JP2016046709A - 電気音響変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一対の湾曲面で形成され、湾曲面どうしの間で谷部を形成する振動体の当該谷部の延伸方向へ指向特性の主軸を傾けられる電気音響変換器を提供する。
【解決手段】振動体20は、振動板20Aと振動板20Bとの接合部の上端側に平面コイルを有する。平面コイルにオーディオ信号を供給すると、振動体20が前後方向に振動する。振動体20は弾性を有しており、振動体20の上端側の振動が下端側に遅れて伝わり、振動体20の下端部分の振動は、上端部分より位相が遅れる。上下方向で振動に位相差があると、振動体20から発生する音波は、その進行方向が下側に傾く。
【選択図】図1
【解決手段】振動体20は、振動板20Aと振動板20Bとの接合部の上端側に平面コイルを有する。平面コイルにオーディオ信号を供給すると、振動体20が前後方向に振動する。振動体20は弾性を有しており、振動体20の上端側の振動が下端側に遅れて伝わり、振動体20の下端部分の振動は、上端部分より位相が遅れる。上下方向で振動に位相差があると、振動体20から発生する音波は、その進行方向が下側に傾く。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気音響変換器に関する。
特許文献1には、曲面状に形成された振動板を用いた電気音響変換器が開示されている。この電気音響変換器においては、振動板において磁気ギャップ内に位置する平板状の部分には、磁気ギャップの長手方向に沿って、直線状の導電体パターンが設けられている。この導電体パターンにオーディオ信号を流すと、オーディオ信号の電流と磁気ギャップの磁界とによって駆動力が発生し、この駆動力によって平板状の部分が振動することにより、振動板から音が放音される。放音される音は、平板状の部分の全体が駆動されることで、正面方向へ放音される。
特許文献1の電気音響変換器では、指向特性の主軸の方向は電気音響変換器の正面方向となる。なお、指向特性の主軸とは、主要な指向特性(メインローブ)が示す方向のことである。電気音響変換器の設置環境によっては、指向特性の主軸を傾けて正面方向以外としたい場合があるが、特許文献1の電気音響変換器では、正面方向以外には指向特性の主軸を傾けることができない。電気音響変換器の向きを変えることにより指向特性の主軸の方向を調整することも可能であるが、電気音響変換器の設置環境によっては向きを変えることが困難な場合もある。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、一対の湾曲面で形成され、湾曲面どうしの間で谷部を形成する振動体の当該谷部の延伸方向へ指向特性の主軸を傾けられる電気音響変換器を提供することを目的とする。
本発明は、一対の縦割り筒状面が並列に形成されるとともに、隣接する前記縦割り筒状面どうしの間で谷部を形成する振動体と、前記谷部の延伸方向の一端側に配置され、前記谷部の深さ方向に沿う振動と該振動に対応する電気信号との変換を行う変換部と、前記振動体を前記谷部の深さ方向に振動可能に支持する支持部とを有する電気音響変換器を提供する。
本発明においては、前記変換部は、エアギャップを有する磁気回路と、前記振動体に設けられ、前記エアギャップ内に位置して前記電気信号が流れるコイルとを有し、前記磁気回路または前記コイルが前記谷部の延伸方向の一端側に配置される構成としてもよい。
また、本発明においては、前記振動体は、前記谷部の延伸方向の他端側に前記振動体の振動を制動する制動部材を有する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記振動体を複数有し、複数の振動体は前記谷部の延伸方向に配置され、前記複数の振動体毎に前記変換部を有し、各変換部の電気信号は、対応する振動体が配置された位置に応じて遅延処理がなされる構成としてもよい。
本発明によれば、電気音響変換器において、一対の湾曲面で形成され、湾曲面どうしの間で谷部を形成する振動体の当該谷部の延伸方向へ指向特性の主軸を傾けることができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ1(電気音響変換器)の外観図、図2は、スピーカ1の正面図、図3は、図2のA−A線断面図である。また、図4は、図3のB−B線断面図である。図においては、直交するX軸、Y軸およびZ軸で方向を示しており、スピーカ1を正面から見たときの左右方向をX軸の方向、前後方向をY軸の方向、高さ(上下)方向をZ軸の方向としている。以下の説明においては、説明の便宜上、X軸の正方向側を右側、X軸の負方向側を左側、Y軸の正方向側を前側、Y軸の負方向側を後側、Z軸の正方向側を上側、Z軸の負方向側を下側と称する場合がある。なお、図中の各部材の寸法は、各部材の形状や位置関係を容易に理解できるように実際の寸法とは異ならせてある。
