JP2016041158A - 光音響画像化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照射する光の光量が小さい場合でも、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することが可能な光音響画像化装置を提供する。
【解決手段】この光音響画像化装置100は、発光ダイオード素子11aと、検出部13と、画像化部23と、検出部13により生成された検出信号を増幅させて画像化部23に伝達するように構成されている増幅部22とを備え、増幅部22は、音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部22の利得である音響波用利得が、超音波B1による検出信号を増幅するための増幅部22の利得である超音波用利得よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、光音響画像化装置に関し、特に、被検体に照射された光により発生する音響波と被検体に照射され反射された超音波とを検出する検出部を備えた光音響画像化装置に関する。
従来、被検体に照射された光により発生する音響波と被検体に照射され反射された超音波とを検出する検出部を備えた光音響画像化装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、被検体に照射されたレーザ光により発生する光音響信号と被検体に照射され反射された反射音響信号とを検出する超音波探触子を備えた光音響画像生成装置が開示されている。この光音響画像生成装置には、Qスイッチパルスレーザ光源を含む光源ユニットと、超音波探触子と、信号処理部とが設けられている。そして、光源ユニットから被検体にレーザ光を照射するとともに、超音波探触子から被検体に超音波を照射して、被検体から発生した音響信号および反射音響信号を、超音波探触子により検出するように構成されている。そして、信号処理部は、超音波探触子により検出された音響信号および反射音響信号に基づいて、光音響画像および超音波画像を画像化するように構成されている。
特開2012−196308号公報
ここで、上記特許文献1の光音響画像生成装置の光源ユニットを小型化するために、たとえば、光源として発光ダイオード素子(発光素子)を設ける構成が考えられる。しかしながら、一般的に、発光ダイオード素子は、Qスイッチパルスレーザ光源に比べて光量が小さいので、音響信号の信号強度は小さくなると考えられる。そこで、上記の光音響画像生成装置に、増幅器を設けて、超音波探触子(検出部)により検出された検出信号の信号強度を、増幅器により増幅する構成が考えられる。この場合、増幅器によって検出信号の信号強度を増幅することにより、音響信号の信号強度を適切な大きさにすることが可能である一方、反射音響信号の信号強度が大きくなり過ぎるという不都合があると考えられる。すなわち、信号強度が比較的小さい音響信号(音響波)を増幅するための利得を有する増幅器により、反射音響信号(超音波)の信号強度が増幅されることによって、信号処理部(画像化部)に入力される信号強度(検出信号)が飽和してしまうと考えられる。このため、照射する光の光量が小さい場合には、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、照射する光の光量が小さい場合でも、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することが可能な光音響画像化装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による光音響画像化装置は、被検体に光を照射することが可能な発光素子と、被検体に超音波を照射することが可能に構成されているとともに、被検体の内部の検出対象物により反射された超音波と、発光素子から被検体に照射された光が被検体の内部の検出対象物により吸収されることにより発生する音響波とを検出して、検出信号を生成するように構成されている検出部と、検出信号に基づいて、画像化を行うように構成されている画像化部と、検出部により生成された検出信号を増幅させて画像化部に伝達するように構成されている増幅部とを備え、増幅部は、音響波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である音響波用利得が、超音波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である超音波用利得よりも大きく構成されている。
この発明の一の局面による光音響画像化装置では、上記のように、増幅部を、音響波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である音響波用利得が、超音波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である超音波用利得よりも大きくなるように構成する。これにより、光量が比較的小さな発光素子を用いた場合でも、音響波の検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部において超音波の検出信号が飽和する(大きくなり過ぎる)のを抑制することができる。その結果、照射する光の光量が小さい場合でも、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、増幅部は、音響波用利得と超音波用利得とを切り替えることが可能に構成されており、画像化部は、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点を含む信号不取得期間には、検出信号を取得しないように構成されている。ここで、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点(最中)では、誤って、音響波による検出信号が超音波用利得により増幅される場合や、超音波による検出信号が音響波用利得により増幅される場合があると考えられる。この場合、音響波の検出信号が微弱になるか画像化部において超音波の検出信号が飽和すると考えられる。そこで、本発明のように、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点を含む信号不取得期間を設けるように構成すれば、より確実に、音響波の検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部において超音波の検出信号が飽和するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、増幅部は、検出信号を取得するためのカップリングコンデンサを含み、信号不取得期間は、カップリングコンデンサの容量と増幅部の入力インピーダンスとにより算出される時定数よりも大きい。