JP2016031853A - ジャンパコネクタ及びフォークリフト - Google Patents

ジャンパコネクタ及びフォークリフト Download PDF

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守 倉石
慎司 広瀬
Shinji Hirose
慎司 広瀬
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Junichi Hatano
順一 波多野
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Abstract

【課題】紛失及び誤った取り外しを好適に抑制できるジャンパコネクタと、ジャンパコネクタの紛失及び誤った取り外しを好適に抑制できるフォークリフトとを提供すること。【解決手段】インレット40に着脱可能に取り付けられるジャンパコネクタ50は、回転可能な回転部51と、回転部51に取り付けられるものであって、ジャンパコネクタ50と電池パック30とを連結するのに用いられる長尺状の連結部材91とを備えている。連結部材91は、回転部51が第1回転方向R1に回転した場合には、回転部51に巻き取られた巻取状態となる一方、巻取状態である状況において回転部51が第1回転方向R1とは反対方向に回転した場合には、巻き解かれた巻取解除状態となる。【選択図】図7

Description

本発明は、ジャンパコネクタ及びフォークリフトに関する。
従来から、充放電が可能な電池セルを有する電池パックに接続されたインレットに着脱可能に取り付けられるジャンパコネクタが知られている。例えば特許文献1には、インレットとしての筐体にジャンパコネクタとしてのプラグ部材が取り付けられることにより、電池セルから負荷に電力が供給されること、及び、電池セルの充電を行う場合には上記プラグ部材を取り外すことが記載されている。
特開2007−124813号公報
ここで、ジャンパコネクタがインレットに対して着脱可能である場合、ジャンパコネクタを取り外した場合に当該ジャンパコネクタを紛失してしまうおそれがある。また、ジャンパコネクタが誤って取り外されてしまう場合があり得る。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、紛失及び誤った取り外しを好適に抑制できるジャンパコネクタと、ジャンパコネクタの紛失及び誤った取り外しを好適に抑制できるフォークリフトとを提供することである。
上記目的を達成するジャンパコネクタは、充放電が可能な電池セルを有する電池パックに接続されたインレットに着脱可能に取り付けられるものであり、且つ、前記インレットの第1端子と第2端子とを接続するものであって、回転可能な回転部と、前記回転部に取り付けられているものであって、前記ジャンパコネクタと、前記電池パック又は当該電池パックが搭載された対象物とを連結するのに用いられる長尺状の連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記回転部が第1回転方向に回転した場合には、前記回転部に巻き取られた巻取状態となる一方、前記巻取状態である状況において前記回転部が前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に回転した場合には巻き解かれて前記巻取状態よりも緩んだ巻取解除状態となることを特徴とする。
かかる構成によれば、連結部材によってジャンパコネクタと電池パック又は対象物とを連結することにより、ジャンパコネクタの取り外し時におけるジャンパコネクタの紛失を抑制できる。
また、回転部が第1回転方向に回転した場合には、連結部材が回転部に巻き取られた巻取状態となるため、ジャンパコネクタが取り外しにくくなる。一方、回転部が第2回転方向に回転した場合には、回転部に巻き取られた連結部材が巻き解かれた巻取解除状態となる。当該巻取解除状態は、巻取状態よりも連結部材が緩んだ状態であるため、巻取状態と比較して、ジャンパコネクタを取り外し易い。これにより、連結部材を用いて、ジャンパコネクタを取り外しにくくしたり、取り外し易くしたりできる。よって、誤ってジャンパコネクタが取り外されてしまうといった不都合を抑制できる。
特に、巻取状態は、巻取解除状態と比較して、連結部材が緩んでいないため、連結部材が引っ掛かりにくい。これにより、連結部材を備えていることによる不都合、詳細には作業者等が連結部材に引っ掛かることに起因してジャンパコネクタが誤って取り外されてしまうことを抑制できる。
上記ジャンパコネクタについて、前記第1端子と前記第2端子とを接続する導電部材と、前記導電部材が収容されたケースと、を備え、前記回転部は、前記ケースの内外に貫通した状態で配置されており、前記連結部材は、前記回転部における前記ケース内に配置されている部分に取り付けられているとよい。かかる構成によれば、連結部材は回転部におけるケース内に配置されている部分に取り付けられているため、巻き取られた連結部材はケース内に配置される。これにより、巻き取られた連結部材が邪魔になりにくい。よって、回転部の操作等を容易に行うことができる。
