JP2016046441A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体装置において、積層数を増やしても、外部端子数を積層数に比例し増やすことなく、積層された半導体チップの各層のIOを利用可能とし、また、同じIOを用いて、外部通信も、層間通信も行うことを可能とする。【解決手段】半導体装置であって、コア回路と、コア回路と接続される複数の入出力回路とをそれぞれが備える複数のチップがインタポーザ上で積層され、複数のチップの第1の接続手段と第2の接続手段とは、積層された上下のチップの間でそれぞれが上下で互いに接続され、複数のチップのうち、外部通信を行うチップの第2の接続手段がインタポーザと外部通信のために接続し該インタポーザが有する少なくとも1つの外部端子を介して実装基板と電気的に接続可能であり、外部通信を行わないチップの第2の接続手段は外部通信のためにインタポーザとは接続されず、各入出力回路ではコア回路と、第1の接続手段と電圧レベルの変換手段との接続を切替えることで、チップ間通信と外部通信とを切替える。【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置及びその制御方法に関する。
近年、デジタルカメラを始め各種デジタル機器において、軽薄短小化が進んでいる。それに伴い、半導体装置も小型化、高密度化が求められている。そこで、複数の半導体チップにおいて、各半導体チップに設けた貫通電極を、マイクロバンプを介し接続し、3次元積層構造とすることにより小型で高密度な実装を可能とした技術が注目されている。
同一デザインの半導体チップを積層した場合、平面視で同じ位置に設けられた貫通電極は、マイクロバンプを介し1本の配線として形成される。形成された配線をTSV(Through-Silicon Via)1とすると、TSV1に供給される信号は、TSV1に接続される全層の半導体チップ内コア回路のIOに共通に供給される。従って、ある層の半導体チップがTSV1を用い通信を行っている間、TSV1に接続される他の層の半導体チップ内コア回路の入出力ポートは別の信号を扱うことができない。
これに対し特許文献1は、最大積層数N(N=4)と同数のIO回路を設け、各IO回路とコア回路の接続をON/OFF可能なSW回路を介してコア回路の入出力ポートへ接続する手法を提案している。この構成により、コア回路の入出力ポートと貫通電極の接続パッドはIO回路を介して1対Nとなる。
特許文献1では、製品仕様等に関係なく、半導体チップの積層数が増えると実装基板に接続される外部端子数もそれに比例し増加する構成となっている。そのため、一定の面積を保ったまま積層数を増加させると、外部端子間ピッチが否応なく狭くなり、製造の際の難易度が上がり、品質、信頼性の低下といった問題につながるという課題が存在する。
また、全ての貫通電極においてマイクロバンプを介しインタポーザまで接続させているため、同じIOを用いて異なる層の半導体チップ間での通信を行うことができないという別の課題も存在する。
そこで、本発明は、半導体装置において、積層数を増やしても、外部端子数を積層数に比例し増やすことなく、積層された半導体チップの各層のIOを利用可能とし、また、同じIOを用いて、外部通信も、層間通信も行うことを可能とすることを目的とする。
上記目的をまとめて、または、個別に達成する本発明は、半導体装置であって、
コア回路と、
前記コア回路と接続される複数の入出力回路であって、それぞれの入出力回路は
チップ間通信のための第1の接続手段と、
前記コア回路のための信号レベルと、外部通信のための信号レベルとの間で電圧レベルを変換する変換手段と、
前記変換手段と接続された外部通信のための第2の接続手段と、
前記コア回路と、前記第1の接続手段及び前記変換手段との接続を切替える第1の切替え手段と、
を備える複数の入出力回路と
をそれぞれが備える複数のチップがインタポーザ上で積層され、
前記複数のチップの前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とは、積層された上下のチップの間でそれぞれが上下で互いに接続され、
前記複数のチップのうち、前記外部通信を行うチップの前記第2の接続手段が前記インタポーザと前記外部通信のために接続し該インタポーザが有する少なくとも1つの外部端子を介して実装基板と電気的に接続可能であり、前記外部通信を行わないチップの前記第2の接続手段は前記外部通信のために前記インタポーザとは接続されないことを特徴とする。
コア回路と、
前記コア回路と接続される複数の入出力回路であって、それぞれの入出力回路は
チップ間通信のための第1の接続手段と、
前記コア回路のための信号レベルと、外部通信のための信号レベルとの間で電圧レベルを変換する変換手段と、
前記変換手段と接続された外部通信のための第2の接続手段と、
前記コア回路と、前記第1の接続手段及び前記変換手段との接続を切替える第1の切替え手段と、
を備える複数の入出力回路と
をそれぞれが備える複数のチップがインタポーザ上で積層され、
前記複数のチップの前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とは、積層された上下のチップの間でそれぞれが上下で互いに接続され、
前記複数のチップのうち、前記外部通信を行うチップの前記第2の接続手段が前記インタポーザと前記外部通信のために接続し該インタポーザが有する少なくとも1つの外部端子を介して実装基板と電気的に接続可能であり、前記外部通信を行わないチップの前記第2の接続手段は前記外部通信のために前記インタポーザとは接続されないことを特徴とする。
