JP2016045791A - 端末管理システム、端末装置、管理装置、端末管理方法およびプログラム - Google Patents

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和寛 ▲高▼澤
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Abstract

【課題】より効率的にファームウェアを更新する端末管理システム、端末装置、管理装置、端末管理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】端末管理システム1において、端末装置10と管理装置20とサーバ装置30とが通信する。1以上の端末装置は、管理装置に対して当該端末装置が保持するファームウェアのバージョンと当該端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する。管理装置は1以上の端末装置の端末情報を記憶し、端末装置から他の端末装置の端末情報取得要求があった場合、応答として1以上の端末情報を送信する。端末装置は、1以上の端末情報に含まれる他の端末装置が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する他の端末装置を選択する。そして、端末装置は、選択した他の端末装置からファームウェア更新データを取得して、自身のファームウェアを更新する。【選択図】図3

Description

本発明は、端末管理システム、端末装置、管理装置、端末管理方法およびプログラムに関する。
ファームウェアは電子機器の基本的な制御を行うために電子機器に組み込まれた基本的なソフトウェアであり、一般的には端末機器に内蔵された不揮発性メモリなどに格納されている。従来は、電子機器の構造が単純だったため出荷時に記録されたファームウェアは、電子機器が廃棄されるまで更新されることはなかった。しかし、最近では新しい機能の追加や不具合を修正するために開発元が後から新しいファームウェアを配布するようになっている。このため、電子機器は、インターネットなどを介して新しいファームウェアを受信してファームウェアを更新する機能を備えている。
例えば、特許文献1には、古いバージョンのファームウェアを新しいバージョンのファームウェアに自動的に更新させることができる通信機器端末が開示されている。特許文献1に記載の通信機器端末は、通信相手の通信機器端末とネットワーク接続されたとき、双方の通信機器端末で使用しているファームウェアのバージョン情報の交信を行う。そして、双方で使用しているファームウェアのバージョンが異なっていれば、新しいバージョンを使用している一方の通信機器端末が古いバージョンを使用している他方の通信機器端末に対して新しいバージョンのファームウェアを送信する。新しいバージョンのファームウェアを受信した通信機器端末は、新しいバージョンを用いてファームウェアを書き替えるものである。
しかしながら、従来のファームウェアの更新方法は、多くの端末が同時にサーバへアクセスした場合にはサーバがダウンする虞がありファームウェアの更新ができない、という問題があった。
また、特許文献1に記載の通信機器端末では、端末同士の間でファームウェアの更新を行う場合には予め端末に記憶されている以外の端末とは通信できない、という問題があった。
そのため、ファームウェアを配信するサーバと通信できない場合に、他の端末機器の状態情報に基づいて、最新のファームウェアを取得して自身のファームウェアの更新を行うことができるソフトウェア更新システムが望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より効率的にファームウェアを更新することができる、端末管理システム、端末装置、管理装置、端末管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る端末管理システムは、1以上の端末装置と、管理装置とを含む端末管理システムであって、前記端末装置は、前記管理装置に対して、前記端末装置が保持するファームウェアのバージョンと前記端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する第1端末情報送信部と、ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、前記ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、前記サーバ装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に、前記管理装置に対して、他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の前記端末情報を取得する端末情報取得部と、取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する更新データ取得部と、前記ファームウェア更新データを用いて、前記ファームウェアを更新する更新部と、更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第1更新情報送信部と、を備え、前記管理装置は、前記端末装置から前記端末情報を受信する第1端末情報受信部と、前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第1端末情報記憶部と、前記端末装置から前記端末情報取得要求を受け付けた場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶する1以上の前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する第2端末情報送信部と、前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶している前記端末情報を更新する第1端末情報更新部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、より効率的にファームウェアを更新することができる、という有利な効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る端末管理システムの全体システム構成の一例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、端末管理システムの処理動作の一例について説明するフローチャート図である。 図5は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図6は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図7は、第2実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図8は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図9は、第3実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図10は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図11は、第4実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図12は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図13は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図14は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る端末管理システム、端末装置、管理装置、端末管理方法およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態は、内容を矛盾させない範囲で、適宜組み合わせることができる。
本実施形態の端末管理システムは、1以上の端末装置と、管理装置と、サーバ装置とを含む端末管理システムである。端末装置は、まず管理装置に対して、端末装置が保持するファームウェアのバージョンと端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する。管理装置は、端末装置から端末情報を受信して、端末装置の識別情報ごとに端末情報を記憶する。端末装置は、ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、サーバ装置から更新データ取得要求に対する応答がない場合に、管理装置に対して、他の端末装置の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信する1以上の端末情報を取得する。そして、端末装置は、取得した1以上の端末情報に含まれる他の端末装置に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得し、ファームウェアを更新する。端末装置は、更新後の端末情報を管理装置に対して送信する。管理装置は、端末装置から更新後の端末情報を受信した場合に、記憶している端末情報を更新する。これにより、最適なファームウェア更新済みの端末装置と通信してファームウェアを更新することができる。
以下では、本実施形態の管理装置を、端末装置(電子装置)及びサーバ装置と通信して遠隔管理する端末管理システムの一部の装置として実現する例を説明する。本実施形態の管理装置が適用可能なシステムは、このような端末管理システムに限られるものではない。また、以下の説明において、本発明に係る端末装置は、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、プリンタ、LP(Laser Printer)、インクジェットプリンタ、FAX装置、デジタル複写機、スキャナ装置、プロジェクタ、カメラ、カーナビ、ネットワーク家電、自動販売機、医療機器、電源装置、空調システム、ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた電子装置(通信装置)などでもよい。なお、複合機とは、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
(第1実施形態)
最初に、第1実施形態について説明する。まず、図1を用いて、端末管理システム1の全体システム構成例と端末管理システム1の概要について説明する。図1は、本実施形態の端末管理システムの全体システム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、端末管理システム1は、通信網40を介して通信する、端末装置10a、10b、10cと、管理装置20と、サーバ装置30と、を備える。
以下、複数の端末装置10a〜10cを区別する必要がない場合は、端末装置10と表記する。
