JP2016042961A - 撮像装置及び撮像装置の製造方法並びに内視鏡装置 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の製造方法並びに内視鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化可能で且つ製造工程を効率化可能な撮像装置及び撮像装置の製造方法並びに内視鏡装置を提供する。
【解決手段】撮像装置10は、撮像素子11と、撮像素子11に隣設された光学素子21を含み、撮像素子11の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を光学素子21によって法線方向に屈曲させる対物光学系12と、一部13aが上記法線方向に撮像素子11とは反対側で光学素子21に重なって配置されているリジッドな回路基板部13と、撮像素子11と回路基板部13とを連結している連結基板部14と、を備え、連結基板部14における撮像素子11と回路基板部13との間の区間14aはフレキシブルである。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の製造方法、並びに撮像装置を備えた内視鏡装置に関する。
内視鏡装置の一例として、入射光路を屈曲させるプリズムを対物光学系に含み、プリズムが撮像素子に隣設された撮像装置を備えるものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載された撮像装置では、撮像素子に接続される回路基板にフレキシブル基板が用いられており、フレキシブル基板を適宜折り畳むことによって撮像装置の小型化が可能となっている。例えば、特許文献2に記載された撮像装置では、折り畳まれたフレキシブル基板の一部が撮像素子とは反対側でプリズムに重ねられている。
特許文献3、4に記載された撮像装置もまた、撮像装置の小型化を目的としてフレキシブル基板が用いられている。
特許第3240257号公報 特開2011−224349号公報 特許第5000357号公報 特開2013−179574号公報
回路基板がフレキシブル基板で構成されている特許文献2に記載された撮像装置では、プリズムを撮像素子上に配置し、その後に、フレキシブル基板を折り畳んでプリズムに重ねることができる。よって、予め撮像素子とフレキシブル基板とが接続された状態でプリズムを含む対物光学系と撮像素子との位置合わせを行うことが可能であり、撮像素子から出力される画像を確認して対物光学系と撮像素子との位置合わせを高精度に行うことが可能である。しかし、対物光学系と撮像素子との位置合わせが済んだ後で、フレキシブル基板を折り畳んで固定する工程が必要であり、撮像装置の製造工程を効率化する観点では改良の余地があった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、小型化可能で且つ製造工程を効率化可能な撮像装置及び撮像装置の製造方法並びに内視鏡装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様の撮像装置は、撮像素子と、上記撮像素子に隣設された光学素子を含み、上記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を上記光学素子によって上記法線方向に屈曲させる対物光学系と、一部が上記法線方向に上記撮像素子とは反対側で上記光学素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部と、上記撮像素子と上記回路基板部とを連結している連結基板部と、を備え、上記連結基板部における上記撮像素子と上記回路基板部との間の少なくとも一部の区間はフレキシブルである。
また、本発明の一態様の内視鏡装置は、上記撮像装置が、被検体内に挿入される内視鏡先端部に搭載されている。
また、本発明の一態様の撮像装置の製造方法は、撮像素子と、一部が上記撮像素子の受像面の法線方向に撮像素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部とが、撮像素子と回路基板部との間の少なくとも一部の区間でフレキシブルに構成されている連結基板部によって連結されているモジュールの上記連結基板部の上記区間を撓ませて、上記撮像素子に重なる上記回路基板部の一部を上記撮像素子の上方から退避させ、上記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を上記法線方向に屈曲させる光学素子を含む対物光学系を上記法線方向に移動させて、上記光学素子を上記撮像素子に隣設し、上記連結基板部の撓められた上記区間を復元して、上記撮像素子に重なる上記回路基板部の一部を上記法線方向に上記撮像素子とは反対側で上記光学素子に重ねて配置する。
