JP2016045436A - 投影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用していない時に吸気口や排気口から埃等が浸入するのを防止できる投影装置を提供すること。【解決手段】本発明の投影装置10は、少なくとも1箇所以上に設けられた開口24を有する筐体20と、開口24を開閉するシャッタ部材40と、筐体20に対して開閉自在に取付けられた蓋部材21と、筐体20内に設けられ、開状態にある蓋部材21に対して投影光を照射する投影部31と、を備え、シャッタ部材40は、蓋部材21の開閉に応じて、蓋部材21が開状態のときには開口24を開いた状態とし、蓋部材21が閉状態のときには開口24を閉じた状態とする。【選択図】 図7
Description
本発明は、使用していない時に筐体に設けられる吸気口や排気口からの埃などの侵入を抑制した投影装置に関する。
一般に、投影装置では、内部に収容される光源や電子機器を冷却するために、筐体に吸気口や排気口が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の投影装置(投写型映像表示装置)は、排気口に軸流ファン等を配置し、この軸流ファンによって筐体内の空気を排気口から排気することにより、吸気口から外気を吸引し、筐体内部を冷却している。
特許文献1に記載の投影装置(投写型映像表示装置)は、排気口に軸流ファン等を配置し、この軸流ファンによって筐体内の空気を排気口から排気することにより、吸気口から外気を吸引し、筐体内部を冷却している。
しかしながら、前述した特許文献1に記載の投影装置においては、吸気口および排気口が常に開口状態にある。このため、例えば、投影装置をカバンなどに入れて持ち運びをする際などに、吸気口や排気口から筐体内部にゴミ(例えば、埃)などが侵入し、PCB(プリント回路板)や光源部の高熱になる箇所に堆積して、冷却性能が低下する恐れがある。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであり、使用していない時に吸気口や排気口から埃等が浸入するのを防止できる投影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成によって把握される。
(1)本願発明の投影装置は、
開口が形成された筐体と、
前記筐体に対して開閉自在に取付けられた蓋部材と、
前記筐体内に設けられ、前記蓋部材が開状態にあるときに投影光を照射する投影部と、
前記蓋部材が開状態のときには前記開口を開いた状態とし、前記蓋部材が閉状態のときには前記開口を閉じた状態となるように、前記蓋部材の開閉に応じて移動するシャッタ部材と、
を備える。
(1)本願発明の投影装置は、
開口が形成された筐体と、
前記筐体に対して開閉自在に取付けられた蓋部材と、
前記筐体内に設けられ、前記蓋部材が開状態にあるときに投影光を照射する投影部と、
前記蓋部材が開状態のときには前記開口を開いた状態とし、前記蓋部材が閉状態のときには前記開口を閉じた状態となるように、前記蓋部材の開閉に応じて移動するシャッタ部材と、
を備える。
本発明によれば、使用していない時に吸気口や排気口から埃等が浸入するのを防止できる投影装置を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態の投影装置について、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態の投影装置10は、例えば矩形箱状の筐体20を有する。なお、以下の説明においては、投影方向(図4参照)を「前」とし、投影方向と反対側を「後」とする。また、投影方向に向かって左側を「左」とし、右側を「右」と表示する。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態の投影装置10は、例えば矩形箱状の筐体20を有する。なお、以下の説明においては、投影方向(図4参照)を「前」とし、投影方向と反対側を「後」とする。また、投影方向に向かって左側を「左」とし、右側を「右」と表示する。
図1は、投影装置10を使用していない時の蓋部材21を閉じた状態を示す図であり、図2は、投影装置10を使用するために蓋部材21を開いた状態を示す図である。
図1及び図2に示すように、筐体20の上面201における後端部は切欠かれて開口しており、この切欠部には、蓋部材21が開閉可能に設けられている。
図1及び図2に示すように、筐体20の上面201における後端部は切欠かれて開口しており、この切欠部には、蓋部材21が開閉可能に設けられている。
図1に示すように、蓋部材21が閉じられると、蓋部材21の本体211が筐体20の切欠部を覆って、筐体20の上面201と面一で連続する。
また、筐体20の右側面202には、電源スイッチ22や接続コネクタ23が設けられている。
さらに、右側面202には、蓋部材21の開閉を行うためのカバー開閉用レバー28や、フォーカス調整用のフォーカスリング29や、I/O(図示省略)等が設けられている。
また、筐体20の右側面202には、電源スイッチ22や接続コネクタ23が設けられている。