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ1(電気音響変換器)の外観図、図2は、スピーカ1の正面図、図3は、図2のA−A線断面図である。また、図4は、図3のB−B線断面図である。図においては、直交するX軸、Y軸およびZ軸で方向を示しており、スピーカ1を正面から見たときの左右方向をX軸の方向、前後方向をY軸の方向、高さ(上下)方向をZ軸の方向としている。以下の説明においては、説明の便宜上、X軸の正方向側を右側、X軸の負方向側を左側、Y軸の正方向側を前側、Y軸の負方向側を後側、Z軸の正方向側を上側、Z軸の負方向側を下側と称する場合がある。なお、図中の各部材の寸法は、各部材の形状や位置関係を容易に理解できるように実際の寸法とは異ならせてある。
スピーカ1は、大別すると、筐体、磁気回路、磁気回路を支持する支持部材及び振動体で構成されている。天板10A、底板10B、側板10C、側板10D、側板10Eは、例えば、木材を矩形に加工した板であり、スピーカ1の筐体を形成する。上下方向で互いに向かい合う天板10Aと底板10Bとの間には、X軸方向で互いに向かい合う側板10Cと側板10Eが配置され、後側には側板10Dが配置されており、各側板の上下方向の端面は、天板10Aと底板10Bに固着されている。なお、各板の材質は木材に限定されるものではなく、合成樹脂などであってもよい。
支持部材60A,60Bは、磁石30A,30Bを支持する部材であり、例えば合成樹脂の角棒である。磁石30A、30Bおよび後述するヨーク40A、40B40Dおよび40Eにより、本実施形態に係る磁気回路を構成する。支持部材60Aは、長手方向の一端が側板10Eに固定され、他端に磁石30Aが固定されており、支持部材60Bは、長手方向の一端が側板10Cに固定され、他端に磁石30Bが固定されている。
磁石30A,30Bは、直方体の永久磁石である。磁石30Aは、図4に示したように、支持部材60Aによって側面がZ軸方向に沿うように配置され、上側から見ると、N極が前側となり、S極が後側となっている。また、磁石30Bは、支持部材60Bによって側面がZ軸方向に沿うように配置され、上側から見ると、N極が後側となり、S極が前側となっている。
ヨーク40A,40B,40D,40Eは、磁石30A,30Bの磁力線の経路を制御する部材である。本実施形態においては、各ヨークは矩形の鉄の板である。ヨーク40Aは、磁石30AのN極に接着され、ヨーク40Bは、磁石30AのS極に接着されている。また、ヨーク40Dは、磁石30BのS極に接着され、ヨーク40Eは、磁石30BのN極に接着されている。
このように、磁石30A,30B、ヨーク40A,40B,40D,40Eを配置することにより、スピーカ1の筐体内に磁気回路が形成される。なお、ヨーク40Aに磁石30AのN極が接し、ヨーク40Aに対してエアギャップを挟んで位置するヨーク40Dには磁石30BのS極が接しているため、ヨーク40Aとヨーク40Dとの間では、磁界の向きはヨーク40Aからヨーク40Dへ向かう方向となる。また、ヨーク40Bに磁石30AのS極が接し、ヨーク40Bとエアギャップを挟んで位置するヨーク40Eには磁石30BのN極が接しているため、ヨーク40Bとヨーク40Eとの間では、磁界の向きは、ヨーク40Eからヨーク40Bへ向かう方向となる。
振動体20は、振動板20Bと、平面コイル100を有する振動板20Aとで構成されている。振動板20Aと振動板20Bは、矩形で弾性を有する合成樹脂のフィルムであるが、その材質は限定されず、スピーカの振動板として一般的に用いられる合成樹脂、紙、金属等の材料を用いることができる。振動板20Aは、前側の端部が側板10Eの前側の端部に固定され、振動板20Bは、前側の端部が側板10Cの前側の端部に固定されている。従って、振動板20A及び振動板20Bは、それぞれの前側の端部は変位せず、湾曲した面が屈曲振動することで谷部の深さ方向に振動可能となる。ここで、振動板20Aが固定される側板10Eの端部とおよび振動板20Bが固定される側板10Cの端部は、振動体を振動可能に支持する本発明に係る支持部に相当する。また、振動板20A,20Bは、後側となる部分が互いに接着されており、図3に示したように、接着された後側の部分(以下、接合部分80と称する)がヨーク40Aとヨーク40Dとの間のエアギャップ内と、ヨーク40Bとヨーク40Eとの間のエアギャップ内に位置するように撓められている。