上記ジャンパコネクタについて、前記第1端子と前記第2端子とを接続する導電部材と、前記導電部材が収容されたケースと、を備え、前記回転部は、前記ケースの内外に貫通した状態で配置されており、前記連結部材は、前記回転部における前記ケース外に配置されている部分に取り付けられているとよい。かかる構成によれば、巻き取られた連結部材がケース外に配置されるため、巻き取られた連結部材と、ケース内に配置されている導電部材とが接触することを回避できる。
上記ジャンパコネクタについて、前記回転部に設けられた規制部を備え、前記規制部は、前記連結部材が前記巻取状態である場合には前記インレットからの前記ジャンパコネクタの取り外しを規制する一方、前記連結部材が前記巻取解除状態である場合には前記インレットからの前記ジャンパコネクタの取り外しを許容するものであるとよい。かかる構成によれば、規制部によるジャンパコネクタの取り外しの規制及びその規制の解除と、連結部材の巻取状態及び巻取解除状態とが連動している。これにより、回転部の回転という1つの操作によって、これら規制部及び連結部材を動作させることができるため、作業性の向上を図りつつ、ジャンパコネクタが誤って取り外されてしまうことを、より好適に抑制できる。
上記ジャンパコネクタは、前記第1端子と前記第2端子とを接続することにより、前記電池セルの放電電力を前記対象物に搭載された負荷に対して伝送するものであるとよい。かかる構成によれば、ジャンパコネクタが取り外された場合には、負荷への放電電力の供給が停止される。よって、ジャンパコネクタが取り外された状態での使用を抑制できる。
上記目的を達成するフォークリフトは、充放電が可能な電池セルを有する電池パックと、前記電池パックに接続されたインレットと、前記インレットに着脱可能に取り付けられるものであり、且つ、前記インレットの第1端子と第2端子とを接続するジャンパコネクタと、を備え、前記ジャンパコネクタは回転可能な回転部を備え、前記フォークリフトは、前記回転部に取り付けられているものであって、前記ジャンパコネクタと、前記電池パック又は前記フォークリフトの車体とを連結する長尺状の連結部材を備え、前記連結部材は、前記回転部が第1回転方向に回転した場合には、前記回転部に巻き取られた巻取状態となる一方、前記巻取状態である状況において前記回転部が前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に回転した場合には巻き解かれて前記巻取状態よりも緩んだ巻取解除状態となることを特徴とする。
かかる構成によれば、連結部材によってジャンパコネクタと電池パック又は車体とが連結されているため、ジャンパコネクタの取り外し時におけるジャンパコネクタの紛失を抑制できる。
また、回転部が第1回転方向に回転した場合には、連結部材が回転部に巻き取られた巻取状態となるため、ジャンパコネクタが取り外しにくくなる。一方、回転部が第2回転方向に回転した場合には、回転部に巻き取られた連結部材が巻き解かれた巻取解除状態となる。当該巻取解除状態は、巻取状態よりも連結部材が緩んだ状態であるため、巻取状態と比較して、ジャンパコネクタを取り外し易い。これにより、連結部材を用いて、ジャンパコネクタを取り外しにくくしたり、取り外し易くしたりできる。よって、誤ってジャンパコネクタが取り外されてしまうといった不都合を抑制できる。
特に、巻取状態は、巻取解除状態と比較して、連結部材が緩んでいないため、連結部材が引っ掛かりにくい。これにより、連結部材を備えていることによる不都合、詳細には作業者等が連結部材に引っ掛かることに起因してジャンパコネクタが誤って取り外されてしまうことを抑制できる。
この発明によれば、ジャンパコネクタの紛失及び誤った取り外しを好適に抑制できる。
ジャンパコネクタを有するフォークリフト及び充電スタンドの概念図。 電池パックの概要を示す斜視図。 フォークリフトの電気的構成を示す回路図。 インレットの正面図。 ジャンパコネクタ及びインレットを分解して示す平面図。 (a)は連結部材が巻取解除状態である場合のジャンパコネクタを挿入方向とは反対方向から見た図であり、(b)は連結部材が巻取状態である場合のジャンパコネクタを挿入方向とは反対方向から見た図。 ジャンパコネクタ及びインレットの分解斜視図。 (a)は連結部材が巻取解除状態である場合のジャンパコネクタとインレットとの取付態様を示す平面図であり、(b)は連結部材が巻取状態である場合のジャンパコネクタとインレットとの取付態様を示す平面図。 (a)は連結部材が巻取解除状態である場合のジャンパコネクタとインレットとの取付態様を説明するための模式図であり、(b)は連結部材が巻取状態である場合のジャンパコネクタとインレットとの取付態様を説明するための模式図。 別例のジャンパコネクタとインレットとの取付態様を説明するための模式図。
以下、ジャンパコネクタ及びフォークリフトの一実施形態について図1〜図9を用いて説明する。なお、図示の都合上、図9については、ケース52を破断して示す。
図1に示すように、産業車両としてのフォークリフト10は、当該フォークリフト10の外郭を構成する車体11を備えている。当該車体11の中央には運転室12が形成されており、当該運転室12には、作業者(運転者)が着座可能なシート13と、ハンドル14とが設置されている。なお、説明の便宜上、以降の説明において、特に断りがない限り、作業者がシート13に着座した状態を基準として、「前」、「後」、「左」、「右」を規定する。
