JP2016044363A - 前処理液塗布装置及びこの装置を備える捺染装置 - Google Patents

前処理液塗布装置及びこの装置を備える捺染装置 Download PDF

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Abstract

【課題】前処理痕を目立ちにくくすることが可能な前処理液塗布装置及びこの装置を備える捺染装置を提供する。【解決手段】捺染装置は、被捺染媒体TSに画像捺染用のインクを定着させるための前処理液が塗布される塗布領域R1を設定する塗布制御部と、前処理液を塗布領域R1に少なくとも1回塗布する前処理液塗布部とを備えている。塗布制御部は、被捺染媒体TSに画像を捺染する捺染領域PRよりも小さく、かつ捺染領域PRの輪郭から内側に間隔をおいた領域として塗布領域R1を設定する。【選択図】図6

Description

本発明は、前処理液塗布装置及びこの装置を備える捺染装置に関する。
生地等の表面に画像を印刷する所謂捺染を行う捺染装置として、被捺染媒体において画像が捺染される捺染領域に前処理液を塗布した後、その捺染領域に捺染用インクを噴射して画像を捺染するインクジェット式の捺染装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のインクジェット式の捺染装置は、図9において二点鎖線で示すように、捺染される画像データに基づいて作成されたインク吐出用のドットパターンDP1(捺染領域)に応じて、インクを定着させる位置を含み、前処理液を定着させる位置のドットパターンDP2(塗布領域)を作成する。そしてこの捺染装置は、図9において細かい網掛けで示すように、前処理液を定着させる位置のドットパターンDP2に基づいて前処理液を被捺染媒体TSに塗布する。
特開2005−232633号公報
ところで、図9において粗い網掛けで示すように、ドットパターンDP2から外れた前処理液又はドットパターンDP2から滲んだ前処理液は、ヒートプレス等により前処理液が被捺染媒体TSに定着されるときに痕(前処理痕SC)になって残る場合がある。従来のインクジェット捺染装置によれば、ドットパターンDP2がインク吐出用のドットパターンDP1を含む領域であるため、ドットパターンDP2に塗布された前処理液がインク吐出用のドットパターンDP1から大きく離れた位置まで滲む。このため、前処理痕SCが目立ってしまい、この点において改善の余地がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、前処理痕を目立ちにくくすることが可能な前処理液塗布装置及びこの装置を備える捺染装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する前処理液塗布装置は、被捺染媒体に画像捺染用の液体を定着させるための前処理液が前記被捺染媒体に塗布される塗布領域を設定する設定部と、前処理液を前記塗布領域に少なくとも1回塗布する塗布部とを備え、前記塗布領域は、前記被捺染媒体に前記画像が捺染される捺染領域よりも小さく、かつ前記捺染領域の輪郭から内側に間隔をおいた領域である。
この構成によれば、塗布領域に塗布された前処理液が塗布領域の外側に滲んだとしても、この前処理液は、滲む領域が捺染領域の輪郭よりも内側に収まる可能性が高く、捺染領域の輪郭よりも外側には広がりにくくなる。したがって、前処理液が被捺染媒体に定着されたときの前処理痕が目立ちにくくなる。
また、上記前処理液塗布装置において、前記塗布部は、前記塗布領域の輪郭に隣り合う領域であってかつ前記捺染領域の輪郭よりも内側となる領域である追加領域に前記前処理液を追加塗布することが可能であることが好ましい。
この構成によれば、追加領域に前処理液を追加塗布することにより、前処理液の塗布する領域を広げつつ前処理液の滲む領域が捺染領域の輪郭から外側に大きく広がらないように調整することができる。このため、捺染領域の輪郭と隣り合う内側の領域にも前処理液を塗布することができる。
また、上記前処理液塗布装置において、前記追加領域に塗布する単位面積当たりの前記前処理液の量は、前記塗布領域に塗布する単位面積当たりの前記前処理液の量よりも少ないことが好ましい。
この構成によれば、追加領域から外側に滲む前処理液の量が少ないため、前処理液が追加領域から外側に滲む領域が小さくなる。このため、前処理液が追加塗布されたとしても前処理液が捺染領域の輪郭から外側に滲む領域が小さくなる。したがって、前処理痕が目立ちにくくなる。
また、上記前処理液塗布装置において、前記設定部は、前記捺染領域を相似形状に縮小した領域として前記塗布領域を設定することが好ましい。
塗布領域の輪郭の一部が捺染領域の輪郭の一部に近くなるように設定された場合、前処理液が捺染領域の輪郭の一部から外側に突出して滲むため、その部分の前処理痕は他の部分の前処理痕よりも目立ってしまう。この点、本前処理液塗布装置は、塗布領域を捺染領域と相似形状に縮小するため、塗布領域の輪郭と捺染領域の輪郭との間隔が一様となる。このため、前処理液が捺染領域の輪郭の一部から外側に突出して滲むことが抑制される。したがって、前処理痕が目立ちにくくなる。
上記課題を解決する捺染装置は、前記前処理液塗布装置と、前記被捺染媒体が載置される載置部と、前記載置部に載置された前記被捺染媒体に画像を捺染する捺染部とを備える。
(a)一実施形態の捺染装置の斜視図、(b)一実施形態の捺染装置において載置台、被捺染媒体、及び枠体の分解斜視図。 一実施形態の捺染装置の側面図。 一実施形態の捺染装置における捺染部の内部構成を示す構成図。 一実施形態の捺染装置の制御構成を示すブロック図。 制御装置が実行する前処理の手順を示すフローチャート。 (a)被捺染媒体において捺染領域及び塗布領域を示す模式平面図、(b)被捺染媒体において塗布領域から前処理液が滲んだ状態を示す模式平面図。 (a)被捺染媒体において追加領域を示す模式平面図、(b)被捺染媒体において追加領域から前処理液が滲んだ状態を示す模式平面図。 変形例の捺染装置において、被捺染媒体における追加領域の設定を示す模式平面図。 従来の捺染装置において、被捺染媒体における捺染領域から前処理液が滲んだ状態を示す模式平面図。
以下、捺染装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態の捺染装置は、画像捺染用の液体の一例であるインクを被捺染媒体に噴射することにより捺染を行うインクジェット式の捺染装置で構成される。また、この捺染装置は、捺染方式が被捺染媒体の搬送方向と交差する方向に噴射ヘッドを移動させて捺染を行う、所謂シリアル方式の捺染装置である。
図1(a)に示すように、捺染装置11は、Tシャツ等の被捺染媒体TSを搬送する搬送部20と、搬送部20により搬送される被捺染媒体TSに対してインクを噴射して捺染を行う捺染部30とを備えている。捺染部30の筐体31の前面上部には、捺染装置11を操作するための操作スイッチ及び液晶パネル等を有する操作部32が設けられている。
搬送部20は、被捺染媒体TSの搬送方向が長手方向となる箱状の搬送基盤25を備えている。搬送基盤25において捺染部30よりも手前側の部分の上側には、被捺染媒体TSを載置する載置部の一例である平板状の載置台21(図1(b)参照)が配置されている。この載置台21の外縁には、被捺染媒体TSを挟み込むように枠体22が嵌合されている。また載置台21の下方には、移動トレイ24が載置台21と平行して配置されている。また載置台21の下方には、支持部材23(図2参照)が搬送基盤25の内部から移動トレイ24を貫通して載置台21の下部に連結している。
搬送基盤25の内部には、被捺染媒体TSを搬送するための搬送機構26が収容されている。搬送機構26は、支持部材23に固定される移動体26aと、移動体26aを搬送方向に移動させる駆動源となるモーター26bとを備えている。また搬送機構26は、モーター26bの回転を移動体26aの搬送方向への移動に変換する変換機構として、モーター26bの出力軸に連結される駆動プーリー26cと、駆動プーリー26cの回転により回転する従動プーリー26dと、各プーリー26c,26dに巻き掛けられ、移動体26aに連結されるベルト26eとを備えている。また、搬送方向に直交する方向においてベルト26eの両側には、移動体26aの搬送方向への移動をガイドする一対のガイド軸26fが設けられている。
そして搬送機構26によれば、モーター26bが回転したとき、各プーリー26c,26dを介してベルト26eが回転することにより移動体26aが白抜き矢印Aで示す往路搬送方向及び白抜き矢印Bで示す復路搬送方向に往復移動する。この移動体26aの往復移動に伴い、載置台21及び移動トレイ24が搬送方向において往復移動する。すなわち被捺染媒体TSが搬送方向において往復移動する。
図2に示すように、捺染部30の筐体31内には、被捺染媒体TSに前処理液を塗布する塗布部の一例である前処理液塗布部33と、前処理液が塗布された被捺染媒体TSを乾燥させて前処理液を被捺染媒体TSに定着させるヒーター36と、前処理液が定着した被捺染媒体TSにインクを噴射するインク噴射部37とが収容されている。本実施形態では、往路搬送方向(白抜き矢印A)において、インク噴射部37の下流側にヒーター36が設けられ、ヒーター36の下流側に前処理液塗布部33が設けられている。なお、図2の二点鎖線は、インク噴射部37により被捺染媒体TSにインクが噴射されるときの被捺染媒体TSの搬送位置を示している。前処理液塗布部33により被捺染媒体TSに前処理液が塗布されるときの被捺染媒体TSの搬送位置は、図2の二点鎖線の被捺染媒体TSの位置よりも往路搬送方向の下流側となる。
図3に示すように、前処理液塗布部33は、前処理液を被捺染媒体TSに向けて噴射する噴射部34を備えている。噴射部34は、一例として噴霧器である。噴射部34は、搬送方向と直交する主走査方向Xに延びるガイド軸35に取り付けられ、第1モーターを有するアクチュエーター(ともに図示略)によりガイド軸35に沿って主走査方向Xに移動する。
ヒーター36は、主走査方向Xにおいて載置台21よりも大きく形成され、載置台21に載置された被捺染媒体TSの主走査方向Xの全体にわたり加熱する。
インク噴射部37は、インクを被捺染媒体TSに向けて噴射する噴射ヘッド38を備えている。インク噴射部37は、主走査方向Xに延びるガイド軸39に取り付けられ、第2モーターを有するアクチュエーター(ともに図示略)によりガイド軸39に沿って主走査方向Xに移動する。
このように構成された捺染装置11は、被捺染媒体TSに前処理液を定着させる前処理工程、被捺染媒体TSに画像を捺染する捺染工程、及び被捺染媒体TSに捺染されたインクを定着させる後処理工程により、被捺染媒体TSの捺染が完了する。前処理工程では、被捺染媒体TSに前処理液を塗布する際、搬送機構26(図2参照)により被捺染媒体TSを往路搬送方向に所定距離にわたり移動させることと、噴射部34により被捺染媒体TSの捺染面に前処理液を塗布することとを繰り返し実行する。そして捺染装置11は、被捺染媒体TSの捺染面に前処理液を塗布した後、ヒーター36を加熱状態とし、搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向又は復路搬送方向(白抜き矢印B)に移動させて前処理液を乾燥させる。捺染工程では、被捺染媒体TSに捺染を行う際、搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向に所定距離にわたり移動させることと、噴射ヘッド38により被捺染媒体TSの捺染面にインクを噴射することとを繰り返し実行する。後処理工程では、ヒーター36を加熱状態とし、搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向又は復路搬送方向に移動させてインクを乾燥させる。
また、捺染装置11は、図4に示すように、搬送機構26、前処理液塗布部33、ヒーター36、及びインク噴射部37を制御する制御装置40を備えている。制御装置40には、ユーザーが操作部32を操作する際に入力された情報(例えば、被捺染媒体TSの材質及び厚さ)と、ホストコンピューター等の外部機器(図示略)から被捺染媒体TSに捺染する画像等の捺染情報とが入力される。
制御装置40は、ROM及びCPUを備えたマイクロコンピューター(図示略)を備えている。ROMには、搬送機構26、前処理液塗布部33、ヒーター36、及びインク噴射部37を制御するための各種制御プログラムが記憶されている。制御装置40は、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することによって実現される各種の処理部として、移動制御部41、設定部の一例である塗布制御部42、ヒーター制御部45、及び捺染制御部46を備えている。
移動制御部41は、捺染情報に基づいて搬送機構26のモーター26bの駆動を制御する。
塗布制御部42は、捺染情報に基づいて噴射部34による前処理液の塗布及び噴射部34の主走査方向Xへの移動を制御する。塗布制御部42は、塗布領域設定部43及び追加領域設定部44を有している。塗布領域設定部43は、捺染情報のうちの画像を被捺染媒体TSに捺染する捺染領域PR(図6(a)参照)等に基づいて、前処理液を塗布する領域である塗布領域R1(図6(a)参照)を設定する。追加領域設定部44は、塗布領域R1及び捺染領域PRに基づいて、前処理液を追加で塗布する領域である追加領域R2(図7(a)参照)を設定する。本実施形態では、この塗布制御部(設定部)42と上述した噴射部34とを含んで前処理液塗布装置が構成されている。
ヒーター制御部45は、ユーザーがヒーター36のオンオフを操作部32により操作した際に入力される情報に基づいて、ヒーター36のオンオフを制御する。
捺染制御部46は、捺染情報に基づいて噴射ヘッド38によるインクの塗布及び噴射ヘッド38の主走査方向Xへの移動を制御する。
次に、前処理工程において制御装置40が実行する前処理フローについて図5〜図7を用いて説明する。なお、この前処理フローの開始前に、外部機器から制御装置40に捺染情報が入力されている。なお、以下の説明において、符号が付された捺染装置11の構成要素は、図1、図2、及び図4に記載された捺染装置11の構成要素を示す。
まず前処理フローの開始前に、被捺染媒体TSが載置台21に載置された状態で枠体22により固定され、操作部32により被捺染媒体TSの生地の材質及び厚さが入力される。そして操作部32により前処理フローの開始の操作がなされると、制御装置40は、移動制御部41により搬送機構26を制御するとともに塗布制御部42により前処理液塗布部33を次のように制御する。
まず、塗布制御部42は、ステップS11において塗布領域設定部43により塗布領域R1を設定する。塗布領域R1は、図6(a)に示すように、二点鎖線により示す捺染領域PRの輪郭から捺染領域PRの内側に間隔をおいて設定される。塗布領域R1は、捺染領域PRの輪郭形状と相似形状であり、捺染領域PRを縮小した形状である。塗布制御部42は、被捺染媒体TSの生地の材料及び厚さに基づいて、捺染領域PRに対する塗布領域R1の縮小倍率を設定する。例えば塗布制御部42は、被捺染媒体TSが滲みやすい生地である程、捺染領域PRに対して塗布領域R1が小さくなるように設定する。また塗布制御部42は、被捺染媒体TSの厚さが薄くなるにつれて、捺染領域PRに対して塗布領域R1が小さくなるように設定する。
次に、移動制御部41は、ステップS12において被捺染媒体TSの塗布領域R1が噴射部34と対向するように搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向に移動させる。
そして、塗布制御部42は、ステップS13において前処理液塗布部33を制御し、塗布領域R1に前処理液を塗布させる。具体的には、図6(a)においてハッチングで示すように、塗布領域R1の全体に前処理液を塗布するように噴射部34を制御する。前処理液の塗布後、図6(b)において粗い網掛けで示すとおり、前処理液は、塗布領域R1から捺染領域PRの輪郭に向けて滲む。前処理液の量は、前処理液が塗布領域R1の輪郭よりも外側に滲んだとしても捺染領域PRの輪郭の内側に収まるように予め設定されている。前処理液の量は、前処理液が塗布領域R1の外側から捺染領域PRの輪郭まで滲む量に予め設定されることが好ましい。なお、図6(b)の網掛け部分は、前処理液が滲み広がる途中の状態を示している。
そして、移動制御部41は、ステップS14において被捺染媒体TSが捺染部30よりも手前側となるように搬送機構26により被捺染媒体TSを復路搬送方向に移動させる。これにより、ユーザーは被捺染媒体TSに塗布された前処理液が捺染領域PRに塗布されているか否かを目視により確認可能となる。
次に、制御装置40は、ステップS15において前処理液の追加塗布を実行するか否かを操作部32の液晶パネルに表示させる。これにより、制御装置40は、前処理液を追加塗布するか否かの決定をユーザーに促す。そしてユーザーにより追加塗布の実行の操作が操作部32でなされると、すなわちステップS15において肯定判定となるとき、塗布制御部42は、ステップS16において追加領域設定部44により追加領域R2を設定する。追加領域R2は、図7(a)に示すように、塗布領域R1の輪郭と捺染領域PRの輪郭との間のハッチングにて示した領域として設定される。なお、図7(a)では、説明の便宜上、図6(b)の塗布領域R1と捺染領域PRとの間の領域において塗布領域R1から滲んだ前処理液を示す網掛けを省略して示している。
そして、移動制御部41は、ステップS17において被捺染媒体TSの追加領域R2が噴射部34と対向するように搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向に移動させる。
そして、塗布制御部42は、ステップS18において前処理液塗布部33を制御し、追加領域R2に前処理液を塗布させる。このとき、例えば塗布制御部42は、追加領域R2に塗布する前処理液の単位面積当たりの塗布量を、塗布領域R1に塗布する前処理液の単位面積当たりの塗布量よりも少なくなるように設定している。具体的には、塗布制御部42は、塗布領域R1に塗布する前処理液の単位面積当たりの塗布量から塗布領域R1から滲んだ前処理液の単位面積当たりの量を差し引いた前処理液の単位面積当たりの量を追加領域R2に塗布する前処理液の単位面積当たりの塗布量として設定している。追加領域R2への前処理液の塗布量は、塗布領域R1に塗布する前処理液の単位面積当たりの塗布量と、塗布領域R1から滲んだ前処理液の単位面積当たりの量との関係を試験等により予め把握したうえで、その関係に基づいて設定される。
そして、追加領域R2に前処理液を塗布した後、移動制御部41は、ステップS14に移行して被捺染媒体TSが捺染部30よりも手前側となるように搬送機構26により被捺染媒体TSを復路搬送方向に移動させる。これにより、ユーザーは被捺染媒体TSに塗布された前処理液が捺染領域PRに塗布されているか否かを目視により確認可能となる。そして、制御装置40は、再びステップS15において前処理液の追加塗布を実行するか否かを操作部32の液晶パネルに表示させる。
制御装置40は、ステップS15において追加塗布を実行しない旨の操作が操作部32でなされると、すなわちステップS15において否定判定となるとき、ステップS19において被捺染媒体TSの塗布領域R1及び追加領域R2がヒーター36と対向するように搬送機構26により被捺染媒体TSを往路搬送方向に移動させる。
そして、ヒーター制御部45は、ステップS20において被捺染媒体TSの塗布領域R1及び追加領域R2を加熱することにより前処理液を被捺染媒体TSに定着させる。
前処理工程が終了した後、捺染工程において、噴射ヘッド38により捺染情報に基づいて捺染領域PRにインクが噴射され、後処理工程において、ヒーター36により捺染領域PRが加熱されて被捺染媒体TSにインクが定着する。
次に、本実施形態の捺染装置11の作用について説明する。
前処理液が被捺染媒体TSに定着されるとき、前処理痕が被捺染媒体TSに表れる。捺染領域PRでは、前処理痕の上にインクが噴射されるため、前処理痕が目立ちにくくなる。一方、被捺染媒体TSの捺染面において捺染領域PRよりも外側の領域では、捺染領域PRの輪郭から離れるにつれて前処理痕が目立つようになる。
例えば、前処理液が捺染領域PRの輪郭まで塗布されたとすると、前処理液が捺染領域PRの輪郭から外側に滲むため、前処理痕が捺染領域PRの輪郭から外側に大きく離れた位置まで表れる。また、捺染領域PRに均一に前処理液が塗布されないと、捺染領域PRに捺染された画像にムラが生じてしまう。
この点、本実施形態の捺染装置11は、捺染領域PRよりも小さい塗布領域R1に前処理液を塗布し、その後、塗布領域R1と捺染領域PRの輪郭との間の領域である追加領域R2に前処理液を塗布する。そして追加領域R2に塗布する前処理液の量は塗布領域R1に塗布された前処理液の単位面積当たりの量と塗布領域R1に塗布された前処理液の単位面積当たりの滲み量との差分に設定される。これにより、塗布領域R1の輪郭から外側に前処理液が滲む領域が捺染領域PRの輪郭よりも外側に広がりにくくなる。さらに、追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの塗布量が塗布領域R1の前処理液の単位面積当たりの塗布量よりも少ないため、図7(b)において粗い網掛けで示すように、追加領域R2の外側に滲む前処理液の領域が小さくなる。加えて、追加領域R2の外側に滲む前処理液の単位面積当たりの量は、図6(b)に示す塗布領域R1の外側に滲む前処理液の単位面積当たりの量よりも少ない。このため、前処理痕がより目立ちにくくなる。また、追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの量と、塗布領域R1の前処理液の単位面積当たりの量とが概ね等しくなるため、捺染領域PRに捺染された画像にムラが生じることが抑制される。
本実施形態の捺染装置11によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)塗布制御部42の塗布領域設定部43は、塗布領域R1を捺染領域PRの輪郭よりも内側に間隔をおいた領域として設定する。このため、塗布領域R1に塗布された前処理液が塗布領域R1の輪郭よりも外側に滲んだとしても、この前処理液が滲む領域は、捺染領域PRの輪郭よりも内側に収まる可能性が高く、捺染領域PRの輪郭よりも外側には広がりにくい。したがって、前処理痕が目立ちにくくなる。
(2)塗布制御部42は、追加領域R2に前処理液を追加塗布することにより、前処理液の塗布領域を広げつつ前処理液の滲む領域が捺染領域PRの輪郭から外側に大きく広がらないように調整することができる。このため、捺染領域PRの輪郭と隣り合う内側の部分まで前処理液が塗布可能となるため、捺染領域PRに一様に前処理液を塗布することができる。このため、捺染領域PRに捺染された画像にムラが生じることを抑制することができる。
(3)追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの塗布量が塗布領域R1の前処理液の単位面積当たりの塗布量よりも少ない。このため、捺染領域PRの輪郭から前処理液が滲む領域を小さくすることができるため、前処理痕を目立ちにくくすることができる。また捺染領域PRの輪郭から前処理液が滲んだ領域における単位面積当たりの前処理液の量が少なくなるため、前処理痕をより目立ちにくくすることができる。
(4)塗布領域R1の輪郭の一部が捺染領域PRの輪郭の一部の近くとなるように設定されたと仮定した場合、前処理液が捺染領域PRの一部から外側に突出して離れた位置まで滲むおそれがある。このため、捺染領域PRの一部から外側に突出して離れた位置の前処理痕が他の前処理痕よりも目立ってしまう。
その点、本実施形態の塗布領域設定部43は、捺染領域PRを相似形状に縮小した領域として塗布領域R1を設定している。このため、塗布領域R1の輪郭と捺染領域PRの輪郭との間隔が一様となる。このため、前処理液が捺染領域PRの輪郭の一部から突出して離れた位置まで滲むことが抑制される。したがって、前処理痕をより目立ちにくくすることができる。
(5)噴射部34は、噴霧器により構成されるため、噴射部34を例えばローラーにより構成される場合と比較して、複雑な形状の塗布領域R1及び追加領域R2に対して前処理液を塗布しやすくなる。
(6)追加領域R2への前処理液の追加塗布の回数は、ユーザーによる操作部32の操作により決定される。このため、捺染領域PRへの前処理液の塗布量及び捺染領域PRに前処理液を塗布する領域をユーザーの好みに合わせて調整することができる。
本実施形態は、以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42は、被捺染媒体TSの生地の材料及び厚さの少なくとも一方に基づいて、塗布領域R1に塗布する前処理液の量を変更してもよい。例えば、塗布制御部42は、被捺染媒体TSの生地が滲みやすい材料である程、塗布領域R1に塗布する前処理液の量を減少させる一方、被捺染媒体TSの生地の厚さが薄くなる程、塗布領域R1に塗布する前処理液の量を減少させてもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42は、被捺染媒体TSの生地の材料及び厚さの少なくとも一方に基づいて、追加領域R2に塗布する前処理液の量を変更してもよい。例えば、塗布制御部42は、被捺染媒体TSの生地が滲みやすい材料である程、追加領域R2に塗布する前処理液の量を減少させる一方、被捺染媒体TSの生地の厚さが薄くなる程、追加領域R2に塗布する前処理液の量を減少させてもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42の塗布領域設定部43は、捺染領域PRの輪郭から間隔をおいた領域であれば、捺染領域PRの相似形状以外の形状の領域であってもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42の追加領域設定部44は、被捺染媒体TSの生地の材料及び厚さの少なくとも一方に基づいて、追加領域R2の大きさを変更してもよい。例えば、追加領域設定部44は、被捺染媒体TSの生地が滲みやすい材料である程、追加領域R2の外側の輪郭の大きさを縮小してもよい、すなわち追加領域R2が捺染領域PRの輪郭から内側に間隔をおいて形成されてもよい。また追加領域設定部44は、被捺染媒体TSの生地の厚さが薄くなる程、追加領域R2の外側の輪郭の大きさを縮小してもよい。なお、追加領域R2の外側の輪郭の大きさを縮小するとは、塗布領域R1の輪郭と捺染領域PRの輪郭との間からなる領域を基準追加領域として、基準追加領域の外側の輪郭を相似形状に縮小することを示す。
・上記実施形態において、塗布制御部42は、操作部32の操作に基づいて、塗布領域R1の大きさ、塗布領域R1に塗布する前処理液の量、追加領域R2の大きさ、及び追加領域R2に塗布する前処理液の量の少なくとも1つを変更してもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42の追加領域設定部44は、追加領域R2を捺染領域PRの輪郭よりも内側となる領域として設定してもよい。この場合、追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの塗布量を塗布領域R1の前処理液の単位面積当たりの塗布量と等しくしてもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42の追加領域設定部44は、図8に示すように、複数個の追加領域R2を設定してもよい。このように追加領域R2が複数個にわたり設定された場合、噴射部34は、塗布領域R1に近い側の追加領域R2から順に前処理液を塗布する。また各追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの塗布量は、個別に設定してもよい。例えば、捺染領域PRの輪郭に近い追加領域R2である程、追加領域R2の前処理液の単位面積当たりの塗布量を減少するように設定してもよい。また、追加領域設定部44は、追加領域R2の大きさを個別に設定してもよい。例えば、図8に示すように、追加領域設定部44は、外側の追加領域R2の大きさを内側の追加領域R2の大きさよりも小さく設定してもよい。
・上記実施形態において、塗布制御部42は、噴射部34により塗布領域R1及び追加領域R2の両方に前処理液を塗布してもよい。この場合、塗布制御部42は、追加領域R2に塗布する前処理液の量が塗布領域R1に塗布する前処理液の量よりも少なくなるように噴射部34を制御する。
・上記実施形態において、前処理液塗布部33は、噴霧器に代えて、ローラーにより塗布領域R1及び追加領域R2に前処理液を塗布する構成を備えてもよい。
・上記実施形態において、噴射部34は、主走査方向Xに複数のノズルが配列されたラインヘッド型の構成であってもよい。この構成によれば、噴射部34が前処理液を塗布領域R1及び追加領域R2の全体に速やかに塗布することができる。
・上記実施形態において、噴射ヘッド38は、主走査方向Xに複数のノズルが配置されたラインヘッド型の構成であってもよい。この構成によれば、噴射ヘッド38が画像を捺染領域PRに速やかに捺染することができる。
・上記実施形態において、捺染装置11は、載置台21に載置された被捺染媒体TSに対して捺染部30を搬送方向に移動させる構成であってもよい。
・上記実施形態において、捺染装置11は、載置台21に載置された被捺染媒体TSと、捺染部30との双方を搬送方向に移動させる構成であってもよい。
・上記実施形態では、捺染装置11からヒーター36及びインク噴射部37の少なくとも一方を省略した前処理液塗布装置として構成してもよい。
・インク噴射部37から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、インク噴射部37から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料などの固形物からなる粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体がインクである場合、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
11…捺染装置、21…載置部の一例である載置台、30…捺染部、33…塗布部の一例である前処理液塗布部、42…設定部の一例である塗布制御部、43…塗布領域設定部、44…追加領域設定部、TS…被捺染媒体、PR…捺染領域、R1…塗布領域、R2…追加領域。

Claims (6)

  1. 被捺染媒体に画像捺染用の液体を定着させるための前処理液が前記被捺染媒体に塗布される塗布領域を設定する設定部と、
    前処理液を前記塗布領域に少なくとも1回塗布する塗布部と
    を備え、
    前記塗布領域は、前記被捺染媒体に画像が捺染される捺染領域よりも小さく、かつ前記捺染領域の輪郭から内側に間隔をおいた領域である
    前処理液塗布装置。
  2. 前記塗布部は、前記塗布領域の輪郭に隣り合う領域であってかつ前記捺染領域の輪郭よりも内側となる領域である追加領域に前記前処理液を追加塗布することが可能である
    請求項1に記載の前処理液塗布装置。
  3. 前記追加領域に塗布する単位面積当たりの前記前処理液の量は、前記塗布領域に塗布する単位面積当たりの前記前処理液の量よりも少ない
    請求項2に記載の前処理液塗布装置。
  4. 前記設定部は、前記捺染領域を相似形状に縮小した領域として前記塗布領域を設定する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の前処理液塗布装置。
  5. 前記塗布部は、噴霧器により前記前処理液を前記塗布領域に塗布する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の前処理液塗布装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の前処理液塗布装置と、
    前記被捺染媒体が載置される載置部と、
    前記載置部に載置された前記被捺染媒体に画像を捺染する捺染部と
    を備える
    捺染装置。
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