JP2016039494A - 撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動を起因として撮像素子内部でノイズが発生しても、出力される画像信号にノイズを重畳させず、良好な画像信号を出力することができる撮像装置を提供する。【解決手段】それぞれが光電変換素子と、光電変換により生成された電荷を蓄積する蓄積コンデンサと、蓄積コンデンサと並列に接続されるノイズ蓄積コンデンサとを有する複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子と、振動を検知する振動検知センサとを有する撮像装置にて、振動検知センサが所定の大きさを超える振動を検知した場合、画素からの画像信号の読み出しを停止させるよう制御し、画像信号の読み出しを停止させた後、振動検知センサが所定の大きさより振動が小さいことを検知したとき、読み出しを停止させた画素行の所定行前の画素行から画像信号の読み出しを再開させるよう制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びその駆動方法に関する。
デジタルスチルカメラ等の撮像装置での撮影において、撮像素子での露光終了後、光電変換された画像信号を読み出している時に、メカニカル部材の動作(例えばシャッタ羽根や一眼レフカメラにおける主ミラーが初期状態に戻る動作)に伴い振動が発生する。この振動を起因として撮像素子内部でノイズが発生し、出力される画像信号にノイズを重畳させるという問題が生じる。このことを解決する技術として、カメラ内に配置した圧電素子により画像信号の読み出し時に生じる振動を検知して、振動の大きさに応じて画像信号を補正する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−114543号公報
前記特許文献1に記載の技術では、振動に起因したノイズが重畳された画像信号を読み出した後、画像信号の読み出し時の圧電素子の出力に応じた補正係数により画像信号を補正する。この補正技術は、画像信号と圧電素子の出力との相関が正しく取得できていることが前提であるが、この相関を正しく取得することは現実的に非常に難しく、補正係数に誤差が生じる場合が多い。補正係数に誤差が生じると、期待した補正効果が得られなくなり良好な画質の画像信号を得られないことになる。本発明の目的は、振動を起因として撮像素子内部でノイズが発生しても、出力される画像信号にノイズを重畳させず、良好な画像信号を出力することができる撮像装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、それぞれが光電変換素子と、前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷を蓄積する第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサと並列に接続される第2のコンデンサとを有する複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子と、振動を検知する振動検知手段と、前記振動検知手段が所定の大きさを超える振動を検知した場合、前記画素からの画像信号の読み出しを停止させるよう制御し、前記画像信号の読み出しを停止させた後、前記振動検知手段が所定の大きさより振動が小さいことを検知したとき、読み出しを停止させた画素行の所定行前の画素行から前記画像信号の読み出しを再開させるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、振動が発生している期間は画像信号の読み出しが停止されるので、振動に起因するノイズが重畳されない良好な画像信号を出力することができる。
本発明の実施形態による撮像装置の構成例を示す図である。 本実施形態における撮像素子の構成例を示す図である。 本実施形態における撮像素子の画素の構成例を示す図である。 本実施形態における撮像装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態における撮像素子の垂直転送動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態における撮像装置は、例えばデジタルスチルカメラなどである。撮像素子101は、例えばCMOS型固体撮像素子(イメージセンサ)であり、撮像面に結像された光学像を光電変換し画像信号を生成する。撮像素子101は、光電変換素子を含む複数の画素を有し、それらが二次元状に(行方向及び列方向に)配置されている。
撮像素子101の直前にはレンズユニット100がある。レンズユニット100は、撮像素子101を露光させるためのメカニカルシャッタ123が配置され、その前には被写体像を不図示のファインダーへ導くための主ミラー122が配置され、更にその前には撮影レンズ120と絞り121が配置されている。撮影レンズ120、絞り121、主ミラー122、及びメカニカルシャッタ123は、CPU(Central Processing Unit)105により制御される。
アナログフロントエンド回路(AFE:Analog Front End)102は、撮像素子101からのアナログ画像信号を増幅しアナログ−デジタル変換(AD変換)等を行う信号処理回路である。AFE102は、タイミング発生回路(TG:Timing Generator)104から信号によってタイミング等を受け取り、それに従って動作する。