フォークリフト10は、車体11の前下部に設けられた駆動輪15と、車体11の後下部に設けられた操舵輪16とを備えている。駆動輪15は、車体11に搭載された走行用モータ17の駆動力によって駆動する。操舵輪16は、ハンドル14の操作に応じて向きが変更されるように構成されている。
フォークリフト10は、車体11の前方に設けられた荷役装置20を備えている。荷役装置20は、上下方向に延びたマスト21と、当該マスト21に対して上下方向に移動可能な状態で取り付けられているリフトブラケット22と、リフトブラケット22に固定された左右一対のフォーク23とを有している。荷役装置20は、車体11に搭載された荷役用モータ24と、マスト21に連結されているものであって、荷役用モータ24の駆動力を用いてリフトブラケット22を上下方向に移動させるリフトシリンダ25とを備えている。
車体11におけるシート13の下方には、走行用モータ17及び荷役用モータ24に対して電力を供給する電池パック30が搭載されている。電池パック30は、充電装置としての充電スタンド100から電力供給を受けることによって充電可能に構成されている。充電スタンド100は、充電電力が伝送される充電ケーブル101と、当該充電ケーブル101の先端に設けられた充電プラグ102とを備えている。電池パック30の充電に係る詳細な構成については後述する。
なお、図1においては、図示の都合上、電池パック30の左側面30aを露出して示したが、これに限られず、上記左側面30aの全部又は一部(例えばインレット40以外の部分)がカバーに覆われていてもよい。
図2に示すように、電池パック30は、例えば略直方体形状である。当該電池パック30内には、充放電が可能なものであって互いに直列に接続された複数の電池セル31が搭載されている。なお、電池セル31の具体的な構成は任意であるが、例えば二次電池や電気二重層キャパシタ等が考えられる。
電池パック30における一側面、詳細には左側面30aには、充電プラグ102と嵌合可能なインレット40が設けられている。インレット40は、電池パック30の左側面30aに対して突出して配置されている。また、フォークリフト10は、インレット40に対して着脱可能に取り付けられるジャンパコネクタ50を備えている。
インレット40、ジャンパコネクタ50及びフォークリフト10の電気的な構成について説明する。
図3に示すように、インレット40は3つの端子41〜43を有している。各端子41〜43のうち第1端子41は、負荷Xに接続されており、第2端子42は、互いに直列に接続された複数の電池セル31の正極端子に接続されている。第3端子43は、負荷Xに接続されているとともに、スイッチング素子Q1を介して、複数の電池セル31の負極端子に接続されている。
かかる構成において、図3の2点鎖線に示すように、充電プラグ102は、インレット40の第2端子42及び第3端子43に接続されるものである。充電プラグ102がインレット40に接続され、且つ、スイッチング素子Q1がON状態となっている状況において、充電ケーブル101を介して充電電力が供給されることによって、複数の電池セル31の充電が行われる。
ジャンパコネクタ50は、複数の電池セル31の放電電力を負荷Xに伝送するのに用いられる。詳細には、図3の1点鎖線に示すように、ジャンパコネクタ50は、インレット40に取り付けられた場合に第1端子41及び第2端子42を接続する。この場合、ジャンパコネクタ50を介して、電池セル31の正極端子と負荷Xとが接続されるため、スイッチング素子Q1がON状態であることを条件として、放電電力が負荷Xに供給される。
ちなみに、負荷Xとは、例えば電池セル31の放電電力を、各モータ17,24が駆動可能な交流電力に変換するインバータ等、フォークリフト10に搭載されている各種電子機器である。なお、スイッチング素子Q1は、フォークリフト10に搭載されているコントローラ(図示略)によってON/OFF制御される。
次に、ジャンパコネクタ50及びインレット40の詳細な構成、及び両者の取付態様について詳細に説明する。
図4に示すように、インレット40は、正面(インレット40の突出方向に沿う方向)から見て略長方形となっている。正面から見てインレット40の中央部には、ジャンパコネクタ50に設けられた回転部51と嵌合可能な嵌合穴44が設けられている。各端子41〜43は、インレット40の嵌合穴44の周囲にそれぞれ離間して配置されている。詳細には、各端子41〜43は、正面から見て、インレット40における4つの隅角部のうちの3箇所に配置されている。なお、各端子41〜43は内面が導電部材で構成された穴形状である。
図5〜図7に示すように、ジャンパコネクタ50は、回転可能な回転部51と、インレット40の外形に沿った内面を有するケース52とを備えている。ケース52は、一方に開口した開口部52aを有する有底箱形状である。回転部51は、その軸線方向がケース52の深さ方向と一致した状態で配置されている。図5に示すように、ジャンパコネクタ50は、回転部51の軸線方向をインレット40の突出方向に沿う方向に一致させた状態で、ケース52の開口部52aからインレット40の正面に向けて挿入することにより、ケース52がインレット40に嵌り込んでインレット40に取り付けられる。
