JP2016031676A - 情報通知システム及び情報通知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】医薬品の服用忘れ等の防止に役立つ情報通知システムを提供する。
【解決手段】第1の通信装置1と第2の通信装置4とを備え、第1の通信装置1は、記憶媒体2から連絡先情報を読み取り、連絡先情報に基づき第1の処方薬情報を送信する。第2の通信装置4は、第1の処方薬情報を受信し、第1の処方薬情報に含まれた第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づく第1の服用案内の出力タイミングにより、第1の服用案内を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】第1の通信装置1と第2の通信装置4とを備え、第1の通信装置1は、記憶媒体2から連絡先情報を読み取り、連絡先情報に基づき第1の処方薬情報を送信する。第2の通信装置4は、第1の処方薬情報を受信し、第1の処方薬情報に含まれた第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づく第1の服用案内の出力タイミングにより、第1の服用案内を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、情報通知システム及び情報通知方法に関する。
調剤薬局等において、薬剤師は、医師からの処方箋に従い処方薬を調剤する。この際、薬剤師は、ジェネリック医薬品の優先利用の有無、アレルギーの有無、副作用履歴、及び病気の履歴等を考慮しながら、適切な処方薬を調剤する。その上で、薬剤師は、処方薬の購入者に対して、処方薬の服用方法等を説明し、処方薬を手渡す。購入者等は、薬剤師から指示された服用方法に従い処方薬を服用する。例えば、購入者等は、指定された期間(例えば3日間)にわたり、指定された時間(例えば毎食後(朝食、昼食、夕食後))に、指定された分量(例えば2錠)を服用する。
また、医療機関等においては、医師からの指示に基づき、看護師等が、指定された期間にわたり、指定された時間に、指定された分量を患者へ投与する。
上記の通り、処方薬の購入者等は、医薬品を受け取る際に、医薬品の服用方法等の説明を聞いているものの、指定された時間での服用を忘れたり、指定された分量と異なる分量を服用したりすることがあり、これらを防止するためのサービスが望まれている。
また、医療機関等からも、看護師等が指定された時間に指定された分量を患者へ投与することを忘れないような防止策が望まれている。
また、上記の通り、薬剤師には、ジェネリック医薬品の優先利用の有無、アレルギーの有無、副作用履歴、及び病気の履歴等を考慮した適切な医薬品を調剤することが求められており、不適切な医薬品の調剤を防止するための技術も望まれている。
本発明の目的は、医薬品の服用忘れ等の防止に役立つ情報通知システム及び情報通知方法を提供することである。
実施形態の一例の情報通知システムは、第1の通信装置と第2の通信装置とを備える。前記第1の通信装置は、記憶媒体から連絡先情報を読み取り、前記連絡先情報に基づき第1の処方薬情報を送信する。前記第2の通信装置は、前記第1の処方薬情報を受信し、前記第1の処方薬情報に含まれた第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づく第1の服用案内の出力タイミングにより、前記第1の服用案内を出力する。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
医薬品の服用には、医薬品の副作用や飲み合わせのリスクが存在する。医療機関や薬局で市販薬やサプリメントを販売する際、薬剤師がお薬手帳の情報などから利用者のアレルギーや副作用歴の有無、病歴などを確認し、処方の可否を判断し、適切な医薬品を調剤する。また、薬剤師は、調剤した薬の服用方法を説明し、服用者は服用方法を守り、薬を服用することが重要である。
本実施形態では、ICカード等の記憶媒体、記憶媒体から情報を読み取るカードリーダ等の情報処理装置(第1の通信装置)、サーバ等を介して情報処理装置から送信される情報を受信し受信した情報を出力(表示)するスマートフォン等の情報出力装置(第2の通信装置)により、不適切な調剤を防止したり、医薬品の服用忘れを防止したり、患者への投与忘れを防止したりする情報通知システムについて説明する。
図1は、実施形態に係る情報通知システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報通知システムは、端末1、ICカード2(記憶媒体)、サーバ3、及び情報出力端末4により構成される。例えば、端末1は、医療機関又は調剤薬局等に設置される。例えば、ICカード2は、医薬品を購入する(受け取る)ユーザ又は医薬品を服用するユーザが個人所持するものである。或いは、ICカード2は、医療機関が患者別に用意し管理するものである。例えば、サーバ3は、メールサーバである。例えば、情報出力端末4は、スマートフォン又はタブレットPCである。