本発明によれば、半導体装置において、積層数を増やしても、外部端子数を積層数に比例し増やすことなく、積層された半導体チップの各層のIOを利用できる。また、同じIOを用いて、外部通信も、層間通信も行うことができる。
以下、本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<実施形態1>
以下、発明を実施するための第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は実施形態1における半導体装置の断面図を示す。以下、半導体チップを単に「チップ」という。100(aからd)はそれぞれチップであり、同一のデザインからなる複数のチップ100a〜100dがインタポーザ101に積層される。インタポーザ101は、端子ピッチが異なるチップと実装基板との間を中継する。以下、インタポーザ101により近いチップ100を下層のチップ100、インタポーザにより遠いチップ100を上層のチップ100とする。チップ100は外部通信用貫通電極102、チップ間通信用貫通電極103、マイクロバンプ104、外部通信用接続パッド105、チップ間通信用接続パッド106を有する。外部通信用貫通電極102及びチップ間通信用貫通電極103はチップ100を貫通する形で設けられている。
以下、発明を実施するための第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は実施形態1における半導体装置の断面図を示す。以下、半導体チップを単に「チップ」という。100(aからd)はそれぞれチップであり、同一のデザインからなる複数のチップ100a〜100dがインタポーザ101に積層される。インタポーザ101は、端子ピッチが異なるチップと実装基板との間を中継する。以下、インタポーザ101により近いチップ100を下層のチップ100、インタポーザにより遠いチップ100を上層のチップ100とする。チップ100は外部通信用貫通電極102、チップ間通信用貫通電極103、マイクロバンプ104、外部通信用接続パッド105、チップ間通信用接続パッド106を有する。外部通信用貫通電極102及びチップ間通信用貫通電極103はチップ100を貫通する形で設けられている。
積層されたチップ100間での外部通信用貫通電極102は、上層のチップ100のマイクロバンプ104を介して下層のチップ100の外部通信用接続パッド105に接続することにより、積層された上下のチップ間で電気的に接続されている。また、チップ間通信用貫通電極103も、上層のチップ100のマイクロバンプ104を介して下層のチップ100のチップ間通信用接続パッド106に接続することにより、積層された上下のチップ間で同様に電気的に接続されている。例えばチップ100bの外部通信用貫通電極102は、チップ100bのマイクロバンプ104を介して、下層のチップ100aの外部通信用接続パッド105に接続することにより、チップ100aの外部通信用貫通電極102と電気的に接続されている。また、チップ100bの外部通信用接続パッド105を上層のチップ100cのマイクロバンプ104を介してチップ100cの外部通信用貫通電極102に接続することにより、チップ100b、チップ100cの外部通信用貫通電極102も電気的に接続されている。 チップ間通信用貫通電極103に関しても同様にして、チップ100aとチップ100b、チップ100bとチップ100cは電気的に接続される。以上のことは、チップ100cとチップ100dに関しても同様である。また、チップ100aの外部通信用貫通電極102はマイクロバンプ104を介して、インタポーザ接続パッド107と接続されている。しかしながら、チップ間通信用貫通電極103はインタポーザ接続パッド107と接続されていない。
インタポーザ101上面のインタポーザ接続パッド107からは、不図示のスルーホール電極及び再配線層108を介し下面に電極が引き出され、外部端子109に電気的に接続される。この際、再配線層108により端子間ピッチの変更などの再配線が行われる。外部端子109は不図示の実装基板と電気的に接続可能に形成されている。
次に、図2に第1の実施形態におけるIO回路208とその周辺回路を示す。IO回路208は、各チップ100に設けられる。IO回路208において第1の入力バッファ200及び第1の出力バッファ201は、IO電源により動作し、第2の入力バッファ202及び第2の出力バッファ203は、コア回路210と同一のコア電源により動作する。レベルシフタ204は信号の電圧レベルを異なる電圧レベルに変換する。第1の入力バッファ200から出力される信号はレベルシフタ204へ入力されることによりIO電源の電圧レベルから、コア電源の電圧レベルへと変換される。また、第2の出力バッファ203から出力される信号はレベルシフタ204へ入力されることによりコア電源の電圧レベルからIO電源の電圧レベルへと変換される。
入力元選択SW回路205は、第2の入力バッファ202への入力元を、レベルシフタ204と接続される端子側、チップ間通信用接続パッド106と接続される端子側、及びOFFの3状態の内、何れかへの切替えを行う。出力先選択SW回路206は、第2の出力バッファ203からの出力先を、レベルシフタ204と接続される端子側、チップ間通信用接続パッド106と接続される端子側、及びOFFの3状態の内、何れかへの切替えを行う。