さらに、右側面202には、蓋部材21の開閉を行うためのカバー開閉用レバー28や、フォーカス調整用のフォーカスリング29や、I/O(図示省略)等が設けられている。
そして、筐体20の右側面202の前端部には、開口24が設けられている。
なお、図1及び図2では、見えていないが筐体20の左側面203の前端部にも、筐体20の右側面202と同様に開口24(図示せず)が設けられている。
なお、図1及び図2では、見えていないが筐体20の左側面203の前端部にも、筐体20の右側面202と同様に開口24(図示せず)が設けられている。
筐体20の右側面202および左側面203に設けた開口24のうちの一方が吸気口として作用し、他方が排気口として作用する。
例えば、左側面203の開口24の近傍の筐体20内に空気を排出するための軸流ファンなどを設けることで左側面203の開口24を排気口27とし、右側面202の開口24を外部から空気を取込む吸気口26として、吸気口26から外部の空気を吸引し、排気口27から筐体20内部を冷却した空気を排気するようにしてもよい。
例えば、左側面203の開口24の近傍の筐体20内に空気を排出するための軸流ファンなどを設けることで左側面203の開口24を排気口27とし、右側面202の開口24を外部から空気を取込む吸気口26として、吸気口26から外部の空気を吸引し、排気口27から筐体20内部を冷却した空気を排気するようにしてもよい。
図3及び図4は、筐体20の後端側、つまり、蓋部材21の近傍の内部状態を示す断面図である。
図3は、投影装置10を使用していない時の蓋部材21を閉じた状態を示しており、図4は、投影装置10を使用するために蓋部材21を開いた状態を示している。
図3は、投影装置10を使用していない時の蓋部材21を閉じた状態を示しており、図4は、投影装置10を使用するために蓋部材21を開いた状態を示している。
図3及び図4に示すように、筐体20の内部には画像を投影する投影部31が収容されており、投影部31の後方には投影レンズ32が筐体20の厚み方向に沿って設けられている。
投影レンズ32の後方には、平面反射ミラー(第2反射部材)33が筐体20の上面201と略平行に設けられている。
投影レンズ32の後方には、平面反射ミラー(第2反射部材)33が筐体20の上面201と略平行に設けられている。
蓋部材21は、筐体20の内部の後端部付近に設けられている回転軸34により、回転可能に支持されている。
そして、蓋部材21には、凹面の反射面を有する自由曲面ミラー(第1反射部材)35が設けられており、自由曲面ミラー(第1反射部材)35は、蓋部材21と一体で回転する。
そして、蓋部材21には、凹面の反射面を有する自由曲面ミラー(第1反射部材)35が設けられており、自由曲面ミラー(第1反射部材)35は、蓋部材21と一体で回転する。
投影装置10の使用時には、図4に示すように、蓋部材21を回転させて開き(図4中矢印A参照)、投影部31から投影レンズ32を通して自由曲面ミラー(第1反射部材)35に投影光が投影される(矢印BM1参照)。
自由曲面ミラー(第1反射部材)35に投影された投影光は、自由曲面ミラー(第1反射部材)35で反射され、平面反射ミラー(第2反射部材)33に投影され(矢印BM2参照)、さらに、平面反射ミラー(第2反射部材)33で反射されて投影装置10の外部に投影される(矢印BM3参照)。
図5及び図6は、投影装置10を模式的に示した使用時の状態を示す図である。
なお、投影装置10の蓋部材21等を省略し、投影装置10の設置状態と投影光の投影状態を示した模式図になっている。
なお、投影装置10の蓋部材21等を省略し、投影装置10の設置状態と投影光の投影状態を示した模式図になっている。
図5は、投影装置10を机面12に縦置きにして配置し、机面12に投影光(画像)11を投影している状態を示しており、一方、図6は、投影装置10を机面12に横置きにして配置し、部屋の壁やスクリーン13に投影光(画像)11を投影している状態を示している。
このように、本実施形態の投影装置10は、縦置きで机面12に投影光(画像)11を投影したり、横置きで部屋の壁やスクリーン13に投影光(画像)11を投影したりすることが可能な小型でポータブルな投影装置であり、投影装置10を持ち運ぶときには、例えば、カバンの中に入れて持ち運ぶことが可能である。
しかしながら、このような持ち運び時に筐体20の開口24(図1及び図2参照)、つまり、吸気口26や排気口27から筐体20内部に、例えば、埃などが侵入し、PCB(プリント回路板)や光源部の高熱になる箇所に埃などが堆積して、使用時の冷却性能が低下する恐れがある。
そこで、このような埃などの侵入が防止されるように、本実施形態の投影装置10では、使用していない時、つまり、蓋部材21が閉じている時には、筐体20の開口24が自動的に塞がれ、一方、使用時には筐体20の開口24が自動的に開かれるようにしている。
以下、図7から図9を参照しながら、蓋部材21の開閉に応じて、筐体20の開口24(吸気口26や排気口27)を自動的に開閉する機構について詳細に説明する。
