JP2016031578A - 昇降機の部品の取替周期算出装置 - Google Patents

昇降機の部品の取替周期算出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降機の稼働開始から当該部品の取替周期算時点までの当該部品の取替履歴を把握していなくても当該部品の取替周期を適切に算出することができるエレベータ用部品の取替周期算出装置を提供する。【解決手段】昇降機の部品の取替周期算出装置は、取替周期の算出対象となる部品が利用された昇降機の契約の推移を契約履歴から抽出する契約推移抽出部と、前記契約推移抽出部により契約の推移を抽出された昇降機について未契約期間を除外して当該部品の取替周期を算出する取替周期算出部と、を備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、昇降機の部品の取替周期算出装置に関する。
例えば、特許文献1には、部品の取替周期算出装置が記載されている。基本的な取替周期算出装置は、部品を利用した装置の稼働開始時点から当該部品の取替周期算時点までの取替履歴が判明していることを前提として当該部品の取替周期を算出する。
特開2009−266029号公報
しかしながら、エレベータ等の昇降機においては、保守会社が管理者の意向によって変更されることもある。この場合、変更後の保守会社は、昇降機の稼働開始時点から一定期間における当該部品の取替履歴を把握していない。このため、基本的な取替周期算出装置が利用された場合、部品の取替周期が誤って算出され得る。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、昇降機の稼働開始時点から当該部品の取替周期算時点までの当該部品の取替履歴の一部を把握していなくても当該部品の取替周期を適切に算出することができる昇降機の部品の取替周期算出装置を提供することである。
この発明に係る昇降機の部品の取替周期算出装置は、取替周期の算出対象となる部品が利用された昇降機の契約の推移を契約履歴から抽出する契約推移抽出部と、前記契約推移抽出部により契約の推移を抽出された昇降機について未契約期間を除外して当該部品の取替周期を算出する取替周期算出部と、を備えた。
この発明によれば、部品の取替周期は、昇降機の未契約期間を除外して算出される。このため、昇降機の稼働開始時点から当該部品の取替周期算時点までの当該部品の取替履歴の一部を把握していなくても当該部品の取替周期を適切に算出することができる。
この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による契約の推移の分類を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置を利用しないで得られた部品の取替周期を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による部品の取替周期の計算方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による部品の取替周期の計算方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置の動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置のブロック図である。
図1において、第1記憶装置1は、複数の昇降機の各々における契約履歴を記憶する。例えば、第1記憶装置1は、複数のエレベータの各々における契約履歴を記憶する。例えば、第1記憶装置1は、複数の乗客コンベアの各々における契約履歴を記憶する。
第2記憶装置2は、複数の昇降機の各々に利用されている部品の取替履歴を記憶する。例えば、第2記憶装置2は、複数のエレベータの各々に利用されている部品の取替履歴を記憶する。例えば、第2記憶装置2は、複数の乗客コンベアの各々に利用されている部品の取替履歴を記憶する。
例えば、表示装置3は、液晶モニタからなる。表示装置3は、外部からの指令に応じた映像を映すように設けられる。
取替周期算出装置4は、契約推移抽出部4aと取替履歴抽出部4bと取替周期算出部4cと表示制御部4dとを備える。
契約推移抽出部4aは、第1記憶装置1に接続される。契約推移抽出部4aは、取替周期の算出対象となる部品が利用された昇降機の各々の契約の推移を第1記憶装置1の契約履歴から抽出する。例えば、契約推移抽出部4aは、昇降機の機種Xの部品Yが指定された際に機種Xの各々の契約の推移を抽出する。
取替履歴抽出部4bは、第2記憶装置2に接続される。取替履歴抽出部4bは、契約推移抽出部4aにより契約の推移を抽出された昇降機の各々について、保守契約期間中の当該部品の取替時期を第2記憶装置2の取替履歴から抽出する。
取替周期算出部4cは、昇降機の各々に関して取替履歴抽出部4bにより抽出された当該部品の取替時期の分布に基づいて当該部品の取替周期を算出する。この際、取替周期算出部4cは、契約推移抽出部4aにより契約の推移を抽出された昇降機の各々について未契約期間を除外して当該部品の取替周期を算出する。取替周期算出部4cは、昇降機の各々における当該部品の取替周期に統計的手法を用いることにより当該部品の総合的な取替周期を算出する。
表示制御部4dは、表示装置3に接続される。表示制御部4dは、取替周期算出部4cによる算出結果を表示装置3に表示させる。例えば、表示制御部4dは、昇降機の各々における当該部品の取替周期を当該昇降機の記号に対応付けて表示装置3に表示させる。例えば、表示制御部4dは、当該部品の総合的な取替周期を当該部品の記号に対応付けて表示装置3に表示させる。
次に、図2を用いて、契約推移抽出部4aによる契約の推移の分類を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による契約の推移の分類を説明するための図である。
契約推移抽出部4aは、現時点の保守会社aの視点に立った際の昇降機の保守契約の有無に基づいて昇降機の稼動開始時点から部品の取替周期算出時点までの契約の推移を分類する。例えば、契約推移抽出部4aは、昇降機の稼動開始時点から部品の取替周期算出時点までの契約の推移を第1推移から第8推移に分類する。
例えば、第1推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が保守契約期間である。
例えば、第2推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が未契約期間である。未契約期間は、保守会社aが保守契約していない期間である。例えば、保守会社bが保守契約している期間も、保守会社aに対しては未契約期間となる。
例えば、第3推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1998年までの間が未契約期間である。1998年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が保守契約期間Aである。
例えば、第4推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1998年までの間が未契約期間である。1998年から2005年までの間が保守契約期間Bである。2005年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が未契約期間である。
例えば、第5推移においては、昇降機の稼動開始時点の一定期間は、未契約期間である。部品の取替周期算出時点の期間は、未契約期間である。これらの未契約期間の間においては、保守契約期間と未契約期間とが繰り返される。図2においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1996年までの間が未契約期間である。1996年から1998年までの間が保守契約期間Cである。1998年から2002年までの間が未契約期間である。2002年から2005年までの間が保守契約期間Dである。2005年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が未契約期間である。
