JP2016030720A - 割断装置及び板状物品の製造方法 - Google Patents

割断装置及び板状物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歩留まりを向上させることが可能な割断装置を提供する。【解決手段】割断装置10の押さえ治具12は、一対の突起部23a,23bを有する第1アンビル部材21と、一対の突起部25a,25bを有する第2アンビル部材22とを備え、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔は、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔よりも狭く構成される。そして、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bとプッシャ13とでガラス板11から耳部を切り離し、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bとプッシャ13とで製品となる割断片を切り離す。【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板等の板材を割断するための割断装置及び板状物品の製造方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、大寸のガラス板から所定寸法のガラス小片を得る場合には、まず、大寸ガラス板の表面に例えばレーザ加工によって所定深さのスクライブ線を複数形成する。その後、大寸ガラス板の表面を一対の突起部を有するアンビル(押さえ治具)でスクライブ線の1つを跨ぐように押さえた状態で裏面側からプッシャで押圧することで、大寸ガラスがスクライブ線に沿って割断される。
この割断によって得られる製品としてのガラス小片の表面には、その中央の大部分において一定の品質を保証できる有効エリアが設定されている。このため、割断によりガラス小片を得る際には、アンビルの一対の突起部でガラス小片の有効エリア外である端部付近のエリア(非有効エリア)を押さえるようにしている。つまり、割断しようとしているスクライブ線の両隣のスクライブ線の内側近傍の非有効エリアをアンビルの一対の突起部にて押さえるようにしており、アンビルの一対の突起部の間隔が製品部となるガラス小片2つ分の幅とほぼ等しくなっている。
特開2013−43348号公報
ところで、大寸ガラス板の端部の割断片(所謂、耳部)は品質保証の点から廃棄されることになるが、上記のようにスクライブ線の近傍の非有効エリアをアンビルの一対の突起部で押さえる必要があることから、製品となるガラス小片に対して耳部を小さくすることができなかった。このため、大きいサイズのガラス小片を得たい場合に、廃棄する耳部も大きくなり歩留まりが悪化してしまう問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、歩留まりを向上させることが可能な割断装置及び板状物品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する割断装置は、互いに平行な複数の直線状のスクライブ線が形成された板材の表面を押さえ治具の一対の突起部にて前記スクライブ線の1つを跨いで押さえつつ、前記板材を裏面側からプッシャにて押圧して該板材を前記スクライブ線に沿って割断する割断装置であって、前記押さえ治具は、前記一対の突起部をそれぞれ有する第1アンビル部及び第2アンビル部を備え、前記第1アンビル部の一対の突起部の間隔が、前記第2アンビル部の一対の突起部の間隔よりも狭く構成されている。
この構成によれば、第1アンビル部の一対の突起部の間隔は、第2アンビル部の一対の突起部の間隔よりも狭く構成されているため、割断する板材の端部(耳部)の切り離しに第1アンビル部を用い、板材の耳部以外の製品部の切り離しに第2アンビル部を用いることで、廃棄される耳部の幅を製品部の幅よりも狭く設定しても、第1アンビル部の突起部でスクライブ線近傍の非有効エリアを押さえつつ耳部を切り離すことが可能となる。これにより、歩留まりの向上に寄与することができる。
上記割断装置において、前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、相対的に移動不能に構成され、前記第1及び第2アンビル部のいずれか一方の各突起部が前記板材の表面に当接する状態で、他方の各突起部が前記板材の表面に対して板厚方向に離間することが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2アンビル部のいずれか一方を用いた割断時に、他方のアンビル部の各突起部が板材の表面に触れないように構成でき、それにより、板材表面に微細な傷が入ることを抑制することができる。
