JP2016045044A - 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法 - Google Patents

埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016045044A
JP2016045044A JP2014168674A JP2014168674A JP2016045044A JP 2016045044 A JP2016045044 A JP 2016045044A JP 2014168674 A JP2014168674 A JP 2014168674A JP 2014168674 A JP2014168674 A JP 2014168674A JP 2016045044 A JP2016045044 A JP 2016045044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
embedding
block
flange cap
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014168674A
Other languages
English (en)
Inventor
健次 松澤
Kenji Matsuzawa
健次 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUTURE-TECH CORP
Original Assignee
FUTURE-TECH CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUTURE-TECH CORP filed Critical FUTURE-TECH CORP
Priority to JP2014168674A priority Critical patent/JP2016045044A/ja
Publication of JP2016045044A publication Critical patent/JP2016045044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】上側ラムとシリンダとの位置合わせが不要な硬度評価用試料の埋込機を提供する。【解決手段】ヒータを有する筐体に設けられたシリンダ113と、シリンダ内を昇降自在で試料を粉末状の樹脂材料ごと下から支持する下側ラムと、底面中央からシリンダ内に挿入される上側ラムを有するフランジキャップ104を回動させてロックするためのハンドル103と、樹脂を加圧する加圧手段と、フランジキャップの下側に配置されたブロック105と、埋込位置からブロックをシリンダが露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、埋込位置の両側にブロックの溝110a,110bが挿入可能な一対のレール109が形成された板状部材106と、を備えた。【選択図】図7

Description

本発明は、硬度評価用の試料を樹脂に埋め込む埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法に関する。
硬度評価用の試料は、例えば5mm角程度に切断された金属片を、円板状の樹脂に埋め込んで固定し、鏡面加工された観察面を顕微鏡等で観察される。
この種の試料を作製するため種々の装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の考案は、装置本体と、装置本体に回動自在に立てて支持される軸と、軸に梁を介して軸から等距離に支持される複数のモールドシリンダと、モールドシリンダの底部に嵌合されるモールドラムと、モールドラムの少なくとも1つと係止し、モールドラムをシリンダ軸方向に加圧する加圧機構と、加圧機構と対になって、モールドシリンダの上面に着脱自在に取り付けられた加圧蓋と、モールドシリンダを冷却するようモールドシリンダに接して設けられた冷却機構と、他のモールドシリンダを加熱するようにモールドシリンダに接して設けられたヒータと、を備えたものである。
特許文献2に記載の発明は、試料用金属片をモールド内に挿入し、周囲に粉末状の樹脂材料を充填し、加熱・加圧することにより樹脂内に埋め込む際に、試料用金属片を、少なくとも周縁部を樹脂製とし、底部の厚みを0.2mm以下に形成した試料埋め込み用カップ内に収納してモールド内に装入するものである。
上述した特許文献に記載の考案及び発明は、シリンダの上端に加圧蓋を押しあてるとともに下からモールドシリンダで押し上げていた。
このため、シリンダの上端と加圧蓋との間の隙間から樹脂が漏れるおそれがあった。
そこで、シリンダ内に上側ラムを装入した後で加圧することが提案された。