端末1は、制御部11、ディスプレイ12、キーボード13、リーダライタ14、通信部15を備えている。端末1のリーダライタ14は、ICカード2と通信可能に構成されており、端末1はICカード2に対してデータを送信したり(書き込んだり)、ICカード2からのデータを受信したり(読み込んだり)する。
例えば、キーボード13は、オペレータ(薬剤師や看護師等の医療関係者)からの文字や数字等の情報の入力を受付け、制御部11に対して入力情報を通知し、制御部11は、リーダライタ14を介して入力情報をICカード2へ送信する(書き込む)。また、制御部11は、リーダライタ14により受信されたICカード2のデータをディスプレイ12へ出力し、ディスプレイ12はICカード2のデータを表示する。通信部15は、サーバ3と通信し、メール等を送受信する。
なお、ICカード2は、接触式のカード、非接触式のカード(無線カード)、及び非接触式と接触式の両者をサポートするコンビ型のカードのいずれであってもよい。
情報出力端末4は、制御部41、記憶部42、通信部43、表示部44、スピーカ45を備える。通信部43は、制御部41の制御に基づき、サーバ3等の外部装置と通信し、現在日時情報を受信したり、メールを受信したり、各種アプリケーションをダウンロードしたりする。記憶部42は、受信した現在日時情報を記憶したり、メールを記憶したり、ダウンロードした各種アプリケーションを記憶したりする。制御部41は、ダウンロードした各種アプリケーションを実行し、表示部44は、各種アプリケーションの実行に対応する情報を表示し、スピーカ45は、各種アプリケーションの実行に対応する情報を音声出力する。
図2は、実施形態に係るリーダライタの概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、リーダライタは、通信I/F142、CPU143、データメモリ(不揮発性メモリ)144、RAM145、ROM146を備えている。CPU143は、ICカード2に対してコマンド等の各種情報の送信を制御したり、ICカード2からの応答を検出したりする。
図3は、実施形態に係るICカードの概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、ICカード2は、例えばプラスティックカード(基材)2aにより構成され、ICモジュール20(ICチップ)を備え、ICモジュール20は、通信I/F201、CPU204、データメモリ(EEPROM、FRAM(登録商標)、FLASH等の不揮発性メモリ)205、RAM206、ROM207を備えている。なお、携帯可能電子装置の一例として、上記したようなICカード2について説明するが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、携帯可能電子装置は、SIM形状のICカードであってもよい。
RAM206は、ワーキングメモリとして機能する。ROM207は、CPU204により実行されるICカードプログラムを保持する。CPU204は、ROM207に記憶されたICカードプログラム等に基づき動作する。また、CPU204は、データメモリ205又はRAM206に記憶されたデータを読み出したり、データメモリ205又はRAM206に対してデータを書き込んだり、さらには、通信I/F201を介して受信したコマンド(端末1から送信されたコマンド)を解釈し実行したり、通信I/F201を介して端末1に対してコマンド実行結果の返信を制御したりする。
例えば、データメモリ205は、主ファイル(Main File、MFと略記)、主ファイルに属する複数の専用ファイル(Dedicated File、DFと略記)、及び各専用ファイルに属する基礎ファイル(Elementary File、EFと略記)を記憶する。MFは、最上位に位置するDFであり、MFには1又は複数のDFが属し、また各DFには1又は複数のEFが属する。これらMF、DF、EFには、1又は複数のデータオブジェクトが格納される。データオブジェクトは、値領域の種別を示す種別情報(タグ値)、値領域のデータ長を示すデータ長情報(レングス)、及び値領域(バリュー)により構成される。