以下、SW回路205及び206のそれぞれにおいて、レベルシフタ204と接続された状態を外部接続モード、チップ間通信用接続パッド106と接続された状態をチップ間接続モードとする。IOチャネル選択SW回路207a、207bは、IO回路208とコア回路210の接続状態について、ON/OFFの2状態の切り替えを行う。以下、上記説明を行った200から206までの要素で構成されるIO回路208と、207a、207bの各SW回路をまとめた入出力回路を総称してIOチャネル209という。
本実施形態では、チップ100の最大積層数と同数のIOチャネル209を有し、後述する使用形態に応じて、IOチャネル選択SW回路207a、207bにより選択される。例えば、図1に示すように、チップ100の最大積層数を4とする場合、各チップ100は四つのIOチャネル209が設けられる。IOチャネル選択SW回路207aは他のIOチャネル209内部のIOチャネル選択SW回路207aとワイヤードOR接続され、コア回路210に入力される。また、コア回路210の出力は他のIOチャネル209内部のIOチャネル選択SW回路207bへ分岐接続される。コア回路210はチップ100の内部回路を構成するものであり、IO回路208からの信号が入力される回路ブロックやIO回路208に信号を出力する回路ブロックを含む。
図3にIOチャネル209の取りうる5つの形態を示す。なお、図3中の矢印は入出力信号の流れを示す。図3(a)は、コア回路210が、外部通信用接続パッド105に信号を出力する出力経路を図示している。IOチャネル選択SW回路207bをONとし、出力先選択SW回路206は外部接続モードにする。これにより、コア回路210はIOチャネル選択SW回路207b、第2の出力バッファ203、出力先選択SW回路206、レベルシフタ204、第1の出力バッファ201を介して、外部通信用接続パッド105に信号を出力する。以下、図3(a)のIOチャネル209の形態を「外部出力形態」とする。
図3(b)は、コア回路210が、チップ間通信用接続パッド106に信号を出力する出力経路を図示している。IOチャネル選択SW回路207bをONとし、出力先選択SW回路206はチップ間接続モードにする。これにより、コア回路210はIOチャネル選択SW回路207b、第2の出力バッファ203、出力先選択SW回路206を介して、チップ間通信用接続パッド106に信号を出力する。以下、図3(b)のIOチャネル209の形態を「チップ間出力形態」とする。
図3(c)は、コア回路210が、外部通信用接続パッド105から信号を入力する入力経路を図示している。入力元選択SW回路205を外部接続モードとし、IOチャネル選択SW回路207aはONにする。これにより、第1の入力バッファ200、レベルシフタ204、入力元選択SW回路205、IOチャネル選択SW回路207aを介して、コア回路210は外部通信用接続パッド105からの入力信号を受信する。以下、図3(c)のIOチャネル209の形態を「外部入力形態」とする。
図3(d)は、コア回路210が、チップ間通信用接続パッド106から信号を入力する入力経路を図示している。入力元選択SW回路205をチップ間接続モードとし、IOチャネル選択SW回路207aはONにする。これにより、入力元選択SW回路205、第2の入力バッファ202、IOチャネル選択SW回路207aを介して、コア回路210はチップ間通信用接続パッドからの入力信号を受信する。以下、図3(d)のIOチャネル209の形態を「チップ間入力形態」とする。
また、図3(e)に示すように、コア回路210への入力、各接続パッド105、106への出力共に行われないIOチャネル209では、全てのSW回路205〜209がOFFとなり接続が切断される。以下、図3(e)のIOチャネル209の形態を「未使用形態」とする。IOチャネル209は必ず図3(a)〜(e)の何れかの形態となる。
図4に図2では省略した、各SW回路205〜207のSWの切り替えを制御するSW制御回路400とその周辺回路の接続関係を示す。SW制御回路400には各SW回路205〜207の切り替え情報であるSW回路制御信号が予め記憶されている。なお、SW制御回路400は、IOチャネル209単位に設けられても良いし、チップ100単位に設けられても良い。SW制御回路400は電源ON時に各SW回路205〜207毎に割り当てられたアドレス番地からSW回路制御信号を読み出し、各SW回路205〜207のSWの切り替えを行う。なお、本実施形態においては、入出力バッファ200〜203は入力もしくは出力何れかを選択する構成としているが、第1、第2の出力バッファ201、203の出力を、そのまま入力バッファ200、202の入力とする構成としてもよい。
以下、図5及び図6を用いて、インタポーザ101上に2枚のチップ100を積層した場合におけるIOチャネル209の接続関係について説明する。図5はインタポーザ101上にチップ100a、チップ100bを順に積層した場合におけるIOチャネル209の接続関係を示す。最大積層数は4であるため、コア回路210のIOは前述したように、4つのIOチャネル209の一端をワイヤードOR接続して接続される。インタポーザ101では、再配線層108により、外部通信用貫通電極102の4本の信号入出力を1つの外部端子109に接続しているように、外部端子109はチップの積層数に応じた数を設け無くても良い。ここで、まず、1枚のチップ100のコア回路210がインタポーザを介し外部との通信用途に使用される場合における、各IOチャネル209の形態を説明する。