端末装置10は、ネットワーク機器、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末装置や電子装置などである。端末装置10は、自身が保持するファームウェアのバージョンと自身の端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する。また、端末装置10は、ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答がない場合に、管理装置20に対して、他の端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の端末情報を取得する。そして、端末装置10は、取得した1以上の端末情報に含まれる他の端末装置10に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。具体的には、端末装置10は、取得した1以上の端末情報に含まれる他の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する他の端末装置10を、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する。そして、端末装置10は、選択された他の端末装置10に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。そして、端末装置10は、ファームウェアを更新した後、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する。また、端末装置10は、他の端末装置10から、更新データ取得要求を受信した場合に、自身が記憶するファームウェア更新データを他の端末装置10に対して送信する。
管理装置20は、例えば、1以上の端末装置10を遠隔管理する。管理装置20は、各端末装置10を制御管理するためのアプリケーションプログラムを実装している。管理装置20は、端末装置10から端末情報を受信して、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。識別情報としては、例えば、端末ID、IPアドレスなどを例示することができる。管理装置20は、端末装置10から端末情報取得要求を受け付けた場合に、自身が記憶する1以上の端末装置10の端末情報を、端末情報取得要求に対する応答として端末装置10に対して送信する。また、管理装置20は、端末装置10から端末情報取得要求を受け付けた場合に、自身が記憶する1以上の端末装置10の端末情報に含まれる端末装置が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する端末装置10を、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する。そして、管理装置20は、選択された端末装置10の端末情報を、端末情報取得要求に対する応答として端末装置10に対して送信する。また、管理装置20は、端末装置10から更新後の端末情報を受信した場合に、自身が記憶している端末情報を更新する。なお、管理装置20は、例えば、遠隔管理サービスを行うためにサービスセンタ(管理センタ)に設置される。
サーバ装置30は、例えば、ファームウェア更新データを記憶する。また、サーバ装置30は、各種データを記憶する。サーバ装置30は、端末装置10から更新データ取得要求を受信した場合に、ファームウェア更新データを端末装置10に対して送信する。また、サーバ装置30は、端末装置10から端末情報を受信して、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。サーバ装置30は、端末装置10から更新後の端末情報を受信した場合に、自身が記憶している端末情報を更新する。そして、サーバ装置30は、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する。なお、サーバ装置30が記憶するデータとしては、例えば、端末装置10のファームウェア、更新用ファームウェア、端末装置設定情報、大規模な設定情報、マップ情報、ナビ情報、イメージファイル、動画ファイルなどの情報を記憶する。すなわち、各種データ処理を実行するためのデータを記憶する。
通信網40は、例えば、セキュリティが高い専用回線やVPN(Virtual Private Network)、又はインターネット等の公衆ネットワークである。通信網40としては、例えば、アナログ回線、ADSL回線、デジタル回線(ISDN回線)、光ファイバー利用回線等の固定電話回線や、携帯電話回線、PHS回線等の移動電話回線などがある。
図1では、管理装置20と接続される端末装置10の台数が3台である場合を例示しているが、これに限らず、端末装置10の台数は任意である。また、管理装置20及びサーバ装置30の台数が1台である場合を例示しているが、これに限らず、管理装置20及びサーバ装置30の台数は任意である。
端末管理システム1では、例えば、管理装置20が通信網40を経由して遠隔管理するサービスを、「NRS(ニューリモートサービス)」という。端末管理システム1では、NRSを実現するために、NRSに対応するソフトウェアを実装した各端末装置10及び管理装置20が接続されている。なお、管理装置20がNRSを行わない構成でもよい。
また、端末管理システム1では、データ通信を行うために各端末装置10、管理装置20にRPC(Remote Procedure Call)により、相互実装するアプリケーションのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を送受信する機能を有している。すなわち、端末装置10では、管理装置20への要求を生成して、生成した要求を管理装置20へ引き渡し、この「要求」に対する「応答」を取得できる。一方で、管理装置20は、上記の端末装置10側への要求を生成して、生成した要求を端末装置10側へ引き渡し、この「要求」に対する「応答」を取得できるようになっている。この要求には、端末装置10がサーバ装置30に対して各種要求を送信して、サーバ装置30からの応答を取得することも含まれる。
また、RPCを実現するために、PPP(Point−to−Point Protocol)、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、COM(Component Object Model)、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格)、技術、仕様などを利用することができる。
次に、図2を用いて、端末装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、端末装置10は、システムバス50に接続された、入力装置11と、表示装置12と、ドライブ装置13と、RAM(Random Access Memory)14と、ROM(Read Only Memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16と、インタフェース装置17と、HDD(Hard Disk Drive)18とを備える。ドライブ装置13には記録媒体19が接続される。
入力装置11は、キーボード、マウス、ディスプレイ等で構成され、ユーザの様々な操作指示を受け付けるユーザインタフェースである。また、入力装置11は、端末装置10に各操作信号、各種データを入力する入力インタフェースである。入力装置11は、例えば、タッチパネルや音声入力装置を入力装置11とすることもできる。
表示装置12は、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。表示装置12は、例えば、画像などを表示するディスプレイなどを含み、端末装置10による処理結果などを表示する。ディスプレイは、例えば、液晶や有機ELなどのFPD(Flat Panel Display)である。
ドライブ装置13は、着脱可能な記録媒体19とのインタフェースである。端末装置10は、ドライブ装置13を介して、記録媒体19の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体19には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
RAM14は、各種プログラムやデータを一時記憶する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。また、RAM14は、CPU16がデータ処理時に使用するメモリでもある。なお、RAM14の代わりに、SDRAM、DRAM、SRAMなどを使用してもよい。
ROM15は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM15には、端末装置10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、情報処理システム設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。また、ROM15は、各種不揮発性を必要とするデータ(機種機番、IPアドレスなど)を記憶するメモリである。
CPU16は、端末装置10の動作を統括的に制御する。CPU16は、ROM15やHDD18に格納されたプログラムやデータをRAM(メモリ)14上に読み出し、処理を実行することで、端末装置10全体の動作を制御する。また、CPU16は、各種機能を実現する。また、CPU16は、RAM14、ROM15及びHDD18のプログラムに基づいてデータ演算を行い、端末装置10の各部を制御して端末装置10としての処理を実行する。
インタフェース装置17は、通信網40に接続するためのインタフェースである。また、インタフェース装置17は、外部装置(管理装置20、サーバ装置30)と通信するためのインタフェースである。これにより、端末装置10は、インタフェース装置17を介して、管理装置20、サーバ装置30とデータ通信を行う。
HDD18は、端末装置10で実行される各種のプログラムやデータを格納する不揮発性の記憶装置である。また、HDD18は、端末装置10の各種機能を実現するために必要なプログラムやデータ等を格納する。格納されるプログラムやデータには、端末装置10全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及びシステム上において各種機能を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD18は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
なお、上記の端末装置10用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、記録メディア等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
なお、後述する管理装置20及びサーバ装置30のハードウェア構成は、上記の端末装置10と同様であるため、以下では詳細な説明は省略する。
次に、図3を用いて、本実施形態に係る端末管理システム1の端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30の機能について説明する。図3は、本実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
