JP2016049684A - 水圧転写システムの活性剤塗布装置 - Google Patents

水圧転写システムの活性剤塗布装置 Download PDF

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達己 落合
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Abstract

【課題】従来より水圧転写システムの生産性を高くすることが可能な水圧転写システムの活性剤塗布装置を提供する。
【解決手段】水圧転写システムの活性剤塗布装置30では、第1のフィルム挟持部31を使用して水圧転写システムを稼働させている間に、第2のフィルム挟持部32の使用の準備を済ませ、第1のフィルム挟持部31から第2のフィルム挟持部32の使用に切り替えた後に、第1のフィルム挟持部31の下ローラ34の清掃等を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、水圧転写システムで使用する水圧転写フィルムに活性剤液を塗布する水圧転写システムの活性剤塗布装置に関する。
従来、この種の活性剤塗布装置として、水圧転写槽に向けて送給される水圧転写フィルムを上ローラと下ローラとで挟み、下ローラの下方に配置されている活性剤液収容器内の活性剤液を下ローラを介して水圧転写フィルムに塗布する構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−312571号公報(段落[0004],図1)
ところで、下ローラは長時間使用すると汚れるため、活性剤液収容器と共に定期的に清掃する必要がある。また、水圧転写フィルムの種類を変更したときも、下ローラ及び活性剤液収容器の清掃が必要になり、水圧転写フィルムの種類に応じて下ローラ及び活性剤液収容器の種類を交換する場合もある。しかしながら、上述した従来の水圧転写システムの活性剤塗布装置では、上記した下ローラ及び活性剤液収容器の清掃作業及び交換作業の間、長時間に亘って水圧転写システム全体を停止しなければならず、生産性が低下することが問題になっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より水圧転写システムの生産性を高くすることが可能な水圧転写システムの活性剤塗布装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に係る発明は、水圧転写槽に向けて送給される水圧転写フィルムを下方に押圧する上ローラと、上ローラとの間で水圧転写フィルムを挟んだ状態で上ローラに対して対称回転する下ローラと、下ローラの下方に配置されて活性剤液を貯留し、下ローラを活性剤液に浸す活性剤液収容器とを有してなるフィルム挟持部を備えて、下ローラを介して活性剤液を水圧転写フィルムに塗布することで、水圧転写フィルムに印刷されている模様の塗料を水圧転写フィルムから分離し易くする水圧転写システムの活性剤塗布装置において、複数のフィルム挟持部と、各フィルム挟持部の上ローラを、下ローラに水圧転写フィルムを押し付ける下端位置と、下ローラから水圧転写フィルムを離間させる上端位置との間で上下動可能に支持するローラ昇降手段と、任意の1つのフィルム挟持部の上ローラを下端位置に保持しかつその他のフィルム挟持部の上ローラを上端位置に保持可能とするローラ中心保持手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の水圧転写システムの活性剤塗布装置において、複数のフィルム挟持部の上ローラが同時に下端位置に配置されることを規制する強制択一手段を備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の水圧転写システムの活性剤塗布装置において、フィルム挟持部毎にローラ中心保持手段として設けられかつ、上ローラを上下に移動することが可能な複数の直動駆動源と、任意の1つのフィルム挟持部を選択するための選択操作スイッチと、選択操作スイッチにて選択された1つのフィルム挟持部の上ローラが下端位置に移動し、その他のフィルム挟持部の上ローラが上端位置に移動するように複数の直動駆動源を動作させる強制択一手段とを備えたところに特徴を有する。
なお、強制択一手段としては、上記した上ローラを上下に移動することが可能な複数の直動駆動源を使用した構成の他に、例えば、「請求項2に記載の水圧転写システムの活性剤塗布装置において、フィルム挟持部の数が2つであり、2つフィルム挟持部の上ローラが両端部に回転可能に取り付けられ、一方のフィルム挟持部の上ローラが下端位置に配置されかつ他方のフィルム挟持部の上ローラが上端位置に配置された第1傾斜姿勢と、一方のフィルム挟持部の上ローラが上端位置に配置されかつ他方のフィルム挟持部の上ローラが下端位置に配置された第2傾斜姿勢との間で傾動する強制択一手段としてのシーソー部材を備えた」構成も挙げられる。