なお、説明の便宜上、以降の説明において、インレット40へのジャンパコネクタ50の挿入方向Pを単に挿入方向Pという。挿入方向Pは、回転部51の軸線方向であってケース52の底面から開口部52aに向かう方向であり、インレット40の突出方向とは反対方向である。
図5に示すように、回転部51は、インレット40に設けられた嵌合穴44に嵌合する第1回転部61と、第1回転部61よりも径が小さい第2回転部62とを有している。第1回転部61及び第2回転部62は例えば円柱状である。各回転部61,62は、軸線方向が一致する状態で連結されており、一体的に回転する。第1回転部61は、第2回転部62よりも挿入方向Pの先端側に配置されている。
回転部51は、ケース52の内外に貫通した状態で配置されている。詳細には、第1回転部61は、開口部52aを介してケース52の内外に亘って配置されている。第2回転部62は、ケース52に形成された貫通孔52bを介してケース52外に突出している。また、第2回転部62における挿入方向Pの基端部には、作業者が把持可能な把持部63が設けられている。
図5及び図6に示すように、ジャンパコネクタ50は、第1端子41と第2端子42とを接続する導電部材として、穴形状の第1端子41に挿入可能な第1挿入ピン71と、穴形状の第2端子42に挿入可能な第2挿入ピン72と、これら各挿入ピン71,72を接続する板状の接続部73とを備えている。これら各挿入ピン71,72及び接続部73は、ケース52に収容されている。図6に示すように、挿入方向Pとは反対方向から見て、ケース52内の中央部に第1回転部61が配置されていることに対応させて、各挿入ピン71,72及び接続部73は、第1回転部61に対してずれた位置に配置されている。詳細には、各挿入ピン71,72及び接続部73は、挿入方向Pとは反対方向から見て、第1回転部61の左方に配置されている。
なお、念のため説明すると、ケース52がインレット40に嵌っている状態において、挿入ピン71,72が端子41,42に挿入され、第1回転部61が嵌合穴44に挿入されるように、挿入ピン71,72と端子41,42との位置関係、及び、第1回転部61と嵌合穴44との位置関係が設定されている。
図6に示すように、第1回転部61の外周面には、規制部としての突起74が設けられている。突起74は、第1回転部61におけるケース52内に配置されている部分に複数設けられている。複数の突起74は、第1回転部61の周方向に離間して配置されており、第1回転部61の軸線を介して対向配置されている。
当該突起74に対応させて、図7に示すように、嵌合穴44には溝80が形成されている。溝80は、突起74が挿入可能な大きさである。溝80は、複数の突起74に対応させて複数形成されており、各溝80は、嵌合穴44の中心を介して対向配置されている。
溝80は、挿入方向P(嵌合穴44の深さ方向)に延びた第1溝81と、第1溝81と連続し且つ嵌合穴44の周方向に延びた第2溝82とで構成されている。第1溝81の長手方向の一端部、詳細には第1溝81の挿入方向Pの基端部81aは開放されている。第1溝81における基端部81aとは反対側の先端部81bは、第2溝82の側壁部と連続している。第2溝82は、第1溝81の先端部81bから第1回転方向R1に向けて延びている。なお、本実施形態において、第2溝82の周方向の長さは、突起74が90度回転可能な程度に設定されている。
かかる構成によれば、突起74と第1溝81とが対向している状態で、第1回転部61を嵌合穴44に挿入すると、図8(a)に示すように、突起74が第1溝81に入り込み、その後第1溝81の先端部81bに当接する。かかる状態において、第1回転部61が第1回転方向R1に回転すると、突起74は第2溝82に沿って移動する。そして、図8(b)に示すように、突起74は、第2溝82の長手方向の端部82aに当接する。この場合、ジャンパコネクタ50を引き抜こうとしても、突起74が第2溝82の側壁部に引っ掛かる。これにより、ジャンパコネクタ50の取り外しが規制される。
ここで、図8(a)及び図8(b)に示すように、突起74が第1溝81の先端部81bに当接している、又は、第2溝82に入り込んでいる状態において、回転部51の挿入方向Pの基端側の部位は、嵌合穴44に入り込むことなく当該嵌合穴44から突出している。なお、以降の説明において、第1回転部61の外周面において上記のように嵌合穴44から突出する領域を突出領域61aという。
なお、嵌合穴44の深さ寸法は、突起74が第1溝81の先端部81bに当接している状態において、嵌合穴44の底面と第1回転部61の挿入方向Pの先端部とが当接又は離間するように設定されている。このため、突起74が第1溝81の先端部81bに当接する前に、嵌合穴44の底面と第1回転部61の挿入方向Pの先端部とが当接し、それ以上第1回転部61を嵌合穴44に挿入できないといった不都合が生じにくい。