まず、端末装置10の機能構成について説明する。図3に示すように、端末装置10は、通信部101と、端末情報送信部102と、端末情報取得部103と、選択部104と、更新データ取得部105と、更新部106と、更新情報送信部107と、更新データ記憶部108と、更新データ送信部109と、端末情報記憶部110と、制御部111とを有する。上記各部については、これらの一部又は全部がソフトウェア(プログラム)、ハードウェア回路であってもよい。また、上記各部のうちの一部が端末装置10に搭載される形態であってもよい。
通信部101は、通信網40を経由して他の端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30と通信する。通信部101は、他の端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30と通信網40を経由して各種データを送受信する。具体的には、通信部101は、例えば、管理装置20に対して、端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する。
また、通信部101は、例えば、管理装置20に対して、端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信し、管理装置20から1以上の端末情報を受信する。
また、通信部101は、他の端末装置10から更新データ取得要求を受信して更新データ送信部(第1更新データ送信部)109に受け渡す。
端末情報送信部(第1端末情報送信部)102は、管理装置20又はサーバ装置30に対して、自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと自身の端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する。端末情報としては、例えば、ファームウェア更新を行ったモジュールに関する情報などが例示される。モジュールに関する情報には、モジュールの位置情報、通信環境、ファームウェアを更新した日時情報、ファームウェアのバージョン情報、端末情報を更新した日時情報などが含まれる。なお、識別情報としては、例えば、機種機番、端末ID、IPアドレス、ドメイン名及びホスト名などを例示することができるがこれに限ることはなく、端末装置10を特定でき、アクセス(識別)することが可能なアドレス情報(識別情報)であればよい。また、端末情報に含まれる情報は任意に設定することができる。
端末情報取得部103は、ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答がない場合に、管理装置20に対して、他の端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の端末情報を取得する。
選択部(第1選択部)104は、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれる端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する端末装置10を、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する。なお、ファームウェアのバージョンを参照する以外に、端末情報に含まれるファームウェアを更新した日時の情報や端末情報を更新した日時の情報などを参照して、ファームウェア更新データを取得する端末装置10を選択するようにしてもよい。
選択部(第1選択部)104は、端末装置10から更新データ取得要求に対する応答がない場合にファームウェア更新データが取得できないと判断し、端末情報記憶部(第2端末情報記憶部)110が記憶する1以上の端末情報に含まれる端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、ファームウェア更新データを取得する他の端末装置10をさらに選択する。
更新データ取得部105は、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれる端末装置10に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。具体的には、更新データ取得部105は、上記の選択部(第1選択部)104で選択された端末装置10に対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信して、その応答として端末装置10からファームウェア更新データ(新バージョンのファームウェア)をダウンロードして取得する。
また、更新データ取得部105は、上記の選択部(第1選択部)104で、さらに選択された他の端末装置10に対して更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。具体的には、選択部(第1選択部)104で最初に選択された端末装置10から更新データ取得要求に対する応答がない場合にファームウェア更新データが取得できないと判断し、端末情報記憶部(第2端末情報記憶部)110が記憶する1以上の端末情報に含まれる端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、ファームウェア更新データを取得する他の端末装置10をさらに選択する。そして、更新データ取得部105は、さらに選択された他の端末装置10に対して更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。
なお、端末情報取得部103で管理装置20から取得した端末情報が1つだけである場合には、更新データ取得部105は、取得した1つの端末情報に含まれる端末装置10に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。この場合には、上記の選択部(第1選択部)104の構成は、無くてもよい。
また、更新データ取得部105は、サーバ装置30に対して、更新データ取得要求を送信してファームウェア更新データを取得する。
更新部106は、更新データ取得部105で取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する。
更新情報送信部(第1更新情報送信部)107は、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20又はサーバ装置30に対して送信する。具体的には、更新情報送信部(第1更新情報送信部)107は、更新後の自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと自身の端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を管理装置20又はサーバ装置30に対して送信する。
更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108は、他の端末装置10又はサーバ装置30から取得したファームウェア更新データを記憶する。この時、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108は、更新後のファームウェアのバージョンを併せて記憶する。
更新データ送信部(第1更新データ送信部)109は、他の端末装置10から更新データ取得要求を受信した場合に、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、他の端末装置10に対して送信する。
端末情報記憶部(第2端末情報記憶部)110は、管理装置20から取得した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。なお、識別情報は端末IDに限ることはなく任意である。また、端末装置10を識別する端末IDごとに、さらにファームウェアを更新した日時の情報や端末情報を更新した日時の情報などを紐付けて記憶するようにしてもよい。
制御部111は、端末装置10の全体を制御する。また、制御部111は、上記の各機能部の処理を統括的に制御する。
次に、管理装置20の機能構成について説明する。図3に示すように、管理装置20は、通信部201と、端末情報受信部202と、端末情報記憶部203と、端末情報送信部204と、端末情報更新部205と、通知部206と、制御部207とを有する。上記各部については、これらの一部又は全部がソフトウェア(プログラム)、ハードウェア回路であってもよい。また、上記各部のうちの一部が管理装置20に搭載される形態であってもよい。
通信部201は、通信網40を経由して端末装置10及びサーバ装置30と通信する。通信部201は、通信網40を介して端末装置10及びサーバ装置30と各種データを送受信する。具体的には、通信部201は、端末装置10から端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する。また、通信部201は、サーバ装置30から更新後の端末情報を受信する。また、通信部201は、端末装置10から端末情報取得要求を受け付けた場合に、1以上の端末装置10の端末情報を、取得要求に対する応答として、端末装置10に対して送信する。
端末情報受信部(第1端末情報受信部)202は、端末装置10から端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信して端末情報記憶部203に受け渡す。
端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203は、端末装置10から受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。なお、識別情報は端末IDに限ることはなく任意である。また、端末装置10を識別する端末IDごとに、さらにファームウェアを更新した日時の情報や端末情報を更新した日時の情報などを紐付けて記憶するようにしてもよい。
端末情報送信部(第2端末情報送信部)204は、端末装置10から端末情報取得要求を受け付けた場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10の端末情報を、取得要求に対する応答として、端末装置10に対して送信する。
端末情報更新部(第1端末情報更新部)205は、端末装置10から更新後の端末情報を受信した場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する。
また、端末情報更新部(第1端末情報更新部)205は、サーバ装置30から更新後の端末情報を受信した場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する。
通知部206は、サーバ装置30に対して、応答を要求する応答要求を送信した後、サーバ装置30から応答要求に対する応答がない場合に、1以上の端末装置10に対して、サーバ装置30に更新データ取得要求を送信しないように通知する。
制御部207は、管理装置20の全体を制御する。また、制御部207は、上記の各機能部の処理を統括的に制御する。
次に、サーバ装置30の機能構成について説明する。図3に示すように、サーバ装置30は、通信部301と、更新データ記憶部302と、更新データ送信部303と、制御部304とを有する。上記各部については、これらの一部又は全部がソフトウェア(プログラム)、ハードウェア回路であってもよい。また、上記各部のうちの一部がサーバ装置30に搭載される形態であってもよい。
通信部301は、端末装置10及び管理装置20と通信網40を介して通信し、端末装置10及び管理装置20と各種データを送受信する。具体的には、通信部301は、端末装置10から、例えば、更新データ取得要求を受信し、ファームウェア更新データを端末装置10に対して送信する。
