JP2016036779A - 燃焼排ガスの脱硝方法 - Google Patents
燃焼排ガスの脱硝方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016036779A JP2016036779A JP2014162478A JP2014162478A JP2016036779A JP 2016036779 A JP2016036779 A JP 2016036779A JP 2014162478 A JP2014162478 A JP 2014162478A JP 2014162478 A JP2014162478 A JP 2014162478A JP 2016036779 A JP2016036779 A JP 2016036779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- denitration
- ash
- exhaust gas
- combustion exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
Description
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去するとともに前記脱硝触媒のSO2酸化率を低下させること、および
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定下限値にまで低下した場合、燃焼排ガス(B)を燃焼排ガス(A)にすることを含む、脱硝方法。
〔3〕燃焼排ガス(B)は、ヒ素含有率がAs2O3換算で100ppm以上の石炭(b)を燃焼させることによって生成させる、〔1〕に記載の脱硝方法。
〔4〕石炭(b)は、カルシウムのCaO換算で石炭灰基準での含有率が4質量%以下である、〔2〕または〔3〕に記載の脱硝方法。
〔6〕石炭灰(c)が、灰循環を行うスラグタップボイラ、サイクロンボイラの灰捕集機器、サイクロンボイラの電気集塵機、およびサイクロンボイラのバグフィルタからなる群より選ばれる少なくとも一つで捕集されたものである、〔5〕に記載の脱硝方法。
〔7〕石炭灰(c)の添加を、〔石炭灰(c)の供給量(kg/h)〕×〔石炭灰(c)に含まれるヒ素のAs2O3換算含有率(ppm)〕×〔石炭灰(c)の供給時間(h)〕×〔石炭(a)の供給量(kg/h)〕-1で算出される値が500〜30000(ppm×h)となる条件で行う、〔5〕または〔6〕に記載の脱硝方法。
〔8〕石炭灰(c)の添加を、〔石炭灰(c)の供給量(kg/h)〕×〔石炭灰(c)に含まれるヒ素のAs2O3換算含有率(ppm)〕×〔石炭灰(c)の供給時間(h)〕×〔石炭(a)の供給量(kg/h)〕-1で算出される値が500〜7000(ppm×h)となる条件で行う、〔5〕または〔6〕に記載の脱硝方法。
〔9〕燃焼排ガス(B)を流す時間が、10時間〜600時間である、〔1〕〜〔8〕に記載の脱硝方法。
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去することを含む、
前記脱硝触媒のSO2酸化率を低下させる方法。
脱硝触媒のSO2酸化率の上昇は、触媒に付着した酸化鉄などのFe成分が排ガス中のSOxにより硫酸塩化し、該硫酸塩がプラントの起動停止時の吸湿で溶解しFeイオンを生成させ、該Feイオンが触媒内に移動し酸化チタンに吸着してSO2酸化活性点を形成することが主原因であると考えられている。
As2O3(g) + 3CaO(s) + O2(g) → Ca3(AsO4)2(s) ・・・ (3)
そのため、脱硝装置に至った燃焼排ガスのヒ素濃度は、通常、低い。
2Fe2+ + As2O3 + 5/2O2 → 2FeAsO4 ・・・・・・・ (2)
よって、脱硝装置を通過する燃焼排ガスのヒ素濃度が高くなると、式(2)で表される反応が進行する傾向が高くなるので、脱硝触媒のSO2酸化率を低下させることができる。
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去するとともに前記脱硝触媒のSO2酸化率を低下させること、および
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定下限値にまで低下した場合、燃焼排ガス(B)を燃焼排ガス(A)にすることを含むものである。
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去することを含むものである。
なお、所定上限値および所定下限値は、脱硝触媒の性能や、ボイラ、脱硝装置、脱硫装置などの運転条件を考慮して適宜設定することができる。
図1に第一実施形態を実施するための装置の概要を示す。第一実施形態では、石炭(a)よりヒ素含有率の高い石炭(b)を燃焼させることによって燃焼排ガス(B)を生成させる。例えば、図1において、給炭機5Lからの石炭(a)の供給を停止または減らし、給炭機5Hからの石炭(b)の供給を開始または増やす。