デジタル信号処理回路(DSP:Digital Signal Processor)103は、AFE102からのデータ(デジタル画像信号)に対して各種の補正処理等を行う。DSP103は、遮光された画素からなるOB(オプティカルブラック)領域と比較して補正値を算出するオフセット補正処理や一行分の線(画像信号)を前後の行の画像信号を基に補完する線傷補正処理等を行う。また、DSP103は、ROM(Read Only Memory)106、RAM(Random Access Memory)107等の各種メモリの制御や、記録媒体108への映像データの書き込み処理を行う。
タイミング発生回路104は、撮像素子101、AFE102、及びDSP103に、クロック信号や制御信号等を供給する。タイミング発生回路104は、CPU105により制御される。CPU105は、DSP103、タイミング発生回路104の制御、及び測光や測距などの不図示の各部を使ったカメラ機能の制御を行う。例えばCPU105は、各スイッチ109、110、111が接続され、それぞれの状態に応じた処理を実行する。
ROM106は、撮像装置の制御プログラムや補正テーブル等を記憶する。RAM107は、DSP103で処理される映像データ(デジタル画像信号)や補正データを一時的に記憶する。RAM107は、ROM106より高速のアクセスが可能である。記録媒体108は、撮影された映像を保存する記録媒体であり、不図示のコネクタを介して撮像装置と接続される。
電源スイッチ109は、撮像装置を起動させるためのスイッチである。シャッタースイッチ(SW1)110は、測光処理、測距処理、被写体映像をリアルタイムに外部に表示する所謂EVF動作等の撮影準備動作開始を指示するスイッチである。シャッタースイッチ(SW2)111は、主ミラー122及びメカニカルシャッタ123を駆動し、撮像素子101から読み出した信号をAFE102、DSP103を介して記録媒体108に書き込む一連の撮像動作の開始を指示するスイッチである。モードダイアルスイッチ112は、撮像装置の撮影モードを指示するためのスイッチである。114は被写体輝度を測定するための測光回路であり、115は撮像装置本体の振動を検知するための振動検知センサである。
撮像素子101の構成について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、撮像素子101の構成例を示す図である。また、図3は、撮像素子101が有する画素201の構成例を示す図である。図2に示すように、撮像素子101において、光電変換素子を含む複数の画素201が二次元状に(行方向及び列方向に)配置される。図2においては、説明の便宜上、二次元状に複数の画素が配置された撮像素子のうち、6行×6列分の画素と、それらの画素から信号を読み出すための信号線及び読み出し回路を示している。
画素201の各々は、図3に示すように、フォトダイオード(PD)301、転送トランジスタ(tx)302、リセットトランジスタ(tres)303、増幅トランジスタ(tsf)304、及び選択トランジスタ(tsel)305を有する。また、画素201の各々は、蓄積コンデンサ(SFD)306、ノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307、切り替えスイッチ(SSW)308、及び切り替えスイッチ(NSW)309を有する。転送トランジスタ302、リセットトランジスタ303、増幅トランジスタ304、及び選択トランジスタ305は、例えばMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが用いられる。
図3に示す例では、光信号電荷を発生するフォトダイオード301は、アノード側が接地されている。フォトダイオード301のカソード側は、転送トランジスタ302及び切り替えスイッチ308、309を介して、蓄積コンデンサ(SFD)306、ノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307に接続されている。ノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307は、蓄積コンデンサ(SFD)306と並列に接続される。また、フォトダイオード301のカソード側は、転送トランジスタ302を介して、増幅トランジスタ304のゲートに接続されている。
増幅トランジスタ304のゲートには、蓄積コンデンサ(SFD)306及びノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307をリセットするためのリセットトランジスタ303のソースが接続されている。リセットトランジスタ303のドレインは、電源電圧VDDに接続されている。増幅トランジスタ304は、ドレインが電源電圧VDDに接続され、ソースが選択トランジスタ305のドレインに接続されている。
転送トランジスタ302は、ゲート端子に信号ptxが供給され、フォトダイオード301の信号を蓄積コンデンサ(SFD)306及び増幅トランジスタ304のゲートに転送する。リセットトランジスタ303は、ゲート端子に信号presが供給され、蓄積コンデンサ(SFD)306、ノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307、及びフォトダイオード301をリセットする。選択トランジスタ305は、ゲート端子に信号pselが供給され、信号を端子outから出力する。端子outは、不図示の垂直出力線(列出力線)に接続されている。増幅トランジスタ304は、選択トランジスタ305を介して電流源負荷と接続されることで、ソースフォロワアンプとして機能する。