図4は、ICカード2のデータメモリ205に記憶されるファイル構成の一例を示す図である。図4に示すように、例えば、MFは、DF1、DF2を含み、DF1は、EF1、EF2、EF3、EF4等を含み、EF1はEF1−1を含み、EF2はEF2−1を含み、EF3はEF3−1を含む。例えば、EF1は、アレルギーの有無を示す情報を格納し、EF1−1は、EF1の情報に基づき服用が制限される医薬品のリスト(第1の医薬品リスト)を示す情報を格納する。EF2は、薬の副作用歴の有無を示す情報を格納し、EF2−1は、EF2の情報に基づき服用が制限される医薬品のリスト(第2の医薬品リスト)を示す情報を格納する。EF3は、過去の病歴を示す情報を格納し、EF3−1は、EF3の情報に基づき服用が制限される医薬品のリスト(第3の医薬品リスト)を示す情報を格納する。EF4は、かかりつけ医薬局に関する情報、ジェネリック医薬品の優先利用の有無を示す情報、処方箋に従って調剤された処方薬に関する情報(処方日、薬品名、処方量、服用情報他)を格納する。また、処方箋に従って調剤された処方薬が2種類ある場合には、2種類の処方薬に関する情報を格納する。例えば、処方薬に関する情報(処方薬情報)は、医薬品名、服用開始日、服用期間、服用間隔(服用時刻)、服用量(総服用量及び1回あたりの服用量)等の情報を含む。なお、端末1のキーボード13等を介して、薬剤師等が処方薬情報を入力することに対応して、リーダライタ14がICカード2に対して処方薬情報を書き込み、これにより、EF4に処方薬情報が格納される。
DF2は、EF21を含み、EF21は連絡先情報(メールアドレス等)を含む。
図5は、端末1によるICカード2の読取り処理の一例を示す図である。例えば、薬剤師や看護師等の医療関係者が、医療機関や薬局に設置される端末1のリーダライタ14に、ICカード2をかざすと(ST501)、リーダライタ14は、ICカード2に格納された情報を読み取り、制御部11は読み取った情報に基づき各種判別処理を実行する。例えば、制御部11は、EF4から読み取ったジェネリック医薬品の優先利用の有無を示す情報に基づき、ジェネリック医薬品の優先利用の有無を判定する(ST502)。また、制御部11は、EF1(EF1−1を含む)から読み取ったアレルギーの有無を示す情報に基づき、アレルギーの有無について判定する(ST503)。また、制御部11は、EF2(EF2−1を含む)から読み取った薬の副作用歴の有無を示す情報に基づき、薬の副作用歴の有無について判定する(ST504)。また、制御部11は、EF3(EF3−1を含む)から読み取った過去の病歴を示す情報に基づき、過去の病歴の有無について判定(確認)する(ST505)。
制御部11は、ジェネリック医薬品の優先利用の有無判定結果に応じた案内の表示を制御し、ディスプレイ12は、これに対応して、ジェネリック医薬品の優先利用の有無を示す情報を表示する(ST507)。さらに、制御部11は、上記の判定処理及びEF1−1、EF2−1、EF3−1に含まれる情報に基づき、服用が制限される医薬品のリストを生成し(ST506)、ディスプレイ12は、服用が制限される医薬品のリストを表示する(ST507)。例えば、アレルギー有り、薬の副作用歴無し、病歴無しの場合には、アレルギーが有ること及び第1の医薬品リストを表示する(図6A)。アレルギー無し、薬の副作用歴有り、病歴無しの場合には、第2の医薬品リストを表示する。アレルギー無し、薬の副作用歴無し、病歴有りの場合には、第3の医薬品リストを表示する。アレルギー有り、薬の副作用歴有り、病歴無しの場合には、第1及び第2の医薬品リストに基づき重複する医薬品を1つにまとめたリストを生成し表示する。アレルギー有り、薬の副作用歴有り、病歴有りの場合には、第1、第2、及び第3の医薬品リストに基づき重複する医薬品を1つにまとめたリストを生成し表示する(図6B)。なお、ジェネリック医薬品の優先利用が指定されている場合には、検索対象にジェネリック医薬品を含めることとする。また、服用が制限される医薬品リストは、ICカード2から取得することに限定されるものではなく、外部サーバ等から受信するようにしてもよい。
ジェネリック医薬品の優先利用の有無を示す情報、服用が制限される医薬品のリストが表示された後、医療関係者は、処方箋に従って調剤された処方薬に関する情報(処方薬情報)を入力する。制御部11は、入力された処方薬情報により示される処方薬が、表示された服用制限医薬品のリストに含まれると判定した場合には、警告情報の出力を制御し、ディスプレイ12は警告メッセージを表示する。これにより、処方薬がアレルギー対象に該当する場合、副作用歴に該当する場合、病歴に影響する場合には、警告メッセージが表示されることになる。これにより、薬副作用や飲み合わせのリスクを低減することができる。利用者の希望でジェネリック医薬品を進んで利用する場合には、薬剤師に対して優先的にジェネリック医薬品を処方するよう、ディスプレイ12にメッセージを表示する。
次に、端末1、ICカード2、サーバ3、及び情報出力端末4による医薬品の服用情報の出力制御について説明する。
