JP2016035645A - 触覚ディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴミの付着を抑制しつつ超音波によって触感をユーザーに提供する触覚ディスプレイを提供する。【解決手段】中空に画像を表示するディスプレイ10と、画像の表示領域に、生体の皮膚にある触覚受容器を刺激する刺激超音波を発生する触覚部30と、触覚部を収納空間に収納する収納部70と、を有する。表示領域は収納空間の外に位置しており、収納部は、刺激超音波を集音して、表示領域に刺激超音波を出力する音響レンズ71を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像とともに触感をユーザーに提供する触覚ディスプレイに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、皮膚表面に空気を介して超音波を照射し、皮膚の触覚受容器を刺激することによって触感を人工的に生成する触覚装置が提案されている。
上記した触覚装置にゴミなどが付着した場合、それによって超音波を照射することが困難となる虞がある。これに対して触覚装置を収納部内に設けることも考えられるが、この収納部を構成する壁面のために触覚受容器に出力される超音波の出力が弱まり、触感が小さくなる虞がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、ゴミの付着を抑制しつつ超音波によって触感をユーザーに提供する触覚ディスプレイを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するための第1発明は、中空に画像を表示するディスプレイ(10)と、画像の表示領域に、生体の皮膚にある触覚受容器(200)を刺激する刺激超音波を発生する触覚部(30)と、触覚部を収納空間に収納する収納部(70)と、を有し、表示領域は収納空間の外に位置しており、収納部は、刺激超音波を集音して、表示領域に刺激超音波を出力する音響レンズ(71)を有することを特徴とする。
これによれば収納部(70)によってゴミなどの異物が触覚部(30)に付着することが抑制される。また収納部(70)は音響レンズ(71)を有するので、触覚部(30)を収納部(70)の収納空間に配置しつつ、音響レンズ(71)を介して刺激超音波を収納空間の外に位置する表示領域に出力することができる。これにより、単に収納空間内に触覚部が配置された構成と比べて、表示領域における刺激超音波の出力が弱まることが抑制される。
なお、特許請求の範囲に記載の請求項、および、課題を解決するための手段それぞれに記載の要素に括弧付きで符号をつけている。この括弧付きの符号は実施形態に記載の各構成要素との対応関係を簡易的に示すためのものであり、実施形態に記載の要素そのものを必ずしも示しているわけではない。括弧付きの符号の記載は、いたずらに特許請求の範囲を狭めるものではない。
以下、本発明を車両のディスプレイに適用した場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7に基づいて、本実施形態に係る触覚ディスプレイ100を説明する。この触覚ディスプレイ100は車両に設けられるものであり、図1に示すように車両のシートに着座したユーザーによって操作される。触覚ディスプレイ100は、ディスプレイ10、判定部20、触覚部30、および、収納部70を有する。ディスプレイ10は画像を中空に表示するものであり、判定部20は画像の表示領域に例えばユーザーの指などが位置したか否かを判定するものである。触覚部30は刺激超音波をユーザーに印加することで触感をユーザーに与えるものであり、収納部70は触覚部30を収納するものである。図示しないが表示領域におけるユーザーの指の有無を判定する静電センサがディスプレイに埋め込まれており、この静電センサの検出信号に基づいて判定部20は表示領域にユーザーの指が位置するか否かを判定する。判定部20は表示領域にユーザーの指が位置したか否かの判定信号を触覚部30へ出力する。触覚部30は判定部20の判定信号に応じて刺激超音波を発生する。すなわち触覚部30は表示領域にユーザーの指が位置する旨の含まれた判定信号を受信した場合、画像に応じた刺激超音波を発生する。こうすることで画像に応じた触感をユーザーに与える。これとは反対に触覚部30は表示領域にユーザーの指が位置しない旨の含まれた判定信号を受信した場合、刺激超音波を発生しない。