図6(a)は、インタポーザ101を介し外部端子109からチップ100aに信号の入力を行う際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aの全てのIOチャネル209が図3(c)の外部入力形態となる。図6(b)は、チップ100aのコア回路210からインタポーザ101を介し外部端子109へ信号を出力する際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aの全てのIOチャネル209が図3(a)の外部出力形態となる。なお、チップ100bでは全てのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態となる。外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップ100がチップ100bである場合は、上記説明において、チップ100aとチップ100bを読みかえることにより実現される。
次に、2枚のチップ100のコア回路210間の通信用途に使用される場合における、各IOチャネル209の形態を説明する。図6(c)は、チップ100aのコア回路210からチップ100bのコア回路210へ信号を出力する際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aの何れか乃至全てのIOチャネルが図3(b)のチップ間出力形態となる。その他のIOチャネル209では全て図3(e)の未使用形態となる。図6(c)の例では、向かって左から1番目と2番目の2チャネルのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態であり、その他2チャネルのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態である。
チップ100bではチップ100aにおいて図3(b)のチップ間出力形態となっているIOチャネル209と、平面視で同じ位置、即ち図6(c)の例では向かって左から1番目と、2番目のIOチャネル209が図3(d)のチップ間入力形態となる。その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。これにより、チップ100aのコア回路210の出力は、チップ間通信用貫通電極103を介し、チップ100bのコア回路210に入力される。チップ100bのコア回路210からチップ100aのコア回路210へ信号を出力する際は、上記説明において、チップ100aとチップ100bを読みかえることにより実現される。
上記の通り、インタポーザ101上に2枚のチップ100を積層した場合において、各チップ100のコア回路210のIOは仕様に応じて、外部との通信用、チップ100間の通信用と使い分けることが可能となる。
次に、図7及び図8を用いて、インタポーザ101上に4枚のチップ100を積層した場合におけるIOチャネル209の接続関係について説明する。図7はインタポーザ101上にチップ100a〜100dを順に積層した場合におけるIOチャネル209の接続関係を示す。ここでは、1枚のチップ100のコア回路210がインタポーザ101を介し外部との通信用途に使用される場合における、各IOチャネル209の形態を説明する。なお、複数のチップに対して同時に外部との通信を行わず、いずれか1枚のチップ100(例えば100a)を選択して外部との通信を行うのであれば、図7に示すように外部端子109の数は1つのみとし、積層数に応じた数は不要である。一方、複数のチップに対して同時に外部との通信を行う場合には、同時に外部と通信されるチップの数に応じた外部端子109が必要となる。また、複数のチップのうちいずれか1枚のチップ100(例えば100a)が外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップであり、他のチップはチップ間通信を行うのみであれば、図7に示すように外部端子109の数は1つのみとし、積層数に応じた数は不要である。
図8(a)は、インタポーザ101を介し外部端子109からチップ100aに信号の入力を行う際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aの全てのIOチャネル209が図3(c)の外部入力形態となる。また、図8(a)の例ではチップ100b〜100dは何れも通信用途に使用していないため、全てのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態となる。
図8(b)は、チップ100aのコア回路210からインタポーザ101を介し外部端子109へ信号を出力する際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aの全てのIOチャネル209が図3(a)の外部出力形態となる。また、図8(b)の例においてもチップ100b〜100dは何れも通信用途に使用していないため、全てのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態となる。なお、チップ100b〜100dがチップ100間の通信用途に使用される場合は、何れか乃至全てのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態または図3(d)のチップ間入力形態となり、その他のIOチャネル209は図3(e)の未使用形態となる。
外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップ100がチップ100a以外である場合は、上記説明において、チップ100aと外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップ100を読みかえることにより実現される。
