JP2016039294A - リアクトル - Google Patents

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太芳 戰場
正隆 野村
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正隆 野村
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Shuichi Hirata
修一 平田
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Hiroyuki Miyauchi
宏之 宮内
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Abstract

【課題】コイルと冷却部材の間に挟まれている伝熱シートの端部の千切れを抑制する技術を提供する。【解決手段】リアクトル2は、コイル4の下側面4bを除いてコイル4を覆う樹脂カバー10を備える。樹脂カバー10は、コイル4の下側面4bから立ち上がる横側面4cに沿って設けられている側壁部12を有する。コイルの角部4kと側壁部12の下端12aとの間にケース30に対向するように開口する溝が形成される。ケース30には、溝と対向する凸条33が設けられている。伝熱シート20のコイル巻回軸方向に伸びる側縁部が、溝と凸条33に挟まれている。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、リアクトルに関する。
リアクトルは、コイルを利用した受働素子であり、高周波電流の抑制、直流電流の平滑化や直流電圧の昇圧等の用途に使用される。リアクトルはインダクタと称されることもある。このようなリアクトルは、コイルの抵抗分による損失によって発熱したり、また幅広の平角線を巻回してコイルを構成する場合には渦電流損により発熱したりする。そのため、リアクトルの発熱を外部に拡散させる技術として、下記特許文献1〜特許文献3に開示されるものがある。特許文献1と特許文献2の技術では、伝熱シートや放熱性シート(以下「伝熱シート等」と称する)を挟んでコイルを放熱板やケース(以下「放熱板等」と称する)に設置し、コイルの熱を拡散させる構成を採る。また、特許文献3の技術では伝熱シート等の代わりにコイルを放熱性の高い接着剤で放熱板等に接着する。コイルの熱を、接着剤の層を通じて放熱板等に拡散させる。
特開2013−118208号公報 特開2012−124401号公報 特開2009−231495号公報
特許文献1、2の構成では、伝熱シート等に接触するコイルの一側面よりも面積が広い伝熱シート等を、コイルと放熱板等の間に挟み込む。そのため、伝熱シート等の側縁部はコイルの一側面からはみ出す。このはみ出した側縁部は、コイルと放熱板等の間に狭持されることなく、自由に可動する。このような側縁部は、狭持された部分との境界において千切れ易い。特に、そのようなリアクトルが車両に搭載される場合、走行中に振動を受けるのでより一層千切れ易くなる。本明細書は、伝熱シートの側端部を千切れ難くする技術を提供する。
本明細書が開示するリアクトルは、角部が丸角の四角柱状に巻回されているコイルと、そのコイルの巻回径方向の一側面を除いてコイルを覆うカバーと、を備えており、コイルの一側面が伝熱シートを介して冷却部材に接触している。そして、カバーは、コイルの一側面から立ち上がるコイル側面に沿っている側壁部を有する。側壁部は、その下端とコイルの丸角の角部との間に、冷却部材に対向して開口するとともにコイル巻回軸方向に沿って伸びる溝が形成されている。冷却部材には、この溝に対向するように、コイル巻回軸方向に沿って畝状に形成されている凸条が設けられている。そして、伝熱シートのコイル巻回軸方向に沿って伸びている側縁部が、溝と凸条との間に圧縮されつつ挟まれている。これにより、伝熱シートの側縁部は固定され、自由に動くことができなくなる。したがって、伝熱シートの側縁部が千切れ難くなる。
さらに、伝熱シートの側縁部は、凸条によって押し上げられ、コイルの丸角の角部にも接触する。そのため、熱伝導効率が向上し放熱性能が高められる。本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明の実施の形態で説明する。
実施例のリアクトルの上面図である。 図1のII−II線における実施例のリアクトルの断面図である。 図1のIII−III線における実施例のリアクトルの断面図である。 (A)は、図3のIV線内の拡大図である。(B)は、図3のIV線内の拡大図に相当する比較例である。