(第1実施形態)
図1〜図7に基づいて、本実施形態に係る触覚ディスプレイ100を説明する。この触覚ディスプレイ100は車両に設けられるものであり、図1に示すように車両のシートに着座したユーザーによって操作される。触覚ディスプレイ100は、ディスプレイ10、判定部20、触覚部30、および、収納部70を有する。ディスプレイ10は画像を中空に表示するものであり、判定部20は画像の表示領域に例えばユーザーの指などが位置したか否かを判定するものである。触覚部30は刺激超音波をユーザーに印加することで触感をユーザーに与えるものであり、収納部70は触覚部30を収納するものである。図示しないが表示領域におけるユーザーの指の有無を判定する静電センサがディスプレイに埋め込まれており、この静電センサの検出信号に基づいて判定部20は表示領域にユーザーの指が位置するか否かを判定する。判定部20は表示領域にユーザーの指が位置したか否かの判定信号を触覚部30へ出力する。触覚部30は判定部20の判定信号に応じて刺激超音波を発生する。すなわち触覚部30は表示領域にユーザーの指が位置する旨の含まれた判定信号を受信した場合、画像に応じた刺激超音波を発生する。こうすることで画像に応じた触感をユーザーに与える。これとは反対に触覚部30は表示領域にユーザーの指が位置しない旨の含まれた判定信号を受信した場合、刺激超音波を発生しない。
図2および図3に示すように触覚部30は、基板40、超音波素子群50、および、制御部60を有する。基板40の一面40aに複数の超音波素子51が設けられ、これら複数の超音波素子51によって超音波素子群50が構成されている。超音波素子群50を構成する複数の超音波素子51それぞれは、制御部60によって駆動制御される。図3に曲線で示すように、複数の超音波素子51それぞれから超音波が発振されるが、超音波は山と谷とを有するので、各超音波素子51から出力された超音波は互いに強めあったり、弱めあったりする。超音波が互いに強めあう位置や、互いに弱めあう位置は、各超音波素子51から出力される超音波の出力タイミングによって決定される。図3は、一面40aの上方の触覚提供位置Aにおいて特に超音波が強めあうように、超音波素子51の超音波の出力タイミングが制御部60によって調整されている状態を示している。
基板40は、絶縁性を有するものであり、本実施形態では平板形状となっている。基板40の一面40aは、互いに直交の関係にあるx方向とy方向とによって規定されるx−y平面に沿っており、この一面40aに超音波素子51が形成されている。これにより、超音波は一面40aから離れる方向に発振される。
超音波素子51は、圧電素子52、および、所定の周波数に設定された共振器53(音響整合層)から成る。圧電素子52に後述する位相制御信号のパルスが断続的に入力されることで圧電素子52が振動し、共振器53から超音波が発せられる。図1に示すように複数の超音波素子51は、一面40a上にアレイ状に配置されている。この一面40aに形成された全ての超音波素子51によって超音波素子群50が構成されている。1つの触覚提供位置(例えば、図2および図3に示す触覚提供位置A)に形成される集中点は、超音波素子群50を構成する一部の超音波素子51によって形成される。具体的に言えば、形成する集中点の下方に位置する所定範囲に含まれる複数の超音波素子51によって、集中点が形成される。この所定範囲は集中点の強度と他に形成する集中点の位置と数に応じて決定される。制御部60は、触覚提供位置が変動する度に、その変動に応じて位相制御信号を出力する超音波素子51を変動する。なお本実施形態では複数の超音波素子51から出力される超音波の強度は同一になっている。
超音波素子51は、図4に示す生体(人間)の皮膚にある触覚受容器200を刺激する刺激超音波を発振する。人間の皮膚は表層から内側に向かって、表皮、真皮、皮下組織がある。触覚受容器200として、真皮に位置するメルケル細胞201とマイスナー小体202、および、皮下組織に位置するパチニ小体203がある。図5に実線、破線、一点鎖線で示すように、これら受容器201〜203それぞれは、超音波の周波数に応じて反応する量が異なる。図5に一点鎖線で示すようにメルケル細胞201は、どのような周波数でもほぼ一定の反応を示す。しかしながら図5に破線で示すように、マイスナー小体202はおよそ50Hzで最も大きく反応する。そして図5に実線で示すように、パチニ小体203はおよそ100Hzで最も大きく反応する。本実施形態では刺激超音波の周波数として、100Hzと200Hzを採用しており、主としてパチニ小体203を刺激することで生体に触覚を提供する。
