JP2016041188A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤の前面を広く利用する。【解決手段】遊技盤20は、該遊技盤20の前面に配設され、遊技球が流下可能な遊技領域を内側に画成する領域区画部50,54と、これらの領域区画部50,54のうちで該遊技盤20の左側部に配設される内外のレール51,52の間に画成され、該遊技盤20の下方から発射された遊技球を受け入れて遊技領域20aの上側に案内する発射通路20bと、該遊技盤20の左側部下側前面に、発射通路20bを画成する外レール51の外側の非遊技領域に配設され、遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段70とを備えている。前枠13には、遊技領域表示手段70に対応して情報窓76が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技盤の盤面に画成した遊技領域を遊技球が流下することで遊技が行われる遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、遊技盤の盤面に配設された領域区画部により画成した遊技領域の略中央位置に枠状の装飾部材(所謂センター役物)が配設されており、この枠状装飾部材の開口部を介して複数の図柄を変動表示して図柄変動演出を行う液晶式やドラム式等の図柄表示装置を後方から臨ませると共に、該遊技盤における枠状装飾部材の下方位置に、パチンコ球(遊技球)の入賞により図柄表示装置での変動を開始させる始動入賞装置や大当り時等に開放する特別入賞装置を配設するよう構成されたものが多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種のパチンコ機では、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球が遊技領域内に植設された遊技釘や風車等との接触により跳ね返りながら次第に自重により流下し、該遊技領域を流下する過程で前記始動入賞装置に入賞することにより、所定数の賞球が払い出されると共に、前記図柄表示装置での図柄変動演出に伴うリーチ演出等の各種の遊技演出がなされ、該図柄表示装置に図柄が所定の組合わせで停止することにより所謂大当りが発生し、前記特別入賞装置が開放して多数の賞球を獲得し得るよう構成される。
また、パチンコ機には、大当りや確率変動のように特定の条件が発生した場合に、打球力を高めて枠状装飾部材の右側に画成されている遊技領域にパチンコ球を打ち出す、所謂「右打ち」により遊技を行うよう構成し、受動的になりがちな遊技者に能動的な遊技を行わせることで遊技の興趣を向上するようにしたものがある。
特開平10−323430号公報
近年のパチンコ機は、前記図柄表示装置で行われる図柄変動演出の多様化やインパクトを高め、遊技の面白みを増大させることを目的として、前記遊技盤に対して大型の図柄表示装置が配設される傾向が強くなっている。これに伴い、図柄表示装置の表示面を前側に露出する開口部が形成される枠状装飾部材も大型化し、該枠状装飾部材と遊技盤に配設された領域区画部とで画成されるパチンコ球が流下可能な遊技領域が狭くなる傾向にある。特に、前記右打ちが行われるパチンコ機においては、枠状装飾部材の大型化によって該枠状装飾部材の右側に画成される遊技領域が狭くなり、該遊技領域に配設される入賞装置等の遊技部品の大きさや形状等が制限されると共に配置の自由度も低下する難点が指摘される。また、遊技領域が狭くなると、前記遊技釘の設置スペースが制限され、遊技領域を流下するパチンコ球の動きが単調となって遊技の面白みが低下する問題も招く。なお、遊技盤自体を大型化すれば遊技領域を拡大することは可能となるものの、該遊技盤を保持するパチンコ機の外形寸法も大きくする必要を生ずる。しかるに、遊技店の設置枠台に設置可能なパチンコ機の大きさは限られているため、遊技盤の大型化にも限界があり、遊技領域の拡大は困難なのが現状である。
また、前枠に配設される装飾体や演出装置なども大型化する傾向にある。ここで、前枠の演出装置などが該前枠における窓口の開口内側に差し掛かり、窓口を介して前側に臨む遊技盤の前側に重なると、遊技盤の周縁部に設けられた非遊技領域に設置された特図表示器を、演出装置などで視認が妨げられないように遊技盤中央部側にずらすことになる。このように特図表示器をずらすことによっても、遊技領域が狭くなってしまう。
すなわち本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技盤の前面を広く利用することができる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の遊技機は、
遊技盤(20)が配設される本体部材(12)と、この本体部材(12)の前側に配設され、機前面側を構成する前面部材(13)とを備えた遊技機において、
前記遊技盤(20)は、
該遊技盤(20)の前面に配設され、遊技球が流下可能な遊技領域(20a)を内側に画成する領域区画部(50,54)と、
前記領域区画部(50)のうちで該遊技盤の一側部側に配設される内外のレール(51,52)の間に画成され、該遊技盤(20)の下方から発射された遊技球を受け入れて前記遊技領域(20a)の上側に案内する発射通路(20b)と、
該遊技盤(20)の一側部下側前面に、前記発射通路(20b)を画成する外レール(51)の外側の非遊技領域に配設され、遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段(70)とを備え、
前記前面部材(13)は、
該前面部材(13)に設けられた前面装飾部(26,27,28,35)により画成され、該前面部材(13)の後側に配置される前記遊技盤(20)の遊技領域(20a)を前側から視認可能に形成された可視部(25)と、
前記可視部(25)の一側部下側に、前記遊技情報表示手段(70)に対応して設けられ、該遊技情報表示手段(70)を前側から視認可能にする情報表示部(76)とを備え、
前記前面部材(13)の一側部側に設けられた前記前面装飾部(27)は、前記発射通路(20b)の一部範囲の前側に重なるように形成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、遊技盤において発射通路を画成する外レールの外側に生じる非遊技領域を有効利用して、当該非遊技領域に遊技情報表示手段を配設したので、遊技盤における発射通路と反対側の非遊技領域に対して、その前側に重なるように前枠に演出装置や装飾体などを設定しても、遊技情報表示手段の視認を妨げることはなく、該発射通路の反対側において遊技領域が狭くなることを回避できる。また、遊技盤における発射通路と反対側に、遊技領域を広く確保することが可能となる。これにより、遊技盤に対して遊技部品や遊技釘等を配設する自由度を向上し得る。
請求項2に係る発明では、前記前面装飾部(35)は、前記可視部(25)を区画する縁部よりも外方に延在する縁部によって前記情報表示部(76)を区画するよう形成されたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、情報表示部は、前面装飾部において可視部を区画する縁部よりも外方に延在する縁部によって区画されているので、遊技情報表示手段を視認し易くすることができる。
請求項3に係る発明では、前記遊技盤(20)は、他側部下側前面に配設され、前記可視部から前側に臨む盤面飾り部材(54)を備え、
前記前面部材(13)は、前記可視部(25)の下方に配設され、前記盤面飾り部材(54)の前側に少なくとも一部が重なる演出装置(40)を備えたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、遊技盤における他側部下側前面に配設された盤面飾り部材を演出装置によって見づらくすることができる。
本発明に係る遊技機によれば、遊技盤の前面を広く利用することができる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例のパチンコ機を、中枠に対して前枠を開放した状態で示す概略斜視図であって、前枠の透視保護板や遊技盤における領域区画部の内側に配設される各種遊技部品や遊技情報表示手段を省略して示す。 実施例のパチンコ機の要部を拡大して示す正面図である。 実施例の前枠の要部を分解して示す斜視図である。 実施例の前枠設置基体の前側に取り付けられる部材を分解して示す斜視図である。 実施例の遊技盤を示す正面図である。 実施例の遊技盤から左下盤面飾り部材および遊技情報表示手段を分離した状態を前側から示す分解斜視図である。 実施例の左下盤面飾り部材および遊技情報表示手段を分離した状態を後側から示す分解斜視図である。 実施例の遊技情報表示手段の左下盤面飾り部材への取り付け構造を説明する断面図である。 実施例のパチンコ機の上部を拡大して示す正面図である。 変更例の遊技盤を示す正面図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機Pを例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、図1に示すようにパチンコ機10を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機)