つまり、振動板20Aは、図3に示したように上側から見ると、固定されている前側部分から接合部分80に向かうに従って側板10Eから漸次離間するように湾曲している。また、振動板20Aは、接合部分80が延伸する上下方向には湾曲してない。これにより、振動板20Aは、筒状の部材を筒部の軸方向に割って得られる縦割り筒状の形状となっている。以下、縦割り筒状の形状の表面を縦割り筒状面という。同様に、振動板20Bも、図3に示したように上側から見ると、固定されている前側部分から接合部分80に向かうに従って側板10Cから漸次離間するように湾曲しており、振動板20Aと同じ縦割り筒状の形状となっている。
振動板20Aと振動板20Bにおいてエアギャップ内に位置する部分は、各ヨークに対しては非接触となっている。前述の通り、振動板20Aと振動板20Bとが、X軸方向に並び、後ろ側となる部分が互いに接着されることにより、振動体20は、縦割り筒状面が並列な形状となる。そして、振動板20Aと振動板20Bとの間には、縦割り筒状面の上下方向に沿って、直線状に延伸する谷部が形成される。振動板20Aと振動板20Bは、図3に示すように、上側から見て、振動板20Aと振動板20Bとが共通の接線Lを有し、且つ、この接線Lに対して線対称に形成することが好ましいが、本発明においては、必ずしも線対称でなくてもよい。
また、縦割り筒状面は、必ずしも単一円弧面でなくてもよく、複数の曲率を連続させたもの、上側から見た断面が放物線形状やスプライン曲線など曲率が一定ないし連続的に変化するもの、角筒状面としたもの、階段状に複数の段差部を有する形状としたものなどを採用することができる。
振動板20Aと振動板20Bにおいてエアギャップ内に位置する部分は、各ヨークに対しては非接触となっている。前述の通り、振動板20Aと振動板20Bとが、X軸方向に並び、後ろ側となる部分が互いに接着されることにより、振動体20は、縦割り筒状面が並列な形状となる。そして、振動板20Aと振動板20Bとの間には、縦割り筒状面の上下方向に沿って、直線状に延伸する谷部が形成される。振動板20Aと振動板20Bは、図3に示すように、上側から見て、振動板20Aと振動板20Bとが共通の接線Lを有し、且つ、この接線Lに対して線対称に形成することが好ましいが、本発明においては、必ずしも線対称でなくてもよい。
また、縦割り筒状面は、必ずしも単一円弧面でなくてもよく、複数の曲率を連続させたもの、上側から見た断面が放物線形状やスプライン曲線など曲率が一定ないし連続的に変化するもの、角筒状面としたもの、階段状に複数の段差部を有する形状としたものなどを採用することができる。
図5は、平面コイル100の配置位置を示した図である。平面コイル100は、断面が円形の導線(導体)が渦巻状に配置されたコイルである。図5に示したように、平面コイル100は、振動板20Aの後側において、上下方向の上端側に配置されている。平面コイル100は、直線状の部分を有し、前側にある直線状の部分は、ヨーク40Aとヨーク40Dとの間に位置し、後側にある直線状の部分は、ヨーク40Bとヨーク40Eとの間に位置する。なお、平面コイル100を形成する導線は、断面が円形の導線に限定されるものではなく、帯状の導線であってもよい。平面コイルの導線の両端には、図示省略したリード線が接続されている。なお、平面コイル100は、振動板20Aではなく振動板20Bに設けられていてもよい。
図6は、平面コイル100と、磁気回路を構成する磁石30A、磁石30B、ヨーク40A,40B,40D,40Eとを模式的に示した図である。平面コイル100と上述の磁気回路は、振動体20を駆動するアクチュエータ(変換部)として機能する。ヨーク40Aとヨーク40Dとの間では、磁界の向きは、ヨーク40Aからヨーク40Dへ向かう方向となっており、ヨーク40Bとヨーク40Eとの間では、磁界の向きは、ヨーク40Eからヨーク40Bへ向かう方向となっている。この状態で、図6に示した矢印の方向へ電流が流れると、平面コイル100においてヨーク40Aとヨーク40Dとの間にある部分には下向きに電流が流れる。この場合、フレミングの左手の法則により、平面コイル100においてヨーク40Aとヨーク40Dとの間にある部分には、Y軸の正方向側(前側)に力が作用する。また、図6に示した矢印の方向へ電流が流れると、平面コイル100においてヨーク40Bとヨーク40Dとの間にある部分には上向きに電流が流れる。ここでも、フレミングの左手の法則により、平面コイル100においてヨーク40Bとヨーク40Dとの間にある部分には、Y軸の正方向側(前側)に力が作用する。なお、図6に示した方向と逆の方向へ電流が流れると、平面コイル100に作用する力の方向は、Y軸の負方向側(後側)となる。