例えば、薬剤師等の医療関係者は、ディスプレイ12の表示に基づき、ジェネリック医薬品の優先利用の有無、及び服用制限医薬品のリストを確認し、処方薬を準備し、キーボード13を介して処方薬に関する情報(例えば1種類の処方薬がある場合には第1の処方薬情報、2種類の処方薬がある場合には第1の処方薬情報と第2の処方薬情報)を入力する。リーダライタ14は、入力された処方薬情報をICカード2へ書き込む。また、制御部11は、ICカード2のDF2(DF21を含む)から読み取った連絡先情報(メールアドレス等)を宛先とするメールを送信する。メールは、処方薬情報を含む。サーバ3は、端末1からのメールを受信し、宛先に基づきメールを送信し、例えば、情報出力端末4は、サーバ3を介して、端末1からのメールを受信する。
例えば、事前に、情報出力端末4の通信部43は、サーバ3から服用情報出力アプリケーションをダウンロードし、記憶部42が服用情報出力アプリケーションを記憶する。制御部41が、服用情報出力アプリケーションを実行すると、服用情報出力アプリケーションは、受信したメールに含まれる処方薬情報に基づき処方薬の服用案内を出力(表示)する。
例えば、情報出力端末4(服用情報出力アプリケーション)は、第1の処方薬情報に含まれる第1の服用情報に基づき服用案内を出力(表示)し、第2の処方薬情報に含まれる第2の服用情報に基づき服用情報を出力(表示)する。つまり、服用情報出力アプリケーションは、第1の処方薬情報に含まれた服用開始日情報(例えば2014/7/1)、服用期間情報(例えば3日間)、及び服用時刻情報(例えば7:30、19:30)と現在日時情報との比較に基づき、第1の服用案内の出力タイミングを制御し、さらに、第2の処方薬情報に含まれた服用開始日情報(例えば2014/7/1)、服用期間情報(例えば5日間)、及び服用時刻情報(例えば7:30、12:30、19:30)と現在日時情報との比較に基づき、第2の服用案内の出力タイミングを制御する。
例えば、服用情報出力アプリケーションは、現在日時が2014/7/1_7:30になると、1回目(初回)の第1の処方薬品と1回目(初回)の第2の処方薬品の服用の案内情報の出力を指示し、表示部44は、第1の処方薬品名及び1回あたりの服用量、及び第2の処方薬品名及び1回あたりの服用量を表示するとともに、これら第1及び第2の処方薬品の服用を促す案内を表示し(例えば「朝食後に薬Aを2錠、薬Bを1包み服用下さい」を表示するとともに)、スピーカ45が、音声でもその旨を出力する。
次に、服用情報出力アプリケーションは、現在日時が2014/7/1_12:30になると、2回目の第2の処方薬品の服用の案内情報の出力を指示し、表示部44は、第2の処方薬品名及び1回あたりの服用量を表示するとともに、この第2の処方薬品の服用を促す案内を表示し(例えば図7に示すように「昼食後に薬Aを2錠服用下さい」を表示するとともに)、スピーカ45が、音声でもその旨を出力する。
次に、服用情報出力アプリケーションは、現在日時が2014/7/1_19:30になると、2回目の第1の処方薬品の服用と3回目の第2の処方薬品の服用の案内情報の出力を指示し、表示部44は、第1の処方薬品名及び1回あたりの服用量、及び第2の処方薬品名及び1回あたりの服用量を表示するとともに、これら第1及び第2の処方薬品の服用を促す案内を表示し(例えば図7に示すように「夕食後に薬Aを2錠、薬Bを1包み服用下さい」を表示するとともに)、スピーカ45が、音声でもその旨を出力する。
上記を繰り返し、服用情報出力アプリケーションは、現在日時が2014/7/3_19:30になると、6回目(最終回)の第1の処方薬の服用と9回目の第2の処方薬の服用の案内情報の出力を指示し、表示部44は、第1の処方薬品名及び1回あたりの服用量、及び第2の処方薬品名及び1回あたりの服用量を表示するとともに、これら第1及び第2の処方薬品の服用を促す案内を表示し、スピーカ45が、音声でもその旨を出力する。
上記を繰り返し、服用情報出力アプリケーションは、現在日時が2014/7/5_19:30になると、15回目(最終回)の第2の処方薬品の服用の案内情報の出力を指示し、表示部44は、第2の処方薬品名及び1回あたりの服用量を表示するとともに、この第2の処方薬品の服用を促す案内を表示し、スピーカ45が、音声でもその旨を出力する。
以上により、服用者等が情報出力端末4を所持するケースでは、服用者等に対して、指定された時間での服用を通知することができ、また、指定された1回あたりの服用分量を通知することができる。また、上記のように、複数の処方薬品を同時期に服用するケースにおいて、服用忘れや服用間違えを防止するのに有効である。また、看護師等が情報出力端末4を所持するケースでは、看護師等に対して、上記の服用情報を通知することができる。これにより、複数の処方薬品を同時期に患者に投与するケースにおいて、投与忘れや投与の間違えを防止するのに有効である。さらに、患者をIDで識別管理することにより(ICカード2のデータメモリ144に患者別のIDを保存することにより)、IDを含むメールを送受信することとし、情報出力端末4においてIDで識別表示された情報通知を可能とすることもできる。