ちなみに、図6(a)に示すように、突起74が第1溝81(図4等参照)に入り込み可能な位置に配置されている状況における回転部51の回転方向位置を第1回転位置とする。当該第1回転位置は、インレット40へのジャンパコネクタ50の挿入が可能な位置であって、且つ、インレット40からのジャンパコネクタ50の取り外しが突起74によって阻害されない、すなわち上記取り外しが許容されている位置である。
また、図6(b)に示すように、第1回転位置よりも、第1回転方向R1に90度回転した場合の回転部51の回転方向位置を第2回転位置とする。第2回転位置は、突起74によってインレット40からのジャンパコネクタ50の取り外しが規制されている位置である。
図6〜図9に示すように、ジャンパコネクタ50は、当該ジャンパコネクタ50と電池パック30とを連結するのに用いられる長尺状の連結部材91を備えている。連結部材91は、例えばチェーンやワイヤ等で構成されている。
図9に示すように、連結部材91の一端は、電池パック30の左側面30a、詳細には左側面30aにおけるインレット40の下方の位置に取り付けられている。連結部材91の一部は、ケース52に形成された貫通孔52cを介して、ケース52内に入り込んでいる。そして、連結部材91の上記一端とは反対側の他端は、第1回転部61における突出領域61aに取り付けられている。なお、回転部51及び電池パック30への連結部材91の取付手法は、例えばネジ等の取付具を用いた構成等が考えられるが、これに限られず、任意である。
図6(b)に示すように、連結部材91は、回転部51が第1回転方向R1に回転した場合には、当該回転部51(詳細には突出領域61a)に巻き取られた巻取状態となる。連結部材91の巻取状態は、回転部51が第2回転位置に配置されている状態である。
一方、図6(a)に示すように、連結部材91は、巻取状態である状況において回転部51が第1回転方向R1とは反対方向の第2回転方向R2に回転した場合には、回転部51に巻き取られていた連結部材91が巻き解かれて巻取解除状態となる。巻取解除状態は、回転部51が第1回転位置に配置されている状態である。
ここで、第1回転部61の突出領域61aに存在するものであって連結部材91が取り付けられている取付部分91aの位置について説明する。図6(a)に示すように、連結部材91が巻取解除状態である場合の取付部分91aの位置は、回転部51が第1回転方向R1に回転するに従って、当該取付部分91aが各挿入ピン71,72から離れる方向に移動するように設定されている。すなわち、連結部材91が巻取解除状態である状況において回転部51が第1回転方向R1に回転する場合の取付部分91aにとっての進行方向Rxは、各挿入ピン71,72等から離れる方向である。詳細には、取付部分91aは、連結部材91が巻取解除状態である状況において突出領域61aの下部に配置されている。
次に、連結部材91の緩み具合について図9(a)及び図9(b)を用いて説明する。
図9(a)及び図9(b)に示すように、連結部材91の緩み具合は、巻取状態と巻取解除状態とで異なっている。詳細には、巻取解除状態の方が、巻取状態と比較して、連結部材91が緩んでいる。
ここで、連結部材91の長さは、巻取状態においてはインレット40からのジャンパコネクタ50の取り外しが規制される一方、巻取解除状態においては上記取り外しが許容されるように、嵌合穴44への第1回転部61の挿入深さDと第1回転部61の直径とを考慮して設定されている。
次に本実施形態の作用について説明する。
連結部材91によって電池パック30とジャンパコネクタ50とが連結されている。このため、仮にジャンパコネクタ50がインレット40から取り外された場合であっても、当該ジャンパコネクタ50と電池パック30とは連結されている。
ここで、ジャンパコネクタ50をインレット40に取り付けたい場合には、作業者は、回転部51が第1回転位置に配置され、且つ、連結部材91が巻取解除状態となっているジャンパコネクタ50をインレット40に対してそれ以上挿入できない位置(突起74が第1溝81の基端部81aに当接する位置)まで挿入する。そして、作業者は、ジャンパコネクタ50の把持部63を第1回転方向R1に回転させる。これにより、回転部51が第1回転方向R1に回転するため、回転部51が第2回転位置に配置され、連結部材91が巻取状態となる。この場合、突起74と連結部材91との双方によってジャンパコネクタ50の取り外しが規制される。
一方、充電プラグ102をインレット40に取り付けるために、ジャンパコネクタ50をインレット40から取り外したい場合には、作業者は、把持部63を第2回転方向R2に回転させる。これにより、回転部51は第1回転位置に配置され、連結部材91は巻取解除状態となる。この場合、突起74及び連結部材91の双方によるジャンパコネクタ50の取り外しの規制が解除される。かかる状態において、作業者は、ジャンパコネクタ50を、挿入方向Pとは反対方向に引き抜くことにより、ジャンパコネクタ50をインレット40から取り外すことができる。