平面コイル100は、オーディオ信号の電流の変化に応じて変位する。平面コイル100は、振動板20Aに固定されており、且つ、振動板20Aにおいて平面コイル100が固定されている部分は、振動板20Bに接着されているため、振動体20において平面コイル100がある部分が変位する。平面コイル100が固定されている部分は、オーディオ信号に応じてY軸の正方向又は負方向へ変位し、その変位方向が逐次変わることによって振動となり、その振動状態(振動数、振幅、位相)に応じた音波が振動体20から発生する。
本実施形態においては、振動体20は弾性を有しており、接合部分80において平面コイル100がない部分、即ち、図5において平面コイル100より下側の部分には、平面コイル100がある部分の振動が遅れて伝わるため、接合部分80において平面コイル100がない部分(下側)の振動は、平面コイル100がある部分の振動より位相が遅れることとなる。そして、接合部分80において上下方向で振動に位相差があると、振動体20から発生する音波は、その進行方向(音波の波面の法線方向)が下側に傾くこととなる。つまり、指向特性の主軸が正面以外の方向に傾くこととなる。
具体的には、例えば、空気中の音速をCa(m/s)、振動体20を伝わる音速をCpx(m/s)(一般にCpx>Caとなる)とした場合、図7に示したように、接合部分の下側では上側と比較して振動に位相の遅れが生じ、接合部分80から発生する音波の波面とZ軸とのなす角度α(度)は、数1で示した式の角度となる。
この式によれば、例えば、Z軸と波面とのなす角度αを30度とする場合、振動体20を伝わる音速が空気中の音速の2倍の速さとなるように振動体20の材質を設定すれば、スピーカアレイのように複数のスピーカや信号遅延処理回路を設けなくとも、スピーカ1から発生する音波は、下側へ30度傾いて進むこととなり、指向特性の主軸を正面方向以外の方向へ傾けることとなる。また、スピーカアレイのように、複数のスピーカを必要とせずに、ひとつのスピーカで指向特性の制御が可能となる。なお、接合部分80から発生する音波の波面とZ軸とのなす角度αを30度以外の角度にする場合には、所望の角度となるように振動体20の材質を適宜選択すればよい。
なお、上述した実施形態においては、磁石30B、ヨーク40D及びヨーク40Eを設けない構成としてもよい。図8は、磁石30B、ヨーク40D及びヨーク40Eを設けない構成の一例を示した図である。本変形例においては、ヨーク40Cとヨーク40A及びヨーク40Bとの間にエアギャップ70ができるように、矩形の板状のヨーク40Cを支持部材60Bで支持する。この構成においては、ヨーク40Aとヨーク40Cとの間では、磁界の向きはヨーク40Aからヨーク40Cへ向かう方向となり、ヨーク40Bとヨーク40Eとの間では、磁界の向きはヨーク40Cからヨーク40Bへ向かう方向となる。つまり、上述した実施形態と磁界の向きが同じとなるため、上述の実施形態と同様に振動体20を駆動することができる。
また、上述した実施形態においては、平面コイル100と磁気回路で構成される変換部は、振動体20の谷部の延伸方向の一方の端側に位置しているが、本発明においては、変換部が位置する一方の端側とは、振動体20の谷部の延伸方向の端部近傍に限定されるものではなく、振動体20の谷部の延伸方向の中央より端側にずれた位置も含む。
また、上述した実施形態においては、平面コイル100と磁気回路で構成される変換部は、振動体20の谷部の延伸方向の一方の端側に位置しているが、本発明においては、変換部が位置する一方の端側とは、振動体20の谷部の延伸方向の端部近傍に限定されるものではなく、振動体20の谷部の延伸方向の中央より端側にずれた位置も含む。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るスピーカ1Aについて、図9−図13を用いて説明する。この実施形態のスピーカ(電気音響機器)は、振動体1001と、この振動体1001を往復駆動するアクチュエータ(変換部)1002と、これら振動体1001及びアクチュエータ1002を支持するための支持枠1003と、振動体1001を振動可能に支持するエッジ部1004とを備えている。なお、本実施形態における支持部は、以下の説明においては、説明の便宜上、図9においてエッジ部1004が設けられている側を上、アクチュエータ1002が設けられている側を下とするように上下方向を設定し、後述するように矩形状に形成されている支持枠1003の長辺方向を縦方向、短辺方向を横方向とする。また、上方を向く面を表面、下方を向く面を裏面とし、さらに、図示したように、縦方向をX方向、横方向をY方向、上下方向をZ方向と称する場合もあるものとする。
