JP2016044425A - 操作装置 - Google Patents

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Kohei Kitagawa
浩平 北川
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Abstract

【課題】操作部の状態に基づいて排水口の開閉状態を容易に把握することができるとともに、操作方法が分かりやすく、利便性に優れた操作装置を提供する。【解決手段】操作装置1は、取付孔102に挿設されたケース部材3と、ケース部材3から突出するとともに使用者が視認可能な操作部512を有し、ケース部材3に対し回動可能に軸支されることで、操作部512が往復回動可能とされたスイッチ部51と、栓蓋側に駆動力を伝達する伝達部材2と、伝達部材2の一端部が直接又は間接的に接続され、操作部512の回動に伴い伝達部材2を動作可能に構成されたレバー部52とを備える。操作部512を回動させて、操作部512の突出方向を所定の第一方向D1としたときに、排水口が開状態とされる。一方で、操作部512を回動させて、操作部512の突出方向を第一方向D1とは異なる第二方向D2としたときに、排水口が閉状態とされる。【選択図】 図1

Description

本発明は、槽体の排水口に設けられる栓蓋を遠隔操作するための操作装置に関する。
排水栓装置は、槽体(例えば、浴槽や洗面器など)の排水口を開閉するための栓蓋を備えており、近年では、所定の操作装置によって遠隔操作により栓蓋を上下動させ、排水口を開閉させる技術が知られている。
栓蓋を遠隔操作するための操作装置は、通常、槽体やその近傍の構造物における壁部に取付けられる。また、操作装置は、押しボタンなど、使用者の操作により変位する操作部と、前記操作部の変位を伝達し、排水栓を開閉するためのワイヤー等からなる伝達部材とを有している。
操作部としては、その軸方向に沿って変位するタイプ(例えば、特許文献1等参照)が広く知られているが、近年では、回転操作されるタイプ(例えば、特許文献2等参照)も提案されている。どちらのタイプであっても、操作部を変位させて所定の第一位置に配置する(例えば、操作部を引きあげたり、操作部を一方側に回転させたりする)ことで、排水口が開状態とされ、操作部を第一位置とは異なる所定の第二位置に配置する(例えば、操作部を押し下げたり、操作部を他方側へと回転させたりする)ことで、排水口が閉状態とされる。
特開2001−342658号公報 特開2012−36558号公報
しかしながら、操作部は、その軸方向又は回転方向に沿ってその位置が変化するため、操作部の状態(操作部が第一位置及び第二位置のうちのどちらに配置されているか)について、使用者は操作部を一見しただけで把握することが難しい。そのため、操作部の状態に基づき、排水口の開閉状態を判断することが困難となってしまうおそれがある。
また、操作装置の操作方法(操作部が軸方向に沿って変位するタイプであるのか、回転操作されるタイプであるのか等)について、特に初めて使う操作装置では、使用者は、操作部を一見しただけでは理解することができない可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作部の状態に基づいて排水口の開閉状態を容易に把握することができるとともに、操作方法が分かりやすく、利便性に優れた操作装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.槽体の排水口を開閉するための栓蓋を遠隔操作するための操作装置であって、
所定の壁部に貫通形成された取付孔に対し挿設されたケース部材と、
前記ケース部材から前記壁部の表側へと突出するとともに使用者が視認可能な操作部を有し、かつ、前記ケース部材に対し回動可能に軸支されることで、前記操作部が往復回動可能に構成されたスイッチ部と、
前記栓蓋側に駆動力を伝達する伝達部材と、
前記ケース部材の内部において移動可能に配置されるとともに、前記伝達部材の一端部が直接又は間接的に接続され、かつ、前記操作部の回動に伴い前記伝達部材を動作可能に構成された操作連動部とを備え、
前記操作部を回動させて、前記操作部の突出方向を所定の第一方向としたときにおいて、前記排水口が開状態とされ、
前記操作部を回動させて、前記操作部の突出方向を前記第一方向とは異なる第二方向としたときにおいて、前記排水口が閉状態とされるように構成したことを特徴とする操作装置。
尚、「操作部の突出方向」とあるのは、操作部のうち壁部の表側空間へと突出している部分の先端部とスイッチ部の回動軸とを結んだ仮想線の延びる方向ということができる。
上記手段1によれば、操作部は、ケース部材から壁部の表側へと突出するとともに、使用者が視認可能であり、かつ、往復回動可能に構成されている。そして、操作部を回動させて操作部の突出方向を所定の第一方向としたときに、排水口が開状態とされ、操作部を回動させて操作部の突出方向を第一方向とは異なる第二方向としたときに、排水口が閉状態とされる。つまり、排水口を開状態としたときと、排水口を閉状態としたときとにおいて、操作部の突出方向が異なり、使用者はこの突出方向の違いを容易に把握できるようになっている。従って、操作部の状態に基づいて排水口の開閉状態を容易に把握することができる。その結果、利便性の向上を図ることができる。
また、上記手段1によれば、使用者に対し、操作方法を容易に理解させることが可能となる。これにより、利便性を一段と高めることができる。
手段2.前記ケース部材は、
少なくとも一部が前記壁部の裏側に配設されるとともに、前記スイッチ部及び前記操作連動部が取付けられるケース本体部と、
少なくとも一部が前記壁部の表側に配設されるとともに、前記ケース本体部に取付けられるカバー部とを備え、
前記スイッチ部及び前記操作連動部の取付けられた前記ケース本体部の少なくとも一部を前記壁部の裏側に配置した上で、前記壁部の表側から前記ケース本体部に前記カバー部を取付けることにより、前記ケース本体部及び前記カバー部により前記壁部を挟み込んだ状態で、前記取付孔に前記ケース部材が挿設されることを特徴とする手段1に記載の操作装置。
上記手段2によれば、予めスイッチ部及び操作連動部の取付けられたケース本体部に、カバー部を取付けることで、スイッチ部や操作連動部を備えたケース部材を取付孔に対し容易に挿設することができる。従って、操作装置の設置作業や故障時等における交換作業を容易に行うことができ、取付作業性やメンテナンス性の向上を図ることができる。
手段3.前記ケース本体部は、所定の被係止部を有するとともに、
前記カバー部は、前記被係止部に係止可能な係止部を有し、
前記被係止部に前記係止部を係止することで、前記ケース本体部に前記カバー部が取付けられることを特徴とする手段2に記載の操作装置。
上記手段3によれば、ケース本体部に対しカバー部を容易に取付けることができる。そのため、取付作業性やメンテナンス性の更なる向上を図ることができる。
