JP2016035690A - 調査システム、調査方法、サーバ、ユーザ端末、プログラム、記録媒体 - Google Patents

調査システム、調査方法、サーバ、ユーザ端末、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】商品の詳細な購買行動について信頼性の高い回答が得られる調査システム等を提供する。
【解決手段】ユーザは、商品の選択時に店内アンケートに回答し、その回答をユーザ端末7からアンケートサーバ6に送信する。また、ユーザは商品の購入時にレシート8を受け取り、ユーザ端末7のカメラ76で撮影したレシート画像をアンケート管理サーバ2に送信する。ユーザはさらに購入後アンケートに回答し、その回答をアンケートサーバ6に送信する。アンケート管理サーバ2は、レシート画像からレシート発行時間83と商品名84を読み取り、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれているか否かの判定、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか否かの判定、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあるか否かの判定を行い、結果に応じたアンケート記録等を行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、商品購入者にアンケートを実施する調査システム等に関するものである。
ユーザによる商品の購買行動を分析するため、ユーザに対するアンケートを行う場合がある。このようなアンケートを行う場合、例えば、店内で商品を手に取ったユーザに対し、係員がその場でアンケートを依頼する。
一方、このようなアンケートをネットワークを介して行う試みもあり、例えば特許文献1では、ユーザが、店舗で発行されたレシートに記載されるレシート番号およびアンケートの回答を携帯電話機からサーバに送信し、サーバが、受信したレシート番号からPOS(Point Of Sale)情報を特定し、POS情報とアンケートの回答を組み合わせて分析を行う方法が示されている。
特許文献2の方法では、レシート上にレシート番号とアンケートサイトのURLを含む二次元バーコードを印刷しておき、ユーザは携帯電話機等により二次元バーコードを読み取って、アンケートに回答する。遠隔アンケート装置はレシート番号から売上データを取得し、ユーザによるアンケート結果と併せてアンケートの分析、集計を行う。また、特許文献3には、商品を購入したユーザに発行された電子レシートをサーバに送信し、電子レシートの情報に基づいて、購入した商品に関するアンケートをネットワークを介して実施する方法が記載されている。
特開2002−73948号公報 特開2010−277290号公報 特開2012−256127号公報
従来のように、商品を手に取ったユーザに対し係員がその場でアンケートを依頼する場合、ユーザが不審な印象を抱くことがあり、トラブルが発生することもあった。そのため店舗側からアンケートの実施許可が得られないケースもあった。また、得られるアンケートの回答数にも限界があった。
特許文献1〜3のようにネットワークを介してアンケートを行う場合、上記のような問題は解消可能であるが、特許文献1〜3に記載の方法では、ユーザがいつアンケートに回答したかは不明である。
例えば、アンケートでは「商品の選択時に商品近くのPOP(宣伝媒体)を見ましたか」や「選択した商品と比較した結果、選択しなかった商品の商品名は何ですか」など、商品の詳細な購買行動について質問が行えると、店舗の販促戦略やメーカーの商品戦略等に利用できるより有効なデータが得られる。しかしながら、上記のようにユーザがいつアンケートに回答したか不明な場合、商品購入後相当の時間が経過し自身の購買行動を忘れかけている時に回答を行っているようなケースを排除できず、回答結果の信頼性の点で問題がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、商品の詳細な購買行動について信頼性の高い回答が得られる調査システム等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、サーバとユーザ端末がネットワークを介して接続される調査システムであって、前記サーバは、レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、を具備し、前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とする調査システムである。
本発明では、商品選択時のアンケートについて、アンケート回答から選択商品の購入までの経過時間に基づく選別を行うので、店内で比較的短時間(例えば、1時間)の間に商品選択・アンケート回答から商品購入までの行動を行ったユーザのアンケート結果を有効とすることができる。従って、回答者が自身の購買行動をよく覚えている間に行ったアンケートを有効とでき、詳細な購買行動についての質問を行う場合にも、より信頼性の高い回答が得られる。
前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った前記商品選択時のアンケートの回答時間から前記所定の制限時間内にあるか否かを判定する経過時間判定手段を更に具備することが望ましい。
また、前記レシート情報は商品名を含み、前記サーバは、前記商品名の商品の中にアンケートの調査対象が含まれるか否かを判定する調査対象商品判定手段を更に具備することが望ましい。
これにより、アンケートへの回答から制限時間内に調査対象の商品の購入を行ったユーザのアンケートを有効とすることができる。
前記経過時間判定手段は、更に、前記ユーザ端末にて行った商品購入後のアンケートの回答時間が、前記レシート発行時間から所定の制限時間内にあるか否かを判定することが望ましい。
このように商品購入後の一定時間の間にもアンケートを行うことで、商品選択時のアンケートと商品購入後のアンケートとで、各アンケートに適した異なる質問を行うことができ好ましい。例えば、商品選択時のアンケートではユーザの購買行動についての質問を行うのに対し、商品購入後のアンケートでは購入した商品についてのアンケートを行う。制限時間として比較的長めの時間(例えば、24時間)を設定しておくと、ユーザは、落ち着いてアンケートを行うことができる。