次に、本発明の第2実施形態に係るスピーカ1Aについて、図9−図13を用いて説明する。この実施形態のスピーカ(電気音響機器)は、振動体1001と、この振動体1001を往復駆動するアクチュエータ(変換部)1002と、これら振動体1001及びアクチュエータ1002を支持するための支持枠1003と、振動体1001を振動可能に支持するエッジ部1004とを備えている。なお、本実施形態における支持部は、以下の説明においては、説明の便宜上、図9においてエッジ部1004が設けられている側を上、アクチュエータ1002が設けられている側を下とするように上下方向を設定し、後述するように矩形状に形成されている支持枠1003の長辺方向を縦方向、短辺方向を横方向とする。また、上方を向く面を表面、下方を向く面を裏面とし、さらに、図示したように、縦方向をX方向、横方向をY方向、上下方向をZ方向と称する場合もあるものとする。
振動体1001は、矩形で弾性を有する合成樹脂のフィルムで形成されているが、その材質は限定されず、スピーカの振動板として一般的に用いられる合成樹脂、紙、金属等の材料を用いることができる。振動体1001は、一対の縦割り筒状面1005が横方向に並列に形成されるとともに、隣接する縦割り筒状面1005の一方の側部どうしの間で谷部1006を形成した表面形状とされている。図示例の振動体1001は、縦割り筒状面1005に沿って湾曲形成された一対の湾曲板1011と、これら湾曲板1011を連結する連結板1012とにより構成されており、両湾曲板1011の谷部1006を形成している側部どうしが接合された状態とされている。連結板1012は、その谷部1006の両端に、谷部1006全体を塞ぐように設けられている。なお、この振動体1001においては、谷部1006の延在方向が縦方向、これと直交する方向が横方向である。
また、湾曲板1011の縦割り筒状面1005は、必ずしも単一円弧面でなくてもよく、複数の曲率を連続させたもの、縦割り筒状面1005の周方向(横方向)に沿う断面が放物線形状やスプライン曲線など曲率が一定ないし連続的に変化するもの、角筒状面としたもの、階段状に複数の段差部を有する形状としたものなどを採用することができ、一方向(縦割り筒状面1005の周方向:横方向)に湾曲し、その一方向と直交する方向(縦割り筒状面1005の縦方向)へは直線状となっている。そして、一対の湾曲板1011が、その凸となる方向を同じ表面側に向けて並列に配置されるとともに、隣接する側部どうしが、接線方向を共通にした状態で接合されている。両湾曲板1011の接合部1013は、両湾曲板1011の一側部を接着するなどにより、例えば帯板状に形成される。そして、この接合部1013に沿って、両湾曲板1011の間に、縦割り筒状面1005の縦方向に沿う直線状に谷部1006が形成されている。また、均一な再生音を得るために、図12に示すように、両湾曲板1011を接合部1013の共通の接線Lに対して線対称に形成することが好ましい。ただし、本発明においては、必ずしも線対称でなくてもよい。
アクチュエータ1002としては、例えばボイスコイルモータが用いられ、ボイスコイルモータは、湾曲板1011の接合部1013に設けられたボイスコイル1020と、支持枠1003に固定された磁石機構1021とにより構成される。図9及び図10に示す例では、湾曲板1011の接合部1013の縦方向の一端部分に1個のアクチュエータ1002が設けられている。
ボイスコイル1020は、円筒状のボビン1020aの回りにコイル1020bが巻回されたものであり、その直径方向に湾曲板1011の接合部1013が配置されるように、ボイスコイル1020の上端と接合部1013の下縁とが接着剤等を介して固着されている。そして、このボイスコイル1020の外周部がダンパー1022を介して支持枠1003に支持されており、ボイスコイル1020は支持枠1003に対してボイスコイル1020の軸方向に沿って往復移動自在である。ダンパー1022は一般的なダイナミックスピーカに用いられる材料のものを適用することができる。
磁石機構1021は、環状の磁石1023と、この磁石1023の一方の極に固定されたリング状のアウターヨーク1024と、他方の極に固定されたインナーヨーク1025とを備えており、インナーヨーク1025の中心のポール部1025aの先端部がアウターヨーク1024内に配置されることにより、これらアウターヨーク1024とインナーヨーク1025との間に、環状に磁気ギャップ1026が形成され、この磁気ギャップ1026内にボイスコイル1020の端部が挿入状態に配置されている。
ダンパー部材1050は、スポンジ状の合成樹脂を円筒形状に形成したものであり、振動を軽減する部材の一例である。ダンパー部材1050の底面は、支持枠1003に接着されている。また、ダンパー部材1050は、その直径方向に湾曲板1011の接合部1013端部が配置されるように、上面と接合部1013の下縁とが接着剤等を介して固着されている。