ここで、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる最中および直後に生じる反射波やクロストークなどの音響波および超音波の検出を阻害する要因が収まるのに要する時間(セトリングタイム)の大きさは、増幅部のカップリングコンデンサの容量の大きさおよび増幅部の入力インピーダンスの大きさと関係がある。そこで、本発明のように、信号不取得期間を、カップリングコンデンサの容量と増幅部の入力インピーダンスとにより算出される時定数よりも大きくなるように構成すれば、音響波および超音波の検出を阻害する要因が収まるのに要する時間(セトリングタイム)の間は、検出信号が取得されないので、音響波および超音波の検出を阻害する要因の影響を抑制することができる。その結果、さらに確実に、音響波の検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部において超音波の検出信号が飽和するのを抑制することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、増幅部の出力側には、クランプ回路が設けられている。ここで、一般的に、画像化部において検出信号が飽和した場合には、検出信号が飽和した後、正常に検出信号を取得することができない期間が生じる。そこで、本発明のように、増幅部の出力側(画像化部の入力側)に、クランプ回路を設けるように構成すれば、増幅部から出力される(画像化部の入力される)検出信号の信号強度(電圧)を規制することができるので、たとえば、音響波用利得を有する増幅部に比較的大きな検出信号が入力された場合でも、画像化部において検出信号が飽和するのを抑制することができる。その結果、音響波用利得を有する増幅部に比較的大きな検出信号が入力された場合でも、画像化部により迅速に音響波および超音波を画像化させることができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、発光素子は、第1の波長を有する光を照射する第1発光素子と、第2の波長を有する光を照射する第2発光素子とを含み、増幅部は、第1発光素子からの光により発生した音響波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である第1音響波用利得と、第2発光素子からの光により発生した音響波による検出信号を増幅するための増幅部の利得である第2音響波用利得とが、互いに異なる値を有するように構成されているとともに、第1音響波用利得および第2音響波用利得は、超音波用利得よりも大きくなるように構成されている。このように構成すれば、たとえば、第1の波長を有する光に対する被検体の吸収係数が比較的小さく、第2の波長を有する光に対する被検体の吸収係数が比較的大きい場合には、第1音響波用利得を第2音響波用利得よりも大きくすることによって、第1発光素子からの光により発生した音響波による検出信号が微弱になるのを抑制しながら、第2発光素子からの光により発生した音響波による検出信号および超音波による検出信号が大きくなり過ぎるのを抑制することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、発光素子は、発光ダイオード素子により構成されている。このように構成すれば、発光ダイオード素子は、レーザ光を発する発光素子に比べて指向性が低いので、位置ずれが生じた場合でも、比較的光の照射範囲は変化しにくい。これにより、レーザ光を発する発光素子を用いる場合と異なり、光学部材の精密なアライメント(位置合わせ)が不要であるとともに、光学系の振動による特性変動を抑制するための光学定盤や強固な筐体が不要となる。その結果、光学部材の精密なアライメントが不要で、かつ、光学定盤や強固な筐体が不要な分、光音響画像化装置の大型化および光音響画像化装置の構成の複雑化を抑制することができる。また、発光ダイオード素子は、レーザ光を発する発光素子等に比べて、素子1つあたりの光量が小さい。そこで、本発明のように、増幅部を、音響波用利得が超音波用利得よりも大きくなるように構成することにより、さらに効果的に、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、発光素子は、半導体レーザ素子により構成されている。このように構成すれば、発光ダイオード素子と比べて、比較的指向性の高いレーザ光を被検体に照射することができるので、半導体レーザ素子からの光の大部分を確実に被検体に照射することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、発光素子は、有機発光ダイオード素子により構成されている。このように構成すれば、薄型化容易な有機発光ダイオード素子を用いることにより、有機発光ダイオード素子を含む光源部を容易に小型化することができる。
本発明によれば、上記のように、照射する光の光量が小さい場合でも、音響波と超音波とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による光音響画像化装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による増幅部の構成を示した回路図である。 本発明の第1実施形態による制御部からの受信受付信号および利得制御信号を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態による増幅部の構成を示した回路図である。 本発明の第2実施形態による制御部からの受信受付信号および利得制御信号を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態による増幅部の構成を示した回路図である。 本発明の第4実施形態による光音響画像化装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の第4実施形態による増幅部の構成を示したブロック図である。 本発明の第4実施形態による制御部からの受信受付信号および利得制御信号を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態の第1変形例および第2変形例による光音響画像化装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例による光音響画像化装置の全体構成を示したブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態による光音響画像化装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による光音響画像化装置100には、図1に示すように、プローブ1と装置本体部2とが設けられている。また、光音響画像化装置100には、プローブ1と装置本体部2とを接続するケーブル3が設けられている。