本発明によれば、小型化可能で且つ製造工程を効率化可能な撮像装置及び撮像装置の製造方法、並びに内視鏡装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の挿入部先端部の一例の構成を示す図である。 図1の内視鏡装置の挿入部先端部に搭載される撮像装置の一例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の連結基板部のフレキシブルな区間を撓めた状態を示す図である。 図2の撮像装置の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の他の変形例の構成を示す図である。 図2の撮像装置の製造方法の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の一例の構成を示す。
内視鏡装置1は、被検体内に挿入される挿入部2と、挿入部2に連なる操作部3と、操作部3から延びるユニバーサルコード4とを備える。
挿入部2の先端部には、被検体を照明する照明光を出射する照明光学系や、照明された被検体を撮像する撮像装置10が設けられている。
ユニバーサルコード4の末端にはコネクタが設けられ、内視鏡装置1は、ユニバーサルコード4の末端のコネクタを介して、照明光を生成する光源装置や、撮像装置10によって取得された画像信号を処理するプロセッサ装置と接続される。
図2及び図3は、撮像装置10の構成を示す。
撮像装置10は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子11と、撮像素子11の受像面に被写体像を結像させる対物光学系12と、リジッドな回路基板部13と、撮像素子11と回路基板部13とを連結する連結基板部14と、を備える。
対物光学系12は、レンズ群20と、撮像素子11に隣設された光学素子21とを含む。
レンズ群20は、撮像素子11の受像面の法線Nと略直交する光軸Aに沿って配置されており、被検体からの光を取り込み、取り込んだ光を光軸Aに沿って導光する。
光学素子21は、図示の例ではプリズムであり、レンズ群20によって導光された光束が入射する入射面21aと、撮像素子11の受像面の法線N及び光軸Aに斜交する反射面21bと、撮像素子11の受像面に対向する出射面21cとを有する。出射面21cは、撮像素子11の受像面を覆うカバーガラスに密接しており、本例では出射面21cとカバーガラスとは接着されている。
光学素子21は、光軸Aに沿う入射光路を反射面21bにおいて撮像素子11の受像面の法線方向に屈曲させ、入射面21aに入射した光束を撮像素子11の受像面に向けて出射面21cから出射する。
なお、光学素子21としてプリズムを例示したが、光学素子21としては、例えば撮像素子11の受像面の法線N及び光軸Aに斜交して配置されるミラーであってもよい。
リジッドな回路基板部13は撮像素子11の駆動回路や撮像素子11の出力信号を処理して画像データを生成する信号処理回路などを含む。回路基板部13がリジッドであることで、駆動回路や信号処理回路を構成する電子部品の実装における作業性は、回路基板部13がフレキシブルである場合に比べて高まる。
そして、回路基板部13は光学素子21の背後に配置されており、回路基板部13の一部13aは撮像素子11とは反対側で光学素子21に重ねられている。
図示の例では、回路基板部13は、駆動回路や信号処理回路を構成する電子部品が実装された複数のリジッド基板22を有し、これらのリジッド基板22が撮像素子11の受像面の法線方向に積層されて構成されている。そして、リジッド基板22は光学素子21側にそれぞれ延設され、リジッド基板22の各々の端部が、光学素子21の反射面21bに沿って、撮像素子11とは反対側で光学素子21に重ねられている。かかる構成によれば、光学素子21の背後のスペースを有効に活用でき、回路基板部13における電子部品の実装面積を拡大することができる。
連結基板部14は、図示の例では、全体がフレキシブル基板で構成されており、連結基板部14の一方の端部に撮像素子11が実装され、他方の端部に回路基板部13が実装されている。
また、回路基板部13が実装された連結基板部14の端部には配線群15が接続されている。配線群15は、撮像素子11や回路基板部13に含まれる回路に動作電力を供給する給電線や、回路基板部13の信号処理回路から出力される画像信号を伝送する信号線などを含む。
撮像素子11及び回路基板部13が実装された連結基板部14における撮像素子11と回路基板部13との間の区間14aはフレキシブルであり、図3に示すように、一部13aが光学素子21に重ねられて配置されている回路基板部13は、連結基板部14のフレキシブルな区間14aを撓ませることによって、光学素子21上から退避可能とされている。