図7は、筐体20の一部と筐体20の開口24(吸気口26や排気口27)を開閉するためのシャッタ部材40だけを示した模式図である。
図7に示すように、筐体20の内部には、筐体20の右側面202および左側面203に設けられている開口24を開閉するシャッタ部材40が、前後方向に往復移動可能に設けられている。
図7に示すように、筐体20の内部には、筐体20の右側面202および左側面203に設けられている開口24を開閉するシャッタ部材40が、前後方向に往復移動可能に設けられている。
具体的には、シャッタ部材40は、筐体20の内部に収納できるサイズの枠状の支持部材45を備え、支持部材45の筐体20の開口24に対応した前方側の左右両端部に、筐体20の右側面202の内面および左側面203の内面に対向して、シャッタ部42が設けられている。
シャッタ部42は、外形が矩形板状であり、筐体20に設けられている開口24のスリット241および閉鎖部242に対応してスリット421と蓋部422が形成されている。
より具体的には、シャッタ部42には、開口24のスリット241の幅と同じ幅のスリット421と、開口24の閉鎖部242の幅と同じ幅の蓋部422とが形成されている。
より具体的には、シャッタ部42には、開口24のスリット241の幅と同じ幅のスリット421と、開口24の閉鎖部242の幅と同じ幅の蓋部422とが形成されている。
このため、図8(A)に示すように、開口24のスリット241の位置に、シャッタ部42のスリット421が位置すると、開口24は開状態となり、筐体20の内部は外部と連通するので、吸排気が可能になる。
一方、図8(B)に示すように、開口24のスリット241の位置にシャッタ部42の蓋部422が位置するとともに、開口24の閉鎖部242の位置にシャッタ部42のスリット421が位置すると、開口24が閉じられ、筐体20の内部は外部と遮断されるので、吸排気ができなくなる。
従って、シャッタ部材40をシャッタ部42の1個のスリット421の幅だけ前後方向に移動させることにより、開口24の開閉を行うことができる。
従って、シャッタ部材40をシャッタ部42の1個のスリット421の幅だけ前後方向に移動させることにより、開口24の開閉を行うことができる。
上記のように、シャッタ部材40は、枠状の支持部材45にシャッタ部42を設けるように構成したので、枠状の支持部材45内に、筐体20内に収納される各種部品、例えば、投影部31や投影レンズ32(図3及び図4参照)などを収容することが可能であり、且つ、筐体20の開口24を開閉するために必要なシャッタ部材40の移動も、高々、1個のスリット421の幅分だけ前後方向に移動できればよいので、それら各種部品と干渉しないように移動可能に配置することが簡単である。
以下、図9を参照して、具体的にシャッタ部材40を蓋部材21の開閉に連動して移動させる構成について説明する。
図9(A)は、筐体20に回動自在に取付けられた蓋部材21が閉じた状態を示す図であり、図9(B)は、蓋部材21が開いた状態を示す図である。
図9(A)は、筐体20に回動自在に取付けられた蓋部材21が閉じた状態を示す図であり、図9(B)は、蓋部材21が開いた状態を示す図である。
図9(A)および(B)に示すように、シャッタ部材40は、筐体20の内部において前後方向へ移動可能に収容されている。
そして、蓋部材21には、本体211の下面から下方に伸びるシャッタ押部212が、例えば、蓋部材21の幅方向の両端部にアーム状に設けられている。
そして、蓋部材21には、本体211の下面から下方に伸びるシャッタ押部212が、例えば、蓋部材21の幅方向の両端部にアーム状に設けられている。
このため、シャッタ押部212は、蓋部材21の開閉に伴って、回転軸34を中心として回動する。
そして、シャッタ押部212の下端部は、図9(B)に示すように、蓋部材21が開く時に、シャッタ部材40の枠状の支持部材45の後端側の辺に設けられた突起44に当接可能となっている。
そして、シャッタ押部212の下端部は、図9(B)に示すように、蓋部材21が開く時に、シャッタ部材40の枠状の支持部材45の後端側の辺に設けられた突起44に当接可能となっている。
一方、シャッタ部材40の前側には、筐体20の前壁205との間に、シャッタ部材40を常時後方(蓋部材21側)へ付勢する弾性部材43が設けられている。
なお、図9では、弾性部材43としてコイルばねの場合を示しているが、弾性部材43は、コイルばねに限定されるものではなく、例えば、板ばねやゴム部材等を用いるようにしてもよい。
なお、図9では、弾性部材43としてコイルばねの場合を示しているが、弾性部材43は、コイルばねに限定されるものではなく、例えば、板ばねやゴム部材等を用いるようにしてもよい。
上記のように構成されているので、図9(A)に示すように、蓋部材21を閉じた状態では、シャッタ部材40は弾性部材43によって後方へ付勢され、シャッタ部材40の突起44が蓋部材21のシャッタ押部212に当接されている。つまり、蓋部材21のシャッタ押部212がストッパの役割を果たしている。よって、図8(B)に示すように、開口24のスリット241の位置にシャッタ部42の蓋部422が位置して、開口24は閉状態となる。