図1および図2に示すように、実施例に係るパチンコ機10は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠(本体部材)としての中枠12がヒンジ32,33を介して開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置(図示せず)が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された板状の透視保護部材17(図4参照)で前後に開口する窓口(可視部)25を覆うよう構成された装飾枠として前枠(前面部材)13がヒンジ32,33を介して開閉可能に組み付けられている。また、前記外枠11と中枠12とおよび中枠12と前枠13の夫々は、前記ヒンジ32,33とは反対側の側部(開放端)に設けられた施錠機構(図示せず)により相互に閉鎖した閉鎖状態に保持されて、パチンコ機10の前面側から鍵により解錠操作することで開放し得るよう構成されている。そして、前枠13の前面下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14および下球受け皿15が上下に離間して設けられており、前枠13と一体的に上下の球受け皿14,15を中枠12に対して開閉可能に構成されている。なお、図柄表示装置としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置や、ドラム式の図柄表示装置、ドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。
図1に示すように、前記パチンコ機10の前面右下部には、中枠12に配設された打球発射装置18を作動させる操作ハンドル16が設けられている。前記操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置18(図2参照)が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20の遊技領域20aに向けて1球ずつ発射されるようになっている。ここで、前記操作レバー16aの回動量に応じて前記打球発射装置18によるパチンコ球の打球力が強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー16aの回動量を調節することで、前記遊技領域20aへのパチンコ球の発射位置(到達位置)を任意に変更し得るようになっている。なお、実施例では前枠13の前面右下部に操作ハンドル16を設けてあるが、中枠12や球受け皿等に操作ハンドル16を設けることも可能である。また、実施例では、上下の球受け皿を前枠13に設けるよう構成したが、当該上下の球受け皿の一方または両方を前記中枠12の前面に対して個別に開閉可能に組み付けるようにしてもよく、また球受け皿を1つだけ備える構成とすることも可能である。
(中枠)
図2に示すように、前記中枠12は、上縁をなす上フレーム部と、下縁をなして、打球発射装置18等が設置された下フレーム部と、左側縁をなす左フレーム部と、右側縁をなす右フレーム部とから構成され、全体が外枠11の開口に整合する矩形枠状に形成される。中枠12には、遊技盤20を前側から着脱可能に設置し得る遊技盤保持部19が設けられ、中枠12の下枠部前面に、打球発射装置18が配設されている。そして、中枠12は、外枠の左上および左下に設けられた上下のヒンジH1,H2を介して該外枠11に支持され、中枠12は外枠11に対して左側端部を中心として開閉し得るようになっている。なお、中枠12は、上下左右の各フレーム部が一体成形されたものであってもよい。
(前枠)
図4に示すように、前記前枠13は、中枠12の外郭形状に略合致する板状に形成されると共に前後方向に開口する窓口25が開設された前枠ベース部材22と、この前枠ベース部材22の下部前側に固定される前枠設置基体24とを備えている。前枠ベース部材22における窓口25の上側に延在する上枠部22aの前側には、前方に膨出して後側に開放する略箱形状に形成された上部前面装飾部(前面装飾部)26が取り付けられている。また、前枠ベース部材22における窓口25の左側に延在する左枠部22bの前側には、前方に膨出して後側に開放する略箱形状に形成された左部前面装飾部(前面部材の一側部側に設けられた前面装飾部)27が取り付けられている。更に、前枠ベース部材22における窓口25の右側に延在する右枠部22cの前側には、前方に膨出して後側に開放する略箱形状に形成された右部前面装飾部(前面装飾部)28が取り付けられている。前枠ベース部材22において、上および左右の枠部22a,22b,22cには、前方に向けて光を照射し得る前枠発光体30(図4参照)が複数実装された前枠発光基板が夫々配設されており、前枠発光体30から照射した光によって該枠部22a,22b,22cの前側を覆う装飾部26,27,29の所定領域を発光させ得るよう構成されている。また、前枠ベース部材22の上部角隅部には、左右に離間して2つの音出力部S1,S2が配設され(図1参照)、これらの音出力部S1,S2が備える上部スピーカーユニット23から、遊技に関する効果音などの各種の音が出力される。なお、上部スピーカーユニット23は、上部スピーカー23aと該上部スピーカー23aが取り付けられる上部エンクロージャー23bとから構成される(図4参照)。
(前枠設置基体)
図5に示すように、前記前枠設置基体24は、前枠ベース部材22における窓口25の下側に延在する下枠部22dと略同じ外郭形状に形成された板状部材であり、下枠部34dの後側からネジ止めすることで該下枠部22dの前側に固定される。前枠設置基体24には、その前面の上部左側に、上球受け皿14においてパチンコ球を貯留する部分を画成する皿状の上部球貯留部31が取り付けられ、その前面の下部左側に、下球受け皿15においてパチンコ球を貯留する部分を画成する皿状の下部球貯留部32が取り付けられている。また、前枠設置基体24には、その前面の上部右側に、前枠13において上球受け皿14の左側に配設される操作演出装置(演出装置)40(図1参照)を支持する金属製の装置ベースが取り付けられている。そして、前枠設置基体24の前面には、載置ベース33の下側や、下部球貯留部43および操作ハンドル16の間のスペースに、下部スピーカーユニット34が配設されており、下部スピーカーユニット34から、遊技に関する効果音などの各種の音が出力される。なお、下部スピーカーユニット34は、下部スピーカー34aと該下部スピーカー34aが取り付けられる下部エンクロージャー34bとから構成される。更に、前枠設置基体24には、その前面の下部右側に、前記操作ハンドル16が取り付けられている。
図5に示すように、前記前枠設置基体24の上縁部には、下部前面装飾部(前面装飾部)35が取り付けられている。下部前面装飾部35は、上部球貯留部31の後側に延在するように設けられ、上球受け皿14の後壁上部を装飾すると共に、窓口25の下縁左側を縁取るうように装飾している。また、前枠設置基体24には、上部球貯留部31の前側を覆って上部球皿装飾カバー36が取り付けられ、該上部球皿装飾カバー36によって上球受け皿14における前側の意匠面が構成されている。前枠設置基体24には、下部球貯留部32および下部スピーカーユニット34の前側を覆って下部球皿装飾カバー37が取り付けられ、該下部球皿装飾カバー37によって下球受け皿15の前側の意匠面が構成されている。更に、前枠設置基体24には、操作演出装置40の前側を覆って装置装飾カバー38が取り付けられ、この装置装飾カバー38が前枠13における下部右側部分の意匠面を構成している。このように、窓口25は、上および左右の前面装飾部26,27,28によって、上および左右が基本的に囲われると共に、下側が下部前面装飾部35および装置装飾カバー38によって基本的に囲われている。
(操作演出装置)
図1および図3に示すように、前枠13における上球受け皿14の左側には、押圧操作可能な操作ボタン42を備えた操作演出装置40が配設されている。操作ボタン42は、遊技者の手が届く前枠13の前側に配置されており、遊技者により操作可能になっている。操作ボタン42は、装置装飾カバー38の上部に開設されたボタン開口38aより上球受け皿14の上面より突出すると共に上下に往復移動する大型の意匠体であって、操作を行っていない初期状態において、窓口25の下側から該窓口25の開口内側に向けて延出している。すなわち、操作演出装置40は、初期状態にある操作ボタン42の一部が窓口25の開口内側に前後の関係で重なるようになっており、操作ボタン42が窓口25を介して臨む遊技盤20の前側に重なるよう構成されている(図3参照)。また、操作演出装置40は、図示しない発光手段を有し、操作ボタン42および該操作演出装置40を囲う装置装飾カバー38を発光装飾可能になっている。なお、実施例では、操作演出装置40の周囲を構成する装置装飾カバー38の上部が、窓口25の開口内側にかかるように配設され、窓口25に臨む遊技盤20の前側に装置装飾カバー38の上部が重なっている。そして、操作演出装置40は、操作ボタン29を操作することで、パチンコ機10の遊技状態(演出種類選択用演出が行われる状態、操作変化系演出で演出を変化させる状態、デモ演出モード等)に応じて各種遊技演出(演出種類選択用演出、操作変化系演出、バトル演出など)を実行可能に構成される。
(遊技盤)