手段4.前記伝達部材の一端部が、前記壁部と平行な方向に延びるように構成されることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の操作装置。
尚、「平行」とあるのは、壁部に対して厳密に平行である場合に限られず、壁部に対して若干斜めになっている場合も含む(以下、同様)。
上記手段4によれば、壁部の裏側における操作装置の突出量を効果的に低減させることができる。これにより、設置スペースを十分に確保することが難しい箇所(例えば、裏側に位置する壁等との間隔が比較的小さい壁部など)にも操作装置を設けることができ、設置自由度を高めることができる。
手段5.前記伝達部材の一端部と直列的に接続された棒状の端末本体部と、前記端末本体部の外周面から外側に突出する鍔状のフランジ部とを有する端末部材を具備し、
前記操作連動部は、前記操作部の回動に伴い前記スイッチ部の回動軸と同一軸にて往復回動可能なレバー部によって構成され、
前記レバー部は、前記回動軸の周方向に沿って延びる溝部により分割された第一腕部及び第二腕部を備え、
前記両腕部は、前記回動軸とは反対側に位置する先端部において先端側に開口する形状をなすとともに、前記フランジ部を配置可能な窪み部をそれぞれ備え、
前記溝部に前記端末本体部を配置するとともに、前記各窪み部に前記フランジ部を配置することで、前記端末部材が前記レバー部に接続されていることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の操作装置。
上記手段5によれば、端末部材(伝達部材の一端部)とレバー部(操作連動部)とを極めて容易に接続することができる。これにより、取付作業性やメンテナンス性を一層向上させることができる。
また、例えば、端末部材を、端末本体部とその外周から突出する一対の突起とからなる十字形状とし、前記突起が窪み部に配置される構成とした場合には、前記突起を窪み部に配置するために、端末本体部をその周方向に回転させる必要が生じ得る。端末本体部を回転させると、端末本体部に接続された伝達部材の一端部に対しその周方向に沿ったねじり負荷が加わってしまい、伝達部材の円滑な動作が損なわれてしまったり、伝達部材の破損が生じてしまったりするおそれがある。
この点、上記手段5によれば、窪み部に対し鍔状のフランジ部が配置される構成であるため、端末本体部の周方向において、レバー部に対する端末部材の配置位置は、特に限定されないこととなる。従って、伝達部材の一端部に対しねじり負荷が加わらないような状態で、レバー部と端末部材とを接続することができ、伝達部材の円滑な動作や伝達部材の破損防止をより確実に図ることができる。
手段6.前記伝達部材は、筒状のチューブ部材の内周において往復移動可能に構成されるとともに、
前記ケース部材に対し相対移動不能に固定されるとともに、前記端末本体部及び前記伝達部材の一端部の少なくとも一方の外周をガイドする直筒状のガイド部が設けられ、
前記フランジ部は、前記回動軸の径方向に沿って前記レバー部に対し相対移動可能に構成されることを特徴とする手段5に記載の操作装置。
伝達部材として、筒状のチューブ部材の内周に配置され、当該チューブ部材に対し往復移動可能に構成されたもの(例えば、ワイヤー等)を用いることがある。このような伝達部材を用いるにあたっては、伝達部材のスムーズな往復移動を図るべく、伝達部材の一端部やこれに取付けられた端末本体部の外周に、伝達部材の一端部や端末本体部の移動をガイドする直筒状のガイド部を設けることが考えられる。しかしながら、端末部材を単にレバー部に接続した場合、レバー部が回動した際に、端末部材や伝達部材の一端部はレバー部の移動経路に沿って円弧を描くように移動することとなる。そのため、レバー部が回動した際に、伝達部材の一端部や端末部材がガイド部の内周面に押し付けられつつ往復移動することとなり、伝達部材の一端部や端末部材とガイド部との間に大きな摩擦力が生じてしまうおそれがある。その結果、操作性が悪化してしまうおそれがある。また、伝達部材の座屈、端末部材やガイド部の変形・破損といった事態の発生が、若干ではあるが懸念される。
この点、上記手段6によれば、フランジ部は、スイッチ部の回動軸の径方向に沿ってレバー部に対し相対移動可能である。従って、レバー部が回動した際には、フランジ部ひいては端末部材がレバー部に対し相対移動することで、端末部材や伝達部材の一端部を、ガイド部の延びる方向に沿って直線的に移動させることができる。これにより、レバー部が回動した際における、伝達部材の一端部や端末部材とガイド部との間で生じる摩擦力を低減することができる。その結果、良好な操作性を得ることができるとともに、伝達部材の座屈や端末部材等の変形等を極めて効果的に抑制することができる。
手段7.前記ケース部材によって、前記窪み部からの前記フランジ部の脱落が防止されるように構成されることを特徴とする手段5又は6に記載の操作装置。
上記手段7によれば、レバー部と端末部材との安定的な接続を図ることができる。また、フランジ部の脱落防止はケース部材によって実現されるため、脱落防止のために別途の部材等を用いる必要はなく、製造コストの増大抑制を図ることができる。
手段8.前記第一方向に突出した状態と前記第二方向に突出した状態とで、前記操作部を保持可能なロック機構を備えることを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載の操作装置。
上記手段8によれば、ロック機構によって、操作部の意図しない往復回動をより確実に防止することができる。その結果、排水口が意図せず開閉してしまうといった事態をより確実に防止できる。
手段9.前記ケース部材は、
前記第一方向に突出するように前記操作部を配置した状態において、前記スイッチ部と接触する第一規定部と、
前記第二方向に突出するように前記操作部を配置した状態において、前記スイッチ部と接触する第二規定部とを備え、
前記両規定部によって、前記操作部の往復回動可能範囲が規定されており、
前記ロック機構は、
屈曲形成されてなる山部を有するとともに、前記ケース部材に取付けられ、かつ、弾性変形可能な板バネ部と、
前記スイッチ部に設けられるとともに、前記操作部の回動に伴い、前記板バネ部を弾性変形させて前記山部を乗り越えるように往復回動可能に構成された凸部とを備え、
前記山部が前記板バネ部の弾性により前記凸部を押圧し、前記スイッチ部が前記第一規定部に接触した状態でロックされることにより、前記操作部は前記第一方向に突出した状態で保持され、
前記山部が前記板バネ部の弾性により前記凸部を押圧し、前記スイッチ部が前記第二規定部に接触した状態でロックされることにより、前記操作部は前記第二方向に突出した状態で保持されることを特徴とする手段8に記載の操作装置。
上記手段9によれば、比較的少ない部品点数によって、ロック機構を構成することができる。これにより、操作装置の簡素化を図ることができ、製造コストの低減や生産性の向上を図ることができる。
手段10.前記スイッチ部の回動軸は、水平方向に延びるように構成されており、