支持枠1003は、例えば金属材により成形され、図示例では、矩形の枠状に形成されたフランジ部1030と、フランジ部1030の下方に延びる複数のアーム部1031と、これらアーム部1031の下端にアクチュエータ1002の個数分の環状フレーム部1032とを備えている。そして、そのフランジ部1030内の空間に、谷部1006がフランジ部1030の長辺方向と平行となるように振動体1001が配置され、振動体1001の周縁部、つまり両湾曲板1011の接合部1013とは反対側の側部の上端部がエッジ部1004を介してフランジ部1030の上面に支持されている。したがって、エッジ部1004は、振動体1001の周縁部に対応して矩形の枠状に形成される。このエッジ部1004も、一般的なダイナミックスピーカに用いられている材料のものを適用することができる。本発明において、振動体1001を谷部1006の深さ方向(Z方向)に振動可能に支持する支持部は、この実施形態では、支持枠1003とエッジ部1004によって構成される。従って、振動体1001は、両湾曲板1011だけでなく、その周縁部も谷部の深さ方向(Z方向)に振動可能となり、振動体1001の全体が谷部1006の深さ方向(Z方向)に振動可能となる。
この支持枠1003に振動体1001を取り付けた状態において、縦割り筒状面1005は、図12に示すように、湾曲板1011とエッジ部1004との接続端どうしを結ぶ線(図示例では、接続端における接線となる)を境界線Hとするとき、接続端から谷部1006に向かうにしたがって境界線Hから漸次離間する方向に湾曲する。前述したように、縦割り筒状面1005は、単一円弧面だけでなく、複数の曲率を連続させたもの、断面が放物線形状やスプライン曲線など曲率が一定ないし連続的に変化するもの、角筒状面としたもの、階段状に複数の段差部を有する形状としたものなどを採用することができるが、エッジ部1004との接続端どうしを結ぶ境界線Hを超えない形状の凸面とするのが好ましい。
なお、湾曲板1011の接合部1013は、両湾曲板1011の一側部どうしを接着して帯板状に形成する形態としたが、図14に示すように、一枚のフィルムから接合部となる中央部を折り返し状態に成形することにより、両湾曲板1011の間に折り返し状態に断面V字状又はU字状の接合部1016を形成する形態とすることも可能である。
いずれの形態の場合も、縦割り筒状面1005は、エッジ部1004との接続端どうしを結ぶ境界線Hを超えない凸面とするのが好ましい。また、本実施形態では両縦割り筒状面1005が接合部1013で共通の接線Lを有する形状としたが、この接線は必ずしも一対の縦割り筒状面で一致していなくてもよく、図14に示すように、接合部が縦割り筒状面1005の横方向に幅を有していることにより、各縦割り筒状面1005が相互に平行な接線L1,L2に沿って形成される場合も含むものとする。この場合、各湾曲板1011は、両接線L1,L2の間の中心を通る線Mを中心として線対称に形成するのが好ましい。
いずれの形態の場合も、縦割り筒状面1005は、エッジ部1004との接続端どうしを結ぶ境界線Hを超えない凸面とするのが好ましい。また、本実施形態では両縦割り筒状面1005が接合部1013で共通の接線Lを有する形状としたが、この接線は必ずしも一対の縦割り筒状面で一致していなくてもよく、図14に示すように、接合部が縦割り筒状面1005の横方向に幅を有していることにより、各縦割り筒状面1005が相互に平行な接線L1,L2に沿って形成される場合も含むものとする。この場合、各湾曲板1011は、両接線L1,L2の間の中心を通る線Mを中心として線対称に形成するのが好ましい。
このように構成されたスピーカ1Aは、振動体1001に固定されたアクチュエータ1002のボイスコイル1020に音声信号に応じた駆動電流が流れると、その駆動電流によって生じる磁束変化と、磁気ギャップ1026内の磁界とにより、ボイスコイル1020に駆動電流に応じた駆動力が作用し、磁界と直交する方向(ボイスコイル1020の軸方向、図12では矢印で示す上下方向)にボイスコイル1020を振動させる。そして、このボイスコイル1020に接続されている振動体1001が、谷部1006の深さ方向に沿って振動し、その縦割り筒状面1005から振動による再生音が放射される。
なお、本実施形態においては、振動体1001は弾性を有しており、接合部1013のダンパー部材1050側には、ボイスコイル1020に接続された部分の振動が遅れて伝わるため、接合部1013のダンパー部材1050側の振動は、ボイスコイル1020に接続された部分より位相が遅れることとなる。そして、接合部1013において縦方向で振動に位相差があると、振動体1001から発生する音波は、その進行方向がX方向のマイナス側に傾くこととなる。