前記レシート情報取得手段は、前記レシート情報として、前記ユーザ端末によって撮影されたレシート画像を前記ユーザ端末から受信することが望ましい。あるいは、前記レシート情報取得手段は、電子レシートによって前記レシート情報を取得することが望ましい。
これにより、レシート発行時間や購入した商品名などのレシート情報を好適に取得できる。前者の場合では、ユーザ端末によって撮影したレシート画像を用いることにより、店舗のレジ端末等に新たな設備、機能を設置する必要がなく、既存の設備でアンケート調査を実施できる利点があり、後者の場合は、レシート情報を正確に取得できる利点がある。
第2の発明は、サーバとユーザ端末がネットワークを介して接続される調査システムにおける調査方法であって、前記サーバが、レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するステップと、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うステップと、を実行し、前記アンケート結果についての記録を行うステップでは、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とする調査方法である。
第3の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバであって、レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、を具備し、前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするサーバである。
第4の発明は、サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末であって、ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段を具備し、前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするユーザ端末である。
第5の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバを、レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、して機能させ、前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするプログラムである。
第6の発明は、サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末を、ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段として機能させ、前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするプログラムである。
第7の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバを、レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、して機能させ、前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体である。
第8の発明は、サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末を、ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段として機能させ、前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体である。
本発明により、商品の詳細な購買行動について信頼性の高い回答が得られる調査システム等を提供することができる。
調査システム1を示す図 アンケート管理サーバ2のハードウェア構成を示す図 ユーザ端末7のハードウェア構成を示す図 レシート8を示す図 調査システム1の機能構成を示す図 ユーザデータ301、回答時間データ402を示す図 調査方法の手順を示すフローチャート 調査方法の手順を示すフローチャート 調査方法の手順を示すフローチャート 調査システム1aを示す図 電子レシート8aのデータを示す図 調査システム1aの機能構成を示す図 調査方法の手順を示すフローチャート
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(1.調査システム)
図1は本発明の実施形態に係る調査システム1の構成を示す図である。この調査システム1では、アンケート管理サーバ2、ユーザデータ管理サーバ3、回答時間管理サーバ4、商品データベースサーバ5、アンケートサーバ6、ユーザ端末7等がネットワーク9を介してデータ送受信可能に接続される。ネットワーク9は、例えば、インターネット等である。
アンケート管理サーバ2は、調査システム1においてアンケートの進行全体を管理するコンピュータである。本実施形態では、アンケートとして、店内での商品選択時に行う店内アンケート(商品選択時のアンケート)と、商品購入後に自宅等で行う購入後アンケート(商品購入後のアンケート)の2種類を実施する。
図2は、アンケート管理サーバ2のハードウェア構成を示す図である。アンケート管理サーバ2は、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、通信部25等をバス26を介して接続し、構成される。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部21は、CPU、ROM、RAMなどから構成される。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体などに格納されたアンケート管理サーバ2の後述の処理に係るプログラムを、RAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行する。ROMは不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体などからロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、例えばハードディスクドライブであり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OSなどが格納される。プログラムに関しては、例えば、OSに相当する制御プログラムや、アンケート管理サーバ2の後述の処理に係るプログラムが格納されている。これらのプログラムやデータは、制御部21により必要に応じて読み出され、RAMに移して実行される。
