JP2016043200A - 歩行補助靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持脚期間から遊脚期間にわたる多様なタイミングで使用者の歩行を補助することができる簡素な構造の歩行補助靴の提供
【解決手段】歩行補助靴1は、使用者の足Fを覆うアッパー部2と、使用者の歩行時に接地する接地部3と、接地部3を変形させる接地部変形手段4と、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する検知手段と、制御手段とを備えている。制御手段は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段4に接地部3を変形させることによって、使用者の歩行を補助する補助制御部を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の歩行を補助する歩行補助靴に関する。
従来、使用者の足に装着することによって使用者の歩行を補助する歩行補助靴が知られている。例えば、特許文献1に記載された歩行支援装置は、装着者の下腿に装着される下腿装具と、この下腿装具に底屈方向および背屈方向に搖動可能に連結される足装具とを備えている。この歩行支援装置は、装着者の爪先が離地する際に、アクチュエータにて下腿装具に対して足装具を背屈方向に搖動することによって、装着者の爪先を上に向けることができる。これによれば、装着者は、遊脚期間の初期に爪先を上に向けることができるので段差等に躓きにくくなる。
図9は、歩行期間の区分を示す模式図である。具体的には、図9は、歩行者の右足側から歩行者を見た図であり、この歩行者の右足(図中ハッチングで示した足)の歩行期間の区分を示す図である
歩行の周期は、図9に示すように、大きく分けて支持脚期間と、遊脚期間とに区分される。
支持脚期間は、地面に足が着いている期間であり、足に身体の重みがかかっている期間をいい、遊脚期間は、地面から足が離れている期間であり、足に身体の重みがかかっていない期間をいう。したがって、前述した遊脚期間の初期とは、地面から足が離れた直後の時期である。
特開2013−052159号公報
しかしながら、特許文献1に記載された歩行支援装置は、ポンプ手段と、容積可変手段とを備えたアクチュエータにて下腿装具に対して足装具を背屈方向に搖動するので、その構造は非常に複雑になってしまうという問題がある。また、この歩行支援装置は、遊脚期間の初期に爪先を上に向けることのみを目的としてアクチュエータを構成しているので、支持脚期間から遊脚期間にわたる多様なタイミングで使用者の歩行を補助することはできないという問題がある。
本発明の目的は、支持脚期間から遊脚期間にわたる多様なタイミングで使用者の歩行を補助することができる簡素な構造の歩行補助靴を提供することである。
本発明の歩行補助靴は、使用者の足を覆うアッパー部と、アッパー部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する接地部とを備え、使用者の歩行を補助する歩行補助靴であって、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する検知手段と、接地部を変形させる接地部変形手段と、検知手段および接地部変形手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助する補助制御部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、補助制御部は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助するので、支持脚期間から遊脚期間にわたる多様なタイミングで使用者の歩行を補助することができる。また、歩行補助靴は、接地部以外の部位(アッパー部)の構造を一般的な靴と同じにすることができるので、その構造を簡素にすることができる。
例えば、補助制御部は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
これに対して、補助制御部は、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。ここで、支持脚期間の終期とは、前述したように、地面から足が離れる直前の時期(接地時)である。
なお、本発明では、使用者の歩行の補助は、使用者が進行方向前方に歩きやすくなることだけでなく、使用者が進行方向前方に歩きにくくなることを含むものとする。使用者は、進行方向前方に歩きにくくなることによって、歩行の速度が上がりすぎてしまうことを抑制することができるからである。
また、例えば、補助制御部は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
これに対して、補助制御部は、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。ここで、遊脚期間の中期とは、前述したように、地面から足が離れている期間であり、支持脚期間の初期とは、地面に足が着いた直後の時期(着地時)である。
本発明では、接地部は、アッパー部側に位置するとともに、アッパー部に取り付けられる上接地部と、上接地部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する下接地部とを備え、接地部変形手段は、使用者の歩行の進行方向に沿って上接地部および下接地部を相対的にスライドさせることによって、接地部を変形させることが好ましい。
このような構成によれば、接地部は、上接地部と、下接地部とを備え、接地部変形手段は、使用者の歩行の進行方向に沿って上接地部および下接地部を相対的にスライドさせることによって、接地部を変形させるので、簡素な構造で歩行補助靴の接地部を変形させることができる。
そして、補助制御部は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することができる。
例えば、補助制御部は、下接地部に対して上接地部を進行方向後方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心回りに使用者を回転させて前傾姿勢にさせることができ、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
これに対して、補助制御部は、下接地部に対して上接地部を進行方向前方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心回りに使用者を回転させて後傾姿勢にさせることができ、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
本発明では、接地部は、アッパー部側に位置するとともに、アッパー部に取り付けられる取付面と、使用者の歩行時に接地する接地面とを有し、接地部変形手段は、接地面に対して取付面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部の高さと、使用者の爪先側に位置する接地部の高さとを変化させることによって、接地部を変形させることが好ましい。
