JP2016034618A - 活性汚泥処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の膜分離活性汚泥装置よりもコストを低減する。
【解決手段】活性汚泥処理システム100は、活性汚泥および被処理物が混合された混合液が滞留され、活性汚泥によって被処理物を分解する反応槽110と、反応槽110に設けられた排出口112と、反応槽110内に配され、複数の孔が形成された本体部を有し、本体部の外面から内面へ混合液の一部が通過し、通過した濾液を排出口112へ導くとともに、外面で混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉するフィルタ部120と、本体部の外面に気泡を接触させ、外面に付着した付着物を離脱させる散気部130と、を備え、本体部に形成された孔の孔径は、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさである。
【選択図】図1

Description

本発明は、活性汚泥を用いて排水中の有機物を分解したり、アンモニアを酸化したりする活性汚泥処理システムに関する。
従来、反応槽および沈殿池を含んで構成され、下水や廃水といった排水を活性汚泥で浄化する活性汚泥装置が知られている。なお、活性汚泥は、好気性細菌を主体とする微生物を含む汚泥であり、汚泥の多くは凝集性を有してフロックとなっている。ここでは、フロック状の汚泥のみならず、分散して活性汚泥装置から流出するような汚泥も活性汚泥に含めて説明する。
このような活性汚泥装置において、反応槽は活性汚泥を保持しており、当該反応槽に排水が供給されると、活性汚泥によって排水中の有機物等の被処理物が分解され、排水が浄化されて浄化水となる。反応槽において生成された浄化水は、活性汚泥とともに沈殿池に供給され、沈殿池において、活性汚泥が沈降分離されて、浄化水が放流されることとなる。一方、沈殿池において沈降分離された活性汚泥は、返送用のポンプによって反応槽に返送されて再利用される。
近年、排水中の有機物(被処理物)の高濃度化が進み、活性汚泥装置の処理能力の向上が希求されている。上述した従来の活性汚泥装置において、処理能力の向上を試みる場合、反応槽の容量を大きくする構成、もしくは、反応槽内の活性汚泥の濃度を高める構成の2つが考えられる。しかし、前者の構成の場合、設置場所が制限されるという課題がある。また、後者の構成の場合、沈殿池における活性汚泥の沈降分離は、重力に依存するため、返送する活性汚泥の濃度を所定以上に増加できず、また、返送流量を大きくすると沈殿池への水量負荷が課題となるため、反応槽内の活性汚泥の濃度向上には限界がある。
そこで、孔径が0.1μm〜0.4μmの精密濾過膜を、反応槽内に浸漬し、精密濾過膜によって濾過された液(濾液)をポンプで吸引して排出する膜分離活性汚泥装置が開発されている(例えば、特許文献1)。膜分離活性汚泥装置では、精密濾過膜によって、ほとんどの活性汚泥を反応槽に留めて高濃度化することができるため、従来の活性汚泥装置と比較して、処理能力を向上しつつ、沈殿池を削減することが可能となる。
特許第4277335号公報
しかし、特許文献1に記載されたような従来の膜分離活性汚泥装置では、精密濾過膜自体のコストが高いといった課題がある。また、孔径が小さいため、目詰まりを起こしやすく、目詰まりを解消するための洗浄を頻繁に行う必要があり、ランニングコストがかかるといった課題があった。
また、従来の膜分離活性汚泥装置では、ほとんどすべての活性汚泥が反応槽に留まることとなり、反応槽内の活性汚泥の濃度を適正に維持するためには、反応槽から適宜、余剰汚泥を引き抜く必要がある。活性汚泥の処理対象である有機物のうち固形有機物は、余剰汚泥とともに排出されてしまうため、余剰汚泥の引き抜きを頻繁に行うと、反応槽における固形有機物の滞留時間が短くなり、固形有機物の分解が十分に行われなくなってしまうという課題もある。