前記操作部は、前記第一方向に突出した状態又は前記第二方向に突出した状態において、水平方向に延びるように構成されていることを特徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の操作装置。
上記手段10によれば、排水口が開状態又は閉状態とされているときにおいて、操作部が水平方向に向けて延びる(突出する)ように構成されている。従って、使用時において、操作部に対し指がかけやすくなり、操作性をより向上させることができる。
手段11.前記スイッチ部の回動軸は、水平方向に延びるように構成されており、
前記操作部の上面は、常に、水平状態、及び、前記操作部の先端側に向けて下方に傾斜する状態のいずれかとされることを特徴とする手段1乃至10のいずれかに記載の操作装置。
上記手段11によれば、操作部の上面は、操作部の基端側(スイッチ部の回動軸側)に向けて下方に傾斜しないように構成されている。従って、操作部の上面に付着した水や水に含まれる微細な汚れ等が、操作部の上面を伝わって操作部の基端側(スイッチ部の回動軸側)に流れてしまうことを防止できる。その結果、操作部をより長期間に亘って安定的に回動動作させることができるとともに、衛生性の向上や手入れ(清掃等)の頻度低下を図ることができる。
手段12.前記ケース部材は、前記スイッチ部に突出形成された軸部を配置可能な凹部をそれぞれ有するとともに、相互に離間する2つの軸保持部を備え、
前記両軸保持部の間隔は、前記軸保持部が撓み変形することで拡大可能に構成され、
前記軸部を前記両軸保持部に押し当てることで、前記軸保持部を撓み変形させて前記両軸保持部の間隔を拡大させつつ、前記凹部の形成位置まで前記軸部を移動させ、最終的に前記凹部に前記軸部を配置することで、前記ケース部材に対し前記スイッチ部を軸支可能に構成されていることを特徴とする手段1乃至11のいずれかに記載の操作装置。
上記手段12によれば、ケース部材に対してスイッチ部をワンタッチで取付けることができる。従って、取付作業性やメンテナンス性をより一層向上させることができる。
手段13.前記伝達部材は、筒状のチューブ部材の内周において往復移動可能に構成され、
前記スイッチ部は、前記操作部の回動に伴い回動する歯車部を備え、
前記操作連動部は、前記歯車部に噛合されるとともに、前記伝達部材の一端部に対して直列的に接続され、前記歯車部の回動に伴い前記伝達部材の一端部の延びる方向に沿って移動可能なラック部により構成されていることを特徴とする手段1乃至12のいずれかに記載の操作装置。
上記手段13によれば、比較的簡易な構成により、操作部の回動運動を伝達部材の往復運動に変換することができる。従って、操作装置の簡素化を一層図ることができ、製造コストの低減や生産性の向上をさらに図ることができる。
手段14.前記ラック部は、前記壁部と平行な方向に延びるように構成されることを特徴とする手段13に記載の操作装置。
上記手段14によれば、壁部の裏側における操作装置の突出量を低減させることができる。これにより、設置スペースを十分に確保することが難しい箇所にも操作装置を設けることができ、設置自由度をより高めることができる。
手段15.前記壁部は、一般壁部と、当該一般壁部に対し窪んだ形状をなす窪み壁部とを備え、
前記取付孔は、前記窪み壁部に形成されていることを特徴とする手段1乃至14のいずれかに記載の操作装置。
上記手段15によれば、一般壁部に対して操作部が突出しない状態、又は、一般壁部に対する操作部の突出量が比較的小さい状態とすることができる。従って、使用者や使用者の利用している部材(例えば、シャワーヘッドなど)が操作部に対し意図せず接触してしまうといった事態をより確実に防止することができる。その結果、安全性の向上や操作装置の破損防止などをより確実に図ることができる。
操作装置の構成を示す断面図である。 操作装置の構成を示す斜視図である。 可動部材の構成を示す斜視図である。 ケース部材及びこれに軸支された可動部材を示す一部破断斜視図である。 操作部やレバー部、端末部材等の動きを説明するための操作装置の断面図である。 操作部やレバー部、端末部材等の動きを説明するための操作装置の断面図である。 別の実施形態における、操作連動部としてのラック部などを示す操作装置の断面図である。 別の実施形態における、バックガードの構成等を示す断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、操作装置1は、槽体としての洗面化粧台100に設けられたバックガード101(壁部に相当する)に取付けられている。尚、バックガード101は、少なくとも操作装置1の取付けられる部位が鉛直方向に延びるように立設されるとともに、表面(使用者による視認される側の面)及び裏面の双方が平坦状をなすように構成されている。また、本実施形態では、バックガード101のうち操作装置1の取付けられる部位及びその近傍部位は、凹凸のない平坦な壁状とされている。
操作装置1は、伝達部材2と、ケース部材3と、ガイド部4と、可動部材5と、板バネ部6と、端末部材7とを備えている。
伝達部材2は、例えば、金属製のワイヤーにより形成されており、自身の外周に設けられた筒状のチューブ部材21に対して往復移動可能に構成されている。また、伝達部材2は、一端部が可動部材5の後述するレバー部52に対し間接的に接続され、他端部が洗面化粧台100の洗面器の排水口に設けられた栓蓋(図示せず)を支持する栓蓋支持機構(図示せず)に接続されている。
加えて、チューブ部材21の一端部は、フレア加工により鍔状に形成されている。そして、チューブ部材21は、その一端部がガイド部4とこれに嵌め込まれたナット部材91とにより挟み込まれることで、ガイド部4に固定されている。尚、後述するように、ガイド部4はケース部材3と一体形成されているため、結果的に、チューブ部材21はケース部材3に対し固定されているともいえる。
ケース部材3は、所定の樹脂により形成されており、バックガード101に貫通形成された、水平方向に延びる取付孔102に挿設されている。ケース部材3は、バックガード101の裏側に配設されたケース本体部31と、バックガード101の表側に配設されたカバー部32とを備えている。
ケース本体部31は、図1及び図2に示すように、第一筒状部311と、背面部312と、裏側鍔部313と、第二筒状部314とを有している。
第一筒状部311は、バックガード101の裏側空間に配置されており、取付孔102の中心軸方向に延びる四角筒状をなしている。また、第一筒状部311の内部空間は、後述するレバー部52の移動空間を構成している。
さらに、第一筒状部311における取付孔102側の端部内面には、後述するスイッチ部51の回動軸CL1を挟むようにして、第一規定部311A及び第二規定部311Bが設けられている。両規定部311A,311Bは、それぞれ背面部312側に窪む段差形状をなしている。