上記割断装置において、前記各アンビル部は、前記一対の突起部の対向方向と直交する方向に延びる長尺状をなし、前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、それらの長手方向と直交する幅方向に並ぶように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、各アンビル部が長手方向と直交する幅方向に並設されるため、第1及び第2アンビル部を有する押さえ治具の長手方向の小型化が可能となり、ひいては割断装置の小型化に寄与できる。
上記課題を解決する板状物品の製造方法は、上記の割断装置を用いた板状物品の製造方法であって、前記第1アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの端に位置する端部スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材からその端部の耳部を切り離す耳部切離工程と、前記第2アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの前記端部スクライブ線以外の中間スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材から製品部を切り離す製品部切離工程とを備える。
この方法によれば、板材の耳部の切り離しに第1アンビル部が用いられ、板材の耳部以外の製品部の切り離しに、一対の突起部の間隔が第1アンビル部よりも広い第2アンビル部が用いられる。これにより、廃棄される耳部の幅を製品部の幅よりも狭く設定しても、第1アンビル部の一対の突起部でスクライブ線近傍の非有効エリアを押さえつつ耳部を切り離すことが可能となる。これにより、歩留まりの向上に寄与することができる。
上記板状物品の製造方法において、前記耳部切離工程において、前記プッシャの押圧位置を前記端部スクライブ線よりも反耳部側にずらすことが好ましい。
この方法によれば、端部スクライブ線から第1アンビル部の各突起部までの距離の相違に応じて、プッシャの押圧位置を端部スクライブ線よりも反耳部側にずらすことで、端部スクライブ線から裏面まで延びる割断線の終点を該端部スクライブ線の真下に近づけることが可能となる。それにより、割断面の形状がいびつになることを抑制することが可能となる。
本発明の割断装置及び板状物品の製造方法によれば、歩留まりを向上させることが可能となる。
実施形態の割断装置の模式図である。 加工対象であるガラス板の平面図である。 ガラス板の平面図であって、(a)は、ガラス板を第1スクライブ線に沿って割断した状態を表し、(b)は、第2スクライブ線に沿って割断した状態を表すものである。 (a)(b)は、耳部切離工程を説明するための模式図である。 (a)(b)は、製品部切離工程を説明するための模式図である。
以下、板状ガラス物品の製造方法及びその製造方法に用いられる割断装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の割断装置10は、ガラス板11を割断するものであり、図示しない載置台に水平載置されたガラス板11の上方に配置される押さえ治具12と、その押さえ治具12とでガラス板11を上下方向(板厚方向)に挟圧して割断するプッシャ13とを備えている。
(ガラス板)
図2に示すように、加工対象としてのガラス板11の表面11a(上面)には、予め公知の熱加工レーザ切断装置等によって格子状のスクライブ線(互いに直交する直線状の複数の第1スクライブ線14a及び第2スクライブ線14b)が所定深さで形成され、その各スクライブ線14a,14bに沿ってガラス板11が割断される。なお、ガラス板11の割断の際には、まず、各第1スクライブ線14aに沿って端から順に割断し(図3(a)参照)、その後、各第2スクライブ線14bに沿って端から順に割断する(図3(b)参照)。
ガラス板11を各スクライブ線14a,14bに沿って割断することで得られる複数の矩形状の割断片のうち、ガラス板11の端部を含む耳部15は品質保証の点から廃棄され、それ以外の割断片(ガラス板11の割断前において第1スクライブ線14a及び第2スクライブ線14bで四方が区画された部位)は製品部16として扱われる。なお、説明の便宜上、割断前のガラス板11において耳部15及び製品部16となる予定の部位についても耳部15及び製品部16とそれぞれ称して説明する。
各第1スクライブ線14a同士の間隔及び各第2スクライブ線14b同士の間隔は、所望の製品部16のサイズに応じて設定されている。また、両端の第1スクライブ線14aから直近のガラス板11の端部までの間隔は、各第1スクライブ線14a同士の間隔よりも小さく設定されている。同様に、両端の第2スクライブ線14bから直近のガラス板11の端部までの間隔は、各第2スクライブ線14b同士の間隔よりも小さく設定されている。つまり、耳部15のサイズが製品部16のサイズよりも小さく設定されている。