次に、4枚のチップ100のコア回路210が、一対一の2組のチップ100間での通信用途に使用される場合における各IOチャネル209の形態を説明する。図8(c)は、チップ100aのコア回路210からチップ100bのコア回路210へ、チップ100cのコア回路210からチップ100dのコア回路210へ信号が出力される際の入出力信号の流れを示す。図8(c)中の、A群、B群、C群に関しては後述する。
チップ100aでは、1チャネル以上、N−1チャネル(Nは全チャネル数)以下のIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態となる。また、その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。図8(c)の例では、向かって左から1番目と2番目の2チャネルのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態であり、その他2チャネルのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態である。なお、チップ100aにおいて、図3(b)のチップ間出力形態となっているIOチャネル209群をA群、その他のIOチャネル209群をB群とする。
チップ100bではA群と平面視同じ位置、即ち図8(c)の例では向かって左から1番目と2番目のIOチャネル209が図3(d)のチップ間入力形態となる。また、その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。同様にして、チップ100cではB群と平面視同じ位置のIOチャネル209の内、何れか1つ乃至全てのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態となる。その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。
図8(c)の例では、向かって左から3番目の1チャネルのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態であり、その他3チャネルのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態である。なお、チップ100cにおいて、図3(b)のチップ間出力形態となっているIOチャネル209群をC群とする。チップ100dではC群と平面視同じ位置、即ち図8(c)の例では向かって左から3番目のIOチャネル209が図3(d)のチップ間入力形態となる。C群と平面視異なる位置のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。これにより、チップ100a、100cのコア回路210の出力は、各々異なるチップ間通信用貫通電極103を介し、チップ100b、チップ100dのコア回路210に各々入力される。チップ100bのコア回路210からチップ100aのコア回路210へ、チップ100dのコア回路210からチップ100cのコア回路210へ信号を出力する際は、上記説明において、入力側と出力側のチップ100を各々逆に読みかえることにより実現される。
上記の通り、コア回路210の通信用途として、異なるチップ100間の通信が2組以上必要である場合には、各々の組において同一位置のIOチャネル209に対して出力側は図3(b)のチップ間出力形態、入力側は図3(d)のチップ間入力形態とすることにより実現できる。
次に、1枚のチップ100のコア回路210がマスタとなり、他の3枚のチップ100のコア回路210への出力通信用途に使用される場合における各IOチャネル209の形態を説明する。図8(d)は、チップ100a内部のコア回路210がマスタとなり、チップ100b〜100dのコア回路210へ信号を出力する際の入出力信号の流れの一例を示す。チップ100aでは、4つのIOチャネル209の内、何れか乃至全てのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態となる。また、その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。
図8(d)の例では、向かって左から1番目の1チャネルのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態であり、その他3チャネルのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態である。チップ100b〜100dでは、チップ100aで図3(b)のチップ間出力形態であるIOチャネル209と、平面視で同じ位置、即ち図8(d)の例では向かって左から1番目のIOチャネル209が図3(d)のチップ間入力形態となる。また、その他のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。これにより、チップ100aのコア回路210の出力は、チップ間通信用貫通電極103を介し、チップ100b〜100dのコア回路210に入力される。他の3枚のチップ100のマスタとなるチップ100がチップ100a以外である場合は、上記説明において、チップ100aと、チップ100aを含めた3枚のマスタとなるチップ100を読みかえることにより実現される。
上記の通り、4枚のチップ100をインタポーザ101上に積層した場合においても、各チップ100内のコア回路210のIOは仕様に応じて、チップ100毎に外部との通信用、チップ100間の通信用と使い分けることが可能となる。