図1(a)は、本発明の前提となった埋込機の蓋部近傍の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線断面図である。図2は、図1(a)に示した蓋部を埋込機本体に押し込む状態を示す図である。図3は、図2に示した蓋部を埋込機本体にロックする状態を示す図である。図4は、図3に示した蓋部のロックを解除しハンドルを上昇させた状態を示す図である。
図1(a)に示す埋込機10の円盤状のフランジキャップ11には、両端から突出するように一対のハンドル12が設けられ、梁部材13の一端(図1(a)では手前側)に揺動自在に吊り下げられている。梁部材13の他端(この場合、奥側:後方)は昇降自在で回動自在な支柱に支持されている。
図1(b)に示すようにシリンダ14の周面にはヒータ19が配置されている。
フランジキャップ11が揺動自在に梁部材13に吊り下げられているのは、フランジキャップ11の底面に設けられた、円柱状の上側ラム(アッパーラムとも言う)18が埋込機本体15のシリンダ14に挿入する際に自由度が無いと上側ラム18の角部と、シリンダ14の開口部とが接触して損傷するのに対し、フランジキャップ11を揺動自在とすることで上側ラム18の角部と、シリンダ14の開口部とが接触しそうになっても上側ラム18が逃げられることで損傷を回避することができるようにするためである。
図1に示した埋込機10のシリンダ14に試料及び粉末状の樹脂材料を収納した後、ハンドル12を掴んでシリンダ14の上部へ矢印P1方向に回動させる。
図2に示すようにシリンダ14内に上側ラム18が挿入するようにハンドル12を両手で掴んでフランジキャップ11を矢印P2、P3方向に押し込む。フランジキャップ11を矢印方向P2、P3方向に押し込むと、押し込む力が梁部材13から支柱16に伝達し、支柱16が降下する。
フランジキャップ11を支持する支柱16は、弾性部材によりフランジキャップ11を埋込機本体15から押し出す方向に付勢されている。これは、フランジキャップ11を開けた場合に、上側ラム18の下端が埋込機本体15と接触するのを防止するためである。
図3に示すように蓋部11を埋込機本体15のシリンダ14に向かって押し込んだまま、矢印P4、P5方向に回動させることで蓋部11がシリンダ保持部17にロックされる。
蓋部11をロックした後、埋込機10が試料ごと粉末状の樹脂材料をヒータ19で所定時間加熱して冷却することにより樹脂が溶融し試料が樹脂に埋め込まれる。図4に示すようにハンドル12を矢印P6方向に回動させることにより蓋部11のロックが解除され、支柱16が上昇し、梁部材13を回動させ、シリンダ14内の図示しない下側ラム(ロワーラムとも言う)を上昇させることで試料を埋め込んだ樹脂(試料品)を取り出すことができる。
実開昭61−70754号公報 特開平7−120369号公報
しかしながら、上述した従来技術では、金属片及び粉末状の樹脂材料をシリンダ内にセットした後、ハンドルをシリンダに正確に位置合わせし、かつ約40Nの力で押し込む必要があり、熟練を必要としていた。
そこで、本発明の目的は、上側ラムとシリンダとの位置合わせを不要とすることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ヒータを有する筐体に設けられたシリンダと、前記シリンダ内を昇降自在で硬度評価用の試料を粉末状の樹脂材料ごと下から支持する下側ラムと、底面中央から前記シリンダ内に挿入される上側ラムを有するフランジキャップを回動させてロックするためのハンドルと、前記下側ラムを上昇させて前記樹脂を加圧する加圧手段と、を備え、加圧と同時に前記ヒータで前記樹脂材料を加熱溶融することにより前記試料を樹脂内に埋め込む埋込機であって、前記フランジキャップの下側に配置されたブロックと、埋込位置から前記ブロックを前記シリンダが露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、前記埋込位置の両側に前記ブロックの溝が挿入可能な一対のレールが形成された板状部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上側ラムとシリンダとの位置合わせが不要になる。
(a)は、本発明の前提となった埋込機の蓋部近傍の斜視図であり、(b)は、(a)のIb−Ib線断面図である。 図1(a)に示した蓋部を埋込機本体に押し込む状態を示す図である。 図2に示した蓋部を埋込機本体にロックする状態を示す図である。 図3に示した蓋部のロックを解除しハンドルを上昇させた状態を示す図である。 一実施形態に係る外観斜視図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図5に示した蓋部101のブロック105を開いた状態を示す拡大斜視図である。 図7に示した蓋部101のブロック105を閉じた状態を示す拡大斜視図である。 図8に示した蓋部101のハンドル103を押し下げた状態を示す拡大斜視図である。 図9に示した蓋部101のハンドル10を回動させてロックした状態を示す拡大斜視図である。 図10に示した蓋部101のハンドル103を逆に回動してロックを解除した状態を示す拡大斜視図である。 図11に示した蓋部101のハンドル103を上昇させる直前の状態を示す拡大斜視図である。 図12に示した蓋部101のブロック105を待機位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。