また、各製品部16には、その中央の大部分において一定の品質を保証できる有効エリアA1が設定されるとともに、それ以外の非有効エリアA2が製品部16の周縁部に設定されている。つまり、非有効エリアA2は、第1スクライブ線14a及び第2スクライブ線14bを含むように該第1スクライブ線14a及び第2スクライブ線14bに沿って設定されている。
図1に示すように、ガラス板11が載置される前記載置台の上方に配置される押さえ治具12は、第1アンビル部材21及び第2アンビル部材22を備えている。押さえ治具12は、各アンビル部材21,22が図示しない保持部材にそれぞれ固定されることで該保持部材を含めて一体に構成される。そして、押さえ治具12は、図示しない駆動機構の駆動に基づいて前記載置台に載置されたガラス板11の板面方向(水平方向)及び板面直交方向(上下方向)に移動可能となっている。
押さえ治具12の各アンビル部材21,22は、割断するスクライブ線14a,14bと平行な方向(図1では第1スクライブ線14aと平行な方向であって紙面直交方向)に延びる略長板形状をなしている。各アンビル部材21,22は、それらの長手方向が互いに平行をなすとともに、それらの幅方向(短手方向)に並ぶ態様で前記保持部材に固定されている。なお、各アンビル部材21,22の長手方向長さは、ガラス板11の長手方向幅(図2における上下方向幅)以上の長さを有している。
第1アンビル部材21の下部には、下方に突出する一対の突起部23a,23bと、これら突起部23a,23bの間の窪み部24とが形成されている。各突起部23a,23bは、第1アンビル部材21の長手方向に沿って直線状に延び、互いに平行をなしている。また、各突起部23a,23bの突出長さ(窪み部24からの長さ)は互いに等しく形成されている。
同様に、第2アンビル部材22の下部には、下方に突出する一対の突起部25a,25bと、これら突起部25a,25bの間の窪み部26とが形成されている。各突起部25a,25bは、第2アンビル部材22の長手方向に沿って直線状に延び、互いに平行をなしている。また、各突起部25a,25bの突出長さ(窪み部26からの長さ)は互いに等しく形成されている。
第1及び第2アンビル部材21,22の各突起部23a,23b,25a,25bは全て互いに平行をなしている。また、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1は、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2よりも狭く形成されている。また、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bは、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bよりも下方に位置するように構成されている。
第1及び第2アンビル部材21,22は、ガラス板11を割断して得られた割断片を吸引保持するための吸引部27をそれぞれ備えている。吸引部27は、窪み部24,26に形成された吸気孔28と、その吸気孔28に一端が接続された吸気パイプ29とを備え、吸気パイプ29の他端は図示しない吸気ポンプに接続される。そして、その吸気ポンプを作動させることによって、吸気孔28を通じて窪み部24,26内の空気を吸引し、ガラス板11を割断して得られた割断片を各アンビル部材21,22で吸引保持することが可能となっている。
プッシャ13は、各アンビル部材21,22の長手方向(図1の紙面直交方向)に沿って延びる長尺状をなすとともに、長手方向と直交する断面形状が全長に亘って一様をなすように形成されている。プッシャ13は、前記載置台に載置されたガラス板11の裏面11b側(下側)において該ガラス板11の板厚方向(上下方向)に移動可能に設けられている。そして、プッシャ13の上昇時において、該プッシャ13先端(上端)の当接部13a(図4(a)参照)が長手方向全長に亘ってガラス板11の裏面11bと直線接触するようになっている。
本実施形態の割断装置10は、前記載置台に所定の向きで載置されたガラス板11を、割断しようとしているスクライブ線(図1では第1スクライブ線14a)と直交する方向に移動させる押出装置(図示略)と、その押出装置にてガラス板11をどこまで移動させるかを決める位置決め部31とを備えている。なお、本実施形態では、位置決め部31は、前記押出装置によるガラス板11の押出方向と平行な方向に移動可能に構成されており、前記プッシャ13は、水平方向(ガラス板11の板面方向)の位置が固定されている。
[板状ガラス物品の製造方法]
次に、板状ガラス物品の製造方法について説明する。本実施形態の板状ガラス物品の製造方法は、割断装置10を用いてガラス板11を各スクライブ線14a,14bに沿って割断することで、板状ガラス物品(製品部16)を成形する割断工程を有し、以下には、その割断工程について図3〜図5に従って説明する。