そこで、本発明は、反応槽内に設けられる、活性汚泥を濾過するためのフィルタ部の孔径を工夫することで、従来の膜分離活性汚泥装置よりもコストを低減することができ、また、反応槽における固形有機物の滞留時間を長期化して固形有機物の分解効率を向上させることが可能な活性汚泥処理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の活性汚泥処理システムは、活性汚泥および被処理物が混合された混合液が滞留され、活性汚泥によって被処理物を分解する反応槽と、反応槽に設けられた排出口と、反応槽内に配され、複数の孔が形成された本体部を有し、本体部の外面から内面へ混合液の一部が通過し、通過した濾液を排出口へ導くとともに、外面で混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉するフィルタ部と、本体部の外面に気泡を接触させ、外面に付着した付着物を離脱させる散気部と、を備え、本体部に形成された孔の孔径は、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさであることを特徴とする。
また、排出口から排出された濾液を貯留し、沈降分離を行う沈殿池をさらに備え、沈殿池は、沈降分離を行うことによって得られた処理水を排出する処理水出口を有し、沈殿池は、処理水出口が、反応槽の上端より下方となるように配されるとしてもよい。
また、排出口から排出された濾液を貯留する第1貯留槽と、第1貯留槽に貯留された濾液に凝集剤を導入する凝集剤導入部と、第1貯留槽内において濾液と凝集剤とを第1の攪拌速度で攪拌する第1攪拌部とを含んで構成される第1攪拌装置と、第1攪拌装置において生成された、濾液と凝集剤との混合液を貯留する第2貯留槽と、第2貯留槽内において混合液を第1の攪拌速度より低速の第2の攪拌速度で攪拌する第2攪拌部とを含んで構成される第2攪拌装置と、第2攪拌装置によって生成された混合液を貯留し、沈降分離を行う沈殿池と、をさらに備え、第1貯留槽は、濾液と凝集剤との混合液を排出する混合液出口を有し、第1貯留槽は、混合液出口が、反応槽の上端より下方となるように配されるとしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の活性汚泥処理システムは、活性汚泥および被処理物が混合された混合液が滞留され、活性汚泥によって被処理物を分解する反応槽と、反応槽内に配され、複数の孔が形成された本体部と、本体部に設けられた開口部とを有し、本体部の外面から内面へ混合液の一部が通過し、通過した濾液を開口部へ導くとともに、外面で混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉するフィルタ部と、開口部から濾液を引き抜くポンプと、本体部の外面に気泡を接触させ、外面に付着した付着物を離脱させる散気部と、を備え、本体部に形成された孔の孔径は、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさであることを特徴とする。
また、ポンプを通じて排出された濾液からフロックより小さい活性汚泥を濾過して分離する濾過装置をさらに備えるとしてもよい。
また、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさは、10μm〜100μmのうち、予め設定された大きさであるとしてもよい。
本発明によれば、従来の膜分離活性汚泥装置よりもコストを低減することができ、また、反応槽における固形有機物の滞留時間を長期化して固形有機物の分解効率を向上させることが可能となる。
第1の実施形態にかかる活性汚泥処理システムを説明するための図である。 フィルタ部の具体的な構成を説明するための図である。 フィルタ部と反応槽との接続機構の一例を説明するための図である。 第2の実施形態にかかる活性汚泥処理システムを説明するための図である。 第3の実施形態にかかる活性汚泥処理システムを説明するための図である。 フィルタ部の変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1の実施形態:活性汚泥処理システム100)
図1は、第1の実施形態にかかる活性汚泥処理システム100を説明するための図である。本実施形態の図1では、垂直に交わるX軸、Y軸、Z軸(鉛直方向)を図示の通り定義している。また、図1中、物質の流れを白抜き矢印で示す。