本実施形態は、顧客が必要とする製品(例えば、製造部品)の硬さ検査(例えば、JIS規格の硬さ試験)を行うための試料作製機器の一種であり、顧客製品(例えば、硬さ試験を要する部品)を硬度試験しやすい形状に樹脂で覆い固め試料品とするための試料の埋込機である。
<構 成>
図5は、一実施形態に係る外観斜視図である。図6は、図5のVI−VI線断面図である。図7は、図5に示した蓋部101のブロック105を開いた状態を示す拡大斜視図である。図8は、図7に示した蓋部101のブロック105を閉じた状態を示す拡大斜視図である。図9は、図8に示した蓋部101のハンドル103を押し下げた状態を示す拡大斜視図である。図10は、図9に示した蓋部101のハンドル103を回動させてロックした状態を示す拡大斜視図である。図11は、図10に示した蓋部101のハンドル103を逆に回動してロックを解除した状態を示す拡大斜視図である。図12は、図11に示した蓋部101のハンドル103を上昇させる直前の状態を示す拡大斜視図である。図13は、図12に示した蓋部101のブロック105を待機位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。
図5に示す埋込機100は、蓋部101と、埋込機本体102とを有する。埋込機本体102は、筐体と、筐体前面に設けられた操作表示部108と、筐体内に設けられた試料作製用のシリンダ113、シリンダ113内の粉末状の樹脂材料を加熱溶融するための加熱機構としてのヒータ125、溶融樹脂を冷却する冷却機構(例えば、図示しない冷却管)及びシリンダ113内の粉末状の樹脂材料に、図には示さない下側ラムを押し上げて圧力を加える公知の加圧機構を有する。下側ラムは、シリンダ113内を昇降自在で硬度評価用の試料を粉末状の樹脂材料ごと下から支持する。
蓋部101は、ハンドル103と、フランジキャップ104と、フランジキャップ104の下側に配置されたブロック105と、埋込位置からブロック105をシリンダ113が露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、埋込位置の両側にブロック105の溝が挿入可能な一対のレール109が形成された板状部材106と、を有し、ハンドル103のカバーを除けば例えば、鉄、真鍮、アルミニウム、ステンレス等の金属で構成されている。
フランジキャップ104は、底面中央からシリンダ113内に挿入される上側ラム120を有する。
ここで、埋込位置は、図5に示すように蓋部101のフランジキャップ104がシリンダ113を覆う位置であり、待機位置は、図7に示すようにフランジキャップ104がシリンダ113から離れ、かつシリンダ113内に試料及び樹脂材料を挿入可能な位置である。
図6に示す上側ラム120は付勢手段としての弾性部材(例えばコイルバネ)124によりシリンダ側に付勢するように構成されている。フランジキャップ104はネジ123で回動自在な連結部材121に固定され、連結部材121はブロック105に固定されている。シリンダ113の外周にはヒータ125及び冷却管が配置されている。
図7に示すブロック105は、斜めに記載されているが、メンテナンス時には板状部材106の端部で垂直に保持されるようになっている。ブロック105の上面には、フランジキャップ104の底面が回動自在に連結され、ほぼΠ字断面形状に形成され、対向する両側壁111a、111bの内側には溝110a、110bがそれぞれ形成されている。
ブロック105の一方の側壁111bの中央には板状部材106の溝112に挿抜可能なネジを有する第一のツマミ107が設けられている。側壁111bの奥側(後方)には板状部材106の溝112の奥側の端部、すなわち側面端部に形成された凹部115(図11)に挿抜可能でブロック105を回動自在に保持する支点を兼ねた第二のツマミ(ピンとも言う)114が設けられている。第一のツマミ107及び第二のツマミ114は弾性部材(例えば、バネ)により板状部材106側に付勢されている。尚、ブロック105の側壁111aにも第二のツマミ114が設けられ、板状部材106の奥側の端部にも凹部115と同様の凹部が形成されている。
板状部材106は、筐体にシリンダ113を囲むように配置され、埋込位置からブロック105をシリンダ113が露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、埋込位置の両側にブロック105の溝110が挿入可能な一対のレール109が形成された部材である。レール109の長さは、ブロック105の移動方向の長さに等しい。