次に、図9及び図10を用いて、コア回路210のIOに接続される外部端子109の数を図7の例の2倍とした場合におけるIOチャネル209の接続関係について説明する。図9は、外部端子109a及び外部端子109bを備えた場合におけるIOチャネル209の接続関係を示す。コア回路210に接続される外部端子109の数を増やすには、インタポーザ101の再配線層108において配線の変更を行うことにより実現される。なお、複数のチップのうち2枚のチップ100(例えば100a、100b)が外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップであり、他のチップはチップ間通信を行うのみであれば、図9に示すように外部端子109の数は2つとし、積層数に応じた数は不要である。
以下、図10において、外部端子109aと電気的に接続されるIOチャネル209群をAA群、外部端子109bと電気的に接続されるIOチャネル209群をBB群とする。図10(a)は、インタポーザ101を介し外部端子109aからチップ100a、外部端子109bからチップ100bのコア回路210へ、それぞれ信号の入力を行う際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aではAA群のIOチャネル209は全て図3(c)の外部入力形態となる。また、BB群のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。同様に、チップ100bではBB群のIOチャネル209は全て図3(c)の外部入力形態となる。また、AA群のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。また、図10(a)の例ではチップ100c、100dは何れも通信用途に使用していないため、全てのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態となる。
図10(b)は、インタポーザ101を介しチップ100a及びチップ100bのコア回路210から外部端子109a及び外部端子109bへそれぞれ信号を出力する際の入出力信号の流れの一例を示す。この際、チップ100aではAA群のIOチャネル209は全て図3(a)の外部出力形態となる。また、BB群のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。同様に、チップ100bではBB群のIOチャネル209は全て図3(c)の外部入力形態となる。また、AA群のIOチャネル209は全て図3(e)の未使用形態となる。また、図10(b)の例においてもチップ100c、100dは何れも通信用途に使用していないため、全てのIOチャネル209が図3(e)の未使用形態となる。なお、チップ100c、100dがチップ100間の通信用途に使用される場合は、何れか乃至全てのIOチャネル209が図3(b)のチップ間出力形態または図3(d)のチップ間入力形態となり、その他のIOチャネル209は図3(e)の未使用形態となる。
外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップ100がチップ100a、100b以外である場合は、上記説明において、各チップ100を各々、該当する通信用途のチップ100と読みかえることにより実現される。3枚以上のチップ100のコア回路210を、インタポーザ101を介した外部との通信用途に使用することも可能である。この際、各チップ100では、各々異なる外部端子109と接続される各々異なる位置のIOチャネル209が図3(a)の外部出力形態または図3(c)の外部入力形態状態となり、その他のIOチャネルは全て図3(e)の未使用形態となる。なお、IO回路210に接続される外部端子109の数は、外部との通信用途に使用されるコア回路210を備えるチップ100の数以上にする必要がある。
上記の通り、各IOチャネル209の入出力形態の切り替えにより、積層されたチップ100のIOが平面視で同じ位置であったとしても、層毎に、外部との通信、異なる層との通信と製品仕様等に応じて使い分けることが可能となる。また、外部端子109の数はチップ100の積層数に関係なく、外部との通信を行うチップ100の数(仕様)に応じて決定できるため、チップ100の積層数が増加しても、否応なく外部端子109の狭ピッチの課題に直面することはない。
<実施形態2>
実施形態1では、各SW回路205〜207のSWの切り替えを、電源投入時に予めSW制御回路400に記憶されたSW回路制御信号を読み出すことによって行う構成とした。しかしながら、各SW回路205〜207のSWの状態が固定されると、通信経路も固定され、使用されないIOも存在してしまう。従って、本実施形態では、各SW回路205〜207のSWの切り替えが、電源投入時にのみ行われるのではなく、電源投入後の動作時においても、随時可能な構成としている。
実施形態1では、各SW回路205〜207のSWの切り替えを、電源投入時に予めSW制御回路400に記憶されたSW回路制御信号を読み出すことによって行う構成とした。しかしながら、各SW回路205〜207のSWの状態が固定されると、通信経路も固定され、使用されないIOも存在してしまう。従って、本実施形態では、各SW回路205〜207のSWの切り替えが、電源投入時にのみ行われるのではなく、電源投入後の動作時においても、随時可能な構成としている。
図11(a)にSW制御調停回路1102と接続される制御信号用貫通電極1100の接続例を示す。1101は制御信号接続パッドであり、各SWの制御を調停するSW制御調停回路1102を介し、制御信号用貫通電極1100と接続される。制御信号用貫通電極1100はマイクロバンプ104を介し、下層の制御信号接続パッド11と接続される。
即ち、制御信号用貫通電極1100は平面視で同じ位置に設けられた他層の制御信号用貫通電極1100と直接接続されるのではなく、SW制御調停回路1102を介し、カスケード接続されている。また、SW制御調停回路1102はコア回路210、SW制御回路400とも接続される。
図11(b)にSW制御調停回路1102と、周辺回路の接続関係の例を示す。コア回路210は外部通信用接続パッド105またはチップ間通信用接続パッド106を介して信号を出力する際、通信経路となるIOチャネル209の各SW回路205〜207のSW切替え要求を、通信経路となるIOチャネル209のSW制御調停回路1102へ送信する。SW制御調停回路1102は制御信号接続パッド1101及びマイクロバンプ104を介し、平面視同じ位置の隣接層のSW制御調停回路1102に接続される。これにより、コア回路210から送信されたSW切替え要求信号は全層のSW制御調停回路1102に送信される。
SW切替え要求信号を受信した各層のSW制御調停回路1102は、受信したSW切替え要求信号を次の層のSW制御調停回路1102に転送する。この際、SW切替え要求送信チップ100が、受信側のチップ100に対し上層にある場合は下層へ、下層である場合は上層のSW制御調停回路1102に送信する。また、受信したSW切替え要求信号に対する応答信号を、制御信号接続パッド1101を介し、上層乃至下層のSW制御調停回路1102に送信する。この際、SW切替え要求送信チップ100が、応答信号を送信するチップ100に対し上層にある場合は、上層の、下層である場合は下層のSW制御調停回路1102に送信する。
各層のSW制御調停回路1102では、例えば、許可がH論理、不許可がL論理である場合は、下層乃至上層のSW制御調停回路1102から送信された応答信号と各層のSW制御調停回路の応答信号との論理積を行い、該信号を次の層へと送信する。これにより、いずれか1つでも許可しないSW制御調停回路1102が存在すれば応答信号がL論理となるので、SW切替え要求送信チップ100のSW制御調停回路1102はSWの切替え要求に対する許可、不許可を直ちに判定することができる。許可が得られた場合には、コア回路210は各SW回路205〜207のSWの切り替え情報であるSW回路制御信号を、各層のSW制御回路400に供給し、設定する。或いは、SW制御回路400に予め複数パターンのSW回路制御信号を保持させておいてもよい。その場合、コア回路210は複数パターンのうちのいずれか1つを指定する指定信号を送信し、指定信号の受信に応じてSW制御回路400は該当パターンのSW回路制御信号を利用するように設定され、各SW回路205〜207のSWの切り替えを行う。また、許可が得られなかった場合には、所定時間後、再度SW切替え要求信号を前述したシーケンスに従い送信する。
各SW回路205〜207は電源ONの後にもSW制御回路400の各SW回路205〜207毎に割り当てられたアドレス番地に随時アクセスを行い、SW回路制御信号を読み出すことによって、随時各SWの切り替えを行う。
上記の通り、第2の実施形態によれば、各チップ100の通信時に各SW回路205〜207のSWが随時切り替わる。従って、IOチャネル209の形態を、例えば、図8(a)〜(d)の形態に随時切り替えることが可能となる。よって、通信経路が固定されることなく、積層された全てのチップ100の全てのIOを有効に活用することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 チップ、101 インタポーザ、102 外部通信用貫通電極、103 チップ間通信用貫通電極、104 マイクロバンプ、105 外部通信用接続パッド、106 チップ間通信用接続パッド、107 インタポーザ接続パッド、108 再配線層、109 外部端子、200 第1の入力バッファ、201 第1の出力バッファ、202 第2の入力バッファ、203 第2の出力バッファ、204 レベルシフタ、205 入力元選択SW回路、206 出力先選択SW回路、207 IOチャネル選択SW回路、208 IO回路、209 IOチャネル、210 コア回路、400 SW制御回路
Claims (13)
- コア回路と、
前記コア回路と接続される複数の入出力回路であって、それぞれの入出力回路は
チップ間通信のための第1の接続手段と、
前記コア回路のための信号と、外部通信のための信号との間で電圧レベルを変換する変換手段と、
前記変換手段と接続された外部通信のための第2の接続手段と、
前記コア回路と、前記第1の接続手段及び前記変換手段との接続を切替える第1の切替え手段と、
を備える複数の入出力回路と
をそれぞれが備える複数のチップがインタポーザの上に積層され、
前記複数のチップの前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とは、積層された上下のチップの間でそれぞれが上下で互いに接続され、
前記複数のチップのうち、前記外部通信を行うチップの前記第2の接続手段が前記インタポーザと前記外部通信のために接続し該インタポーザが有する少なくとも1つの外部端子を介して実装基板と電気的に接続可能であり、前記外部通信を行わないチップの前記第2の接続手段は前記外部通信のために前記インタポーザとは接続されないことを特徴とする半導体装置。 - 前記外部端子の数は、前記複数のチップのうち、同時に外部通信を行うチップの数に応じて決定されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記複数のチップのそれぞれは前記第1の切替え手段の切替えを制御する制御手段を更に備え、
前記第1の切替え手段の切替えにより、前記コア回路へ信号を入力する入力経路、または、前記コア回路から信号を出力する出力経路が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記制御手段は、前記外部通信において前記コア回路からの出力信号を前記インタポーザに供給する場合に、前記コア回路と前記変換手段とが前記出力経路において接続されるように前記第1の切替え手段を切替えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 前記制御手段は、前記チップ間通信において前記コア回路からの出力信号を前記複数のチップのうちの他のチップに供給する場合に、前記コア回路と前記第1の接続手段とが前記出力経路において接続されるように前記第1の切替え手段を切替えることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置。
- 前記制御手段は、前記外部通信において前記インタポーザからの入力信号を前記コア回路に供給する場合に、前記コア回路と前記変換手段とが前記入力経路において接続されるように前記第1の切替え手段を切替えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記制御手段は、前記チップ間通信において前記複数のチップのうちの他のチップからの入力信号を、前記コア回路に供給する場合に、前記コア回路と前記第1の接続手段とが前記入力経路において接続されるように前記第1の切替え手段を切替えることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記制御手段は、前記複数の入出力回路のうち使用されない入出力回路につき、接続を切断するように前記第1の切替え手段を切替えることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記制御手段には、前記半導体装置の電源投入時、又は、電源投入後に前記第1の切替え手段を切替えるための制御信号が設定されることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記それぞれの入出力回路は
第3の接続手段と、
前記第3の接続手段と接続され、前記制御手段における制御信号の切替えをチップ間で調停する調停手段と、
前記調停手段と接続された電極と
を更に備え、
前記電極は、前記複数のチップが積層された場合に下層のチップの前記第3の接続手段と接続し、
前記調停手段は、前記電源投入後に前記制御信号の設定を変更する場合に、前記複数のチップのうちの他のチップの調停手段へ前記第3の接続手段と前記電極とを介して変更の要求を送信し、該要求に対する応答を受信し、
該応答により前記変更が許可された場合に、前記制御手段における制御信号の設定が変更されることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。 - 前記コア回路と前記入出力回路との接続を切替える第2の切替え手段を更に備え、
前記制御手段は、前記入力経路または前記出力経路を形成するように、前記第2の切替え手段を前記第1の切替え手段と共に切替えることを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記第1の接続手段及び前記第2の接続手段は、それぞれ貫通電極とパッドとを含み、
前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とは、上層のチップの前記貫通電極と、下層のチップの前記パッドとがマイクロバンプを介して接続されることにより、それぞれ上下で互いに接続されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置。 - コア回路と、
前記コア回路と接続される複数の入出力回路であって、それぞれの入出力回路は
チップ間通信のための第1の接続手段と、
前記コア回路のための信号と、外部通信のための信号との間で電圧レベルを変換する変換手段と、
前記変換手段と接続された外部通信のための第2の接続手段と、
前記コア回路と、前記第1の接続手段及び前記変換手段との接続を切替える切替え手段とを備える複数の入出力回路と
前記切替え手段の切替えを制御する制御手段と
をそれぞれが備える複数のチップがインタポーザの上に積層され、
前記複数のチップの前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とは、積層された上下のチップの間でそれぞれが上下で互いに接続され、
前記複数のチップのうち、前記外部通信を行うチップの前記第2の接続手段が前記インタポーザと前記外部通信のために接続し該インタポーザが有する少なくとも1つの外部端子を介して実装基板と電気的に接続可能であり、前記外部通信を行わないチップの前記第2の接続手段は前記外部通信のために前記インタポーザとは接続されない半導体装置の制御方法であって、
前記切替え手段の切替えにより、前記コア回路へ信号を入力する入力経路、または、前記コア回路から信号を出力する出力経路が形成され、
前記制御手段が、前記入力経路又は前記出力経路が形成されるように前記切替え手段を切替える工程を有することを特徴とする半導体装置の制御方法。
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