例えば、第6推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1998年までの間が保守契約期間Eである。1998年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が未契約期間である。
例えば、第7推移においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1998年までの間が保守契約期間Fである。1998年から2005年までの間が未契約期間である。2005年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が保守契約期間Gである。
例えば、第8推移においては、昇降機の稼動開始時点の一定期間は、保守契約期間である。部品の取替周期算出時点の期間は、保守契約期間である。これらの保守契約期間の間においては、未契約期間と保守契約期間とが繰り返される。図2においては、昇降機の稼動開始時点である1987年から1996年までの間が保守契約期間Hである。1996年から1998年までの間が未契約期間である。1998年から2002年までの間が保守契約期間Iである。2002年から2005年までの間が未契約期間である。2005年から部品の取替周期算出時点である2013年までの間が保守契約期間Jである。
次に、図3を用いて、未契約期間を除外しないで算出した部品の取替周期を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置を利用しないで得られた部品の取替周期を説明するための図である。
図3は、図2の第7推移において部品の取替周期が誤って計算される例を示す。
例えば、第1誤りパターンでは、部品は、保守契約期間Fに取り替えられていない。部品は、未契約期間に保守会社bによって取り替えられている。部品は、保守契約期間Gに取り替えられていない。この場合、第2記憶装置2は、未契約期間の取替履歴を記憶していない。その結果、当該部品の取替周期は、1987年から2013年までの期間として誤って算出される。
例えば、第2誤りパターンでは、部品は、保守契約期間Fに取り替えられていない。部品は、未契約期間に保守会社bによって取り替えられている。部品は、保守契約期間Gの2006年に取り替えられている。この場合、第2記憶装置2は、未契約期間の取替履歴を記憶していない。その結果、当該部品の取替周期は、1987年から2006年までの期間として誤って算出される。
例えば、第3誤りパターンでは、部品は、保守契約期間Fの1992年に取り替えられている。部品は、未契約期間に保守会社bによって取り替えられている。部品は、保守契約期間Gの2006年に取り替えられている。この場合、第2記憶装置2は、未契約期間の取替履歴を記憶していない。その結果、当該部品の取替周期は、1992年から2006年までの期間として誤って算出される。
次に、図4を用いて、図2の第3推移から第5推移の場合における部品の取替周期の計算方法を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による部品の取替周期の計算方法を説明するための図である。
例えば、第1パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年のみに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2006年から2013年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第2パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年と2010年とに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2006年から2010年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第3パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年と2007年と2010年とに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2007年から2010年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第4パターンでは、第2記憶装置2は、部品が取り替えられたとの履歴を記憶していない。この場合、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を抽出しない。
次に、図5を用いて、図2の第6推移から第8推移の場合における部品の取替周期の計算方法を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置による部品の取替周期の計算方法を説明するための図である。
例えば、第5パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年のみに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2006年から2013年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第6パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年と2008年とに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2006年から2008年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第7パターンでは、第2記憶装置2は、部品が2006年と2008年と2010年とに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、2008年から2010年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第8パターンでは、第2記憶装置2は、部品が取り替えられたとの履歴を記憶していない。この場合、取替周期算出部4cは、1987年から1998年までの保守契約期間Fを当該部品の取替周期として算出する。
例えば、第9パターンでは、第2記憶装置2は、部品が保守契約期間Fの1992年のみに取り替えられたとの履歴を記憶する。この場合、取替周期算出部4cは、1987年から1992年までの期間を当該部品の取替周期として算出する。
次に、図6を用いて、図2の契約の第3推移から第5推移の場合における取替周期算出装置4の動作を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS2に進み、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して3件以上の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS2で3件以上の取替時期が抽出された場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第3パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS2で3件以上の取替時期が抽出されない場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS4で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS2以降の動作が繰り返される。