入力部23はデータの入力を行い、例えばキーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。
表示部24は、液晶パネルなどのディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示機能を実現するための論理回路(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部25は、ネットワーク9を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、他のサーバ等と通信を行う。
バス26は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
ユーザデータ管理サーバ3は、ユーザに関する各種の情報をユーザデータとして管理する。ユーザデータの詳細は後述する。
回答時間管理サーバ4は、ユーザのアンケート回答時間の管理を回答時間データを用いて行う。回答時間データの詳細は後述する。
アンケートサーバ6は、ユーザに対するアンケート、アンケートの回答結果の記録や集計、ユーザへの謝礼など、アンケートの実施に係る処理を実行する。
また、調査システム1としては、この他、商品情報や調査対象の商品を記録した商品データベースサーバ5などもネットワーク9に接続される。
以上のユーザデータ管理サーバ3、回答時間管理サーバ4、商品データベースサーバ5、アンケートサーバ6等も、図2で説明したものと同様のハードウェア構成を有する。また、本実施形態では、調査システム1が上記の各サーバを別体として備えるものとしたが、これに限定されることはない。例えば、一または複数のサーバに上記した各サーバの機能を集約してもよい。
ユーザ端末7は、ユーザが携帯するコンピュータ端末であり、例えばスマートフォンを用いることができる。ただし、これに限ることはなく、その他タブレット端末や携帯電話機等であってもよい。
図3は、ユーザ端末7のハードウェア構成を示す図である。ユーザ端末7では、制御部71、記憶部72、入力部73、表示部74、通信部75、カメラ76、音声通話部77等がバス78を介して接続される。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部71は、前記した制御部21と同様、CPU、ROM、RAMなどから構成される。
記憶部72は例えばフラッシュメモリであり、前記した記憶部22と同様、ユーザ端末7の後述する処理に係るプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OSなどが格納される。本実施形態では後述するユーザIDやメールアドレスも記憶部72に格納される。
入力部73はデータの入力を行うものであり、例えば、表示部74のディスプレイ装置とともに設けられたタッチパネル装置などである。
表示部74は、液晶パネルなどのディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示機能を実現するための論理回路(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部75は、ネットワーク9を介した通信を媒介する通信インタフェースである。
カメラ76は、制御部71の制御により撮影を行う撮影手段である。
音声通話部77は、マイクやスピーカーなどを備え、ユーザによる音声通話を行うためのものである。
バス78は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
レシート8は、ユーザの商品購入時に印刷され、レジ端末(不図示)等から発行される。図4は、レシート8の一例を示す図である。
図に示すように、レシート8では、例えば、店舗情報81、レシート発行時間83、商品名84、商品価格85、合計金額86等のレシート情報が印字される。
店舗情報81は、例えば店舗名や電話番号などである。
レシート発行時間83は、レシート8が発行された日時を示し、ユーザが店舗で商品を購入した日時に対応する。
商品名84は、ユーザが購入した商品の名称である。
商品価格85は、商品の価格である。
合計金額86は、ユーザが購入した商品の合計金額である。
(2.調査システム1の機能構成)
次に、調査システム1の機能構成について、図5等を参照して説明する。
図5に示すように、アンケート管理サーバ2は、レシート情報取得手段201、経過時間判定手段202、調査対象商品判定手段203、回答時間登録手段204、アンケート記録手段205等を備える。
レシート情報取得手段201は、アンケート管理サーバ2の制御部21が、ユーザ端末7でレシート8を撮影したレシート画像をレシート情報として受信するものである。レシート画像からは、OCR(光学式文字認識)など既知の画像処理手法により、レシート発行時間83、商品名84などを読み取ることができる。
経過時間判定手段202は、アンケート管理サーバ2の制御部21が、店内アンケートの回答時間から所定の制限時間内にレシートの発行が行われたか、および、レシート発行時間83から所定の制限時間内に購入後アンケートへの回答が行われたかを判定するものである。これらの制限時間は、例えば店内アンケートの回答時間からの制限時間は1時間、レシート発行時間83からの制限時間は24時間などとして予め定められている。なお、店内アンケートの回答時間からの制限時間については、店舗の規模を踏まえ、商品選択からレジでの商品購入までの間にどの程度時間がかかるか等を考慮して定めればよい。
調査対象商品判定手段203は、アンケート管理サーバ2の制御部21が、商品名84の商品の中に、アンケートの調査対象が含まれるか否かを判定するものである。
回答時間登録手段204は、アンケート管理サーバ2の制御部21が、回答時間管理サーバ4への回答時間データ402の登録を行うものである。回答時間データ402としては、店内アンケートの回答時間と、購入後アンケートの回答時間がある。
アンケート記録手段205は、アンケート管理サーバ2の制御部21が、ユーザ端末7にて行ったアンケートの結果についての記録を行うものである。後述するように、アンケート記録はアンケートの有効性判定の結果に応じて行われ、本実施形態では、有効と判定されたアンケートについて記録を行うものとする。