また、上記説明では、情報出力端末4がスマートフォン又はタブレットPC等であるケースについて説明したが、情報出力端末4が冷蔵庫等の家電の一部機能であってもよい。これにより、目につきやすい冷蔵庫等での情報通知が可能となり、服用者本人以外でも情報通知を知ることができ、服用者本人が高齢者や幼児等の場合に有効である。
なお、端末1及び情報出力端末4での処理の全ての手順はソフトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを端末1及び情報出力端末4へインストールして実行するだけで、上記処理を容易に実現することができる。例えば、端末1及び情報出力端末4は、上記プログラムをネットワーク経由でダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。或いは、端末1及び情報出力端末4は、上記プログラムを情報記憶媒体から読み取り、読み取ったプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…端末、2…ICカード、3…サーバ、4…情報出力端末
Claims (10)
- 記憶媒体から連絡先情報を読み取り、前記連絡先情報に基づき第1の処方薬情報を送信する第1の通信装置と、
前記第1の処方薬情報を受信し、前記第1の処方薬情報に含まれた第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づく第1の服用案内の出力タイミングにより、前記第1の服用案内を出力する第2の通信装置と、
を備える情報通知システム。 - 前記第2の通信装置は、前記第1の処方薬情報に含まれた第1の服用開始日情報、第1の服用期間情報、及び前記第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づき前記第1の服用案内の出力タイミングを制御する請求項1の情報通知システム。
- 前記第2の通信装置は、前記出力タイミングの制御に基づき前記第1の服用案内に含まれた1回あたりの服用量情報を出力する請求項1又は2の情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、前記記憶媒体からジェネリック医薬品の優先利用の有無を示すジェネリック医薬品優先利用情報を読取り、前記ジェネリック医薬品優先利用情報を出力し、出力後に入力される前記第1の処方薬情報を送信する請求項1乃至3の何れか1つの情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、前記記憶媒体からアレルギー情報を読取り、前記アレルギー情報に基づきアレルギーの有無を判定し、アレルギー有りの判定に基づき前記アレルギー情報に対応して服用が制限される第1の医薬品リストを出力し、出力後に入力される前記第1の処方薬情報を送信する請求項1乃至4の何れか1つの情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、入力される前記第1の処方薬情報が示す前記第1の処方薬が前記第1の医薬品リストに含まれる場合には警告を出力する請求項1乃至5の何れか1つの情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、前記記憶媒体から医薬品の副作用履歴情報を読取り、前記副作用履歴情報に基づき副作用履歴の有無を判定し、副作用履歴有りの判定に基づき前記副作用履歴情報に対応して服用が制限される第2の医薬品リストを出力し、出力後に入力される前記第1の処方薬情報を送信する請求項1乃至6の何れか1つの情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、入力される前記第1の処方薬情報が示す前記第1の処方薬が前記第2の医薬品リストに含まれる場合には警告を出力する請求項1乃至7の何れか1つの情報通知システム。
- 前記第1の通信装置は、前記記憶媒体から病気履歴情報を読取り、前記病気履歴情報に基づき病気履歴の有無を判定し、病気履歴有りの判定に基づき前記病気履歴情報に対応して服用が制限される第3の医薬品リストを出力し、出力後に入力される前記第1の処方薬情報が示す前記第1の処方薬が前記第3の医薬品リストに含まれる場合には警告を出力する請求項1乃至8の何れか1つの情報通知システム。
- 記憶媒体から連絡先情報を読み取り、前記連絡先情報に基づき第1の処方薬情報を送信し、
前記第1の処方薬情報を受信し、前記第1の処方薬情報に含まれた第1の服用時刻情報と現在日時情報との比較に基づく前記第1の服用案内の出力タイミングにより、前記第1の服用案内を出力する情報通知方法。
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