請求項1の水圧転写システムの活性剤塗布装置は、下ローラに対して上ローラを上下動可能に設けたフィルム挟持部を複数備えているので、一のフィルム挟持部を使用して水圧転写システムを稼働させている間に他のフィルム挟持部の使用の準備を済ませ、一から他のフィルム挟持部の使用に切り替えた後に、一のフィルム挟持部の下ローラの清掃等を行うことができる。これにより、下ローラの清掃等を水圧転写システムを停止させずに行うか、従来より短い停止時間で行うことができ、水圧転写システムの生産性が高くなる。
なお、必要に応じて複数のフィルム挟持部を同時に使用して、異なる種類の活性剤液を水圧転写フィルムに塗布したり、又は、同じ種類の活性剤液を複数回に亘って水圧転写フィルムに塗布するように水圧転写システムの活性剤塗布装置を使用してもよい。
請求項2及び3の水圧転写システムの活性剤塗布装置によれば、使用するフィルム挟持部を1つのみとする場合に、複数のフィルム挟持部を同時に使用する人為的ミスを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る水圧転写システムの全体の概念図 活性剤塗布装置の概念図 下ローラの支持部分の斜視図 上ローラの支持部分の斜視図 エアシリンダのエア供給回路の回路図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1には、本実施形態の水圧転写システム10の全体構造が概念的に示されている。水圧転写システム10は、水圧転写槽11とワーク搬送部12とフィルム供給部13とを備えている。水圧転写槽11は、上面開放の直方体状をなし、図1における左寄り位置に区画壁11Aを備えている。そして、水圧転写槽11のうち区画壁11Aより右側の槽本体部11Hに水が満たされ、そこから溢れた水が区画壁11Aより左側の予備部11Bに受容される。また、その予備部11Bに受容された水は循環ポンプ14によって槽本体部11Hへと戻され、これにより槽本体部11H内の水面に予備部11Bに向かって流れる表面流11Rが形成されるようになっている。
ワーク搬送部12は、水圧転写槽11の上方で左右に並べられた1対の支持ローラ12A,12Aに搬送ベルト12Hを差し渡し、その搬送ベルト12Hの一部を内側から押圧ローラ12Bにて押して水圧転写槽11側に突出させた構造をなしている。また、搬送ベルト12Hは、槽本体部11Hの水面との対向面が、上記した表面流11Rと同一方向に移動するように回転駆動されるようになっている。さらに、搬送ベルト12Hには、複数のワーク治具15が備えられ、図示しないロボットにてワーク治具15にワークWを着脱することができる。
フィルム供給部13には、芯材17に水圧転写フィルム18を巻回してなるフィルムロール18Rが2つ横並びに配置されて、回転可能に支持されている。水圧転写フィルム18は、水溶性の組成物で構成され、表側面に模様(例えば、木目模様、マーブル模様)が塗料にて印刷されている。また、フィルム供給部13には、フィルムロール18R,18Rを上方から覆うようにフィルムコンベア16が備えられ、そのフィルムコンベア16は、水圧転写槽11の右側端部に向かって緩やかに下るように傾斜している。
さらには、フィルム供給部13には、任意の一方のフィルムロール18Rから引き出した水圧転写フィルム18をその印刷面(上記した表側面)を下にした状態で水圧転写槽11から離れる側に取り回してから上側に折り返し、フィルムコンベア16上へと案内する複数のガイドローラが備えられている。
そして、水圧転写フィルム18は、フィルムコンベア16上に印刷面を上にした状態に配置されて、水圧転写槽11の槽本体部11H内に送給される。これにより、水圧転写フィルム18が水に溶けて塗料が水圧転写フィルム18から分離し、水圧転写槽11内の水面に浮かぶ。その状態で水圧転写槽11内にワーク搬送部12によりワークWを突入させることで、ワークWに塗料による模様が水圧転写される。
さて、フィルム供給部13には、水圧転写フィルム18から塗料を分離し易くするために活性剤液19を水圧転写フィルム18に塗布する活性剤塗布装置30が備えられている。詳細には、フィルムロール18Rから水圧転写フィルム18が水圧転写槽11から離れる側に引き出された部分には、水圧転写フィルム18を下方から支持する1対のガイドローラ21,22が備えられると共に、それらガイドローラ21,22の間で水圧転写フィルム18を下方に向けて付勢するテンショナー23が設けられている。そして、そのテンショナー23より下流側のガイドローラ22と、水圧転写フィルム18が上側に折り返される部分のガイドローラ24との間に活性剤塗布装置30が配置されている。