なお、シャッタ部材40が、図8(B)に示す位置より後方へ移動しないように規制するストッパを筐体20の内部に設けることができる。
これにより、シャッタ部材40の後方限界位置が確定し、開口24を確実に閉じることができる。
これにより、シャッタ部材40の後方限界位置が確定し、開口24を確実に閉じることができる。
一方、蓋部材21を開けると(図9(A)中矢印A参照)、図9(B)に示すように、蓋部材21とともにシャッタ押部212が矢印B方向へ回動する。
シャッタ押部212は、シャッタ部材40の突起44を押ながら回動するので、シャッタ部材40は弾性部材43の付勢力に抗して前方へ押されて移動する。
これにより、図8(A)に示すように、開口24のスリット241の位置に、シャッタ部42のスリット421が位置して、開口24は開状態となる。
シャッタ押部212は、シャッタ部材40の突起44を押ながら回動するので、シャッタ部材40は弾性部材43の付勢力に抗して前方へ押されて移動する。
これにより、図8(A)に示すように、開口24のスリット241の位置に、シャッタ部42のスリット421が位置して、開口24は開状態となる。
そして、蓋部材21は、投影時には開状態で固定されるようになっているので、シャッタ部42は前方に移動した状態を維持することができる。
そして、蓋部材21を閉じると(図9(B)中矢印C参照)、シャッタ押部212が後方へ移動するので、シャッタ部材40は、弾性部材43の復帰力により後方へ移動して、シャッタ部材40の突起44が蓋部材21のシャッタ押部212に当接されることで、開口24は閉状態となる(図9(A)参照)。
従って、蓋部材21の開閉に連動して、シャッタ部材40が移動し、投影装置10を使用していない蓋部材21が閉じられた状態の場合、シャッタ部42が筐体20の開口24のスリット241を閉塞し、使用時の蓋部材21が開いた状態の場合、筐体20の開口24のスリット241が自動的に開放されるようになる。
なお、図9(C)に示すように、シャッタ部材40の支持部材45の長さが図9(A)に示すより短い場合には、筐体20の内側に位置する筐体20の下面に凸状のストッパを設け、シャッタ部材40が弾性部材43によって後方へ付勢された際、シャッタ部材40の支持部材45が凸状のストッパに当接して固定されるようにしても良い。
或いは、図9(D)に示すように、シャッタ部材40のシャッタ部42の移動範囲の蓋部材21側における、筐体20の内側の筐体20の上面に凸状のストッパを設けることで、シャッタ部材40が弾性部材43によって後方へ付勢された際、シャッタ部材40の支持部材45が凸状のストッパに当接して固定されるようにしても良い。
このようにして、シャッタ部材40の移動限界位置を確定してやることで、開口24の開閉を確実に制御することができる。
なお、図9(C)に示すように、シャッタ部材40の支持部材45の長さが図9(A)に示すより短い場合には、筐体20の内側に位置する筐体20の下面に凸状のストッパを設け、シャッタ部材40が弾性部材43によって後方へ付勢された際、シャッタ部材40の支持部材45が凸状のストッパに当接して固定されるようにしても良い。
或いは、図9(D)に示すように、シャッタ部材40のシャッタ部42の移動範囲の蓋部材21側における、筐体20の内側の筐体20の上面に凸状のストッパを設けることで、シャッタ部材40が弾性部材43によって後方へ付勢された際、シャッタ部材40の支持部材45が凸状のストッパに当接して固定されるようにしても良い。
このようにして、シャッタ部材40の移動限界位置を確定してやることで、開口24の開閉を確実に制御することができる。
一般に、カバンの中に入れて投影装置10を持ち運ぶようなときには、蓋部材21が閉じた状態にされているので、この持ち運び時に、開口24を通じて埃などが筐体20内に侵入することが防止され、PCB(プリント回路板)や光源部の高熱になる箇所に埃などが堆積して、使用時の冷却性能が低下することを軽減することが可能になる。
以上、具体的な実施形態に基づき、本発明について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、シャッタ部材40を枠状の支持部材45の左右前方側に一対のシャッタ部42を設けるようにした場合を示したが、図10に示すように筐体20の右側面202及び左側面203のそれぞれに対応した一対のシャッタ部材40を用いるようにしてもよい。
上記実施形態では、シャッタ部材40を枠状の支持部材45の左右前方側に一対のシャッタ部42を設けるようにした場合を示したが、図10に示すように筐体20の右側面202及び左側面203のそれぞれに対応した一対のシャッタ部材40を用いるようにしてもよい。
また、筐体20に設けられる開口24も適宜位置を変更してもよく、また、開口24の数も2つに限らず、3つ以上であってもよく、その変更に合わせて、シャッタ部材40のシャッタ部42を設けるようにすればよい。
更に、投影部31は、蓋部材21が開状態にあるときに投影光を照射する構成であれば、自由曲面ミラー(第1反射部材)35及び平面反射ミラー(第2反射部材)33を備えずに、投影部31からの投影光が外部のスクリ-ンに直接投影する構成であっても良い、