図1に示すように、活性汚泥処理システム100は、反応槽110と、フィルタ部120と、散気部130と、沈殿池140とを含んで構成される。活性汚泥処理システム100は、例えば、上水処理装置、下水処理装置、産業排水処理装置といった水処理装置の工程の、有機物の除去が必要な部分に設置することができる。
反応槽110は、例えば、水槽で構成され、活性汚泥を保持している。また、反応槽110には、排出口112が設けられている。
反応槽110には、被処理物(有機物)を含む排水が導入され、これにより、活性汚泥および被処理物が混合された混合液が反応槽110内に滞留されることとなる。こうして、反応槽110において、活性汚泥と被処理物が接触し、活性汚泥によって被処理物が分解されることとなる。
フィルタ部120は、反応槽110内に配され、混合液を濾過し、濾液を排出口112へ導く。図2は、フィルタ部120の具体的な構成を説明するための図である。本実施形態の図2では、垂直に交わるX軸、Y軸、Z軸(鉛直方向)を図示の通り定義している。また、図2中、物質の流れを白抜き矢印で示す。
図2に示すように、フィルタ部120は、複数の孔が形成された本体部122を含んで構成される。本実施形態において、本体部122は、上端122aが混合液の水面Wより下方に位置するように、すなわち、本体部122が混合液に浸漬されるように、反応槽110内に配される。なお、ここでは、図示を省略するが、本体部122(例えば、本体部122の内部)には、本体部122の形状を維持するための支持材が配されている。
開口部124は、本体部122に形成された穴であり、フィルタ部120は、開口部124と排出口112とが連通するように、反応槽110に接続される。本実施形態において、本体部122は、図2中Y方向に延在した筒部122cを有し、筒部122cの先端に開口部124が形成されている。
図3は、フィルタ部120と反応槽110との接続機構の一例を説明するための図であり、図2の円IIIを拡大した図である。図3に示すように、本実施形態では、接続部材150によって、フィルタ部120と反応槽110とが接続される。具体的に説明すると、接続部材150は、接続管152と、バンド154と、ゴム、エラストマ等で構成された2つのOリング156と、ナット158と、を含んで構成される。
接続管152は、外径が、反応槽110の排出口112の径より極わずかに小さい管であり、接続管152の外周面にはフランジ152aが形成されている。また、接続管152の外周面のうち、フランジ152aによって分割された一方の外周面の一部には、ナット158と螺合する溝152bが形成されている。
フィルタ部120を反応槽110に接続する際には、まず、本体部122に形成された筒部122cに、接続管152の他方(溝152bが形成されていない方)を挿入する。そして、筒部122cの外周面から、接続管152をバンド154で巻き回すことで、本体部122を接続管152に固定する。
続いて、接続管152のフランジ152aと溝152bの間にOリング156を挿着して、接続管152の一方(溝152bが形成されている方)を、反応槽110の内側から排出口112に貫通させる。そして、反応槽110の外側から、接続管152にOリング156を挿着して、さらにナット158を接続管152に螺合させることで、開口部124と排出口112とが連通されて、フィルタ部120が反応槽110に接続されることとなる。
したがって、反応槽110に滞留された混合液は、すべて、フィルタ部120に導かれることとなる。つまり、図2に戻って説明すると、フィルタ部120は、本体部122の外面(外表面)122dから内面122eへ、混合液の一部が通過し、通過した濾液を排出口112へ導くとともに、外面122dで混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉する。
本実施形態において、本体部122に形成された孔の孔径(目開き)は、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさである。
一般的に利用される活性汚泥(MLSS:Mixed Liquor Suspended Solids)の粒径分布を実測した結果を下記の粒径分布表に示す。
Figure 2016034618
