置に対して通知できる。
また、本発明の記録装置は、前記制御部は、前記問い合わせで指定された前記デバイスを、他の外部装置が使用しているか否かを判別し、前記他の外部装置が使用していない場合は前記外部装置が使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報を前記外部装置に送信する一方、前記他の外部装置が使用している場合は前記外部装置が使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、前記他の外部装置が使用中であるため前記デバイスが使用不可であることを示す情報とを前記外部装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスが他の外部装置により使用中であり、外部装置による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由を外部装置に対して通知できる。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスが他の外部装置により使用中であり、外部装置による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由を外部装置に対して通知できる。
また、本発明の記録装置は、前記制御部は、前記他の外部装置が前記デバイスを使用している場合であって、前記他の外部装置から受信した前記制御データに基づく前記記録部の制御が完了してから、次の前記制御データを受信することなく所定期間経過した場合、前記他の外部装置による前記デバイスの使用状態を解除することを特徴とする。
本発明の構成によれば、不必要に長期間、他の外部装置がデバイスを使用することを抑制できる。
本発明の構成によれば、不必要に長期間、他の外部装置がデバイスを使用することを抑制できる。
また、本発明の記録装置は、前記デバイスは、前記デバイスの接続時に前記デバイスに関する情報を送信する手順を有する通信規格に従って接続され、前記制御部は、前記デバイスが接続されたときに前記通信規格に従って前記デバイスが出力する情報に基づいて、前記デバイスの接続状態を管理し、前記外部装置から前記問い合わせがあった場合、管理する前記デバイスの接続状態に基づいて、前記問い合わせに応答することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスについて、通信規格に基づいて、外部装置からの問い合わせに的確に応答できる。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスについて、通信規格に基づいて、外部装置からの問い合わせに的確に応答できる。
また、本発明の記録装置は、前記デバイスは、前記デバイスの接続時に前記デバイスに関する情報を送信する手順を有さない通信規格に従って接続され、前記制御部は、前記外部装置から前記問い合わせがあった場合、前記通信規格に従って前記デバイスの状態を取得し、取得した前記デバイスの状態に基づいて、前記問い合わせに応答することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスについて、通信規格に基づいて、外部装置からの問い合わせに的確に応答できる。
本発明の構成によれば、記録装置は、デバイスについて、通信規格に基づいて、外部装置からの問い合わせに的確に応答できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録装置の制御方法は、外部装置から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定された前記デバイスの使用可否の問い合わせを受信し、前記問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記外部装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録システムは、記録を指示する制御データを送信し、また、デバイスを指定して、前記デバイスを使用可能か否かの問い合わせを送信する制御装置と、記録する記録部、及び、前記制御装置から受信した前記制御データに基づいて前記記録部を制御し、また、前記制御装置から前記問い合わせを受信した場合、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記制御装置に送信する制御部を有する記録装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
本発明の構成によれば、記録装置について、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るPOS(Point of Sales)システム1(記録システム)を示す図である。
図1は、本実施形態に係るPOS(Point of Sales)システム1(記録システム)を示す図である。
POSシステム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストア等の小売店や、レストランや、喫茶店、居酒屋等の飲食店等の店舗に適用されるシステムである。
POSシステム1は、店舗における商品の販売状況、商品の在庫の状況、売上の状況等を管理する機能や、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
POSシステム1が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能な記録装置11が設けられる。また、レジカウンターLで会計を担当するレジ担当者には、タブレット端末10が付与される。記録装置11と、タブレット端末10とは、無線通信で接続可能である。
POSシステム1は、店舗における商品の販売状況、商品の在庫の状況、売上の状況等を管理する機能や、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
POSシステム1が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能な記録装置11が設けられる。また、レジカウンターLで会計を担当するレジ担当者には、タブレット端末10が付与される。記録装置11と、タブレット端末10とは、無線通信で接続可能である。
タブレット端末10は、タブレット型(板状)のコンピューターである。タブレット端末10は、図9に示すように、前面にタッチパネル28が設けられ、タッチパネル28に対するタッチ操作によって各種入力が可能である。
レジカウンターLにおいて、タブレット端末10と、記録装置11とは、無線通信で接続される。
タブレット端末10は、後述するように、レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者に所定のユーザーインターフェースを提供する。レジ担当者は、ユーザーインターフェースに、会計に対応する入力を行い、また、ユーザーインターフェースに表示された会計に関する情報を参照する。タブレット端末10は、レジカウンターLで行われる会計に応じて、記録装置11を制御して、レシートを発行させる。記録装置11により発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
レジカウンターLにおいて、タブレット端末10と、記録装置11とは、無線通信で接続される。
タブレット端末10は、後述するように、レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者に所定のユーザーインターフェースを提供する。レジ担当者は、ユーザーインターフェースに、会計に対応する入力を行い、また、ユーザーインターフェースに表示された会計に関する情報を参照する。タブレット端末10は、レジカウンターLで行われる会計に応じて、記録装置11を制御して、レシートを発行させる。記録装置11により発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
図2は、POSシステム1を構成するタブレット端末10、記録装置11、及び、POSサーバー17の機能的構成を示すブロック図である。
記録装置11は、サーマルヘッドによって感熱紙にドットを形成して画像を記録するサーマルプリンターである。
図2に示すように記録装置11は、制御部20と、プリンターユニット21(記録部)と、記憶部22と、通信部23と、USBデバイス通信部24と、シリアルデバイス通信部25と、を備える。
図2に示すように記録装置11は、制御部20と、プリンターユニット21(記録部)と、記憶部22と、通信部23と、USBデバイス通信部24と、シリアルデバイス通信部25と、を備える。
制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、記録装置11の各部を制御する。
プリンターユニット21は、記録装置11の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を記録する記録機構、ロール紙を所定の位置で切断する切断機構等のロール紙への記録に関する各種機構を備える。プリンターユニット21は、制御部20の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送しつつ、記録機構によりロール紙にレシートに係る画像を記録し、切断機構により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
記憶部22は、EPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
通信部23は、制御部20の制御で、所定の無線通信の規格に従って、タブレット端末10と無線通信する。
USBデバイス通信部24は、USBの規格に従ったポートを有するインターフェースボード等を備え、USBデバイスであるバーコードスキャナー12(デバイス)との間でUSBの規格に従って通信する。
バーコードスキャナー12は、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータをUSBデバイス通信部24に出力する。USBデバイス通信部24は、バーコードスキャナー12から入力されたデータを、制御部20に出力する。
バーコードスキャナー12は、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータをUSBデバイス通信部24に出力する。USBデバイス通信部24は、バーコードスキャナー12から入力されたデータを、制御部20に出力する。
シリアルデバイス通信部25は、RS−232C等の所定のシリアル通信の規格に従ったポートを有するインターフェースボード等を備え、自動釣銭機14(デバイス)との間で、所定のシリアル通信の規格に従って通信する。
自動釣銭機14は、貨幣受取口と、釣銭排出口とを有し、制御部20の制御で、貨幣受取口を介して現金が収納された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