ステップS4で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS6に進む。ステップS6では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS7では、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して2件の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS7で2件の取替時期が抽出された場合は、ステップS8に進む。ステップS8では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第2パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS7で2件の取替時期が抽出されない場合は、ステップS9に進む。ステップS9では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS9で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS10に進む。ステップS10では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期の算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS7以降の動作が繰り返される。
ステップS9で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS11に進む。ステップS11では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS12では、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して1件の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS12で1件の取替時期が抽出された場合は、ステップS13に進む。ステップS13では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第1パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS12で1件の取替時期が抽出されない場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS14で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS15に進む。ステップS15では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期の算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS12以降の動作が繰り返される。
ステップS14で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS16に進む。ステップS16では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替履歴が第4パターンであるとして当該部品の取替周期を算出しない。その後、動作が終了する。
次に、図7を用いて、図2の契約の第6推移から第8推移の場合における取替周期算出装置4の動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における昇降機の部品の取替周期算出装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS22に進み、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して3件以上の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS22で3件以上の取替時期が抽出された場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第7パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS22で3件以上の取替時期が抽出されない場合は、ステップS24に進む。ステップS24では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS24で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS25に進む。ステップS25では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS22以降の動作が繰り返される。
ステップS24で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS26に進む。ステップS26では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS27では、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して2件の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS27で2件の取替時期が抽出された場合は、ステップS28に進む。ステップS28では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第6パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS27で2件の取替時期が抽出されない場合は、ステップS29に進む。ステップS29では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS29で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS30に進む。ステップS30では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS27以降の動作が繰り返される。
ステップS29で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS31に進む。ステップS31では、取替履歴抽出部4bは、部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間から走査を開始する。ステップS32では、取替履歴抽出部4bは、当該部品に関して1件の取替時期を抽出したか否かを判定する。
ステップS32で1件の取替時期が抽出された場合は、ステップS33に進む。ステップS33では、取替周期算出部4cは、1件の取替時期が抽出された期間が再契約期間であるか否かを判定する。具体的には、取替周期算出部4cは、1件の取替時期が抽出された期間が未契約期間の後の保守契約期間であるか否かを判定する。
ステップS33で1件の取替時期が抽出された期間が再契約期間である場合は、ステップS34に進む。ステップS34では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第5パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS33で1件の取替時期が抽出された期間が再契約期間でない場合は、ステップS35に進む。ステップS35では、取替周期算出部4cは、当該部品の取替周期を第9パターンで算出する。その後、動作が終了する。