活性汚泥の粒径分布を測定したところ、粒径分布表に示すように、212μmを上回る粒径の活性汚泥が全体の約50%を占め、粒径が105μm〜212μmの活性汚泥が約35%を占め、粒径が53μm〜105μmの活性汚泥が約11%を占め、粒径が10μm〜53μmの活性汚泥が約1%を占め、粒径が10μm未満の活性汚泥が約3%を示すことが分かった。
したがって、本体部122の孔の孔径を最大でも100μmとすることで、少なくとも85%の活性汚泥のフロックを反応槽110内に留めておくことが可能となる。
また、被処理物を含む排水(以下、単に「排水」と称する)を反応槽110に導入し続け4種類のフィルタ部120で濾過した場合の、反応槽110内の活性汚泥の濃度変化についてシミュレーションを行った。具体的に説明すると、下記設定表に示す、ケースA、ケースBについて、下記濾過部表に示す4種類のフィルタ部120(本体部122の孔の孔径が、212μm、105μm、53μm、10μm)で濾過した場合の反応槽110内の活性汚泥の増加量ΔXを、下記式(1)を用いて算出した。
ΔX=(aSQ−XQP)/V …式(1)
式(1)において、ΔXは反応槽110内の活性汚泥の濃度の増加量、aは導入されたBODの汚泥転換率(BODの分解率、ここでは、0.4)、Sは排水のBOD濃度、Qは排水の導入流量、Xは反応槽110内の活性汚泥の濃度の初期値、Pは本体部122において活性汚泥が透過する割合、Vは反応槽110の容積を示す。
Figure 2016034618
Figure 2016034618
ケースAでは、反応槽110の容積Vを100m、排水のBOD(Biochemical Oxygen Demand:有機物に相当)濃度Sを200mg/L(一般的な下水に相当)、反応槽110への排水の導入流量Qを250m/day、反応槽110内の活性汚泥(MLSS)の濃度の初期値Xを2500mg/Lとした。また、ケースBでは、反応槽110の容積Vを100m、排水のBOD濃度Sを2000mg/L(一般的な産業排水に相当)、反応槽110への排水の導入流量Qを25m/day、反応槽110内の活性汚泥(MLSS)の濃度の初期値Xを5000mg/Lとした。なお、ケースAは、ケースBと比較して、BOD濃度Sが1/10倍であるものの、導入流量Qが10倍であるため、ケースA、ケースBともにBOD容積負荷は、0.5kg/m/dayとなる。
そうすると、下記シミュレーション結果表に示すように、ケースAにおいては、本体部122の孔の孔径が10μmのときのみ活性汚泥が増加することが分かった。また、ケースBでは、本体部122の孔の孔径が10μm、53μm、105μmのときに活性汚泥が増加することが分かった。
Figure 2016034618
以上より、本体部122の孔の孔径を少なくとも10μm以上とすることで、また、場合によっては100μmまで大きくしても、反応槽110内の活性汚泥の濃度を初期値以上に維持できることが分かった。
つまり、反応槽110内の活性汚泥の濃度を維持するためには、活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする孔の大きさは、10μm〜100μmのうち、予め設定された大きさとするのがよい。したがって、10μm〜100μmのうち、予め設定された大きさの孔径の孔が複数有するように本体部122を形成する。
孔径が10μm〜100μmのうち予め設定された大きさである孔が複数形成された本体部122を備えたフィルタ部120を反応槽110内に配し、反応槽110に滞留された混合液がすべてフィルタ部120に導かれる構成により、反応槽110内の活性汚泥(フロック)の濃度を予め設定され濃度に維持しつつ、余剰汚泥となる活性汚泥を積極的に流出させることができる。これにより、従来の膜分離活性汚泥装置と比較して、反応槽110から余剰汚泥を引き抜く頻度を低減することが可能となる。したがって、反応槽110における固形有機物の滞留時間を長期化することができ、反応槽110における固形有機物の分解効率を向上させることができる。