自動釣銭機14は、貨幣受取口と、釣銭排出口とを有し、制御部20の制御で、貨幣受取口を介して現金が収納された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
ここで、シリアルデバイス通信部25が対応する所定のシリアル通信の規格は、USBデバイス通信部24が対応するUSBの規格と、少なくとも、以下の違いがある。すなわち、USBの規格では、USBデバイスであるデバイスが接続されたときに、デバイスは、USBの規格に基づく手順に従って、ベンダーID、及び、プロダクトIDを含むデバイスに関する情報を、USBホストである記録装置11に送信する。一方、所定のシリアル通信の規格では、デバイスが接続されたときに、デバイスが、デバイスに関する情報を記録装置11に送信する手順がない。
図2に示すように、タブレット端末10は、端末制御部26と、端末通信部27と、タッチパネル28と、端末記憶部29と、を備える。
端末制御部26は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、タブレット端末10の各部を制御する。タブレット端末10には、ウェブブラウザーがインストールされる。端末制御部26は、ウェブブラウザーを読み出して実行することにより、ブラウザー実行部261として機能する。
端末通信部27は、端末制御部26の制御で、所定の無線通信の規格に従って、記録装置11、及び、POSサーバー17と通信する。
タッチパネル28は、液晶表示パネル等の表示パネルと、液晶表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部26の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部26に出力する。
端末記憶部29は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
図2に示すように、POSサーバー17は、サーバー制御部30と、サーバー記憶部31と、サーバー通信部32と、を備える。
サーバー制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、POSサーバー17を制御する。POSサーバー17には、POSアプリケーションがインストールされる。サーバー制御部30は、POSアプリケーションを読み出して実行することにより、アプリケーション実行部301として機能する。
サーバー制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、POSサーバー17を制御する。POSサーバー17には、POSアプリケーションがインストールされる。サーバー制御部30は、POSアプリケーションを読み出して実行することにより、アプリケーション実行部301として機能する。
サーバー記憶部31は、ハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。サーバー記憶部31は、商品に関する情報を格納したデータベース、売り上げを管理するデータベース、在庫を管理するデータベース等を記憶する。サーバー制御部30は、サーバー記憶部31が記憶する各種データベースを利用して、POSシステム1を管理する。
サーバー通信部32は、サーバー制御部30の制御で、所定の無線通信規格に従って、タブレット端末10と通信する。
図3は、記録装置11、及び、タブレット端末10の要部の詳細な機能ブロック図である。
図3に示すように、記録装置11の制御部20は、機能ブロックとして、通信制御部201と、デバイス制御部202と、プリンターユニット制御部203とを備える。デバイス制御部202は、機能ブロックとして、バーコードスキャナー制御部2021と、自動釣銭機制御部2022と、を備える。
バーコードスキャナー制御部2021、及び、自動釣銭機制御部2022の機能は、例えば、以下のようにして実現される。
例えば、これら機能ブロックは、オブジェクトである。オブジェクトとは、オブジェクト指向プログラミングで生成されるインスタンス、すなわち、データ、及び、メソッドの集合として定義された機能ブロックである。そして、これら機能ブロックの機能は、オブジェクトに実装されたメソッドが呼び出されることによって実現される。
また例えば、これら機能ブロックの機能は、アプリケーションがCPU等のハードウェアによって読み出され実行されることによって実現される。1つのアプリケーションにより1つの機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。また、1つのアプリケーションにより複数の機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。また、複数のアプリケーションにより1つの機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。
すなわち、各機能ブロックは、機能をブロックとして便宜的に表現したものであり、特定のアプリケーションや、ハードウェア等を意味するものではない。
バーコードスキャナー制御部2021、及び、自動釣銭機制御部2022の機能は、例えば、以下のようにして実現される。
例えば、これら機能ブロックは、オブジェクトである。オブジェクトとは、オブジェクト指向プログラミングで生成されるインスタンス、すなわち、データ、及び、メソッドの集合として定義された機能ブロックである。そして、これら機能ブロックの機能は、オブジェクトに実装されたメソッドが呼び出されることによって実現される。
また例えば、これら機能ブロックの機能は、アプリケーションがCPU等のハードウェアによって読み出され実行されることによって実現される。1つのアプリケーションにより1つの機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。また、1つのアプリケーションにより複数の機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。また、複数のアプリケーションにより1つの機能ブロックの機能が実現される構成であってもよい。
すなわち、各機能ブロックは、機能をブロックとして便宜的に表現したものであり、特定のアプリケーションや、ハードウェア等を意味するものではない。
以下、バーコードスキャナー制御部2021、及び、自動釣銭機制御部2022の基本的な動作について説明する。
まず、バーコードスキャナー制御部2021の基本的な動作について説明する。
バーコードスキャナー制御部2021は、USBデバイス登録リストLSによって、記録装置11に接続されたバーコードスキャナー12、及び、バーコードスキャナー12を使用するタブレット端末10を管理する。1のタブレット端末10が、1のバーコードスキャナー12を使用するとは、当該1のバーコードスキャナー12による読み取りが行われた場合、読取結果に基づくデータが、当該1のタブレット端末10に送信されることを意味する。
ここで、本実施形態では、記録装置11に接続された1のデバイスは、1のタブレット端末10によって排他的に使用可能とされる。従って、1のタブレット端末10が1のデバイスを排他的に使用している間は、他のタブレット端末10は、当該1のデバイスを使用できない。以下、タブレット端末10がデバイスを排他的に使用する状態を「占有状態」と表現する。
まず、バーコードスキャナー制御部2021の基本的な動作について説明する。
バーコードスキャナー制御部2021は、USBデバイス登録リストLSによって、記録装置11に接続されたバーコードスキャナー12、及び、バーコードスキャナー12を使用するタブレット端末10を管理する。1のタブレット端末10が、1のバーコードスキャナー12を使用するとは、当該1のバーコードスキャナー12による読み取りが行われた場合、読取結果に基づくデータが、当該1のタブレット端末10に送信されることを意味する。
ここで、本実施形態では、記録装置11に接続された1のデバイスは、1のタブレット端末10によって排他的に使用可能とされる。従って、1のタブレット端末10が1のデバイスを排他的に使用している間は、他のタブレット端末10は、当該1のデバイスを使用できない。以下、タブレット端末10がデバイスを排他的に使用する状態を「占有状態」と表現する。
バーコードスキャナー12が記録装置11に接続された場合、バーコードスキャナー12からUSBの規格に従って、バーコードスキャナー制御部2021に、ベンダーIDと、プロダクトIDとを含む接続情報が入力される。バーコードスキャナー制御部2021は、接続情報に基づいて、USBデバイス登録リストLSに、接続USBデバイス情報を登録する。
図4は、接続USBデバイス情報を示す図である。
図4に示すように、接続USBデバイス情報は、接続情報と、接続ポート情報と、デバイス識別情報と、端末識別情報とを有する。
接続情報は、上述したように接続されたデバイスのベンダーIDと、プロダクトIDとを含む情報である。
接続ポート情報は、デバイスが接続されたポートを示す情報である。
デバイス識別情報は、ベンダーIDと、プロダクトIDとに基づいてデバイスの種類に応じて割り当てられる識別情報である。
端末識別情報は、各タブレット端末10に一意に割り振られる識別情報である。
図4は、接続USBデバイス情報を示す図である。
図4に示すように、接続USBデバイス情報は、接続情報と、接続ポート情報と、デバイス識別情報と、端末識別情報とを有する。
接続情報は、上述したように接続されたデバイスのベンダーIDと、プロダクトIDとを含む情報である。
接続ポート情報は、デバイスが接続されたポートを示す情報である。
デバイス識別情報は、ベンダーIDと、プロダクトIDとに基づいてデバイスの種類に応じて割り当てられる識別情報である。
端末識別情報は、各タブレット端末10に一意に割り振られる識別情報である。
バーコードスキャナー12の接続に応じてバーコードスキャナー制御部2021がUSBデバイス登録リストLSに登録する接続USBデバイス情報が含む接続情報は、接続されたバーコードスキャナー12から入力された接続情報である。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含む接続ポート情報は、バーコードスキャナー12が接続されたポートを示す接続ポート情報である。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含むデバイス識別情報は、接続されたバーコードスキャナー12のデバイス識別情報である。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含む端末識別情報は、ヌルデータとされる。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含む接続ポート情報は、バーコードスキャナー12が接続されたポートを示す接続ポート情報である。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含むデバイス識別情報は、接続されたバーコードスキャナー12のデバイス識別情報である。
また、バーコードスキャナー12の接続時にバーコードスキャナー制御部2021が登録する接続USBデバイス情報が含む端末識別情報は、ヌルデータとされる。