更新データ記憶部(第2更新データ記憶部)302は、ファームウェア更新データを記憶する。
更新データ送信部(第2更新データ送信部)303は、端末装置10から更新データ取得要求を受信した場合に、ファームウェア更新データを、取得要求に対する応答として、端末装置10に対して送信する。
制御部304は、サーバ装置30の全体を制御する。また、制御部304は、上記の各機能部の処理を統括的に制御する。
次に、図4を参照しながら、端末管理システム1の処理動作の一例について説明する。図4は、端末管理システムの処理動作の一例について説明するフローチャート図である。
1以上の端末装置10は、管理装置20に対して、自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する(ステップS1)。次に、管理装置20は、1以上の端末装置10から当該端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと当該端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する(ステップS2)。そして、管理装置20は、端末装置10から受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する(ステップS3)。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。
次に、端末装置10は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信する(ステップS4)。端末装置10は、サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答があるか否かを判断する(ステップS5)。応答がある場合(ステップS5:Yes)、端末装置10は、ステップS12に移行して処理を継続する。
応答がない場合(ステップS5:No)、端末装置10は、管理装置20に対して、他の端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信する(ステップS6)。次に、端末装置10は、端末情報取得要求に対する応答があるか否かを判断する(ステップS7)。応答がない場合(ステップS7:No)、端末装置10は、ステップS6に戻り処理を繰り返す。
応答がある場合(ステップS7:Yes)、端末装置10は、管理装置20から1以上の端末情報を取得して、取得した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する(ステップS8)。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。
端末装置10は、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれるファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する端末装置10を、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する(ステップS9)。そして、端末装置10は、ステップS9で選択された端末装置10に対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS10)。
端末装置10は、更新データ取得要求に対する応答があるか否かを判断する(ステップS11)。応答がない場合(ステップS11:No)、端末装置10は、ステップS9に戻り処理を繰り返す。
応答がある場合(ステップS11:Yes)、端末装置10は、取得要求に対する応答として他の端末装置10からファームウェア更新データ(新バージョンのファームウェア)をダウンロードして取得して記憶する(ステップS12)。
端末装置10は、ステップS12で取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行し、更新後のファームウェアのバージョンを記憶する(ステップS13)。端末装置10は、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS14)。
管理装置20は、端末装置10から更新後の端末情報を受信した場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新(ステップS15)して処理を終了する。
以上の処理を端末管理システム1に実行させることにより、最適なファームウェア更新済みの端末装置10と通信してファームウェアを更新することができる、という有利な効果を達成できる。
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係る端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30の処理動作の一例について説明する。図5は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
最初に、サーバ装置30は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶する(ステップS101)。次に、端末装置10a、10b、10cは、管理装置20に対して、自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する(ステップS102)。
管理装置20は、1以上の端末装置10a〜10cから端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する(ステップS103)。そして、管理装置20は、端末装置10a〜10cから受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する(ステップS104)。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。
次に、端末装置10aは、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信する(ステップS105)。サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答がない場合(ステップS106)、端末装置10aは、管理装置20に対して、他の端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信する(ステップS107)。
管理装置20は、端末装置10aから端末情報取得要求を受け付けた場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10a〜10cの端末情報を、取得要求に対する応答として、端末装置10aに対して送信する(ステップS108)。
端末装置10aは、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれる端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する、例えば、端末装置10bを、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する(ステップS109)。そして、端末装置10aは、ステップS109で選択された他の端末装置10bに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS110)。
次に、端末装置10aは、端末装置10bから更新データ取得要求に対する応答がない場合(ステップS111)、端末装置10aは、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれる端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンを参照して、さらに、最新のバージョンを保持する、例えば、端末装置10cを、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する(ステップS112)。そして、端末装置10aは、ステップS112で選択された他の端末装置10cに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS113)。
端末装置10cは、端末装置10aから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに送信する(ステップS114)。
端末装置10aは、端末装置10cから更新データ取得要求に対する応答として、ファームウェア更新データを取得する(ステップS115)。端末装置10aは、取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する(ステップS116)。端末装置10aは、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS117)。
管理装置20は、端末装置10aから更新後の端末情報を受信して(ステップS118)、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する(ステップS119)。
以上の処理を端末管理システム1に実行させることにより、最初に選択した端末装置10bから応答がない場合、さらに端末装置10cを選択することで、最適なファームウェア更新済みの端末装置10と通信してファームウェアを更新することができる、という有利な効果を達成できる。
次に、図6を参照しながら、サーバ装置30から応答がない場合に、端末装置10に対して、サーバ装置30に更新データ取得要求を送信しないように通知する処理動作の一例について説明する。図6は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、上述した図5を用いて説明した処理動作と同様のステップについては、同一の符号を付し詳細な説明を適宜省略する。具体的には、図6に示すステップS201〜S203の処理が異なるだけで、ステップS101〜S104、ステップS107〜S119の処理は同様である。よって、ステップS201〜S203についてのみ説明する。
まず、ステップS104の処理の後、管理装置20は、サーバ装置30に対して、応答を要求する応答要求を送信する(ステップS201)。管理装置20は、サーバ装置30から応答要求に対する応答がない場合(ステップS202)に、1以上の端末装置10a〜10cに対して、更新データ取得要求をサーバ装置30に送信しないように通知する(ステップS203)。次に、ステップS107以降の処理を行う。ステップS107以降の処理は図5と同様である。なお、応答要求の送信は、予め設定した一定周期で行ってもよいし、任意の時間に行ってもよい。