ステップS32で1件の取替時期が抽出されない場合は、ステップS36に進む。ステップS36では、取替履歴抽出部4bは、全保守契約期間の走査が完了したか否かを判定する。
ステップS36で全保守契約期間の走査が完了していない場合は、ステップS37に進む。ステップS37では、取替履歴抽出部4bは、残りの保守契約期間において部品の取替周期算出時点に最も近い保守契約期間を次の保守契約期間として走査する。その後、ステップS32以降の動作が繰り返される。
ステップS36で全保守契約期間の走査が完了した場合は、ステップS38では、取替周期算出部4cは、第8パターンで当該部品の取替周期を算出する。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、部品の取替周期は、昇降機の未契約期間を除外して算出される。このため、昇降機の稼働開始時点から当該部品の取替周期算時点までの当該部品の取替履歴の一部を把握していなくても当該部品の取替周期を適切に算出することができる。そして適切に算出した昇降機の各々における当該部品の取替周期に対して、統計的手法を用いることにより当該部品の総合的な取替周期を算出する。この場合、妥当な周期で部品を交換することができる。その結果、部品の破損による昇降機の動作不良を減らすことができる。
また、部品の取替時期は、取替履歴抽出部4bにより正確に抽出される。このため、当該部品の取替周期を正確に算出することができる。
また、保守契約期間中において当該部品に関して3件以上の取替時期が抽出された場合は、当該部品の取替周期は、直近の2件の取替時期の間の期間となる。このため、昇降機の現時点の状態に即して当該部品の取替周期を算出することができる。
また、保守契約期間中において当該部品に関して2件の取替時期が抽出された場合は、当該部品の取替周期は、当該2件の取替時期の間の期間となる。このため、実際の取替時期に基づいて当該部品の取替周期を算出することができる。
また、現保守契約期間中において当該部品に関して1件の取替時期が抽出された場合は、当該部品の取替周期は、当該1件の取替時期と現時点との間となる。このため、取替時期が1件だけ抽出された場合でも当該部品の取替周期を算出することができる。
また、現保守契約期間の前に保守契約期間が抽出されず、現保守契約期間中において当該部品の取替時期が抽出されない場合は、当該部品の取替周期は算出されない。このため、当該部品の取替周期の算出値が実際の取替周期と大きく異なる結果となることを防止できる。
また、未契約期間の前に昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間が抽出され、全保守契約期間中において当該部品の取替時期が抽出されない場合は、当該部品の取替周期は、昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間となる。このため、実際の取替時期が抽出されなくても、当該部品の取替周期を算出することができる。
また、現保守契約期間中において当該部品の取替時期が抽出されずに昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間において当該部品に関して1件の取替時期が抽出された場合は、当該部品の取替周期は、昇降機の稼働開始時点と当該1件の取替時期との間の期間となる。このため、取替時期が1件だけ抽出された場合でも当該部品の取替周期を算出することができる。
なお、昇降機以外の機器に取替周期算出装置4を適用してもよい。この場合も、昇降機以外の機器の稼働開始時点から当該部品の取替周期算時点までの当該部品の取替履歴の一部を把握していなくても当該部品の取替周期を適切に算出することができる。
1 第1記憶装置、 2 第2記憶装置、 3 表示装置、 4 取替周期算出装置、 4a 契約推移抽出部、 4b 取替履歴抽出部、 4c 取替周期算出部、 4d 表示制御部

Claims (8)

  1. 取替周期の算出対象となる部品が利用された昇降機の契約の推移を契約履歴から抽出する契約推移抽出部と、
    前記契約推移抽出部により契約の推移を抽出された昇降機について未契約期間を除外して当該部品の取替周期を算出する取替周期算出部と、
    を備えた昇降機の部品の取替周期算出装置。
  2. 前記契約推移抽出部により契約の推移を抽出された昇降機について、保守契約期間中の当該部品の取替時期を取替履歴から抽出する取替履歴抽出部、
    を備え、
    前記取替周期算出部は、前記取替履歴抽出部により抽出された取替時期に基づいて当該部品の取替周期を算出する請求項1に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  3. 前記取替周期算出部は、前記取替履歴抽出部が保守契約期間中において当該部品に関して3件以上の取替時期を抽出した場合は、直近の2件の取替時期の間の期間を当該部品の取替周期として算出する請求項2に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  4. 前記取替周期算出部は、前記取替履歴抽出部が保守契約期間中において当該部品に関して2件の取替時期を抽出した場合は、当該2件の取替時期の間の期間を当該部品の取替周期として算出する請求項2または請求項3に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  5. 前記取替周期算出部は、前記取替履歴抽出部が現保守契約期間中において当該部品に関して1件の取替時期を抽出した場合は、当該1件の取替時期と現時点との間の期間を当該部品の取替周期として算出する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  6. 前記取替周期算出部は、前記契約推移抽出部が現保守契約期間の前に保守契約期間を抽出せず、前記取替履歴抽出部が現保守契約期間中において当該部品に関して取替時期を抽出しない場合は、当該部品の取替周期を算出しない請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  7. 前記取替周期算出部は、前記契約推移抽出部が現保守契約期間の前に未契約期間を抽出して当該未契約期間の前に前記昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間を抽出し、前記取替履歴抽出部が現保守契約期間中において当該部品に関して取替時期を抽出せずに未契約期間の前の保守契約期間において当該部品に関して取替時期を抽出しない場合は、未契約期間の前の保守契約期間を当該部品の取替周期として算出する請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
  8. 前記取替周期算出部は、前記契約推移抽出部が現保守契約期間の前に未契約期間を抽出して当該未契約期間の前に前記昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間を抽出し、前記取替履歴抽出部が現保守契約期間中において当該部品に関して取替時期を抽出せずに前記昇降機の稼働開始時点からの保守契約期間において当該部品に関して1件の取替時期を抽出した場合は、前記昇降機の稼働開始時点と当該1件の取替時期との間の期間を当該部品の取替周期として算出する請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の昇降機の部品の取替周期算出装置。
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