また、バーコードスキャナー12の接続が解除された場合、バーコードスキャナー制御部2021は、USBの規格に従って、そのことを検出する。バーコードスキャナー12の接続が解除されたことを検出すると、バーコードスキャナー制御部2021は、USBデバイス登録リストLSを参照し、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報のうち、接続が解除されたバーコードスキャナー12に対応する接続USBデバイス情報を削除する。
このように、バーコードスキャナー12が接続されると、対応する接続USBデバイス情報が、USBデバイス登録リストLSに登録される。また、バーコードスキャナー12の接続が解除されると、対応する接続USBデバイス情報が、USBデバイス登録リストLSから削除される。このため、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報に対応するバーコードスキャナー12と、実際に記録装置11に接続されたバーコードスキャナー12との同一性が維持される。
ただし、バーコードスキャナー12の故障等により、バーコードスキャナー12が物理的に接続されたときに、バーコードスキャナー制御部2021によって、そのことが検出できない場合は、バーコードスキャナー12が物理的に接続されていても対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されない事態が生じ得る。
また、バーコードスキャナー12が接続された後、バーコードスキャナー12の故障等により、バーコードスキャナー制御部2021によって、バーコードスキャナー12の接続が解除されたと判別された場合は、バーコードスキャナー12が物理的に接続されていても対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されない事態が生じ得る。
ただし、バーコードスキャナー12の故障等により、バーコードスキャナー12が物理的に接続されたときに、バーコードスキャナー制御部2021によって、そのことが検出できない場合は、バーコードスキャナー12が物理的に接続されていても対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されない事態が生じ得る。
また、バーコードスキャナー12が接続された後、バーコードスキャナー12の故障等により、バーコードスキャナー制御部2021によって、バーコードスキャナー12の接続が解除されたと判別された場合は、バーコードスキャナー12が物理的に接続されていても対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されない事態が生じ得る。
また、USBデバイスであるバーコードスキャナー12を占有状態とする場合、タブレット端末10は、自身の端末識別情報、及び、バーコードスキャナー12のデバイス識別情報を含み、バーコードスキャナー12の使用を要求する制御コマンドである占有要求コマンドを記録装置11に送信する。バーコードスキャナー制御部2021は、占有要求コマンドに基づいて、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報のうち、占有要求コマンドに含まれるデバイス識別情報を有する接続USBデバイス情報を特定する。次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、特定した接続USBデバイス情報が有する端末識別情報の値を、占有要求コマンドに含まれる端末識別情報の値とする。
以降、バーコードスキャナー制御部2021は、バーコードスキャナー12の読取結果に基づくデータを、対応する接続USBデバイス情報が有する端末識別情報のタブレット端末10のみに送信する。これにより、バーコードスキャナー12は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の占有状態となる。
以降、バーコードスキャナー制御部2021は、バーコードスキャナー12の読取結果に基づくデータを、対応する接続USBデバイス情報が有する端末識別情報のタブレット端末10のみに送信する。これにより、バーコードスキャナー12は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の占有状態となる。
また、USBデバイスであるバーコードスキャナー12の占有状態を解除する場合、タブレット端末10は、自身の端末識別情報、及び、バーコードスキャナー12のデバイス識別情報を含み、バーコードスキャナー12の占有状態の解除を要求する制御コマンドである解除要求コマンドを記録装置11に送信する。バーコードスキャナー制御部2021は、解除要求コマンドに基づいて、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報のうち、解除要求コマンドに含まれるデバイス識別情報及び端末識別情報を有する接続USBデバイス情報を特定する。次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、特定した接続USBデバイス情報が有する端末識別情報を、ヌルデータとする。
以降、バーコードスキャナー制御部2021は、バーコードスキャナー12の読取結果に基づくデータを、解除要求コマンドを送信したタブレット端末10に送信しない。これにより、バーコードスキャナー12の占有状態が解除される。
以降、バーコードスキャナー制御部2021は、バーコードスキャナー12の読取結果に基づくデータを、解除要求コマンドを送信したタブレット端末10に送信しない。これにより、バーコードスキャナー12の占有状態が解除される。
以上、バーコードスキャナー12を例として、バーコードスキャナー制御部2021の基本的な処理を説明したが、他のUSBデバイスについても、対応する機能ブロック(不図示)によって同様の処理が実行される。
次に、自動釣銭機制御部2022について説明する。
自動釣銭機制御部2022は、シリアルデバイス登録リストSSによって、記録装置11に接続された自動釣銭機14、及び、自動釣銭機14を使用するタブレット端末10を管理する。1のタブレット端末10が、1の自動釣銭機14を使用するとは、当該1のタブレット端末10によって、当該1の自動釣銭機14が排他的に制御することを意味する。
以下、シリアルデバイス通信部25が対応する所定のシリアル通信の規格で記録装置11に接続可能なデバイスを「シリアルデバイス」と表現する。
自動釣銭機制御部2022は、シリアルデバイス登録リストSSによって、記録装置11に接続された自動釣銭機14、及び、自動釣銭機14を使用するタブレット端末10を管理する。1のタブレット端末10が、1の自動釣銭機14を使用するとは、当該1のタブレット端末10によって、当該1の自動釣銭機14が排他的に制御することを意味する。
以下、シリアルデバイス通信部25が対応する所定のシリアル通信の規格で記録装置11に接続可能なデバイスを「シリアルデバイス」と表現する。
詳述すると、シリアルデバイス登録リストSSには、記録装置11と接続可能なシリアルデバイスのそれぞれについて、デバイス識別情報が異なるシリアルデバイスごとに、接続シリアルデバイス情報が、事前に、登録される。
図5は、シリアルデバイス登録リストSSに登録される接続シリアルデバイス情報を示す図である。
図5に示すように、接続シリアルデバイス情報は、デバイス識別情報と、接続ポート情報と、端末識別情報とを有する。上述したように、接続シリアルデバイス情報は、デバイス識別情報が異なるシリアルデバイスごとに、シリアルデバイス登録リストSSに、事前に、登録される。
1のシリアルデバイスに対応する接続シリアルデバイス情報は、当該1のシリアルデバイスのデバイス識別情報と、当該1のシリアルデバイスが接続される場合に接続されるポートを示す接続ポート情報と、当該1のシリアルデバイスを排他的に使用するタブレット端末10の端末識別情報とを有する。
図5は、シリアルデバイス登録リストSSに登録される接続シリアルデバイス情報を示す図である。
図5に示すように、接続シリアルデバイス情報は、デバイス識別情報と、接続ポート情報と、端末識別情報とを有する。上述したように、接続シリアルデバイス情報は、デバイス識別情報が異なるシリアルデバイスごとに、シリアルデバイス登録リストSSに、事前に、登録される。
1のシリアルデバイスに対応する接続シリアルデバイス情報は、当該1のシリアルデバイスのデバイス識別情報と、当該1のシリアルデバイスが接続される場合に接続されるポートを示す接続ポート情報と、当該1のシリアルデバイスを排他的に使用するタブレット端末10の端末識別情報とを有する。
シリアルデバイスである自動釣銭機14を占有状態とする場合、タブレット端末10は、自身の端末識別情報、及び、自動釣銭機14のデバイス識別情報を含み、自動釣銭機14の使用を要求する占有要求コマンドを記録装置11に送信する。自動釣銭機制御部2022は、占有要求コマンドに基づいて、シリアルデバイス登録リストSSに登録された接続シリアルデバイス情報のうち、占有要求コマンドに含まれるデバイス識別情報を有する接続シリアルデバイス情報を特定する。次いで、自動釣銭機制御部2022は、特定した接続シリアルデバイス情報が有する端末識別情報の値を、占有要求コマンドに含まれる端末識別情報の値とする。
以降、自動釣銭機制御部2022は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の制御に基づいて、自動釣銭機14を制御する。一方、自動釣銭機制御部2022は、他のタブレット端末10による自動釣銭機14の制御を受け付けない。これにより、自動釣銭機14は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の占有状態となる。
以降、自動釣銭機制御部2022は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の制御に基づいて、自動釣銭機14を制御する。一方、自動釣銭機制御部2022は、他のタブレット端末10による自動釣銭機14の制御を受け付けない。これにより、自動釣銭機14は、占有要求コマンドを送信したタブレット端末10の占有状態となる。
シリアルデバイスである自動釣銭機14の占有状態を解除する場合、タブレット端末10は、自身の端末識別情報、及び、自動釣銭機14のデバイス識別情報を含み、自動釣銭機14の占有状態の解除を要求する解除要求コマンドを記録装置11に送信する。自動釣銭機制御部2022は、解除要求コマンドに基づいて、シリアルデバイス登録リストSSに登録された接続シリアルデバイス情報のうち、解除要求コマンドに含まれるデバイス識別情報及び端末識別情報を有する接続シリアルデバイス情報を特定する。次いで、自動釣銭機制御部2022は、特定した接続シリアルデバイス情報が有する端末識別情報を、ヌルデータとする。
以降、自動釣銭機制御部2022は、解除要求コマンドを送信したタブレット端末10による自動釣銭機14の制御を受け付けない。これにより、自動釣銭機14の占有状態が解除される。
以降、自動釣銭機制御部2022は、解除要求コマンドを送信したタブレット端末10による自動釣銭機14の制御を受け付けない。これにより、自動釣銭機14の占有状態が解除される。