図2に第二実施形態を実施するための装置構成を示す。第二実施形態では、給炭機5からの石炭(a)と、石炭灰供給システム〔石炭灰貯蔵タンク1、石炭灰供給フィーダ2、石炭灰供給用配管3〕からの石炭灰(c)とが、微粉炭機4に供給され、搬送用空気6で石炭(a)と石炭灰(c)とからなる灰混合石炭をボイラ火炉7に供給できるようにしている。その他は第一実施形態と同じである。第二実施形態の装置では、微粉炭機4の前段で石炭灰(c)を添加するようにしているが、微粉炭機4の後段で火炉7の前段で石炭灰(c)を添加するようにしてもよい。
図3に第三実施形態を実施するための装置構成を示す。第三実施形態では、石炭灰供給システム〔石炭灰貯蔵タンク1、石炭灰供給フィーダ2、石炭灰供給用配管3〕からの石炭灰(c)を、ボイラ火炉7へ直接に供給できるようにしている。その他は第二実施形態と同じである。
酸化チタン(石原産業社製、比表面積100m2/g)900g、三酸化モリブデン81g、メタバナジン酸アンモニウム26.4g、シリカゾル(日産化学社製、商品名OSゾル)300g、及び水をニーダに入れて60分間混練した。その後、シリカアルミナ系セラミック繊維(東芝ファインフレックス社製)150gを徐々に添加しながら30分間混練して、水分27重量%の触媒ペーストを得た。
厚さ0.2mmのSUS430製鋼板をメタルラス加工して、厚さ0.7mmのメタルラス基材を得た。
前記触媒ペーストを前記メタルラス基材の上に置き、これらを二枚のポリエチレンシートに挟んで、一対の加圧ローラを通してメタルラス基材の網目を埋めるように触媒ペーストを塗布した。塗布後、それを風乾した。次いで、500℃で2時間焼成して、脱硝触媒(I)を得た。該脱硝触媒(I)は、原子比Ti/Mo/Vが93/5/2であった。
前記脱硝触媒(I)を100mm×20mmの短冊状に切り出した。
表1に示す組成のガスを3L/分、350℃で短冊状脱硝触媒(I)1枚に接触させ、脱硝率を測定した。脱硝率は69.2%であった。
表2に示す組成のガスを1L/分、380℃で短冊状脱硝触媒(I)3枚に接触させ、SO2酸化率を測定した。SO2酸化率は2.6%であった。
高S炭として知られる米国東部瀝青炭の燃焼灰(Fe2O3含有量:26質量%)をボールミルで200メッシュパス95%以上に成るように粉砕して、模擬灰を調製した。
該模擬灰をバットに敷き詰め、この上に前記脱硝触媒(I)を置き、更にその上に前記模擬灰を厚さ約1mmになるように降り掛けた。これをSO2500ppm、水蒸気10%を含む空気雰囲気に調整された焼成炉内に置き、400℃で50時間保持した。その後、温度35℃、相対湿度100%の条件下に100時間保持して、脱硝触媒(II)を得た。
脱硝触媒(II)は、その表面のFe2O3の濃度が3.0質量%であり、触媒成分全体に対するFe2O3の濃度が0.42質量%であった。模擬灰中のFe分が脱硝触媒に移動したことを確認した。なお、Fe2O3の濃度は蛍光X線回折装置によって決定した。
前記脱硝触媒(II)を100mm×20mmの短冊状に切り出した。
表1に示す組成のガスを3L/分、350℃で短冊状脱硝触媒(II)1枚に接触させ、脱硝率を測定した。脱硝率は69.6%であった。
表2に示す組成のガスを1L/分、380℃で短冊状脱硝触媒(II)3枚に接触させ、SO2酸化率を測定した。SO2酸化率は4.5%であった。
脱硝触媒(II)は、脱硝率が脱硝触媒(I)とほぼ同じであったが、SO2酸化率が脱硝触媒(I)に比べて2倍程度高かった。
図4に示す装置で表3に示す条件で脱硝触媒の再生を行った。先ず、脱硝装置23に前記短冊状脱硝触媒(II)3枚を取り付けた。コンプレッサ21から空気を75L/hで送り出し、該空気に石炭フィーダ25から35g/hで石炭(I)を添加し、該石炭(I)を燃焼炉22(炉内温度1200℃)で燃焼させた。前記石炭(I)は、Asを100ppm、カルシウムをCaO換算で石炭灰基準で2%含む高As炭であった。燃焼排ガスを脱硝装置23に供給し、短冊状脱硝触媒(II)に燃焼排ガスを400℃で接触させた。燃焼排ガス中の石炭灰を集塵機24で除去した。運転開始から200時間経過時に、装置の運転を停止し、脱硝装置23から短冊状脱硝触媒(再生触媒)を取り出し、該短冊状再生触媒に吸着したAsの量を蛍光X線回折装置で測定した。短冊状再生触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.2%であった。
表1に示す組成のガスを3L/分、350℃で短冊状再生触媒1枚に接触させ、脱硝率を測定した。脱硝率は68.5%であった。
表2に示す組成のガスを1L/分、380℃で短冊状再生触媒3枚に接触させ、SO2酸化率を測定した。SO2酸化率は2.7%であった。なお、表3中のO2濃度は燃焼排ガス中の濃度である。
接触時間を600時間に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.5質量%であった。脱硝率は67.4%であった。SO2酸化率は1.6%であった。