以上詳述した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1)電池パック30に接続されたインレット40に着脱可能に取り付けられるジャンパコネクタ50は、回転可能な回転部51と、回転部51に取り付けられるものであって、ジャンパコネクタ50と電池パック30とを連結するのに用いられる長尺状の連結部材91とを備えている。これにより、ジャンパコネクタ50の取り外し時におけるジャンパコネクタ50の紛失を抑制できる。
また、連結部材91は、回転部51が第1回転方向R1に回転した場合には、回転部51に巻き取られた巻取状態となる一方、巻取状態である状況において回転部51が第2回転方向R2に回転した場合には、巻き解かれた巻取解除状態となる。当該巻取解除状態は、巻取状態よりも、連結部材91が緩んでいる状態である。これにより、連結部材91を用いて、ジャンパコネクタ50の取り外しを規制したり、当該規制を解除したりすることができる。よって、誤ってジャンパコネクタ50が取り外されてしまうといった不都合を抑制できる。
特に、巻取状態は、巻取解除状態と比較して、連結部材91が緩んでいないため、連結部材91が引っ掛かりにくい。これにより、連結部材91を用いてジャンパコネクタ50と電池パック30とを連結することによって生じ得る不都合、すなわち作業者等が連結部材91に引っ掛かることに起因してジャンパコネクタ50が誤って取り外されてしまうことを抑制できる。
(2)ジャンパコネクタ50は、インレット40の第1端子41と第2端子42とを接続する導電部材として、第1挿入ピン71、第2挿入ピン72及び接続部73を備えており、且つ、これら各挿入ピン71,72及び接続部73が収容されているケース52を備えている。そして、回転部51は、ケース52の内外に貫通した状態で配置されている。詳細には、回転部51は、一部がケース52内に配置されている第1回転部61と、第1回転部61と連結されているものであって、ケース52に形成された貫通孔52bを介してケース52外に突出している第2回転部62とを備えている。かかる構成において、連結部材91は、回転部51におけるケース52内に配置されている部分、詳細には第1回転部61の挿入方向Pの基端側の部位に取り付けられている。これにより、連結部材91はケース52内にて巻き取られるため、巻き取られた連結部材91が邪魔になりにくい。よって、回転部51の操作、詳細には第2回転部62に設けられた把持部63の操作等を容易に行うことができる。
(3)連結部材91が取り付けられる第1回転部61の径は、第2回転部62の径よりも大きい。これにより、第2回転部62に連結部材91が取り付けられる構成と比較して、少ない回転量で、連結部材91を、より長く巻き取ることができる。よって、より少ない回転量で上述した効果を得ることができるため、作業性の向上を図ることができる。
ここで、第2回転部62の径を大きくすることも考えられる。しかしながら、第2回転部62の径を大きくすると、作業者が把持部63を把持する際に、第2回転部62が邪魔になり易い。また、ジャンパコネクタ50の大型化も懸念される。これに対して、本実施形態によれば、第2回転部62の径は第1回転部61の径よりも小さいため、上記不都合を回避することができる。
(4)第1回転部61の一部は、第1回転部61がインレット40の嵌合穴44に対して挿入されている場合において嵌合穴44から突出している。そして、連結部材91は、第1回転部61の外周面のうち第1回転部61がインレット40の嵌合穴44に対して挿入されている場合において嵌合穴44から突出している突出領域61aに取り付けられている。これにより、連結部材91が巻き取られた場合に、巻き取られた連結部材91と嵌合穴44とが干渉しにくい。よって、巻き取られた連結部材91に起因して回転部51の回転が阻害されるといったことを抑制できる。
(5)各挿入ピン71,72及び接続部73は、回転部51の軸線方向(挿入方向Pとは反対方向)から見て、回転部51に対してずれた位置に配置されている。これにより、各挿入ピン71,72及び接続部73が、回転部51の回転を阻害しないようになっている。かかる構成において、連結部材91が巻取解除状態である状況において回転部51が第1回転方向R1に回転する場合の取付部分91aにとっての進行方向Rxは、各挿入ピン71,72等から離れる方向である。これにより、巻き取られた連結部材91は、各挿入ピン71,72とは反対側に配置され易い。よって、巻き取られた連結部材91と、各挿入ピン71,72等との接触を抑制できる。
(6)ジャンパコネクタ50は、第1回転部61に設けられた規制部としての突起74を備えている。当該突起74は、連結部材91が巻取状態である場合にはインレット40からのジャンパコネクタ50の取り外しを規制する一方、連結部材91が巻取解除状態である場合には上記取り外しを許容する。これにより、突起74による上記取り外しの規制及びその規制の解除と、連結部材91の巻取状態及び巻取解除状態とが連動している。よって、1つの操作(把持部63の回転)によって、突起74及び連結部材91の双方を動作させることができるため、作業性の向上を図りつつ、ジャンパコネクタ50が誤って取り外されることを、より抑制することができる。