本実施形態の割断工程では、まず、図3(a)に示すように、ガラス板11の表面11aに形成された格子状のスクライブ線のうちの各第1スクライブ線14aに沿って端から順にガラス板11を割断することで、複数の短冊状の割断片Cが形成される。また、このガラス板11の割断によって形成される割断片のうち、ガラス板11の端部を含む耳部15は廃棄される。
その後、図3(b)に示すように、上記の割断で得られた短冊状の割断片Cを各第2スクライブ線14bに沿って端から順に割断することで、複数の矩形状の製品部16が形成される。また、この短冊状の割断片Cの割断によって形成される割断片のうち、割断片Cの長手方向両端部を含む耳部15aは廃棄される。
[割断工程の詳細]
以下、割断装置10を用いてガラス板11を第1スクライブ線14aに沿って割断する態様を図1、図4及び図5に従って詳述する。なお、図1及び図4では左右方向に並ぶ各第1スクライブ線14aのうち、両端の線を端部スクライブ線14c,14dとし、それら端部スクライブ線14c間に形成された各線を中間スクライブ線14eとしている。
まず、ガラス板11を一方の端部スクライブ線14cに沿って割断することで、該端部スクライブ線14cからガラス板11の端部までの耳部15を切り離す耳部切離工程を行う。
図1に示すように、第1スクライブ線14aが第1アンビル部材21の各突起部23a,23bと平行となるように載置台に水平配置されたガラス板11を、前記押出装置により第1スクライブ線14aと直交する板面方向(図1において左方向)に移動させる。そして、ガラス板11の移動方向前方側の端部11cを位置決め部31に当接させることで、ガラス板11を第1スクライブ線14aと直交する板面方向に位置決めする。このとき、ガラス板11の裏面11b側に配置されているプッシャ13は、ガラス板11の裏面11bから離間する退避位置にある。また、このとき、各アンビル部材21,22を有する押さえ治具12はガラス板11の上方に配置され、各アンビル部材21,22がガラス板11の表面11aから離間されている。
次に、図4(a)に示すように、押さえ治具12を下降させて、その第1アンビル部材21の一対の突起部23a,23bをガラス板11の表面11aに対して端部スクライブ線14cを跨ぐように当接させる。このとき、第1アンビル部材21の一方の突起部23aは、耳部15表面(本実施形態ではガラス板11の端部11cの表面)に当接する。また、他方の突起部23bは、端部スクライブ線14cの直近の中間スクライブ線14eに沿った非有効エリアA2であって該中間スクライブ線14eよりも端部スクライブ線14c側の非有効エリアA2(図2参照)と当接する。つまり、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1は、耳部15の幅と短冊状の割断片Cの1つ分の幅の合計幅よりも若干狭くなるように設定されている。これにより、他方の突起部23bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1(図2参照)に当接しないようにしつつ、各突起部23a,23bにてガラス板11の表面11aを端部スクライブ線14cのみを跨いで支持することが可能となっている。
また、このとき、第1アンビル部材21と隣接する第2アンビル部材22は、ガラス板11の上方に位置しており、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bは、ガラス板11の表面11aから離間されている。
そして、上記のように第1アンビル部材21の各突起部23a,23bがガラス板11の表面11aと当接する状態で、プッシャ13を上昇させて、ガラス板11の裏面11bの所定箇所(以下、押圧位置P)をプッシャ13先端の当接部13aで押圧する。これにより、ガラス板11が端部スクライブ線14cに沿って割断され、耳部15がガラス板11から切り離される。なお、切り離された耳部15は、吸気孔28からの吸引によって第1アンビル部材21に保持されるとともに、第1アンビル部材21を含む押さえ治具12の移動によって搬送される。
ここで、プッシャ13の押圧位置Pを端部スクライブ線14cの真下位置に設定した場合を考える。この場合、端部スクライブ線14cから一方の突起部23aまでの距離が端部スクライブ線14cから他方の突起部23bまでの距離よりも短いことで生じる応力のアンバランスによって、図4(b)中の2点鎖線で示すように、端部スクライブ線14cを起点としてガラス板11の裏面11bまで延びる割断線L1の終点E1が端部スクライブ線14cよりもガラス板11の端部11c側にずれる。それにより、割断面の形状がいびつなものとなってしまう。