図6に示すように、前記遊技盤20は、ベニヤ材や合成樹脂材により形成された略矩形状の板部材の前面(盤面)に、領域区画部50,54が配設されており、該領域区画部50,54により画成される略円形の遊技領域20aに、中枠12に配設された打球発射装置18から発射されたパチンコ球が打ち出されるようになっている。また、遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口に対して遊技盤設置部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口21が開設されている。実施例の遊技盤20には、遊技領域20aの略中央で開口する装着口に、前後に開口する表示開口部(開口部)44aが形成されたセンター役とも称される枠状装飾体44が取り付けられ、該枠状装飾体44の表示開口部44aを介して図柄表示装置の表示面Gが遊技盤20の前面側に臨むよう構成されている。枠状装飾体44は、遊技盤20の盤面より前側に突出する庇状に形成されており、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を枠状装飾体44の右側または左側に流下するように案内し得るようになっている。なお、遊技盤20には、遊技領域20a内に多数の遊技釘が設けられると共に、枠状装飾体44の左側方に、遊技領域20aを流下するパチンコ球の接触に伴って回転する所謂「風車」とも称される回転案内部材が回転自在に支持されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球が遊技釘や回転案内部材に接触することで、流下方向が不規則に変化するよう構成されている。
図6に示すように、前記遊技盤20には、前記遊技盤設置部品として、パチンコ球が入賞可能な各種の入球部(始動入賞部45,46、特別入賞部47A,47B、普通入賞部48、ゲート部49等)や、装飾部品等の各種の遊技盤設置部品が設けられており、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球が入賞部に入賞することで、遊技者に有利な大当り遊技等の特別遊技状態を生起させるか否かの当り判定や、所定数の賞球の払い出し等が行われることで、所期の遊技が行われるようになっている。具体的に、パチンコ球の入球(入賞)を契機として当り判定が行われる始動入賞部45,46や、特別遊技状態の発生に伴ってパチンコ球が入球(入賞)可能となる特別入賞部47A,47Bや、始動入賞部として入賞口を開閉可能な可変始動入賞部としての第2始動入賞部46を備える場合に、パチンコ球の入球を契機として入賞口を開放するか否かの開放判定が行われるゲート部49が遊技盤20に配設されている。また、前記遊技盤20の裏側には、可動演出装置や発光演出装置等の各種の演出手段が配設された設置部材(何れも図示せず)が備えられており、前記図柄表示装置の表示に合わせて演出手段が作動されるよう構成してある。
図6に示すように、前記遊技盤20には、前記枠状装飾体44の下方位置に、常に上方に開口する第1始動入賞口を有する第1始動入賞部45が配設されると共に、該第1始動入賞部45の右側方位置に、特別入賞口を有する第1特別入賞部47Aが取り付けられ、該第1特別入賞部47Aの上方位置に、遊技領域20aを流下するパチンコ球が入賞可能な特別入賞口を有する第2特別入賞部47Bが配設されている。実施例の遊技盤20の遊技領域20aは、打ち出されたパチンコ球を枠状装飾体44の左側部を流下させる第1球流下経路と、打ち出されたパチンコ球を枠状装飾体44の右側部を流下させる第2球流下経路とが区分して設けられている。実施例の遊技盤20では、第1球流下経路で流下案内されて到来するパチンコ球が入賞し易い位置に、第1始動入賞部45が配設されると共に、第2球流下経路で流下案内されて到来するパチンコ球が入賞し易い位置に、前記特別入賞部47A,47Bが配設されている。また、遊技盤20における第2特別入賞部47Bの上方位置には、遊技領域20a(第2球流下経路)を流下するパチンコ球が通過可能なゲート部49が配設されている。
(第1始動入賞部,第2始動入賞部)
前記第1始動入賞部45は、遊技領域20aに第1始動入賞口が常に上方に開口するよう設けられており、遊技盤20の遊技領域20aを流下するパチンコ球が入賞可能な常時開放型の入賞装置とされている。一方、前記第2始動入賞部46は、遊技領域20a(第2球流下経路)に開口する第2始動入賞口を開閉する開閉部材を備えており、駆動手段としての図示しないソレノイドの駆動に伴って開閉部材を作動することで、第2始動入賞口が開閉するよう構成される。また、第1および第2始動入賞部45,46は、対応する始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出する図示しない始動入賞球検出センサを備えており、パチンコ機10の裏側に配設された図示しない制御装置に配線接続されている。制御装置に対して始動入賞球検出センサからパチンコ球を検出した検出信号が入力されるのに伴い、該制御装置が所定数(例えば3個)の賞球を払い出させるよう図示しない球払出装置を制御するよう設定されている。また、始動入賞球検出センサから制御装置への入賞検出信号の入力に伴って、各種入賞情報(特図当り判定用乱数等の各種乱数情報)を制御装置が取得し、この取得した入賞情報に基づいて特図当り抽選(大当り判定や小当り判定)を実行するようになっている。そして、この特図当り抽選の結果に基づいて図柄表示装置にの表示面Gおいて図柄変動演出が実行されると共に、後述する遊技情報表示手段70において特図変動表示が実行されるようになっている。そして、当り判定の判定結果が肯定(大当りや小当り)であった場合に、図柄表示装置の表示面Gや遊技情報表示手段70に所定の当り表示が確定停止表示されて、遊技者に有利な当り遊技(大当り遊技や小当り遊技)が付与されるよう構成されている。
(特別入賞部)
前記特別入賞部47A,47Bは、遊技領域20aに開口する特別入賞口を開閉自在に閉成する開閉部材47aを備えており、駆動手段としての図示しない第2ソレノイドの駆動に伴って開閉部材47aが作動することで特別入賞口が開閉するよう構成されている。また、特別入賞部47A,47Bは、特別入賞口に入賞したパチンコ球を検出する図示しない特別入賞球検出センサを備えており,該特別入賞球検出センサから制御装置への入賞検出信号の入力に伴って所定数の賞球が払い出されるようになっている。
ここで、大当り遊技は、遊技情報表示手段70に特図変動表示の結果として所定の大当り図柄が停止表示された後に開始されるよう設定されており、当選した大当り図柄の種類に応じて設定された所定回数のラウンド遊技を実行することで、大当り遊技が終了するようになっている。ラウンド遊技では、ラウンド遊技毎に定められた所定の開閉パターンで特別入賞部47A(47B)の開閉部材47aが開閉動作することで、特別入賞口にパチンコ球が入賞し得るようになっている。なお、現状のパチンコ機10では、1回の大当り遊技につき、最大で16回のラウンド遊技を実行することが可能とされており、当選した大当り図柄の種類に応じたラウンド遊技の回数(以下ラウンド回数という)が、1回〜16回の範囲でパチンコ機10毎に任意に設定される。ここで、1回のラウンド遊技は、特別入賞口に規定個数(例えば10個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンド遊技の開始から規定時間(ラウンド時間)が経過することで終了するよう設定される。また、小当り遊技は、遊技情報表示手段70に特図変動表示の結果として所定の小当り図柄が停止表示された後に開始されるよう設定されており、当選した小当り図柄の種類に応じて設定された所定の開閉パターンで特別入賞部47A(47B)の開閉部材47aが開閉動作することで、特別入賞口にパチンコ球が入賞し得るようになっている。なお、小当り遊技は、特別入賞口に規定個数(例えば10個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは所定の開閉パターンで特別入賞部47A(47B)の開閉部材47aが開閉動作することで終了するよう設定される。
前記ゲート部49には、該ゲート部49を通過したパチンコ球を検出するゲートセンサが配設されており、該ゲートセンサがパチンコ機10の裏側に配設された制御装置に配線接続されている。ゲートセンサから制御装置への検出信号の入力に伴って、各種入賞情報(普図当り判定用乱数等)を制御装置が取得し、この取得した入賞情報に基づいて普図当り抽選(普図当り判定)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果、普図当りの場合に第2始動入賞部46のソレノイドが駆動制御されて開閉部材が開閉動作するようになっている。すなわち、実施例の制御装置は、ゲートセンサによるパチンコ球の検出に基づいて、第2始動入賞口の開閉部材を開放するか否かを決定する普図当り判定手段として機能している。
(領域区画部)
図6に示すように、前記遊技盤20の板部材前面には、左方へ凹む(右方に凸になる)略円弧状に形成されて遊技領域20aの左側部を画成する第1領域区画部50と、右方へ凹む(左方に凸になる)略円弧状に形成されて遊技領域20aの右側部を画成する第2領域区画部54とが配設されて、該第1領域区画部50および第2領域区画部54により略円形状の遊技領域20aが画成される。
(第1領域区画部)
