JP2016041602A - 容器の螺合蓋 - Google Patents

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上橋晃治
Koji Uehashi
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Abstract

【課題】握力や捻回力が弱い状況の人が容器の開蓋をするとき、生活環境にある部材を活用し開蓋することで、容易に開蓋できるキャップの構造を提案する。
【解決手段】容器の螺合蓋の頭部に複数の突起体を適宜間隔を有して設け、対向する突起体の間隔は、キャップ外径の1/3より大きい間隔を有し、かつ、間隔寸法より小さい厚みの突起体を設けた。また、対向する突起体の間隔の1/2以上の突起体の高さを有し、突起体の幅は突起体の厚みより大きくした。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器の螺合蓋の頭部に複数の突起体を設け、開蓋を片手で容易に可能にする螺合蓋に関するものである。
従来の螺合蓋の開蓋の容易化の方法としてキャップ径をやや大きく膨らませ、
これまでの縦の凹凸溝に等間隔に大型の曲線の溝を施して、摩擦力を大きくさせたものがある。(例えば特許文献1参照)
また、キャップ上面に適度な幅と深さの溝穴を設けたものがある(例えば特許文献2参照)
特開2006-282274号公報 特許公開2007-126213号公報
従来、容器の螺合蓋は容器本体部分の太さ(径)に比べ容器の注ぎ口は直接飲みやすく、また、他の容器に注ぎやすくするため小径となっている。
また、ペットボトルは、開蓋したものか、未開蓋のものかを区別するため、キャップにリングが結合されて設けられている。開蓋時はキャップとリングを分離して開蓋するためリングとキャップが個々に回転する。未開蓋のものはキャップとリングが結合しているため、リングが単独で回転するかしないかにより、開蓋、未開蓋の区別ができるようになっている。また瓶も同様キャップのねじ端部側にペットボトルのリングと同様な開蓋、未開蓋の区別を行うものが設けられている。
このように、開蓋時は、リングとキャップを分離させる必要があり、開蓋時、径の小さいキャップを回転させて開蓋する回転力に大きな力を必要とするため開蓋が困難であった。
子どもや女性、お年寄りの力の弱い人、また怪我や病気で手が不自由な人は
容器のキャップを開蓋しようとしても力が不足して開蓋できず、協力者に依頼して開蓋している。特に片手が不自由な場合は一人では全く開蓋することができない。
このため、開蓋を容易にする手段として種々提案がなされているが、開蓋用の道具は、購入し常時持ち運びが必要であり、また、キャップ径を少しふくらませ、大型の曲線の溝を施して摩擦力を大きくさせたものがあるが、容器本体に比べ従来のキャップと大差ない大きさ(径)であり、開蓋時の開蓋力の軽減はわずかで、開蓋時は両手での開蓋が必要で片手での操作ができなかった。
キャップ上面に適度な幅と深さの溝穴を設けたものがある、この溝にコインや箸や略板状のものを嵌め込み回すことで開蓋をおこなおうとしているが、溝幅、深さとも小さいものが提案されており、溝幅に嵌め込むものが限定され、開蓋時嵌め込む部材を探さなければならず、コインのような嵌め込むものの大きさによっては、キャップを捩じる開蓋力は従来と変わらず、従来通り両手での開蓋を強いられ握力や捻回力が弱い小児、女性、病傷者、高齢者、片手しか使えない状況の人への有効な開蓋手段に至っていない。
以上に述べたように従来の開蓋時は、キャップと容器本体の2か所を保持し回転しなくてはならず、片手での開蓋ができず不便であった。
本発明の課題は、握力や捻回力が弱い小児、女性、病傷者、高齢者、片手しか使えない状況の人が容器を開蓋するとき、実施例のごとく生活環境にある部材を活用し開蓋することができ、また、キャップを手や指で触ることなく、片手で容器本体のみを回転させ、容易に開蓋できるキャップの構造を提案することにある。
そして、本発明は上記目的を達成するために容器の螺合蓋の頭部に複数の突起体を適宜間隔を有して設け、対向する突起体との間隔は、キャップ外径の1/3より大きい間隔を有し、間隔寸法より小さい厚みの突起体を設けたものである。