その割断線L1のずれを抑制すべく、本実施形態では、プッシャ13の押圧位置Pを、端部スクライブ線14cに対して他方の突起部23b側にずらし幅Wだけずらしている。これにより、プッシャ13の押圧によって端部スクライブ線14cから裏面11bまで延びる割断線L2の終点E2が該端部スクライブ線14cの真下に近づくようになっている。
次に、ガラス板11を中間スクライブ線14eに沿って割断することで、製品部16を含む短冊状の割断片Cを切り離す製品部切離工程を行う。
上記の耳部切離工程でガラス板11の端部11cの耳部15を切り離した後、押さえ治具12を上方に移動し、プッシャ13を退避位置まで下降させる。その後、図5(a)に示すように、耳部15が切り離されたガラス板11を前記押出装置にて移動させて、ガラス板11の移動方向前方側の端部11d(上記耳部割断工程によって新たにできた端部)を位置決め部31に当接させる。これにより、ガラス板11が第1スクライブ線14aと直交する板面方向に位置決めされる。このとき、位置決め部31は、プッシャ13との間隔が割断片Cの幅(各第1スクライブ線14aの間隔)に応じた間隔となるように、上記耳部割断工程での配置位置からプッシャ13に対して離間する方向に移動されている。
その後、押さえ治具12を下降させて、その第2アンビル部材22の一対の突起部25a,25bをガラス板11の表面11aに当接させる。このとき、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bは、割断しようとしている中間スクライブ線14f(ガラス板11の端部11dの直近の中間スクライブ線)に対する対称位置に当接される。詳述すると、第2アンビル部材22の一方の突起部25aは、ガラス板11の端部11d近傍の非有効エリアA2(上記耳部切離工程で割断した端部スクライブ線14cに沿った非有効エリアA2)と当接する。また、他方の突起部25bは、割断しようとしている中間スクライブ線14fの隣の中間スクライブ線14gに沿った非有効エリアA2であって該中間スクライブ線14gよりも中間スクライブ線14f側の非有効エリアA2と当接する。つまり、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2は、短冊状の割断片Cの2つ分の幅よりも若干狭くなるように設定されている。これにより、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1に当接しないようにしつつ、各突起部25a,25bにて割断しようとしている中間スクライブ線14fのみを跨いでガラス板11の表面11aを支持することが可能となっている。
また、このとき、第2アンビル部材22と隣接する第1アンビル部材21は、ガラス板11の側方に位置しており、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の表面11aと接触しないようになっている。
そして、上記のように第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の表面11aと当接する状態で、プッシャ13を上昇させて、該プッシャ13先端の当接部13aでガラス板11の裏面11bにおける中間スクライブ線14fの真下位置を押圧する。これにより、ガラス板11が中間スクライブ線14fに沿って割断され、短冊状の割断片Cがガラス板11から切り離される。なお、切り離された割断片Cは、吸気孔28からの吸引によって第2アンビル部材22に保持されるとともに、第2アンビル部材22を含む押さえ治具12の移動によって搬送される。
上記の中間スクライブ線14eの割断工程(製品部切離工程)は、中間スクライブ線14eの本数だけ繰り返し行われる。
その後、図5(b)に示すように、第1アンビル部材21を用いて最後に残った端部スクライブ線14dに沿ってガラス板11を割断する。この割断は、前述の第1アンビル部材21を用いた耳部切離工程と略同様の態様であるため、詳細な説明を省略する。この割断によって、短冊状の割断片Cと耳部15とが切り離される。これにて、各第1スクライブ線14aに沿ったガラス板11の割断が完了し、短冊状の各割断片Cが得られる。
次に、各割断片Cを各第2スクライブ線14bに沿って割断し、複数の矩形状の製品部16が形成される。この割断は、割断片Cの長手方向両端部を含む耳部15aの幅と製品部16の幅(第2スクライブ線14bの間隔)に応じて一対の突起部の間隔が設定された第1及び第2アンビル部材を用いて、上記した各第1スクライブ線14aに沿った割断と同様に行われる。なお、製品部16の形状が正方形の場合には、上記の第1及び第2アンビル部材21,22を用いて各第2スクライブ線14bに沿った割断を行うことが可能である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ガラス板11において、廃棄される耳部15の幅が製品部16の幅(割断片Cの幅)よりも狭く設定され、それに応じて第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1が、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2よりも狭く構成されている。