プローブ1は、操作者により把持されながら被検体P(人体の体表など)の表面上に配置されるように構成されている。そして、プローブ1は、被検体Pに光を照射することが可能に構成されているとともに、被検体P内からの後述する音響波Aおよび超音波B2を検出して、ケーブル3を介して、音響波Aおよび超音波B2を検出信号として装置本体部2に伝達するように構成されている。
装置本体部2は、プローブ1により検出された検出信号を処理して画像化するとともに、画像化された音響波Aおよび超音波B2を表示するように構成されている。
また、プローブ1には、光源部11が設けられている。光源部11は、複数の発光ダイオード素子11aを含む。発光ダイオード素子11aは、後述する光源駆動部12から電力を供給されることにより赤外域の波長(たとえば、約850nmの波長)を有するパルス光を発光することが可能に構成されている。そして、光源部11は、複数の発光ダイオード素子11aから発光された光を被検体Pに照射するように構成されている。なお、発光ダイオード素子11aは、本発明の「発光素子」の一例である。
また、プローブ1には、光源駆動部12が設けられている。光源駆動部12は、外部電源(図示せず)から電力を取得するように構成されている。そして、光源駆動部12は、後述する制御部21からの光トリガ信号に基づいて、光源部11に電力を供給するように構成されている。
そして、プローブ1から被検体Pに照射されたパルス光は、被検体P内の検出対象物(たとえば、ヘモグロビン等)により吸収される。そして、検出対象物が、パルス光の照射強度(吸収量)に応じて、膨張および収縮する(膨張した大きさから元の大きさに戻る)ことにより、検出対象物(被検体P)から音響波Aが生じる。
また、プローブ1には、検出部13が設けられている。検出部13は、圧電素子(たとえば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT))などにより構成されている。そして、検出部13は、上記した音響波Aを取得した場合には、振動して電圧(検出信号)を生じるように構成されている。そして、検出部13は、取得した検出信号を後述する増幅部22に伝達するように構成されている。
また、検出部13は、装置本体部2に設けられている制御部21からの振動子駆動信号に応じた周波数で振動することにより超音波B1を発生させることが可能に構成されている。そして、検出部13により発生した超音波B1は、被検体P内の音響インピーダンスが高い物質により反射される。超音波B2(超音波B1が反射されたもの)は、検出部13により検出され、検出部13は、超音波B2により振動するように構成されている。なお、本明細書では、説明の都合上、被検体P内の検出対象物が光を吸収することにより発生する超音波を「音響波A」として、検出部13により発生されるとともに、被検体P内で反射された超音波を「超音波B2」として区別して記載している。
そして、検出部13は、超音波B2により振動した場合も、音響波Aにより振動した場合と同様に、検出信号を増幅部22に伝達するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、装置本体部2には、増幅部22が設けられており、増幅部22は、音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部22の利得である音響波用利得が、超音波B2による検出信号を増幅するための増幅部22の利得である超音波用利得よりも大きくなるように構成されている。また、増幅部22は、音響波用利得と超音波用利得とを切り替えることが可能に構成されている。
具体的には、図2に示すように、増幅部22には、検出部13に接続されている第1カップリングコンデンサ22aが設けられている。第1カップリングコンデンサ22aは、検出部13から、第1カップリングコンデンサ22aの容量や、後述する第1アンプ22bおよび第2アンプ22dの入力インピーダンス等に基づいた、検出信号の特定の周波数の信号を伝達するように構成されている。
また、増幅部22には、入力側が第1カップリングコンデンサ22aに接続されているとともに、出力側が後述するスイッチ部22cに接続されている第1アンプ22bが設けられている。第1アンプ22bは、第1カップリングコンデンサ22aを介して取得した検出信号を増幅してスイッチ部22c側に出力するように構成されている。たとえば、第1アンプ22bは、後述する第2アンプ22eと合成された利得が約80bBとなるように構成されている。なお、第1アンプ22bの利得と第2アンプ22eの利得とが合成された利得は、音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部22の利得であり音響波用利得である。
また、増幅部22には、スイッチ部22cが設けられている。スイッチ部22cは、後述する第2カップリングコンデンサ22dに接続されており、制御部21からの利得制御信号に基づいて、第2カップリングコンデンサ22dが、第1カップリングコンデンサ22aまたは第1アンプ22bのうちのいずれと接続されるかを切り替え可能に構成されている。たとえば、利得制御信号の電圧レベルがH(High)(図3参照)の場合には、第2カップリングコンデンサ22dを、第1アンプ22bに接続することにより増幅部22の利得を約80dBにするように構成されている。また、利得制御信号の電圧レベルがL(Low)の場合には、第2カップリングコンデンサ22dを、第1カップリングコンデンサ22aに接続することにより増幅部22の利得を第2アンプ22eの利得である約50dBにするように構成されている。
そして、スイッチ部22cに接続されている第2カップリングコンデンサ22dは、第2アンプ22eの入力側に接続されている。第2アンプ22eの出力側は、後述するA/Dコンバータ31に接続されており、入力側の第2カップリングコンデンサ22dからの検出信号を、増幅してA/Dコンバータ31側に出力するように構成されている。また、第2アンプ22eの利得は、上記したように50dBを有するように構成されている。すなわち、スイッチ部22cが、制御部21からの利得制御信号に基づいて、駆動されることにより、上記した音響波用利得と超音波用利得とを切り替えることが可能に構成されている。なお、第2アンプ22eの利得は、超音波B2による検出信号を増幅するための増幅部22の利得であり超音波用利得である。