板状部材106の側面の溝112は、途中までしか形成されていない。これは、ブロック105は手前に引いたときに第一のツマミ107のネジ部が溝112の端部で引っかかることにより前面に飛び出すのを防止するようになっている。
蓋部101はロック機構を有している。ロック機構は、例えば、蓋部101の中央に設けられ内部にL字形状の溝を有する円筒部と、円筒部に回動自在に挿入され周面にL字形状の溝に挿入可能な突起部を有する円柱部と、円柱部に設けられ回動させると蓋部101が筐体にロックされるハンドル103と、を備えたものである。
<動 作>
次に、図5に示した埋込機100の試料埋め込み動作について述べる。
図7に示すように第一のツマミ107を外側(矢印P10方向)に引っ張ったままブロック105をハンドル103ごと矢印P11、P12方向に下げる。このときブロック105は第二のツマミ114を支点として矢印P11、P12方向に回動することになる。ブロック105を板状部材106の待機位置に降ろしたら、第一のツマミ107を離すと、図示しない弾性部材(例えばバネ)によりブロック105に戻る。第一のツマミ107がブロック105に戻ると、第一のツマミ107の図示しない先端が溝112に挿入される。これによりブロック105が板状部材106から抜けるのが防止される。
図8に示すように蓋部101のフランジキャップ104を待機位置から埋込位置までブロック105ごと矢印P13、P14方向にスライドさせる。このブロック105のスライド動作だけで上側ラムの位置合わせが終了する。すなわち、上側ラムとシリンダとの位置合わせが不要となる。
図9に示すようにハンドル103を矢印P15、P16方向に約40Nの力で下げる(押し込む)。この動作により上側ラム120がシリンダ113内にそのまま挿入される。
図10に示すようにハンドル103の押し込み後、例えば時計回り(矢印P17、P18方向)に回動させることにより蓋部101が埋込機本体102にロックされる。ロック後、シリンダ113内の下側ラムを上昇させて粉末状の樹脂材料と試料とに所定の圧力で加圧と同時にヒータ125で加熱して樹脂材料を溶融し、冷却することで試料品が完成する。試料品は硬度試験に用いられる。
図11に示すように試料品が完成した後、ハンドル103を反時計回り(矢印P19、P20方向)に回動させることでロックが解除される。
図12に示すようにハンドル103を矢印P21、P22方向に上昇させる。図示しない下側ラムを上昇させて試料品をシリンダ113から露出させるためである。
図13に示すようにハンドル103を後方(矢印P23、P24方向)にスライドさせてブロック105を待機位置に移動させておき、下側ラムを上昇させることで試料品がシリンダ113から押し上げられるので、試料品を取り出すことが可能となり、埋込動作が終了する。
すなわち、本実施の形態は、硬度評価用の試料及び粉末状の樹脂材料をシリンダ内に収納し、フランジキャップをブロックごと待機位置から埋込位置までスライドさせた後シリンダを密閉し、シリンダを加圧機構及び加熱機構により加圧加熱して樹脂材料を溶融して試料を埋め込むものである。
<作用効果>
以上より本実施形態によれば、上側ラムがフランジキャップ及びブロックごとレールに沿って待機位置から埋込位置まで移動するので、ハンドルのシリンダへの位置合わせが容易な埋込機の提供を実現することができる。
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述した実施の形態では、ハンドル103の数が2つの場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、3つ以上であってもよい。また、上述した実施の形態では溝110a、110b、112の断面がコの字形状の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、断面がU字形状であってもV字形状であってもよい。
10、100 埋込機
11、104 フランジキャップ
12、103 ハンドル
13 梁部材
101 蓋部
102 埋込機本体
105 ブロック
106 板状部材
107 第一のツマミ
108 操作表示部
109 レール
110a、110b、112 溝
111a、111b 側壁
113 シリンダ
114 第二のツマミ
115 凹部
125 ヒータ

Claims (7)

  1. ヒータを有する筐体に設けられたシリンダと、
    前記シリンダ内を昇降自在で硬度評価用の試料を粉末状の樹脂材料ごと下から支持する下側ラムと、
    底面中央から前記シリンダ内に挿入される上側ラムを有するフランジキャップを回動させてロックするためのハンドルと、
    前記下側ラムを上昇させて前記樹脂を加圧する加圧手段と、
    を備え、加圧と同時に前記ヒータで前記樹脂材料を加熱溶融することにより前記試料を樹脂内に埋め込む埋込機であって、