なお、音波の進行方向の傾きの角度は、上述した第1実施形態と同様に数1の式から求めることが可能であり、音波の進行方向の傾きの角度を所望の角度とする場合には、所望の角度を得られるCpxを求め、振動体1001を伝わる音速が求めたCpxとなる材質で振動体1001を形成すればよい。
なお、音波の進行方向の傾きの角度は、上述した第1実施形態と同様に数1の式から求めることが可能であり、音波の進行方向の傾きの角度を所望の角度とする場合には、所望の角度を得られるCpxを求め、振動体1001を伝わる音速が求めたCpxとなる材質で振動体1001を形成すればよい。
また、上述した実施形態においては、変換部であるアクチュエータ1002は、振動体1001の谷部の延伸方向の一方の端側に位置しているが、本発明においては、変換部が位置する一方の端側とは、振動体1001の谷部の延伸方向の端部近傍に限定されるものではなく、振動体1001の谷部の延伸方向の中央より端側にずれた位置も含む。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した第1実施形態においては、振動体20の前側の端部は、側板10Cと側板10Eに直接接着されて固定されているが、この構成に限定されるものではない。例えば、筐体の前側の端面に第2実施形態のエッジ部1004を配置し、振動体20の前側の端部をエッジ部1004で支持し、振動体20の前側の端部も振動体20の谷部の深さ方向に振動可能に支持する構成としてもよい。
また、第1実施形態の振動体20においては、図15に示したように、上下方向で平面コイル100がある側と反対側に、振動体20の振動を制動する制動部材110を貼り付けるようにしてもよい。また、第2実施形態の振動体1001においても、図15に示したのと同様に、縦方向においてアクチュエータ1002で駆動される側と反対側に制動部材110を貼り付けるようにしてもよい。これらの変形例によれば、振動体を伝わる振動が振動体の端部の側で抑制され、端部から反射する振動を抑えることができる。
また、第1実施形態の振動体20においては、図15に示したように、上下方向で平面コイル100がある側と反対側に、振動体20の振動を制動する制動部材110を貼り付けるようにしてもよい。また、第2実施形態の振動体1001においても、図15に示したのと同様に、縦方向においてアクチュエータ1002で駆動される側と反対側に制動部材110を貼り付けるようにしてもよい。これらの変形例によれば、振動体を伝わる振動が振動体の端部の側で抑制され、端部から反射する振動を抑えることができる。
上述した第1実施形態においては、スピーカは一つの振動体を有する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、複数の振動体を有する構成であってもよい。例えば、図16に示したように、複数の振動体の一例として2つの振動体20−1、20−2を上下方向に並べる構成としてもよい。図16に示した構成では、各振動体においては、平面コイル100が上側に位置し、各振動体に対応して磁気回路が設けられる。また、この構成においては、信号処理回路により、下側にある振動体20−2に供給するオーディオ信号を、上側にある振動体20−1に供給するオーディオ信号より遅延させる。なお、遅延時間は、振動体を伝わる音速の速さと、振動体の上下方向の長さに基づいて求めら、遅延時間をΔt、振動体20−1の上下方向の長さをLとした場合、Δt=−L/Cpxとなる。
また、第2実施形態の構成においても、図17に示したように、複数の振動体の一例として振動体1001A、1001Bを縦方向に並べる構成としてもよい。この構成の場合、アクチュエータ1002が各振動体に設けられる。振動体1001Aを駆動するアクチュエータ1002のボイスコイル1020は、図17において破線で示したように、振動体1001Aの接合部1013の右端に固着され、振動体1001Bを駆動するアクチュエータ1002のボイスコイル1020は、図17において破線で示したように、振動体1001Bの接合部1013の右端に固着される。この構成においては、信号処理回路により、振動体1001Aに供給するオーディオ信号を振動体1001Bに供給するオーディオ信号より遅延させる。
なお、振動体を複数備える構成にあっては、振動体の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上の振動体を備える構成であってもよい。