接触時間を10時間に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.01質量%であった。脱硝率は69.4%であった。SO2酸化率は3.9%であった。
石炭(I)を、Asを200ppm、カルシウムをCaO換算で石炭灰基準で2%含む石炭(II)に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.4質量%であった。脱硝率は67.9%であった。SO2酸化率は2.0%であった。
石炭(I)を、Asを100ppm、カルシウムをCaO換算で石炭灰基準で4%含む石炭(III)に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.1質量%であった。脱硝率は69.1%であった。SO2酸化率は3.4%であった。
石炭(I)を、Asを100ppm、カルシウムをCaO換算で石炭灰基準で1%含む石炭(IV)に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.4質量%であった。脱硝率は67.9%であった。SO2酸化率は2.0%であった。
石炭(I)を、Asを10ppm、カルシウムをCaO換算で石炭灰基準で2%含む石炭(V)〔米国東部瀝青炭燃焼灰〕に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.001質量%であった。脱硝率は69.4%であった。SO2酸化率は5.0%であった。
接触時間を800時間に変えた以外は実施例1と同じ試験を行った。触媒に吸着したヒ素のAs2O3換算量は0.8質量%であった。脱硝率は60.0%であった。SO2酸化率は1.5%であった。
砒素をAs2O3換算で3000ppm含有する石炭灰(II)5質量部を、微粉化された米国東部瀝青炭(As含有量:As2O3換算で約10ppm)100質量部に混ぜ合わせ、灰混合石炭を得た。該灰混合石炭に含有するAs量はAs2O3換算で約150ppmであった。
図4に示す装置で表5に示す条件で脱硝触媒の再生を行った。先ず、脱硝装置23に前記短冊状脱硝触媒(II)5枚を取り付けた。コンプレッサ21から空気を300L/hで送り出し、該空気に石炭フィーダ25から35g/hで灰混合石炭を添加し、該灰混合石炭を燃焼炉22(炉内温度1200℃)で燃焼させた。燃焼排ガスを脱硝装置23に供給し、短冊状脱硝触媒(II)に燃焼排ガスを400℃で接触させた。燃焼排ガス中の石炭灰を集塵機24で除去した。運転開始から10時間経過時に(言い換えると、接触時間10時間で)、装置の運転を停止した。式(1)で算出される値が1500[ppm×h]であった。脱硝装置23から短冊状脱硝触媒(再生触媒)を取り出し、該短冊状再生触媒に吸着したAsの量を蛍光X線回折装置で測定した。短冊状再生触媒に吸着したヒ素の量は、As2O3換算で0.52質量%であった。
表1に示す組成のガスを3L/分、350℃で短冊状再生触媒1枚に接触させ、脱硝率を測定した。脱硝率は67.3%であった。
表2に示す組成のガスを1L/分、380℃で短冊状再生触媒3枚に接触させ、SO2酸化率を測定した。SO2酸化率は1.7%であった。なお、表5中のO2濃度は燃焼排ガス中の濃度である。
石炭灰(II)を、砒素をAs2O3換算で1000ppm含有する石炭灰(I)に変えた以外は実施例8と同じ試験を行った。式(1)で算出される値が500[ppm×h]であった。短冊状再生触媒に吸着したヒ素の量は、As2O3換算で0.01質量%であった。脱硝率は69.5%であった。SO2酸化率は4.0%であった。
接触時間を130時間に変えた以外は実施例9と同じ試験を行った。式(1)で算出される値が6500[ppm×h]であった。短冊状再生触媒に吸着したヒ素の量は、As2O3換算で0.21質量%であった。脱硝率は68.6%であった。SO2酸化率は2.8%であった。
接触時間を170時間に変えた以外は実施例8と同じ試験を行った。式(1)で算出される値が25500[ppm×h]であった。短冊状再生触媒に吸着したヒ素の量は、As2O3換算で0.80質量%であった。脱硝率は60.0%であった。SO2酸化率は1.5%であった。
石炭灰(I)を混ぜ合わせなかった以外は実施例10と同じ試験を行った。式(1)で算出される値が0[ppm×h]であった。触媒に吸着したヒ素の量は、As2O3換算で0.001質量%であった。脱硝率は69.4%であった。SO2酸化率は4.9%であった。
2 石炭灰供給フィーダ
3 石炭灰供給用配管
4 微粉炭機
5 給炭機
5H 高As炭(炭素(b))の給炭機
5L 低As炭(炭素(a))の給炭機
6 搬送用空気
7 ボイラ火炉
8 燃焼用空気
9 脱硝装置
10 還元剤添加手段
20 煙道
11 空気予熱器
12 石炭灰排出管
Claims (10)