また、本実施形態にかかるフィルタ部120の本体部122は、従来の膜分離活性汚泥装置の精密濾過膜よりも孔径が大きい。したがって、本体部122のコストが、精密濾過膜よりも安いため、フィルタ部120自体のコストを削減することができる。また、従来の膜分離活性汚泥装置と比較して、目詰まりを起こしにくいため、目詰まりを解消するための洗浄の頻度を低減することができ、ランニングコストを削減することが可能となる。
なお、本体部122の孔の孔径は、排水の特性や許容負荷条件に応じて表2〜表4のようなシミュレーションによって設定すればよい。
図1に戻って説明すると、散気部130は、ブロワ132と、散気管134とを含んで構成され、フィルタ部120の本体部122の外面122dに気泡を接触させる。散気管134は、少なくともフィルタ部120に対応する位置に設けられ、散気管134には、ブロワ132から送出された空気を水中に放出する複数の孔(例えば、孔径が300μm〜1000μm)が形成されている。
散気部130が本体部122の外面122dに気泡を接触させる構成により、本体部122の外面122dに付着した付着物(例えば、捕捉された活性汚泥)を本体部122から離脱させることができる。これにより、活性汚泥による本体部122の目詰まりを抑制することができ、本体部122が目詰まりすることで排出口112を通じた水の流れが停滞してしまう事態を回避することが可能となる。
なお、本実施形態において、散気管134は、活性汚泥による有機物の分解を促進するために、空気(酸素)を混合液中に分散させる機能も有する。
沈殿池140は、反応槽110の排出口112から排出された濾液を貯留し、沈降分離を行う。これにより、濾液に含まれる活性汚泥を沈降分離して、活性汚泥と処理水とに分離することができる。こうして分離された活性汚泥は、余剰汚泥として、後段の処理装置で処理され、処理水は放流されることとなる。
また、本実施形態において、沈殿池140には、沈降分離を行うことによって得られた処理水を排出する処理水出口142が設けられている。沈殿池140は、処理水出口142が、反応槽110の上端110aよりも下方となるように配される。つまり、沈殿池140は、処理水出口142の鉛直方向の位置Taが、反応槽110の上端110aの鉛直方向の位置Tbよりも下方となるように配される。換言すれば、沈殿池140は、貯留した濾液の水位Tcが、反応槽110の水位Tdよりも上方に位置することはない。
かかる構成により、重力方向(図1中、Z方向)の濾液の流れにより、ポンプを使わずとも、沈殿池140に濾液を導くことができる。したがって、濾液を沈殿池140に排出するためのポンプを追加する必要はない。
以上説明したように、本実施形態にかかる活性汚泥処理システム100によれば、従来の膜分離活性汚泥装置よりもコストを低減することができ、また、反応槽110における固形有機物の滞留時間を長期化して固形有機物の分解効率を向上させることが可能となる。
(第2の実施形態:活性汚泥処理システム200)
上記第1の実施形態では、濾液中の活性汚泥を重力で沈降分離する沈殿池140を備えた活性汚泥処理システム100について説明したが、濾液中の活性汚泥が沈降しにくく、沈殿池140のみでは、分離した処理水中の活性汚泥の濃度が放流基準値を満たさない場合もある。そこで、第2の実施形態では、沈殿池140よりも活性汚泥の分離能力が高い手段を備えた活性汚泥処理システム200について説明する。
図4は、第2の実施形態にかかる活性汚泥処理システム200を説明するための図である。本実施形態の図4では、垂直に交わるX軸、Y軸、Z軸(鉛直方向)を図示の通り定義している。また、図4中、物質の流れを白抜き矢印で示す。
図4に示すように、活性汚泥処理システム200は、反応槽110と、フィルタ部120と、散気部130と、凝集沈殿ユニット240とを含んで構成される。なお、上述した活性汚泥処理システム100と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、ここでは、構成の異なる凝集沈殿ユニット240について詳述する。
凝集沈殿ユニット240は、第1攪拌装置250と、第2攪拌装置260と、沈殿池270とを含んで構成される。
第1攪拌装置250は、第1貯留槽252と、凝集剤導入部254と、第1攪拌部256とを含んで構成される。第1貯留槽252は、排出口112から排出された濾液を貯留する。凝集剤導入部254は、例えば、ポンプで構成され、凝集剤供給源から第1貯留槽252に凝集剤を導入する。第1攪拌部256は、第1貯留槽252内において濾液と凝集剤とを第1の攪拌速度で攪拌する。第1攪拌装置250を備える構成により、濾液と凝集剤とを実質的に均一に混合することが可能となる。こうして生成された濾液と凝縮剤との混合液は、後述する第2攪拌装置260の第2貯留槽262に送出されることとなる。
また、本実施形態において、第1貯留槽252には、濾液と凝集剤との混合液を第2貯留槽262に送出する混合液出口252aが設けられている。第1貯留槽252は、混合液出口252aが、反応槽110の上端110aよりも下方となるように配される。つまり、第1貯留槽252は、混合液出口252aの鉛直方向の位置Teが、反応槽110の上端110aの鉛直方向の位置Tbよりも下方となるように配される。換言すれば、第1貯留槽252は、貯留した濾液の水位Tfが、反応槽110の水位Tdよりも上方に位置することはない。
かかる構成により、重力方向(図4中、Z方向)の濾液の流れにより、ポンプを使わずとも、第1貯留槽252に濾液を導くことができる。したがって、濾液を第1貯留槽252に排出するためのポンプを追加する必要はない。
第2攪拌装置260は、第2貯留槽262と、第2攪拌部264とを含んで構成される。第2貯留槽262は、第1攪拌装置250において生成された、濾液と凝集剤との混合液を貯留する。第2攪拌部264は、第2貯留槽262内において、混合液を第1の攪拌速度より低速の第2の攪拌速度で攪拌する。第2攪拌装置260を備える構成により、凝集剤による、濾液中の活性汚泥の凝集を促進することが可能となる。こうして生成された、凝集された活性汚泥(活性汚泥と凝集剤の凝集体)を含む液は、後述する沈殿池270に送出されることとなる。
沈殿池270は、第2攪拌装置260によって生成された混合液(凝集された活性汚泥を含む液)を貯留し、沈降分離を行う。これにより、混合液に含まれる凝集された活性汚泥を沈降分離して、活性汚泥と処理水とに分離することができる。こうして分離された活性汚泥は、余剰汚泥として、後段の処理装置で処理され、処理水は放流されることとなる。凝集沈殿ユニット240を備える構成により、処理水中の活性汚泥の濃度を低減することができる。
(第3の実施形態:活性汚泥処理システム300)
上記第1の実施形態、第2の実施形態では、沈殿池140に貯留した濾液の水位Tcが反応槽110の水位Tdより下方となるように、沈殿池140や第1貯留槽252を配する構成について説明した。しかし、既存の活性汚泥装置では、沈殿池140に貯留した濾液の水位Tcが、反応槽110の水位Tdより高かったり、あるいは、実質的に等しかったりする場合もある。そこで、第3の実施形態では、反応槽と、濾液から活性汚泥を分離する装置との位置関係に制限されず、既存の活性汚泥装置の反応槽においても、活性汚泥のフロックを留めつつ、フロックより小さい活性汚泥を、濾液から活性汚泥を分離する装置に排出することが可能となる活性汚泥処理システム300について説明する。
図5は、第3の実施形態にかかる活性汚泥処理システム300を説明するための図である。図5中、物質の流れを白抜き矢印で示す。
図5に示すように、活性汚泥処理システム300は、反応槽110と、フィルタ部120と、散気部130と、ポンプ340と、濾過装置350とを含んで構成される。なお、上述した活性汚泥処理システム100と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、ここでは、構成の異なるポンプ340、濾過装置350について詳述する。
ポンプ340は、開口部124から濾液を引き抜く。濾過装置350は、例えば、砂濾過器で構成され、ポンプ340を通じて排出された濾液から活性汚泥を濾過して分離する。こうして分離された活性汚泥は、余剰汚泥として、後段の処理装置で処理され、濾液から活性汚泥が分離されることで得られた処理水は放流されることとなる。
開口部124からポンプ340で濾液を引き抜く構成により、反応槽110と、濾液から活性汚泥を分離する装置(濾過装置350)との位置関係に制限されず、濾液を反応槽110から濾過装置350へ送出することができる。したがって、既存の活性汚泥装置の反応槽を利用することができる。
なお、本実施形態では、濾液から活性汚泥を分離する装置として、濾過装置350を例に挙げて説明したが、濾過装置350に代えて、沈殿池140や凝集沈殿ユニット240を採用してもよい。
(実施例)
孔の目開きが35μmの本体部122を有するフィルタ部120を反応槽110に配し、活性汚泥の濃度が3600mg/Lの混合液を通過させて透過流束を測定した。なお、反応槽110の排出口112は大気中に開放とし、反応槽110内の混合液の水位は排出口112より10cm高くなるように混合液を導入した。
その結果、透過流束が約1m/hとなり、ポンプを利用せずとも濾液を排出口112から排出することができることを確認できた。これにより、本実施形態のフィルタ部120の透過流束は、膜分離活性汚泥装置の精密濾過膜の透過流束(約0.4m/day)よりも、50倍大きいことが分かった。したがって、従来の膜分離活性汚泥装置と実質的に同一の処理速度とする場合、本体部122の大きさを小さくすることができ、本体部122に要するコストを低減することができることが分かった。また、従来の膜分離活性汚泥装置の精密濾過膜と実質的に同じ大きさの本体部122を利用することにより、50倍の速度で混合液を濾過できることが確認された。
(変形例)
図6は、フィルタ部120の変形例を説明するための図であり、フィルタ部120を上面から見た図を示す。本実施形態の図6では、垂直に交わるX軸、Y軸、Z軸(鉛直方向)を図示の通り定義している。
図6に示すように、変形例では、図6中X軸方向に亘って5つのフィルタ部120を備える構成について説明するが、フィルタ部120の数は、反応槽110の大きさや混合液の流速等に応じて任意に決定することができる。
フィルタ部120の開口部124には、集水管450が接続される。集水管450は、開口部124に接続された流通管452と、流通管452同士を連通させ、流通管452を通じて回収された濾液を受け入れる回収管454と、回収管454から延伸した延伸管456とを含んで構成される。
そして、集水管450を構成する管のうち、最も下流側に配される延伸管456の下流側端部が排出口112に接続されることとなる。
なお、本実施形態において、集水管450は、可撓性を有するフレキシブル管で構成される。かかる構成により、水位変動や水流等によってフィルタ部120が移動したとしても、フィルタ部120と排出口112とを安定して接続することが可能となる。
また、変形例のフィルタ部120を活性汚泥処理システム300に適用する場合、延伸管456の下流側端部をポンプ340に接続すればよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態において、本体部122全体が混合液に浸漬される構成について説明した。しかし、本体部122の上端122aが混合液の水面Wの上方に配されてもよい。また、本体部122の上端122aが混合液の水面Wの上方に配される場合、上端122aは、開放されていてもよいし、閉鎖されていてもよい。
また、上述した実施形態において、濾液から活性汚泥を分離する分離装置(沈殿池140、凝集沈殿ユニット240、濾過装置350)を備える活性汚泥処理システム100、200、300について説明した。しかし、濾液中の活性汚泥が少なく、何らの処理を施さずとも放流基準値を満たす場合、濾液から活性汚泥を分離する分離装置(沈殿池140、凝集沈殿ユニット240、濾過装置350)を省略してもよい。
また、沈殿池140や第1貯留槽252の水位と実質的に等しい水位の反応槽を利用して、上述した第1、第2の実施形態の活性汚泥処理システム100、200を構成する場合、既存の反応槽の上端から鉛直上方に延在した延在面を形成し、反応槽から混合液が溢れないようにしつつ反応槽の水位を高めることで、反応槽と、沈殿池140や第1貯留槽252との水位差を形成してもよい。
本発明は、活性汚泥を用いて排水中の有機物を分解したり、アンモニアを酸化したりする活性汚泥処理システムに利用することができる。
100、200、300 活性汚泥処理システム
110 反応槽
112 排出口
120 フィルタ部
122 本体部
124 開口部
130 散気部
140、270 沈殿池
142 処理水出口