このように、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良等が可能であり、このような変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
更に、投影部31は、蓋部材21が開状態にあるときに投影光を照射する構成であれば、自由曲面ミラー(第1反射部材)35及び平面反射ミラー(第2反射部材)33を備えずに、投影部31からの投影光が外部のスクリ-ンに直接投影する構成であっても良い、
このように、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良等が可能であり、このような変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
開口が形成された筐体と、
前記筐体に対して開閉自在に取付けられた蓋部材と、
前記筐体内に設けられ、前記蓋部材が開状態にあるときに投影光を照射する投影部と、
前記蓋部材が開状態のときには前記開口を開いた状態とし、前記蓋部材が閉状態のときには前記開口を閉じた状態となるように、前記蓋部材の開閉に応じて移動するシャッタ部材と、
を備えることを特徴とする投影装置。
<請求項2>
前記開口のうちの少なくとも1つが吸気口であることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
<請求項3>
前記開口のうちの少なくとも1つが排気口であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
<請求項4>
前記筐体内に設けられ、前記シャッタ部材を前記蓋部材方向に付勢する弾性部材と、
前記蓋部材に設けられ、前記蓋部材が開状態のときに前記シャッタ部材を前記弾性部材の付勢力に抗して、前記シャッタ部材を前記弾性部材側に移動させるシャッタ押部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影装置。
<請求項5>
前記開口は、複数のスリットを形成した開口であり、
前記シャッタ部材は、前記開口の複数の前記スリットに対応した複数のスリットを有するシャッタ部を備え、
前記蓋部材が開状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重なることで前記筐体の前記開口が開いた状態となり、前記蓋部材が閉状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重ならないことで前記筐体の開口が閉じた状態となることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の投影装置。
<請求項6>
前記蓋部材の内面に取付けられ、前記投影部から照射された光を反射する第1反射部材と、
前記筐体内に設けられ、前記第1反射部材から照射された光をスクリーンに向けて反射する第2反射部材と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の投影装置。
<請求項1>
開口が形成された筐体と、
前記筐体に対して開閉自在に取付けられた蓋部材と、
前記筐体内に設けられ、前記蓋部材が開状態にあるときに投影光を照射する投影部と、
前記蓋部材が開状態のときには前記開口を開いた状態とし、前記蓋部材が閉状態のときには前記開口を閉じた状態となるように、前記蓋部材の開閉に応じて移動するシャッタ部材と、
を備えることを特徴とする投影装置。
<請求項2>
前記開口のうちの少なくとも1つが吸気口であることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
<請求項3>
前記開口のうちの少なくとも1つが排気口であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
<請求項4>
前記筐体内に設けられ、前記シャッタ部材を前記蓋部材方向に付勢する弾性部材と、
前記蓋部材に設けられ、前記蓋部材が開状態のときに前記シャッタ部材を前記弾性部材の付勢力に抗して、前記シャッタ部材を前記弾性部材側に移動させるシャッタ押部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影装置。
<請求項5>
前記開口は、複数のスリットを形成した開口であり、
前記シャッタ部材は、前記開口の複数の前記スリットに対応した複数のスリットを有するシャッタ部を備え、
前記蓋部材が開状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重なることで前記筐体の前記開口が開いた状態となり、前記蓋部材が閉状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重ならないことで前記筐体の開口が閉じた状態となることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の投影装置。