背面部312は、前記第一筒状部311における取付孔102とは反対側の端部を塞ぐように設けられている。背面部312のうち、少なくとも可動部材5側に配置される面は、レバー部52の移動経路に対応する形状とされている。より詳しくは、回動軸CL1と直交する断面において、背面部312のうち少なくともレバー部52側に配置される面の外形線は、回動軸CL1までの距離がほぼ一定とされた円弧状とされている。尚、回動軸CL1と直交する断面において、背面部312のうち少なくともレバー部52側に配置される面の外形線を、回動軸CL1に対してほぼ等距離の屈曲線状としてもよい。
裏側鍔部313は、第一筒状部311における取付孔102側の端部から外側に突出形成されており、矩形鍔状をなしている。
第二筒状部314は、前記裏側鍔部313の表面から第一筒状部311の延びる方向と同一方向に沿ってバックガード101の表側に向けて突出形成されている。また、第二筒状部314は、その中心軸を挟んで相対向する壁状の2つの被係止部314Aと、両被係止部314A間に位置し、前記中心軸を挟んで相対向する壁状の2つの軸保持部314Bとを有する四角筒状をなしている。
前記両被係止部314Aは、それぞれ相対向する貫通形状の孔部314Cを備えている。本実施形態では、第二筒状部314へと後述する被挿通部321を挿入しつつ、孔部314Cに後述する係止部321Aを配置し、被係止部314Aへと係止部321Aを係止することで、ケース本体部31に対しカバー部32が取付けられるようになっている。
両軸保持部314Bは、それぞれ相対向し、水平方向に延びるように構成された凹部314Dを備えている。本実施形態において、両凹部314Dは、第二筒状部314を貫通する形状をなし、後述する軸部511Aを挿通可能に構成されている。尚、凹部314Dは、必ずしも貫通形状でなくてもよく、軸部511Aが配置可能であればよい。
また、軸保持部314B同士の間隔は、軸保持部314Bが撓み変形することで拡大可能に構成されている。尚、両軸保持部314Bの間隔をより容易に拡大可能とすべく、両軸保持部314Bに、第二筒状部314の中心軸方向に延びる図示しないスリットを設けることとしてもよい。
さらに、軸保持部314Bにおける第二筒状部314の開口部を構成する端縁部のうち、第二筒状部314の中心軸に沿って少なくとも前記凹部314Dの形成位置に対応する部位は、傾斜面状とされている(図4参照)。
カバー部32は、被挿通部321と、表側鍔部322とを有している。
被挿通部321は、取付孔102の中心軸方向に延びる四角筒状をなしており、前記第一筒状部311の内周へと挿通されている。また、被挿通部321の外面には、被挿通部321の中心軸を挟むようにして外側に突出形成された一対の係止部321Aが設けられている。両係止部321Aは、被挿通部321が撓み変形することにより、自身の突出方向に沿って弾性変形(移動)可能となっている。
表側鍔部322は、被挿通部321の端部から外側に突出形成されており、矩形鍔状をなしている。
また、本実施形態では、被係止部314Aへと係止部321Aを係止し、ケース本体部31(裏側鍔部313)とカバー部32(表側鍔部322)とによりバックガード101を挟み込むことで、ケース本体部31にカバー部32が取付けられるとともに、取付孔102にケース部材3が挿設されている。尚、裏側鍔部313とバックガード101の裏面との間には、両者に挟まれた状態で、弾性変形可能な材料からなる環状のシール部材92が設けられている。当該シール部材92によって、ケース部材3及びバックガード101間からの漏水防止が図られている。
ガイド部4は、ケース部材3と一体に形成されており、第一筒状部311の外周から外側に突出する直筒状をなしている。また、ガイド部4は、バックガード101と平行な方向に鉛直下方に向けて延びており、その内周面は、凹凸のない滑らかな滑面状とされている。
可動部材5は、図1〜3に示すように、スイッチ部51と、操作連動部としてのレバー部52と、凸部53とを有しており、これらは所定の樹脂により一体的に形成されている。
スイッチ部51は、半円部511と、当該半円部511の外表面から突出する操作部512とを備えている。
半円部511は、半円柱形状をなしており、この半円柱形状の円周の中心には、外側に突出する一対の軸部511Aが形成されている。そして、当該軸部511Aが前記凹部314Dに配置(挿通)されることにより、スイッチ部51(可動部材5)は、軸部511Aの中心を回動軸CL1として、ケース部材3に対し回動可能に軸支されている(図4参照)。尚、本実施形態において、スイッチ部51の回動軸CL1は、水平方向に延びるとともに、バックガード101のうち操作装置1の取付けられる部位と平行となるように構成されている。
操作部512は、前記半円部511における湾曲面状の外表部分から外側に突出し、少なくとも上面及び下面が平坦状とされた平棒状をなしている。また、操作部512は、ケース部材3内からバックガード101の表側の空間へと突出している。このため、操作部512は、使用者が視認かつ操作可能となっており、使用者の操作により、往復回動可能となっている。
また、操作部512を回動させることで、操作部512の突出方向を所定の第一方向D1としたり、当該第一方向D1と異なる第二方向D2(図6参照)としたりすることができる。操作部512の突出方向とは、回動軸CL1と操作部512のうちケース部材3から突出している部分の先端部とを結ぶ仮想線の延びる方向ということができる。本実施形態では、第一方向D1が回動軸CL1から操作部512の先端に向けて斜め上方に延びる方向に設定され、第二方向D2が回動軸CL1から操作部512の先端に向けて斜め下方に延びる方向に設定されている。
加えて、本実施形態では、回動軸CL1の径方向に対し斜め方向に延びるようにして、半円部511から操作部512が突出している。そのため、操作部512の上面は、常に、水平状態、及び、操作部512の先端側に向けて下方に傾斜する状態のいずれかとなるように構成されている。尚、本実施形態では、前記排水口を開状態としたときにおいて、操作部512が水平方向に向けて延びる(突出する)ように構成されている。
レバー部52は、前記半円部511のうち、操作部512の根元部(基端部)との間で回動軸CL1を挟む部位から、操作部512の突出方向とはほぼ反対側(前記第一筒状部311の内部空間側)に向けて突出している。また、レバー部52は、操作部512を回動させた際には、前記回動軸CL1と同一軸にて往復回動するようになっている。さらに、レバー部52は、前記回動軸CL1の周方向に沿って延びる溝部523により分割された第一腕部521及び第二腕部522を備えている。
両腕部521,522は、それぞれ回動軸CL1とは反対側に位置する先端部に窪み部524を有している。各窪み部524は、レバー部52の先端側に開口する形状をなしており、各窪み部524に対し端末部材7の後述するフランジ部72が配置されている。