図面を参照して実施例のリアクトルを説明する。本実施例のリアクトル2は、ハイブリッド車や電気自動車に搭載される電力変換装置に用いられるものである。ハイブリッド車や電気自動車は、走行用モータとして、誘導モータやPMモータ等の交流モータを備える。そのため、これらの車両では、バッテリの直流電力を昇圧する電圧コンバータ回路と、走行用モータの駆動に適した周波数の交流電力に変換するインバータ回路とを含むパワーコントロールユニットを搭載している。例えば、リアクトル2は、パワーコントロールユニットの電圧コンバータ回路に使用される。
リアクトル2の構成について図1〜3を参照して説明する。図1に実施例のリアクトル2の上面図を示す。図2及び図3にリアクトル2の断面図を示す。図2は、図1のII−II線による断面を表しており、また図3は、図1のIII−III線による断面を表している。これらの図において表されている座標系X、Y、Zは、リアクトル2の長さ(X)、幅(Y)、高さ(Z)の夫々の方向を示すものである。以下、X軸方向を「巻回軸方向」、Y軸方向を「巻回径方向」、Z軸方向を「高さ方向」、と夫々称する。
図1及び図2に示すように、リアクトル2は、パワーコントロールユニットのケース30のキャビティ31内に収容されている。ケース30は、金属製であり、それに形成されるキャビティ31は、リアクトル2が収まり得る収容空間を成す。本実施例では、リアクトル2のコイル4が、伝熱シート20を介してケース30に接触することで、ケース30は冷却部材として機能する(図2を参照のこと)。これについては後で詳述する。
リアクトル2は、コア3、コイル4、ボビン6、樹脂カバー10等から構成されている。コア3は、コイル4のインダクタンスを高めるための磁性体部材であり、一部が平行を成す円環形状に形成されている。平行に位置する2つのコア中央部は、ボビン6に覆われている。図3に示すように、ボビン6は、角筒形状のコアカバー7と、コアカバー7の両端に接続される一対のフランジ8と、により構成されている。本実施例では、これらのフランジ8には、リアクトル2をケース30に固定する支持部材9が夫々形成されている。これらの支持部材9を介して、リアクトル2はケース30にボルト40でねじ締結されて固定される。
コイル4は、例えば、銅からなる平角線5をエッジワイズ巻きに巻回した巻線コイルである。即ち、コイル4では、平角線5の幅広の平坦面が巻回軸方向(X軸方向)を向いて積層されるように平角線5を巻回している。本実施例では、コイル4は、ボビン6の四角柱状のコアカバー7に嵌合するように四角柱形状に形成される。コイル4では、平角線5をエッジワイズ巻きに巻回する。そのため、四角柱状を成すように巻回しても角部4kには、所定の曲率で湾曲する丸角部が形成される(図3を参照のこと)。このように巻回された2つのコイル4は、巻回径方向(Y軸方向)に並ぶように配置され直列に接続されてボビン6のコアカバー7(コア3)に装着される。
コイル4は四角柱状なので、4個の側面を有する。ケース30に対向する側面を下側面4bと称し、下側面4bと平行な側面を上側面4aと称する。残りの2面を横側面4cと称する。
樹脂カバー10は、対向するフランジ8の間において、コアカバー7に巻回されたコイル4の周囲を覆う耐熱性の合成樹脂から成るカバーである。樹脂カバー10は、コイル4とボビン6のアセンブリを金型に入れた後、溶融樹脂を射出して成形される。本実施例では、樹脂カバー10は、下側面4bを除いてコアカバー7に巻回されたコイル4の上側面4aおよび横側面4cを覆う。即ち、図3に示すように、コイル4の巻回径方向の断面形状においては、樹脂カバー10は、2つのコイル4の上側面4aを覆う上壁部11、夫々のコイル4の横側面4cを覆う側壁部12、及び、両方のコイル4の間に位置する仕切壁13、により構成されるE形状を成す。側壁部12の下端12aには、後述するような特徴がある。なお、図1においては、XY平面に拡がる2つのコイル側面である、上側面4a及び下側面4bのうち、高さ方向(Z軸方向)上側の上側面4aを破線で表現している。また、図2においては、側壁部12の断面に重なって、下側面4bから高さ方向(Z軸方向)に立ち上がってXZ平面に拡がる横側面4cを破線で表している。
伝熱シート20は、例えば、シリコンを基材にした平面状のラバー部材である。伝熱シート20は、ケース30のキャビティ31の底面に敷かれてコイル4とケース30の間に介在する。本実施例では、伝熱シート20の上面には、樹脂カバー10に覆われていないコイル4の下側面4bが接触し、また下面にはキャビティ31の底面が接触する。コイル4が発する熱は、伝熱シート20を通じてケース30に拡散される。そのため、伝熱シート20には、熱伝導率が高くまた柔軟性も高い材料が選択される。さらに、伝熱シート20には、絶縁性の材料が選択される。