そして、図3に示すように、制御部21は、光源部11から被検体Pに光を照射して音響波Aを取得する期間(音響波期間)τ1では、利得制御信号の電圧レベルをHにして、増幅部22の利得を音響波用利得(約80dB)にする制御を行うように構成されている。また、制御部21は、検出部13から被検体Pに超音波B1を照射して超音波B2を取得する期間(超音波期間)τ2では、利得制御信号の電圧レベルをLにして、増幅部22の利得を超音波用利得(約50dB)にする制御を行うように構成されている。
また、図1に示すように、装置本体部2には、画像化部23が設けられている。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、画像化部23は、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点t2およびt5を含む信号不取得期間τ3(時点t1〜t3および時点t4〜t6)には、検出信号を取得しないように構成されている。
具体的には、図1および図3に示すように、制御部21は、画像化部23に受信受付信号を伝達するように構成されている。たとえば、画像化部23は、電圧レベルがHの受信受付信号を取得した場合には、増幅部22から検出信号を取得するように構成されている。また、画像化部23は、電圧レベルがLの受信受付信号を取得した場合には、増幅部22から検出信号を取得しないように構成されている。
そして、制御部21は、利得制御信号の電圧レベルをHからLにする時点t2、および、電圧レベルをLからHにする時点t5を含む、信号不取得期間τ3には、受信受付信号の電圧レベルをLにして検出信号を取得しない制御を行うように構成されている。
また、画像化部23には、A/Dコンバータ31が設けられている。A/Dコンバータ31は、増幅器22から取得した検出信号(アナログ信号)を、制御部21からのサンプリングトリガ信号に対応させて、デジタル信号に変換するように構成されている。そして、A/Dコンバータ31は、受信メモリ32と接続されており、A/Dコンバータ31は、デジタル信号に変換された検出信号を、受信メモリ32に伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、受信メモリ32が設けられている。受信メモリ32は、制御部21から受信受付信号を取得するように構成されており、受信受付信号の電圧レベルがHの場合に、デジタル信号に変換された検出信号をA/Dコンバータ31から取得して、取得した検出信号を、一時的に格納するように構成されている。そして、受信メモリ32は、データ処理部33と接続されており、格納された検出信号をデータ処理部33に伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、データ処理部33が設けられている。データ処理部33は、音響波画像再構成部34と接続されており、音響波Aの検出信号に基づいたデータは、音響波画像再構成部34に伝達するように構成されている。また、データ処理部33は、超音波画像再構成部35と接続されており、超音波B2の検出信号に基づいたデータは、超音波画像再構成部35に伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、音響波画像再構成部34が設けられている。音響波画像再構成部34は、取得した音響波Aの検出信号に基づいたデータを、画像として再構成する処理を行うように構成されている。そして、音響波画像再構成部34は、検波・対数コンバータ36と接続されており、画像として再構成された音響波Aの検出信号に基づいたデータを検波・対数コンバータ36に伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、検波・対数コンバータ36が設けられている。検波・対数コンバータ36は、画像として再構成されたデータの波形処理を行うように構成されている。そして、検波・対数コンバータ36は、音響波画像構築部37と接続されており、波形処理されたデータを伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、音響波画像構築部37が設けられている。音響波画像構築部37は、波形処理されたデータに基づいて、被検体P内の断層画像を構築する処理を行うように構成されている。そして、音響波画像構築部37は、画像合成部38と接続されており、音響波Aに基づいた断層画像を伝達するように構成されている。
また、画像化部23には、超音波画像再構成部35と検波・対数コンバータ39と超音波画像構築部40とが設けられている。超音波画像再構成部35は、データ処理部33から取得した超音波B2の検出信号に基づいたデータを、画像として再構成する処理を行うように構成されている。そして、超音波画像再構成部35は、検波・対数コンバータ39と、超音波画像構築部40とを介して、超音波B2に基づいた断層画像を、画像合成部38に伝達するように構成されている。
そして、画像合成部38は、音響波Aに基づいた断層画像と超音波B2に基づいた断層画像とを合成する処理を行い、合成された画像を画像表示部24に出力するように構成されている。すなわち、音響波Aと超音波B2とが共に画像化される。
そして、画像表示部24は、液晶パネル等を含み、入力された画像を表示するように構成されている。
次に、図3を参照して、光音響画像化装置100の動作について説明する。光音響画像化装置100の制御に関する処理は、制御部21により行われる。
(音響波期間τ1(時点t1以前))
時点t1以前では、光源駆動部12に光トリガ信号が入力され、光源部11から被検体Pに光が照射される。また、画像化部23に電圧レベルがHの受信受付信号が入力されるとともに、増幅部22に電圧レベルがHの利得制御信号が入力される。そして、検出部13により被検体Pからの音響波Aが検出され、検出信号が増幅部22に伝達される。音響波用利得(約80dB)を有する増幅部22により増幅された検出信号が画像化部23に伝達される。そして、増幅された検出信号が画像化部23により取得される。
(信号不取得期間τ3(時点t1〜t3))
時点t1において、受信受付信号の電圧レベルがHからLに切り替えられ、画像化部23の検出信号の取得が停止される。そして、時点t2において、利得制御信号の電圧レベルがHからLに切り替えられ、増幅部22の利得が音響波用利得(約80dB)から超音波用利得(約50dB)に切り替えられる。
(超音波期間τ2(時点t3〜t4))