また、本実施形態において、窪み部524は、比較的大きな深さを有している。具体的には、端末部材7の延びる方向と直交する方向に延びるようにしてレバー部52を配置したとき(つまり、フランジ部72が回動軸CL1に対し最も接近したとき)であっても、レバー部52のうち窪み部524の底面を形成する部位がフランジ部72に対して接触しない又は軽く接触する程度に、窪み部524の深さが設定されている。これにより、レバー部52が回動した際に、レバー部52からフランジ部72に対し、端末部材7の延びる方向と交差する方向に沿った力がほとんど加わらない(全く加わらない状態を含む)ようになっている。
凸部53は、半円部511のうち前記両腕部521,522の間に位置する部位から、前記レバー部52の突出方向と同一方向に突出している。また、凸部53は、回動軸CL1と直交する断面において三角形状をなしており、自身の頂点と回動軸CL1とを結ぶ仮想面を挟むように設けられた第一傾斜面531と第二傾斜面532とを有している。さらに、半円部511に対する凸部53の突出量は、半円部511に対するレバー部52の突出量よりも十分に小さなものとされており、凸部53と前記窪み部524との間には、比較的大きな距離が形成されている。
板バネ部6は、所定の薄肉金属により弾性変形可能に形成されており、前記第一筒状部311の取付孔102側の端部において、鉛直方向に延びるようにして第一筒状部311に架け渡されている。また、板バネ部6は、前記両腕部521,522から離間した状態で、前記溝部523に配置されている。さらに、板バネ部6のうち前記溝部523に配置される部位には、回動軸CL1側に向けて突出する山部61が屈曲形成されている。
山部61は、板バネ部6が変形することで、回動軸CL1に対し接近・離間するようにして弾性変形可能となっている。さらに、山部61は、板バネ部6による付勢力によって、前記凸部53の前記第一傾斜面531又は第二傾斜面532を押圧した状態となる。そして、操作部512を回動させた際には、図5に示すように、凸部53が板バネ部6を弾性変形させつつ、山部61を乗り越えるようにして移動する。
さらに、山部61が前記第一傾斜面531を押圧することで、スイッチ部51に対し、一方側(操作部512が上方へと移動する側)に向けた回動方向の力が加わることとなり、スイッチ部51は、前記第一規定部311Aへと接触した状態でロックされる(図1参照)。この状態において、操作部512は、前記第一方向D1に突出した状態で保持される。
一方で、山部61が前記第二傾斜面532を押圧することで、スイッチ部51に対し、他方側(操作部512が下方へと移動する側)に向けた回動方向の力が加わることとなり、スイッチ部51は、前記第二規定部311Bへと接触した状態でロックされる(図6参照)。この状態において、操作部512は、前記第二方向D2に突出した状態で保持される。従って、本実施形態では、第一規定部311A及び第二規定部311Bにより、操作部512の回動可能範囲が規定されている。また、本実施形態では、山部61を有する板バネ部6と、スイッチ部51に設けられた凸部53とによって、ロック機構が構成されている。
尚、上述の通り、凸部53と前記窪み部524との間に比較的大きな距離が設けられているため、板バネ部6は、その変形時に窪み部524に配置された端末部材7に対し干渉(接触)しないようになっている。
端末部材7は、所定の金属又は硬質の樹脂により形成されており、ケース部材3及びガイド部4の内部に配置されている。端末部材7は、端末本体部71とフランジ部72とを有している。
端末本体部71は、丸棒状をなしており、フランジ部72とは反対側に位置する部位が円筒状に形成されている。そして、端末本体部71の前記円筒状部位に対し伝達部材2の一端部を挿通した状態で、前記円筒状部位を加締めることにより、端末本体部71に対し伝達部材2の一端部が直列的に接続されている。
また、端末本体部71は、ガイド部4の内周に対し自身の軸方向に沿って相対移動可能な状態で挿入されている。尚、上述の通り、ガイド部4は鉛直方向に延びる形状とされているため、本実施形態において、端末本体部71及び伝達部材2の一端部は、鉛直方向に延びる状態となっている。つまり、本実施形態において、伝達部材2の一端部は、バックガード101と平行な方向に延びるように構成されている。
フランジ部72は、端末本体部71のうち伝達部材2の接続された側の端部とは反対側の端部に設けられ、端末本体部71の外周面から外側に突出する円鍔状をなしている。
本実施形態では、前記溝部523に端末本体部71を配置するとともに、前記各窪み部524にフランジ部72を配置することで、端末部材7がレバー部52に接続され、ひいては伝達部材2の一端部がレバー部52に対し間接的に接続されている。また、本実施形態では、前記第一方向D1に突出するように操作部512を回動させることで、伝達部材2が往動して、前記栓蓋が上動し、排水口が開状態とされる。一方で、第二方向D2に突出するように操作部512を回動させることで、伝達部材2が復動して、前記栓蓋が下動し、排水口が閉状態とされる。
また、本実施形態では、前記背面部312が湾曲面状に形成されているため、レバー部52がどの位置に配置されていても、背面部312とレバー部52の先端との間の距離が十分に小さくなる。従って、窪み部524からのフランジ部72の抜けは背面部312によって阻止される形となっている。つまり、本実施形態では、ケース部材3によって、窪み部524からのフランジ部72の脱落防止が図られている。一方で、上述の通り、前記窪み部524の深さは比較的大きなものとされているため、フランジ部72は、回動軸CL1の径方向に沿ってレバー部52に対し相対移動可能となっている。
次いで、上述した操作装置1の動作について説明する。
まず、排水口を閉状態から開状態とする際に、使用者は、第二方向D2に突出した状態から第一方向D1に突出した状態となるように操作部512を回動させる。操作部512の回動に伴い、レバー部52が回動動作し、レバー部52に接続された端末部材7は、その外周面がガイド部4の内周面によりガイドされた状態で移動する。このとき、レバー部52は円弧状の軌跡を通って移動し、端末部材7はガイド部4により直線的に移動しようとするため、移動方向の違いにより、レバー部52から端末部材7に対し負荷が加わることが懸念される。
しかし、本実施形態では、上述の通り、フランジ部72は、回動軸CL1の径方向に沿ってレバー部52に対し相対移動可能であるため、レバー部52が回動した際には、前記移動方向の違いを吸収するようにして、レバー部52に対しフランジ部72が相対移動する。そのため、レバー部52の回動時には、レバー部52から端末部材7に対し過大な負荷が加わることなく、端末部材7はガイド部4の内周においてスムーズに直線的に移動する。そして、端末部材7に接続された伝達部材2もスムーズに往動し、操作部512を回動させることによる駆動力が前記栓蓋支持機構側へと円滑に伝達され、排水口が開状態とされる。
一方で、排水口を開状態から閉状態とする際に、使用者は、第一方向D1に突出した状態から第二方向D2に突出した状態となるように操作部512を回動させる。このとき、排水口を閉状態から開状態とする場合と同様に、レバー部52と端末部材7の移動方向の違いによる負荷の発生が防止されるため、端末部材7及び伝達部材2は直線的にスムーズに移動する。その結果、操作部512を回動させることによる駆動力が前記栓蓋駆動機構側へと円滑に伝達され、排水口が閉状態とされる。
次いで、バックガード101に対する操作装置1の取付手法について説明する。
まず、ケース本体部31に対し、伝達部材2、可動部材5、板バネ部6及びチューブ部材21が組み付けられてなるユニットを予め組立てる。尚、当該ユニットは、例えば、工場等、操作装置1の設置場所とは異なる場所にて組立てることができる。勿論、前記ユニットを操作装置1の設置場所にて組立てることとしてもよい。
前記ユニットの組立について説明すると、まず、前記ナット部材91により、チューブ部材21の一端部をケース本体部31と一体形成されたガイド部4に固定する。次いで、チューブ部材21内に配置されている伝達部材2を、ケース本体部31の内部から引き出すとともに、加締め固定により、引き出した伝達部材2を端末部材7に接続する。その後、ケース本体部31の内部から、ガイド部4の内周へと端末部材7を挿通する。
次に、板バネ部6をケース本体部31に配置(セット)する。
ケース本体部31に対する板バネ部6の固定後、ケース本体部31に対し可動部材5(スイッチ部51)を軸支させる。具体的には、溝部523に板バネ部6を配置するとともに、窪み部524にフランジ部72を配置した状態で、軸部511Aを軸保持部314Bの前記傾斜面状の部分に接触させる。この状態で、可動部材5を第一筒状部311の内部側へと押し込んでいき、両軸保持部314Bを撓み変形させて両軸保持部314Bの間隔を拡大させつつ、凹部314Dの形成位置まで軸部511Aを移動させる。そして、最終的に凹部314Dに軸部511Aが配置され、軸保持部314Bの撓み変形が解除されることで、ケース本体部31に対し可動部材5(スイッチ部51)が軸支される。つまり、本実施形態では、ケース部材3に対し可動部材5をワンタッチで、かつ、別部品を用いることなく、取付けることができるようになっている。ケース本体部31に可動部材5を取付けることで、前記ユニットの組立が完了する。
次に、操作装置1の設置場所において、バックガード101に対する前記ユニット等の取付を行う。
詳述すると、まず、バックガード101の裏側から、前記ユニットにおける第二筒状部314を取付孔102に挿通する。その上で、バックガード101の表側から前記第二筒状部314へと被挿通部321を挿入しつつ、被係止部314Aへと係止部321Aを係止することで、ケース本体部31にカバー部32を取付ける。これにより、取付孔102にケース部材3が挿設されるとともに、バックガード101に対する操作装置1の取付が完了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、排水口を開状態としたときと、排水口を閉状態としたときとにおいて、操作部512の突出方向が異なり、使用者はこの突出方向の違いを容易に把握できるようになっている。従って、操作部512の状態に基づいて排水口の開閉状態を容易に把握することができる。その結果、利便性の向上を図ることができる。
また、使用者に対し、操作方法を容易に理解させることが可能となり、利便性を一段と高めることができる。
加えて、本実施形態では、予めスイッチ部51及びレバー部52(つまり、可動部材5)の取付けられたケース本体部31に、カバー部32を取付けることで、スイッチ部51やレバー部52を備えたケース部材3を取付孔102に対し容易に挿設することができる。従って、操作装置1の設置作業や故障時等における交換作業を容易に行うことができ、取付作業性やメンテナンス性の向上を図ることができる。また、特に本実施形態では、被係止部314Aに対し係止部321Aを係止することで、ケース本体部31に対しカバー部32を容易に取付けることができるため、取付作業性やメンテナンス性を一段と向上させことができる。
さらに、伝達部材2の一端部が、バックガード101と平行な方向に延びるように構成されているため、バックガード101の裏側における操作装置1の突出量を効果的に低減させることができる。これにより、設置スペースを十分に確保することが難しい箇所にも操作装置1を設けることができ、設置自由度を高めることができる。
併せて、レバー部52に対する端末部材7の接続部分は、鍔状のフランジ部72が窪み部524に配置される構成であるため、伝達部材2の一端部に対しねじり負荷が加わらないような状態で、レバー部52と端末部材7とを接続することができる。その結果、伝達部材2の円滑な動作や伝達部材2の破損防止をより確実に図ることができる。
また、レバー部52が回動した際には、フランジ部72がレバー部52に対し相対移動することで、端末部材7や伝達部材2の一端部を、ガイド部4の延びる方向に沿って直線的に移動させることができる。これにより、レバー部52が回動した際における、伝達部材2の一端部や端末部材7とガイド部4との間で生じる摩擦力を低減することができる。その結果、良好な操作性を得ることができるとともに、伝達部材2の座屈や端末部材7等の変形等を極めて効果的に抑制することができる。
さらに、脱落防止用の別途の部材等を用いることなく、ケース部材3によってレバー部52からのフランジ部72の脱落を防止することができる。従って、製造コストの増大抑制を図りつつ、レバー部52と端末部材7との安定的な接続を図ることができる。
加えて、ロック機構によって、操作部512の意図しない往復回動をより確実に防止することができ、排水口が意図せず開閉してしまうといった事態をより確実に防止できる。
併せて、本実施形態では、比較的少ない部品点数によって、ロック機構を構成することができる。これにより、操作装置1の簡素化を図ることができ、製造コストの低減や生産性の向上を図ることができる。
また、排水口が開状態とされているときにおいて、操作部512が水平方向に向けて延びる(突出する)ようにされている。従って、使用時において、操作部512に対し指がかけやすくなり、操作性をより向上させることができる。
さらに、操作部512の上面は、常に、水平状態、及び、操作部512の先端側に向けて下方に傾斜する状態のいずれかとされる。従って、操作部512の上面に付着した水や水に含まれる微細な汚れ等が、操作部512の上面を伝わって操作部512の基端側(スイッチ部51の回動軸CL1側)に流れてしまうことを防止できる。その結果、操作部512をより長期間に亘って安定的に回動動作させることができるとともに、衛生性の向上や手入れ(清掃等)の頻度低下を図ることができる。
加えて、ケース部材3に対しスイッチ部51をワンタッチで取付けることができるため、取付作業性やメンテナンス性をより一層向上させることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、スイッチ部51と一体に形成されたレバー部52によって操作連動部が構成されている。これに対し、図7に示すように、操作連動部を、伝達部材2の一端部の延びる方向に沿って移動可能であり、伝達部材2の一端部と直接又は間接的に接続されたラック部55により構成してもよい。ラック部55は、スイッチ部51に設けられた、操作部512の回動に伴い回動する歯車部56に噛合されている。操作部512を回動させることで、ラック部55及び伝達部材2が往復移動し、排水口が開閉される。操作連動部をラック部55により構成することで、比較的簡易な構成により、操作部512の回動運動を伝達部材2の往復運動に変換することができる。従って、操作装置1の簡素化を一層図ることができ、製造コストの低減や生産性の向上を一層図ることができる。
また、ラック部55をバックガード101(特に操作装置1の取付けられる部位)に対し平行な方向に延びるように構成してもよい。この場合には、バックガード101の裏側における操作装置1の突出量を著しく低減させることができる。これにより、設置スペースを十分に確保することが難しい箇所にも操作装置1を設けることができ、設置自由度をより高めることができる。
(b)上記実施形態において、バックガード101のうち操作装置1の取付けられる部位及びその近傍部位は、凹凸のない平坦な壁状とされているが、図8に示すように、バックガード101に、平坦な壁状の一般壁部101Aと、当該一般壁部101Aに対し、バックガード101の裏側空間に向けて窪んだ形状をなす窪み壁部101Bとを設け、ケース部材3の挿設される取付孔102を窪み壁部101Bに設けることとしてもよい。つまり、操作装置1を窪み壁部101Bに設けることとしてもよい。この場合には、一般壁部101Aに対して操作部512が突出しない状態、又は、一般壁部101Aに対する操作部512の突出量が比較的小さい状態とすることができる。従って、使用者や使用者の利用している部材(例えば、シャワーヘッドなど)が操作部512に対し意図せず接触してしまうといった事態をより確実に防止することができる。その結果、安全性の向上や操作装置の破損防止などをより確実に図ることができる。
(c)上記実施形態では、ケース部材3に設けられた凹部314Dに対し、スイッチ部51に設けられた軸部511Aを配置することで、ケース部材3にスイッチ部51が軸支されているが、ケース部材3に対するスイッチ部51の軸支の態様はこれに限定されるものではない。従って、例えば、ケース部材3及びスイッチ部51の双方に軸孔を形成し、両者に形成された軸孔に対しピンや雌ねじなどの棒状(針状)部材を挿設することで、ケース部材3にスイッチ部51を軸支するように構成してもよい。
(d)上記実施形態では、ケース本体部31に対しスイッチ部51が軸支されているが、カバー部32に対しスイッチ部51を軸支することとしてもよい。
(e)上記実施形態において、スイッチ部51の回動軸CL1は、水平方向に延びるように構成されているが、回動軸CL1の延びる方向はこれに限定されるものではない。従って、例えば、回動軸CL1が鉛直方向に延びるように構成してもよい。
(f)上記実施形態において、ガイド部4はケース部材3と一体に形成されているが、両者を別体とし、ケース部材に対しガイド部が相対移動不能に固定されるように構成してもよい。
(g)上記実施形態において、第一方向D1は、回動軸CL1から操作部512の先端に向けて斜め上方に延びる方向に設定されているが、必ずしもこの方向に限られるものではない。従って、例えば、第一方向D1を、回動軸CL1から操作部512の先端に向けて斜め下方に延びる方向又は水平方向に設定してもよい。また、第二方向D2についても、第一方向D1と異なる方向であれば、適宜変更可能である。
(h)上記実施形態において、操作部512は平棒状とされているが、例えば、操作部を丸棒(円柱)状としてもよい。この場合には、操作部に付着した水が流れ落ちやすくなり、操作部を伝わってケース部材3の内部へと水や微細な汚れが入ってしまうことをより確実に抑制できる。
また、例えば、操作部を2つの突起部を有する二股状としてもよい。この場合において、排水口が開状態では、両突起部のうちの一方のみがケース部材3から突出し、排水口が閉状態では、両突起部のうちの他方のみがケース部材3から突出するように構成してもよい。さらに、この場合において、操作部の突出方向とは、排水口を開状態としたときには、前記一方の突起部の先端部とスイッチ部の回動軸とを結ぶ仮想線の延びる方向ということができ、排水口を閉状態としたときには、前記他方の突起部の先端部とスイッチ部の回動軸とを結ぶ仮想線の延びる方向ということができる。
(i)上記実施形態では、ガイド部4によって端末本体部71の移動がガイドされるように構成されているが、ガイド部によって伝達部材2の一端部の移動がガイドされるように構成してもよい。また、ガイド部によって端末本体部71及び伝達部材2の一端部の双方の移動がガイドされるように構成してもよい。
(j)上記実施形態において、伝達部材2の一端部は、端末部材7を介してレバー部52に間接的に接続されているが、伝達部材2の一端部をレバー部52に対し直接的に接続してもよい。
(k)上記実施形態において、操作装置1は、洗面化粧台100のバックガード101に取付けられているが、操作装置1の取付対象はこれに限られるものではない。例えば、洗面化粧台以外の槽体(例えば、浴槽や流し台など)に操作装置1を取付けることとしてもよいし、槽体の近傍に設けられた構造物(例えば、流し台のカウンタ等)に対し操作装置1を取付けることとしてもよい。
1…操作装置、2…伝達部材、3…ケース部材、4…ガイド部、6…板バネ部、7…端末部材、21…チューブ部材、31…ケース本体部、32…カバー部、51…スイッチ部、52…レバー部(操作連動部)、53…凸部、55…ラック部(操作連動部)、56…歯車部、61…山部、71…端末本体部、72…フランジ部、100…洗面化粧台、101…バックガード(壁部)、101A…一般壁部、101B…窪み壁部、102…取付孔、311A…第一規定部、311B…第二規定部、314A…被係止部、314B…軸保持部、314D…凹部、321A…係止部、511A…軸部、512…操作部、521…第一腕部、522…第二腕部、523…溝部、524…窪み部、CL1…回動軸。

Claims (15)

  1. 槽体の排水口を開閉するための栓蓋を遠隔操作するための操作装置であって、
    所定の壁部に貫通形成された取付孔に対し挿設されたケース部材と、
    前記ケース部材から前記壁部の表側へと突出するとともに使用者が視認可能な操作部を有し、かつ、前記ケース部材に対し回動可能に軸支されることで、前記操作部が往復回動可能に構成されたスイッチ部と、
    前記栓蓋側に駆動力を伝達する伝達部材と、
    前記ケース部材の内部において移動可能に配置されるとともに、前記伝達部材の一端部が直接又は間接的に接続され、かつ、前記操作部の回動に伴い前記伝達部材を動作可能に構成された操作連動部とを備え、
    前記操作部を回動させて、前記操作部の突出方向を所定の第一方向としたときにおいて、前記排水口が開状態とされ、