このような構成によれば、接地部は、取付面と、接地面とを有し、接地部変形手段は、接地面に対して取付面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部の高さと、使用者の爪先側に位置する接地部の高さとを異ならせることによって、接地部を変形させるので、簡素な構造で歩行補助靴の接地部を変形させることができる。
そして、補助制御部は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を異ならせることによって、使用者の歩行を補助することができる。
本発明では、制御手段は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、支持脚期間の終期を検知する支持脚終期検知部を備え、補助制御部は、支持脚終期検知部にて検知された支持脚期間の終期に、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することが好ましい。
このような構成によれば、補助制御部は、支持脚終期検知部にて検知された支持脚期間の終期に、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することができる。
具体的には、補助制御部は、接地部変形手段にて使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも低くなるように異ならせて使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
これに対して、補助制御部は、接地部変形手段にて使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも高くなるように異ならせて使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
本発明では、制御手段は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、遊脚期間の中期を検知する遊脚中期検知部を備え、補助制御部は、遊脚中期検知部にて検知された遊脚期間の中期に、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することが好ましい。
このような構成によれば、補助制御部は、遊脚中期検知部にて検知された遊脚期間の中期に、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することができる。
また、補助制御部は、遊脚中期検知部にて検知された遊脚期間の中期(足に身体の重みがかかっていない期間)に接地部を変形させるので、支持脚期間の終期(足に身体の重みがかかっている期間)に接地部を変形させる場合と比較して、小さい力で接地部を変形させることができる。したがって、歩行補助靴の接地部を変形させるためのモータ等の駆動源を小型化することができ、ひいては歩行補助靴の接地部を小型化することができる。
具体的には、補助制御部は、接地部変形手段にて使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも低くなるように異ならせて使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
これに対して、補助制御部は、接地部変形手段にて使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも高くなるように異ならせて使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
本発明では、制御手段は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、支持脚期間の終期を検知する支持脚終期検知部を備え、補助制御部は、支持脚終期検知部にて検知された支持脚期間の終期に、使用者の爪先側に位置する接地部の前方部位を接地部変形手段にて変形させることによって、接地部の前方部位を鉛直下方向に押し出し、使用者の歩行を補助することが好ましい。
このような構成によれば、補助制御部は、使用者の爪先側に位置する接地部の前方部位を接地部変形手段にて変形させることによって、接地部の前方部位を鉛直下方向に押し出し、使用者の歩行を補助するので、支持脚期間の終期に使用者の足を上方に蹴り上がるような力を加えることができる。したがって、本発明によれば、歩行補助靴は、更に好適に使用者の歩行を補助することができる。
本発明の第1実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 歩行補助靴の機能を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 本発明の第3実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 本発明の第4実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 本発明の第5実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 本発明の第6実施形態に係る歩行補助靴の機能を示すブロック図 本発明の第7実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図 歩行期間の区分を示す模式図
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る歩行補助靴を示す図である。
歩行補助靴1は、図1に示すように、使用者の足Fを覆うアッパー部2と、このアッパー部2に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する接地部3とを備え、使用者の歩行を補助する。
接地部3は、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31と、このアウトソール31の底面に取り付けられるとともに、接地部3を変形させる接地部変形手段4とを備えている。
なお、図1(A)は、接地部変形手段4にて接地部3を変形させる前の状態を示し、図1(B)は、接地部変形手段4にて接地部3を変形させた後の状態を示している。
接地部変形手段4は、アウトソール31の底面に対応して取り付けられるとともに、アウトソール31を載置する板状のプレート41と、アウトソール31およびプレート41の間に設けられることによって、使用者の歩行の進行方向に沿ってアウトソール31をプレート41に対してスライド可能にする複数のコロ42と、アウトソール31およびプレート41の間に配設されたモータ43と、モータ43に進退自在に設けられるとともに、このモータ43を駆動することによって、使用者の歩行の進行方向に沿って進出または後退するリンク44とを備えている。