時点t3において、受信受付信号の電圧レベルがLからHに切り替えられ、超音波用利得(約50dB)を有する増幅部22により増幅された検出信号が画像化部23により取得される。
(信号不取得期間τ3(時点t4〜t6))
時点t4において、受信受付信号の電圧レベルがHからLに切り替えられ、画像化部23の検出信号の取得が停止される。そして、時点t5において、利得制御信号の電圧レベルがLからHに切り替えられ、増幅部22の利得が超音波用利得(約50dB)から音響波用利得(約80dB)に切り替えられる。
(音響波期間τ1(時点t6以降))
時点t6以降では、受信受付信号の電圧レベルがLからHに切り替えられ、音響波用利得(約80dB)を有する増幅部22により増幅された検出信号が画像化部23により取得される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、増幅部22を、音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部22の利得である音響波用利得が、超音波B2による検出信号を増幅するための増幅部22の利得である超音波用利得よりも大きくなるように構成する。これにより、光量が比較的小さな発光素子(たとえば、発光ダイオード素子11a)を用いた場合でも、音響波Aの検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部23において超音波B2の検出信号が飽和する(大きくなり過ぎる)のを抑制することができる。その結果、照射する光の光量が小さい場合でも、音響波Aと超音波B2とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、増幅部22を、音響波用利得と超音波用利得とを切り替えることが可能に構成する。そして、画像化部23を、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点t2を含む信号不取得期間τ3には、検出信号を取得しないように構成する。ここで、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点t2では、誤って、音響波Aによる検出信号が超音波用利得により増幅される場合や、超音波B2による検出信号が音響波用利得により増幅される場合があると考えられる。この場合、音響波Aの検出信号が微弱になるか画像化部23において超音波B2の検出信号が飽和すると考えられる。そこで、第1実施形態では、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる時点t2を含む信号不取得期間τ3を設けることにより、より確実に、音響波Aの検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部23において超音波B2の検出信号が飽和するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、光源部11に、発光ダイオード素子11aを設ける。これにより、発光ダイオード素子11aは、レーザ光を発する発光素子に比べて指向性が低いので、位置ずれが生じた場合でも、比較的光の照射範囲は変化しにくい。これにより、レーザ光を発する発光素子を用いる場合と異なり、光学部材の精密なアライメント(位置合わせ)が不要であるとともに、光学系の振動による特性変動を抑制するための光学定盤や強固な筐体が不要となる。その結果、光学部材の精密なアライメントが不要で、かつ、光学定盤や強固な筐体が不要な分、光音響画像化装置100の大型化および光音響画像化装置100の構成の複雑化を抑制することができる。また、発光ダイオード素子11aは、レーザ光を発する発光素子等に比べて、素子1つあたりの光量が小さい。そこで、第1実施形態では、増幅部22を、音響波用利得が超音波用利得よりも大きくなるように構成することにより、さらに効果的に、音響波Aと超音波B2とを共に適切に画像化するのが困難になるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図4および図5を参照して、第2実施形態による光音響画像化装置200の構成について説明する。第2実施形態では、光音響画像化装置は、信号不取得期間が、第2カップリングコンデンサの容量と増幅部の入力インピーダンスとにより算出される時定数よりも大きくなるように構成されている。
図4に示すように、第2実施形態による光音響画像化装置200には、制御部221と増幅部222とが設けられている。そして、増幅部222は、第1実施形態による増幅部22と同様に構成されており、制御部221からの利得制御信号に基づいて、音響波利得と超音波利得とを切り替えることが可能に構成されている。
ここで、第2実施形態では、図5に示すように、光音響画像化装置200は、信号不取得期間τ4が、第2カップリングコンデンサ22dの容量Cと第2アンプ22e(増幅部22)の入力インピーダンスRとにより算出される時定数τ5よりも大きくなるように構成されている。
具体的には、時定数τ5(時点t12〜t13)は、第2カップリングコンデンサ22dの容量をCとし、第2アンプ22eの入力インピーダンスをRとして、以下の式(1)を用いて、算出される。
τ5=C×R・・・(1)
たとえば、第2カップリングコンデンサ22dの容量Cを、0.1μFとして、第2アンプ22eの入力インピーダンスRを10kΩとした場合、時定数τ5は、1msとなる。この場合、制御部221は、信号不取得期間τ4(時点t12〜時点14)が、時定数τ5よりも大きくなるように増幅部222および画像化部23を制御するように構成されている。
すなわち、時点t12において、利得制御信号の電圧レベルがHからLに切り替えられてから、時定数τ5(時点t12〜t13)よりも大きな信号不取得期間τ4経過後の時点t14において、受信受付信号の電圧レベルがLからHに切り替えられる。また、時点t16において、利得制御信号の電圧レベルがLからHに切り替えられてから、時定数τ5(時点t16〜t17)よりも大きな信号不取得期間τ4経過後の時点t18において、受信受付信号の電圧レベルがLからHに切り替えられる。
また、制御部221は、信号不取得期間τ4に加えて、信号不取得期間τ6(時点t11〜t12)を有し、信号不取得期間τ6が、τ6>0となるように構成されている。すなわち、時点t11において、受信受付信号の電圧レベルがHからLに切り替えられてから、所定の期間(信号不取得期間)τ6経過後の時点t12において、利得制御信号の電圧レベルがHからLに切り替えられる。また、時点t15において、受信受付信号の電圧レベルがHからLに切り替えられてから、所定の期間(信号不取得期間)τ6経過後の時点t16において、利得制御信号の電圧レベルがLからHに切り替えられる。これにより、音響波期間τ1または超音波期間τ2に、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられるのが確実に抑制される。