図6に示すように、前記第1領域区画部50は、異なる曲率の円弧状に形成された外レール51と内レール52とから構成されており、外レール51および内レール52の間にパチンコ球が通過可能な発射通路20bが画成されている。実施例の外レール51は、帯状の金属薄板を円弧状に湾曲させて形成されており、遊技盤20の左側における下端部近傍から右側における上端部近傍に亘って延在するようになっている。また、実施例の内レール52は、円弧状に湾曲した帯状の樹脂部材により形成されて、遊技盤20の中央部における下端部近傍から左側における上端部近傍に亘って延在している。発射通路20bは、遊技盤20の下端部中央から左側にかけて下方に開口すると共に、下方開口より上方に向かうにつれて左方に延在した後に遊技盤20の上下方向略中央部で上方に向かうにつれて右方に延在するように切り替わるような円弧状の経路で形成されて、遊技領域20aの内側左上方で開口している。発射通路20bは、打球発射装置18から発射されたパチンコ球を発射通路20bの下方開口から受け入れて、パチンコ球が遊技領域20a内の左上方位置に打ち出されるように案内している。なお、以下の説明において、前記第1領域区画部50(外レール51および内レール52)において、遊技領域20aを画成する部位を領域画成面と指称する場合がある。なお、実施例では、内レール52の下端部に前記アウト口21が一体的に形成されている。
(第2領域区画部)
図6に示すように、前記第2領域区画部54は、前記遊技盤20の右側部に配設される盤面飾り部材として構成されており、該第2領域区画部54の内縁に形成された湾曲面により前記遊技領域20aが画成されるようになっている。ここで、第2領域区画部54の湾曲面は、右方に円弧状に凹んだ曲面状に形成されており、該湾曲面の上端部に外レール51の右上端部に連なると共に、湾曲面の下端部が内レール52の右下端部に連なるように構成されている。すなわち、第2領域区画部54の湾曲面が、遊技盤20の盤面に略円形状の遊技領域20aを画成する領域画成面として機能している。また、第2領域区画部54は、遊技盤20において遊技領域20aの右側外方位置を略全面的に覆うように形成されており、該第2領域区画部54によって遊技盤20における右側部外側の非遊技領域を装飾している。また、第2領域区画部54には、右下角隅部の非遊技領域に位置する下部に、パチンコ機10の製造メーカ名や機種名、管理番号等の管理情報が表示された証紙Lが貼付される証紙貼付領域55が設けられている。なお、第2領域区画部54は、遊技盤20からの第1領域区画部50の突出高さと同じ高さで突出するよう構成されている。
図6に示すように、前記遊技盤20は、略矩形状の板部材の前面に、遊技領域20aを略円形状で形成しているので、板部材の角隅部分の夫々に非遊技領域が生じている。遊技盤20には、非遊技領域となる板部材の角に、中枠12の遊技盤保持部19に取り付ける際に固定取付片T1および可動取付片T2で挟持される取付受部56が設けられると共に、非遊技領域に盤面飾り部材54,57,58が配設され、この盤面飾り部材によって非遊技領域を装飾等している。ここで、遊技盤20には、右上角隅部および右下角隅部の非遊技領域に、前述したように遊技領域20aの右側部を画成する盤面飾り部材としての第2領域区画部54が配設されている。また、遊技盤20の板部材前面には、左上角隅部の非遊技領域に、左上盤面飾り部材57が前記取付受部56を除くほぼ全域を覆うように配設されると共に、左下角隅部の非遊技領域に、左下盤面飾り部材58が前記取付受部56を除くほぼ全域を覆うように配設されている。このように、パチンコ機10では、パチンコ球を遊技領域20に打ち出す発射通路20bが配設される打ち出し側の一側部が左側部となり、これと反対側の他側部が右側部となっている。
(左上盤面飾り部材)
図6に示すように、前記左上盤面飾り部材57は、外レール51における左側部上側に延在する部位の外側に位置して、遊技盤20の板部材前面に配設されている。左上盤面飾り部材57は、その内縁が外レール51の湾曲に沿って延在するように形成されている。また、左上盤面飾り部材57は、後方に向けて段状に凹む上部分の一部を除いて、外レール51に沿う内縁部分およびその他の部分が、外レール51の前端と前面位置が揃うように構成されている。
(左下盤面飾り部材)
図6および図7に示すように、前記左下盤面飾り部材58は、外レール51における左側部下側に延在する部位の外側に位置して、遊技盤20の板部材前面に配設されている。左下盤面飾り部材58は、その内縁が外レール51の湾曲に沿って延在するように形成されている。また、左上盤面飾り部材57は、左外縁中央に段状に設けられた凹部を除いて、外レール51に沿う内縁部分およびその他の部分が、外レール51の前端と前面位置が揃うように構成されている。左下盤面飾り部材58は、後面に後方へ向けて突出するように設けられた複数の設置ボス58aを、遊技盤20における板部材に形成された設置孔20cに嵌め合わせて、該板部材の前面に取り付けられる。左下盤面飾り部材58には、制御装置で決定された各種の遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段70が配設されており、窓口25の左側部下側に、該遊技情報表示手段70に対応して設けられた情報窓(情報表示部)76を介して、遊技情報表示手段70で表示される遊技情報がパチンコ機10の前側から視認可能に構成されている。すなわち、左下盤面飾り部材58は、遊技情報表示手段70を設置する設置部材としての役割も果たしている。ここで、左下盤面飾り部材58には、上下方向の中央より下方位置(すなわち遊技盤20における非遊技領域の下部位置)に、遊技情報表示手段70を設置するための設置部59が設けられ、この設置部59に収納した遊技情報表示手段70の前側を保護カバー60で覆うようになっている。なお、保護カバー60は、光を透過可能に構成されて、該保護カバー60を通して遊技情報表示手段70で表示される遊技情報が視認可能になっている。ここで、保護カバー60は、設置部59の前側開口の開口形状に整合する外形に形成されて、該設置部59の前側開口に嵌合するよう構成されており、該保護カバー60を設置部59に取り付けた状態で、当該保護カバー60の前面が左下盤面飾り部材58の前面と同一面上に位置するようになっている。
(遊技情報表示手段)
図7および図8に示すように、前記遊技情報表示手段70は、内部に空間を有する箱状表示本体71によって外郭が構成されたユニットとして構成されており、該箱状表示本体71の内部に収納された基板(図示せず)の前面に実装された複数の情報発光体72と、該基板の前面に実装された複数の7セグメントディスプレイ73とを備えている。箱状表示本体71は、左右に長手が延在する横長形状に形成されている。箱状表示本体70には、その前壁に、複数の情報発光体72の夫々に対応して開口が開設されており、該開口を介して各情報発光体72の発光が個別に認識可能になっている。遊技情報表示手段70は、箱状表示本体71の右側範囲に集合させて、複数の情報発光体72および7セグメントディスプレイ73を配置しており、実施例では3つの7セグメントディスプレイ73が左右に並べて配置されると共に、3つの7セグメントディスプレイ73の上側および右側に、複数の情報発光体72が所要のパターンで並べて配置されている。パチンコ機10では、遊技情報表示手段70において情報発光体72および7セグメントディスプレイ73で構成される後述の表示部が、遊技盤20における左下角隅部の非遊技領域下部において外レール51に隣接して配置されている。前記保護カバー60には、遊技情報表示手段において前記表示部が設けられた右側部分に対応して表示部開口60aが形成されており、当該右側部分に合わせた開口形状で形成された表示部開口60aに右側部分が嵌って、該右側部分の前面と保護カバー60の前面とが揃うようになっている。
(遊技情報表示手段の取り付け構造)
図9に示すように、前記遊技情報表示手段70は、箱状表示本体71に装着された緩衝体75を、該遊技情報表示手段70を収納した左下盤面飾り部材58の設置部59と、この設置部59の前側開口を塞いで該遊技情報表示手段70の前側を覆う保護カバー60との間に挟んで保持されている。遊技情報表示手段70は、弾力性を有する緩衝体75のみが左下盤面飾り部材58に基本的に当接して、該左下盤面飾り部材58に設置されている。左下盤面飾り部材58には、上下方向中央部より下側位置に、前記設置部59が前側に開放した凹状に形成され、この設置部59の底壁から前方に向けて突出する取付ボス61が複数形成されている。なお、実施例では、設置部59の下部に左右に離間した位置と、この下部位置よりも上側で左右方向の中間位置との3箇所に取付ボス61が設けられている。また、設置部59の底壁には、円柱状の各取付ボス61の周囲に前記緩衝体75の受け面となる平面状の後取付受部62が形成されている。更に、設置部59には、保護カバー60の通孔60bを介してネジが螺合されるネジ部63が、取付ボス61とは別に設けられている。保護カバー60には、設置部59の取付ボス61に相対する位置の夫々に、前記緩衝体75の受け面となる平面状の前取付受部64が形成されている。
前記緩衝体75は、ゴムや発泡体などの弾性変形可能な材料から構成されている。また、緩衝体75は、一端面から他端面に貫通する取付孔75aを有する円筒部分を本体として、該円筒部分の周面全周に亘って凹む取付溝部75bが形成されている(図8参照)。前記遊技情報表示手段70には、箱状表示本体71の周縁部に、緩衝体を保持する保持部74が設けられている。実施例の遊技情報表示手段70は、箱状表示本体71の下部における左右に離間した位置と、箱状表示本体71の上部における左右方向中間位置との3箇所に保持部74が設けられている、各保持部74は、板状の環状体の一部を切り欠いた略U字状に形成されており、箱状表示本体の外方に向けて切り欠き部分が開口している。各緩衝体75は、保持部74の切り欠き部分を介して取付溝部75bを該保持部74に嵌め合わせて、箱状表示本体71に取り付けられる。
