JP2016040190A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご床における床仕上げ材の厚みが変化した場合に、前側板の下部をかご床に合わせて支持する。
【解決手段】乗りかごの前面に前側板が配置されたエレベータ装置は、前記乗りかごの下部に配置されたかご側ベースと前記乗りかごの前面に配置され、前記かご側ベースの上部に取り付けられたかご敷居受け枠と、前記かご敷居受け枠に隣接して、前記かご側ベースの上部に取り付けられた床枠と、前記かご敷居受け枠の上部に取り付けられたかご敷居と、前記床枠の上部に配置された床下地と、前記床下地の上部に配置された床仕上げ材と、前記床枠の上面の前記床下地及び前記床仕上げ材を除く部分に配置されたブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さを合わせて配置され、前記前側板は、前記ブラケットの上面に取り付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータ装置に関し、乗りかごの前面に前側板を配置したエレベータ装置に適用して好適なるものである。
従来から、エレベータの乗りかごの前面に側板を配置することが行われている。例えば、特許文献1では、床部とかご敷居本体との間の意匠性の低下を防止するとともに、かご敷居本体の上面と床部の敷物の上面との段差によって乗客が転倒することを防止することができるエレベータの敷居装置が開示されている。該エレベータの敷居装置には、床部と敷居本体との問に着脱可能に配置される段差緩和部材を備えられ、段差緩和部材は、床部と敷居本体との問に段差緩和部材を螺着させるためのねじ部に対向して設けられた長穴と、長穴を通してねじ部にねじを締め付けることにより、ねじの頭部の外周面が圧接される受皿状傾斜部とを備えた構成が示されている。
また、特許文献2には、中間側板の長さ寸法を、天井板から床枠までの長さ寸法より所定寸法だけ短く設定するとともに、中間側板を除く他の側板を天井板、床枠および隣接側板に固定した後、中間側板を嵌め込み、かつ、ジャッキボルトを床枠の下方から螺進させ中間側板を天井板方向に押し上げて固定し、中間側板と床枠間の間隙にライナを挿入し、前側板も中間側板と同様に構成したエレベータの敷居装置が示されている。
特開2011−11864号公報 特開2004−196488号公報
しかし、特許文献1に記載されたエレベータ装置では、乗りかごの敷居と床面との間に設けた段差緩和部材を水平に配置したり、斜めに配置したりして、段差を緩和する構成であったため、段差緩和部材が斜めになった場合には、乗客の足下に違和感を与えてしまう。また、かご床における床仕上げ材の厚みが比較的大きく変化した場合には、段差緩和部材の傾斜が大きくなって危険性が増す。また、特許文献2に記載されたエレベータ装置では、前側板の上端部の高さを調整するもので、かご床における床仕上げ材の変化により厚みが変化した場合に対応できる構成とはなっていない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、かご床における床仕上げ材の厚みが変化した場合に、前側板の下部をかご床に合わせて支持するエレベータ装置を提供することにある。
かかる課題を解決するために本発明においては、乗りかごの前面に前側板が配置されたエレベータ装置であって、前記乗りかごの下部に配置されたかご側ベースと前記乗りかごの前面に配置され、前記かご側ベースの上部に取り付けられたかご敷居受け枠と、前記かご敷居受け枠に隣接して、前記かご側ベースの上部に取り付けられた床枠と、前記かご敷居受け枠の上部に取り付けられたかご敷居と、前記床枠の上部に配置された床下地と、前記床下地の上部に配置された床仕上げ材と、前記床枠の上面の前記床下地及び前記床仕上げ材を除く部分に配置されたブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さを合わせて配置され、前記前側板は、前記ブラケットの上面に取り付けられることを特徴とする、エレベータ装置が提供される。
本発明によれば、かご床における床仕上げ材の厚みが変化した場合でも、前側板の下部をかご床に合わせて支持することができる。