- 脱硝触媒層に、石炭(a)の燃焼排ガス(A)を流して、燃焼排ガス(A)から窒素酸化物を除去すること、
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去するとともに前記脱硝触媒のSO2酸化率を低下させること、および
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定下限値にまで低下した場合、燃焼排ガス(B)を燃焼排ガス(A)にすることを含む、脱硝方法。 - 燃焼排ガス(B)は、石炭(a)よりヒ素含有率が高い石炭(b)を燃焼させることによって生成させる、請求項1に記載の脱硝方法。
- 燃焼排ガス(B)は、ヒ素含有率がAs2O3換算で100ppm以上の石炭(b)を燃焼させることによって生成させる、請求項1に記載の脱硝方法。
- 石炭(b)は、カルシウムのCaO換算で石炭灰基準での含有率が4質量%以下である、請求項2または3に記載の脱硝方法。
- 燃焼排ガス(B)は、ヒ素を含有する石炭灰(c)を石炭(a)の燃焼炉に添加することによって生成させる、請求項1に記載の脱硝方法。
- 石炭灰(c)が、灰循環を行うスラグタップボイラ、サイクロンボイラの灰捕集機器、サイクロンボイラの電気集塵機、およびサイクロンボイラのバグフィルタからなる群より選ばれる少なくとも一つで捕集されたものである、請求項5に記載の脱硝方法。
- 石炭灰(c)の添加を、〔石炭灰(c)の供給量(kg/h)〕×〔石炭灰(c)に含まれるヒ素のAs2O3換算含有率(ppm)〕×〔石炭灰(c)の供給時間(h)〕×〔石炭(a)の供給量(kg/h)〕-1で算出される値が500〜30000(ppm×h)となる条件で行う、請求項5または6に記載の脱硝方法。
- 石炭灰(c)の添加を、〔石炭灰(c)の供給量(kg/h)〕×〔石炭灰(c)に含まれるヒ素のAs2O3換算含有率(ppm)〕×〔石炭灰(c)の供給時間(h)〕×〔石炭(a)の供給量(kg/h)〕-1で算出される値が500〜7000(ppm×h)となる条件で行う、請求項5または6に記載の脱硝方法。
- 燃焼排ガス(B)を流す時間が、10時間〜600時間である、請求項1〜8に記載の脱硝方法。
- 脱硝触媒層に、石炭(a)の燃焼排ガス(A)を流して、燃焼排ガス(A)から窒素酸化物を除去すること、および
前記脱硝触媒のSO2酸化率が所定上限値を超えた場合、燃焼排ガス(A)を、燃焼排ガス(A)よりもヒ素濃度が高い燃焼排ガス(B)にして、燃焼排ガス(B)から窒素酸化物を除去することを含む、
前記脱硝触媒のSO2酸化率を低下させる方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014162478A JP6400379B2 (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 燃焼排ガスの脱硝方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014162478A JP6400379B2 (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 燃焼排ガスの脱硝方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016036779A true JP2016036779A (ja) | 2016-03-22 |
JP6400379B2 JP6400379B2 (ja) | 2018-10-03 |
Family
ID=55528363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014162478A Active JP6400379B2 (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 燃焼排ガスの脱硝方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6400379B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113447614A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-28 | 中国原子能科学研究院 | 放射性废液煅烧过程中脱硝率测量方法 |
CN114405240A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-29 | 北京工业大学 | 一种利用煤气化渣制备脱硝材料的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071262A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | National Maritime Research Institute | 脱硝触媒の劣化再生方法及び劣化再生システム |