このように、本実施形態においては、管理装置20がサーバ装置30に対して、予め設定された一定周期で応答確認することで、サーバ装置30が応答できない状態であることを端末装置10a〜10cに通知することができるため、各端末装置10は、サーバ装置30に対して更新データ取得要求を送信する処理を省略することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。まず、図7を用いて、本実施形態に係る端末管理システム1aの端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30の機能について説明する。図7は、第2実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、上述した第1実施形態の図3と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を適宜省略する。
第2実施形態では、端末装置10が選択部104と端末情報記憶部110とを備えず、管理装置20が選択部208を備える構成が異なるだけである。従って、第2実施形態では、以下に示す端末情報送信部204、選択部208以外の機能及び構成、処理については第1実施形態と同様である。
管理装置20は、図7に示すように、更に選択部(第2選択部)208を備えている。
選択部(第2選択部)208は、通信部201を介して端末装置10から端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を受け付けた場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10の端末情報に含まれる端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する端末装置10を、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する。なお、ファームウェアのバージョンを参照する以外に、端末情報に含まれるファームウェアを更新した日時の情報や端末情報を更新した日時の情報などを参照して、ファームウェア更新データを取得する端末装置10を選択するようにしてもよい。
端末情報送信部(第2端末情報送信部)204は、選択部(第2選択部)208で選択された端末装置10の端末情報を、端末装置10に対して送信する。
次に、本実施形態に係る端末管理システム1aの処理動作の一例について説明する。図8は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、上述した図5を用いて説明した処理動作と同様のステップについては、同一の符号を付し詳細な説明を適宜省略する。具体的には、図8に示すステップS211〜S216の処理が異なるだけで、ステップS101〜S107、ステップS114〜S119の処理は同様である。よって、ステップS211〜S216についてのみ説明する。
まず、ステップS107の処理の後、管理装置20は、端末装置10aからの端末情報取得要求を受け付けた場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10a〜10cの端末情報に含まれる端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する端末装置10bを、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する。そして、管理装置20は、選択された端末装置10bの端末情報を、端末装置10aに対して送信する(ステップS211)。
端末装置10aは、管理装置20から取得した端末情報に含まれる端末装置10bに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS212)。次に、端末装置10aは、端末装置10bから更新データ取得要求に対する応答がない場合(ステップS213)、端末装置10aは、更に管理装置20に対して、端末情報取得要求を送信する(ステップS214)。管理装置20は、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10a〜10cの端末情報に含まれる端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンを参照して、さらに、最新のバージョンを保持する端末装置10cを、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択し、選択された端末装置10cの端末情報を、端末装置10aに対して送信する(ステップS215)。
端末装置10aは、端末情報に含まれる端末装置10cに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS216)。端末装置10cは、端末装置10aから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに送信する(ステップS114)。次に、ステップS115以降の処理を行う。ステップS115以降の処理は、図5と同様である。
このように、本実施形態においては、管理装置20がファームウェア更新データを取得する端末装置10b、10cを選択して、端末装置10aに対して端末情報を送信するため、各端末装置10での処理の負荷を低減することができる。また、端末装置10は、端末情報記憶部110を備えない構成であるため、端末情報を記憶する記憶領域の容量を削減することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。まず、図9を用いて、本実施形態に係る端末管理システム1bの端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30の機能について説明する。図9は、第3実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、上述した第1実施形態の図3と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を適宜省略する。
第3実施形態では、端末装置10が更に認証情報送信部112を備え、管理装置20が更に更新データ記憶部209と、更新データ送信部210と、登録認証情報記憶部211と、受付部212と、認証部213と、認証通知部214とを備える構成が異なるだけである。従って、第3実施形態では、以下に示す認証情報送信部112、更新データ記憶部209、更新データ送信部210、登録認証情報記憶部211、受付部212、認証部213、認証通知部214以外の機能及び構成、処理については第1実施形態と同様である。
端末装置10は、図9に示すように、更に認証情報送信部112を備えている。
認証情報送信部112は、ファームウェア更新データを取得する端末装置10を識別する識別情報とパスワードとを含み、端末装置10の認証に用いられる認証情報を管理装置20に対して送信する。
更新データ取得部105は、管理装置20から認証通知を受け付けた後に、ファームウェア更新データを取得する。
管理装置20は、図9に示すように、更に更新データ記憶部209と、更新データ送信部210と、登録認証情報記憶部211と、受付部212と、認証部213と、認証通知部214とを備えている。
更新データ記憶部(第3更新データ記憶部)209は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶する。
更新データ送信部(第3更新データ送信部)210は、端末装置10から更新データ取得要求を受信した場合に、更新データ記憶部(第3更新データ記憶部)209が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10に対して送信する。
登録認証情報記憶部211は、予め登録された認証情報を示す登録認証情報を記憶する。
受付部212は、端末装置10からファームウェア更新データを取得する端末装置10を識別する識別情報とパスワードとを含み、端末装置10の認証に用いられる認証情報を受け付ける。
認証部213は、登録認証情報と、端末装置10から受け付けた認証情報が一致する場合に、端末装置10を認証する。
認証通知部214は、ファームウェア更新データを取得する端末装置10を認証した後に、端末装置10に対して認証通知を通知する。
次に、本実施形態に係る端末管理システム1bの処理動作の一例について説明する。図10は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、上述した図5を用いて説明した処理動作と同様のステップについては、同一の符号を付し詳細な説明を適宜省略する。具体的には、図10に示すステップS231、S232、S233〜S237の処理が異なるだけで、ステップS101〜S110、ステップS115〜S119の処理は同様である。よって、ステップS231〜S237についてのみ説明する。
最初に、管理装置20は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶する(ステップS231)。次に、管理装置20は、予め登録された認証情報を示す登録認証情報を記憶する(ステップS232)。その後、ステップS101〜S110の処理を行う、ステップS101〜S110の処理は図5と同様である。
端末装置10bは、ファームウェア更新データを取得する端末装置10aを識別する識別情報とパスワードとを含み、端末装置10aの認証に用いられる認証情報を管理装置20に対して送信する(ステップS233)。
次に、管理装置20は、端末装置10bからファームウェア更新データを取得する端末装置10を識別する識別情報とパスワードとを含み、端末装置10aの認証に用いられる認証情報を受け付ける(ステップS234)。管理装置20は、記憶している登録認証情報と、端末装置10bから受け付けた認証情報が一致する場合に、端末装置10aを認証する(ステップS235)。管理装置20は、ファームウェア更新データを取得する端末装置10aを認証した後に、端末装置10bに対して認証通知を通知する(ステップS236)。
端末装置10bは、管理装置20から端末装置10aの認証通知を受け付けた後、端末装置10aに対して、ファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに対して送信する(ステップS237)。次に、ステップS115以降の処理を行う。ステップS115以降の処理は、図5と同様である。
このように、本実施形態においては、ファームウェア更新に際して承認が必要な場合に、管理装置20が承認機能を有することによって、サーバ装置30での承認の必要がないためサーバ装置30と通信することなしにファームウェア更新を行うことができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。まず、図11を用いて、本実施形態に係る端末管理システム1cの端末装置10、管理装置20及びサーバ装置30の機能について説明する。図11は、第4実施形態に係る端末管理システムの端末装置、管理装置及びサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、上述した第1実施形態の図3と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を適宜省略する。
第4実施形態では、サーバ装置30が更に端末情報受信部305と、端末情報記憶部306と、端末情報更新部307と、更新情報送信部308とを備える構成が異なるだけである。従って、第4実施形態では、以下に示す端末情報受信部305、端末情報記憶部306、端末情報更新部307、更新情報送信部308以外の機能及び構成、処理については第1実施形態と同様である。