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ装置のかご床部分を示す斜視図である。 同実施形態にかかる薄型仕上げ材を使用したときのエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。 同実施形態にかかる厚型仕上げ材を使用したときのエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係るエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。 同実施形態にかかる厚型床仕上げ材を使用したときのエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるエレベータ装置のかご床について説明する。図1は、本実施形態にかかるエレベータ装置のかご床部分を示す斜視図である。
図1に示すように、乗りかごの下部に配置したかご側ベース1には、乗りかごの出入口側にかご敷居受け枠2が取り付けられる。そして、かご側ベース1のかご敷居受け枠2に隣接して床枠3が取り付けられる。図1に示すように、床枠3は、かご敷居受け枠2よりも図示の右側に設けられ、かご敷居受け枠2の高さよりも高い枠で構成される。
また、かご敷居受け枠2の上部には、かご敷居4が固定されている。かご敷居4の床側には、その水平部分をかご敷居4の上面と合わせて配置したL字状のブラケット8が固定されている。
このブラケット8は、かご敷居4の長手方向に形成した受け段部9に垂直部分を搭載して位置決めされている。ブラケット8の垂直部分の長さは、ブラケット8をかご敷居4に形成した受け段部9上に載せて配置した状態で、その水平部分の上面が、かご敷居4の上面と合う長さとなっている。また、ブラケット8は、所定距離を隔てて、かご敷居4の名が手方向に一対配置されている。
床枠3の上部には、床下地5と薄型タイプ床仕上げ材6とが積層された床が配置されている。床下地5及び薄型タイプ床仕上げ材6は、各ブラケット8の下方に相当する部分が除かれて、一対のブラケット8の対向部分に配置される凸型の形状となっている。
上記したように、乗りかごの出入口側を凸型にした床下地5及び薄型タイプ床仕上げ材6を床枠3の上部に配置すると、薄型タイプ床仕上げ材6の上面と、ブラケット8の水平部分の上面と、かご敷居4の上面とが、ほぼ同じ高さとなる。
従来は、床枠3にブラケット8に相当する構造物を載せていたが、本実施の形態では、ブラケット8を床枠3の上面に載せる構造とはしていない。このような構造とすることにより、薄型タイプ床仕上げ材6を、後述する厚型タイプ床仕上げ材に変更したとしても、後述する敷居受け調整ライナ11を用いるだけで、容易に、床仕上げ材の上面と、ブラケット8の水平部分の上面と、かご敷居4の上面とをほぼ同じ高さとすることができる。
図2は、厚みH1の薄型タイプ床仕上げ材6を使用したエレベータ装置のかご床部分を示す側面である。
図2に示すように、かご敷居受け枠2の上部にはかご敷居4が取り付けられ、かご敷居4の床側には、L字状のブラケット8が固定されている。ブラケット8における水平部分の上面は、かご敷居4の上面と同じ高さである。
また、床枠3の上部は、床下地5と薄型タイプ床仕上げ材6が積層された床で構成されている。薄型タイプ床仕上げ材6は、高さH1の薄型タイプであり、薄型タイプ床仕上げ材6の上面とかご敷居4の上面とを合わせるために、かご敷居受け枠2の高さなどが決められている。
かご敷居4の乗りかご側の側部には、受け段部9が形成される。受け段部9からかご敷居4の上面までの高さと、ブラケット8の垂直部分の高さが同じ高さとなるように構成されている。したがって、受け段部9にブラケット8の垂直部分を立てた状態で両者を結合すると、常に、かご敷居4の上面と、ブラケット8の水平部分における上面とが同じレベルとなり、両者間の調整作業は不要となる。
本実施の形態では、図1に示したようにかご敷居4の長手方向のほぼ中央部に出口が形成される方式の乗りかごを例示している。このため、この出口を除く両側に一対のブラケット8が取り付けられている。
乗りかごの組み立てが完了した状態では、乗りかごを構成する側板のうち、出口の両側に位置することになる前側板7が、両ブラケット8に搭載されて固定される。
このように、かご敷居4とブラケット8との一体化部分を標準ユニットとして使用して、乗りかごの床が構成される。このとき、図2に示すように、薄型タイプ床仕上げ材6の上面と、ブラケット8の上面と、かご敷居4の上面とがほぼ同じ高さとなる。したがって、乗りかごと乗り場との間を移動する乗客は、足下をとられることなく、円滑かつ安全に移動することができる。
また、従来の床枠3の上面に前側板7を固定した場合と比較すると、調整作業が容易となる。すなわち、床枠3の上面に前側板7を固定する従来の方式では、薄型タイプ床仕上げ材6を使用した場合でも、床枠3の上面側に薄型のライナを挿入して薄型タイプ床仕上げ材6の上面との高さを合わせるための調整作業を行う必要がある。
しかし、本実施の形態では、このような調整作業が不要となる。すなわち、上記したように、常にかご敷居4の上面とブラケット8の水平部分の上面とが同じレベルとなるように一体化されているため調整作業が不要となり、薄型タイプ床仕上げ材6の上面と、ブラケット8の上面と、かご敷居4の上面とをほぼ同じ高さとすることができる。
次に、図3を参照して、上記した標準ユニットを使用して、薄型タイプ床仕上げ材6を厚型タイプ床仕上げ材10に変更した乗りかごについて説明する。
図3は、厚みH2の厚型タイプ床仕上げ材10を使用したエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。
単純に、厚みがH2である厚型タイプ床仕上げ材10を点線で示した薄型タイプ床仕上げ材6に変えて敷くとする。この場合、床仕上げ材の厚みの増加分(H2−H1)に相当する分だけ厚型タイプ床仕上げ材10の上面が、図2に示したブラケット8の上面及び図2に示したかご敷居4の上面より高くなってしまう。そこで、図3に示すようにかご敷居4の高さを調整するため、かご敷居4の下部の構成の一部を調整する。
図3に示すように、先ず、厚さがH2の厚型タイプ床仕上げ材10に変更する際に、増加分(H2−H1)に相当する厚みを有する敷居受け調整ライナ11を使用する。敷居受け調整ライナ11は、薄いライナを積層したものでなくブロック状のもの一つとするのが望ましい。敷居受け調整ライナ11は、かご側ベース1とかご敷居受け枠2間に介在している。
このように、敷居受け調整ライナ11をかご敷居受け枠2の上に積層すると、かご敷居4の上面を、増加分(H2−H1)に相当する分だけ上げることとなる。これにより、かご敷居4の上面と厚型タイプ床仕上げ材10の上面との高さとが合致する。
また、かご敷居4と一体化されているブラケット8も増加分(H2−H1)に相当する分だけ高さ方向に移動するため、ブラケット8の水平部分の上面が、かご敷居4の上面および厚型タイプ床仕上げ材10の上面に一致する。
このように、図2に示した薄型タイプ床仕上げ材6を、図3に示した厚さH2の厚型タイプ床仕上げ材10に変更する際に、敷居受け調整ライナ11を追加するだけで、厚型タイプ床仕上げ材10の上面と、ブラケット8の上面と、かご敷居4の上面とをほぼ同じ高さにすることができる。
このとき、かご敷居4とブラケット8とは一体化された標準ユニットとなっているため、かご敷居4の上面とブラケット8の上面とを合わせる調整作業を行う必要がない。また、敷居受け調整ライナ11をブロック状のものとしているので、敷居受け調整ライナ11の追加によって厚型タイプ床仕上げ材10上面と、かご敷居4の上面とブラケット12の上面とを容易に合わせることができる。
特に、床枠3の上面側に前側板7を固定した場合と比較すると、調整作業が容易となる。すなわち、床枠3の上面側に前側板7を固定した従来の方式では、薄型タイプ床仕上げ材6を使用した場合でも、床枠3の上面側に薄型のライナを挿入して薄型タイプ床仕上げ材6の上面との高さを合わせるための調整作業を行う必要がある。
上記した厚型タイプ床仕上げ材10の使用によって、厚型タイプ床仕上げ材10の上面よりもブラケット8の水平部分の上面が相対的に低くなってしまうので、ブラケット8の水平部分の上面と前側板7間に調整用の薄型ライナをさらに多く配置して、再度、高さ調整をしなければならない。
しかし、本実施の形態では、この調整作業が不要となる。すなわち、上記したように、常にかご敷居4の上面とブラケット8の水平部分の上面とが同じレベルとなるように一体化され、敷居受け調整ライナ11の追加をするだけで、調整作業をせずとも、薄型タイプ床仕上げ材6の上面と、ブラケット8の上面と、かご敷居4の上面とがほぼ同じ高さとなる。
このように、厚型タイプ床仕上げ材10を使用したタイプでも、厚型タイプ床仕上げ材10の上面と、かご敷居4の上面と、ブラケット8の上面とを合わせることができるので、乗りかごと乗り場の間を移動する乗客は、足下をとられることなく、円滑にかつ安全に移動することができる。
(2)第2の実施の形態
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。
図4では、薄型タイプ床仕上げ材6を使用している。前側板7は、その下部に配置したブラケット12によって支持されている。このブラケット12は、垂直部分と、その垂直部分の上下にそれぞれ形成した水平部分を有している。
また、床枠3には、前側板7の下方部に切り欠き部13が形成されており、この切り欠き部13を利用してブラケット12の下部を挿入している。ブラケット12の下部は、床枠3の折り返し部14上に載せられた後、重なった部分がボルトなどによって固定されて、床枠3にブラケット12が結合される。本実施の形態では、先の実施の形態と同様に、ブラケット12は床枠3の上面に固定されていない。
また、詳細については後述するが、ブラケット12を配置した床枠3の近傍には、開口部15が予め形成されている。かご側ベース1とかご敷居受け枠2との間には、常時設置される常置調整板16が配置されており、常置調整板16とかご敷居受け枠2とを合わせた高さが、先の実施の形態におけるかご敷居受け枠2の高さと同じとなる。したがって、常置調整板16の上面と、床枠3における折り返し部14の上面とが同じレベルとなる。
上記したように、本実施形態でも、薄型タイプ床仕上げ材6の上面と、ブラケット8の上面と、かご敷居4の上面とがほぼ同じ高さとなる。したがって、乗りかごと乗り場との間を移動する乗客は、足下をとられることなく円滑に、かつ安全に移動することができる。
また、床枠3の上面側に前側板7を固定した場合と比較すると、調整作業が容易となる。すなわち、床枠3の上面側に前側板7を固定した従来の方式では、薄型タイプ床仕上げ材6を使用した場合でも、床枠3の上面側に薄型のライナを挿入して薄型タイプ床仕上げ材6の上面との高さを合わせるために調整作業を行う必要がある。
しかし、本実施の形態では、上記したように、ブラケット12の水平部分の上面と前側板7間に調整用の薄型ライナを配置する調整作業が不要となる。
次に、図4に示した基本構成を変えずに、図5を参照して、薄型タイプ仕上げ材6を厚型タイプ床仕上げ材10に変更した場合について説明する。
図5は、本実施の形態における厚型タイプの床仕上げ材10を使用したエレベータ装置のかご床部分を示す側面図である。
先ず、厚型タイプの床仕上げ材10に変更したとき、先の実施の形態で示した増加分(H2−H1)に相当する厚みを有する敷居受け調整ライナ17を準備し、この敷居受け調整ライナ17を常置調整板16とかご敷居受け枠2間に介在させる。
このとき、床枠3の折り返し部14とブラケット12との間の連結を一旦解き、敷居受け調整ライナ17の挿入側先端を、図4に示した開口部15から床枠3側へ挿入して、床枠3の折り返し部14とブラケット12の下面間に介在させる。その後、ブラケット12の下部と、床枠3の折り返し部14と、敷居受け調整ライナ17の床枠側の挿入側先端部との重ね部分をボルトなどによって固定する。
この敷居受け調整ライナ17の追加によって、かご敷居4の上面は増加分(H2−H1)に相当する分だけ上がる。また、ブラケット12も増加分(H2−H1)に相当する分だけ全体的に高さ方向に移動する。このため、ブラケット8の上部水平部分の上面が、かご敷居4の上面および厚型タイプ床仕上げ材10の上面に合致する。
このように、図4に示した薄型タイプ床仕上げ材6を、図5に示した厚さがH2の厚型タイプ床仕上げ材10に変更するとき、敷居受け調整ライナ17を追加するだけで、厚型タイプ床仕上げ材10の上面と、ブラケット12の上面と、かご敷居4の上面とをほぼ同じ高さにすることができる。