    前記フランジキャップの下側に配置されたブロックと、
    埋込位置から前記ブロックを前記シリンダが露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、前記埋込位置の両側に前記ブロックの溝が挿入可能な一対のレールが形成された板状部材と、
    を備えたことを特徴とする埋込機。
  2. 筐体に設けられたシリンダと、
    前記シリンダの外周に配置されたヒータと、
    前記シリンダ内を昇降自在で硬度評価用の試料を粉末状の樹脂材料ごと下から支持する下側ラムと、
    底面中央から前記シリンダ内に挿入される上側ラムを有するフランジキャップと、
    前記フランジキャップを回動させるためのハンドルと、
    前記フランジキャップを前記上側ラムが前記シリンダ内に挿入される埋込位置で前記ハンドルを回動させると前記フランジキャップを前記筐体にロックするロック機構と、
    前記下側ラムを上昇させて前記樹脂を加圧する加圧手段と、
    を備え、前記加圧と同時に前記ヒータで前記樹脂材料を加熱溶融することにより前記試料を樹脂内に埋め込む埋込機であって、
    前記フランジキャップの下側に配置され、前記フランジキャップを回動自在に保持するほぼΠ字断面形状に形成され、対向する両側壁の内側に溝が形成されたブロックと、
    前記筐体に前記シリンダを囲むように配置され、前記埋込位置から前記ブロックを前記シリンダが露出可能な待機位置まで水平移動可能な長さを有し、前記埋込位置の両側に前記ブロックの溝が挿入可能な一対のレールが形成された板状部材と、
    を備えたことを特徴とする埋込機。
  3. 前記フランジキャップは、前記待機位置において前記板状部材の側面に形成された溝に挿抜可能なネジを有する第一のツマミと、前記待機位置において前記板状部材の側面端部に形成された凹部に挿抜可能で前記ブロックを回動自在に保持する支点を兼ねた第二のツマミとを有することを特徴とする請求項1または2記載の埋込機。
  4. 前記ロック機構は、前記フランジキャップの中央に設けられ内部にL字形状の溝を有する円筒部と、該円筒部に回動自在に挿入され周面に前記L字形状の溝に挿入可能な突起部を有する円柱部と、該円柱部に設けられ回動させると前記フランジキャップが前記筐体にロックされるハンドル部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の埋込機。
  5. 前記シリンダの外周に配置され、溶融樹脂を冷却する冷却管を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の埋込機。
  6. 前記フランジキャップは前記上側ラムを前記シリンダ側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の埋込機。
  7. 硬度評価用の試料及び粉末状の樹脂材料をシリンダ内に収納し、フランジキャップをブロックごと待機位置から埋込位置までスライドさせた後前記シリンダを密閉し、前記シリンダを加圧機構及び加熱機構により加圧加熱して前記樹脂材料を溶融して前記試料を埋め込むことを特徴とする硬度評価用の試料の埋込方法。
JP2014168674A 2014-08-21 2014-08-21 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法 Pending JP2016045044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168674A JP2016045044A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168674A JP2016045044A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016045044A true JP2016045044A (ja) 2016-04-04

Family

ID=55635747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014168674A Pending JP2016045044A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016045044A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637220A (zh) * 2017-05-05 2019-12-31 Atm有限公司 镶嵌机,用于镶嵌机的抽吸装置和模块化的镶嵌机系统