以上、自動釣銭機14を例として、自動釣銭機制御部2022の基本的な処理を説明したが、他のシリアルデバイスについても、対応する機能ブロック(不図示)によって同様の処理が実行される。
ところで、本実施形態では、レジカウンターLに記録装置11が設けられており、レジ担当者は、レジカウンターLにおいて、自身が使用するタブレット端末10とレジカウンターLに設けられた記録装置11とを無線接続した上で、会計に関する処理を行う。つまり、記録装置11には、特定のタブレット端末10が固定的に接続されるのではない。
そして、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が、タブレット端末10と記録装置11とを接続して会計処理を行う場合、記録装置11に接続されたデバイス(本例では、バーコードスキャナー12、及び、自動釣銭機14)が、タブレット端末10により使用可能である必要がある。デバイスが、タブレット端末10により使用できない状態の場合、会計に関する処理が行えないからである。
以上を踏まえ、本実施形態に係る記録装置11、及び、タブレット端末10は、以下の処理を実行する。
そして、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が、タブレット端末10と記録装置11とを接続して会計処理を行う場合、記録装置11に接続されたデバイス(本例では、バーコードスキャナー12、及び、自動釣銭機14)が、タブレット端末10により使用可能である必要がある。デバイスが、タブレット端末10により使用できない状態の場合、会計に関する処理が行えないからである。
以上を踏まえ、本実施形態に係る記録装置11、及び、タブレット端末10は、以下の処理を実行する。
図6は、記録装置11、及び、タブレット端末10の動作を示すフローチャートであり、(A)はタブレット端末10の動作を示し、(B)は記録装置11の動作を示す。
図6のフローチャートの説明の前提として、ユーザー(本例では、レジ担当者)は、タブレット端末10を所定の記録装置11と接続して会計に関する処理を実行しようとしており、会計に使用する記録装置11に接続された所定のデバイスが、タブレット端末10によって使用可能か否かを把握することを希望する。
図6のフローチャートの説明の前提として、ユーザー(本例では、レジ担当者)は、タブレット端末10を所定の記録装置11と接続して会計に関する処理を実行しようとしており、会計に使用する記録装置11に接続された所定のデバイスが、タブレット端末10によって使用可能か否かを把握することを希望する。
図6(A)に示すように、ユーザーは、タブレット端末10のブラウザーを立ち上げ、URLを入力する欄にPOSサーバー17の所定のURLへのアクセスを指示する(ステップSX1)。ステップSX1でユーザーが入力するURLは、POSサーバー17において、後述する第1ユーザーインターフェースを表示させる表示ファイルが格納された場所に対応するURLである。
所定のURLへのアクセスの指示に応じて、タブレット端末10の端末制御部26のブラウザー実行部261は、当該所定のURLへアクセスし、POSサーバー17から所定の表示ファイルを取得する。次いで、ブラウザー実行部261は、取得した表示ファイルに基づいて、タッチパネル28に第1ユーザーインターフェースを表示する(ステップSA1)。
第1ユーザーインターフェースは、タブレット端末10の接続の対象となる記録装置11のシリアル番号を入力する欄(以下、「シリアル番号入力欄」という。)、及び、上述したデバイス識別情報を入力する欄(以下、「デバイス識別情報入力欄」という。)が設けられたユーザーインターフェースである。
シリアル番号とは、記録装置11の製造段階で、記録装置11に一意に割り振られる識別情報である。記録装置11には、シリアル番号が記されたシールが貼付されており、ユーザーは、記録装置11のシリアル番号を簡易に取得できる。
ユーザーは、第1ユーザーインターフェースのシリアル番号入力欄に、タブレット端末10と接続して会計に使用する記録装置11のシリアル番号を入力する。また、ユーザーは、第1ユーザーインターフェースのデバイス識別情報入力欄に、タブレット端末10により使用可能か否かを把握することを希望するデバイスのデバイス識別情報を入力する。ユーザーは、各欄への情報の入力後、入力を確定する(ステップSX2)。なお、デバイス識別情報は、デバイスの種類ごとに、固定的な値とされており、ユーザーは、デバイスの種類と、デバイス識別情報との関係を把握できる。第1ユーザーインターフェースに、デバイスの種類と、デバイス識別情報との関係を表示する構成であってもよい。
シリアル番号とは、記録装置11の製造段階で、記録装置11に一意に割り振られる識別情報である。記録装置11には、シリアル番号が記されたシールが貼付されており、ユーザーは、記録装置11のシリアル番号を簡易に取得できる。
ユーザーは、第1ユーザーインターフェースのシリアル番号入力欄に、タブレット端末10と接続して会計に使用する記録装置11のシリアル番号を入力する。また、ユーザーは、第1ユーザーインターフェースのデバイス識別情報入力欄に、タブレット端末10により使用可能か否かを把握することを希望するデバイスのデバイス識別情報を入力する。ユーザーは、各欄への情報の入力後、入力を確定する(ステップSX2)。なお、デバイス識別情報は、デバイスの種類ごとに、固定的な値とされており、ユーザーは、デバイスの種類と、デバイス識別情報との関係を把握できる。第1ユーザーインターフェースに、デバイスの種類と、デバイス識別情報との関係を表示する構成であってもよい。
ユーザーにより入力が確定されると、ブラウザー実行部261は、第1ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、シリアル番号、及び、デバイス識別情報を取得する(ステップSA2)。
次いで、ブラウザー実行部261は、ステップSA2で取得したデバイス識別情報を含み、当該デバイス識別情報のデバイスの使用の可否を問い合わせる応答要求データ(問い合わせ)を生成する(ステップSA3)。
次いで、ブラウザー実行部261は、端末通信部27を制御して、ステップSA3で生成した応答要求データを、ステップSA2で取得したシリアル番号の記録装置11に送信する(ステップSA4)。ここで、POSサーバー17は、POSシステム1が有する記録装置11について、シリアル番号と、記録装置11のアドレス等の記録装置11にアクセスするのに必要な情報(以下、「アクセス情報」という。)と、を対応付けて管理する。ステップSA4において、ブラウザー実行部261は、POSサーバー17に対して、ステップSA2で取得したシリアル番号の記録装置11のアクセス情報の応答を要求する。次いで、ブラウザー実行部261は、当該要求に応じて取得したアクセス情報に基づいて、応答要求データを、対応する記録装置11に送信する。
次いで、ブラウザー実行部261は、ステップSA2で取得したデバイス識別情報を含み、当該デバイス識別情報のデバイスの使用の可否を問い合わせる応答要求データ(問い合わせ)を生成する(ステップSA3)。
次いで、ブラウザー実行部261は、端末通信部27を制御して、ステップSA3で生成した応答要求データを、ステップSA2で取得したシリアル番号の記録装置11に送信する(ステップSA4)。ここで、POSサーバー17は、POSシステム1が有する記録装置11について、シリアル番号と、記録装置11のアドレス等の記録装置11にアクセスするのに必要な情報(以下、「アクセス情報」という。)と、を対応付けて管理する。ステップSA4において、ブラウザー実行部261は、POSサーバー17に対して、ステップSA2で取得したシリアル番号の記録装置11のアクセス情報の応答を要求する。次いで、ブラウザー実行部261は、当該要求に応じて取得したアクセス情報に基づいて、応答要求データを、対応する記録装置11に送信する。
図6(B)に示すように、記録装置11の制御部20は、通信部23を制御して、応答要求データを受信する(ステップSB1)。
次いで、制御部20は、応答要求データに含まれるデバイス識別情報に基づいて、当該デバイス識別情報のデバイスが、USBデバイスであるか、シリアルデバイスであるかを判別する(ステップSB2)。
以下、応答要求データに含まれるデバイス識別情報のデバイスを、「対象デバイス」という。
ここで、記憶部22は、記録装置11に接続可能なデバイスについて、デバイス識別情報と、USBデバイスであるかシリアルデバイスであるかを示す情報と、を関連付けたリストを記憶する。ステップSB2で、制御部20は、当該リストに基づいて、対象デバイスが、USBデバイスであるか、シリアルデバイスであるかを判別する。
次いで、制御部20は、応答要求データに含まれるデバイス識別情報に基づいて、当該デバイス識別情報のデバイスが、USBデバイスであるか、シリアルデバイスであるかを判別する(ステップSB2)。
以下、応答要求データに含まれるデバイス識別情報のデバイスを、「対象デバイス」という。
ここで、記憶部22は、記録装置11に接続可能なデバイスについて、デバイス識別情報と、USBデバイスであるかシリアルデバイスであるかを示す情報と、を関連付けたリストを記憶する。ステップSB2で、制御部20は、当該リストに基づいて、対象デバイスが、USBデバイスであるか、シリアルデバイスであるかを判別する。
USBデバイスである場合(ステップSB2:「USBデバイス」)、制御部20は、USBデバイス対応処理を実行し(ステップSB3)、処理手順をステップSB5へ移行する。
USBデバイス対応処理は、後に詳述するが、USBデバイスである対象デバイスについて、タブレット端末10による使用の可否を判別し、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを含む応答データを生成する処理である。
USBデバイス対応処理は、後に詳述するが、USBデバイスである対象デバイスについて、タブレット端末10による使用の可否を判別し、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを含む応答データを生成する処理である。
シリアルデバイスである場合(ステップSB2:「シリアルデバイス」)、制御部20は、シリアルデバイス対応処理を実行し(ステップSB4)、処理手順をステップSB5へ移行する。
シリアルデバイス対応処理は、後に詳述するが、シリアルデバイスである対象デバイスについて、タブレット端末10による使用の可否を判別し、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを含む応答データを生成する処理である。
シリアルデバイス対応処理は、後に詳述するが、シリアルデバイスである対象デバイスについて、タブレット端末10による使用の可否を判別し、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを含む応答データを生成する処理である。
ステップSB5において、制御部20は、通信部23を制御して、ステップSB3、又は、ステップSB4で生成された応答データを、タブレット端末10に送信する。