制御部60は、上記した刺激超音波を複数の超音波素子51それぞれから発生させるものである。制御部60は、複数の超音波素子51それぞれの発振タイミングが決定された位相制御信号を複数の超音波素子51それぞれに出力する。位相制御信号はパルス信号であり、複数の超音波素子51それぞれに入力されるパルス信号の立ち上がりエッジは、触覚提供位置に応じて決定される。これら立ち上がりエッジの調整されたパルス信号を各超音波素子51に入力することで、触覚提供位置に複数の超音波素子51から発せられる超音波の位相が高めあう集中点を形成する。これにより触覚提供位置に生体が位置した時に受容器201〜203が刺激され、生体に触覚が提供される。後述するように超音波素子51から出力された刺激超音波は音響レンズ71によって集音される。したがって制御部60は上記した集中点が音響レンズ71によって集音された結果生じるように、位相制御信号に含まれるパルス信号の立ち上がりエッジを決定している。
制御部60は判定部20と電気的に接続されている。制御部60は判定部20から入力される判定信号に基づいて、位相制御信号を出力するタイミングを調整する。すなわち制御部60は、表示領域にユーザーの指が位置する旨の含まれた判定信号を受信した場合、画像に応じた触覚提供位置に集中点が形成されるように位相制御信号を複数の超音波素子51に出力する。これとは反対に表示領域にユーザーの指が位置しない旨の含まれた判定信号を受信した場合、制御部60は位相制御信号を超音波素子51に出力せず、刺激超音波を発生させない。また上記したように制御部60は、触覚提供位置が変動する度に、その変動に応じて位相制御信号を出力する超音波素子51を変動する。こうすることで触覚提供位置に応じた超音波素子51から超音波が出力される。本実施形態では触覚提供位置が主として形成される領域が3つあり、この3つの領域それぞれに応じた複数の超音波素子51それぞれが独立して超音波を出力することが可能となっている。
上記したように収納部70は触覚部30を収納するものである。図6および図7において点線で囲って示すように、ディスプレイ10によって画像の表示される表示領域は収納部70の収納空間の外に位置している。収納部70には音響レンズ71が形成されており、この音響レンズ71によって破線で示す刺激超音波が集音され、表示領域に刺激超音波が出力される。収納部70はシリコンから成り、音響レンズ71も同様にしてシリコンからなる。本実施形態では収納部70における触覚部30の上方に位置する上壁部に3つの音響レンズ71が形成されている。ディスプレイ10は3つの音響レンズ71それぞれの上方に画像としてスイッチを表示する。音響レンズ71は触覚部30から出力された刺激超音波を中空に表示されたスイッチに出力して集中点を形成する。これにより中空に表示されたスイッチにユーザーの指が触れると、ユーザーにスイッチに触れた触感が提供される。なお、画像に表示されたスイッチにユーザーが触れることが上記した静電センサによって検出されると、ディスプレイ10に内蔵されたCPUはユーザーによってスイッチの選択がなされたと判断し、ディスプレイ10に新たな第1画像を表示する。
本実施形態では図7に示すように収納部70の上壁部に圧力センサ72が設けられており、この圧力センサ72によって音響レンズ71に印加された圧力が検出される。音響レンズ71に圧力が印加されたことが圧力センサ72によって検出されると、ディスプレイ10に内蔵されたCPUはユーザーによってスイッチの選択がなされたと判断し、ディスプレイ10に新たな第2画像を表示する。この第2画像は上記した第1画像とは異なっている。このようにディスプレイ10によって中空に表示されるスイッチと、音響レンズ71によって構成されるスイッチとは互いに異なる画像を表示するためのスイッチとなっている。