伝熱シート20の厚さは、リアクトル2をケース30に収容した状態において、コイル4の下側面4bとキャビティ31の底面との間に形成される隙間間隔よりも大きく(厚く)なるように選定されている。換言すると、リアクトル2をケース30に固定したときに、コイル4の下側面4bが伝熱シート20を圧縮可能な間隔になるように、下側面4bとケース30の隙間間隔が選定される。
このようにケース30のキャビティ31に収容されるリアクトル2は、そのコイル4の下側面4bが伝熱シート20を介してケース30に接触することによって、抵抗損失や渦電流損により発熱したコイル4の熱をケース30に拡散(放熱)し得る構成を採る。ここで、伝熱シート20は、前述したように平面状のラバー部材である。そのため、コイル4の下側面4bに対しては容易に接触するものの、下側面4bから立ち上がる横側面4cや、下側面4bと横側面4cを接続する角部4kには、伝熱シート20が接触し難い。なお、下側面4bから立ち上がる横側面4cは、別言すれば、下側面4bに隣接する側面(横側面4c)である。
そこで、本実施例では、ケース30のキャビティ31側の底面において、収容されるリアクトル2のコイル4の角部4kに対応する位置にコイル4の巻回軸方向(X軸方向)に沿って畝状に伸びる凸条33を形成している。この畝状の凸条33は、図1においては、太破線で表現されており、また図2においては凸条33の断面が図示されている。凸条33は、図3に示すように、コイル4の巻回径方向における断面形状が、上底が湾曲した台形状を成す。ここで、図4(A)を参照して、凸条33がケース30に形成されることによる作用及び効果について説明する。図4(A)に図3のIV線内の拡大図を表す。なお、図4においては、伝熱シート20の部分を明確にするため灰色にしている。
図4(A)に示すように、ケース30には、コイル4の角部4kに対応する位置にコイル4の巻回軸方向(X軸方向)に沿って畝状に伸びる凸条33が形成されている。これにより、伝熱シート20は、巻回軸方向に沿って伸びる側縁部23(巻回軸に平行な側縁部23)が凸条33によってコイル4の方向に押し上げられる。なお、伝熱シート20の側縁部23とは、矩形の伝熱シートの一側端を含む所定の幅を有する部分である。別言すれば、側縁部23とは、コイル4の下側面4cとケース30で挟まれる部分からはみ出る部分である。
凸条33によって押し上げられた伝熱シート20の側縁部23は、コイル4の丸角の角部4kに接触することが可能になる。伝熱シート20がコイルの下側面4bに加えて丸角の角部4kにも接触することで熱伝導効率が向上する。角部4kにも接触する伝熱シート20を介してコイル4の熱がケース30に放熱されるため、ケース30による放熱性能が高まる。なお、凸条33の高さは、伝熱シート20の側縁部23を可能な限りコイル4の角部4kや横側面4cに近づけるために極力高い方がよい。ただし、コイル4との間において予め設定された絶縁耐圧を確保可能な距離を凸条33とコイル4の間において維持する。
また、本実施例では、樹脂カバー10には、側壁部12の下端12aとコイル4の角部4kとの間、つまり下端12aの内側に、巻回軸方向に沿って伸びる溝Sを形成するように、切欠部12bが設けられている。溝Sは、ケース30に向けて開口する。また、ケース30に設けられた畝状の凸条33は、溝Sに対向するように位置している。そのため、凸条33により押し上げられた伝熱シート20の側縁部23は、溝Sに入り込む。
また、下端12aの先端に近づくほど溝Sの幅が拡がるように切欠部12bの形状を構成する。これにより、凸条33の台形状に合わせた溝Sの空間形状を形成することが可能になるので、溝Sに側縁部23が入り込み易くなる。下端12aの位置や切欠部12bの形状は、リアクトル2をケース30に収容した状態において、下端12aと凸条33の間に形成される隙間間隔が伝熱シート20の厚さよりも小さくなるように設定されている。これにより、溝Sと凸条33の間において、伝熱シート20は、圧縮されつつ、狭持されることになる。本来は樹脂カバー10の側壁部12の外側にはみ出てしまう伝熱シート20の側縁部23は、自由に動くことができなくなり、千切れ難くなる。
このように伝熱シート20の側縁部23が溝Sに入り込むことによって、本来は樹脂カバー10の側壁部12の外側にはみ出てしまう伝熱シート20の側縁部23の側端21も側壁部12の内側に引き込まれる。そのため、伝熱シート20の側端21は、ケース30の凸条33と側壁部12の下端12aの間に狭持される。伝熱シート20は、側端21に至るまで固定されるので、側縁部23が千切れる可能性は限りなく小さくなる。