したがって、本実施形態では、アウトソール31は、アッパー部2側に位置するとともに、アッパー部2に取り付けられる上接地部として機能し、プレート41は、この上接地部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する下接地部として機能する。
図2は、歩行補助靴の機能を示すブロック図である。
歩行補助靴1は、前述した接地部変形手段4の他、図2に示すように、検知手段5と、接地部変形手段4および検知手段5を制御する制御手段6とを備えている。
検知手段5は、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する。本実施形態では、検知手段5は、アウトソール31の内部に設けられた圧力センサであり、支持脚期間にかかる身体の重みと、遊脚期間にかかる身体の重みとの変化を検知することによって、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する。
なお、本実施形態では、検知手段5は、圧力センサを採用しているが、例えば、加速度センサなどの他のセンサを採用してもよい。要するに、検知手段5は、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知することができればよい。
制御手段6は、CPU(Central Processing Unit)や、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段6は、支持脚終期検知部61と、補助制御部62とを備えている。
支持脚終期検知部61は、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、支持脚期間の終期を検知する。具体的には、支持脚終期検知部61は、圧力センサにて検知される圧力が最大となった後、0となる直前のタイミングを検知する。
補助制御部62は、支持脚終期検知部61にて検知された支持脚期間の終期に、接地部変形手段4に接地部3を変形させることによって、使用者の歩行を補助する。換言すれば、補助制御部62は、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段4に接地部3を変形させることによって、使用者の歩行を補助する。なお、補助制御部62は、この変形を遊脚期間の中期に元に戻す。
具体的には、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知する前には、図1(A)に示すように、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、リンク44を進出させた状態となっている。この状態では、アウトソール31は、プレート41に対して正対している。
そして、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図1(B)に示すように、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、リンク44を後退させた状態となる。リンク44を後退させると、アウトソール31は、プレート41に対して進行方向後方にスライドするので、使用者は、その重心回りに回転して前傾姿勢となる。したがって、歩行補助靴1は、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図1(B)矢印参照)。
なお、補助制御部62は、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段4に接地部3を変形させる程度を調整してもよい。例えば、補助制御部62は、使用者の重心を進行方向前方に移動させたことによって、使用者の歩行の周期が短くなりすぎた場合には、使用者の重心を進行方向前方に移動させる程度を小さくし、使用者の方の周期を調整することができる。これによれば、歩行補助靴1は、使用者の重心を移動させる程度を調整することができるので、使用者の歩行を更に好適に補助することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)歩行補助靴1は、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段4に接地部3を変形させることによって、使用者の歩行を補助するので、支持脚期間から遊脚期間にわたる多様なタイミングで使用者の歩行を補助することができる。また、歩行補助靴1は、接地部3以外の部位(アッパー部2)の構造を一般的な靴と同じにすることができるので、その構造を簡素にすることができる。
(2)接地部3は、アウトソール31と、プレート41とを備え、接地部変形手段4は、使用者の歩行の進行方向に沿ってアウトソール31およびプレート41を相対的にスライドさせることによって、接地部3を変形させるので、簡素な構造で歩行補助靴1の接地部3を変形させることができる。
(3)補助制御部62は、プレート41に対してアウトソール31を進行方向後方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3を変形させることによって、使用者の重心回りに使用者を回転させて前傾姿勢にさせることができ、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
(4)モータ43は、使用者の歩行の進行方向に沿ってリンク44を進出または後退させることによって、接地部3を変形させるので、例えば、鉛直方向(足に身体の重みがかかっている方向)に沿ってリンクを進出または後退させることによって、接地部を変形させる場合と比較して、小さい力で接地部3を変形させることができる。したがって、歩行補助靴1の接地部3を変形させるためのモータ43を小型化することができ、ひいては歩行補助靴1の接地部3を小型化することができる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、プレート41に対してアウトソール31を進行方向後方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3を変形させていたが、これとは逆に、プレート41に対してアウトソール31を進行方向前方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3を変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴1は、プレート41に対してアウトソール31を進行方向前方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3を変形させることによって、使用者の重心回りに使用者を回転させて後傾姿勢にさせることができ、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図である。
前記第1実施形態では、接地部3は、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31と、このアウトソール31の底面に取り付けられるとともに、接地部3を変形させる接地部変形手段4とを備え、接地部変形手段4は、使用者の歩行の進行方向に沿ってアウトソール31およびプレート41を相対的にスライドさせることによって、接地部3を変形させていた。