次に本実施形態に係る触覚ディスプレイ100の作用効果を説明する。上記したように触覚部30は収納部70に収納されている。これによればゴミなどの異物が触覚部30に付着することが抑制される。また収納部70には音響レンズ71が形成されている。これによれば触覚部30を収納部70の収納空間に配置しつつ、音響レンズ71を介して刺激超音波を収納空間の外に位置する表示領域に出力することができる。これにより、単に収納空間内に触覚部が配置された構成と比べて、表示領域における刺激超音波の出力が弱まることが抑制される。さらに言えば触覚部10をユーザーが視認することが抑制される。
触覚部30は表示領域にユーザーの指などが位置する旨の含まれた判定信号を受信した場合、画像に応じた刺激超音波を発生して触感をユーザーに与える。これとは反対に表示領域にユーザーが位置しない旨の含まれた判定信号を受信した場合、触覚部30は刺激超音波を発生しない。これによれば画像が表示されている間、常時刺激超音波が出力される構成と比べて、刺激超音波の出力とともに生成される可聴域の音響ノイズをユーザーが聴覚することが抑制される。
ディスプレイ10によって中空に表示されるスイッチと、音響レンズ71によって構成されるスイッチとは互いに異なる画像を表示するためのスイッチとなっている。このように音響レンズ71が画像を切り換えるためのボタンとして活用されるので、音響レンズとは別のボタンが収納部に設けられる構成と比べて、部品点数の増大が抑制される。
触覚部30は、触覚提供位置が変動する度に、その変動に応じて位相制御信号を出力する超音波素子51を変動する。これによれば全ての超音波素子から刺激超音波が出力される構成と比べて、消費電力が低減される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では触覚ディスプレイ100が車両に設けられる例を示した。しかしながら触覚ディスプレイ100の適用としては上記例に限定されない。例えば、ゲーム、携帯電話、3Dテレビ、インターネットショッピングなどに適用することができる。いずれに適用した場合においても、ディスプレイ10によって中空に画像表示されたスイッチなどを人間が触れた際、その画像を触れている触覚を人間に提供することができる。
本実施形態ではディスプレイに埋め込まれた静電センサによって表示領域におけるユーザーの指などの有無を判定する例を示した。しかしながら表示領域にユーザーの指が位置するか否かを判定する素子としては上記例に限定されず、例えばカメラを採用することもできる。
本実施形態では触覚部30は表示領域にユーザーの指が位置する旨の含まれた判定信号を受信した場合に刺激超音波を発生する例を示した。しかしながら触覚部30はディスプレイ10によって中空に画像が表示された際、その表示領域にユーザーの指が位置するか否かに依らずに刺激超音波を発生してもよい。
本実施形態では超音波素子51が、圧電素子52、および、共振器53から成る例を示した。しかしながら超音波素子51としては上記例に限定されず、超音波を発振できるものであれば適宜採用することができる。
本実施形態では複数の超音波素子51がアレイ状に配置された例を示した。しかしながら複数の超音波素子51の配置としては上記例に限定されない。例えば複数の超音波素子51が同心円状に配置された構成を採用することができる。
本実施形態では図2に示すように基板40の一面40aが矩形である例を示した。しかしながら一面40aの形状として上記例に限定されず、例えば図8に示すように一面40aが円形である構成を採用することもできる。
本実施形態では触覚提供位置に応じた複数の超音波素子51から超音波が出力される例を示した。しかしながら図8に示すように全ての触覚提供位置に対して全ての超音波素子51から刺激超音波が出力される構成を採用することもできる。若しくは複数の基板40を用意し、各基板40に1つの触覚提供位置に応じた複数の超音波素子51が形成された構成を採用することもできる。
本実施形態では超音波素子51から出力される刺激超音波の周波数が、100Hz,200Hzである例を示した。しかしながら刺激超音波の周波数としては上記例に限定されない。例えばマイスナー小体202を刺激するべく、50Hzや75Hzを採用することもできる。
本実施形態ではユーザーが着座状態で触覚ディスプレイ100を操作する例を示した。しかしながらユーザーが立ちながら触覚ディスプレイ100を操作してもよい。