このとき、敷居受け調整ライナ17をブロック状のものとしている。この敷居受け調整ライナ17を追加することによって、厚型タイプ床仕上げ材10上面と、かご敷居4の上面とブラケット12の上面とを容易に合わせることができる。
本実施の形態によっても、先の実施の形態と同様に、前側板7を床枠3の上面側に固定した場合と比較すると、調整作業が簡単になる。厚型タイプ床仕上げ材10の使用によって、厚型タイプ床仕上げ材10の上面よりもブラケット12の水平部分の上面が相対的に低くなってしまうので、ブラケット12の水平部分の上面と前側板7間に調整用の薄型ライナをさらに多く配置する従来の方式に比べて、調整作業が容易となる。
(3)その他の実施の形態
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、図5に示した敷居受け調整ライナ17から床枠側調整ライナを分離して、分離した床枠側調整ライナをブラケット12の上面に取り付けても同様の効果を得ることができる。また、前側板7は、乗りかごの出入口の一方側だけに配置した構成にも適用することができる。
2 かご敷居受け枠
3 床枠
4 かご敷居
5 床下地
6 薄型床仕上げ材
7 前側板
8 ブラケット
9 受け段部
10 厚型床仕上げ材
11 敷居受け調整ライナ
12 ブラケット
17 敷居受け調整ライナ

Claims (5)

  1. 乗りかごの前面に前側板が配置されたエレベータ装置であって、
    前記乗りかごの下部に配置されたかご側ベースと、
    前記乗りかごの前面に配置され、前記かご側ベースの上部に取り付けられたかご敷居受け枠と、
    前記かご敷居受け枠に隣接して、前記かご側ベースの上部に取り付けられた床枠と、
    前記かご敷居受け枠の上部に取り付けられたかご敷居と、
    前記床枠の上部に配置された床下地と、
    前記床下地の上部に配置された床仕上げ材と、
    前記床枠の上面の前記床下地及び前記床仕上げ材を除く部分に配置されたブラケットと、
    を備え、
    前記ブラケットは、前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さを合わせて配置され、
    前記前側板は、前記ブラケットの上面に取り付けられる
    ことを特徴とする、エレベータ装置。
  2. 前記ブラケットは垂直部と水平部からなるL字状に形成され、
    前記ブラケットの垂直部は前記かご敷居の前記乗りかごの床側に固定され、
    前記ブラケットの水平部の高さが前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さと合うように配置される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記かご敷居受け枠の下部に敷居受け調整ライナを配置し、
    前記床仕上げ材の厚みに応じて前記敷居受け調整ライナの高さを変更して、前記ブラケットの水平部の高さが前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さと合うように配置される
    ことを特徴とする、請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記ブラケットは、垂直部と前記垂直部の上下に水平部を有し、
    前記ブラケットの下方の水平部は前記床枠下方の折り返し部に積層され、
    前記ブラケットの上方の水平部の高さが前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さと合うように配置される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 前記かご敷居受け枠及び前記ブラケットの下方の水平部の下部に跨って敷居受け調整ライナを配置し、
    前記床仕上げ材の厚みに応じて前記敷居受け調整ライナの高さを変更して、前記ブラケットの水平部の高さが前記かご敷居の上面及び前記床仕上げ材の上面との高さと合うように配置される
    ことを特徴とする、請求項4に記載のエレベータ装置。
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