<請求項6>
前記蓋部材の内面に取付けられ、前記投影部から照射された光を反射する第1反射部材と、
前記筐体内に設けられ、前記第1反射部材から照射された光をスクリーンに向けて反射する第2反射部材と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の投影装置。
10 投影装置
13 スクリーン
20 筐体
212 シャッタ押部
24 開口
241 スリット
26 吸気口
27 排気口
31 投影部
33 平面反射ミラー(第2反射部材)
35 自由曲面ミラー(第1反射部材)
40 シャッタ部材
42 シャッタ部
421 スリット
43 弾性部材
13 スクリーン
20 筐体
212 シャッタ押部
24 開口
241 スリット
26 吸気口
27 排気口
31 投影部
33 平面反射ミラー(第2反射部材)
35 自由曲面ミラー(第1反射部材)
40 シャッタ部材
42 シャッタ部
421 スリット
43 弾性部材
Claims (6)
- 開口が形成された筐体と、
前記筐体に対して開閉自在に取付けられた蓋部材と、
前記筐体内に設けられ、前記蓋部材が開状態にあるときに投影光を照射する投影部と、
前記蓋部材が開状態のときには前記開口を開いた状態とし、前記蓋部材が閉状態のときには前記開口を閉じた状態となるように、前記蓋部材の開閉に応じて移動するシャッタ部材と、
を備えることを特徴とする投影装置。 - 前記開口のうちの少なくとも1つが吸気口であることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
- 前記開口のうちの少なくとも1つが排気口であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
- 前記筐体内に設けられ、前記シャッタ部材を前記蓋部材方向に付勢する弾性部材と、
前記蓋部材に設けられ、前記蓋部材が開状態のときに前記シャッタ部材を前記弾性部材の付勢力に抗して、前記シャッタ部材を前記弾性部材側に移動させるシャッタ押部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影装置。 - 前記開口は、複数のスリットを形成した開口であり、
前記シャッタ部材は、前記開口の複数の前記スリットに対応した複数のスリットを有するシャッタ部を備え、
前記蓋部材が開状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重なることで前記筐体の前記開口が開いた状態となり、前記蓋部材が閉状態のときには、前記開口の前記スリットと前記シャッタ部の前記スリットが重ならないことで前記筐体の開口が閉じた状態となることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の投影装置。 - 前記蓋部材の内面に取付けられ、前記投影部から照射された光を反射する第1反射部材と、
前記筐体内に設けられ、前記第1反射部材から照射された光をスクリーンに向けて反射する第2反射部材と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の投影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014171061A JP2016045436A (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 投影装置 |
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JP2014171061A JP2016045436A (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 投影装置 |
Publications (1)
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JP2016045436A true JP2016045436A (ja) | 2016-04-04 |
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ID=55636027
Family Applications (1)
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JP2014171061A Pending JP2016045436A (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 投影装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016045436A (ja) |
-
2014
- 2014-08-26 JP JP2014171061A patent/JP2016045436A/ja active Pending
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