JP2016035839A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
Description
VVFとは、断面が豚の鼻のような(すなわち、数字の8のような)電線であり、断面長円形状で心線が並列に配置されるものをいう。
次いで、器具本体に設けられた引き込み孔から屋内配線を器具本体の内部に引き込んだ後、固定ボルトを器具本体の長孔に挿通させ、器具本体の内部において固定ボルトにナットを取り付けることにより器具本体を固定する。
そして、屋内配線を器具本体の内部において電源部に接続した後、器具本体に透光性カバーを取り付け、続いて器具本体の長手方向両端部に端部カバーが取り付けられる。
端部カバーは、器具本体の長手方向に沿って器具本体の長手方向端部に螺合される固定ビスにより器具本体に固定される(特許文献1)。
このような問題は、立壁に照明器具を取り付ける際にのみ生ずるものではなく、下向き面に照明器具を取り付ける際にも同様に生じている。
前記器具本体に収容される電源部および光源部と、前記光源部を覆う透光性カバーと、前記器具本体の長手方向端部および前記透光性カバーの長手方向端部をそれぞれ覆う端部カバーとを備え、前記透光性カバーおよび前記各端部カバーは、前記器具本体の長手方向に対して直交する方向に沿って前記器具本体に取付可能となっている。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、照明器具10は、造営材12に固定される器具本体20と、器具本体20に収容される電源部22および光源部24と、光源部24を覆う透光性カバー26とを備えている。また、照明器具10は、器具本体20および透光性カバー26の両端部を覆う第1端部カバー28および第2端部カバー29を備えることが好ましい。
同様に、第2係止孔37に第2端部カバー29の第2係止部69が係止されることにより、器具本体20の第2長手方向端部20Bおよび透光性カバー26の第2長手方向端部26Bが第2端部カバー29で覆われている。
下ケース32の底部32Aにオン・オフスイッチ38が設けられている。
また、上ケース31は、上向き側面41において下向き面13に接触可能な複数の凸部43と、各凸部43間に設けられた凹部44と、凹部44に設けられ、配線16を器具本体20に引込可能な引き込み孔45とを有する。
加えて、上ケース31は、一対の凸部43間に設けられ、器具本体20の内部51(図2も参照)に突出する第1内側ダボ(内側ダボ)52および第2内側ダボ(内側ダボ)53を有する。
凹部44の長手方向略中央に引き込み孔45が開口されている。凹部44および下向き面13間の空間55に収容された配線16が引き込み孔45から器具本体20の内部51に引き込まれる。引き込まれた配線16が端子台17に接続されている。
これにより、下向き面13における配線16の引き出し位置(すなわち、貫通孔15の位置)に関わらず、下向き面13の所望位置(任意位置)に照明器具10を取り付けることができる。
第1外側ダボ46および第2外側ダボ47は、それぞれの突出寸法L2が凹部44を基準として各凸部43の突出寸法L1以下に形成されている。
器具本体20の取付位置を調整した後、固定ビス34を造営材12の下向き面13に螺合することにより、下向き面13(図2参照)に第2外側ダボ47が固定される。
ここで、第1外側ダボ46および第2外側ダボ47の突出寸法L2が一対の凸部43の突出寸法L1以下に形成されている。これにより、一対の凸部43を下向き面13に当接させて器具本体20を下向き面13に安定的に固定できる。
よって、LED回路基板25を下向き面13から下方に離した状態(すなわち、浮かせた状態)に支持できる。
また、LED回路基板25を下向き面13から下方に離した状態に支持することによりLED回路基板25の放熱性も得られる。
透光性カバー26は、略U字状の断面形状が連続する本体部61と、本体部61における断面形状両端部に設けられた一対の爪部62とを有する。一対の爪部62が下ケース32のLEDパッケージカバー23に係合することにより透光性カバー26が光源部24を覆う位置に取り付けられる(図2も参照)。
これにより、照明器具10の長手方向両端側に別の立壁や棚等の造作物が配置されていても、透光性カバー26の設置に支障が生じない。
第1端部カバー28が矢印A方向に沿って案内され、第1係止部66が器具本体20の第1係止孔35に係止されることにより、第1端部カバー28が器具本体20の第1長手方向端部20Aに取り付けられる。
これにより、器具本体20の第1長手方向端部20Aおよび透光性カバー26の第1長手方向端部26Aが第1端部カバー28のカバー本体64で覆われる。