切り替えスイッチ(SSW)308は、信号pswsによってオン/オフ(導通状態/非導通状態)制御される。切り替えスイッチ(NSW)309は、信号pswnによってオン/オフ(導通状態/非導通状態)制御される。切り替えスイッチ(SSW)308及び切り替えスイッチ(NSW)309を両方ともオン(ON)している状態で、蓄積コンデンサ(SFD)306及びノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307をリセットする。そして、リセット直後の信号を蓄積コンデンサ(SFD)306とノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307に蓄積する。その後、切り替えスイッチ(SSW)308をオン(ON)し、切り替えスイッチ(NSW)309をオフ(OFF)して、転送トランジスタ302をオン(ON)することで蓄積コンデンサ(SFD)306にフォトダイオード301の電荷を蓄積する。
図2に示すように、各画素201には、行毎に信号pres、信号ptx、及び信号pselが垂直走査回路(VSR)240から供給されており、撮像素子の画素201は行単位で順次走査される。各画素出力は、電流源負荷202が接続された垂直出力線(列出力線)を介して、列回路内の容量203に入力される。オペアンプ205は、帰還容量204及び容量203により反転増幅アンプを構成する。不図示のアナログスイッチによって帰還容量204の両端をショートすることにより、容量203、帰還容量204のリセット及び後段の保持容量(CTS)210、保持容量(CTN)211のリセットを行う。
オペアンプ205の出力は、制御パルスpts、ptnにより駆動されるアナログスイッチ208、209を介してそれぞれ保持容量(CTS)210、保持容量(CTN)211に保持される。ここで、画素の蓄積コンデンサ(SFD)306及びノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307をリセット解除した直後の信号を保持容量(CTN)211に保持するものとする。また、その後フォトダイオード301からの信号を蓄積コンデンサ(SFD)306に転送した直後の信号を保持容量(CTS)210に保持するものとする。
1行分の画素信号が列毎に保持容量(CTS)210、保持容量(CTN)211に保持されると、水平走査回路(HSR)230に入力される信号φphによりパルスが順次駆動されることで、アナログスイッチ214、215が列毎に順次開閉される。アナログスイッチ214、215が列毎に開閉されることで、保持容量(CTS)210、保持容量(CTN)211に保持された画素信号が、列毎に後段の差動型読み出しアンプ216に入力され外部に出力される。
なお、垂直走査回路240から行毎に供給される信号pres、信号ptx、信号pselは、垂直走査回路240に供給される垂直走査パルスφpv2に同期して出力される。垂直走査パルスφpv2は、所定の垂直走査周期で出力される走査パルスφpv1と制御パルスpvstpとが入力されるNAND回路(否定論理積演算回路)252の出力がNOT回路(インバータ)251を介して出力されたパルスである。NAND回路252が、所定の垂直走査周期で出力される走査パルスφpv1の出力を、入力される制御パルスpvstpにより制限することで、撮像素子における垂直走査(垂直転送動作)を停止させることができる。つまり、本実施形態における撮像素子は、垂直走査(垂直転送動作)を停止させる機能を有する。
図4は、本実施形態における撮像装置の動作例を示すフローチャートである。図4には、撮影において主ミラー122をダウンさせる動作に伴い振動検知センサ115が所定の大きさを超える振動を検知した場合(例えば振動検知センサ115の出力が所定のしきい値レベルを超えた場合)の動作を一例として示している。
ステップS101にて、電源スイッチ109がオン(ON)され、ステップS102にてシャッタースイッチ(SW1)110がオン(ON)される。ステップS103にて、CPU105は測光回路114により被写体輝度を測定し、続くステップS104にて撮影レンズ120のピント調節のための焦点検出及び撮影レンズ120の駆動を行う。
続くステップS105にて、CPU105はシャッタースイッチ(SW2)111がオン(ON)であるか否かを判定する。シャッタースイッチ(SW2)111がオフ(OFF)であればステップS102へ戻り、ステップS102〜S105の処理を繰り返す。ステップS105においてシャッタースイッチ(SW2)111がオン(ON)であれば、ステップS106にて、CPU105は主ミラー122を動作させてアップさせ、ステップS107にて撮像素子101のリセットを行う。
続くステップS108にて、CPU105は、メカニカルシャッタ123を開き、所定の露光時間の後、ステップS109にてメカニカルシャッタ123を閉じる。その後、ステップS110にて、撮像素子101からの画像信号の読み出し(垂直読み出し)を開始させ、ステップS111にて主ミラー122のダウンを開始させる。この主ミラー122のダウンに伴って振動が発生する。
