JP2016030720A - 割断装置及び板状物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この方法によれば、端部スクライブ線から第1アンビル部の各突起部までの距離の相違に応じて、プッシャの押圧位置を端部スクライブ線よりも反耳部側にずらすことで、端部スクライブ線から裏面まで延びる割断線の終点を該端部スクライブ線の真下に近づけることが可能となる。それにより、割断面の形状がいびつになることを抑制することが可能となる。
図1に示すように、本実施形態の割断装置10は、ガラス板11を割断するものであり、図示しない載置台に水平載置されたガラス板11の上方に配置される押さえ治具12と、その押さえ治具12とでガラス板11を上下方向(板厚方向)に挟圧して割断するプッシャ13とを備えている。
図2に示すように、加工対象としてのガラス板11の表面11a(上面)には、予め公知の熱加工レーザ切断装置等によって格子状のスクライブ線(互いに直交する直線状の複数の第1スクライブ線14a及び第2スクライブ線14b)が所定深さで形成され、その各スクライブ線14a,14bに沿ってガラス板11が割断される。なお、ガラス板11の割断の際には、まず、各第1スクライブ線14aに沿って端から順に割断し(図3(a)参照)、その後、各第2スクライブ線14bに沿って端から順に割断する(図3(b)参照)。
次に、板状ガラス物品の製造方法について説明する。本実施形態の板状ガラス物品の製造方法は、割断装置10を用いてガラス板11を各スクライブ線14a,14bに沿って割断することで、板状ガラス物品(製品部16)を成形する割断工程を有し、以下には、その割断工程について図3〜図5に従って説明する。
以下、割断装置10を用いてガラス板11を第1スクライブ線14aに沿って割断する態様を図1、図4及び図5に従って詳述する。なお、図1及び図4では左右方向に並ぶ各第1スクライブ線14aのうち、両端の線を端部スクライブ線14c,14dとし、それら端部スクライブ線14c間に形成された各線を中間スクライブ線14eとしている。
上記の耳部切離工程でガラス板11の端部11cの耳部15を切り離した後、押さえ治具12を上方に移動し、プッシャ13を退避位置まで下降させる。その後、図5(a)に示すように、耳部15が切り離されたガラス板11を前記押出装置にて移動させて、ガラス板11の移動方向前方側の端部11d(上記耳部割断工程によって新たにできた端部)を位置決め部31に当接させる。これにより、ガラス板11が第1スクライブ線14aと直交する板面方向に位置決めされる。このとき、位置決め部31は、プッシャ13との間隔が割断片Cの幅(各第1スクライブ線14aの間隔)に応じた間隔となるように、上記耳部割断工程での配置位置からプッシャ13に対して離間する方向に移動されている。
その後、図5(b)に示すように、第1アンビル部材21を用いて最後に残った端部スクライブ線14dに沿ってガラス板11を割断する。この割断は、前述の第1アンビル部材21を用いた耳部切離工程と略同様の態様であるため、詳細な説明を省略する。この割断によって、短冊状の割断片Cと耳部15とが切り離される。これにて、各第1スクライブ線14aに沿ったガラス板11の割断が完了し、短冊状の各割断片Cが得られる。
ガラス板11において、廃棄される耳部15の幅が製品部16の幅(割断片Cの幅)よりも狭く設定され、それに応じて第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1が、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2よりも狭く構成されている。そして、第1アンビル部材21をガラス板11の耳部15の切り離しに用いることで、その第1アンビル部材21の突起部23bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1に当接しないようにしつつも、端部スクライブ線14cに沿ったガラス板11の割断が可能となっている。また、第2アンビル部材22を製品となる割断片C(詳しくは製品部16を含む割断片C)の切り離しに用いることで、その第2アンビル部材22の各突起部25a,25bがガラス板11の製品部16の有効エリアA1に当接しないようにしつつも、中間スクライブ線14eに沿ったガラス板11の割断が可能となっている。
(1)割断装置10の押さえ治具12は、一対の突起部23a,23bを有する第1アンビル部材21と、一対の突起部25a,25bを有する第2アンビル部材22とを備え、第1アンビル部材21の各突起部23a,23bの間隔D1は、第2アンビル部材22の各突起部25a,25bの間隔D2よりも狭く構成される。そして、ガラス板11の端部(耳部15)の切り離しに第1アンビル部材21を用い、製品となる割断片C(詳しくは製品部16を含む割断片C)の切り離しに第2アンビル部材22を用いる。これにより、廃棄される耳部15の幅を製品部16の幅(割断片Cの幅)よりも狭く設定しても、第1アンビル部材21の一方の突起部23bで中間スクライブ線14e近傍の非有効エリアA2を押さえつつ耳部15を切り離すことが可能となる。そして、廃棄される耳部15を小さく設定できることから歩留まりの向上に寄与することができる。
・上記実施形態では、各アンビル部材21,22は、それらの幅方向(短手方向)に並ぶように配置されたが、これ以外に例えば、長手方向に並ぶように配置してもよい。
・上記実施形態では、ガラス板11を割断する割断装置10に適用したが、ガラス以外のセラミック等の材料からなる脆性板材を割断する割断装置に適用してもよい。
Claims (5)
- 互いに平行な複数の直線状のスクライブ線が形成された板材の表面を押さえ治具の一対の突起部にて前記スクライブ線の1つを跨いで押さえつつ、前記板材を裏面側からプッシャにて押圧して該板材を前記スクライブ線に沿って割断する割断装置であって、
前記押さえ治具は、前記一対の突起部をそれぞれ有する第1アンビル部及び第2アンビル部を備え、前記第1アンビル部の一対の突起部の間隔が、前記第2アンビル部の一対の突起部の間隔よりも狭く構成されていることを特徴とする割断装置。 - 前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、相対的に移動不能に構成され、
前記第1及び第2アンビル部のいずれか一方の各突起部が前記板材の表面に当接する状態で、他方の各突起部が前記板材の表面に対して板厚方向に離間するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の割断装置。 - 前記各アンビル部は、前記一対の突起部の対向方向と直交する方向に延びる長尺状をなし、
前記第1アンビル部と前記第2アンビル部とは、それらの長手方向と直交する幅方向に並ぶように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の割断装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の割断装置を用いた板状物品の製造方法であって、
前記第1アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの端に位置する端部スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材からその端部の耳部を切り離す耳部切離工程と、
前記第2アンビル部の各突起部と前記プッシャとによる挟圧にて前記各スクライブ線のうちの前記端部スクライブ線以外の中間スクライブ線に沿って前記板材を割断することで、前記板材から製品部を切り離す製品部切離工程と
を備えることを特徴とする板状物品の製造方法。 - 前記耳部切離工程において、前記プッシャの押圧位置を前記端部スクライブ線よりも反耳部側にずらすことを特徴とする請求項4に記載の板状物品の製造方法。
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