(7)ジャンパコネクタ50は、インレット40の第1端子41及び第2端子42を接続することにより、電池セル31の放電電力をフォークリフト10に搭載された負荷Xに伝送するものである。これにより、ジャンパコネクタ50が取り外された場合には、負荷Xへの放電電力の供給が停止される。よって、ジャンパコネクタ50が取り外された状態でのフォークリフト10の使用を抑制できる。
ここで、上記のようにジャンパコネクタ50を介して、放電電力を負荷Xに供給する構成においては、ジャンパコネクタ50の紛失や誤った取り外しが発生すると、フォークリフト10を動作させることができない。つまり、ジャンパコネクタ50の紛失及び誤った取り外しは、フォークリフト10の使用に支障をきたすおそれがある。これに対して、本実施形態によれば、連結部材91を用いることによりジャンパコネクタ50の紛失及び誤った取り外しを抑制できるため、フォークリフト10の使用に支障をきたすことを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図10に示すように、連結部材91は、回転部51におけるケース52外に配置されている部分である第2回転部200に取り付けられていてもよい。この場合、巻き取られた連結部材91がケース52外に配置されるため、巻き取られた連結部材91と、ケース52内に配置されている各挿入ピン71,72等とが接触することを回避できる。
なお、本別例においては、第2回転部200の径は、第1回転部61と同一であるとよい。また、第2回転部200の挿入方向Pの基端部は拡径しているとよい。これにより、巻き取られた連結部材91が把持部63の方に移動することを抑制でき、操作性の向上を図ることができる。
○ 実施形態では、連結部材91が巻取状態である場合には、ジャンパコネクタ50の取り外しが規制されていたが、これに限られず、規制されていなくてもよい。この場合であっても、連結部材91が巻取状態である場合の方が、巻取解除状態と比較して緩みが少ない分だけ、ジャンパコネクタ50の取り外しが煩雑なものとなり易く、作業者等が連結部材91に引っ掛かりにくい。これにより、ジャンパコネクタ50が誤って取り外されることを抑制できる。
○ インレット40の設置位置は電池パック30の左側面30aに限られず、電池パック30のいずれの面に配置されていてもよい。また、左側面30aに、インレット40が収容可能な凹部を形成し、当該凹部にインレット40が配置されていてもよい。
○インレット40は、電池パック30ではなく、車体11に設けられていてもよい。即ち、インレット40は配線を介して電池パック30に接続されていてもよい。
○ 実施形態では、連結部材91は電池パック30に取り付けられていたが、これに限られず、車体11に取り付けられていてもよい。要は、連結部材91は、ジャンパコネクタ50と、電池パック30又は当該電池パック30が搭載されたフォークリフト10とを連結すればよい。
○ 把持部63を省略してもよい。
○ 各端子41,42及び嵌合穴44と、各挿入ピン71,72等及び第1回転部61とは、互いに嵌合することが可能であれば、その具体的な形状や設置位置は任意である。
○ 各端子41〜43と、電池セル31及び負荷Xとの接続態様は、ジャンパコネクタ50を介して電池セル31の放電電力を負荷Xに供給することができ、且つ、充電プラグ102を介して電池セル31に充電電力を供給することができれば、実施形態のものに限られず任意である。
○ 第1回転部61に溝80が形成され、嵌合穴44の内周面に突起74が形成されていてもよい。この場合、溝80が規制部に対応する。
○ ジャンパコネクタ50の取り外しを規制したり許容したりする規制部の具体的な構成は、突起74等に限られず、任意である。例えば、ジャンパコネクタ50は、ジャンパコネクタ50とインレット40とをロックするロック状態と、当該ロック状態が解除されたロック解除状態とに切替可能なロック機構と、ケース52に設けられ、ロック機構の状態を切り替えるスイッチとを有する構成であってもよい。この場合、作業者は、スイッチと把持部63との双方を操作する。すなわち、規制部によるジャンパコネクタ50の取り外しの規制及びその規制の解除と、連結部材91の巻取状態及び巻取解除状態とが連動していなくてもよい。
○ 突起74及び溝80を省略してもよい。この場合であっても、連結部材91によってジャンパコネクタ50の取り外しを規制することができる。
○ 取付部分91aの位置は、突出領域61aであれば任意である。
○ ジャンパコネクタ50の取付対象は、フォークリフト10に限られず、任意である。例えば、電池パック30が搭載された自動車等に取り付けられていてもよいし、電池パック30が搭載された無人搬送車等の他の産業車両に取り付けられていてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる好適な一例について以下に記載する。
(イ)前記回転部における前記ケース外に配置されている部分には把持部が設けられている請求項2又は請求項3に記載のジャンパコネクタ。
(ロ)前記導電部材は、前記回転部の軸線方向から見て前記回転部に対してずれた位置に配置されており、前記回転部には、前記連結部材が取り付けられている取付部分が存在し、前記連結部材が前記巻取解除状態である状況において前記回転部が前記第1回転方向に回転する場合における前記取付部分にとっての進行方向は、前記導電部材から離れる方向である請求項2に記載のジャンパコネクタ。