なお、連結基板部14の区間14aや連結基板部14を構成するフレキシブル基板に用いられる「フレキシブル」の語は、光学素子21に重なる回路基板部13の一部13aを光学素子21上から退避させることができる程度に少なくとも撓む可撓性を対象が有することを意味する。他方、回路基板部13や回路基板部13を構成するリジッド基板22などに用いられる「リジッド」の語は、対象が実質的に剛体であるか、撓むとしても上記の「フレキシブル」程の可撓性は有しないことを意味する。
図4は、撮像装置10の変形例の構成を示す。
図4に示す例では、連結基板部14が、所謂リジッドフレキシブル基板として構成されており、フレキシブル基板30と、フレキシブル基板30の一方の端部に設けられたリジッドな回路基板接続部31とを有する。回路基板部13は回路基板接続部31に積層されて回路基板接続部31に接続され、配線群15もまた、回路基板接続部31に設けられた端子部に接続されている。撮像素子11は、上述した撮像装置10と同様に、フレキシブル基板30の他方の端部に実装されている。
回路基板接続部31は、図示の例では、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側の片面にリジッド基板32が接合されて構成されている。リジッド基板32に形成された回路パターンとフレキシブル基板30に形成された回路パターンとは、例えばリジッド基板32に設けられたスルーホールを介して互いに導通がとられている。
撮像素子11が実装された連結基板部14における撮像素子11と回路基板接続部31との間の区間14bはフレキシブルであり、一部13aが光学素子21に重ねられて配置されている回路基板部13は、連結基板部14のフレキシブルな区間14bを撓ませることによって、光学素子21上から退避可能とされている。
本例のように、連結基板部14にリジッドな回路基板接続部31を設け、回路基板接続部31に回路基板部13を実装するようにすれば、フレキシブル基板への実装に比べて作業性を高めることができる。
図5は、撮像装置10の他の変形例の構成を示す。
図5に示す例では、フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて回路基板接続部31が構成されている。かかる構成によれば、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側とは反対側の面に沿って、撮像素子11の直下にリジッド基板32の厚み分のスペースが生じ、そのスペースに、例えば撮像素子11に発生する熱を放熱する放熱シートなどの機能性部品や、撮像素子11の駆動回路ないし信号処理回路を構成する電子部品などの部品33を搭載することが可能となる。
フレキシブル基板30及び回路基板接続部31を有する連結基板部14において、回路基板接続部31の熱伝導率はフレキシブル基板30の熱伝導率よりも高いことが好ましい。回路基板接続部31の熱伝導率を相対的に高くすることにより、回路基板部13に発生した熱を速やかに配線群15に伝達でき、熱がフレキシブル基板30を伝って撮像素子11に伝達されることを抑制して撮像素子11のノイズを軽減することができる。
回路基板接続部31を構成するリジッド基板32としては、一般的にはフェノール樹脂基板やガラスエポキシ基板が用いられるが、フェノール樹脂やガラスエポキシよりも熱伝導率が高い窒化アルミなどからなるセラミックス基板を好適に用いることができる。
図6及び図7は、撮像装置10の他の変形例の構成をそれぞれ示す。
図6及び図7に示す例は、リジッドフレキシブル基板として構成される連結基板部14のフレキシブル基板30の一方の端部にリジッドな撮像素子接続部34を設け、リジッドな撮像素子接続部34に撮像素子11を積層接続したものである。回路基板部13は、上述した撮像装置10と同様に、フレキシブル基板30の他方の端部に実装されている。
回路基板部13が実装された連結基板部14における撮像素子接続部34と回路基板部13との間の区間14cはフレキシブルであり、一部13aが光学素子21に重ねられて配置されている回路基板部13は、連結基板部14のフレキシブルな区間14cを撓ませることによって、光学素子21上から退避可能とされている。
撮像素子接続部34は、図6に示すように、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側の片面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよいし、図7に示すように、フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよい。
フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて撮像素子接続部34が構成される場合に、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側とは反対側の面に沿って、回路基板部13の直下にリジッド基板32の厚み分のスペースが生じ、そのスペースに、例えば回路基板部13に発生する熱を放熱する放熱シートなどの機能性部品や、撮像素子11の駆動回路ないし信号処理回路を構成する電子部品などの部品33を搭載することが可能である。
図8から図11は、撮像装置10の他の変形例の構成をそれぞれ示す。
図8から図11に示す例は、リジッドフレキシブル基板として構成される連結基板部14のフレキシブル基板30の一方の端部にリジッドな回路基板接続部31を設け、且つ他方の端部に撮像素子接続部34を設け、リジッドな回路基板接続部31に回路基板部13を積層接続し、リジッドな撮像素子接続部34に撮像素子11を積層接続したものである。
連結基板部14における撮像素子接続部34と回路基板接続部31との間の区間14dはフレキシブルであり、一部13aが光学素子21に重ねられて配置されている回路基板部13は、連結基板部14のフレキシブルな区間14dを撓ませることによって、光学素子21上から退避可能とされている。
回路基板接続部31は、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側の片面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよいし、フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよい。撮像素子接続部34もまた、フレキシブル基板30において撮像素子11が実装される側の片面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよいし、フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて構成されてもよい。
図9に示す、フレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて回路基板接続部31が構成され、且つフレキシブル基板30の片面にリジッド基板32が接合されて撮像素子接続部34が構成されている例では、図5に示した例と同様に、撮像素子11の直下のスペースに、例えば撮像素子11に発生する熱を放熱する放熱シートなどの機能性部品や、撮像素子11の駆動回路ないし信号処理回路を構成する電子部品などの部品33を搭載することが可能である。
また、図10に示す、フレキシブル基板30の片面にリジッド基板32が接合されて回路基板接続部31が構成され、且つフレキシブル基板30の両面にリジッド基板32が接合されて撮像素子接続部34が構成されている例では、図7に示した例と同様に、回路基板部13の直下のスペースに、例えば回路基板部13に発生する熱を放熱する放熱シートなどの機能性部品や、撮像素子11の駆動回路ないし信号処理回路を構成する電子部品などの部品33を搭載することが可能である。
次に、図2に示した撮像装置10を例に、撮像装置10及び図4から図11にそれぞれ示した撮像装置10の変形例の製造方法を説明する。
図12は、撮像装置10の製造方法の一例を示す。
まず、撮像素子11及び回路基板部13が連結基板部14にそれぞれ実装される。撮像装置10において、撮像素子11に隣設された光学素子21に重ねられる回路基板部13の一部13aは、撮像素子11及び回路基板部13が連結基板部14にそれぞれ実装されたモジュールMにおいて、撮像素子11の上方に配置される(FIG.12A)。
上述のとおり、連結基板部14における撮像素子11と回路基板部13との間の区間14aはフレキシブルであり、このフレキシブルな区間14aが撓められて、回路基板部13の一部13aが撮像素子11の上方から退避される(FIG.12B)。
続いて、光学素子21を含む対物光学系12と撮像素子11とが位置合わせされ、対物光学系12が撮像素子11の受像面の法線方向に移動され、回路基板部13が退避されて露呈した撮像素子11のカバーガラスに光学素子21の出射面21cが接着される(FIG.12C)。
光学素子21を含む対物光学系12と撮像素子11との位置合わせにおいて、撮像素子11及び撮像素子11の駆動回路や信号処理回路を含む回路基板部13は連結基板部14に実装済みであり、撮像可能となっている。そこで、例えば位置合わせ用のチャート等を撮像して得られる画像を確認しながら対物光学系12と撮像素子11との位置合わせを行うことができ、それにより、対物光学系12と撮像素子11との位置合わせを高精度に行うことができる。
また、光学素子21が、撮像素子11の受像面の法線方向、つまりは出射面21cの法線方向に移動されるので、出射面21cないし撮像素子11のカバーガラスに設けられる接着剤は、削られることなく、出射面21cと撮像素子11のカバーガラスとの間で展延される。それにより、出射面21cと撮像素子11のカバーガラスとの接着不良を抑制することができる。