そして、第1アンビル部材21をガラス板11の耳部15の切り離しに用いることで、その第1アンビル部材21の突起部23bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1に当接しないようにしつつも、端部スクライブ線14cに沿ったガラス板11の割断が可能となっている。また、第2アンビル部材22を製品となる割断片C(詳しくは製品部16を含む割断片C)の切り離しに用いることで、その第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1に当接しないようにしつつも、中間スクライブ線14eに沿ったガラス板11の割断が可能となっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)割断装置10の押さえ治具12は、一対の突起部23a,23bを有する第1アンビル部材21と、一対の突起部25a,25bを有する第2アンビル部材22とを備え、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1は、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2よりも狭く構成される。そして、ガラス板11の端部(耳部15)の切り離しに第1アンビル部材21を用い、製品となる割断片C(詳しくは製品部16を含む割断片C)の切り離しに第2アンビル部材22を用いる。これにより、廃棄される耳部15の幅を製品部16の幅(割断片Cの幅)よりも狭く設定しても、第1アンビル部材21の一方の突起部23bで中間スクライブ線14e近傍の非有効エリアA2を押さえつつ耳部15を切り離すことが可能となる。そして、廃棄される耳部15を小さく設定できることから歩留まりの向上に寄与することができる。
(2)押さえ治具12を構成する第1及び第2アンビル部材21,22は相対的に移動不能に構成される。そして、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bがガラス板11の表面11aに当接する状態で、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の表面11aに対して板厚方向に離間するように構成される。このため、第1アンビル部材21を用いた割断時に、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の表面11aに触れないように構成でき、それにより、ガラス板11の表面11aに微細な傷が入ることを抑制することができる。
(3)各アンビル部材21,22は、一対の突起部23a,23b,25a,25bの対向方向と直交する方向に延びる長尺状をなし、第1アンビル部材21と第2アンビル部材22とは、それらの長手方向と直交する幅方向に並ぶように構成される。これにより、第1及び第2アンビル部材21,22を有する押さえ治具12の長手方向の小型化が可能となり、ひいては割断装置10の小型化に寄与できる。
(4)耳部切離工程において、プッシャ13の押圧位置Pを端部スクライブ線14c,14dよりも反耳部側(中間スクライブ線14e側)にずらしている。この方法によれば、第1アンビル部材21とプッシャ13とによる挟圧時に端部スクライブ線14c,14dからガラス板11の裏面11bまで延びる割断線L2の終点E1を、該端部スクライブ線14c,14dの真下に近づけることが可能となる。それにより、割断面の形状がいびつになることを抑制することが可能となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、各アンビル部材21,22は、それらの幅方向(短手方向)に並ぶように配置されたが、これ以外に例えば、長手方向に並ぶように配置してもよい。
・上記実施形態では、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bは、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bよりも下方に位置するように構成されたが、これに限らず、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bが第1アンビル部材21の各突起部23a,23bよりも下方に位置するように構成してもよい。
・上記実施形態では、押さえ治具12はそれぞれ一対の突起部23a,23b,25a,25bを有する第1及び第2アンビル部材21,22を備えた構成としたが、これ以外に例えば、一対の突起部23a,23bを有する第1アンビル部と一対の突起部25a,25bを有する第2アンビル部とを一体に有する1つのアンビル部材を備えた構成としてもよい。