図7〜図9に示すように、前記遊技情報表示手段70は、保持部74に嵌め合わせて保持した緩衝体75の取付孔75aを、対応の取付ボス61に嵌め合わせると共に緩衝体75の後端面を後取付受部62に当てて、設置部59に収容される。そして、保護カバー60を設置部59に重ねて、通孔60bを介してネジ部63にネジ止めすることで、緩衝体75の前端面が保護カバー60の前取付受部64に当接するようになっている。このように、遊技情報表示手段70は、保持部74に保持した緩衝体75の前後の端面が前後の取付受部62,64に挟まれて、前後方向の移動が規制されると共に、緩衝体75の取付孔75aに嵌った取付ボス61によって上下左右方向の移動が規制される。
(遊技情報表示手段で表示可能な遊技情報について)
前記遊技情報表示手段70は、前記制御装置が決定した各種の遊技情報を、複数の情報発光体72の点灯・消灯・点滅のパターン(以下、単に点灯パターンという)により表示するよう構成されている。遊技情報表示手段70は、前記制御装置が決定した各種の遊技情報を、7セグメントディスプレイ73における各セグメントの点灯・消灯の組み合わせによって形成される数字や記号など、あるいはセグメントの点灯・消灯・点滅の組み合わせで形成されるパターンなどとして表示するよう構成されている。ここで、遊技情報表示手段では、縦、横または円形などに配列された所定個数の情報発光体72を組み合わせて制御装置で決定される遊技情報を表示する各表示部(具体的には、ラウンド回数特定部、特図表示部、特図保留表示部、普図表示部、普図保留表示部、状態報知部、小当り表示部、右打ち表示部など)を形成している。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、大当り遊技のラウンド回数を特定可能に表示する表示部としてのラウンド回数特定部が構成される。ラウンド回数特定部では、該ラウンド回数特定部を構成する各情報発光体72の点灯パターンから大当り遊技のラウンド回数を特定し得るようになっている。ここで、現状のパチンコ機10に対しては、1回の大当り遊技における最大のラウンド回数が16回に定められていることから、ラウンド回数特定部の情報発光体72が16通りの異なった点灯パターンで点灯することでラウンド回数を特定するようになっている。また、ラウンド回数特定部は、特図表示部が大当り図柄を表す点灯パターンで点灯した後に行われる大当り遊技において点灯し、大当り遊技の終了に伴い消灯するようになっており、該ラウンド回数特定部が点灯することで、ラウンド回数を報知すると共に大当り遊技中であることを報知している。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記第1始動入賞部45および第2始動入賞部46への入賞を契機として行われる特図当り抽選(大当り判定や小当り判定)の結果を示す報知用の特別図柄(以下、特図という)を特定可能に表示する表示部としての特図表示部(特図表示手段)が構成されている。ここで、第1始動入賞部45への入賞を契機として変動表示を開始する第1特図表示部と、第2始動入賞部46への入賞を契機として変動表示を開始する第2特図表示部とを備えている。すなわち、第1始動入賞部45へのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示部の情報発光体72が順次点灯・消灯する特図変動表示が行われ、最終的に確定的に点灯した情報発光体72の点灯位置(点灯パターン)により複数種類の特図を表示するようになっている。同様に、第2始動入賞部46へのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示部の情報発光体72が点灯・消灯する変動表示が行われて、最終的に点灯した情報発光体72の点灯位置(点灯パターン)により特図を表示するよう構成されている。
具体的に、各特図表示部で表示される特図として、大当り判定の当選を認識可能な大当り図柄としての特図と、小当り判定の当選を認識可能な小当り図柄としての特図と、はずれを認識し得るはずれ図柄としての特図とが設定されている。すなわち、特図当り抽選(大当り判定や小当り判定)の結果に応じて1つの特図が制御装置により決定され、この決定された特図に対応した点灯パターンで特図表示部の情報発光体72が点灯することで、特図の種類が特定されるようになっている。すなわち、第1特図表示部または第2特図表示部の何れかにおいて、大当り図柄を表す点灯パターンで情報発光体72が点灯することで大当り判定の当選が報知されて引き続いて遊技者に大当り遊技が付与されると共に、小当り図柄を表す点灯パターンで情報発光体72が点灯することで小当り判定の当選が報知されて引き続いて遊技者に小当り遊技が付与されるようになっている。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記第1始動入賞部45および第2始動入賞部46への入賞を契機として行われる特図当り抽選(大当り判定や小当り判定)の結果、小当り判定の当選した小当り遊技の実行中を特定可能に表示する表示部としての小当り表示部が構成されている。ここで、小当り表示部は、特図表示部が小当り図柄を表す点灯パターンで点灯した後に行われる小当り遊技において点灯し、小当り遊技の終了に伴い消灯するようになっており、該小当り表示部が点灯することで小当り遊技中であることを報知している。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記第1始動入賞部45および第2始動入賞部46にパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)を、機内部の記憶手段に特図始動保留情報(始動保留球)として記憶する場合に、当該特図始動保留情報の保留数を特定可能に表示する表示部としての特図保留表示部が構成されている。ここで、第1始動入賞部45にパチンコ球が入賞した際に取得されて記憶手段に記憶された第1特図始動保留情報を表示する第1特図保留表示部と、第2始動入賞部46にパチンコ球が入賞した際に取得されて記憶手段に記憶された第2特図始動保留情報を表示する第2特図保留表示部とを備えている。すなわち、第1特図保留表示部および第2特図保留表示部を構成する情報発光体72の点灯パターンによって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知されるようになっている。第1特図保留表示部で表示される第1特図始動保留情報の保留数は、第1始動入賞部45へパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第1特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。同様に、第2特図保留表示部で表示される第2特図始動保留情報の保留数は、第2始動入賞部46へパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第2特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。なお、第1および第2特図始動保留情報の保留数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで第1および第2特図始動保留情報の保留数が夫々加算されるよう設定されている。そして、第1特図保留表示部および第2特図保留表示部の夫々は、2個の情報発光体72を点灯・点滅することにより4通りの保留数を表示するよう構成されている。例えば、各特図始動保留記憶数が「1」〜「2」の場合には対応した特図保留表示部の情報発光体72が順に点灯し、各特図始動保留記憶数が「3」〜「4」の場合には対応の特図保留表示部が順に点滅することで、保留情報の保留数を遊技者が把握し得るようになっている。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記ゲート部49をパチンコ球が通過するのを契機として行われる普図当り抽選(普図当り判定)の結果を示す報知用の普通図柄(以下、普図という)を特定可能に表示する表示部としての普図表示部(普図表示手段)が構成されている。すなわち、ゲート部49へのパチンコ球の通過を契機として、普図表示部の情報発光体72が順次点灯・消灯する普図変動表示が行われ、最終的に確定的に点灯した情報発光体72の点灯位置(点灯パターン)により複数種類の普図を表示するようになっている。具体的に、各普図表示部で表示される普図として、普図当り判定の当選を認識可能な普図当り図柄としての普図と、はずれを認識し得るはずれ図柄としての普図とが設定されている。すなわち、普図当り抽選(普図当り判定)の結果に応じて1つの普図が制御装置により決定され、この決定された普図に対応した点灯パターンで普図表示部の情報発光体72が点灯することで、普図の種類が特定されるようになっている。すなわち、前記普図表示部において、普図当り図柄を表す点灯パターンで情報発光体72が点灯することで普図当り判定の当選が報知されて、前記第2始動入賞部46の開閉部材が開放する普図当り遊技が付与されるようになっている。