また、第2実施形態による光音響画像化装置200のその他の構成は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、増幅部222を、検出信号を取得するための第2カップリングコンデンサ22dを含むように構成する。そして、光音響画像化装置200を、信号不取得期間τ4が、第2カップリングコンデンサ22dの容量Cと増幅部222(第2アンプ22e)の入力インピーダンスRとにより算出される時定数τ5よりも大きくなるように構成する。ここで、音響波用利得と超音波用利得とが切り替えられる最中(時点t12およびt16)および直後(時点t12〜t13および時点t16〜t17)に生じる反射波やクロストークなどの音響波Aおよび超音波B2の検出を阻害する要因が収まるのに要する時間(セトリングタイム)の大きさは、増幅部222の第2カップリングコンデンサの容量Cおよび増幅部222(第2アンプ22e)の入力インピーダンスRと関係がある。そこで、第2実施形態では、信号不取得期間τ4を、第2カップリングコンデンサ22dの容量Cと増幅部222の入力インピーダンスRとにより算出される時定数τ5よりも大きくなるように構成することにより、音響波Aおよび超音波B2の検出を阻害する要因が収まるのに要する時間(セトリングタイム)の間は、検出信号が取得されないので、音響波Aおよび超音波B2の検出を阻害する要因の影響を抑制することができる。その結果、さらに確実に、音響波Aの検出信号が微弱になるのを抑制しながら、画像化部23において超音波B2の検出信号が飽和するのを抑制することができる。
また、第2実施形態による光音響画像化装置200のその他の効果は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
(第3実施形態)
次に、図6を参照して、第3実施形態による光音響画像化装置300の構成について説明する。第3実施形態では、増幅部の出力側には、クランプ回路が設けられている。
図6に示すように、第3実施形態による光音響画像化装置300には、増幅部322が設けられている。また、増幅部322には、クランプ回路301が設けられている。そして、クランプ回路301は、ダイオード301aおよび301bにより構成されている。
具体的には、ダイオード301aのアノードは第2アンプ22eの出力側およびA/Dコンバータ31の入力側に接続されている。また、ダイオード301aのカソードは、増幅部322の所定の電圧値を有する電源部(図示せず)に接続されている。これにより、増幅部322は、第2アンプ22eの出力側の電圧値が所定の電圧値にダイオード301aの順電圧値を加算した値よりも大きくなった場合には、第2アンプ22eの出力側から、ダイオード301aを介して、上記の電源部に電流が流れるように構成されている。すなわち、第2アンプ22eの出力側およびA/Dコンバータ31の入力側は、所定の電圧値よりも大きくなるのを抑制されるように構成されている。また、所定の電圧値は、A/Dコンバータ31がオーバーシュート(飽和)する電圧値よりも小さい値に構成されている。
また、ダイオード301bのカソードは第2アンプ22eの出力側およびA/Dコンバータ31の入力側に接続されている。また、ダイオード301aのアノードは、接地(グラウンドと接続)されている。これにより、増幅部322は、第2アンプ22eの出力側の電圧値が、略0(グラウンドの電圧値からダイオード301bの順電圧値を差し引いた値)よりも小さくなった場合には、グラウンドから、ダイオード301bを介して、第2アンプ22eの出力側に電流が流れるように構成されている。すなわち、第2アンプ22eの出力側およびA/Dコンバータ31の入力側は、電圧値が略0よりも小さくなるのを抑制されるように構成されている。また、略0の電圧値は、A/Dコンバータ31がアンダーシュートする電圧値よりも大きい値であるとする。
また、第3実施形態による光音響画像化装置300のその他の構成は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、増幅部322の出力側に、クランプ回路301が設ける。ここで、一般的に、画像化部23(A/Dコンバータ31)において検出信号が飽和した場合には、検出信号が飽和した後、正常に検出信号を取得することができない期間が生じる。そこで、第3実施形態では、増幅部322の出力側(A/Dコンバータ31の入力側)に、クランプ回路301を設けることにより、増幅部322から出力される(A/Dコンバータ31に入力される)検出信号の信号強度(電圧)を規制することができる。これにより、たとえば、音響波用利得を有する増幅部322に比較的大きな検出信号(所定の電圧値以上の電圧値)が入力された場合でも、A/Dコンバータ31において検出信号が飽和(オーバーシュート)するのを抑制することができる。その結果、音響波用利得を有する増幅部322に比較的大きな検出信号が入力された場合でも、画像化部23により迅速に音響波Aおよび超音波B2を画像化させることができる。
また、第3実施形態による光音響画像化装置300のその他の効果は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
(第4実施形態)
次に、図7〜図9を参照して、第4実施形態による光音響画像化装置400の構成について説明する。第4実施形態では、約850nmの波長を有する光を照射する発光ダイオード素子のみが設けられていた第1〜第3実施形態による光音響画像化装置とは異なり、約850nmの波長を有する光を照射する発光ダイオード素子と、約760nmの波長を有する光を照射する発光ダイオード素子とが設けられている。
図7に示すように、第4実施形態による光音響画像化装置400には、プローブ401と、装置本体部402とが設けられている。そして、プローブ401は、光源部411を含み、装置本体部402は、制御部421と増幅部422とを含む。
ここで、第4実施形態では、光源部411は、約850nmの波長を有する光を照射する第1波長発光ダイオード素子411aと、約760nmの波長を有する光を照射する第2波長発光ダイオード素子411bとを含む。なお、約850nmの波長は、「第1の波長」の一例である。また、約760nmの波長は、「第2の波長」の一例である。また、第1波長発光ダイオード素子411aは、「第1発光素子」の一例である。また、第2波長発光ダイオード素子411bは、「第2発光素子」の一例である。