第2端部カバー29は、第1端部カバー28と同様に、器具本体20の第2長手方向端部20Bに取り付けられる。これにより、器具本体20の第2長手方向端部20Bおよび透光性カバー26の第2長手方向端部26Bが第2端部カバー29のカバー本体67で覆われる。
これにより、照明器具10の長手方向両端部側に別の立壁や棚等の造作物が配置されていても、器具本体20に透光性カバー26、第1端部カバー28および第2端部カバー29を取り付けることができ、照明器具10の設置に支障が生じない。
これにより、第1端部カバー28や第2端部カバー29を手探り作業でも確実に器具本体20に取り付けることができる。
なお、第2実施形態、第3実施形態において第1実施形態の照明器具10と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、照明器具80は、上ケース31の立向き側面42を上ケース81の立向き側面(側面)82に代えたもので、その他の構成は実施形態1の照明器具 と同様である。立向き側面82は、一対の凸部83、凹部84および引き込み孔85を備えたもので、その他の構成は実施形態1の立向き側面42と同様である。
図11、図12に示すように、照明器具90は、造営材12の下向き面13(図1参照)に取り付けられる。この照明器具90は、照明器具90の上部(側面)に複数の凸部93を備え、複数の凸部93間に凹部94が形成され、凹部94に端子台95が設けられている。端子台95は、光源部96にあらかじめ配線され、造営材12の貫通孔15から引き出された配線16(図6参照)が接続される。
LEDパッケージカバー101の両側部に、透光性カバー102の一対の爪部103が係合される。LEDパッケージカバー101の両側部に各爪部103を係合させることにより、LEDパッケージカバー101に各爪部103を係合させる係合部材を別途用意する必要がない。
例えば、前記第1実施形態〜前記第3実施形態で使用した照明器具、造営材、貫通孔、配線、器具本体、電源部、光源部、LED回路基板、透光性カバー、第1端部カバー、第2端部カバー、第1案内レール、第1係止孔、第2案内レール、第2係止孔、本体部、一対の爪部、LEDパッケージおよびLEDパッケージカバー等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
12 造営材
15 貫通孔
16 配線
20、91 器具本体
20A 器具本体の第1長手方向端部(長手方向端部)
20B 器具本体の第2長手方向端部(長手方向端部)
22 電源部
24、96 光源部
25、98 LED回路基板
26、102 透光性カバー
26A 透光性カバーの第1長手方向端部(長手方向端部)
26B 透光性カバーの第2長手方向端部(長手方向端部)
28 第1端部カバー(端部カバー)
29 第2端部カバー(端部カバー)
35 第1係止孔(係止部)
37 第2係止孔(係止部)
61 本体部
62、103 一対の爪部
65 第1案内レール(案内レール)
68 第2案内レール(案内レール)
99 LEDパッケージ
101 LEDパッケージカバー
Claims (4)
- 貫通孔から配線が引き出された造営材に固定される器具本体と、
前記器具本体に収容される電源部および光源部と、
前記光源部を覆う透光性カバーと、
前記器具本体の長手方向端部および前記透光性カバーの長手方向端部をそれぞれ覆う端部カバーと、を備え、
前記透光性カバーおよび前記各端部カバーは、前記器具本体の長手方向に対して直交する方向に沿って前記器具本体に取付可能となっている照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記器具本体は、前記器具本体の長手方向両端部において、前記器具本体の長手方向に対して直交する方向に沿うとともに前記各端部カバーを案内する案内レールと、
前記各端部カバーを前記器具本体に係止する係止部と、を有する照明器具。 - 請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
前記透光性カバーは、略U字状の断面形状が連続する本体部と、前記本体部における断面形状両端部に設けられた一対の爪部とを有し、
前記各爪部が前記器具本体に係合する照明器具。 - 請求項3に記載の照明器具において、
前記光源部は、前記器具本体に支持されるLED回路基板と、前記LED回路基板に実装されるLEDパッケージと、前記LEDパッケージを覆うとともに前記器具本体に固定されるLEDパッケージカバーとを有し、
前記透光性カバーの前記各爪部は、前記LEDパッケージカバーに係合する照明器具。
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