図5に示すように、ユーザデータ管理サーバ3は、記憶部にユーザデータ301を保持する。図6(a)はユーザデータ301の例である。ユーザデータ301は、例えば、ユーザID3011、メールアドレス3012、属性情報3013、ポイント3014、アンケート結果3015等を紐付けて記録したものである。
ユーザID3011は、ユーザを一意に識別するユーザ識別情報である。
メールアドレス3012は、ユーザが登録したメールアドレスである。
属性情報3013は、ユーザの属性に関する情報であり、氏名、性別、年齢、居住エリア、趣味嗜好等を記録したものである。
ポイント3014は、ユーザに付与されるポイントであり、例えば商品購入時に金銭の代わりに利用可能なものである。
アンケート結果3015は、ユーザが行ったアンケートの結果に関する記録であり、例えば、店内アンケートや購入後アンケートへの回答結果、アンケート回答の回数等を記録したものである。
ユーザデータ301は、例えば、ユーザが、調査システム1にモニターとして登録を行う際に、必要なデータを入力することにより作成される。前記したように、ユーザID3011やメールアドレス3012はユーザ端末7の記憶部72にも保持される。
図5に示すように、回答時間管理サーバ4は、記憶部に回答時間データ402を保持する。図6(b)は回答時間データ402の例である。回答時間データ402は、例えば、ユーザID3011、店内アンケート回答時間4011、購入後アンケート回答時間4012等を紐付けて記録したものである。
店内アンケート回答時間4011は、ユーザが店内アンケートに回答した日時を示す。
購入後アンケート回答時間4012は、ユーザが購入後アンケートに回答した日時を示す。
図5に示すように、アンケートサーバ6は、アンケート手段601を有し、記憶部にアンケートデータ602を保持する。
アンケート手段601は、アンケートサーバ6の制御部が、アンケートの実施に係る処理を実行するものである。この処理には、ユーザへの各種メールの送信、アンケート用サイトの提供、ユーザ端末7から入力されたアンケートの回答データの受信、ユーザへのポイント付与などがある。
アンケートデータ602は、アンケートの実施ならびに回答結果の集計、分析等を行うためのデータであり、各種メールのテキストや、調査対象の商品ごとのアンケート、ユーザ端末7にアンケート画面を表示させるためのデータ、ユーザ端末7から受信した回答データなどが記録される。
図5に示すように、ユーザ端末7は、レシート情報送信手段701、アンケート回答手段702等を有する。
レシート情報送信手段701は、ユーザ端末7の制御部71が、カメラ76でレシート8を撮影した画像をレシート情報としてアンケート管理サーバ2に送信するものである。
アンケート回答手段702は、ユーザ端末7の制御部71が、アンケートサーバ6が提供するアンケート用サイトにアクセスしてアンケート画面を表示部74に表示させ、該画面上で入力されたアンケートに対する回答を、回答データとしてアンケートサーバ6に送信するものである。
(3.調査システム1における調査方法)
続いて、調査システム1における調査方法について説明する。本実施形態では、店内での商品選択時と、商品購入後の2回ユーザにアンケートを行い、それぞれに定めた制限時間等によってアンケートの有効性を判定し、これによりアンケートを選別する。
なお、参加ユーザの登録としては、例えば、アンケート管理サーバ2などが提供するウェブサイト等でモニターを予め募集しておき、参加申し込みとともに必要な情報の登録を行ったユーザのユーザデータ301を、ユーザデータ管理サーバ3に登録する。ユーザのユーザ端末7には、アンケート管理サーバ2などから登録を完了した旨のメールを送信する。なお、参加ユーザの登録方法はこれに限らず、例えばポイントカード会員などの別のデータベースを利用する方法もある。
調査対象の商品としては、例えば、「チョコ菓子」など調査対象の商品ジャンルを予め定めておき、商品データベースサーバ5にて、当該商品ジャンルに対応するレシート上の商品名を設定しておく。また、商品データベースサーバ5をPOSシステムと連携させてレシート上の商品名とPOSシステム上の商品名を関連付けておき、調査対象の商品ジャンルに対応するPOSシステム上の商品名およびレシート上の商品名を定めておいてもよい。ここでは、調査対象の商品を、「チョコ菓子」のような所定の商品ジャンルの商品全般とするが、「△△社の〇〇チョコ」のような特定の商品でもよい。
また、調査時期は自由に定めることができ、例えば年4回など定期的に行う定期調査や、キャンペーン時等に適宜行う個別調査などを実行することができる。調査前には、ユーザデータ管理サーバ3に登録されたユーザからモニターを抽出し、アンケートサーバ6からユーザ端末7に調査予告メールを送信する。
調査予告メールでは、適当な文面とともに、例えば「〇月〇日から〇月△日迄の2週間」などの調査期間、「チョコ菓子」など調査対象の商品ジャンル、後述する店内アンケート用サイトのURL、制限時間や付与ポイントなどの情報を提示しておく。必要に応じて、その他の情報、例えば「○○店」など調査対象店舗の情報等も含ませることができる。調査予告メールは、例えば調査期間開始の2週間前に一度送信した後、調査期間開始の2日前にもう一度送信する。また、調査期間の初日や中頃にアンケートへの参加を薦める旨のメールを別途送信してもよい。
(3−1.商品選択時)
ユーザは、調査期間内に、店内で購入する商品を選択し、ウェブサイト上で店内アンケートに回答する。
図7は、調査方法の手順のうち、商品選択時のアンケートに係る処理を示すフローチャートである。図のS1、S11はユーザ端末7の制御部71が実行する処理であり、S2、S3、S9、S10はアンケートサーバ6の制御部が実行する処理である。S6、S7は回答時間管理サーバ4の制御部が実行する処理であり、その他の処理はアンケート管理サーバ2の制御部21が実行する。
本実施形態では、ユーザ端末7を所持したユーザが、店舗で購入する商品の選択時に、アンケートサーバ6が提供する店内アンケート用のサイトにアクセスし、アンケート画面を表示部74に表示させる。そして、ユーザ端末7は、アンケート画面上でユーザにより入力された店内アンケートに対する回答を、回答データとしてユーザID3011やメールアドレス3012等とともにアンケートサーバ6に送信する(S1)。
店内アンケート用サイトでは、調査対象の商品に応じた店内アンケートを含むアンケート画面が表示される。この店内アンケートでは、例えば「商品の選択時に商品近くのPOPを見ましたか」や、「選択した商品と比較した結果、選択しなかった商品の商品名は何ですか」など、ユーザの商品購買行動に関する質問を行うことができる。特定の商品についての質問を行うことも可能である。さらに、指定した回答方法によらない回答がある等、受信した回答データにエラーがある場合には、再度アンケート画面をユーザ端末7に送信して表示させ、再回答を促してもよい。