さらに、本実施例の樹脂カバー10では、側壁部12の下端12aにおいて形成されている切欠部12bの底は、コイル4の横側面4cに接触する位置に存在し、かつ、その底を平らな平坦部12cに形成している。これにより、樹脂カバー10の樹脂成形工程において用いる成形型を、例えば、上型と下型から構成される簡素なものにすることが可能になる。このことを、比較例として描いた図4(B)を図4(A)と対比してより詳しく説明する。
図4(B)は、図4(A)に対応する拡大図であり、凸条33をケース130に形成しない場合を示している。このとき、伝熱シート20の側端21までを樹脂カバー110の下端112aとケース130の間に挟持しようとすると、下端112aの内側に形成する切欠は、その底部をケース130に近づけなければならない。この場合、側壁部112とコイル4との境界は、コイルの横側面ではなく、丸角の角部4kとなる。樹脂カバー110を射出成形で作る場合、樹脂カバー110とコイル4との境界は隙間なく密着していなければならない。コイルの湾曲した丸角の角部4kに境界を形成する場合、角部4kではコイル4を形成する平角線の側面がきれいに揃うように、上型と下型の他に「当てコマ」と称される部材を角部4kに押し当てながら溶融樹脂を射出成形する。これに対して上記した実施例のリアクトルでは、樹脂カバー10とコイル4の境界は、平角線が揃い易い平坦な横側面4cに形成すればよいので、上記した「当てコマ」が必要なくなる。実施例のリアクトル2は、製造コストの点でも優れている。
以上説明したように、本実施例のリアクトル2によると、樹脂カバー10は、コイル4の下側面4bから立ち上がる横側面4cに沿っている側壁部12であって、この側壁部12の下端12aとコイル角部4kとの間にケース30に対向して開口しているとともにコイル巻回軸方向に伸びている溝Sを形成する側壁部12を有する。また、ケース30には、溝Sに対向して畝状に伸びている凸条33が設けられている。伝熱シート20のコイル巻回軸方向に伸びる側縁部23が、溝Sと凸条33の間で、圧縮されつつ挟持される。伝熱シート20の側端21は、凸条33と下端12aの内側(溝Sの側面)の間に狭持される。これにより、伝熱シート20の側端21まで固定されるため、自由に動くことができなくなる。この構造により、伝熱シート20の側縁部23が千切れ難くなる。また、伝熱シート20の側縁部23は、コイル4の角部4kと樹脂カバー10の下端12aとの間に形成される溝Sに入り込み、コイル4の角部4kにも接触する。そのため、熱伝導効率が向上し放熱性能が高められる。
実施例技術に関する留意点を述べる。コイル4の下側面4bが「コイルの一側面」の一例に相当する。コイル4の横側面4cが「コイル側面」の一例に相当する。樹脂カバー10がカバーの一例に相当する。ケース30が冷却部材の一例に相当する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:リアクトル
3:コア
4:コイル
4a:上側面
4b:下側面
4c:横側面
4k:角部
5:平角線
6:ボビン
8:フランジ
10:樹脂カバー
12:側壁部
12a:下端
12b:切欠部
12c:平坦部
20:伝熱シート
21:側端
23:側縁部
30:ケース
31:キャビティ
33:凸条
S:溝

Claims (1)

  1. 巻回軸方向からみたときの角部が丸角のコイルと、当該コイルの巻回径方向の一側面を除いて前記コイルを覆うカバーと、を備えており、前記コイルの一側面が伝熱シートを介して冷却部材に接触しているリアクトルであり、
    前記カバーは、前記コイルの一側面から立ち上がるコイル側面に沿っている側壁部であって、当該側壁部の下端と前記コイルの角部との間に、前記冷却部材に対向して開口するとともに前記コイルの巻回軸方向に伸びる溝を形成する側壁部を備えており、
    前記冷却部材は、前記溝に対向するとともに前記コイルの巻回軸方向に沿って畝状に形成されている凸条を備えており、
    前記伝熱シートの前記コイルの巻回軸方向に沿って伸びている側縁部が、前記溝と前記凸条との間に圧縮されつつ挟まれていることを特徴とするリアクトル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200029214A (ko) * 2018-09-10 2020-03-18 엘지전자 주식회사 코어 어셈블리 및 그것의 제작방법

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