これに対して、本実施形態では、接地部3Aは、使用者の足Fの爪先側に設けられた板状の爪先側ソール311と、使用者の足Fの踵側に設けられた板状の踵側ソール312とを有し、使用者の足Fの足裏に当接するアウトソール31Aと、このアウトソール31Aの底面に取り付けられるとともに、接地部3Aを変形させる接地部変形手段7とを備えている。
なお、図3(A)は、接地部変形手段7にて接地部3Aを変形させる前の状態を示し、図3(B)は、接地部変形手段7にて接地部3Aを変形させた後の状態を示している。
接地部変形手段7は、踵側ソール312の底面側に設けられたベース71と、踵側ソール312およびベース71の間に配設されたモータ72と、モータ72に進退自在に設けられるとともに、このモータ72を駆動することによって、ベース71に対して進出または後退するリンク73と、ベース71およびリンク73を回転自在に連結する回転ジョイント74と、爪先側ソール311、踵側ソール312、およびベース71を回転自在に連結する回転ジョイント75とを備えている。ここで、回転ジョイント74,75は、使用者の左右方向(図中紙面奥行方向)に平行な軸まわりに各部材を回転自在に連結している。
なお、本実施形態では、モータ72は、踵側ソール312およびベース71の間に配設されていたが、例えば、アッパー部2などの他の部位に配設されていてもよい。
具体的には、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知する前には、図3(A)に示すように、補助制御部62にてモータ72を駆動することによって、リンク73をベース71に対して後退させた状態となっている。この状態では、爪先側ソール311および踵側ソール312は、それぞれ地面に対して平行となっている。
そして、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図3(B)に示すように、補助制御部62にてモータ72を駆動することによって、リンク73をベース71に対して進出させた状態となる。リンク73をベース71に対して進出させると、踵側ソール312は、爪先側ソール311に対して回転ジョイント75を中心として折れ曲がるように回動するので、使用者の足Fの爪先は、踵よりも鉛直下方に位置することになる。したがって、歩行補助靴1は、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図3(B)矢印参照)。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(5)補助制御部62は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部3Aを変形させることによって、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部3Aを変形させていた。これに対して、歩行補助靴は、これとは逆に、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴は、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明の第3実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図である。
前記第1実施形態では、接地部3は、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31と、このアウトソール31の底面に対応して取り付けられるとともに、アウトソール31を載置する板状のプレート41とを備えていた。
これに対して、本実施形態では、接地部3Bは、図4に示すように、使用者の足Fの足裏に当接するとともに、鉛直下方に向けて中央部位を突出させるように底面を湾曲させた板状のアウトソール31Bと、このアウトソール31Bの湾曲した底面に取り付けられるとともに、アウトソール31Bを載置する板状のプレート41Bとを備え、プレート41Bのアウトソール31B側の面は、アウトソール31Bの底面と対応するように湾曲している点で異なる。
なお、図4(A)は、接地部変形手段4にて接地部3Bを変形させる前の状態を示し、図4(B)は、接地部変形手段4にて接地部3Bを変形させた後の状態を示している。
具体的には、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知する前には、図4(A)に示すように、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、リンク44を進出させた状態となっている。この状態では、アウトソール31Bは、プレート41Bに対して正対している。
そして、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図4(B)に示すように、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、リンク44を後退させた状態となる。リンク44を後退させると、アウトソール31Bは、プレート41Bに対して進行方向後方にスライドするので、使用者は、その重心回りに回転して前傾姿勢となる。したがって、歩行補助靴1は、補助制御部62にてモータ43を駆動することによって、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図4(B)矢印参照)。
したがって、本実施形態では、アウトソール31Bの上面は、アッパー部2側に位置するとともに、アッパー部2に取り付けられる取付面として機能し、プレート41Bの底面は、使用者の歩行時に接地する接地面として機能する。
そして、接地部変形手段4は、プレート41Bの底面に対してアウトソール31Bの上面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部3Bの高さと、使用者の爪先側に位置する接地部3Bの高さとを異ならせることによって、接地部3Bを変形させる。具体的には、接地部変形手段4は、使用者の爪先側に位置する接地部3Bの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Bの高さよりも低くなるように異ならせることによって、接地部3Bを変形させる。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(6)接地部3Bは、アウトソール31Bの上面と、プレート41Bの底面とを有し、接地部変形手段4は、プレート41Bの底面に対してプレート41Bの上面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部3Bの高さと、使用者の爪先側に位置する接地部3Bの高さとを異ならせることによって、接地部3Bを変形させるので、簡素な構造で歩行補助靴1の接地部3Bを変形させることができる。