ステップS112にて、振動検知センサ115が所定の大きさより大きい撮像装置本体の振動を検知すると、ステップS113にてCPU105は制御パルスpvstpをローレベルにして撮像素子101での垂直出力走査(垂直転送動作)を停止させる。そして、ステップS114にて、撮像装置本体の振動が所定の大きさより小さくなったことを振動検知センサ115が検知すると、ステップS115にてCPU105は制御パルスpvstpをハイレベルにして撮像素子101での垂直出力走査を再開させる。このとき、ステップS113において垂直走査を停止させた行から所定行戻って垂直出力走査を再開する。すなわち、垂直出力走査を停止させた画素行の所定行前の画素行から垂直出力走査を再開させる。
撮像素子101からの画像信号の読み出しがすべての画素行について完了すると、ステップS116にて垂直読み出しを終了する。そして、DSP103は、振動を検知することによって垂直走査を停止させた画素行の所定行後の画素行の画像信号に対して、遮光された画素からなるOB領域と比較して補正値を算出するオフセット補正処理を行う。また、振動を検知して垂直走査を停止させたとしても、画像に1行縞が残る場合には、垂直走査を停止させた画素行の前後に一行分の線(画像信号)を前後の行の画像信号を基に補完する線傷補正処理を行うようにしても良い。
図5は、前述した垂直読み出し動作中に蓄積コンデンサ(SFD)306及びノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307から保持容量(CTS)210及び保持容量(CTN)211へ電荷を転送する(垂直転送)動作を示すフローチャートである。
ステップS201では、図4に示したステップS106〜S109の期間にフォトダイオード301に電荷が蓄積された後、ステップS202にて切り替えスイッチ(SSW)308及び切り替えスイッチ(NSW)309をオン(ON)する。ステップS203にて信号presをハイレベルにして、撮像素子をリセットする。この際、蓄積コンデンサ(SFD)306及びノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307にはリセット時に発生したノイズが蓄積される。
ステップS204にて信号presをローレベルにしてリセットを解除すると、ステップS205にて切り替えスイッチ(NSW)309をオフ(OFF)する。続いてステップS206にて信号ptxをハイレベルにして転送トランジスタ302をオン(ON)し、フォトダイオード301に蓄積された電荷を転送する。この時、切り替えスイッチ(SSW)308及び切り替えスイッチ(NSW)309のうち、切り替えスイッチ(SSW)308のみオン(ON)しているため、フォトダイオード301からの電荷は蓄積コンデンサ(SFD)306のみに転送される。
ステップS207にて切り替えスイッチ(SSW)308をオフ(OFF)し、切り替えスイッチ(NSW)309をオン(ON)する。また、ステップS208にて信号ptnをハイレベルにする。そして、ステップS209にて信号pselをハイレベルにし、垂直転送動作を開始する。この時、保持容量(CTN)211にノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307の電荷が垂直転送される。ステップS210にてノイズ蓄積コンデンサ(NFD)307の電荷の垂直転送動作が終了すると(信号pselをローレベル)、ステップS211にて信号ptnをローレベルとする。
ステップS212にて切り替えスイッチ(SSW)308をオン(ON)し、切り替えスイッチ(NSW)309をオフ(OFF)する。また、ステップS213にて信号ptsをハイレベルにする。そして、ステップS214にて信号pselをハイレベルにし、垂直転送動作を開始する。この時、保持容量(CTS)210に蓄積コンデンサ(SFD)306の電荷が垂直転送される。ステップS215にて蓄積コンデンサ(SFD)306の電荷の垂直転送動作が終了すると(信号pselをローレベル)、ステップS216にて信号ptsをローレベルとする。そして、ステップS217において垂直転送動作を終了する。
本実施形態によれば、撮影装置本体の振動を検知し、検知された振動が所定の大きさを超えている期間は、画像信号の読み出し(垂直転送動作)が停止されるので、振動に起因するノイズが重畳されない良好な画像信号を出力することができる。また、画像信号の読み出しを停止させた後、振動が小さくなって画像信号の読み出しを再開する場合に、停止させた画素行の所定行前の画素行から読み出しを再開することで、振動検知センサが検知し難い振動初期のノイズが画像信号に重畳されることを防止できる。
前述した説明では、撮像装置による撮影において、撮像素子での露光終了後、光電変換された画像信号を読み出している時に、主ミラーの動作に伴って発生する振動に起因するノイズについて述べた。つまり、主ミラーの動作による振動が所定の大きさを超えたときに撮像素子からの読み出しを停止させてノイズの影響を受けなくする方法である。しかしながら、本発明は主ミラーの振動により発生するノイズに限定されるものではない。例えば、メカニカルシャッタ、撮影レンズ、絞り等のメカニカル的に動作させる可動部材(メカニカル部材)の駆動時の振動に起因して発生ノイズについても同様に制御することで同様の効果を期待できる。