サーバ装置30は、図11に示すように、更に端末情報受信部305と、端末情報記憶部306と、端末情報更新部307と、更新情報送信部308とを備えている。
端末情報受信部(第2端末情報受信部)305は、端末装置10から端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信して端末情報記憶部306に受け渡す。
端末情報記憶部(第3端末情報記憶部)306は、端末装置10から受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。なお、識別情報は端末IDに限ることはなく任意である。
端末情報更新部(第2端末情報更新部)307は、端末装置10に対してファームウェア更新データを送信した後、端末装置10から更新後の端末情報を受信した場合に、端末情報記憶部(第3端末情報記憶部)306が記憶している端末情報を更新する。
更新情報送信部(第2更新情報送信部)308は、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する。具体的には、更新情報送信部(第2更新情報送信部)308は、更新後の自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと自身の端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を管理装置20に対して送信する。
次に、本実施形態に係る端末管理システム1cの処理動作の一例について説明する。図12は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
最初に、サーバ装置30は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶する(ステップS251)。次に、端末装置10a、10b、10cは、サーバ装置30に対して、自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する(ステップS252)。
サーバ装置30は、1以上の端末装置10a〜10cから端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する(ステップS253)。そして、サーバ装置30は、端末装置10a〜10cから受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する(ステップS254)。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。
次に、端末装置10aは、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信する(ステップS255)。サーバ装置30は、端末装置10aから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第2更新データ記憶部)302が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに送信する(ステップS256)。
端末装置10aは、サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答として、ファームウェア更新データを取得する(ステップS257)。端末装置10aは、取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する(ステップS258)。端末装置10aは、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報をサーバ装置30に対して送信する(ステップS259)。
サーバ装置30は、端末装置10aから更新後の端末情報を受信して(ステップS260)、端末情報記憶部(第3端末情報記憶部)306が記憶している端末情報を更新する(ステップS261)。
サーバ装置30は、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS262)。
管理装置20は、サーバ装置30から更新後の端末情報を受信して(ステップS263)、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する(ステップS264)。すなわち、更新後の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する。
このように、本実施形態においては、サーバ装置30が更に端末情報を記憶し、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信して端末情報を共有することによって、管理装置20とサーバ装置30とが、互いをバックアップ装置とすることができる。
次に、図13を参照しながら、管理装置20とサーバ装置30とが端末情報を共有している場合に、端末情報の差分から最新の端末情報に更新する処理動作の一例について説明する。図13は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
最初に、サーバ装置30は、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶する(ステップS301)。次に、端末装置10a、10b、10cは、管理装置20及びサーバ装置30に対して、自身の端末装置10が保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する(ステップS302)。
管理装置20及びサーバ装置30は、1以上の端末装置10a〜10cから端末装置10a〜10cが保持するファームウェアのバージョンと端末装置10を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する(ステップS303)。そして、管理装置20及びサーバ装置30は、端末装置10a〜10cから受信した1以上の端末情報を用いて、端末装置10の識別情報ごとに端末情報を記憶する(ステップS304)。具体的には、端末装置10を識別する、例えば、端末IDごとに端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを紐付けて記憶する。
次に、端末装置10aは、ファームウェアを更新するためのファームウェア更新データを記憶するサーバ装置30に対して、ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信する(ステップS305)。サーバ装置30は、端末装置10aから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第2更新データ記憶部)302が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに送信する(ステップS306)。
端末装置10aは、サーバ装置30から更新データ取得要求に対する応答として、ファームウェア更新データを取得する(ステップS307)。端末装置10aは、取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する(ステップS308)。端末装置10aは、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS309)。
管理装置20は、端末装置10aから更新後の端末情報を受信して(ステップS310)、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する(ステップS311)。
サーバ装置30は、自身が記憶している端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS312)。管理装置20は、サーバ装置30から受信した端末情報と、自身が記憶している端末情報とを比較して、最新の端末情報に更新する(ステップS313)。なお、管理装置20は、端末情報に含まれている端末装置10が保持するファームウェアのバージョン情報を比較することで、最新の端末情報であるか否かを判断するようにしてもよいし、端末情報を更新した日時情報やファームウェアを更新した日時情報などを比較することで、最新の端末情報であるか否かを判断するようにしてもよい。
次に、管理装置20は、更新後の端末情報を記憶すると共に、端末情報をサーバ装置30に対して送信する(ステップS314)。サーバ装置30は、管理装置20から受信した端末情報と、自身が記憶している端末情報とを比較して、最新の端末情報に更新する(ステップS315)。なお、比較の方法は上記の管理装置20で説明したものと同様である。
このように、本実施形態においては、管理装置20とサーバ装置30とが端末情報を共有しており、管理装置20とサーバ装置30とが、互いのバックアップ装置となると共に、お互いの端末情報を比較して差分から最新の端末情報に更新するため、最適なファームウェア更新済みの端末装置10を選択することができる。
次に、図14を参照しながら、ファームウェア更新データを取得した端末装置に対して次回から更新データ取得要求を送信しないようにする処理動作の一例について説明する。図14は、端末装置、管理装置及びサーバ装置の他の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、上述した図5を用いて説明した処理動作のステップS101〜S110までは同様の処理のため詳細な説明を適宜省略する。具体的には、図5に示すステップS101〜S110の処理の後、図14に示すステップS401〜S418の処理が異なるだけで、ステップS101〜S110の処理は同様である。よって、ステップS401〜S418についてのみ説明する。
まず、図5で示したステップS101〜S110の処理を行う。端末装置10aは、図5のステップS109で選択された端末装置10bに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS110)。端末装置10bは、端末装置10aから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10aに送信する(ステップS401)。
端末装置10aは、端末装置10bから更新データ取得要求に対する応答として、ファームウェア更新データを取得する(ステップS402)。端末装置10aは、取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する(ステップS403)。端末装置10aは、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS404)。
管理装置20は、端末装置10aから更新後の端末情報を受信して(ステップS405)、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する(ステップS406)。その後、管理装置20は、受信した端末情報を参照して、端末装置10aがファームウェア更新データを取得した端末装置10bを特定する。具体的には、更新後の端末情報には、端末装置10aがファームウェア更新データを取得した端末装置10bの識別情報をさらに含んでいるので、端末情報に含まれる端末装置10bの識別情報から、端末装置10aがファームウェア更新データを取得した端末装置10bを特定することができる。なお、端末装置10の端末情報にフラグを立てる領域を設けて、特定した端末装置10bの端末情報にフラグを立て、端末情報取得要求に対する応答として、フラグの数が少ない端末装置10の端末情報を優先的に送信するようにしてもよい。