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記ゲート部49パチンコ球が通過した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)を、機内部の記憶手段に普図始動保留情報(始動保留球)として記憶する場合に、当該普図始動保留情報の保留数を特定可能に表示する表示部としての普図保留表示部が構成されている。すなわち、普図保留表示部を構成する情報発光体72の点灯パターンによって、保留されている普図変動表示の回数が報知されるようになっている。ここで、普図保留表示部で表示される普図始動保留情報の保留数は、ゲート部49をパチンコ球が通過することで1加算されると共に、普図変動表示が行われる毎に1減算される。なお、普図始動保留情報の保留数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留情報の保留数が夫々加算されるよう設定されている。そして、普図保留表示部は、2個の情報発光体72を点灯・点滅することにより4通りの保留数を表示するよう構成されている。例えば、普図始動保留記憶数が「1」〜「2」の場合には普図保留表示部の情報発光体72が順に点灯し、各普図始動保留記憶数が「3」〜「4」の場合には普図保留表示部80が順に点滅することで、保留情報の保留数を遊技者が把握し得るようになっている。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、パチンコ機10において遊技が行われる複数種類の遊技状態が設定されている場合に、当該遊技状態を特定可能に表示する表示部としての状態報知部が構成されている。ここで、パチンコ機10に対しては、遊技が行われる遊技状態として確変状態および変短状態を設定し得ることから、状態報知部の情報発光体72が異なった点灯パターンで点灯することで遊技状態としての確変状態および変短状態を特定するようになっている。パチンコ機10は、当選した大当り図柄の種類に応じて大当り遊技の終了後の遊技状態が定まるよう設定され、大当りの当選を契機に遊技状態を変更可能になっている。また、状態報知部は、特図表示部が大当り図柄を表す点灯パターンで点灯したと同時またはその後の大当り遊技において当選した大当り図柄に対応する遊技状態を点灯するよう設定される。前記確変状態は、前記特別入賞部47A,47Bへのパチンコ球の入賞契機が、当該確変状態が付与されていない状態に較べて高くなる状態である。具体的には、確変状態では、大当り判定の当選確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞部47A,47Bへのパチンコ球の入賞契機を増加するよう設定される。また、変短状態は、開閉部材により開閉される前記第2始動入賞部46へのパチンコ球の入賞契機が、当該変短状態が付与されていない状態と較べて高くなる入賞率向上状態である。具体的には、変短状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞部46を開放する開閉部材の開放時間を増やすこと、により第2始動入賞部46へのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。なお、変短状態では、上記(1)〜(3)を単独または複数を組み合わせることができる。
前記遊技情報表示手段70には、複数の情報発光体72のうちの一部であって所定配列で並ぶ所定数(2以上)の情報発光体72によって、前記第2球流下経路へパチンコ球を打ち出して遊技を実行する右打ち遊技状態であることを特定可能に表示する表示部としての右打ち表示部が構成されている。前記右打ち遊技状態は、前記第2球流下経路へパチンコ球を打ち出して遊技を行うことが予定された状態であり、例えば前述のように第2球流下経路に前記ゲート部49が配置されたパチンコ機10において変短状態が付与された状態や、第2球流下経路に特別入賞部47A,47Bが配置されたパチンコ機10において大当り遊技または小当り遊技が付与された状態等が右打ち遊技状態に該当する。すなわち、右打ち遊技状態では、第2球流下経路へパチンコ球を打ち出して遊技を行うことで、第1球流下経路へパチンコ球を打ち出して遊技を行う場合と比べて、遊技者により多くの特典が付与される状態である。また、右打ち表示部は、前記第1特図表示部または第2特図表示部に特図が確定停止されて右打ち遊技状態に移行した後に点灯し、右打ち遊技状態が終了するのに伴い消灯するようになっている。
前記遊技情報表示手段70には、複数の7セグメントディスプレイ73によって、賞球の払い出し残数を数値で表示する表示部としての賞球残数表示部が構成されている。
(情報窓)
図3に示すように、前記情報窓76は、前枠13における窓口25の左側部下側に、遊技情報表示手段70の前側に対応して設けられ、該遊技情報表示手段70を前側から視認可能にしている。ここで、情報窓76は、遊技情報表示手段70の前面に、複数の情報発光体72および7セグメントディスプレイ73により構成される表示部に表示される各種の遊技情報が少なくとも視認可能になるよう構成されている。すなわち、前枠13は、遊技盤20の左側部下側に配設された遊技情報表示手段70に対応して、窓口25の左開口縁を画成する左部前面装飾部27の内縁(右縁)下部が、遊技情報表示手段70の表示部より左側(左右方向外側)に延在するよう形成されて、該左部前面装飾部27の内縁(右縁)下部により情報窓76の左側が区画されている。また、前枠13は、遊技盤20の左側部下側に配設された遊技情報表示手段70に対応して、窓口25の下開口縁を画成する下部前面装飾部35の内縁(上縁)左部が、遊技情報表示手段70の表示部より下側(上下方向外側)に延在するよう形成されて、該下部前面装飾部35の内縁(上縁)右部により情報窓76の下側が区画されている。ここで、下部前面装飾部35は、その内縁(上縁)における右側から中央部にかけての窓口25を区画する部分よりも、遊技情報表示手段70に対応して情報窓76を区画する左端部が下方(外方)に延在しており、該左端部が上方に開口するように凹んでいる。すなわち、情報窓76は、窓口25の開口縁を区画する前面装飾部27,35や前枠ベース部材22の枠部22b,22dなどを凹ませて、窓口25を左方や下方などの外方へ拡張して構成することができる。このように、情報窓76は、実施例では窓口25と連続して該窓口25の一部分として構成されている。
(発射通路と左部前面装飾部との関係)
図1に示すように、前記前枠13の左側部(一側部)側に設けられた左部前面装飾部27は、発射通路20bの一部範囲の前側に重なるように形成されている。ここで、発射通路20bは、上下方向の中間部分が左部前面装飾部27の後側を通り、該発射通路20bにおける下部分および上部分が左部前面装飾部27に重ならずに窓口25を介して視認可能になっている。外レール51は、左側部の上下方向中間部分が前枠13の後側を通って該前枠13の後側に隠れる一方で、内レール52は、前枠13に重ならずに窓口25を介してほぼ全域に亘って視認可能になっている。
(遊技盤と窓口との関係)
図1および図3に示すように、前記パチンコ機10は、遊技盤20の右側部に配設された盤面飾り部材としても機能する第2領域区画部54の下部が、窓口25から前側に臨むようになっている。すなわち、遊技盤20は、右角隅部の非遊技領域に配置された第2領域区画部54の下部が窓口25の後側に重なっている。そして前述したように、前枠13における窓口25の下部右側には、操作演出装置40が配設されており、窓口25の開口内側に前後の関係で重なる初期状態にある操作ボタン42の一部が、該窓口25に臨む第2領域区画部54の下部の前側に重なるようになっている。なお、実施例では、窓口25の開口内側に延出する初期状態にある操作ボタン42の一部および装置装飾カバー38の一部が、遊技盤の遊技領域に配設された飾り部材78の前側にも重なっている。
(音出力部による窓口の装飾)
図10に示すように、前記音出力部S1,S2の意匠部分を構成するホーン部材80,81は、その一部分が前枠ベース部材22の枠部22a,22b,22cから窓口25の開口内側に延出するように配設され、該ホーン部材80,81が窓口25の開口内側を装飾する装飾体としても機能している。ホーン部材80,81は、上部スピーカーユニット23の前側を覆うように配設され、該上部スピーカーユニット23における上部スピーカー23aの前側に重なる放音口80a,81aおよびこの放音口80a,80aの開口縁から前方に延出する導音壁80b,81bを有している。前枠ベース部材22は、不透明な部分であって、前枠ベース部材22の上および左右の枠部22a,22b,22cと、上および左右の枠部22a,22b,22cの前側に配設された前面装飾部26,27,28によって、前枠13において窓口25の上および左右を囲っている。ホーン部材80,81は、少なくとも窓口25の開口内側に延出する延出部分が透明であり、当該透明な延出部分を通して該窓口25内が視認可能に構成されている。すなわち、ホーン部材80,81は、窓口25の開口内側に延出する延出部分が透明であることが必要であるが、実施例のホーン部材80,81は、ホーン本体の一部分が前記延出部分となっているので、延出部分だけでなく枠部22a,22b,22cの前側に重なる部分も透明になっている。ホーン部材80,81は、左右方向に延在して前枠ベース部材22の上部を構成する上枠部22aと、上下方向に延在して前枠ベース部材22の側部を構成する左または右の枠部22b,22cとの交差部分に配設されている。また、ホーン部材80,81は、前枠ベース部材22の前面から前方に突出する意匠形状で形成されており、窓口25の開口面に沿った平面的な広がりだけでなく、前後方向に張り出した三次元的な形状で形成されている。そして、ホーン部材80,81の前記延出部分についても、前後方向に形状が変化するようになっている。ここで、音出力部S1,S1では、窓口25の内側にホーン部材80,81の一部が延出しているが、上部エンクロージャー23bが窓口25の内側に延出しないようになっている。