本実施形態では3つの音響レンズ71が収納部70に形成された例を示した。しかしながら音響レンズ71の数としては上記例に限定されず、1つでも、2つでも、4つ以上でもよい。
収納部70はシリコンから成り、音響レンズ71も同様にしてシリコンからなる例を示した。しかしながら収納部70の壁部を構成する材料と、音響レンズ71を構成する材料とを異ならせてもよい。すなわち、収納部70の壁部と音響レンズ71とを一体的に形成しなくともよい。
本実施形態では音響レンズ71が形成された収納部70の上壁部に圧力センサ72が設けられた例を示した。しかしながら圧力センサ72は無くともよい。すなわち、音響レンズ71がスイッチとしての機能を果たさなくともよい。
本実施形態では静電センサによって画像に表示されたスイッチにユーザーが触れることが検出された場合に表示される新たな第1画像と、圧力センサ72によって音響レンズ71に圧力が印加されたと検出された場合に表示される新たな第2画像とが異なる例を示した。しかしながらいずれの場合においても同一の新たな画像がディスプレイ10に表示される構成を採用することもできる。
10…ディスプレイ
30…触覚部
70…収納部
71…音響レンズ
100…触覚ディスプレイ
200…触覚受容器
30…触覚部
70…収納部
71…音響レンズ
100…触覚ディスプレイ
200…触覚受容器
Claims (5)
- 中空に画像を表示するディスプレイ(10)と、
前記画像の表示領域に、生体の皮膚にある触覚受容器(200)を刺激する刺激超音波を発生する触覚部(30)と、
前記触覚部を収納空間に収納する収納部(70)と、を有し、
前記表示領域は前記収納空間の外に位置しており、
前記収納部は、前記刺激超音波を集音して、前記表示領域に前記刺激超音波を出力する音響レンズ(71)を有することを特徴とする触覚ディスプレイ。 - 前記ディスプレイによって中空に表示された前記画像の前記表示領域に生体が位置したか否かを判定する判定部(20)を有し、
前記触覚部は、前記判定部によって前記画像の前記表示領域に生体が位置したことが検出された場合に、前記刺激超音波を発生することを特徴とする請求項1に記載の触覚ディスプレイ。 - 前記音響レンズに印加される圧力を検出する圧力センサ(72)を有し、
前記ディスプレイは、前記判定部によって前記画像の前記表示領域に生体が位置したと検出された場合に前記画像を切り換えて新たな第1画像を表示し、前記圧力センサによって前記音響レンズに圧力が印加されたと検出された場合に前記画像を切り換えて前記第1画像とは異なる新たな第2画像を表示することを特徴とする請求項2に記載の触覚ディスプレイ。 - 前記触覚部は、複数の超音波素子(51)と、前記刺激超音波を複数の前記超音波素子から発生させる制御部(60)と、を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の触覚ディスプレイ。
- 前記制御部は、発振タイミングが決定された位相制御信号を複数の前記超音波素子に出力することで、触覚提供位置(A)に複数の前記超音波素子から発せられる前記刺激超音波の位相が高めあう集中点を形成し、前記触覚提供位置に前記生体が位置した時に前記触覚受容器を刺激して、前記生体に触覚を提供しており、
前記制御部は、前記触覚提供位置が変動する度に、その変動に応じて前記位相制御信号を出力する前記超音波素子を変動することを特徴とする請求項4に記載の触覚ディスプレイ。
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Cited By (3)
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JP2019207488A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | 富士フイルム株式会社 | 超音波触覚ディスプレイ |
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2014
- 2014-08-01 JP JP2014157944A patent/JP2016035645A/ja active Pending
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