次に、管理装置20は、次回以降に端末装置10から受信する、今後の端末情報取得要求に対しては、上記で特定した端末装置10bの端末情報を除いた1以上の端末情報を送信するようにする(ステップS407)。具体的には、管理装置20の端末情報送信部(第2端末情報送信部)204は、更新後の端末情報に含まれる端末装置10bの識別情報に基づいて、当該識別情報を含む端末情報を端末装置10に対して送信しないようにする。なお、端末装置10の端末情報にフラグを立てる領域を設けて、特定した端末装置10bの端末情報にフラグを立て、端末情報取得要求に対する応答として、フラグの数が少ない端末装置10の端末情報を優先的に送信するようにしてもよい。
次に、端末装置10cは、管理装置20に対して、端末装置10の端末情報を要求する端末情報取得要求を送信する(ステップS408)。管理装置20は、端末装置10cから端末情報取得要求を受け付けた場合に、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶する1以上の端末装置10a〜10cの中から上記で特定した端末装置10bを除いた端末情報を、端末情報取得要求に対する応答として、端末装置10cに対して送信する(ステップS409)。
端末装置10cは、管理装置20から取得した1以上の端末情報に含まれる端末装置10が保持するファームウェアのバージョンを参照して、最新のバージョンを保持する、例えば、端末装置10aを、ファームウェア更新データを取得する端末装置10に選択する(ステップS410)。そして、端末装置10cは、ステップS410で選択された端末装置10aに対して、ファームウェアの更新のための更新データ取得要求を送信する(ステップS411)。
端末装置10aは、端末装置10cから更新データ取得要求を受け付けた場合に、更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)108が記憶するファームウェア更新データを、更新データ取得要求に対する応答として、端末装置10cに送信する(ステップS412)。
端末装置10cは、端末装置10aから更新データ取得要求に対する応答として、ファームウェア更新データを取得する(ステップS413)。端末装置10cは、取得したファームウェア更新データを用いて、自身のファームウェアを更新する処理を実行する(ステップS414)。端末装置10cは、自身のファームウェアを最新に更新した後に、更新後の端末情報を管理装置20に対して送信する(ステップS415)。
管理装置20は、端末装置10cから更新後の端末情報を受信して(ステップS416)、端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)203が記憶している端末情報を更新する(ステップS417)。その後、管理装置20は、受信した端末情報を参照して、端末装置10cがファームウェア更新データを取得した端末装置10aを特定する。具体的には、更新後の端末情報には、端末装置10cがファームウェア更新データを取得した端末装置10aの識別情報をさらに含んでいるので、端末情報に含まれる端末装置10aの識別情報から、端末装置10cがファームウェア更新データを取得した端末装置10aを特定することができる。
次に、管理装置20は、次回以降に端末装置10から受信する、今後の端末情報取得要求に対しては、上記で特定した端末装置10a、10bの端末情報を除いた1以上の端末情報を送信するようにする(ステップS418)。具体的には、管理装置20の端末情報送信部(第2端末情報送信部)204は、更新後の端末情報に含まれる端末装置10aの識別情報に基づいて、当該識別情報を含む端末情報を端末装置10に対して送信しないようにする。なお、端末装置10の端末情報にフラグを立てる領域を設けて、特定した端末装置10aの端末情報にフラグを立て、端末情報取得要求に対する応答として、フラグの数が少ない端末装置10の端末情報を優先的に送信するようにしてもよい。
このように、本実施形態においては、管理装置20が一度ファームウェア更新データを取得した端末装置10を特定し、次回の端末情報取得要求に対しては、特定した端末装置10の端末情報を除いた1以上の端末情報を送信するため、特定の端末装置10に負荷を集中させないようにすることができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述した各実施形態の端末管理システム1〜1cで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、本実施形態の端末装置10と管理装置20とサーバ装置30とが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1、1a、1b、1c 端末管理システム
10、10a〜10c 端末装置
11 入力装置
12 表示装置
13 ドライブ装置
14 RAM
15 ROM
16 CPU
17 インタフェース装置
18 HDD
19 記録媒体
20 管理装置
30 サーバ装置
40 通信網
50 システムバス
101 通信部
102 端末情報送信部(第1端末情報送信部)
103 端末情報取得部
104 選択部(第1選択部)
105 更新データ取得部
106 更新部
107 更新情報送信部(第1更新情報送信部)
108 更新データ記憶部(第1更新データ記憶部)
109 更新データ送信部(第1更新データ送信部)
110 端末情報記憶部(第2端末情報記憶部)
111 制御部
112 認証情報送信部
201 通信部
202 端末情報受信部(第1端末情報受信部)
203 端末情報記憶部(第1端末情報記憶部)
204 端末情報送信部(第2端末情報送信部)
205 端末情報更新部(第1端末情報更新部)
206 通知部
207 制御部
208 選択部(第2選択部)
209 更新データ記憶部(第3更新データ記憶部)
210 更新データ送信部(第3更新データ送信部)
211 登録認証情報記憶部
212 受付部
213 認証部
214 認証通知部
301 通信部
302 更新データ記憶部(第2更新データ記憶部)
303 更新データ送信部(第2更新データ送信部)
304 制御部
305 端末情報受信部(第2端末情報受信部)
306 端末情報記憶部(第3端末情報記憶部)
307 端末情報更新部(第2端末情報更新部)
308 更新情報送信部(第2更新情報送信部)
特開2005−071155号公報

Claims (14)

  1. 1以上の端末装置と、管理装置とを含む端末管理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記管理装置に対して、前記端末装置が保持するファームウェアのバージョンと前記端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する第1端末情報送信部と、
    ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、前記ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、前記サーバ装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に、前記管理装置に対して、他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の前記端末情報を取得する端末情報取得部と、
    取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する更新データ取得部と、
    前記ファームウェア更新データを用いて、前記ファームウェアを更新する更新部と、
    更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第1更新情報送信部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記端末装置から前記端末情報を受信する第1端末情報受信部と、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第1端末情報記憶部と、
    前記端末装置から前記端末情報取得要求を受け付けた場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶する1以上の前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する第2端末情報送信部と、
    前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶している前記端末情報を更新する第1端末情報更新部と、を備える、
    ことを特徴とする端末管理システム。
  2. 前記端末装置は、
    取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する前記端末装置を選択する第1選択部を、さらに備え、
    前記更新データ取得部は、
    選択された前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する、
    請求項1に記載の端末管理システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記第1端末情報記憶部が記憶する1以上の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する前記端末装置を選択する第2選択部を、さらに備え、
    前記第2端末情報送信部は、
    選択された前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する、
    請求項1に記載の端末管理システム。
  4. 前記端末装置は、
    取得した前記ファームウェア更新データを記憶する第1更新データ記憶部と、
    他の前記端末装置から前記更新データ取得要求を受信した場合に、前記第1更新データ記憶部が記憶する前記ファームウェア更新データを他の前記端末装置に対して送信する第1更新データ送信部と、をさらに備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の端末管理システム。
  5. 前記端末装置は、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第2端末情報記憶部を、さらに備え、
    前記第1選択部は、前記端末装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に前記ファームウェア更新データが取得できないと判断し、前記第2端末情報記憶部が記憶する1以上の前記端末情報を参照して、前記ファームウェア更新データを取得する他の前記端末装置をさらに選択し、
    前記更新データ取得部は、さらに選択された他の前記端末装置に対して前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する、
    請求項2に記載の端末管理システム。
  6. 前記管理装置は、