前記左側の第1ホーン部材80は、前面視で略円形に形成された右下側の延出部分が、上枠部22aおよび左枠部22bから窓口25の開口内側に向けて延出しており、この延出部分が遊技領域20aにおいて発射通路20bの上側領域前側に重なっている(図10参照)。第1ホーン部材80の延出部分は、右下側に延在する導音壁80bと外周壁とで稜部が構成された前方に張り出した略山形を含み、放音口80aを囲うように円弧状に延在する稜部が遊技領域20aの右上部前側に延在している。また、前枠ベース部材22には、上枠部22aと左枠部22bとの交差部分から窓口25の開口内側に向けて延出する第1装飾板82が配設され(図2参照)、該第1装飾板82が窓口25を塞ぐ前記透視保護部材17の前面に沿って延在している。第1装飾板82は、第1ホーン部材80における略円弧状の前記延出部分に合わせて略円弧状に形成された無色透明な板状体であり、当該延出部分の後側開口に整合して該後側開口を塞ぐように構成される。このように、発射通路20bを介して遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球が、遊技領域20aへの打ち出し直後に第1ホーン部材80の延出部分および第1装飾板90の後側を通るようになっており、透明な延出部分および第1装飾板90を介してパチンコ球の通過を視認し得る。
前記右側の第2ホーン部材81は、前面視で略円形に形成された左下側の延出部分が、上枠部22aおよび右枠部22cから窓口25の開口内側に向けて延出しており、この延出部分が遊技領域20aにおいて枠状装飾体44に案内されて該枠状装飾体44の右側を流下する第2球流下経路の上部領域前側に重なっている(図10参照)。第2ホーン部材81の延出部分は、左下側に延在する導音壁81bと外周壁とで稜部が構成された前方に張り出した略山形を含み、放音口81aを囲うように円弧状に延在する稜部が遊技領域20aの左上部前側に延在している。また、前枠ベース部材22には、上枠部22aと右枠部22cとの交差部分から窓口25の開口内側に向けて延出する第2装飾板83が配設され(図2参照)、該第2装飾板83が窓口25を塞ぐ前記透視保護部材17の前面に沿って延在している。第2装飾板83は、第2ホーン部材81における略円弧状の前記延出部分に合わせて略円弧状に形成された無色透明な板状体であり、当該延出部分の後側開口に整合して該後側開口を塞ぐように構成される。このように、発射通路20bを介して遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球が、前記右側の第2球流下経路に至った際に第2ホーン部材81の延出部分および第2装飾板83の後側を通るようになっており、透明な延出部分および第2装飾板83を介してパチンコ球の通過を視認し得る。
前記第2ホーン部材81の延出部分は、第1ホーン部材80の延出部分よりも、窓口25の開口内側への延出寸法が大きく、第1ホーン部材81の延出部分より窓口25に臨む遊技盤20の前側に重なる領域が広くなっている(図10参照)。第2ホーン部材81の延出部分は、遊技領域20aにおける右側の第2球流下経路上部を超えて枠状装飾体44の右上部の前側まで延在し、これに対して、第1ホーン部材80の延出部分は、枠状装飾体44にかかっていない。
(実施例の作用)
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用について説明する。
前記操作ハンドル16を遊技者が回転操作すると、打球発射装置18から発射されたパチンコ球が前記遊技盤20に設けられた発射通路20bを介して遊技領域20a内に打ち出されて、遊技釘等に接触して流下方向を変更しながら遊技領域20a内を流下する。そして、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球が前記第1始動入賞部45の始動入賞口や第2始動入賞部46の第2始動入賞口に入賞すると、制御装置が特図当り抽選を実行し、その結果に基づいて図柄表示装置の表示面Gでの図柄変動演出が開始されると共に、入賞した始動入賞口に応じた遊技情報表示手段70の第1特図表示部または第2特図表示部において特図変動表示が実行されるようになっている。そして、当り判定の判定結果が肯定(大当りや小当り)であった場合に、図柄表示装置の表示面Gや特図表示部に所定の当り表示が確定停止表示されて、遊技者に有利な当り遊技(大当り遊技や小当り遊技)が付与される。
ここで、前記遊技盤20において発射通路20bを画成する外レール51の外側に生じる非遊技領域を有効利用して、当該非遊技領域に遊技情報表示手段70を配設したので、遊技盤20における発射通路20bと反対側の非遊技領域に対して、その前側に重なるように前枠13に操作演出装置40の操作ボタン42や装置装飾カバー(装飾体)38などを設定しても、遊技情報表示手段70の視認を妨げることはなく、該発射通路20bの反対側において遊技領域20aが狭くなることを回避できる。また、遊技盤20における発射通路20bと反対側の右側部に、遊技領域20aを広く確保することが可能となる。これにより、遊技盤20に対して遊技部品や遊技釘等を配設する自由度を向上し得る。
前記パチンコ機10では、中枠12に配設された打球発射装置18によって左斜め上側に発射されたパチンコ球を、該打球発射装置18の発射方向に合わせて遊技盤20の中央側から左側に向かうにつれて上方傾斜するよう設定された発射通路20bの下部に受け入れて、左方が凸になる円弧状に延在する発射通路20bで案内してパチンコ球の向きを変えて、遊技領域20aの左側部上側から右方へ向けてパチンコ球を該遊技領域20aに打ち出している。すなわち、発射通路20bを画成する外レール51の下部は、打球発射装置18による発射方向に合わせて遊技盤20の中央側から左側に向かうにつれて上方傾斜するように形成しなければならない。このように、遊技盤20では、外レール51の下部の延在ラインが決まってしまうので、外レール51の下部外側には、略矩形状の板部材との形状差により非遊技領域が必然的にできてしまう。そして、遊技盤20において、発射通路20bの位置が決まってしまうので、左下角隅部の非遊技領域を利用して遊技領域20aを拡張することは実質的にできない。これに対して、遊技盤20には、発射通路20bと反対側の右下角隅部にも該遊技盤20を中枠12に取り付けるために非遊技領域が必要となるが、右下角隅部の非遊技領域は、発射通路20bによって制約を受ける左下角隅部の非遊技領域と異なって、遊技領域20aの右側部下側を画成する領域画成面をパチンコ球を流下案内し得る形状にできれば、その他の制約が少ない。実施例のパチンコ機10によれば、発射通路20bとの関係で狭くすることが難しい左下角隅部の非遊技領域に遊技情報表示手段70を配設することで、遊技盤20の右側部の盤面設定に際して、遊技情報表示手段70の制約をなくすことができ、遊技盤20の左側部と比べて自由度の高い右側部を有効利用して、例えば該右側部の遊技領域20aを拡張したり、前枠13に配設した操作演出装置40を遊技盤20での遊技に邪魔にならないように前側に重ねることができるなど、遊技盤20の前面を広く活用することができる。
特に、前記遊技領域20aにおける右側部の第2球流下経路を拡張すれば、遊技領域20aにおける第2球流下経路にゲート部49や特別入賞部47A,47Bを配設して、右打ち遊技状態において第2球流下経路へ向けてパチンコ球を打ち出した際に、パチンコ球を流下可能な経路を多彩にすることができる。すなわち、パチンコ球の動きが単調となるのを防いで遊技の興趣を向上し得る。また、第2球流下経路を拡張する際に、第1球流下経路を縮小する必要がないから、第1球流下経路へ向けてパチンコ球を打ち出す通常の遊技方法である所謂左打ちにおいても、パチンコ球が流下可能な経路が制限されることはなく、遊技の興趣を損なうことはない。
前記情報窓76は、下部前面装飾部35において窓口25を区画する右側から中央部にかけての上縁よりも下方に延在する左端部の上縁によって区画されているので、遊技情報表示手段70をより視認し易くすることができる。このように、情報窓76を画成する前面装飾部27,35の縁部を他の縁部より凹ませるなど、形状を変えることで、情報窓76に臨む遊技情報表示手段78の在りかを判り易くすることができる。また、前枠13において、遊技情報表示手段78に対応する部位に応じて、前面装飾部27,35の縁部を他の縁部より凹ませるなど、形状を変えて情報窓76を設けることで、窓口25を全体的に大きくしなければならないなどの不都合を回避できる。
前記パチンコ機10は、遊技盤20の左側部下側に遊技情報表示手段70を配設したので、前枠13における窓口25の右下側に配設した操作演出装置40が、窓口25の開口内側に延出して該窓口25に臨む遊技盤20の第2領域区画部54の下部前側に重なっても邪魔にならない。すなわち、遊技領域20aと異なってパチンコ球の流下と関係のない第2領域区画部54を操作演出装置40によって見づらくすることができ、遊技者の注意を遊技領域20aに向けることができる。また、前枠13に配設する操作演出装置40を、窓口25の開口内側にかかる程に大型化することができ、大型の操作演出装置40によるインパクトなど、演出効果を向上することができる。更に、操作演出装置40の設計の自由度が高くなり、操作ボタン42の操作や発光や可動物の動作などを組み合わせた多彩な演出を行うことも可能になる。