CN110637219A (zh) * 2017-05-05 2019-12-31 Atm有限公司 镶嵌机和用于镶嵌机的封闭装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637220A (zh) * 2017-05-05 2019-12-31 Atm有限公司 镶嵌机,用于镶嵌机的抽吸装置和模块化的镶嵌机系统
CN110637219A (zh) * 2017-05-05 2019-12-31 Atm有限公司 镶嵌机和用于镶嵌机的封闭装置
JP2020518813A (ja) * 2017-05-05 2020-06-25 アーテーエム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングATM GmbH マウンティングプレス及びマウンティングプレス用のクロージャ装置
JP2020519755A (ja) * 2017-05-05 2020-07-02 アーテーエム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングATM GmbH マウンティングプレス、マウンティングプレス用の吸引装置及びモジュール式マウンティングプレスシステム
JP2022008893A (ja) * 2017-05-05 2022-01-14 アーテーエム キューネス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング マウンティングプレス、マウンティングプレス用の吸引装置及びモジュール式マウンティングプレスシステム
CN110637220B (zh) * 2017-05-05 2022-05-27 Atm金尼斯有限公司 镶嵌机,用于镶嵌机的抽吸装置和模块化的镶嵌机系统
US11486801B2 (en) 2017-05-05 2022-11-01 Atm Gmbh Mounting press and closing device for a mounting press
US11685084B2 (en) 2017-05-05 2023-06-27 Atm Gmbh Mounting press, aspiration device for a mounting press, and modular mounting press system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9738028B2 (en) Thermoforming apparatus with the use of a plastic sheet cassette
JP2016045044A (ja) 埋込機及び硬度評価用の試料の埋込方法
JP2006119155A (ja) 電気化学的センサ及びその形成方法
Nelson et al. Fabrication of a tantalum-clad tungsten target for LANSCE
JP2018531156A (ja) 錠剤プレス機、回動可能に取り付けられた金型アセンブリ、回動する金型取り付け装置、及び、錠剤成形方法
JP2018531156A6 (ja) 錠剤プレス機、回動可能に取り付けられた金型アセンブリ、回動する金型取り付け装置、及び、錠剤成形方法
JP2017533098A (ja) 冶金容器用の摺動閉鎖器具
CN108106815B (zh) 观察与分析光纤断裂点用的光纤夹具
JPWO2012133181A1 (ja) プレートの固定構造及びプレート
JP5235841B2 (ja) スタンプ装置
KR102037210B1 (ko) 원자로 내 라이너 플레이트 절단 장치
JP2006168223A (ja) 多材質射出成形機
JP2009233769A (ja) クランプ装置
KR102264343B1 (ko) 워크롤 제조장치
TW200909771A (en) Testing apparatus for ending beat
JP2014188624A (ja) 設置装置、設置システム及び設置方法
JP5729813B2 (ja) スタンプ装置
JP2010186593A (ja) 試料ホルダ組み立て体、複数の試料ホルダのセット、ホルダ高さ調整治具、及び試料ホルダベース
JP2016211993A (ja) 非対称四点曲げの試験方法
KR101564610B1 (ko) 인-시튜 팁에 시편 로딩을 위한 지그
CN218441696U (zh) 一种竖杆校直用水平仪固定工装
JP5248967B2 (ja) 薄膜試料作成装置
KR101424888B1 (ko) 밀링 머신 시료 고정 장치
JP6746523B2 (ja) 樹脂固結片作製治具
JP2007279387A (ja) 生体観察用スタビライザ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170130

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170203