アンケートサーバ6は、店内アンケートの回答等を受信する(S2)と、回答を受取った旨の受信連絡をユーザID3011等とともにアンケート管理サーバ2に送信する(S3)。受信連絡には、S2で店内アンケートの回答を受信した日時が含まれる。本実施形態では、この受信日時を店内アンケートの回答時間として扱う。ただし、これに限ることはない。
アンケート管理サーバ2は、上記の受信連絡等を受信すると(S4)、店内アンケートの回答時間登録要求を回答時間管理サーバ4に送信する(S5)。回答時間登録要求には、例えば、ユーザID3011や上記した店内アンケートの回答の受信日時が含まれる。
回答時間管理サーバ4は、上記の回答時間登録要求を受信すると(S6)、店内アンケートの回答の受信日時を店内アンケート回答時間4011とし、ユーザID3011と紐付けて回答時間データ402として登録する(S7)。
アンケート管理サーバ2は、上記の回答時間登録要求を行う一方、購入後アンケート用サイトのURL送信依頼をアンケートサーバ6に送信する(S8)。このURL送信依頼には、例えば、購入後アンケート用サイトのURLやユーザID3011が含まれる。
アンケートサーバ6は、上記のURL送信依頼を受信する(S9)と、ユーザID3011に対応するメールアドレス3012に、購入後アンケート用サイトのURLを送信する(S10)。ユーザ端末7は、購入後アンケート用サイトのURLを受信する(S11)。
(3−2.商品購入後)
ユーザは、店内アンケートの回答後、所定の制限時間内に、選択した商品をレジにて購入し、レジで発行されたレシート8を受け取る。また、ユーザは、レシート発行時間83から所定の制限時間内に、自宅等で商品購入後のアンケートに回答する。
図7は、調査方法の手順のうち、商品購入後の処理を示すフローチャートである。図のS12、S15、S28、S32はユーザ端末7の制御部71が実行する処理であり、S16、S17、S25〜27、S30、S31はアンケートサーバ6の制御部が実行する処理である。S20、S21は回答時間管理サーバ4の制御部が実行する処理であり、その他の処理はアンケート管理サーバ2の制御部21が実行する。
ユーザは、商品を購入して帰宅した後などに、ユーザ端末7を操作してカメラ76によりレシート8を撮影する。ユーザ端末7は、ユーザの入力に応じてレシート8を撮影し、そのレシート画像を、レシート情報としてユーザID3011等とともにアンケート管理サーバ2に送信する(S12)。
アンケート管理サーバ2は、レシート画像等を受信すると(S13)、レシート画像から、OCR処理等によりレシート発行時間83、商品名84等を読み取って取得し(S14)、ユーザID3011と対応付けて記憶する。
また、ユーザは、ユーザ端末7にてアンケートサーバ6が提供する購入後アンケート用のサイトにアクセスし、アンケート画面を表示部74に表示させる。そして、ユーザ端末7は、アンケート画面上でユーザにより入力された購入後アンケートに対する回答を、回答データとしてユーザID3011やメールアドレス3012等とともにアンケートサーバ6に送信する(S15)。
購入後アンケート用サイトでは、調査対象の商品に応じた購入後アンケートを含むアンケート画面が表示される。この購入後アンケートでは、例えば「パッケージデザインで目立った所はどこですか」や「商品に満足しましたか」など、購入した商品に関する質問などを行うことができる。前記と同様、特定の商品についての質問を行うことも可能である。また、受信した回答データにエラーがある場合には、再度アンケート画面をユーザ端末7に送信して表示させ、再回答を促してもよい。
アンケートサーバ6は、購入後アンケートの回答等を受信する(S16)と、回答を受取った旨の受信連絡をユーザID3011等とともにアンケート管理サーバ2に送信する(S17)。受信連絡には、S16で購入後アンケートの回答を受信した日時が含まれる。本実施形態では、この受信日時を購入後アンケートの回答時間として扱う。ただし、これに限ることはない。
アンケート管理サーバ2は、前記のレシート画像に加えて、上記の受信連絡等を受信すると(S18)、購入後アンケートの回答時間登録要求を回答時間管理サーバ4に送信する(S19)。回答時間登録要求には、例えば、ユーザID3011や上記した購入後アンケートの回答の受信日時が含まれる。なお、ユーザが店内アンケートを行っておらず、アンケート管理サーバ2が店内アンケートの受信連絡(S3参照)を受け取っていない場合は、上記の回答時間登録要求を行わず、ここでアンケートを無効としてもよい。アンケートを無効とした後の処理は、後述するS29以降の処理と同様である。
回答時間管理サーバ4は、上記の回答時間登録要求を受信すると(S20)、購入後アンケートの回答の受信日時を購入後アンケート回答時間4012とし、ユーザID3011と紐付けて回答時間データ402として登録する(S21)。
また、アンケート管理サーバ2は、アンケートの有効性の判定を行う(S22)。S22では、店内アンケートと購入後アンケートの有効性の判定を行うが、この処理については後述する。
少なくともいずれかのアンケートが有効と判定された場合(S23;「少なくともいずれかが有効」)、アンケート管理サーバ2は、アンケート記録及びポイント付与依頼を、ユーザID3011等とともにアンケートサーバ6に送信する(S24)。
なお、本実施形態では、アンケート記録とポイント付与を、有効とされたアンケートに応じて行うものとする。例えば、店内アンケートが有効とされた場合には店内アンケートの記録と店内アンケート分のポイント付与(例えば、20ポイント)を、購入後アンケートが有効とされた場合には購入後アンケートの記録と購入後アンケート分のポイント付与(例えば、20ポイント)を行うものとする。両アンケートが有効とされた場合には、両アンケートの記録と両アンケート分のポイント付与(例えば、20+20=40ポイント)を行う。ただし、これに限ることはない。例えば、店内アンケートと購入後アンケートの両方が有効なときのみ両アンケートの記録とポイント付与を行う(言い換えれば、いずれか一方のアンケートが無効であれば、両アンケートを無効とする)ことなども可能である。
アンケートサーバ6は、アンケート記録及びポイント付与依頼等を受信する(S25)と、ユーザデータ管理サーバ3に、アンケート記録及びポイント付与要求を、ユーザID3011やアンケートの回答データなどとともに送信する(S26)。これを受信したユーザデータ管理サーバ3は、ユーザID3011に対応するユーザデータ301のアンケート結果3015に回答データ等の記録を行い、ポイント3014を加算する。
また、アンケートサーバ6は、アンケート受取及びポイント付与連絡を、ユーザID3011に対応するメールアドレス3012に送信する(S27)。ユーザ端末7はアンケート受取及びポイント付与連絡を受信する(S28)。これにより、ユーザはアンケートが正しく完了しポイントが付与された事を知ることができる。なお、店内アンケートと購入後アンケートのいずれかが有効で他方が無効であった場合は、その旨を併せて連絡することも可能である。
一方、S22において両方のアンケートが無効と判定された場合(S23;「両方無効」)、アンケート管理サーバ2は、アンケート無効連絡依頼を、ユーザID3011等とともにアンケートサーバ6に送信する(S29)。
アンケートサーバ6は、アンケート無効連絡依頼等を受信する(S30)と、ユーザID3011に対応するメールアドレス3012にアンケート無効連絡を送信する(S31)。ユーザ端末7はアンケート無効連絡を受信する(S32)。これにより、ユーザはアンケートが無効でありポイントが付与されなかった事を知ることができる。
なお、ユーザへのインセンティブとして、店舗への入店時にポイントを付与することなども可能である。この場合は、例えば調査予告メール等で入店連絡用のアドレスを提示しておき、店内でユーザ端末7からこのアドレスにメールを送信すると、1日1回を限度としてポイント付与を行うようにしておく。その他、インセンティブとしては、両方のアンケートが無効となった場合(S23;「両方無効」)にも一定のポイント付与を行うこと等が可能である。また、調査期間内にユーザに付与されるポイントに上限を設けることも可能である。
(3−3.アンケート有効性判定)
次に、S22におけるアンケートの有効性の判定について説明する。図9は、アンケートの有効性の判定の手順を示すフローチャートである。
アンケート管理サーバ2は、S22において、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれているか否かの判定(S221)、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか否かの判定(S223)、及び、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあるか否かの判定(S226)を行う。
これらの判定の具体的な方法は特に限定されないが、例えば、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれているか否かの判定(S221)については、S14(図8参照)で取得した全ての商品名84を含んだ問い合わせを商品データベースサーバ5に送信して行うことができる。商品データベースサーバ5は、問い合わせを受信すると、商品名84の商品の中に調査対象に該当するものがあるか判定し、判定結果をアンケート管理サーバ2に送信する。
また、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか否かの判定(S223)、及び、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあるか否かの判定(S226)については、例えば、S14で取得したレシート発行時間83を含んだ問い合わせをユーザID3011等とともに回答時間管理サーバ4に送信して行うことができる。回答時間管理サーバ4は、問い合わせを受信すると、ユーザID3011に対応する回答時間データ402を参照し、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか否かの判定、及び、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあるか否かの判定を行い、判定結果をアンケート管理サーバ2に送信する。
本実施形態において、アンケート管理サーバ2は、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれていない場合(S221;「NO」)、ユーザが調査対象の商品を購入しなかったとして、店内アンケートと購入後アンケートの両方を無効とする(S222)。
一方、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれている場合(S221;「YES」)、アンケート管理サーバ2は、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあれば(S223;「YES」)、店内アンケートを有効とする(S224)。一方、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間の経過後である場合(S223;「NO」)、店内アンケートを無効とする(S225)。
また、アンケート管理サーバ2は、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあれば(S226;「YES」)、購入後アンケートを有効とする(S227)。一方、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間の経過後である場合(S226;「NO」)、購入後アンケートを無効とする(S228)。
以上説明したように、本実施形態の調査システム1では、商品選択時のアンケートについて、アンケート回答から選択商品の購入までの経過時間に基づく選別を行うので、店内で比較的短時間(例えば、1時間)の間に商品選択・アンケート回答から商品購入までの行動を行ったユーザのアンケート結果を有効とすることができる。従って、回答者が自身の購買行動をよく覚えている間に行ったアンケートを有効とでき、詳細な購買行動についての質問を行う場合にも、より信頼性の高い回答が得られる。また商品購入前にアンケートを行うので、同様のアンケートを商品購入後に行う場合に比べ、手荷物の少ない身軽な状態でユーザがアンケートに回答できる。
また、本実施形態では、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか否か、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれるか否かを判定するので、店内アンケートへの回答から制限時間内に調査対象の商品の購入を行ったユーザのアンケートを有効とすることができる。さらに、商品購入後の一定時間の間にもアンケートを行うことで、商品選択時のアンケートと商品購入後のアンケートとで、各アンケートに適した異なる質問を行うことができ好ましい。例えば、商品選択時のアンケートではユーザの購買行動についての質問を行うのに対し、商品購入後のアンケートでは購入した商品についてのアンケートを行う。制限時間として比較的長めの時間(例えば、24時間)を設定しておくと、ユーザは、商品購入後に自宅等で落ち着いてアンケートを行うことができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末7によって撮影したレシート画像を用いることにより、レシート発行時間83や購入した商品名84などのレシート情報を好適に取得できる。また、店舗のレジ端末等に新たな設備、機能を設置する必要がなく、既存の設備でアンケート調査を実施することが可能である。
なお、レシート画像のレシート発行時間83や商品名84等の読取はユーザ端末7側で行ってもよく、この場合は、読取ったレシート発行時間83や商品名84等をレシート情報としてアンケート管理サーバ2に送信すればよい。
また、アンケートの有効性の判定方法やアンケートの内容も本実施形態に限ることはない。例えば、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれているか否かの判定(S221)では、「チョコ」のように調査対象の商品のキーワードのみ定め、商品名84のいずれかに当該キーワードが含まれていれば調査対象の商品が有ると判定することもできる。
あるいは、アンケート実施者がレシート画像のレシート発行日時83や商品名84を目視してこれらの情報をアンケート管理サーバ2等に入力するか、もしくは、目視したレシート発行日時83や商品名84から、商品名84の商品の中にアンケートの調査対象が含まれているか、レシート発行時間83が店内アンケート回答時間4011から所定の制限時間内にあるか、購入後アンケート回答時間4012がレシート発行時間83から所定の制限時間内にあるか等の判断を行い、その結果をアンケート管理サーバ2等に入力してもよい。前記のS23の判定は、これらの入力に応じてアンケート管理サーバ2等が行うこともできる。
さらに、購入後アンケートは省略することも可能である。この場合は、前記のS14においてアンケート管理サーバ2がレシート発行時間83と商品名84を取得した後、S22に進んでアンケートの有効性の判定を行えばよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、レシート画像の代わりに、商品購入時に発行される電子レシートを用いて調査を行う例である。第2の実施形態は、第1の実施形態と異なる点について説明し、同様の点については図等で同じ符号を付すなどして説明を省略する。
図10は本発明の第2の実施形態に係る調査システム1aの構成を示す図である。この調査システム1aでは、アンケート管理サーバ2、ユーザデータ管理サーバ3、回答時間管理サーバ4、商品データベースサーバ5、アンケートサーバ6、ユーザ端末7の他、電子レシート発行装置11がネットワーク9に接続される。
電子レシート発行装置11は店舗のレジ等に設置され、その制御部により、ユーザの商品購入時に電子レシートを発行する。この電子レシートはネットワーク9を介してアンケート管理サーバ2に送信される他、電子レシート発行装置11にかざしたユーザ端末7へも送信される。ユーザ端末7への送信は、RFID(Radio Frequency Identification)等の無線通信により行うことができ、この時ユーザ端末7側からユーザID3011等の情報を取得する。
図11は、電子レシート8aのデータの例を示す図である。電子レシート8aは、商品購入時の明細を記録した電子データであり、店舗情報81、レシート発行時間83、商品名84とその商品価格85、合計金額86等のデータを有する。これらのデータの内容は、第1の実施形態においてレシート8について説明したものと略同様である。
図12は、調査システム1aの機能構成を示す図である。この調査システム1aは、電子レシート発行装置11がレシート情報送信手段1101を有する点で第1の実施形態と異なる。
レシート情報送信手段1101は、電子レシート発行装置11の制御部が、ユーザの商品購入時の電子レシート8aをレシート情報としてアンケート管理サーバ2に送信するものである。
図13は、第2の実施形態の調査システム1aにおける調査方法の手順のうち、商品購入後の処理を示すフローチャートである。第2の実施形態の調査システム1aによる調査方法は、第1の実施形態と略同様であるが、アンケート管理サーバ2へのレシート情報の送信の点で異なる。
すなわち、第2の実施形態では、ユーザの商品購入時に、電子レシート発行装置11が、電子レシート8aをユーザID3011等とともにアンケート管理サーバ2に送信する。アンケート管理サーバ2は、電子レシート発行装置11から電子レシート8a等を受信して(S13’)、電子レシート8aのレシート発行時間83、商品名84等を取得する(S14)。購入後アンケートについては第1の実施形態と同様に行われ(S15)、以降の手順(S16〜S32)は第1の実施形態と同様となる。
この第2の実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、第2の実施形態ではレシート発行時間83や商品名84等のレシート情報をより正確に取得できる利点がある。
なお、本実施形態のように電子レシート8aが発行される場合、電子レシート8aを受信したユーザ端末7から、電子レシート8aをレシート情報としてアンケート管理サーバ2に送信してもよい。この場合の調査方法の手順は、第1の実施形態で説明した手順のS12(図8参照)において、レシート画像の代わりに電子レシート8aをユーザ端末7からアンケート管理サーバ2に送信するものとなる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a;調査システム
2;アンケート管理サーバ
3;ユーザデータ管理サーバ
4;回答時間管理サーバ
5;商品データベースサーバ
6;アンケートサーバ
7;ユーザ端末
8;レシート
8a;電子レシート
9;ネットワーク
11;電子レシート発行装置
201;レシート情報取得手段
202;経過時間判定手段
203;調査対象商品判定手段
204;回答時間登録手段