前記第1始動入賞部45や第2始動入賞部46へのパチンコ球の入賞や、ゲート部49のパチンコ球の通過に伴って制御装置が決定する各種遊技情報(特図、特図始動保留情報の保留数、普図、普図始動保留情報の保留数、大当り遊技に当選した際のラウンド回数、大当り遊技後の確変や変短の有無、小当りの発生、右打ち遊技状態への移行)を表示する遊技情報表示手段70を、遊技盤20の左側部下側の1箇所に纏めて配置することで、これらの遊技情報を遊技者が容易に確認することができる。また、遊技情報表示手段70には、パチンコ機10毎に設定され得る遊技情報を網羅して表示するようよう構成すれば、遊技情報の確認作業を容易に行うことができる。このように、パチンコ機10毎に設定され得る遊技情報を表示する各表示部を遊技情報表示手段70に設けることで、該遊技情報表示手段70を、仕様が異なるパチンコ機10において共通部品として使用することができる。従って、パチンコ機10毎に遊技情報表示手段70に設ける表示部を変更する必要がないから、仕様が異なるパチンコ機10毎に専用の遊技情報表示手段70を製造する必要はなく、生産性を向上し得ると共に、部品の共通化によってコストの低減も図り得る利点がある。
(遊技情報表示手段の取り付け構造について)
前記遊技情報表示手段70は、箱状表示本体71に取り付けられた緩衝体75が左下盤面飾り部材58の設置部59と保護カバー60とに挟まれて保持されて、該左下盤面飾り部材58に配設されている。すなわち、左下盤面飾り部材58と遊技情報表示手段70との間には、粘弾性を有する緩衝体75が存在しており、該緩衝体75によって遊技情報表示手段70に左下盤面飾り部材58から振動や衝撃などが伝わらないようになっている。遊技盤20の左側部は、発射通路20bを通過するパチンコ球により振動が発生するが、遊技情報表示手段70を、発射通路20bの外側に該発射通路20bと近接配置しても、前記緩衝体75の存在により振動が遊技情報表示手段70に伝わり難い。これにより、遊技情報表示手段70での断線などの故障の発生を回避できる。
(音出力部による窓口の装飾について)
前記音出力部S1,S2は、前枠13の窓口25を画成する前枠ベース部材22の枠部22a,22b,22cに配設した装飾体としてのホーン部材80,81が、その一部を前枠ベース部材22の前側から窓口25の開口内側に向けて延出するよう構成してある。このように、ホーン部材80,81が前枠ベース部材22の前側スペース(枠部22a,22b,22cの幅)に制限されることなく、窓口25の前側スペースを用いて比較的大きく形成することが可能となる。これにより、前枠13の前面を構成する装飾体としてのホーン部材80,81を大型でインパクトがあるものとすることができ、ホーン部材80,81によってパチンコ機10の前面側をなす前枠13を効果的に装飾することができる。しかも、ホーン部材80,81は、窓口25の開口内側に延出する延出部分を含めて全体が透明になっているから、窓口25の内側の視認を妨げることはない。しかも、ホーン部材80,81は、前枠ベース部材22の前面および窓口25の開口面に沿った広がりだけでなく、前枠ベース部材22の前面から前方に張り出した立体的な意匠形状となっているから、該ホーン部材80,81のインパクトをより増すことができる。ホーン部材80,81は、窓口25の開口内側に延出する透明な延出部分が、窓口25の内側に臨む遊技盤20の盤面飾り部材など遊技領域20aの外側部位に重なるのではなく、遊技領域20aの前側に重なるように構成されている。従って、遊技盤20では、ホーン部材80,81が遊技領域20aの前側に重なる部位において、該ホーン部材80,81の後側をパチンコ球が通ることになり、ホーン部材80,81によって遊技領域20aを装飾することができる。しかも、ホーン部材80,81は、前枠発光体30の光を受けて発光するので、該ホーン部材80,81が重なる窓口25の開口内側も発光装飾することができる。
前述したように、ホーン部材80,81は、上部スピーカーユニット23,23の上部スピーカー23a,23aから出力された音を導く導音壁80b,81bが設けられている。ホーン部材80,81は、窓口25の内側にかかるように比較的大型に設定することができるから、上部スピーカー23a,23aから出力した音を導くホーンとして、上部スピーカー23a,23aから出力した音の指向性を高めることができる。
(変更例)
なお、遊技機の構成としては、前述した実施例に示したものに限らず、以下を含む種々の変更が可能である。
(1)実施例では、遊技情報表示手段に対して遊技情報を表示する複数の表示部を設けるようにしたが、該表示部として少なくともラウンド回数特定部を設けるようにすれば、大当り遊技のラウンド回数の変更に対して容易に対応することができる。
(2)遊技情報表示手段における発光部の配置は、実施例に示したものに限られるものではなく、任意の配置とすることができる。
(3)実施例では、第2領域区画部を単一の部材で形成したが、複数の部材に分割して形成してもよい。
(4)実施例では、遊技領域を画成する第2領域区画部が盤面飾り部材として機能するよう構成したが、必ずしも盤面飾り部材としての機能を備える必要はない。すなわち、帯状の金属薄板等により遊技領域を画成するレール部と、遊技領域の外側を装飾する盤面飾り部材とを別々に設けるようにしてもよい。
(5)実施例では、情報窓(情報表示部)を窓口の一部として構成したが、前枠(前面部材)において窓口(可視部)と区画された窓として構成してもよい。
(6)実施例では、ユニット化した遊技情報表示手段を例示したが、LED等の発光体を実装した基板からなる遊技情報表示手段を盤面飾り部材に直接設置する構成であってもよい。
図11に示すように、遊技盤20の遊技領域20aを、発射通路20bがある左側部下側よりも右側部下側が外側に広くなるように形成してもよい。すなわち、遊技領域20aの右側部を画成する第2領域区画部54の領域区画面は、パチンコ球の流下を妨げない延在形状であればよいので、左方に凸になる円弧状に延在する内レール52よりも該領域区画面を直線に近い曲率でなだらかに湾曲するように形成することで、遊技領域20aの右側部を右方および下方に拡張することができる。
すなわち本願には、次のような技術的思想が含まれている。
請求項1〜3記載の構成を含む遊技機に関し、
前記遊技領域は、前記遊技盤の一側部下側よりも他側部下側が外側に広く形成されたことを要旨とする。
このように、遊技盤において発射通路を画成する外レールの外側に生じる非遊技領域を有効利用して、当該非遊技領域に遊技情報表示手段を配設したので、遊技盤の大きさを変更することなく、遊技盤における発射通路と反対側に遊技領域を広く確保することが可能となる。しかも、遊技領域の他側部下側が広く確保されているので、当該部位に設けられる入賞口の配置や形状などの自由度を高くし得る。
12 中枠(本体部材)
13 前枠(前面部材)
20 遊技盤
20a 遊技領域
20b 発射通路
25 窓口(可視部)
26 上部前面装飾部(前面装飾部)
27 左部前面装飾部(前面装飾部)
28 右部前面装飾部(前面装飾部)
35 下部前面装飾部(前面装飾部)
40 操作演出装置(演出装置)
50 第1領域区画部(領域区画部)
51 外レール(レール)
52 内レール(レール)
54 第2領域区画部(領域区画部,盤面飾り部材)
70 遊技情報表示手段
76 情報窓(情報表示部)

Claims (3)

  1. 遊技盤が配設される本体部材と、この本体部材の前側に配設され、機前面側を構成する前面部材とを備えた遊技機において、
    前記遊技盤は、
    該遊技盤の前面に配設され、遊技球が流下可能な遊技領域を内側に画成する領域区画部と、
    前記領域区画部のうちで該遊技盤の一側部側に配設される内外のレールの間に画成され、該遊技盤の下方から発射された遊技球を受け入れて前記遊技領域の上側に案内する発射通路と、
    該遊技盤の一側部下側前面に、前記発射通路を画成する外レールの外側の非遊技領域に配設され、遊技情報を表示可能な遊技情報表示手段とを備え、
    前記前面部材は、
    該前面部材に設けられた前面装飾部により画成され、該前面部材の後側に配置される前記遊技盤の遊技領域を前側から視認可能に形成された可視部と、
    前記可視部の一側部下側に、前記遊技情報表示手段に対応して設けられ、該遊技情報表示手段を前側から視認可能にする情報表示部とを備え、
    前記前面部材の一側部側に設けられた前記前面装飾部は、前記発射通路の一部範囲の前側に重なるように形成された
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記前面装飾部は、前記可視部を区画する縁部よりも外方に延在する縁部によって前記情報表示部を区画するよう形成された請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技盤は、他側部下側前面に配設され、前記可視部から前側に臨む盤面飾り部材を備え、
    前記前面部材は、前記可視部の下方に配設され、前記盤面飾り部材の前側に少なくとも一部が重なる演出装置を備えた請求項1または2記載の遊技機。
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