最後に、連結基板部14における撮像素子11と回路基板部13との間の区間14aが元に戻される。それにより、回路基板部13の一部13aが、撮像素子11とは反対側で光学素子21に重ねられる(FIG.12D)。
このように、撮像装置10において撮像素子11に隣設された光学素子21に一部13aが重ねられるリジッドな回路基板部13、及び撮像素子11を、予め連結基板部14に実装しておくことができ、光学素子21を含む対物光学系12が組み付けられる際には、連結基板部14における撮像素子11と回路基板部13との間の区間14aを撓め、また元に戻すだけよいので、撮像装置10の製造工程を効率化することができる。
なお、撮像装置10の製造方法は、図4から図11にそれぞれ示した撮像装置10の変形例にも適用可能である。
以上、説明したとおり、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1) 撮像素子と、上記撮像素子に隣設された光学素子を含み、上記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を上記光学素子によって上記法線方向に屈曲させる対物光学系と、一部が上記法線方向に上記撮像素子とは反対側で上記光学素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部と、上記撮像素子と上記回路基板部とを連結している連結基板部と、を備え、上記連結基板部における上記撮像素子と上記回路基板部との間の少なくとも一部の区間はフレキシブルである撮像装置。
(2) 上記連結基板部は、フレキシブルな上記区間を形成するフレキシブル基板を有し、上記フレキシブル基板には、リジッドな回路基板接続部が設けられており、上記回路基板部は、上記回路基板接続部に積層されて上記連結基板部に接続されている上記(1)の撮像装置。
(3) 上記回路基板接続部は、上記フレキシブル基板を両面から挟んで上記フレキシブル基板と一体とされた一対のリジッド基板を有しており、上記撮像素子は、上記フレキシブル基板の一方の面に実装されており、又は上記フレキシブル基板の一方の面に設けられ上記フレキシブル基板と一体とされたリジッド基板に実装されており、上記フレキシブル基板の他方の面において上記撮像素子とは反対側の領域に部品が搭載されている上記(2)の撮像装置。
(4) 上記回路基板接続部の熱伝導率は、上記フレキシブル基板の熱伝導率よりも高い上記(2)又は(3)の撮像装置。
(5) 上記連結基板部は、フレキシブルな上記区間を形成するフレキシブル基板を有し、上記フレキシブル基板には、上記撮像素子が実装されるリジッドな撮像素子接続部が設けられている上記(1)の撮像装置。
(6) 上記撮像素子接続部は、上記フレキシブル基板を両面から挟んで上記フレキシブル基板と一体とされた一対のリジッド基板を有しており、上記回路基板部は、上記フレキシブル基板の一方の面に積層されて上記連結基板部に接続されており、又は上記フレキシブル基板の一方の面に設けられ上記フレキシブル基板と一体とされたリジッド基板に積層されて上記連結基板部に接続されており、上記フレキシブル基板の他方の面において上記回路基板部とは反対側の領域に部品が搭載されている上記(5)の撮像装置。
(7) 上記(1)から(6)のいずれか一つの撮像装置が、被検体内に挿入される内視鏡先端部に搭載された内視鏡装置。
(8) 撮像素子と、一部が上記撮像素子の受像面の法線方向に上記撮像素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部とが、上記撮像素子と上記回路基板部との間の少なくとも一部の区間でフレキシブルに構成されている連結基板部によって連結されているモジュールの上記連結基板部の上記区間を撓ませて、上記撮像素子に重なる上記回路基板部の一部を上記撮像素子の上方から退避させ、上記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を上記法線方向に屈曲させる光学素子を含む対物光学系を上記法線方向に移動させて、上記光学素子を上記撮像素子に隣設し、上記連結基板部の撓められた上記区間を復元して、上記撮像素子に重なる上記回路基板部の一部を上記法線方向に上記撮像素子とは反対側で上記光学素子に重ねて配置する撮像装置の製造方法。
(9) 上記回路基板部は、上記撮像素子の出力信号を処理して画像データを生成するものであり、上記回路基板部で生成される画像データを用いて、上記光学素子と上記撮像素子との位置合わせを行う上記(8)の撮像装置の製造方法。
(10) 上記光学素子と上記撮像素子との対向面同士を接着する上記(8)又は(9)の撮像装置の製造方法。