・上記実施形態では、押さえ治具12は、各アンビル部材21,22とそれらを保持する保持部材(図示略)とから一体に構成されており、各アンビル部材21,22は互いに相対移動不能に構成されるが、これに限定されるものではなく、例えば、第1及び第2アンビル部材21,22のそれぞれが独立して移動可能となるように構成してもよい。
・上記実施形態では、押さえ治具12は、2つのアンビル部材21,22を備えているが、これに特に限定されるものではなく、アンビル部材の数は構成に応じて適宜変更してもよく、一対の突起部の間隔が異なる少なくとも2つのアンビル部材を備えていればよい。
・上記実施形態では、押出装置によってガラス板11を移動させ、ガラス板11の移動方向前方側の端部を位置決め部31に当接させることでガラス板11を位置決めしたが、ガラス板11の位置決め態様はこれに限定されるものではなく、例えば、押出装置の押出量の制御によってガラス板11を位置決めしてもよい。
・上記実施形態では、各スクライブ線14a,14bを端から順に割断しているが、第1アンビル部材21を用いて端部スクライブ線14c,14dを割断し、第2アンビル部材22を用いて中間スクライブ線14eを割断する態様であれば、割断する各スクライブ線14a,14bの順番は問わない。
・上記実施形態では、熱加工レーザ切断装置によって各スクライブ線14a,14bを形成したが、他の方法によって各スクライブ線14a,14bを形成してもよい。
・上記実施形態では、ガラス板11を割断する割断装置10に適用したが、ガラス以外のセラミック等の材料からなる脆性板材を割断する割断装置に適用してもよい。
10…割断装置、11…ガラス板(板材)、12…押さえ治具、13…プッシャ、14a…第1スクライブ線、14b…第2スクライブ線、14c,14d…端部スクライブ線、14e(14f,14g)…中間スクライブ線、15,15a…耳部、16…製品部、21…第1アンビル部材(第1アンビル部)、22…第2アンビル部材(第2アンビル部)、23a,23b,25a,25b…突起部、C…割断片(製品部)。

Claims (5)

  1. 互いに平行な複数の直線状のスクライブ線が形成された板材の表面を押さえ治具の一対の突起部にて前記スクライブ線の1つを跨いで押さえつつ、前記板材を裏面側からプッシャにて押圧して該板材を前記スクライブ線に沿って割断する割断装置であって、
    前記押さえ治具は、前記一対の突起部をそれぞれ有する第1アンビル部及び第2アンビル部を備え、前記第1アンビル部の一対の突起部の間隔が、前記第2アンビル部の一対の突起部の間隔よりも狭く構成されていることを特徴とする割断装置。
  2. 前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、相対的に移動不能に構成され、
    前記第1及び第2アンビル部のいずれか一方の各突起部が前記板材の表面に当接する状態で、他方の各突起部が前記板材の表面に対して板厚方向に離間するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の割断装置。
  3. 前記各アンビル部は、前記一対の突起部の対向方向と直交する方向に延びる長尺状をなし、
    前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、それらの長手方向と直交する幅方向に並ぶように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の割断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の割断装置を用いた板状物品の製造方法であって、
    前記第1アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの端に位置する端部スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材からその端部の耳部を切り離す耳部切離工程と、
    前記第2アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの前記端部スクライブ線以外の中間スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材から製品部を切り離す製品部切離工程と
    を備えることを特徴とする板状物品の製造方法。
  5. 前記耳部切離工程において、前記プッシャの押圧位置を前記端部スクライブ線よりも反耳部側にずらすことを特徴とする請求項4に記載の板状物品の製造方法。
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