また、第4実施形態では、増幅部422は、第1波長発光ダイオード素子411aからの光により発生した音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部422の利得である第1音響波用利得と、第2波長発光ダイオード素子411bからの光により発生した音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部422の利得である第2音響波用利得とが、互いに異なる値を有するように構成されているとともに、第1音響波用利得および第2音響波用利得は、超音波用利得よりも大きく構成されている。
具体的には、図8に示すように、増幅部422は、プログラマブルゲインアンプ422aおよびアッテネータ422bを含む。そして、制御部421は、アナログ信号により構成された利得制御信号により増幅部422の利得を制御するように構成されている。この場合、利得制御信号をアナログ信号により構成することにより、利得制御信号をデジタル信号により構成する場合に比べて、電磁波等(ノイズ)の影響が抑制される。
また、図9に示すように、制御部421は、第1波長発光ダイオード素子411aから光を被検体Pに照射して検出信号を取得する期間(第1音響波期間τ7)と、第2波長発光ダイオード素子411bから光を被検体Pに照射して検出信号を取得する期間(第2音響波期間τ8)と、超音波期間τ2とのそれぞれの期間の間には、上記した信号不取得期間τ3を設けるように構成されている。
また、制御部421は、第1音響波期間τ7を含む期間(時点t21〜t22)では、利得制御信号の電圧レベルをV3、第2音響波期間τ8を含む期間(時点t23〜t24)では、利得制御信号の電圧レベルをV2、超音波期間τ2を含む期間(時点t22〜t23)では、利得制御信号の電圧レベルをV1にするように構成されている。これにより、増幅部422は、利得制御信号に基づいて、プログラマブルゲインアンプ422aおよびアッテネータ422bにより、第1音響波期間τ7では、第1音響波用利得を有し、第2音響波期間τ8では、第2音響波用利得を有し、超音波期間τ2では、超音波用利得を有するように構成されている。
そして、増幅部422は、第1音響波用利得が第2音響波用利得よりも大きく、第2音響波用利得が超音波用利得よりも大きくなるように構成されている。また、増幅部422は、制御部421の利得制御信号に基づいて、第1音響波用利得が第2音響波用利得よりも小さくするように構成することも可能に構成されている。これにより、被検体P内における検出対象物のそれぞれの波長に対応する吸収係数に応じて、第1音響波用利得を第2音響波用利得よりも大きくする場合と、第1音響波用利得を第2音響波用利得よりも小さくする場合とを変更することが可能に構成されている。
また、第4実施形態による光音響画像化装置400のその他の構成は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、光源部411を、約850nmの波長を有する光を照射する第1波長発光ダイオード素子411aと、約760nmの波長を有する光を照射する第2波長発光ダイオード素子411bとを含むように構成する。また、増幅部422を、第1波長発光ダイオード素子411aからの光により発生した音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部422の利得である第1音響波用利得と、第2波長発光ダイオード素子411bからの光により発生した音響波Aによる検出信号を増幅するための増幅部422の利得である第2音響波用利得とが、互いに異なる値を有するように構成する。また、増幅部422を、第1音響波用利得および第2音響波用利得が、超音波用利得よりも大きくなるように構成する。これにより、たとえば、約850nmの波長を有する光に対する被検体Pの吸収係数が比較的小さく、約760nmの波長を有する光に対する被検体の吸収係数が比較的大きい場合には、第1音響波用利得を第2音響波用利得よりも大きくすることによって、第1波長発光ダイオード素子411aからの光により発生した音響波Aによる検出信号が微弱になるのを抑制しながら、第2波長発光ダイオード素子411bからの光により発生した音響波Aによる検出信号および超音波B2による検出信号が大きくなり過ぎるのを抑制することができる。
また、第4実施形態による光音響画像化装置400のその他の効果は、第1実施形態における光音響画像化装置100と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、本発明の発光素子として発光ダイオード素子を用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、発光素子として発光ダイオード素子以外の発光素子を用いてもよい。たとえば、図10に示す変形例のように、発光素子として半導体レーザ素子511aまたは有機発光ダイオード素子611aを用いてもよい。
ここで、第1変形例による光音響画像化装置500には、図10に示すように、プローブ501が設けられている。プローブ501は、光源部511を含み、光源部511は、半導体レーザ素子511aを含む。そして、半導体レーザ素子511aは、被検体Pに光を照射可能に構成されている。この場合、半導体レーザ素子511aは、発光ダイオード素子と比べて、比較的指向性が高いレーザ光を被検体Pに照射することができるので、半導体レーザ素子511aからの光の大部分を確実に被検体Pに照射することができる。
また、第2変形例による光音響画像化装置600には、図10に示すように、プローブ601が設けられている。プローブ601は、光源部611を含み、光源部611は、有機発光ダイオード素子611aを含む。そして、有機発光ダイオード素子611aは、被検体Pに光を照射可能に構成されている。この場合、有機発光ダイオード素子611aは、薄型化が容易であり、光源部611を容易に小型化することができる。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の増幅部を装置本体部に設けるように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、増幅部を装置本体部以外に設けるように構成してもよい。たとえば、図11に示す変形例のように、増幅部702を、装置本体部701に設けるように構成してもよい。
ここで、第3変形例による光音響画像化装置700は、プローブ701を含み、プローブ701は、増幅部702を含む。そして、増幅部702は、検出部13から検出信号を取得するとともに、検出信号を増幅して、増幅された検出信号を、ケーブル3を介して、装置本体部2の画像化部23に伝達するように構成されている。