    前記操作部を回動させて、前記操作部の突出方向を前記第一方向とは異なる第二方向としたときにおいて、前記排水口が閉状態とされるように構成したことを特徴とする操作装置。
  2. 前記ケース部材は、
    少なくとも一部が前記壁部の裏側に配設されるとともに、前記スイッチ部及び前記操作連動部が取付けられるケース本体部と、
    少なくとも一部が前記壁部の表側に配設されるとともに、前記ケース本体部に取付けられるカバー部とを備え、
    前記スイッチ部及び前記操作連動部の取付けられた前記ケース本体部の少なくとも一部を前記壁部の裏側に配置した上で、前記壁部の表側から前記ケース本体部に前記カバー部を取付けることにより、前記ケース本体部及び前記カバー部により前記壁部を挟み込んだ状態で、前記取付孔に前記ケース部材が挿設されることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記ケース本体部は、所定の被係止部を有するとともに、
    前記カバー部は、前記被係止部に係止可能な係止部を有し、
    前記被係止部に前記係止部を係止することで、前記ケース本体部に前記カバー部が取付けられることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記伝達部材の一端部が、前記壁部と平行な方向に延びるように構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作装置。
  5. 前記伝達部材の一端部と直列的に接続された棒状の端末本体部と、前記端末本体部の外周面から外側に突出する鍔状のフランジ部とを有する端末部材を具備し、
    前記操作連動部は、前記操作部の回動に伴い前記スイッチ部の回動軸と同一軸にて往復回動可能なレバー部によって構成され、
    前記レバー部は、前記回動軸の周方向に沿って延びる溝部により分割された第一腕部及び第二腕部を備え、
    前記両腕部は、前記回動軸とは反対側に位置する先端部において先端側に開口する形状をなすとともに、前記フランジ部を配置可能な窪み部をそれぞれ備え、
    前記溝部に前記端末本体部を配置するとともに、前記各窪み部に前記フランジ部を配置することで、前記端末部材が前記レバー部に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  6. 前記伝達部材は、筒状のチューブ部材の内周において往復移動可能に構成されるとともに、
    前記ケース部材に対し相対移動不能に固定されるとともに、前記端末本体部及び前記伝達部材の一端部の少なくとも一方の外周をガイドする直筒状のガイド部が設けられ、
    前記フランジ部は、前記回動軸の径方向に沿って前記レバー部に対し相対移動可能に構成されることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 前記ケース部材によって、前記窪み部からの前記フランジ部の脱落が防止されるように構成されることを特徴とする請求項5又は6に記載の操作装置。
  8. 前記第一方向に突出した状態と前記第二方向に突出した状態とで、前記操作部を保持可能なロック機構を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の操作装置。
  9. 前記ケース部材は、
    前記第一方向に突出するように前記操作部を配置した状態において、前記スイッチ部と接触する第一規定部と、
    前記第二方向に突出するように前記操作部を配置した状態において、前記スイッチ部と接触する第二規定部とを備え、
    前記両規定部によって、前記操作部の往復回動可能範囲が規定されており、
    前記ロック機構は、
    屈曲形成されてなる山部を有するとともに、前記ケース部材に取付けられ、かつ、弾性変形可能な板バネ部と、
    前記スイッチ部に設けられるとともに、前記操作部の回動に伴い、前記板バネ部を弾性変形させて前記山部を乗り越えるように往復回動可能に構成された凸部とを備え、
    前記山部が前記板バネ部の弾性により前記凸部を押圧し、前記スイッチ部が前記第一規定部に接触した状態でロックされることにより、前記操作部は前記第一方向に突出した状態で保持され、
    前記山部が前記板バネ部の弾性により前記凸部を押圧し、前記スイッチ部が前記第二規定部に接触した状態でロックされることにより、前記操作部は前記第二方向に突出した状態で保持されることを特徴とする請求項8に記載の操作装置。
  10. 前記スイッチ部の回動軸は、水平方向に延びるように構成されており、
    前記操作部は、前記第一方向に突出した状態又は前記第二方向に突出した状態において、水平方向に延びるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の操作装置。
  11. 前記スイッチ部の回動軸は、水平方向に延びるように構成されており、
    前記操作部の上面は、常に、水平状態、及び、前記操作部の先端側に向けて下方に傾斜する状態のいずれかとされることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の操作装置。
  12. 前記ケース部材は、前記スイッチ部に突出形成された軸部を配置可能な凹部をそれぞれ有するとともに、相互に離間する2つの軸保持部を備え、
    前記両軸保持部の間隔は、前記軸保持部が撓み変形することで拡大可能に構成され、
    前記軸部を前記両軸保持部に押し当てることで、前記軸保持部を撓み変形させて前記両軸保持部の間隔を拡大させつつ、前記凹部の形成位置まで前記軸部を移動させ、最終的に前記凹部に前記軸部を配置することで、前記ケース部材に対し前記スイッチ部を軸支可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の操作装置。
  13. 前記伝達部材は、筒状のチューブ部材の内周において往復移動可能に構成され、
    前記スイッチ部は、前記操作部の回動に伴い回動する歯車部を備え、
    前記操作連動部は、前記歯車部に噛合されるとともに、前記伝達部材の一端部に対して直列的に接続され、前記歯車部の回動に伴い前記伝達部材の一端部の延びる方向に沿って移動可能なラック部により構成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の操作装置。
  14. 前記ラック部は、前記壁部と平行な方向に延びるように構成されることを特徴とする請求項13に記載の操作装置。
  15. 前記壁部は、一般壁部と、当該一般壁部に対し窪んだ形状をなす窪み壁部とを備え、
    前記取付孔は、前記窪み壁部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の操作装置。
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