なお、振動体を複数備える構成にあっては、振動体の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上の振動体を備える構成であってもよい。
上述した第1実施形態においては、振動体を駆動する変換部として磁気回路と平面コイル100を用い、第2実施形態においては、振動体を駆動する変換部として、ボイスコイルモータを用い、電磁型の変換部を採用しているが、これらの変換部に替えて、圧電素子を用いた変換部や、静電型の変換部、磁歪型の変換部等を用いてもよい。
上述した第1実施形態においては、磁気回路及びコイル100が振動体20の谷部の延伸方向の一端側に配置されているが、この構成に限定されるものではない。例えば、磁気回路を第1実施形態と同じ位置に配置し、コイル100の上下方向の長さを第1実施形態のコイルより長くして一端側から他端側にかけてコイル100が配置される構成であってもよい。また、振動板20Aとコイル100の構成を第1実施形態と同じとし、磁気回路の上下方向の長さを振動体20の上下方向の長さと同等の長さとしてもよい。
上述した実施形態は、いずれも音を放音するスピーカであるが、上述した実施形態や変形例の構成は、電気音響変換器であるマイクロホンに適用することも可能である。本発明をスピーカに適用する場合は、平面コイルやボイスコイルモータ等の変換部が、音声信号に基づく電気信号を振動体の振動に変換するが、本発明をマイクロホンに適用する場合も、変換部として平面コイルやボイスコイルモータ等を用いることができる。その場合の変換部は、音波を受けて振動する振動体の振動を電気信号に変換する。そして、本発明を適用したマイクロホンは、縦割り筒状面が振動面であり、その振動体の全体が振動することにより、音を収音する。
1,1A…スピーカ、20…振動体、20A,20B…振動板、30A,30B…磁石、40A〜40E…ヨーク、60A,60B…支持部材、70…エアギャップ、80…接合部分、100…平面コイル、1001…振動体、1002…アクチュエータ(変換部)、1003…支持枠、1004…エッジ部、1005…縦割り筒状面、1006…谷部、1011…湾曲板、1013…接合部、1016…接合部、1020…ボイスコイル、1020a…ボビン、1020b…コイル、1021…磁石機構、1022…ダンパー、1023…磁石、1024…アウターヨーク、1025…インナーヨーク、1025a…ポール部、1026…磁気ギャップ、1030…フランジ部、1031…アーム部、1032…環状フレーム部、1035…支持部、1050…ダンパー部材
Claims (4)
- 一対の縦割り筒状面が並列に形成されるとともに、隣接する前記縦割り筒状面どうしの間で谷部を形成する振動体と、
前記谷部の延伸方向の一端側に配置され、前記谷部の深さ方向に沿う振動と該振動に対応する電気信号との変換を行う変換部と、
前記振動体を前記谷部の深さ方向に振動可能に支持する支持部と
を有する電気音響変換器。 - 前記変換部は、
エアギャップを有する磁気回路と、
前記振動体に設けられ、前記エアギャップ内に位置して前記電気信号が流れるコイルとを有し、
前記磁気回路または前記コイルが前記谷部の延伸方向の一端側に配置される
請求項1に記載の電気音響変換器。 - 前記振動体は、前記谷部の延伸方向の他端側に前記振動体の振動を制動する制動部材を有する
請求項1または請求項2に記載の電気音響変換器。 - 前記振動体を複数有し、
複数の振動体は前記谷部の延伸方向に配置され、
前記複数の振動体毎に前記変換部を有し、
各変換部の電気信号は、対応する振動体が配置された位置に応じて遅延処理がなされる
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014170417A JP2016046709A (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014170417A Pending JP2016046709A (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 電気音響変換器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016046709A (ja) |
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2014
- 2014-08-25 JP JP2014170417A patent/JP2016046709A/ja active Pending
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