1 内視鏡装置
2 挿入部
3 操作部
4 ユニバーサルコード
10 撮像装置
11 撮像素子
12 対物光学系
13 回路基板部
14 連結基板部
15 配線群
20 レンズ群
21 光学素子
21a 入射面
21b 反射面
21c 出射面
22 リジッド基板
30 フレキシブル基板
31 回路基板接続部
32 リジッド基板
33 部品
34 撮像素子接続部
A 光軸
M モジュール
N 法線

Claims (10)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子に隣設された光学素子を含み、前記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を前記光学素子によって前記法線方向に屈曲させる対物光学系と、
    一部が前記法線方向に前記撮像素子とは反対側で前記光学素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部と、
    前記撮像素子と前記回路基板部とを連結している連結基板部と、
    を備え、
    前記連結基板部における前記撮像素子と前記回路基板部との間の少なくとも一部の区間はフレキシブルである撮像装置。
  2. 前記連結基板部は、フレキシブルな前記区間を形成するフレキシブル基板を有し、
    前記フレキシブル基板には、リジッドな回路基板接続部が設けられており、
    前記回路基板部は、前記回路基板接続部に積層されて前記連結基板部に接続されている請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記回路基板接続部は、前記フレキシブル基板を両面から挟んで該フレキシブル基板と一体とされた一対のリジッド基板を有しており、
    前記撮像素子は、前記フレキシブル基板の一方の面に実装されており、又は前記フレキシブル基板の一方の面に設けられ該フレキシブル基板と一体とされたリジッド基板に実装されており、
    前記フレキシブル基板の他方の面において前記撮像素子とは反対側の領域に部品が搭載されている請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記回路基板接続部の熱伝導率は、前記フレキシブル基板の熱伝導率よりも高い請求項2又は3記載の撮像装置。
  5. 前記連結基板部は、フレキシブルな前記区間を形成するフレキシブル基板を有し、
    前記フレキシブル基板には、前記撮像素子が実装されるリジッドな撮像素子接続部が設けられている請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子接続部は、前記フレキシブル基板を両面から挟んで該フレキシブル基板と一体とされた一対のリジッド基板を有しており、
    前記回路基板部は、前記フレキシブル基板の一方の面に積層されて前記連結基板部に接続されており、又は前記フレキシブル基板の一方の面に設けられ該フレキシブル基板と一体とされたリジッド基板に積層されて前記連結基板部に接続されており、
    前記フレキシブル基板の他方の面において前記回路基板部とは反対側の領域に部品が搭載されている請求項5記載の撮像装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項記載の撮像装置が、被検体内に挿入される内視鏡先端部に搭載された内視鏡装置。
  8. 撮像素子と、一部が前記撮像素子の受像面の法線方向に該撮像素子に重なって配置されているリジッドな回路基板部とが、該撮像素子と該回路基板部との間の少なくとも一部の区間でフレキシブルに構成されている連結基板部によって連結されているモジュールの前記連結基板部の前記区間を撓ませて、前記撮像素子に重なる前記回路基板部の一部を前記撮像素子の上方から退避させ、
    前記撮像素子の受像面の法線方向と交差する方向に延びる入射光路を前記法線方向に屈曲させる光学素子を含む対物光学系を前記法線方向に移動させて、前記光学素子を前記撮像素子に隣設し、
    前記連結基板部の撓められた前記区間を復元して、前記撮像素子に重なる前記回路基板部の一部を前記法線方向に前記撮像素子とは反対側で前記光学素子に重ねて配置する撮像装置の製造方法。
  9. 前記回路基板部は、前記撮像素子の出力信号を処理して画像データを生成するものであり、
    前記回路基板部で生成される画像データを用いて、前記光学素子と前記撮像素子との位置合わせを行う請求項8記載の撮像装置の製造方法。
  10. 前記光学素子と前記撮像素子との対向面同士を接着する請求項8又は請求項9記載の撮像装置の製造方法。
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