ここで、一般的に、ケーブル3内を伝達する信号の電圧値が比較的大きい場合には、ケーブル3の外部からの電磁波等(ノイズ)の影響が抑制される。検出部13から出力される検出信号の電圧値は、μVオーダの大きさである。また、増幅部702から出力される電圧値は、増幅されることにより、mVオーダから数V程度の大きさになるので、上記の第3変形例のように構成することにより、検出信号がケーブル3内に伝達する際に、ケーブル3の外部からの電磁波等(ノイズ)の影響が抑制される。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の音響波用利得と超音波用利得とを切り替えるように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、音響波用利得と超音波用利得とを切り替えないように構成してもよい。たとえば、音響波用利得を有する増幅部と超音波用利得を有する増幅部とをそれぞれ1つずつ計2つ、光音響画像化装置に設けるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の増幅部に複数のアンプ(第1アンプおよび第2アンプ)を設けて、音響波用利得および超音波用利得を有するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、増幅部に1つのアンプまたは1つのアッテネータを設けて、音響波用利得および超音波用利得を有するように構成してもよい。
また、上記第4実施形態では、本発明の増幅部にプログラマブルゲインアンプおよびアッテネータを設けて、第1音響波用利得、第2音響波用利得および超音波用利得を有するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、本発明の増幅部にプログラマブルゲインアンプまたはアッテネータのいずれか一方を設けて、第1音響波用利得、第2音響波用利得および超音波用利得を有するように構成してもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の音響波用利得および超音波用利得として、80dBおよび50dBとする例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、音響波用利得および超音波用利得として、80dBおよび50dB以外の利得としてもよい。すなわち、本発明では、音響波用利得が超音波用利得よりも大きければよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の発光素子として、約850nmまたは約760nmの波長を有する光を照射する発光素子を用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、発光素子として、約850nmおよび約760nm以外の波長を有する光を照射する発光素子を用いてもよい。
1、401、501、601、701 プローブ
2、402 装置本体部
11a 発光ダイオード素子(発光素子)
13 検出部
22、222、322、422、702 増幅部
22d 第2カップリングコンデンサ(カップリングコンデンサ)
23 画像化部
100、200、300、400、500、600、700 光音響画像化装置
301 クランプ回路
411a 第1波長発光ダイオード素子(第1発光素子)
411b 第2波長発光ダイオード素子(第2発光素子)
511a 半導体レーザ素子(発光素子)
611a 有機発光ダイオード素子(発光素子)

Claims (8)

  1. 被検体に光を照射することが可能な発光素子と、
    前記被検体に超音波を照射することが可能に構成されているとともに、前記被検体の内部の検出対象物により反射された前記超音波と、前記発光素子から前記被検体に照射された光が前記被検体の内部の検出対象物により吸収されることにより発生する音響波とを検出して、検出信号を生成するように構成されている検出部と、
    前記検出信号に基づいて、画像化を行うように構成されている画像化部と、
    前記検出部により生成された前記検出信号を増幅させて前記画像化部に伝達するように構成されている増幅部とを備え、
    前記増幅部は、前記音響波による前記検出信号を増幅するための前記増幅部の利得である音響波用利得が、前記超音波による前記検出信号を増幅するための前記増幅部の利得である超音波用利得よりも大きくなるように構成されている、光音響画像化装置。
  2. 前記増幅部は、前記音響波用利得と前記超音波用利得とを切り替えることが可能に構成されており、
    前記画像化部は、前記音響波用利得と前記超音波用利得とが切り替えられる時点を含む信号不取得期間には、前記検出信号を取得しないように構成されている、請求項1に記載の光音響画像化装置。
  3. 前記増幅部は、前記検出信号を取得するためのカップリングコンデンサを含み、
    前記信号不取得期間は、前記カップリングコンデンサの容量と前記増幅部の入力インピーダンスとにより算出される時定数よりも大きい、請求項2に記載の光音響画像化装置。
  4. 前記増幅部の出力側には、クランプ回路が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  5. 前記発光素子は、第1の波長を有する光を照射する第1発光素子と、第2の波長を有する光を照射する第2発光素子とを含み、
    前記増幅部は、前記第1発光素子からの光により発生した前記音響波による前記検出信号を増幅するための前記増幅部の利得である第1音響波用利得と、前記第2発光素子からの光により発生した前記音響波による前記検出信号を増幅するための前記増幅部の利得である第2音響波用利得とが、互いに異なる値を有するように構成されているとともに、前記第1音響波用利得および前記第2音響波用利得は、前記超音波用利得よりも大きくなるように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  6. 前記発光素子は、発光ダイオード素子により構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  7. 前記発光素子は、半導体レーザ素子により構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  8. 前記発光素子は、有機発光ダイオード素子により構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
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