    前記サーバ装置に対して、応答を要求する応答要求を送信した後、前記サーバ装置から前記応答要求に対する応答がない場合に、1以上の前記端末装置に対して、前記サーバ装置に前記更新データ取得要求を送信しないように通知する通知部を、さらに備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の端末管理システム。
  7. 前記端末装置は、
    前記ファームウェア更新データを取得する前記端末装置を識別する識別情報とパスワードとを含み、前記端末装置の認証に用いられる認証情報を前記管理装置に対して送信する認証情報送信部を、さらに備え、
    前記更新データ取得部は、前記管理装置から認証通知を受け付けた後に、前記ファームウェア更新データを取得し、
    前記管理装置は、
    ファームウェア更新データを記憶する第3更新データ記憶部と、
    前記端末装置から前記更新データ取得要求を受信した場合に、前記ファームウェア更新データを前記端末装置に対して送信する第3更新データ送信部と、
    予め登録された前記認証情報を示す登録認証情報を記憶する登録認証情報記憶部と、
    前記認証情報を受け付ける受付部と、
    前記登録認証情報と、受け付けた前記認証情報が一致する場合に、前記端末装置を認証する認証部と、
    前記端末装置を認証した後に、認証通知を通知する認証通知部と、をさらに備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の端末管理システム。
  8. 更新後の前記端末情報は、前記ファームウェア更新データを取得した前記端末装置の識別情報を、さらに含み、
    前記管理装置の前記第2端末情報送信部は、更新後の前記端末情報に含まれる前記端末装置の識別情報に基づいて、当該識別情報を含む前記端末情報を前記端末装置に対して送信しないようにする、
    請求項1から3の何れか1項に記載の端末管理システム。
  9. 前記端末管理システムは、さらに前記サーバ装置を含み、
    前記サーバ装置は、
    ファームウェア更新データを記憶する第2更新データ記憶部と、
    前記端末装置から前記更新データ取得要求を受信した場合に、前記ファームウェア更新データを前記端末装置に対して送信する第2更新データ送信部と、
    前記端末装置から前記端末情報を受信する第2端末情報受信部と、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第3端末情報記憶部と、
    前記端末装置に対して前記ファームウェア更新データを送信した後、前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第3端末情報記憶部が記憶している前記端末情報を更新する第2端末情報更新部と、
    更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第2更新情報送信部と、を備え、
    前記管理装置の前記第1端末情報更新部は、
    前記サーバ装置から前記更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶している前記端末情報を更新する、
    請求項1に記載の端末管理システム。
  10. 端末装置であって、
    1以上の端末装置を管理する管理装置に対して、前記端末装置が保持するファームウェアのバージョンと前記端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する第1端末情報送信部と、
    ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、前記ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、前記サーバ装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に、前記管理装置に対して、他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の前記端末情報を取得する端末情報取得部と、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第2端末情報記憶部と、
    取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する前記端末装置を、前記ファームウェア更新データを取得する前記端末装置に選択する第1選択部と、
    選択された前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する更新データ取得部と、
    前記ファームウェア更新データを用いて、前記ファームウェアを更新する更新部と、
    更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第1更新情報送信部と、を備える、
    ことを特徴とする端末装置。
  11. 1以上の端末装置から当該端末装置が保持するファームウェアのバージョンと当該端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する第1端末情報受信部と、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第1端末情報記憶部と、
    前記端末装置からファームウェア更新データを記憶している前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を受け付けた場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶している1以上の前記端末装置の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する前記端末装置を、前記ファームウェア更新データを取得する前記端末装置に選択する第2選択部と、
    選択された前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する第2端末情報送信部と、
    前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶部が記憶している前記端末情報を更新する第1端末情報更新部と、を備える、
    ことを特徴とする管理装置。
  12. 1以上の端末装置と、管理装置とを含む端末管理システムの端末管理方法であって、
    前記管理装置に対して、前記端末装置が保持するファームウェアのバージョンと前記端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する第1端末情報送信ステップと、
    前記端末装置から前記端末情報を受信する第1端末情報受信ステップと、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第1端末情報記憶ステップと、
    ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、前記ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、前記サーバ装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に、前記管理装置に対して、他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を送信する送信ステップと、
    前記端末装置から前記端末情報取得要求を受け付けた場合に、前記第1端末情報記憶ステップで記憶する1以上の前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する第2端末情報送信ステップと、
    前記管理装置から前記端末情報を受信して取得する端末情報取得ステップと、
    取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する更新データ取得ステップと、
    前記ファームウェア更新データを用いて、前記ファームウェアを更新する更新ステップと、
    更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第1更新情報送信ステップと、
    前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶ステップで記憶している前記端末情報を更新する第1端末情報更新ステップと、を含む、
    ことを特徴とする端末管理方法。
  13. 端末装置に、
    1以上の端末装置を管理する管理装置に対して、前記端末装置が保持するファームウェアのバージョンと前記端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を送信する第1端末情報送信ステップと、
    ファームウェア更新データを記憶するサーバ装置に対して、前記ファームウェア更新データを要求する更新データ取得要求を送信した後、前記サーバ装置から前記更新データ取得要求に対する応答がない場合に、前記管理装置に対して、他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を送信して1以上の前記端末情報を取得する端末情報取得ステップと、
    取得した1以上の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する前記端末装置を、前記ファームウェア更新データを取得する前記端末装置に選択する第1選択ステップと、
    選択された前記端末装置に対して、前記更新データ取得要求を送信して前記ファームウェア更新データを取得する更新データ取得ステップと、
    前記ファームウェア更新データを用いて、前記ファームウェアを更新する更新ステップと、
    更新後の前記端末情報を前記管理装置に対して送信する第1更新情報送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  14. 管理装置に、
    1以上の端末装置から当該端末装置が保持するファームウェアのバージョンと当該端末装置を識別する識別情報とを含む端末情報を受信する第1端末情報受信ステップと、
    前記端末装置の識別情報ごとに前記端末情報を記憶する第1端末情報記憶ステップと、
    前記端末装置から他の前記端末装置の前記端末情報を要求する端末情報取得要求を受け付けた場合に、前記第1端末情報記憶ステップが記憶する1以上の前記端末装置の前記端末情報に含まれる前記バージョンを参照して、最新の前記バージョンを保持する他の前記端末装置を、前記ファームウェア更新データを取得する前記端末装置に選択する第2選択ステップと、
    選択された前記端末装置の前記端末情報を、前記端末装置に対して送信する第2端末情報送信ステップと、
    前記端末装置から更新後の前記端末情報を受信した場合に、前記第1端末情報記憶ステップで記憶している前記端末情報を更新する第1端末情報更新ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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