図2(A)に示すように、活性剤塗布装置30には、第1と第2のフィルム挟持部31,32が備えられ、第1のフィルム挟持部31が第2のフィルム挟持部32より上流側に配置されている。そして、第1及び第2の各フィルム挟持部31,32は、それぞれ水圧転写フィルム18を下方に押圧する上ローラ33と、上ローラ33の真下に配置された下ローラ34と、その下ローラ34の下方に配置されかつ活性剤液19を貯留している活性剤液収容器35とをそれぞれ有している。
下ローラ34は、例えば、図3に示すように水圧転写フィルム18に接触するローラ本体34Hの両端部の中心からローラ本体34Hより小径の中継軸部34A,34Aを延長し、それら中継軸部34A,34Aの中心部から中継軸部34Aより小径の摺動軸部34B,34Bを延長し、さらに、一方の摺動軸部34Bの端部にギヤ34Cを備えた構造をなしている。
また、活性剤塗布装置30には、水圧転写フィルム18の送給方向と直行する水平方向で対向する1対の対向壁36,36が備えられている。そして、それら対向壁36,36の上端部に、それぞれU字形の滑り軸受部37が2つずつ設けられ、各下ローラ34は、対向壁36,36の間に差し渡されかつ両端部の摺動軸部34B,34Bを滑り軸受部37,37に受容されることで回転可能に支持されている。
また、一方の対向壁36には、両滑り軸受部37,37の下方に出力ギヤ38,38が回転可能に支持され、各下ローラ34が滑り軸受部37,37に回転可能に支持された状態でその下ローラ34のギヤ34Cが出力ギヤ38に連結される。また、両出力ギヤ38,38には、アイドルギヤ39,39を介して共通の駆動ギヤ40が連結されている。そして、駆動ギヤ40が図示しないモータの動力によって回転駆動され、これにより、両下ローラ34,34が同一方向に回転駆動される。
さらに、1対の対向壁36,36の間には、各下ローラ34の下方に、エアアクチュエータ41Aによって上下動可能な容器台41がそれぞれ備えられ、その容器台41の上に活性剤液収容器35が載置されている。活性剤液収容器35は、上面が開放した横長のトレイ構造をなしていて、その内側に水圧転写フィルム18から塗料を分離し易くさせる活性剤液19が収容されている。そして、容器台41を下げた状態で容器台41上で活性剤液収容器35をスライドさせて下ローラ34の下方に配置することができ、容器台41を上げると、下ローラ34におけるローラ本体34Hが活性剤液収容器35内に浸された状態になる。
第1と第2のフィルム挟持部31,32の上ローラ33は、図4に示すように、ローラ本体33Hの両端部から支持軸33A,33Aを突出した構造をなし、それら支持軸33A,33Aが門形の可動フレーム42の両脚部42A,42Aに回転可能に支持されている。また、可動フレーム42は、門型の固定フレーム43の内側に配置されて上下動可能にガイドされている。さらには、可動フレーム42と固定フレーム43の天井部42J,43Jの間にエアシリンダ45が設けられ、このエアシリンダ45により上ローラ33が可動フレーム42と共に上下に駆動されるようになっている。
図5には、第1と第2のフィルム挟持部31,32に備えた両エアシリンダ45,45に接続されたエア供給回路が示されている。エアシリンダ45には、直動ロッド45Rを押し出すための圧縮エアの前進用入力部45Aと、直動ロッド45Rを後退させるための圧縮エアの後退用入力部45Bとが備えられていて、第1のフィルム挟持部31におけるエアシリンダ45の前進用入力部45Aと、第2のフィルム挟持部32におけるエアシリンダ45の後退用入力部45Bとが電磁三方弁46の一方の出力口に接続されると共に、第1のフィルム挟持部31におけるエアシリンダ45の後退用入力部45Bと、第2のフィルム挟持部32におけるエアシリンダ45の前進用入力部45Aとが電磁三方弁46の他方の出力口に接続されている。
そして、図示しない操作スイッチを作業者が操作することにより、コンプレッサ等のエア供給源からの圧縮エアが電磁三方弁46の何れかの出力口から出力されて、第1と第2のフィルム挟持部31,32のうちの任意の一方の上ローラ33が上下方向の可動範囲の上端位置に配置される一方、他方の上ローラ33が上下方向の可動範囲の下端位置に配置される。そして、図2(A)及び図2(B)に示すように、上ローラ33が下端位置に配置されたときには、ガイドローラ22とガイドローラ24との間の水圧転写フィルム18を下ローラ34に押しつけ、上ローラ33が上端位置に配置されたときには、ガイドローラ22,24との間の水圧転写フィルム18を下ローラ34から離間させる。
なお、本実施形態では、可動フレーム42と固定フレーム43とエアシリンダ45とから本発明の「ローラ昇降手段」が構成され、両エアシリンダ45,45が「ローラ中心保持手段」及び「複数の直動駆動源」に相当し、電磁三方弁46が「強制択一手段」に相当する。