-
2014
- 2014-08-08 JP JP2014162478A patent/JP6400379B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071262A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | National Maritime Research Institute | 脱硝触媒の劣化再生方法及び劣化再生システム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113447614A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-28 | 中国原子能科学研究院 | 放射性废液煅烧过程中脱硝率测量方法 |
CN114405240A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-29 | 北京工业大学 | 一种利用煤气化渣制备脱硝材料的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6400379B2 (ja) | 2018-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101298305B1 (ko) | 배기가스 중 미량 유해물질의 제거장치 및 그 운전방법 | |
KR101792375B1 (ko) | 배기 가스 처리 시스템 및 처리 방법 | |
JP5051977B2 (ja) | 排ガス中微量有害物質の除去装置及びその運転方法 | |
CN101918108A (zh) | 燃煤锅炉的排气处理系统及其运行方法 | |
CN204768246U (zh) | 一种半干法脱硫、除尘及低温脱硝组合净化装置 | |
WO2018143000A1 (ja) | 排ガス処理システムおよび排ガス処理方法 | |
KR20140033069A (ko) | 피독에 대한 개선된 내성을 가진 촉매 | |
JPH01184311A (ja) | 脱硝装置を有する石炭焚きボイラ装置 | |
JP4936002B2 (ja) | 排ガス処理方法及び排ガス処理装置 | |
CN109647158B (zh) | 一种循环流化床锅炉烟气脱硫脱硝系统及其处理方法 | |
JP6400379B2 (ja) | 燃焼排ガスの脱硝方法 | |
JP2015104725A (ja) | 使用済み脱硝触媒を利用したガス中の金属水銀を酸化処理する方法 | |
JP5386096B2 (ja) | 排ガス処理触媒 | |
KR100765405B1 (ko) | 배연탈질 촉매를 이용한 배기가스중의 질소산화물 제거 및원소수은의 산화방법 | |
KR100973675B1 (ko) | 배기가스 중 질소산화물 환원 및 원소수은 산화용 촉매 및 상기 촉매를 이용한 배기가스 중 질소산화물과 원소수은의 동시제거 방법 | |
JP6703924B2 (ja) | 水銀酸化触媒、水銀酸化触媒を備えた水銀酸化処理装置の製造方法 | |
Kikkawa et al. | Highly-efficient removal of toxic trace elements and particulate matter in flue gas emitted from coal-fired power plants by air quality control system (AQCS) | |
JP2008030017A (ja) | 排ガス中微量有害物質の除去装置及びその運転方法 | |
JP2006314935A (ja) | 排ガス脱硝触媒、その製法および排ガス脱硝方法 | |
JP3785296B2 (ja) | 触媒の再生方法 | |
JP5716188B2 (ja) | 砒素化合物の除去方法および除去装置、並びに脱硝触媒の再生方法および再生装置 | |
JP5709438B2 (ja) | 排ガス処理装置 | |
CN104437529A (zh) | 用于高效氧化单质汞的scr催化剂及其制备方法 | |
JP5299600B2 (ja) | 排ガス処理方法及び排ガス処理装置 | |
JP5186699B2 (ja) | 排ガス中の金属水銀の酸化触媒及び該触媒を用いた金属水銀の酸化処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20170714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180417 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6400379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |