JP2016032163A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通アナウンスを適切な間隔で出力することができる放送受信装置を提供する。【解決手段】サブチューナ部10bによりサーチされた受信可能な放送局が登録された局リストを記憶するメモリ13と、予め定められた待ち時間を計時するタイマ14を備え、マイコン12は、局リストに登録された交通情報局のうち、メインチューナ部10aで前回に交通情報を受信した放送局とは別系列局を、メインチューナ部10aで次に交通情報を受信する放送局として選択した場合、タイマ14による待ち時間の計時が満了してから、別系列局から受信された交通情報をスピーカ2に出力させる。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、欧州などで採用されているラジオデータシステム(以下、RDSと呼ぶ)の放送を受信する放送受信装置に関する。
RDSでは、ラジオ番組に関連する情報や交通情報などの情報をFMラジオ放送信号に多重して運転者に各種のサービスを提供している。また、RDSからのラジオデータ信号は、番組識別コード、放送局名データ、交通情報局の識別データ、交通アナウンスの識別データ、代替周波数(AF)リストといったRDS信号を含んでいる。
番組識別コード(以下、PIコードと呼ぶ)は、国や受信地域、放送局の番組名を識別する。放送局名データ(以下、PSデータと呼ぶ)は、放送を受信している局の放送局名を示すデータである。
交通情報局の識別データ(以下、TPデータと呼ぶ)は、FMラジオ放送信号に交通情報を付加して放送する放送局を識別する識別データである。以降では、このような放送局を交通情報局と呼ぶ。なお、TPデータが論理値“1”(TPフラグが立った状態“1”)であると、その放送局は交通情報局であり、TPデータが論理値“0”(TPフラグが立っていない状態“0”)であれば、その放送局は交通情報局でないことを示す。
交通アナウンス識別データ(以下、TAデータと呼ぶ)は、交通情報が開始されることを識別する識別データである。例えば、TAデータが論理値“1”になると、交通情報局から交通情報の送出が開始され、交通情報の送出が終了した場合に、TAデータは論理値“0”になる。
AFリストは、現在受信中の放送局(ラジオ放送を受聴中の放送局)と同一番組を放送している同一放送系列の放送局の周波数(代替周波数)が登録されるリストである。
以降では、現在受信中の放送局と同一放送系列の放送局を“同一系列局”と呼び、別の放送系列の放送局は“別系列局”と呼ぶこととする。
また、例えば、特許文献1には、割り込み受信機能を有するRDS受信機が開示されている。割り込み受信機能とは、あるコードを含む放送が検出されると、現在の処理に割り込んで、その放送電波を受信して再生する機能である。
特許文献1のRDS受信機では、放送に含まれるTPデータが論理値“1”であることを確認した場合に、前回の交通情報の再生から割り込み禁止時間が経過している場合は、割り込み禁止を解除して交通情報の割り込み受信を可能とし、反対に割り込み禁止時間が経過していなければ、交通情報の割り込み受信を禁止している。
特開平10−126292号公報
従来の放送受信装置では、一般的に、交通情報が受信されると、直ちに交通アナウンスが再生されて音声出力されていた。このとき、それまで音声出力されていたCDやDVDの再生音声あるいは音楽のラジオ放送などが中断され、交通アナウンスが開始される。
また、同一系列局の交通情報局は、意図した周期で一連の内容の交通アナウンスを提供するために、予め定められた周期(例えば、30分間程度)で交通情報を放送している。
従来の放送受信装置では、複数の異なる放送系列の交通情報局との間で受信状態が良好な場所に移動した場合、ある交通情報の交通アナウンスが終了した直後に、この交通情報を受信した交通情報局とは別系列局から新たに交通情報が受信されると、直ちに交通アナウンスが再生されて出力されていた。このため、交通アナウンスが頻繁に出力されて煩わしいという課題があった。
なお、交通アナウンスは、一般的に放送系列ごとに意図した間隔で一連の内容のものが提供される。このため、上述のように同様な位置で交通情報局の放送系列が切り替わった場合、類似した内容の交通アナウンスが連続して音声出力される可能性がある。
これに対して、特許文献1のように、交通情報の割り込み受信に禁止時間を設ければ、交通アナウンスが頻繁に出力されることはない。
しかしながら、特許文献1では、交通情報局の放送系列によらずに交通情報の割り込み受信に禁止時間を設定しているため、同一系列局が意図した間隔で交通情報が送信されたにもかかわらず、前回の交通情報の受信から受信禁止時間が経過していない場合は、この交通情報を受信できない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、交通アナウンスを適切な間隔で出力することができる放送受信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る放送受信装置は、放送を受信する第1および第2のチューナ部を備え、第2のチューナ部が受信可能な放送局の周波数サーチを行う放送受信装置であって、第2のチューナ部によりサーチされた受信可能な放送局が登録された局リストを記憶する記憶部と、出力部による交通情報の出力が終了してから予め定められた待ち時間を計時する計時部と、局リストに登録された交通情報の放送を行う放送局のうち、第1のチューナ部で前回の交通情報を受信した放送局とは別の放送系列の放送局を、第1のチューナ部で次に交通情報を受信する放送局として選択した場合、計時部による待ち時間の計時が満了してから、第1のチューナ部で別の放送系列の放送局から受信された交通情報を出力部に出力させる制御部とを備える。
この発明によれば、交通アナウンスを適切な間隔で出力することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における放送局のリスト作成処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における放送受信処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1において、放送受信装置1は、移動体(例えば、車両)に搭載または携帯されて使用される移動体用の放送受信装置であり、RDSのFM放送を受信する。その構成として、メインチューナ部10a、サブチューナ部10b、デジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと略す)11、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)12、メモリ13およびタイマ14を備える。
また、図1において、スピーカ2は、ラジオ音声や交通アナウンスを出力する出力部である。なお、スピーカ2としては、放送受信装置1が搭載するスピーカが考えられるが、車室内に配置された車載スピーカであってもよい。
表示部3は、メインチューナ部10aで受信している放送局の放送局名や周波数サーチの結果として得られた局リストの受信可能な放送局名を表示する表示部であり、例えば、液晶表示装置(LCD)で構成される。
操作部4は、放送受信装置1の操作に必要なタッチパネルや操作ボタンなどから構成される。ユーザは、操作部4を操作してチャンネルを放送受信装置1に指定する。
アンテナ5aは、放送局からの放送波を捕捉してメインチューナ部10aに出力する。例えば、車体の一部に設置されたアンテナを利用してもよい。アンテナ5bは、アンテナ5aと同様に、放送局からの放送波を捕捉してサブチューナ部10bに出力する。
なお、アンテナ5bを用いてサーチした局リストの放送局は、アンテナ5aで受信しても同様な受信状態が得られるものとする。
また、図1では2本のアンテナ5a,5bを備えた構成を示したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、1本のアンテナにメインチューナ部10aおよびサブチューナ部10bを接続してもよい。
メインチューナ部10aは、アンテナ5aを介して放送を受信する第1のチューナ部である。メインチューナ部10aでは、アンテナ5aを介して受信された放送波のRF信号からマイコン12により指定されたチャンネル(周波数)のRF信号を抽出し、抽出したRF信号に信号増幅や周波数変換などの処理を施してDSP11に出力する。
また、メインチューナ部10aは、受信信号の受信状態を検出する機能を有しており、例えば、受信状態情報として受信電界強度(シグナルメータ;Sメータ)を検出する。
なお、メインチューナ部10aは、上述したようにマイコン12から指定された周波数に固定してラジオ音声を受信しRDS信号を取得する。
サブチューナ部10bは、アンテナ5bを介して放送を受信する第2のチューナ部であり、受信可能な放送局の周波数サーチを予め定められた周期(30秒間隔など)で実行する。例えば、サブチューナ部10bは、メインチューナ部10aと同様に受信信号の受信状態を検出する機能を有しており、FM放送の受信帯全域を予め定められた周波数間隔(0.1MHzなど)で受信周波数を切り替えながら受信状態を検出する。そして、サーチした放送局の周波数、受信状態情報(Sメータなど)およびRDS信号を、DSP11を介してマイコン12に送る。
DSP11は、メインチューナ部10aおよびサブチューナ部10bからそれぞれ出力される信号に対してフィルタリングやデコードなどの各種の信号処理を行う。
例えば、メインチューナ部10aから出力されたラジオ音声信号をデコードし信号増幅してからスピーカ2に出力する。これにより、スピーカ2からラジオ音声が出力される。
また、DSP11は、メインチューナ部10aまたはサブチューナ部10bから出力されたRDSデータをデコードしてマイコン12に出力する。
マイコン12は、内蔵のリードオンリーメモリ(ROM)(不図示)などに記憶されたプログラムを実行して、放送受信装置1の各構成部の動作を制御する制御部である。
特に、本発明のマイコン12では、局リストに登録された交通情報局のうち、メインチューナ部10aで前回の交通情報を受信した放送局とは別系列局を、メインチューナ部10aで次に交通情報を受信する放送局として選択した場合、タイマ14による待ち時間の計時が満了してから、DSP11に指示して上記別系列局から受信された交通情報をスピーカ2に出力させる。
このようにすることで、同一系列局の交通情報局が意図した間隔で送信した交通情報を適切に受信でき、交通アナウンスを適切な間隔で出力することができる。
また、交通情報を受信する交通情報局が別系列局に切り替わっても、待ち時間の計時が満了するまで、この交通情報局からの交通情報が割り込み受信されず、交通アナウンスが頻繁に出力されることを防止できる。
また、マイコン12は、操作部4の操作でユーザが受聴を希望する放送局のチャンネルが指定されると、指定されたチャンネルに合致する放送局(周波数)をメインチューナ部10aに設定する(ユーザ選局)。さらに、マイコン12は、メインチューナ部10aやサブチューナ部10bの受信状態情報に基づいて放送波の受信状態を判定する。
この他、マイコン12は、DSP11を介してサブチューナ部10bから入力した受信状態情報に基づいて、メインチューナ部10aで受信可能な放送局を判定し、受信可能な放送局をメモリ13の局リストに登録する。例えば、放送波のSメータ(受信電界強度)が閾値以上である放送局を、受信状態が良好で受信可能な放送局と判定する。
また、マイコン12は、TPデータに基づいて局リストに登録した放送局にTPフラグ(放送局が交通情報局であるか否かを示す識別フラグ)をつける。さらに、マイコン12は、局リストに登録された放送局のうち、メインチューナ部10aが放送を受信している放送局と同一系列局の放送局でAFリストの登録内容を更新する。
メモリ13は、マイコン12によって作成された局リストおよびAFリストを記憶する記憶部である。例えば、ハードディスクや半導体メモリで構成される。
タイマ14は、スピーカ2による交通情報の交通アナウンスの出力が終了してから予め定められた待ち時間を計時する計時部である。
なお、待ち時間は、別系列局の交通情報局が受信対象として選択された際に、この交通情報局からの交通情報の出力を禁止する時間である。例えば、同一系列局の交通情報局が意図した間隔(30分間程度)で交通情報を送信しているので、この間隔よりも短い5〜10分程度の時間が設定される。これにより交通情報の交通アナウンスが短い間隔で出力されることを防止できる。
なお、ユーザが操作部4を操作して、タイマ14が計時する待ち時間を適宜設定できるように構成してもよい。
次に動作について説明する。
まず、実施の形態1に係る放送受信装置1による局リストおよびAFリストの作成処理について述べる。
図2は、実施の形態1における放送局のリスト作成処理を示すフローチャートである。
サブチューナ部10bは、予め定められた周期(30秒間隔など)で、アンテナ5bを介して受信可能な放送局の周波数サーチを行う。
例えば、FMの受信帯全域を0.1MHz間隔で受信周波数を切り替えながら受信状態を検出し、サーチした周波数(放送局)、その受信状態情報(Sメータなど)およびこの周波数で受信したRDS信号を、DSP11を介してマイコン12に送る。
マイコン12は、DSP11を介して入力した受信状態情報に基づいて、サブチューナ部10bによりサーチされた周波数(放送局)の受信状態が良好で受信可能であるか否かを判定する(ステップST1)。
例えば、サブチューナ部10bがサーチした周波数(放送局)でのSメータ(受信電界強度)が予め定められた電界強度の閾値以上であれば、受信状態が良好で受信可能であると判定され、閾値未満である場合には、受信状態が悪いと判定される。
受信状態が悪く受信不可と判定した場合(ステップST1;NO)、マイコン12は、今回の判定にて受信不可とされた放送局が、前回の周波数サーチで更新された局リストにある場合は、局リストから今回の判定にて受信不可とされた放送局を削除する(ステップST2)。この後に、ステップST5の処理に移行する。
受信状態が良好で受信可能であると判定した場合(ステップST1;YES)、マイコン12は、RDS信号からTPデータを取得する(ステップST3)。
次に、マイコン12は、受信状態が良好で受信可能であると判定した放送局(周波数)を局リストに登録する(ステップST4)。このとき、マイコン12は、ステップST2で取得されたTPデータに基づいて、放送局にTPフラグ(放送局が交通情報局であるか否かを示す識別フラグ)を設定し、その受信状態情報(Sメータ)とともに局リストに登録する。
続いて、マイコン12は、局リストに登録されている交通情報局のうち、TPフラグが立っており、かつ最も受信状態が良好な放送局があるか否かを確認する(ステップST5)。ここで、TPフラグが立っており、かつ受信状態の良好な放送局(交通情報局)である場合(ステップST5;YES)、マイコン12は、この放送局を、メインチューナ部10aで次に交通情報を受信する交通情報局として選択する(ステップST6)。
また、TPフラグが立っていない放送局であれば(ステップST5;NO)、ステップST7の処理に移行する。
ステップST7において、マイコン12は、サブチューナ部10bでFMの受信帯の全周波数がサーチされたか否かを確認する。
ここで、全周波数がサーチされていなければ(ステップST7;NO)、マイコン12は、サブチューナ部10bに次の周波数に切り替えることを指示する。これにより、サブチューナ部10bは、サーチ対象の周波数を切り替え(ステップST8)、ステップST1からの処理が繰り返される。
一方、サブチューナ部10bによる全周波数のサーチが完了した場合(ステップST7;YES)、処理を終了する。ここまでの一連の処理が上記周期で繰り返し行われる。
次に、実施の形態1に係る放送受信装置1によるラジオ放送および交通情報の受信処理について述べる。
図3は、実施の形態1における放送受信処理を示すフローチャートである。
まず、マイコン12は、メインチューナ部10aによって放送局(交通情報局)から受信されたTAデータの値に基づいて、この放送局が交通情報の送信を開始したか否かを確認する(ステップST1a)。すなわち、TAデータがオン(TA=1)になったか否かを確認し、TAデータがオンになった場合に交通情報の送信が開始されたと判断する。
ここで、交通情報が開始されない場合(ステップST1a;NO)、ステップST1aの処理を繰り返す。このとき、マイコン12は、DSP11に指示して、メインチューナ部10aによって上記放送局から受信されたラジオ音声または他のソース(CDやDVD)の音声をスピーカ2に出力させる。
交通情報が開始された場合(ステップST1a;YES)、マイコン12は、DSP11に指示して、メインチューナ部10aにより受信された交通情報の交通アナウンスを、スピーカ2に出力させる(ステップST2a)。
次に、マイコン12は、上記交通情報が終了に遷移したか否かを確認する(ステップST3a)。すなわち、この放送局から受信したTAデータがオフ(TA=0)になったか否かを確認し、TAデータがオフになった場合に交通情報が終了に遷移したと判断する。
交通情報が終了に遷移すると(ステップST3a;YES)、マイコン12は、タイマ14をセットする(ステップST4a)。これにより、タイマ14は、スピーカ2による上記交通アナウンスの出力が終了してから予め定められた待ち時間の計時を開始する。
また、交通情報が終了に遷移していない場合(ステップST3a;NO)には、ステップST2aの処理を繰り返す。
続いて、マイコン12は、メインチューナ部10aで前回の交通情報を受信した放送局とは別系列局(交通情報局)を、メインチューナ部10aで次に交通情報を受信する放送局として選択したか否かを確認する(ステップST5a)。
例えば、マイコン12は、今回選択された放送局のPIデータと前回の交通情報を受信した放送局のPIデータとを比較して、同じPIデータであれば同一系列局であり、異なれば別系列局であると判断する。
次に交通情報を受信する交通情報局が同一系列局である場合(ステップST5a;NO)、ステップST1aの処理に戻り、直ちに交通情報の開始を待つ状態に移行する。
一方、次に交通情報を受信する交通情報局が別系列局であると判断された場合(ステップST5a;YES)、マイコン12は、タイマ14による待ち時間の計時が満了したか否かを確認する(ステップST6a)。
タイマ14による待ち時間の計時が満了した場合(ステップST6a;YES)、ステップST1aの処理に戻る。これにより、別系列局の交通情報局からの交通情報の開始を待つ状態に直ちに移行する。
一方、タイマ14による待ち時間の計時が満了していなければ(ステップST6a;NO)、マイコン12は、ステップST6aの処理に戻り、別系列局からの交通情報の開始を待つ状態に移行しない。
このとき、例えば、マイコン12は、DSP11に指示して、ステップST5aで選択した別系列局から受信されたラジオ音声をスピーカ2に出力させてもよい。
また、ステップST1aの処理前にラジオ音声を受聴していた放送局に選局を切り替えて、この放送局からのラジオ音声をスピーカ2に出力させてもよい。
さらに、ステップST1aの処理前にCDやDVDなどの他のソースの音声を出力していた場合は、ステップST6aでタイマ14による待ち時間の計時が満了するまで、他のソースからの音声をスピーカ2に出力させてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、サブチューナ部10bによりサーチされた受信可能な放送局が登録された局リストを記憶するメモリ13と、スピーカ2による交通情報の出力が終了してから予め定められた待ち時間を計時するタイマ14を備えている。
そして、マイコン12は、局リストに登録された交通情報局のうち、メインチューナ部10aで前回に交通情報を受信した放送局とは別系列局を、メインチューナ部10aで次に交通情報を受信する放送局として選択した場合に、タイマ14による待ち時間の計時が満了してから、別系列局から受信された交通情報をスピーカ2に出力させる。
このように構成することで、同一系列局の交通情報局が意図した間隔で送信された交通情報が適切に受信され、交通アナウンスを適切な間隔で出力することができる。
また、交通情報を受信する交通情報局が別系列局に切り替わっても、待ち時間の計時が満了するまで、この交通アナウンスが出力されない。これにより、交通アナウンスが頻繁に出力されることを防止できる。
また、この実施の形態1によれば、放送受信装置1が、移動体用のRDS受信装置である。この場合、移動体が、例えば複数の交通情報局との受信状態が良好な場所に移動した場合であっても、上述のように待ち時間の計時が満了するまで別系列局からの交通アナウンスが出力されないので、適切な間隔で交通アナウンスを出力することが可能となる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 放送受信装置、2 スピーカ、3 表示部、4 操作部、5a,5b アンテナ、10a メインチューナ部、10b サブチューナ部、11 DSP、12 マイコン、13 メモリ、14 タイマ。

Claims (2)

  1. 放送を受信する第1および第2のチューナ部を備え、前記第2のチューナ部が受信可能な放送局の周波数サーチを行う放送受信装置であって、
    前記第2のチューナ部によりサーチされた前記受信可能な放送局が登録された局リストを記憶する記憶部と、
    出力部による交通情報の出力が終了してから予め定められた待ち時間を計時する計時部と、
    前記局リストに登録された交通情報の放送を行う放送局のうち、前記第1のチューナ部で前回に交通情報を受信した放送局とは別の放送系列の放送局を、前記第1のチューナ部で次に交通情報を受信する放送局として選択した場合、前記計時部による前記待ち時間の計時が満了してから、前記第1のチューナ部で前記別の放送系列の放送局から受信された交通情報を前記出力部に出力させる制御部とを備える放送受信装置。
  2. 移動体用のラジオデータシステム受信装置であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
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