第2の解決手段は、対向する突起体の間隔の1/2以上の突起体の高さを有し、突起体の幅は突起体の厚みより大きく設けたものである。
上述したように、生活環境にある机や柱等の凸部である角部にキャップ(螺合蓋)外形の1/3以上の突起体の間隔間に圧接させキャップの回転を規制し、また、突起間隔に部材挿入しキャップの回転を規制して、容器本体のみを回し、片手で開蓋出来るキャップを提供するものである。
また、取っ手等の凹溝に片方の突起体を挿入し、キャップに触ることなくキャップの回転を規制し容器本体のみを回し片手で開蓋が可能で、生活環境にある部材を利用し容器の開蓋ができるキャップを提供するものである。
ペットボトルの側面図である。 キャップの断面図である。 キャップの上面図である。 自販機を利用した開蓋の実施例である。 自販機を利用した実施例の説明図である。 取っ手を利用した実施例の説明図である。 取っ手を利用した実施例である。 取っ手を利用した実施例の説明図である。 取っ手を利用した実施例の説明図である。 取っ手を利用した実施例の説明図である。 取っ手を利用した実施例の説明図である。 角材の角を利用した実施例である。 角材の角を利用した実施例の説明図である。 引出等の取っ手を利用した実施例である。 車のドアノブを利用した実施例である。 他の実施例のキャップ断面図である。 他の実施例のキャップ上面図である。 突起体の断面を楕円形にしたキャップの断面図である。 突起体の断面を楕円形にしたキャップの上面図である。 突起体の断面を円形にしたキャップの断面図である。 突起体の断面を円形にしたキャップの上面図である。 キャップ底部に凸部を設けた他の実施例である。 キャップ底部の凸部の図面である。 ペットボトルの底部を活用した他の実施例である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図24に基づいて説明する。
図1はペットボトルの側面図で、本考案のキャップ(螺合蓋)1とリング2、容器本体3で構成されている。図2は、キャップ1の断面を示し、図3は、図1の矢印4から見たキャップ1の上面図である。
図2で示すキャップ1は、本発明の複数の突起体6を設けた部分Aと、螺合するためのねじの成形、リングの接合、容器内の収納物の密封機能を有する従来のキャップ機能をそのままを保有する部分Bとを一体的に構成したものである。
図2、図3において、本発明のキャップ1は、キャップの頭部Aに複数の突起体6をキャップ中心に対し向かい合わせに設けている。キャップの中心に対して対向する突起体との間隙9は、キャップ外形Dの1/3以上の間隙を有し、突起体の厚み10より大きい突起体の幅Wを有している。
図2に示すよう突起体6の高さhは、向かい合う突起体6との間隙9の1/2以上の高さを有しており、突起体の厚み10より大きい突起体の幅Wを有している。
突起体6は、キャップ開蓋時の回転トルクに打ち勝つ曲げ荷重やねじり荷重強度が必要で補強のためリブRを設け、キャップ製作の材料を削減するため空間部Kを設けて、材料削減と軽量化を図っている。
本発明のキャップ1を使った開蓋事例を説明する。図4、図5において、自動販売機の返却レバー12は一般に硬質の樹脂で成形され容易に変形しないものであり、おつりを返却するときレバー12を矢印13に回転させおつりを取り出すものである。この返却レバー12は限定された範囲矢印13の方向に回動するが、前後左右には動かないよう構成されている。
この返却レバー12をキャップ1の突起体6で構成する間隙9に挿入し、容器本体3を回転方向15の方向に回転させると、返却レバー12によりキャップ1は回転規制され、キャップを触らず容器本体3のみを回すことで開蓋が片手でできることとなる。
図6、図7は一般の家庭にある引き戸16の取っ手17を示す。図7で取っ手17の溝18にキャップ1の突起体6の片方を入れてキャップ1の回転を規制しようとするが、図8に示すように引き戸16と取っ手の溝18との厚み19は突起体の間隔9より大きく、突起体6の間隔9の中に厚み19部分を挿入することが出来な場合がありキャップ1の回転を規制することができない。