205;アンケート記録手段
701、1101;レシート情報送信手段

Claims (13)

  1. サーバとユーザ端末がネットワークを介して接続される調査システムであって、
    前記サーバは、
    レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、
    前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、
    を具備し、
    前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とする調査システム。
  2. 前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った前記商品選択時のアンケートの回答時間から前記所定の制限時間内にあるか否かを判定する経過時間判定手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の調査システム。
  3. 前記レシート情報は商品名を含み、
    前記サーバは、
    前記商品名の商品の中にアンケートの調査対象が含まれるか否かを判定する調査対象商品判定手段を更に具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の調査システム。
  4. 前記経過時間判定手段は、更に、前記ユーザ端末にて行った商品購入後のアンケートの回答時間が、前記レシート発行時間から所定の制限時間内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項2記載の調査システム。
  5. 前記レシート情報取得手段は、前記レシート情報として、前記ユーザ端末によって撮影されたレシート画像を前記ユーザ端末から受信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の調査システム。
  6. 前記レシート情報取得手段は、電子レシートによって前記レシート情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の調査システム。
  7. サーバとユーザ端末がネットワークを介して接続される調査システムにおける調査方法であって、
    前記サーバが、
    レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するステップと、
    前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うステップと、
    を実行し、
    前記アンケート結果についての記録を行うステップでは、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とする調査方法。
  8. ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバであって、
    レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、
    前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、
    を具備し、
    前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするサーバ。
  9. サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末であって、
    ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段を具備し、
    前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするユーザ端末。
  10. ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバを、
    レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、
    前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、
    して機能させ、
    前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするプログラム。
  11. サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末を、
    ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段として機能させ、
    前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするプログラム。
  12. ユーザ端末とネットワークを介して接続されるサーバを、
    レシート発行時間を含む、ユーザの商品購入時のレシート情報を取得するレシート情報取得手段と、
    前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録を行うアンケート記録手段と、
    して機能させ、
    前記アンケート記録手段は、前記レシート発行時間が、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録を行うことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  13. サーバとネットワークを介して接続されるユーザ端末を、
    ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケートの回答を送信するアンケート回答手段として機能させ、
    前記商品選択時のアンケートの回答時間は、前記サーバによる、前記ユーザ端末にて行った商品選択時のアンケート結果についての記録に用いられ、ユーザの商品購入時のレシート情報に含まれるレシート発行時間が前記商品選択時のアンケートの回答時間から所定の制限時間内にあるか否かに応じたアンケート記録が行われることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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