(7)アウトソール31Bの底面は、鉛直下方に向けて中央部位を突出させるように湾曲し、プレート41Bのアウトソール31B側の面は、アウトソール31Bの底面と対応するように湾曲しているので、歩行補助靴1は、プレート41Bに対してアウトソール31Bを進行方向後方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3Bを変形させることによって、使用者の身体全体を前傾させることができる。したがって、歩行補助靴1は、使用者の足首を過度に屈曲させることなく、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、プレート41Bに対してアウトソール31Bを進行方向後方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3Bを変形させていたが、これとは逆に、プレート41Bに対してアウトソール31Bを進行方向前方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3Bを変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴1は、プレート41Bに対してアウトソール31Bを進行方向前方にスライドさせるようにして支持脚期間の終期に接地部3Bを変形させることによって、使用者の重心回りに使用者を回転させて後傾姿勢にさせることができ、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第4実施形態〕
以下、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
図5は、本発明の第4実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図である。
前記第1実施形態では、接地部3は、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31と、このアウトソール31の底面に取り付けられるとともに、接地部3を変形させる接地部変形手段4とを備え、接地部変形手段4は、使用者の歩行の進行方向に沿ってアウトソール31およびプレート41を相対的にスライドさせることによって、接地部3を変形させていた。
これに対して、本実施形態では、接地部3Cは、図5に示すように、可撓性を有するとともに、内部に空間を有する板状のアウトソール31Cと、このアウトソール31Cの内部に設けられるとともに、接地部3Cを変形させる接地部変形手段8とを備えている点で異なる。
なお、図5(A)は、接地部変形手段8にて接地部3Cを変形させる前の状態を示し、図5(B)は、接地部変形手段8にて接地部3Cを変形させた後の状態を示している。
接地部変形手段8は、アウトソール31Cの内部における爪先側に配設されるとともに、使用者の足Fの爪先を支持する支持部81と、アウトソール31Cの内部における踵側に配設されるとともに、使用者の足Fの踵を支持するモータ82と、モータ82に進退自在に設けられるとともに、このモータ82を駆動することによって、使用者の歩行の進行方向に沿って進出または後退するリンク83とを備え、このリンク83の先端は、支持部81に固定されている。また、支持部81は、底面に取り付けられた複数のコロ811を備え、使用者の歩行の進行方向に沿ってスライドしやすくなっている。
具体的には、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知する前には、図5(A)に示すように、補助制御部62にてモータ82を駆動することによって、リンク83を進出させた状態となっている。この状態では、アウトソール31Cの上面は、底面に対して平行になっている。
そして、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図5(B)に示すように、補助制御部62にてモータ82を駆動することによって、リンク83を後退させた状態となる。リンク83を後退させると、支持部81は、リンク83の後退に伴って後退するので、アウトソール31Cの爪先側の端部は、使用者の身体の重みによって潰れて低くなり、使用者の足Fの爪先は、踵よりも鉛直下方に位置することになる。したがって、歩行補助靴1は、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図5(B)矢印参照)。
したがって、本実施形態では、アウトソール31Cの上面は、アッパー部2側に位置するとともに、アッパー部2に取り付けられる取付面として機能し、アウトソール31Cの底面は、使用者の歩行時に接地する接地面として機能する。
そして、接地部変形手段8は、アウトソール31Cの底面に対してアウトソール31Cの上面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部3Cの高さと、使用者の爪先側に位置する接地部3Cの高さとを異ならせることによって、接地部3Cを変形させる。具体的には、接地部変形手段8は、使用者の爪先側に位置する接地部3Cの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Cの高さよりも低くなるように異ならせることによって、接地部3Cを変形させる。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(8)接地部3Cは、アウトソール31Cの上面と、底面とを有し、接地部変形手段8は、アウトソール31Cの底面に対して上面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部3Cの高さと、使用者の爪先側に位置する接地部3Cの高さとを異ならせることによって、接地部3Cを変形させるので、簡素な構造で歩行補助靴1の接地部3Cを変形させることができる。
(9)モータ82は、使用者の歩行の進行方向に沿ってリンク83を進出または後退させることによって、接地部3Cを変形させるので、例えば、鉛直方向(足に身体の重みがかかっている方向)に沿ってリンクを進出または後退させることによって、接地部を変形させる場合と比較して、小さい力で接地部3Cを変形させることができる。したがって、歩行補助靴1の接地部3Cを変形させるためのモータ82を小型化することができ、ひいては歩行補助靴1の接地部3Cを小型化することができる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、使用者の爪先側に位置する接地部3Cの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Cの高さよりも低くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部3Cを変形させていた。これに対して、歩行補助靴は、これとは逆に、使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも高くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部を変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴は、使用者の爪先側に位置する接地部の高さが使用者の踵側に位置する接地部の高さよりも高くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部を変形させることによって、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第5実施形態〕
以下、本発明の第5実施形態を図面に基づいて説明する。
図6は、本発明の第5実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図である。
前記第4実施形態では、接地部3Cは、可撓性を有するとともに、内部に空間を有する板状のアウトソール31Cと、このアウトソール31Cの内部に設けられるとともに、接地部3Cを変形させる接地部変形手段8とを備え、接地部変形手段8は、アウトソール31Cの底面に対してアウトソール31Cの上面を傾斜させることによって、接地部3Cを変形させていた。
これに対して、本実施形態では、接地部3Dは、可撓性を有するとともに、内部に空間を有する板状のアウトソール31Dと、このアウトソール31Dの内部に設けられるとともに、接地部3Dを変形させる接地部変形手段9とを備えている点で異なる。
なお、図6(A)は、接地部変形手段9にて接地部3Dを変形させる前の状態を示し、図6(B)は、接地部変形手段9にて接地部3Dを変形させた後の状態を示している。
接地部変形手段9は、アウトソール31Dの内部における踵側および爪先側の2箇所に配設されるとともに、アウトソール31Dの底面側に固定された回転自在の回転ジョイント911,912と、アウトソール31Dの内部における踵側および爪先側の2箇所に配設されるとともに、アウトソール31Dの上面側に配設されたフローティングジョイント921,922と、フローティングジョイント921,922を接続するリンク93と、回転ジョイント911およびフローティングジョイント921を接続するリンク941と、回転ジョイント912およびフローティングジョイント922を接続するリンク942と、フローティングジョイント921,922の間に配設されるとともに、使用者の歩行の進行方向に沿ってリンク93を進出または後退させるモータ95とを備えている。
なお、本実施形態では、モータ95は、フローティングジョイント921,922の間に配設されていたが、例えば、フローティングジョイント921よりも踵側の部位などの他の部位に配設されていてもよい。
具体的には、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知する前には、図6(A)に示すように、補助制御部62にてモータ95を駆動することによって、リンク93を基準位置に位置させた状態となっている。この状態では、リンク93は、地面に対して平行となっていて、アウトソール31Dの上面も地面に対して平行となっている。
そして、歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図6(B)に示すように、補助制御部62にてモータ95を駆動することによって、リンク93を後退させた状態となる。リンク93を後退させると、リンク941は、反時計回りに回転してフローティングジョイント921の位置を鉛直上方に引き上げ、リンク942は、反時計回りに回転してフローティングジョイント922の位置を鉛直下方に引き下げるので、リンク93は、アウトソール31Dの底面に対して傾斜し、使用者の足Fの爪先は、踵よりも鉛直下方に位置することになる。したがって、歩行補助靴1は、使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図6(B)矢印参照)。
したがって、本実施形態では、アウトソール31Dの上面は、アッパー部2側に位置するとともに、アッパー部2に取り付けられる取付面として機能し、アウトソール31Dの底面は、使用者の歩行時に接地する接地面として機能する。
そして、接地部変形手段9は、アウトソール31Dの底面に対してアウトソール31Dの上面を傾斜させて使用者の踵側に位置する接地部3Dの高さと、使用者の爪先側に位置する接地部3Dの高さとを異ならせることによって、接地部3Dを変形させる。具体的には、接地部変形手段9は、使用者の爪先側に位置する接地部3Dの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Dの高さよりも低くなるように異ならせることによって、接地部3Dを変形させる。
このような本実施形態においても、前記第4実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、使用者の爪先側に位置する接地部3Dの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Dの高さよりも低くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部3Dを変形させていたが、これとは逆に、使用者の爪先側に位置する接地部3Dの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Dの高さよりも高くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部3Dを変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴1は、使用者の爪先側に位置する接地部3Dの高さが使用者の踵側に位置する接地部3Dの高さよりも高くなるように異ならせて支持脚期間の終期に接地部3Dを変形させることによって、使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第6実施形態〕
以下、本発明の第6実施形態を図面に基づいて説明する。
図7は、本発明の第6実施形態に係る歩行補助靴の機能を示すブロック図である。
前記第2実施形態では、制御手段6は、支持脚終期検知部61と、補助制御部62とを備えていた。
これに対して、本実施形態では、制御手段6Eは、遊脚中期検知部63と、補助制御部62Eとを備えている点で異なる。
歩行補助靴1は、前述した接地部変形手段7の他、図7に示すように、検知手段5と、接地部変形手段7および検知手段5を制御する制御手段6Eとを備えている。
検知手段5は、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する。本実施形態では、検知手段5は、アウトソール31Aの内部に設けられた圧力センサであり、支持脚期間にかかる身体の重みと、遊脚期間にかかる身体の重みとの変化を検知することによって、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する。