250 第1攪拌装置
252 第1貯留槽
252a 混合液出口
254 凝集剤導入部
256 第1攪拌部
260 第2攪拌装置
262 第2貯留槽
264 第2攪拌部
340 ポンプ
350 濾過装置

Claims (6)

  1. 活性汚泥および被処理物が混合された混合液が滞留され、該活性汚泥によって該被処理物を分解する反応槽と、
    前記反応槽に設けられた排出口と、
    前記反応槽内に配され、複数の孔が形成された本体部を有し、該本体部の外面から内面へ該混合液の一部が通過し、通過した濾液を前記排出口へ導くとともに、該外面で該混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉するフィルタ部と、
    前記本体部の外面に気泡を接触させ、該外面に付着した付着物を離脱させる散気部と、
    を備え、
    前記本体部に形成された孔の孔径は、前記活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、該フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさであることを特徴とする活性汚泥処理システム。
  2. 前記排出口から排出された濾液を貯留し、沈降分離を行う沈殿池をさらに備え、
    前記沈殿池は、前記沈降分離を行うことによって得られた処理水を排出する処理水出口を有し、
    前記沈殿池は、前記処理水出口が、前記反応槽の上端より下方となるように配されることを特徴とする請求項1に記載の活性汚泥処理システム。
  3. 前記排出口から排出された濾液を貯留する第1貯留槽と、該第1貯留槽に貯留された濾液に凝集剤を導入する凝集剤導入部と、該第1貯留槽内において該濾液と該凝集剤とを第1の攪拌速度で攪拌する第1攪拌部とを含んで構成される第1攪拌装置と、
    前記第1攪拌装置において生成された、前記濾液と前記凝集剤との混合液を貯留する第2貯留槽と、該第2貯留槽内において該混合液を前記第1の攪拌速度より低速の第2の攪拌速度で攪拌する第2攪拌部とを含んで構成される第2攪拌装置と、
    前記第2攪拌装置によって生成された混合液を貯留し、沈降分離を行う沈殿池と、
    をさらに備え、
    前記第1貯留槽は、前記濾液と前記凝集剤との混合液を排出する混合液出口を有し、
    前記第1貯留槽は、前記混合液出口が、前記反応槽の上端より下方となるように配されることを特徴とする請求項1に記載の活性汚泥処理システム。
  4. 活性汚泥および被処理物が混合された混合液が滞留され、該活性汚泥によって該被処理物を分解する反応槽と、
    前記反応槽内に配され、複数の孔が形成された本体部と、該本体部に設けられた開口部とを有し、該本体部の外面から内面へ該混合液の一部が通過し、通過した濾液を該開口部へ導くとともに、該外面で該混合液中の活性汚泥のフロックを捕捉するフィルタ部と、
    前記開口部から濾液を引き抜くポンプと、
    前記本体部の外面に気泡を接触させ、該外面に付着した付着物を離脱させる散気部と、
    を備え、
    前記本体部に形成された孔の孔径は、前記活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、該フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさであることを特徴とする活性汚泥処理システム。
  5. 前記ポンプを通じて排出された濾液から前記フロックより小さい活性汚泥を濾過して分離する濾過装置をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の活性汚泥処理システム。
  6. 前記活性汚泥のフロックを通過不可能または通過困難とし、該フロックより小さい活性汚泥を通過可能または通過容易とする大きさは、10μm〜100μmのうち、予め設定された大きさであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の活性汚泥処理システム。
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