図6(A)に示すように、タブレット端末10の端末制御部26のブラウザー実行部261は、応答データを受信する(ステップSA5)。
次いで、ブラウザー実行部261は、タッチパネル28に、対象デバイスの使用の可否を示す情報、及び、使用不可の場合はその理由を示す情報を有するポップアップ画面を表示する(ステップSA6)。
ユーザーは、ポップアップ画面を参照することにより、対象デバイスの使用の可否、及び、使用不可の場合はその理由を認識でき、当該に認識に基づいて対応する処理を実行できる。例えば、対象デバイスがタブレット端末10により使用可能な場合、ユーザーは、タブレット端末10と記録装置11とを接続し、レジカウンターLにおいて会計に関する処理を実行する。また、対象デバイスがタブレット端末10により使用不可の場合、ユーザーは、他の記録装置11を、タブレット端末10と接続して会計に使用する候補とする。
次いで、ブラウザー実行部261は、タッチパネル28に、対象デバイスの使用の可否を示す情報、及び、使用不可の場合はその理由を示す情報を有するポップアップ画面を表示する(ステップSA6)。
ユーザーは、ポップアップ画面を参照することにより、対象デバイスの使用の可否、及び、使用不可の場合はその理由を認識でき、当該に認識に基づいて対応する処理を実行できる。例えば、対象デバイスがタブレット端末10により使用可能な場合、ユーザーは、タブレット端末10と記録装置11とを接続し、レジカウンターLにおいて会計に関する処理を実行する。また、対象デバイスがタブレット端末10により使用不可の場合、ユーザーは、他の記録装置11を、タブレット端末10と接続して会計に使用する候補とする。
図7は、図6(B)のステップSB3のUSBデバイス対応処理を詳細に示すフローチャートである。
図7に示すように、USBデバイス対応処理において、まず、制御部20は、USBデバイス登録リストLSを参照する(ステップSC1)。
次いで、制御部20は、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報に、受信した応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有するものがあるか否かを判別する(ステップSC2)。
ここで、制御部20は、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報に基づいて、USBデバイスと通信する。このため、制御部20は、対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されていないデバイスとは通信できない。以上を踏まえ、ステップSC2において、制御部20は、接続USBデバイス情報が登録された状態か否かを判別することによって、対象デバイスと通信可能か否かを判別する。
なお、上述したように、物理的にUSBデバイスが記録装置11に接続された状態にある場合であっても、USBデバイスの故障に起因して、USBデバイス登録リストLSに接続USBデバイス情報が登録されない場合が生じ得る。
図7に示すように、USBデバイス対応処理において、まず、制御部20は、USBデバイス登録リストLSを参照する(ステップSC1)。
次いで、制御部20は、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報に、受信した応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有するものがあるか否かを判別する(ステップSC2)。
ここで、制御部20は、USBデバイス登録リストLSに登録された接続USBデバイス情報に基づいて、USBデバイスと通信する。このため、制御部20は、対応する接続USBデバイス情報がUSBデバイス登録リストLSに登録されていないデバイスとは通信できない。以上を踏まえ、ステップSC2において、制御部20は、接続USBデバイス情報が登録された状態か否かを判別することによって、対象デバイスと通信可能か否かを判別する。
なお、上述したように、物理的にUSBデバイスが記録装置11に接続された状態にある場合であっても、USBデバイスの故障に起因して、USBデバイス登録リストLSに接続USBデバイス情報が登録されない場合が生じ得る。
応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有する接続USBデバイス情報が登録された状態にない場合(ステップSC2:NO)、制御部20は、以下の情報を有する応答データを生成する(ステップSC3)。すなわち、制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、対象デバイスと通信不能であるので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、USBデバイス対応処理を終了する。
ステップSC2において、応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有する接続USBデバイス情報(以下、「対象接続USBデバイス情報」という。)が登録された状態であると判別した場合(ステップSC2:YES)、制御部20は、以下の処理を実行する(ステップSC4)。すなわち、制御部20は、対象接続USBデバイス情報が有する接続情報(ベンダーID、及び、プロダクトIDを含む情報)を取得する。
次いで、制御部20は、USBデバイス通信部24に、通信可能に接続されたUSBデバイスのそれぞれのベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせを要求する。そして、制御部20は、USBデバイス通信部24への要求に対する応答に基づいて、通信可能に接続されたUSBデバイスのそれぞれのベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせを取得する(ステップSC5)。ここで、USBデバイス通信部24は、通信可能に接続されたUSBデバイスのそれぞれについて、ベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせと、USBデバイスが接続されたポートを示す接続ポート情報とを関連付けて管理する。USBデバイス通信部24は、管理する情報に基づいて、ステップSC5の問い合わせに対して応答する。
次いで、制御部20は、ステップSC5で取得したベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせの中に、対象接続USBデバイス情報が有する接続情報が含むベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせと一致するものがあるか否かを判別する(ステップSC6)。
USBデバイス登録リストLSに接続USBデバイス情報が登録された状態であっても、接続USBデバイス情報に対応するデバイスが実際には記録装置11に接続された状態にない場合、制御部20は、当該デバイスと通信できない。以上を踏まえ、ステップSC6において、制御部20は、ベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせの比較を行うことによって、対象デバイスと通信可能か否かを判別する。
USBデバイス登録リストLSに接続USBデバイス情報が登録された状態であっても、接続USBデバイス情報に対応するデバイスが実際には記録装置11に接続された状態にない場合、制御部20は、当該デバイスと通信できない。以上を踏まえ、ステップSC6において、制御部20は、ベンダーID及びプロダクトIDの組み合わせの比較を行うことによって、対象デバイスと通信可能か否かを判別する。
一致するものがない場合(ステップSC6:NO)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSC7)。制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、対象デバイスと通信不能であるので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、USBデバイス対応処理を終了する。
一致するものがある場合(ステップSC6:YES)、制御部20は、対象接続USBデバイス情報が有する端末識別情報を取得する(ステップSC8)。
次いで、制御部20は、対象接続USBデバイス情報が有する端末識別情報に基づいて、対象デバイスが、応答要求データの送信元のタブレット端末10とは別のタブレット端末10(以下、「他のタブレット端末10」と表現する。)によって排他的に使用中か否かを判別する(ステップSC9)。ステップSC8で、制御部20は、端末識別情報がヌルデータではない場合、応答要求データの送信元のタブレット端末10とは別のタブレット端末10によって使用中と判別する。
次いで、制御部20は、対象接続USBデバイス情報が有する端末識別情報に基づいて、対象デバイスが、応答要求データの送信元のタブレット端末10とは別のタブレット端末10(以下、「他のタブレット端末10」と表現する。)によって排他的に使用中か否かを判別する(ステップSC9)。ステップSC8で、制御部20は、端末識別情報がヌルデータではない場合、応答要求データの送信元のタブレット端末10とは別のタブレット端末10によって使用中と判別する。
他のタブレット端末10によって使用中である場合(ステップSC9:YES)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSC10)。制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、他のタブレット端末10によって使用中であるので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、USBデバイス対応処理を終了する。
他のタブレット端末10によって使用中ではない場合(ステップSC9:NO)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSC11)。制御部20は、対象デバイスが使用可能であることを示す情報を含む応答データを生成する。その後、制御部20は、USBデバイス対応処理を終了する。
図8は、図6(B)のステップSB4のシリアルデバイス対応処理を詳細に示すフローチャートである。
図8に示すように、シリアルデバイス対応処理において、まず、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSを参照する(ステップSD1)。
次いで、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSに登録された接続シリアルデバイス情報に、受信した応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有するものがあるか否かを判別する(ステップSD2)。
上述したように、シリアルデバイス登録リストSSには、記録装置11と接続可能なシリアルデバイスのそれぞれについて、デバイス識別情報が異なるシリアルデバイスごとに、接続シリアルデバイス情報が、事前に、登録される。つまり、シリアルデバイス登録リストSSには、記録装置11がサポートするシリアルデバイスの接続シリアルデバイス情報が、事前に登録される。記録装置11がシリアルデバイスをサポートするとは、シリアルデバイス用のデバイスドライバーがインストールされており、デバイスドライバーの機能により、記録装置11とシリアルデバイスが通信できることをいう。以上を踏まえ、ステップSD2において、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSに接続シリアルデバイス情報が登録された状態にあるか否かを判別することによって、対象デバイスが、記録装置11がサポートするシリアルデバイスであるか否かを判別する。
図8に示すように、シリアルデバイス対応処理において、まず、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSを参照する(ステップSD1)。
次いで、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSに登録された接続シリアルデバイス情報に、受信した応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有するものがあるか否かを判別する(ステップSD2)。
上述したように、シリアルデバイス登録リストSSには、記録装置11と接続可能なシリアルデバイスのそれぞれについて、デバイス識別情報が異なるシリアルデバイスごとに、接続シリアルデバイス情報が、事前に、登録される。つまり、シリアルデバイス登録リストSSには、記録装置11がサポートするシリアルデバイスの接続シリアルデバイス情報が、事前に登録される。記録装置11がシリアルデバイスをサポートするとは、シリアルデバイス用のデバイスドライバーがインストールされており、デバイスドライバーの機能により、記録装置11とシリアルデバイスが通信できることをいう。以上を踏まえ、ステップSD2において、制御部20は、シリアルデバイス登録リストSSに接続シリアルデバイス情報が登録された状態にあるか否かを判別することによって、対象デバイスが、記録装置11がサポートするシリアルデバイスであるか否かを判別する。
応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有する接続シリアルデバイス情報が登録された状態にない場合(ステップSD2:NO)、制御部20は、以下の情報を有する応答データを生成する(ステップSD3)。制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、対象デバイスをサポートした状態にないので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、シリアルデバイス対応処理を終了する。
ステップSD2において、応答要求データに含まれるデバイス識別情報を有する接続シリアルデバイス情報(以下、「対象接続シリアルデバイス情報」という。)が登録された状態にあると判別した場合(ステップSD2:YES)、制御部20は、以下の処理を実行する(ステップSD4)。すなわち、制御部20は、対象接続USBデバイス情報が有する接続ポート情報に基づいて、対象デバイスが接続されるポートを介して、応答を要求する応答要求コマンドを出力する。応答要求コマンドは、シリアルデバイスに対して、応答を要求する制御コマンドである。ステップSD4で、制御部20は、対応するシリアル識別情報に基づくシリアルデバイスの種類に対応した応答要求コマンドを生成し、出力する。
次いで、制御部20は、応答要求コマンドに対する応答が所定期間以内にあったか否かを判別する(ステップSD5)。
ここで、応答要求コマンドに対応する応答がない場合は、対象デバイスが通信可能な状態で接続された状態にないということである。これを踏まえ、ステップSD5で、制御部20は、応答要求コマンドに対する応答があったか否かを判別することにより、対象デバイスが通信可能な状態で接続された状態か否かを判別する。
応答がない場合(ステップSD5:NO)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSD6)。制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、対象デバイスと通信不能であるので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、USBデバイス対応処理を終了する。
応答があった場合(ステップSD5:YES)、制御部20は、対象接続シリアルデバイス情報が有する端末識別情報に基づいて、対象デバイスが、他のタブレット端末10によって排他的に使用中か否かを判別する(ステップSD7)。ステップSD7で、制御部20は、端末識別情報がヌルデータではない場合、他のタブレット端末10によって使用中と判別する。
他のタブレット端末10によって使用中である場合(ステップSD7:YES)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSD8)。制御部20は、対象デバイスが使用不可であることを示す情報と、他のタブレット端末10によって使用中であるので対象デバイスが使用できないことを示す情報(使用不可の理由を示す情報)とを含む応答データを生成する。その後、制御部20は、シリアルデバイス対応処理を終了する。
他のタブレット端末10によって使用中ではない場合(ステップSD7:NO)、制御部20は、以下の応答データを生成する(ステップSD9)。制御部20は、対象デバイスが使用可能であることを示す情報を含む応答データを生成する。その後、制御部20は、シリアルデバイス対応処理を終了する。
次に、レジカウンターLで行われる会計時のPOSシステム1の各装置の動作について説明する。
ここで、会計が行われる前に、タブレット端末10は、以下の処理を実行する。
すなわち、レジの担当者は、タブレット端末10のブラウザーを立ち上げ、タッチパネル28への専用ユーザーインターフェースUIの表示を指示する。当該指示に応じて、端末制御部26のブラウザー実行部261は、POSサーバー17の所定のアドレスにアクセスし、HTMLファイル等の描画ファイルを取得し、当該描画ファイルに基づいて専用ユーザーインターフェースUIを表示する。POSサーバー17において、描画ファイルの生成、送信は、アプリケーション実行部301が実行する。描画ファイルには、POSサーバー17のアプリケーション実行部301と協働して会計に係る各種処理を実行する機能を有するスクリプトが、所定のスクリプト言語によって実装される。
すなわち、レジの担当者は、タブレット端末10のブラウザーを立ち上げ、タッチパネル28への専用ユーザーインターフェースUIの表示を指示する。当該指示に応じて、端末制御部26のブラウザー実行部261は、POSサーバー17の所定のアドレスにアクセスし、HTMLファイル等の描画ファイルを取得し、当該描画ファイルに基づいて専用ユーザーインターフェースUIを表示する。POSサーバー17において、描画ファイルの生成、送信は、アプリケーション実行部301が実行する。描画ファイルには、POSサーバー17のアプリケーション実行部301と協働して会計に係る各種処理を実行する機能を有するスクリプトが、所定のスクリプト言語によって実装される。
図9は、タッチパネル28に表示された専用ユーザーインターフェースUIの一例を示す図である。
図9の専用ユーザーインターフェースUIにおいて、左上部には、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア39が設けられる。一覧表示エリア39の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった金銭の金額、及び、顧客に渡すべきお釣りの金額が表示される金額表示エリア40が設けられる。
一覧表示エリア39の下方には、バーコードスキャナー12によって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア41が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア41、及び、会員番号表示エリア42の右方には、ソフトウェアテンキー43が設けられる。
図9の専用ユーザーインターフェースUIにおいて、左上部には、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア39が設けられる。一覧表示エリア39の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった金銭の金額、及び、顧客に渡すべきお釣りの金額が表示される金額表示エリア40が設けられる。
一覧表示エリア39の下方には、バーコードスキャナー12によって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア41が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア41、及び、会員番号表示エリア42の右方には、ソフトウェアテンキー43が設けられる。
図10は、会計時のPOSシステム1の各装置の動作を示すフローチャートである。特に、図10では、顧客がある1つの商品を購入する場合のPOSシステム1の各装置の動作を示す。(A)は記録装置11の動作を示し、(B)はタブレット端末10の動作を示し、(C)はPOSサーバー17の動作を示す。
なお、図10のフローチャートの開始時点では、記録装置11にバーコードスキャナー12が接続されており、接続されたバーコードスキャナー12の接続USBデバイス情報が、USBデバイス登録リストLSに登録された状態である。
また、記録装置11に自動釣銭機14が接続されており、接続された自動釣銭機14の接続シリアルデバイス情報が、シリアルデバイス登録リストSSに登録された状態である。
また、記録装置11に自動釣銭機14が接続されており、接続された自動釣銭機14の接続シリアルデバイス情報が、シリアルデバイス登録リストSSに登録された状態である。
図10(A)に示すように、レジカウンターLで、レジの担当者は、バーコードスキャナー12によって、顧客が購入する1の商品又は商品の包装に付されたバーコードを読み取る(ステップSX3)。
バーコードスキャナー12は、読取結果に基づくデータ(以下、「読取結果データ」という。)を、バーコードスキャナー12が接続されたポートを介して、記録装置11に出力する。
バーコードスキャナー12は、読取結果に基づくデータ(以下、「読取結果データ」という。)を、バーコードスキャナー12が接続されたポートを介して、記録装置11に出力する。
図10(A)に示すように、記録装置11の制御部20のデバイス制御部202のバーコードスキャナー制御部2021は、バーコードスキャナー12が出力した読取結果データを取得する(ステップSE1)。
次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、ポート番号と、デバイスの接続情報とが対応付けられた所定のテーブルに基づいて、バーコードスキャナー12の接続情報を取得する(ステップSE2)。
次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、USBデバイス登録リストLSを参照し(ステップSE3)、USBデバイス登録リストLSにおいて、ステップSE2で取得した接続情報と対応付けられたデバイス識別情報を取得する(ステップSE4)。
次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、ステップSE1で取得した読取結果データに、ステップSE4で取得したデバイス識別情報を付加する(ステップSE5)。ここで、読取結果データはヘッダーを有し、ヘッダーには、制御情報を格納可能なエリアを有する。ステップSE5で、バーコードスキャナー制御部2021は、ヘッダーの適切なエリアに、デバイス識別情報を書き込むことにより、読取結果データにデバイス識別情報を付加する。
次いで、バーコードスキャナー制御部2021は、デバイス識別情報が付加された読取結果データを、通信制御部201に出力する(ステップSE6)。
通信制御部201は、通信部23を制御して、デバイス識別情報が付加された読取結果データを、タブレット端末10に送信する(ステップSE7)。ここで、通信制御部201は、対応するタブレット端末10)のアドレスや、対応可能な通信規格等、タブレット端末10と通信するために必要な情報を管理する。ステップSE7で、通信制御部201は、管理する情報に基づいて、タブレット端末10と所定の通信規格に従ったコネクションを確立し、確立したコネクションで、デバイス識別情報が付加された読取結果データを送信する。
図10(B)に示すように、タブレット端末10の端末制御部26のブラウザー実行部261は、端末通信部27を制御して、デバイス識別情報が付加された読取結果データを受信し、取得する(ステップSF1)。
次いで、ブラウザー実行部261は、デバイス識別情報が付加された読取結果データから、デバイス識別情報を取得する(ステップSF2)。
次いで、ブラウザー実行部261は、ステップSF2で取得したデバイス識別情報に基づいて、読取結果データの出力元のデバイス(本例では、バーコードスキャナー12)のデバイス種類を取得する(ステップSF3)。
データの出力元のデバイスのデバイス種類を取得した後、ブラウザー実行部261は、取得したデバイス種類に応じて、読取結果データに基づく処理を実行する(ステップSF4、ステップSF5、ステップSF6)。本例では、ステップSF3で取得されるデバイス種類は、「バーコードスキャナー」であるため、ステップSF4〜ステップSF6で、ブラウザー実行部261は、デバイス種類「バーコードスキャナー」に応じた処理を実行する。以下詳述する。
ブラウザー実行部261は、読取結果データの出力元のデバイスのデバイス種類が「バーコードスキャナー」であるので、読取結果データが示す情報が、バーコード情報(本例では、商品コード)であることを認識する。当該認識に基づいて、ブラウザー実行部261は、読取結果データに基づいて商品コードを取得する。次いで、ブラウザー実行部261は、専用ユーザーインターフェースUIのバーコード情報表示エリア41に、取得した商品コードを表示する(ステップSF4)。
次いで、ブラウザー実行部261は、POSサーバー17のサーバー制御部30のアプリケーション実行部301と通信し、商品コードに対応する商品の名称、商品の単価を問い合わせる(ステップSF5)。アプリケーション実行部301は、問い合わせに応じて、適切なデータベースから適切な情報を取得し、商品の名称、及び、商品の単価を応答する(ステップSG1)。
ブラウザー実行部261は、応答された商品の名称、及び、商品の単価を取得し、商品の名称、商品の単価、及び、商品の数量を一覧表示エリア39に表示する。さらに、ブラウザー実行部261は、金額表示エリア40の所定の欄に、顧客が購入した商品の合計金額を表示する(ステップSF6)。
次いで、レジの担当者によって、ソフトウェアテンキー43を介して、会計すべき商品を確定する旨の操作が行われると、レジ担当者によって、顧客からの代金の預かり、及び、お釣りの返却が行われる。これらの作業中、ブラウザー実行部261は、自動釣銭機制御部2022と協同して、自動釣銭機14を制御する。また、ブラウザー実行部261は、適宜、アプリケーション実行部301と通信し、これらの作業に応じて、金額表示エリア40の適切な欄に適切な情報を表示する(ステップSF7)。
次いで、ブラウザー実行部261は、プリンターユニット21に発行させるレシートに関する情報が含まれた制御データを生成する(ステップSF8)。本実施形態では、制御データは、XMLドキュメントであり、制御データには、XMLに係るフォーマットに従って、レシートに記録すべき文字や画像の情報等、レシートを発行するのに必要な情報が含まれる。
次いで、ブラウザー実行部261は、端末通信部27を制御して、生成した制御データを、記録装置11に送信する(ステップSF9)。
図10(A)に示すように、ブラウザー実行部261による制御データの送信に応じて、記録装置11の通信制御部201は、通信部23を制御して、制御データを受信する(ステップSE8)
次いで、通信制御部201は、受信した制御データを、プリンターユニット制御部203に出力する(ステップSE9)。
プリンターユニット制御部203は、入力された制御データに基づいて、プリンターユニット21のコマンド体系に従った制御コマンドであって、プリンターユニット21にレシートの発行に係る各種処理を行わせる制御コマンドを生成し、プリンターユニット21に出力する(ステップSE10)。
プリンターユニット21の制御回路は、制御コマンドに基づいて、各種機構を制御し、レシートを発行する(ステップSE11)。
次に、記録装置11に接続されたデバイスを使用中のタブレット端末10がある場合の、記録装置11の動作について説明する。
記録装置11の制御部20は、デバイスを使用中のタブレット端末10がある場合において、当該タブレット端末10から制御データを受信し、制御データに基づく処理を実行した場合、以下の処理を実行する。制御部20は、制御データに基づく処理が完了してからの経過時間を計測する。そして、制御部20は、次の制御データを受信することなく所定期間経過した場合、タブレット端末10によるデバイスの占有状態を解除する。なお、制御部20は、USBデバイス登録リストLS、又は、シリアルデバイス登録リストSSの対応する情報が有する端末識別情報をヌルデータとすることにより、占有状態を解除する。
記録装置11がこのような処理を実行することにより、以下の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、上述したように、1のデバイスは、1のタブレット端末10によって排他的に使用される。1のタブレット端末10が1のデバイスを使用している場合に、他のタブレット端末10が応答要求データを記録装置11に送信した場合、記録装置11は、使用できない旨の応答データを応答する。
そして、記録装置11が上述した処理を実行することにより、1のタブレット端末10が、制御データを一定期間送信しておらず、従って、当該1のタブレット端末10と記録装置11とを継続して接続する必要がない可能性がある場合に、当該1のタブレット端末10による占有状態を解除できる。これにより、特定のタブレット端末10によって不必要にデバイスが使用され続けることを防止できる。さらに、タブレット端末10から応答要求データがあった場合に、他のタブレット端末10が不必要にデバイスを占有状態とすることに起因して使用できない旨の応答データを送信する確率を低減でき、記録装置11と接続が必要なタブレット端末10による記録装置11との接続を促すことができる。
記録装置11の制御部20は、デバイスを使用中のタブレット端末10がある場合において、当該タブレット端末10から制御データを受信し、制御データに基づく処理を実行した場合、以下の処理を実行する。制御部20は、制御データに基づく処理が完了してからの経過時間を計測する。そして、制御部20は、次の制御データを受信することなく所定期間経過した場合、タブレット端末10によるデバイスの占有状態を解除する。なお、制御部20は、USBデバイス登録リストLS、又は、シリアルデバイス登録リストSSの対応する情報が有する端末識別情報をヌルデータとすることにより、占有状態を解除する。
記録装置11がこのような処理を実行することにより、以下の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、上述したように、1のデバイスは、1のタブレット端末10によって排他的に使用される。1のタブレット端末10が1のデバイスを使用している場合に、他のタブレット端末10が応答要求データを記録装置11に送信した場合、記録装置11は、使用できない旨の応答データを応答する。
そして、記録装置11が上述した処理を実行することにより、1のタブレット端末10が、制御データを一定期間送信しておらず、従って、当該1のタブレット端末10と記録装置11とを継続して接続する必要がない可能性がある場合に、当該1のタブレット端末10による占有状態を解除できる。これにより、特定のタブレット端末10によって不必要にデバイスが使用され続けることを防止できる。さらに、タブレット端末10から応答要求データがあった場合に、他のタブレット端末10が不必要にデバイスを占有状態とすることに起因して使用できない旨の応答データを送信する確率を低減でき、記録装置11と接続が必要なタブレット端末10による記録装置11との接続を促すことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る記録装置11は、記録するプリンターユニット21と、タブレット端末10(外部装置)から受信した制御データに基づいてプリンターユニット21を制御し、また、タブレット端末10から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定されたデバイスの使用可否の問い合わせを受信し、問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とをタブレット端末10に送信する制御部20と、を備える。
この構成によれば、記録装置11は、タブレット端末10からの要求に応じて、記録装置11に接続されたデバイスの使用可否、及び、使用不可の場合はその理由を示す情報を送信する。このため、タブレット端末10は、情報の表示を実行でき、また、ユーザーは、デバイスの使用可否、及び、使用不可の場合はその理由を認識できる。すなわち、上記構成によれば、記録装置は、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
この構成によれば、記録装置11は、タブレット端末10からの要求に応じて、記録装置11に接続されたデバイスの使用可否、及び、使用不可の場合はその理由を示す情報を送信する。このため、タブレット端末10は、情報の表示を実行でき、また、ユーザーは、デバイスの使用可否、及び、使用不可の場合はその理由を認識できる。すなわち、上記構成によれば、記録装置は、デバイスが接続された構成に対応する処理を実行できる。
また、本実施形態では、制御部20は、問い合わせで指定されたデバイスと通信可能か否かを判別し、通信可能な場合は使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報をタブレット端末10に送信する一方、通信不可の場合は使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、デバイスと通信不可であるためデバイスが使用不可であることを示す情報とをタブレット端末10に送信する。
この構成によれば、記録装置11は、デバイスが通信不可であり、タブレット端末10による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由をタブレット端末10に対して通知できる。
この構成によれば、記録装置11は、デバイスが通信不可であり、タブレット端末10による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由をタブレット端末10に対して通知できる。
また、本実施形態では、制御部20は、問い合わせで指定されたデバイスを、他のタブレット端末10が使用しているか否かを判別し、他のタブレット端末10が使用していない場合は、タブレット端末10が使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報をタブレット端末10に送信する一方、他のタブレット端末10が使用している場合はタブレット端末10が使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、他のタブレット端末10が使用中であるためデバイスが使用不可であることを示す情報とをタブレット端末10に送信する。
この構成によれば、記録装置11は、デバイスが他のタブレット端末10により使用中であり、タブレット端末10による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由をタブレット端末10に対して通知できる。
この構成によれば、記録装置11は、デバイスが他のタブレット端末10により使用中であり、タブレット端末10による使用ができない場合に、その旨、及び、その理由をタブレット端末10に対して通知できる。
また、本実施形態では、制御部20は、他のタブレット端末10がデバイスを使用している場合であって、他のタブレット端末10から受信した制御データに基づくプリンターユニット21の制御が完了してから所定期間経過した場合、他のタブレット端末10によるデバイスの使用状態を解除する。
この構成によれば、不必要に長期間、他のタブレット端末10がデバイスを排他的に使用することを抑制できる。
この構成によれば、不必要に長期間、他のタブレット端末10がデバイスを排他的に使用することを抑制できる。
また、デバイスがUSBデバイスである場合、制御部20は、デバイスが接続されたときにUSBの規格に従ってデバイスが出力する情報に基づいて、デバイスの接続状態を管理し、タブレット端末10から問い合わせがあった場合、管理するデバイスの接続状態に基づいて、問い合わせに応答する。
この構成によれば、記録装置11は、USBデバイスについて、USBの規格を利用して、タブレット端末10からの問い合わせに的確に応答できる。
この構成によれば、記録装置11は、USBデバイスについて、USBの規格を利用して、タブレット端末10からの問い合わせに的確に応答できる。
また、デバイスがシリアルデバイスである場合、制御部20は、タブレット端末10から問い合わせがあった場合、所定のシリアル通信の規格に従ってデバイスの状態を取得し、取得したデバイスの状態に基づいて、問い合わせに応答する。
この構成によれば、記録装置11は、シリアルデバイスについて、上述した所定のシリアル通信の規格を利用して、タブレット端末10からの問い合わせに的確に応答できる。
この構成によれば、記録装置11は、シリアルデバイスについて、上述した所定のシリアル通信の規格を利用して、タブレット端末10からの問い合わせに的確に応答できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、記録装置11に接続されるデバイスとして、バーコードスキャナー12、及び、自動釣銭機14を例示したが、デバイスは例示したものに限られない。
また、上述した実施形態では、記録装置11のプリント方式は、サーマル方式であった。しかしながら、プリント方式は、サーマル方式に限定されない。
また、説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
例えば、上述した実施形態では、記録装置11に接続されるデバイスとして、バーコードスキャナー12、及び、自動釣銭機14を例示したが、デバイスは例示したものに限られない。
また、上述した実施形態では、記録装置11のプリント方式は、サーマル方式であった。しかしながら、プリント方式は、サーマル方式に限定されない。
また、説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…POSシステム(記録システム)、10…タブレット端末(外部装置)、11…記録装置、12…バーコードスキャナー(デバイス)、14…自動釣銭機(デバイス)、20…制御部、21…プリンターユニット(記録部)。
Claims (8)
- 記録する記録部と、
外部装置から受信した制御データに基づいて前記記録部を制御し、また、前記外部装置から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定された前記デバイスの使用可否の問い合わせを受信し、前記問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記外部装置に送信する制御部と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 前記制御部は、
前記問い合わせで指定された前記デバイスと通信可能か否かを判別し、
通信可能な場合は使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報を前記外部装置に送信する一方、
通信不可の場合は使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、前記デバイスと通信不可であるため前記デバイスが使用不可であることを示す情報とを前記外部装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記制御部は、
前記問い合わせで指定された前記デバイスを、他の外部装置が使用しているか否かを判別し、
前記他の外部装置が使用していない場合は前記外部装置が使用可能と判別し、使用可能であることを示す情報を前記外部装置に送信する一方、
前記他の外部装置が使用している場合は前記外部装置が使用不可と判別し、使用不可であることを示す情報と、前記他の外部装置が使用中であるため前記デバイスが使用不可であることを示す情報とを前記外部装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記制御部は、
前記他の外部装置が前記デバイスを使用している場合であって、前記他の外部装置から受信した前記制御データに基づく前記記録部の制御が完了してから、次の前記制御データを受信することなく所定期間経過した場合、前記他の外部装置による前記デバイスの使用状態を解除することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。 - 前記デバイスは、前記デバイスの接続時に前記デバイスに関する情報を送信する手順を有する通信規格に従って接続され、
前記制御部は、
前記デバイスが接続されたときに前記通信規格に従って前記デバイスが出力する情報に基づいて、前記デバイスの接続状態を管理し、前記外部装置から前記問い合わせがあった場合、管理する前記デバイスの接続状態に基づいて、前記問い合わせに応答することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。 - 前記デバイスは、前記デバイスの接続時に前記デバイスに関する情報を送信する手順を有さない通信規格に従って接続され、
前記制御部は、
前記外部装置から前記問い合わせがあった場合、前記通信規格に従って前記デバイスの状態を取得し、取得した前記デバイスの状態に基づいて、前記問い合わせに応答することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。 - 外部装置から、自身に接続可能なデバイスが指定され、指定された前記デバイスの使用可否の問い合わせを受信し、前記問い合わせに応じて、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記外部装置に送信することを特徴とする記録装置の制御方法。
- 記録を指示する制御データを送信し、また、デバイスを指定して、前記デバイスを使用可能か否かの問い合わせを送信する制御装置と、
記録する記録部、及び、
前記制御装置から受信した前記制御データに基づいて前記記録部を制御し、また、前記制御装置から前記問い合わせを受信した場合、使用の可否を示す情報と、使用不可の場合はその理由を示す情報とを前記制御装置に送信する制御部を有する記録装置と、
を備えることを特徴とする記録システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014176878A JP2016049723A (ja) | 2014-09-01 | 2014-09-01 | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014176878A JP2016049723A (ja) | 2014-09-01 | 2014-09-01 | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、記録システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016049723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023136A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、制御システム |
CN110871638A (zh) * | 2018-08-30 | 2020-03-10 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置、印刷装置的控制方法、以及印刷系统 |
-
2014
- 2014-09-01 JP JP2014176878A patent/JP2016049723A/ja active Pending
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US10877712B2 (en) | 2018-08-30 | 2020-12-29 | Seiko Epson Corporation | Printer, control method of printer, and printing system |
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