(ハ)前記回転部は、少なくとも一部が前記ケース内に配置されている第1回転部と、前記第1回転部と連結されているものであって、前記ケースに形成された貫通孔を介して前記ケース外に突出している第2回転部とを備え、前記連結部材は、前記第1回転部における前記ケース内に配置されている部分に取り付けられており、当該第1回転部の径は、前記第2回転部の径よりも大きい請求項2又は(ロ)に記載のジャンパコネクタ。
10…フォークリフト、11…車体、30…電池パック、31…電池セル、40…インレット、41…第1端子、42…第2端子、50…ジャンパコネクタ、51…回転部、52…ケース、61…第1回転部、61a…突出領域、62…第2回転部、63…把持部、71,72…挿入ピン(導電部材)、73…接続部(導電部材)、74…突起(規制部)、80…溝、91…連結部材、91a…取付部分、R1…第1回転方向、R2…第2回転方向、X…負荷。

Claims (6)

  1. 充放電が可能な電池セルを有する電池パックに接続されたインレットに着脱可能に取り付けられるものであり、且つ、前記インレットの第1端子と第2端子とを接続するジャンパコネクタであって、
    回転可能な回転部と、
    前記回転部に取り付けられているものであって、前記ジャンパコネクタと、前記電池パック又は当該電池パックが搭載された対象物とを連結するのに用いられる長尺状の連結部材と、
    を備え、
    前記連結部材は、前記回転部が第1回転方向に回転した場合には、前記回転部に巻き取られた巻取状態となる一方、前記巻取状態である状況において前記回転部が前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に回転した場合には巻き解かれて前記巻取状態よりも緩んだ巻取解除状態となることを特徴とするジャンパコネクタ。
  2. 前記第1端子と前記第2端子とを接続する導電部材と、
    前記導電部材が収容されたケースと、
    を備え、
    前記回転部は、前記ケースの内外に貫通した状態で配置されており、
    前記連結部材は、前記回転部における前記ケース内に配置されている部分に取り付けられている請求項1に記載のジャンパコネクタ。
  3. 前記第1端子と前記第2端子とを接続する導電部材と、
    前記導電部材が収容されたケースと、
    を備え、
    前記回転部は、前記ケースの内外に貫通した状態で配置されており、
    前記連結部材は、前記回転部における前記ケース外に配置されている部分に取り付けられている請求項1に記載のジャンパコネクタ。
  4. 前記回転部に設けられた規制部を備え、
    前記規制部は、
    前記連結部材が前記巻取状態である場合には前記インレットからの前記ジャンパコネクタの取り外しを規制する一方、
    前記連結部材が前記巻取解除状態である場合には前記インレットからの前記ジャンパコネクタの取り外しを許容するものである請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のジャンパコネクタ。
  5. 前記ジャンパコネクタは、前記第1端子と前記第2端子とを接続することにより、前記電池セルの放電電力を前記対象物に搭載された負荷に対して伝送するものである請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のジャンパコネクタ。
  6. 充放電が可能な電池セルを有する電池パックと、
    前記電池パックに接続されたインレットと、
    前記インレットに着脱可能に取り付けられるものであり、且つ、前記インレットの第1端子と第2端子とを接続するジャンパコネクタと、
    を備えたフォークリフトであって、
    前記ジャンパコネクタは回転可能な回転部を備え、
    前記フォークリフトは、前記回転部に取り付けられているものであって、前記ジャンパコネクタと、前記電池パック又は前記フォークリフトの車体とを連結する長尺状の連結部材を備え、
    前記連結部材は、前記回転部が第1回転方向に回転した場合には、前記回転部に巻き取られた巻取状態となる一方、前記巻取状態である状況において前記回転部が前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に回転した場合には巻き解かれて前記巻取状態よりも緩んだ巻取解除状態となることを特徴とするフォークリフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018037203A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社豊田自動織機 電池パック設置構造
JP2018037210A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社豊田自動織機 電池パック及び充電口ユニット

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