JP2016031129A5 - 駆動伝達装置、記録装置、及び締結方法 - Google Patents

Description

本発明は、部材の位置を調整してこの部材を他の部材に固定するための駆動伝達装置、記録装置、及び締結方法に関する。

本発明は上記課題に鑑みなされたものである。そして、その目的は、締結部材を用いて他の部材に部材を固定する場合に、部材の位置を所望の位置に維持することができる駆動伝達装置、記録装置、及び締結方法を提供することにある。

上記課題を解決する本発明の駆動伝達装置は、駆動力を伝達するベルトと、前記ベルト部材に張力を付与しながら回転するローラと、前記ローラを回転可能に支持する支持部材と、前記支持部材を前記ベルトに対して所定方向に付勢する付勢部材と、前記支持部材の穴に挿入され被締結部材とネジ結合することにより前記被締結部材に対して前記支持部材を締結する締結部材と、を備え、前記支持部材は、前記締結部材の座面と当接する当接面と、前記当接面よりも突出し且つ前所定方向に沿って延在して設けられた突出部と、を有しており、前記支持部材が前記被締結部材に締結された状態において、前記突出部のうち第１の部分は前記座面との当接により変形して前記座面は前記第１の部分および前記当接面に当接しており、且つ、前記突出部のうち前記座面と当接しない第２の部分は前記当接面よりも突出していることを特徴とする。

Claims (6)

1. 駆動力を伝達するベルトと、前記ベルト部材に張力を付与しながら回転するローラと、前記ローラを回転可能に支持する支持部材と、前記支持部材を前記ベルトに対して所定方向に付勢する付勢部材と、前記支持部材の穴に挿入され被締結部材とネジ結合することにより前記被締結部材に対して前記支持部材を締結する締結部材と、を備え、
   前記支持部材は、前記締結部材の座面と当接する当接面と、前記当接面よりも突出し且つ前所定方向に沿って延在して設けられた突出部と、を有しており、
   前記支持部材が前記被締結部材に締結された状態において、前記突出部のうち第１の部分は前記座面との当接により変形して前記座面は前記第１の部分および前記当接面に当接しており、且つ、前記突出部のうち前記座面と当接しない第２の部分は前記当接面よりも突出していることを特徴とする駆動伝達装置。
2. 前記支持部材は、延在している前記突出部に沿って前記突出部の脇に設けられ且つ前記当接面よりも凹んでいる凹部を有し、前記突出部の前記第１の部分は前記座面との当接により変形して前記凹部に収まっていることを特徴とする請求項１に記載の駆動伝達装置。
3. 前記凹部は、延在している前記突出部の両脇に設けられていることを特徴とする請求項２に記載の駆動伝達装置。
4. 記録ヘッドと、シートを搬送するローラと、駆動モータと、請求項１から請求項３の何れか１項に記載の駆動伝達装置と、を有し、
   前記駆動モータの駆動力は駆動伝達装置を介して前記ローラに伝わり、前記ローラにより搬送されるシートに対して前記記録ヘッドにより画像を記録することを特徴とする記録装置。
5. ネジを部材の穴に挿入して締結する締結方法であって、
   前記部材は、前記穴から所定方向に延在しており且つ締結の際に前記ネジの座面に当接する突出部と、延在する前記突出部に沿って前記突出部の脇に設けられた凹部と、を有しており、
   締結の際に前記ネジを締めると、前記突出部のうち前記座面に当接する部分が押圧されて変形し、変形した部分は前記凹部に収まることを特徴とする締結方法。
6. 締結された状態において、前記突出部のうち前記座面と当接しない部分は、前記座面よりも突出していることを特徴とする請求項５の記載の締結方法。