本実施形態の水圧転写システム10の活性剤塗布装置30の構成に関する説明は、以上である。次に、この活性剤塗布装置30の作用効果について説明する。本実施形態の活性剤塗布装置30では、例えば、図2(B)に示すように、第1のフィルム挟持部31を使用して水圧転写システム10を稼働させている間に、第2のフィルム挟持部32の使用の準備を済ませ、図2(A)に示すように、第1のフィルム挟持部31から第2のフィルム挟持部32の使用に切り替えた後に、第1のフィルム挟持部31の下ローラ34の清掃等を行うことができる。第2のフィルム挟持部32から第1のフィルム挟持部31の使用に切り替える場合も同様である。これにより、下ローラ34の清掃等を水圧転写システム10を停止させずに行うか、従来より短い停止時間で行うことができ、水圧転写システム10の生産性が高くなる。また、本実施形態の活性剤塗布装置30では、第1と第2のフィルム挟持部31,32の任意の一方の上ローラ33のみが下端位置に配置されるように構成されているので、第1と第2の両フィルム挟持部31,32の活性剤液19,19を混ぜてはいけない場合に人為的ミスを防ぐことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態の活性剤塗布装置30は、第1及び第2の2つのフィルム挟持部31,32を有していたが、3つ以上のフィルム挟持部を有していてもよい。
(2)前記実施形態の活性剤塗布装置30は、第1及び第2のフィルム挟持部31,32のエアシリンダ45,45が連動して動作し、第1及び第2のフィルム挟持部31,32の何れか一方の上ローラ33のみが択一的に上端位置及び下端位置に移動する構造になっていたが、第1及び第2のフィルム挟持部31,32の両方のエアシリンダ45,45を別個に動作させる構造にして、両上ローラ33,33を同時に上端位置及び下端位置に移動できるようにしてもよい。
(3)前記実施形態では、上ローラ33が上下に直動する構造であったが、上ローラが円弧を描きながら上下動する構造であってもよい。例えば、1対の上ローラが両端部に回転可能に取り付けられたシーソー部材を設けて、そのシーソー部材を一方に傾けると、一方の上ローラがその下方の下ローラとの間で水圧転写フィルムを挟む一方、他方の上ローラがその下方の下ローラから水圧転写フィルムを離間させ、シーソー部材を他方に傾けると、他方の上ローラが下ローラとの間で水圧転写フィルムを挟む一方、一方の上ローラが下ローラから水圧転写フィルムを離間するように構成してもよい。
10 水圧転写システム
11 水圧転写槽
18 水圧転写フィルム
19 活性剤液
30 活性剤塗布装置
31 第1のフィルム挟持部
32 第2のフィルム挟持部
33 上ローラ
34 下ローラ
35 活性剤液収容器
42 可動フレーム(ローラ昇降手段)
43 固定フレーム(ローラ昇降手段)
45 エアシリンダ(ローラ昇降手段,ローラ中心保持手段,直動駆動源)
46 電磁三方弁(強制択一手段)

Claims (3)

  1. 水圧転写槽に向けて送給される水圧転写フィルムを下方に押圧する上ローラと、前記上ローラとの間で前記水圧転写フィルムを挟んだ状態で前記上ローラに対して対称回転する下ローラと、前記下ローラの下方に配置されて活性剤液を貯留し、前記下ローラを前記活性剤液に浸す活性剤液収容器とを有してなるフィルム挟持部を備えて、
    前記下ローラを介して前記活性剤液を前記水圧転写フィルムに塗布することで、前記水圧転写フィルムに印刷されている模様の塗料を前記水圧転写フィルムから分離し易くする水圧転写システムの活性剤塗布装置において、
    複数の前記フィルム挟持部と、
    各前記フィルム挟持部の前記上ローラを、前記下ローラに前記水圧転写フィルムを押し付ける下端位置と、前記下ローラから前記水圧転写フィルムを離間させる上端位置との間で上下動可能に支持するローラ昇降手段と、
    任意の1つの前記フィルム挟持部の前記上ローラを前記下端位置に保持しかつその他の前記フィルム挟持部の前記上ローラを前記上端位置に保持可能とするローラ中心保持手段とを備えたことを特徴とする水圧転写システムの活性剤塗布装置。
  2. 前記複数のフィルム挟持部の前記上ローラが同時に前記下端位置に配置されることを規制する強制択一手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の水圧転写システムの活性剤塗布装置。
  3. 前記フィルム挟持部毎に前記ローラ中心保持手段として設けられかつ、前記上ローラを上下に移動することが可能な複数の直動駆動源と、
    任意の1つの前記フィルム挟持部を選択するための選択操作スイッチと、
    前記選択操作スイッチにて選択された1つの前記フィルム挟持部の前記上ローラが前記下端位置に移動し、その他の前記フィルム挟持部の前記上ローラが前記上端位置に移動するように前記複数の直動駆動源を動作させる前記強制択一手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の水圧転写システムの活性剤塗布装置。
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