(本発明の他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101:撮像素子 103:デジタル信号処理回路(DSP) 104:タイミング発生回路 105:CPU 115:振動検知センサ 120:撮影レンズ 121:絞り 122:主ミラー 123:メカニカルシャッタ 201:画素 240:垂直走査回路 301:フォトダイオード 302:転送トランジスタ 303:リセットトランジスタ 304:増幅トランジスタ 305:選択トランジスタ 306:蓄積コンデンサ 307:ノイズ蓄積コンデンサ 308、309:切り替えスイッチ φpv1:走査パルス pvstp:制御パルス φpv2:垂直走査パルス

Claims (7)

  1. それぞれが光電変換素子と、前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷を蓄積する第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサと並列に接続される第2のコンデンサとを有する複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子と、
    振動を検知する振動検知手段と、
    前記振動検知手段が所定の大きさを超える振動を検知した場合、前記画素からの画像信号の読み出しを停止させるよう制御し、前記画像信号の読み出しを停止させた後、前記振動検知手段が所定の大きさより振動が小さいことを検知したとき、読み出しを停止させた画素行の所定行前の画素行から前記画像信号の読み出しを再開させるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像信号の読み出しを停止させた画素行の所定行後の画素行の画像信号に対して、遮光された画素の領域と比較して補正値を算出するオフセット補正処理を行う信号処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画像信号の読み出しを停止させた画素行の前後に一行分の画像信号を前後の行の画像信号を基に補完する補正処理を行う信号処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記第1のコンデンサは、前記画素のリセット時に発生したノイズに応じた電荷及び前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷を蓄積し、前記第2のコンデンサは、前記画素のリセット時に発生したノイズに応じた電荷を蓄積することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子を有し、
    前記画素のそれぞれは、
    光電変換素子と、
    前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷が第1の切り替えスイッチを介して転送される第1のコンデンサと、
    前記第1の切り替えスイッチとは異なる第2の切り替えスイッチを介して前記第1のコンデンサと並列に接続される第2のコンデンサと、
    前記第1の切り替えスイッチを介して前記第1のコンデンサに接続され、前記第2の切り替えスイッチを介して前記第2のコンデンサに接続され、前記画素をリセットするリセットトランジスタとを有することを特徴とする撮像装置。
  6. それぞれが光電変換素子と、前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷を蓄積する第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサと並列に接続される第2のコンデンサとを有する複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子を有する撮像装置の駆動方法であって、
    振動を検知する工程と、
    検知された前記振動が所定の大きさを超える場合、前記画素からの画像信号の読み出しを停止させるよう制御する工程と、
    前記画像信号の読み出しを停止させた後、検知された前記振動が所定の大きさより小さいとき、読み出しを停止させた画素行の所定行前の画素行から前記画像信号の読み出しを再開させるよう制御する工程とを有することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
  7. それぞれが光電変換素子と、前記光電変換素子での光電変換により生成された電荷を蓄積する第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサと並列に接続される第2のコンデンサとを有する複数の画素が二次元状に配置され画像信号を生成する撮像素子を有する撮像装置の駆動方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    振動を検知するステップと、
    検知された前記振動が所定の大きさを超える場合、前記画素からの画像信号の読み出しを停止させるよう制御するステップと、
    前記画像信号の読み出しを停止させた後、検知された前記振動が所定の大きさより小さいとき、読み出しを停止させた画素行の所定行前の画素行から前記画像信号の読み出しを再開させるよう制御するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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