このため図9に示すように突起体6の片方を取っ手17の溝18に傾けて挿入し、容器本体3を開蓋方向に回転させれば、キャップ1の回転を規制することができる。
図10は、図9のP−P矢視図である。取っ手17の溝18の中に片側の突起体6を挿入した図であり、この状態から図10、図11に示すようキャップ1を矢印20方向に回転させ、突起体6が取っ手溝18の両側面に接当すれば回転が規制される。このことによりキャップ1の突起体6の片方を利用してキャップ1の回転を規制しキャップを触ることなく開蓋を容器本体のみを回転することで、開蓋が可能となる。
その他本発明の活用事例を紹介する。図12、図13は柱や、机等の端の角部や、戸の角部等を利用して開蓋する例を示す。図12に示すよう、引き戸の角部21に突起体6の間隔9の先端部22を圧接させている図である。図13でキャップ1の突起体6の高さhは間隔9の1/2以上の高さを有しており、直角な角部を接当させても角部先端とキャップ頭部に間隙Cが確保され、容器本体を角部に押しつけると突起体の内側先端部22が角部に圧接され、キャップの回転が規制されて片手でも開蓋ができる。
図14は引出の取っ手を利用した開蓋方法を例示し、図15は、自動車のドアのノブを利用した事例を示す。
上述したように、本発明の突起物を有したキャップでの開蓋では、キャップを生活環境にある部材の凹部の溝や、凸部の角部を利用して回転規制するため、キャップに触ることなく容器本体のみを片手で回転させて開蓋することができ、握力や捻回力が弱い小児、女性、病傷者、高齢者、片手しか使えない状況の人に他人の援助なく一人で開蓋ができる画期的な発明である。
図16、図17は、他の実施例のキャップを示し、突起体6の一方の先端部を狭い突起体の厚み10aと狭くした突起体としたもので、生活環境にある狭い溝部に対しても開蓋出来る構造を保有したキャップを示す。
図18〜図19は、本発明の突起体の形状を鋭角を除去するため突起体の断面形状を楕円とした他の実施例を示す。この形状でも、生活環境にある部材を活用して開蓋を片手で行うことができる。
図20、図21は突起体断面を円形状にしたもので、形状がシンプルでキャップの成形型費も安価な形状を示すもので、開蓋に供する生活環境の部材はある程度制限されるが、開蓋に大きな障害はない安価型のキャップ形状を示す。
図22、図23、図24は突起体6の間隙9を有するキャップの開蓋を行うため、ペットボトル本体3の底部に幅25を有する凸部を設け、この凸部25を突起体の間隔9に挿入しキャップの回転を規制し開蓋を行う事例を示す。
グループの会合や、災害避難時のように開蓋のため生活環境の部材が調達できないときは、ペットボトルの底面図のような突起が設けてあれば、開栓がお互いにできることとなる参考事例を示す。
1 キャップ(螺合蓋)
2 リング
3 容器本体
6 突起体
7 突起体の平面部
8 突起体外周部
9 間隙
10 突起体の厚み
10a 突起体の厚み
D キャップ外径
h 突起体の高さ
W 突起体の幅
R 補強リブ
K 空間
12 返却レバー
16 引き戸
17 取っ手
18 取っ手溝
18b 溝幅
C 隙間
22 突起体内側先端部
25 凸部

Claims (2)

  1. 容器の螺合蓋の頭部に複数の突起体を適宜間隔を有して設け、対向する突起体の間隔は、キャップ外径の1/3より大きい間隔を有し、かつ、間隔寸法より小さい厚みの突起体を設けたことを特徴とする螺合蓋。
  2. 対向する突起体の間隔の1/2以上の突起体の高さを有し、突起体の幅は突起体の厚みより大きくしたことを特徴とする請求項1の螺合蓋。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573635U (ja) * 1980-06-07 1982-01-09
JPS6231049U (ja) * 1985-08-08 1987-02-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573635U (ja) * 1980-06-07 1982-01-09
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