なお、本実施形態では、検知手段5は、圧力センサを採用しているが、例えば、加速度センサなどの他のセンサを採用してもよい。要するに、検知手段5は、支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知することができればよい。
制御手段6Eは、CPUや、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段6Eは、遊脚中期検知部63と、補助制御部62Eとを備えている。
遊脚中期検知部63は、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、遊脚期間の中期を検知する。具体的には、遊脚中期検知部63は、圧力センサにて検知される圧力が最大となった後、0となった直後のタイミングを検知する。
補助制御部62Eは、遊脚中期検知部63にて検知された遊脚期間の中期に、接地部変形手段7に接地部3Aを変形させることによって、使用者の歩行を補助する。換言すれば、補助制御部62Eは、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段7に接地部3Aを変形させることによって、使用者の歩行を補助する。
具体的には、歩行補助靴1は、遊脚中期検知部63にて遊脚期間の中期を検知する前には、図3(A)に示すように、補助制御部62Eにてモータ72を駆動することによって、リンク73をベース71に対して後退させた状態となっている。この状態では、爪先側ソール311および踵側ソール312は、それぞれ地面に対して平行となっている。
そして、歩行補助靴1は、遊脚中期検知部63にて遊脚期間の中期を検知すると、図3(B)に示すように、補助制御部62Eにてモータ72を駆動することによって、リンク73をベース71に対して進出させた状態となる。リンク73をベース71に対して進出させると、踵側ソール312は、爪先側ソール311に対して回転ジョイント75を中心として折れ曲がるように回動するので、使用者の足Fの爪先は、踵よりも鉛直下方に位置することになる。したがって、歩行補助靴1は、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向前方に移動させることができる(図3(B)矢印参照)。
なお、補助制御部62Eは、検知手段5にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段7に接地部3Aを変形させる程度を調整してもよい。例えば、補助制御部62Eは、使用者の重心を進行方向前方に移動させたことによって、使用者の歩行の周期が短くなりすぎた場合には、使用者の重心を進行方向前方に移動させる程度を小さくし、使用者の方の周期を調整することができる。これによれば、歩行補助靴1は、使用者の重心を移動させる程度を調整することができるので、使用者の歩行を更に好適に補助することができる。
このような本実施形態においても、前記第2実施形態と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(10)補助制御部62Eは、遊脚中期検知部63にて検知された遊脚期間の中期に、接地部変形手段7に接地部3Aを変形させることによって、使用者の歩行を補助することができる。
(11)補助制御部62Eは、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部3Aを変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向前方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きやすくなる。
(12)補助制御部62Eは、遊脚中期検知部63にて検知された遊脚期間の中期(足に身体の重みがかかっていない期間)に接地部3Aを変形させるので、支持脚期間の終期(足に身体の重みがかかっている期間)に接地部3Aを変形させる場合と比較して、小さい力で接地部3Aを変形させることができる。したがって、歩行補助靴1の接地部3Aを変形させるためのモータ72を小型化することができ、ひいては歩行補助靴1の接地部3Aを小型化することができる。
なお、本実施形態では、歩行補助靴1は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部3Aを変形させていた。これに対して、歩行補助靴は、これとは逆に、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させてもよい。これによれば、歩行補助靴は、使用者の爪先を踵よりも鉛直上方に位置させるようにして遊脚期間の中期に接地部を変形させておくことによって、支持脚期間の初期に使用者の重心を進行方向後方に移動させることができるので、使用者は進行方向前方に歩きにくくなる。
〔第7実施形態〕
以下、本発明の第7実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本発明の第7実施形態に係る歩行補助靴を示す模式図である。
前記第2実施形態では、接地部3Aは、使用者の足Fの爪先側に設けられた板状の爪先側ソール311と、使用者の足Fの踵側に設けられた板状の踵側ソール312とを有し、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31Aと、このアウトソール31Aの底面に取り付けられるとともに、接地部3Aを変形させる接地部変形手段7とを備え、接地部変形手段7は、使用者の爪先を踵よりも鉛直下方に位置させるようにして支持脚期間の終期に接地部3Aを変形させていた。
これに対して、本実施形態では、接地部3Fは、図8に示すように、使用者の足Fの足裏に当接する板状のアウトソール31Aと、このアウトソール31Aの底面に取り付けられるとともに、接地部3Fを変形させる接地部変形手段10とを備えている点で異なる。
なお、図8(A)は、接地部変形手段10にて接地部3Fを変形させた後の状態を示し、図8(B)は、接地部変形手段10にて接地部3Fを変形させる前の状態を示している。
接地部変形手段10は、爪先側ソール311および踵側ソール312を回転自在に連結する回転ジョイント101と、爪先側ソール311および踵側ソール312を平行とするように付勢するバネ102と、踵側ソール312に配設されたモータ103と、モータ103に進退自在に設けられるとともに、このモータ103を駆動することによって、爪先側ソール311に対して進出または後退するリンク104と、リンク104の先端および爪先側ソール311を回転自在に連結する回転ジョイント105とを備えている。ここで、回転ジョイント101,105は、使用者の左右方向(図中紙面奥行方向)に平行な軸まわりに各部材を回転自在に連結している。
歩行補助靴1は、支持脚終期検知部61にて支持脚期間の終期を検知すると、図8(A)に示すように、補助制御部62にてモータ103を駆動することによって、リンク104を爪先側ソール311に対して後退させた状態とする。この状態では、爪先側ソール311は、鉛直上方向に引き上げられる。
その後、歩行補助靴1は、図8(B)に示すように、補助制御部62にてモータ103を駆動することによって、リンク104を爪先側ソール311に対して進出させた状態とする。リンク104を爪先側ソール311に対して進出させると、爪先側ソール311(使用者の爪先側に位置する接地部3Fの前方部位)は、鉛直下方向に押し出される。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(13)補助制御部62は、使用者の爪先側に位置する接地部3Fの前方部位を接地部変形手段10にて変形させることによって、接地部3Fの前方部位を鉛直下方向に押し出し、使用者の歩行を補助するので、支持脚期間の終期に使用者の足を上方に蹴り上がるような力を加えることができる。したがって、歩行補助靴1は、更に好適に使用者の歩行を補助することができる。
〔実施形態の変形例〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第1〜5,7実施形態では、補助制御部62は、支持脚終期検知部61にて検知された支持脚期間の終期に、接地部変形手段4,7〜10に接地部3,3A〜3D,3Fを変形させることによって、使用者の歩行を補助していた。また、前記第6実施形態では、補助制御部62Eは、遊脚中期検知部63にて検知された遊脚期間の中期に、接地部変形手段7に接地部3Aを変形させることによって、使用者の歩行を補助していた。これに対して、補助制御部は、これら以外のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を変形させてもよい。要するに、補助制御部は、検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、接地部変形手段に接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することができればよい。
前記各実施形態では、接地部変形手段4,7〜10は、それぞれ異なる構成を有し、接地部3,3A〜3D,3Fを変形させていた。これに対して、接地部変形手段は、これらとは異なる構成を有していてもよい。要するに、接地部変形手段は、接地部を変形することができるように構成されていれば、どのような構成であってもよく、接地部を変形することによって、使用者の重心を移動させることができればよい。
前記各実施形態では、接地部3,3A〜3D,3Fは、使用者の足裏側の位置のみに設けられていた。これに対して、接地部は、使用者の足の左右側や、使用者の足の甲側の位置などにも及ぶように設けられていてもよい。要するに、接地部は、アッパー部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する部位であればよい。
前記各実施形態では、歩行補助靴1は、使用者の重心を進行方向前方または進行方向後方に移動させることによって、使用者の歩行を補助していた。これに対して、歩行補助靴は、使用者の重心を進行方向左方または進行方向右方に移動させることによって、使用者の歩行を補助してもよい。これによれば、歩行補助靴は、使用者の重心が進行方向左方または進行方向右方に偏ってしまった場合に、この偏りとは反対側に向かって使用者の重心を移動させることによって、使用者の転倒を抑制することができ、使用者の歩行を補助することができる。
以上のように、本発明は、歩行補助靴に好適に利用できる。
1 歩行補助靴
2 アッパー部
3,3A〜3D,3F 接地部
4,7〜10 接地部変形手段
5 検知手段
6,6E 制御手段
61 支持脚終期検知部
62,62E 補助制御部
63 遊脚中期検知部

Claims (6)

  1. 使用者の足を覆うアッパー部と、前記アッパー部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する接地部とを備え、使用者の歩行を補助する歩行補助靴であって、
    支持脚期間から遊脚期間にわたる使用者の歩行のタイミングを検知する検知手段と、
    前記接地部を変形させる接地部変形手段と、
    前記検知手段および前記接地部変形手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、前記接地部変形手段に前記接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助する補助制御部を備えることを特徴とする歩行補助靴。
  2. 請求項1に記載された歩行補助靴において、
    前記接地部は、
    前記アッパー部側に位置するとともに、前記アッパー部に取り付けられる上接地部と、
    前記上接地部に取り付けられるとともに、使用者の歩行時に接地する下接地部とを備え、
    前記接地部変形手段は、使用者の歩行の進行方向に沿って前記上接地部および前記下接地部を相対的にスライドさせることによって、前記接地部を変形させることを特徴とする歩行補助靴。
  3. 請求項1または請求項2に記載された歩行補助靴において、
    前記接地部は、
    前記アッパー部側に位置するとともに、前記アッパー部に取り付けられる取付面と、
    使用者の歩行時に接地する接地面とを有し、
    前記接地部変形手段は、
    前記接地面に対して前記取付面を傾斜させて使用者の踵側に位置する前記接地部の高さと、使用者の爪先側に位置する前記接地部の高さとを異ならせることによって、前記接地部を変形させることを特徴とする歩行補助靴。
  4. 請求項3に記載された歩行補助靴において、
    前記制御手段は、
    前記検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、支持脚期間の終期を検知する支持脚終期検知部を備え、
    前記補助制御部は、前記支持脚終期検知部にて検知された支持脚期間の終期に、前記接地部変形手段に前記接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することを特徴とする歩行補助靴。
  5. 請求項3に記載された歩行補助靴において、
    前記制御手段は、
    前記検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、遊脚期間の中期を検知する遊脚中期検知部を備え、
    前記補助制御部は、前記遊脚中期検知部にて検知された遊脚期間の中期に、前記接地部変形手段に前記接地部を変形させることによって、使用者の歩行を補助することを特徴とする歩行補助靴。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された歩行補助靴において、
    前記制御手段は、
    前記検知手段にて検知された使用者の歩行のタイミングに基づいて、支持脚期間の終期を検知する支持脚終期検知部を備え、
    前記補助制御部は、前記支持脚終期検知部にて検知された支持脚期間の終期に、使用者の爪先側に位置する前記接地部の前方部位を前記接地部変形手段にて変形させることによって、前記接地部の前方部位を鉛直上方向に押し出し、使用者の歩行を補助することを特徴とする歩行補助靴。
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